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JPS6040721B2 - 偏分波器 - Google Patents

偏分波器

Info

Publication number
JPS6040721B2
JPS6040721B2 JP54124260A JP12426079A JPS6040721B2 JP S6040721 B2 JPS6040721 B2 JP S6040721B2 JP 54124260 A JP54124260 A JP 54124260A JP 12426079 A JP12426079 A JP 12426079A JP S6040721 B2 JPS6040721 B2 JP S6040721B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
waveguide
arm
polarization splitter
branch
partial
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP54124260A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5546697A (en
Inventor
エ−ベルハルト・シユ−グラ−フ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Siemens Corp
Original Assignee
Siemens Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Siemens Corp filed Critical Siemens Corp
Publication of JPS5546697A publication Critical patent/JPS5546697A/ja
Publication of JPS6040721B2 publication Critical patent/JPS6040721B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01PWAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
    • H01P1/00Auxiliary devices
    • H01P1/16Auxiliary devices for mode selection, e.g. mode suppression or mode promotion; for mode conversion
    • H01P1/161Auxiliary devices for mode selection, e.g. mode suppression or mode promotion; for mode conversion sustaining two independent orthogonal modes, e.g. orthomode transducer

Landscapes

  • Waveguide Switches, Polarizers, And Phase Shifters (AREA)
  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
  • Surface Acoustic Wave Elements And Circuit Networks Thereof (AREA)
  • Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)
  • Waveguide Aerials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は対称に形成された5アーム分岐(2重分岐)を
有し、該5アーム分岐は、偏分波器の縦軸線に沿って設
けられかつ後続の円形または正方形の横断面の導波管に
接続する第1のアームと、4つの同じように形成された
方形横断面の部分アームとを有し、それらの部分アーム
はそれぞれ相互に90oだけ回転した位魔に設けられか
つ第1のアームとは逆方向に、偏分波器の縦麹線に対し
てそれぞれ同じ角度で分料皮されており、前述の部分ア
ームのうちでそれぞれ2つの対向する位置の部分アーム
は相互に同じような分M皮アーム部分を有し、それぞれ
2つの同じように形成された直列分岐の1つの直列分岐
に接続されており、その場合2重分対皮の対向する部分
アームと直列分岐の部分アームとの間にあるそれぞれ2
つの分料皮アーム部分を、一方で8−伝播部材としてか
つ他方では日−伝播部材として構成し、E−伝播部材を
、それぞれ両側に導波管ペンドを有する方形導波管部分
として構成しかつその導波管ペンドによって両側で反対
方向に、それぞれ導波管の幅の広い側面で屈曲し、また
2つのE−伝播部材を狭い方の側面に関して該偏分波器
の縦軸線に対して頃斜ごせて相互に平行に走行させ、ま
たH−伝播部材を、それぞれ両側に導波管ペンドを有す
る方形導波警部分として形成しかつその導波管ペンドに
よって両端で反対方向に、それぞれ導波管の幅の狭い側
面で屈曲し、E−伝播部材の1つを2つのH−伝播部材
の間で、E−伝播部村とH−伝播部材とに接続された直
列分岐が当該の部分アームを貫通せずに導かれるように
、収容するようにした、高周波装置用偏分波器に関する
ドイツ連邦共和国特許出願公開第2708271号公報
において、主として2つの通過路が殆んど完全に位相を
一致させるように形成されかつ方形導波管径路は縦軸線
に関して平行に設けられていることを特徴とし、それに
よって方形導波管径路の接合面を1平面内に設けること
ができる偏分波器が記載されている。
漏分波器は1つの同一の導波管略で1つの波動形式のう
ちの2つの相互に独立な偏波を1つずつ、例えば円形導
波管内の日,.−波、または正方形導波管の日,。
−波または比.−波を、接続し、かつその都度共通の導
波管路で分離された1つの所定の偏波方向だけに対応す
る接続を形成している。一般に2つの偏波に対して共通
の導波管墓各を、円形または正方形の断面を有する導波
管として構成し、その場合導波管内で同じ波動形式の2
つの偏波はそれぞれ相互に完全に同じ条件で、かつ相互
に完全に滅結合されて存在し、また通常はそれぞれ個々
の偏波の接続断面に、偏波形式および波動形式に関して
明確に定まる管辺比a:b=2:1を有する方形導波管
が接続される。それ故この方形導波管接続体と波動イン
ピーダンスを定める管辺比a:b=1:1を有する円形
または正方形の導波管との間で、それぞれ2つの偏波の
通過路に1:2の波動インピーダンスのステップ状変化
が生ずることによって、反射係数は1/3の大きさにな
る。斯様な波動インピーダンスのステップ状変化がある
ために、障害のある高次の波動形式を阻止するために2
つの偏波をそれぞれ対称に週給合したドイツ連邦共和国
特許出願公開第2708271号公報に記載された偏分
波器においては、この波動インピーダンスのステップ状
変化の部分を4つの個別に多段に形成された方形断面の
導波管変換器で橋絡して反射係数を十分小さくしている
。斯様な変換器は略f。/fu=1.35までの相対的
な幅を有する周波数帯城で反射が非常に少くなる。然る
に全導波管帯城で作動周波数は実際に4′6GH2衛生
無線中継で用いられるように約1.1fKH,。<f<
1.97fKH,。の範囲に拡大されるので、このため
に用いられる適当な変換器の段部の数はかなり増加する
。ここで、fKH,oは日,。波に対する遮断周波数f
Kの意味であり、この遮断周波数fKH,。より低い周
波数では、日,。波が導波管中で非周期的に減衰する。
そして斯様な偏分波器で必要となる、位相の対称性およ
び波動モードの純度を保持するために相互に機械的に正
確に等しく構成すべき4つの段付き変換器の製作費用は
かなりのものになる。第1図はドイツ連邦共和国特許出
願公開第2708271号公報に記載された偏分波器装
置を示す。
先ず第1図の右側の部分に示されかつ対称に構成された
5アーム分岐につき考える。この5アーム分岐は2重分
岐DVと称する。斯様な2重分岐はドイツ連邦共和国特
許公開第2521956号公報による偏分波器の構成部
分としてすでに公知であり、かつ偏分波器装置の縦軸線
に沿って設けられた第1のアーム1と4つの同じように
形成された部分アーム2〜5とを有する。その場合第1
のアームーは円筒形に形成されておりかつ導波管を接続
するために円形または正方形の断面を有する。また部分
アーム2〜5はそれぞれ相互に900だけ回転して設け
られており、かつ第1のアーム1とは逆方向に、それぞ
れ偏分波器装置の縦軸線に対して同じ角度で分岐されて
いる。この場合2重分岐の部分アームは方形の断面を有
し、かつそれぞれ対向して設けられた方形導波管組2お
よび4と、3および5とは完全に対称に形成されている
。第1図においては部分アーム4と5は部分アーム2と
3によって部分的に覆われているが、これはわかり易く
するために自然のままの状態で示したのである。また斯
様な2重分岐DVを、1つの直方体の中心軸に対して所
定の角度で4つの同・じ方形の関口部を設け、その場合
この閉口部は(出力導波管の軸線に一致する)偏分波器
装置の対称軸に関してそれぞれ相互に900だけ回転し
て配置されるように、構成することもできる。それぞれ
相互に対向する位置に設けられた2重分岐の2つの部分
アーム2と4、または3と5は組になって、後で詳しく
説明する部分アーム6と7(第1図で7は見えない)、
または8と9を有する分岐アーム部分を介して、相互に
同じように形成された直列分岐SVに接続されている。
またこの直列分岐はドイツ連邦共和国特許公開第252
1956号公報の偏分波器に供されており公知である。
斯様な単一分岐は第1図の装置において、もとの状態で
は幅の広い側面が連続している2つの方形導波管で形成
されており、それらの方形導波管は分離壁が開始する位
置で対称に離反するように屈曲されている。これによっ
て屈曲個所で、例えばそれぞれ35oの角度に対して約
3%の反射係数を発生する小さな誘導形リアクタンスが
生ずる。然るにこの反射係数は、対応する屈曲個所の小
さな容量によって広帯域で補償可能である。5アーム分
岐の4つの部分アームは組になって、即ちそれぞれ対向
して設けられた部分アーム2,4または3,5が、一方
でE−伝播部材10,11として形成された分岐アーム
部分を介して、他方はH−伝播部材12,13(13は
第1図では見えない)として形成された他の分岐アーム
部分を介して、直列分岐の部分アーム8,9、または6
,7に接続されている。
第1図において上下方向で対向して設けられたE−伝播
部村はそれぞれ両側に導波管ペンド14,14′または
15,15′を有する方形導波管部分から成り、この方
形導波管部分は導波管ペンドによって幅の広い側面が両
側で反対方向に屈曲されている。
2つのE−伝播部材10,11は相互に平行に延在して
おりかつこれらの伝播部材のそれぞれ2つの屈曲部間に
ある直線部分は偏分波器装置の縦軸線に対して額斜して
設けられているので、直列分岐の部分アーム8,9に向
いた伝播部村の端部断面は偏分波器装置の縦軸線に対し
て対称な位置にはなく、縦軸線に対して所定の間隔だけ
上方にずれている。
偏分波器の他方の伝送路に設けられた分岐ア−ム部分は
H−伝播部材12,13として形成されておりかつそれ
ぞれ両側に導波管ペンドを有する方形導波管部分を有す
る。
この方形導波管部分は導波管ペンドによって幅の狭い側
面が両側で反対方向に屈曲されている。それ故偏分波器
は次のように構成される、即ち2つの相互に上下方向に
対向して設けられた方形の、2重分岐の通過断面は上方
にずらされ、かつ水平方向で設けられた導波管絹の断面
は下方にずらされており、それによってずらされた断面
を組にして、相互に貫通することのない2つの同じ直列
分岐でまとめることができるようになるのである。第1
図の装置においてE−伝播部材はそれぞれ2つのE−導
波管ペンド14,14′を有し、それらの導波管ペンド
は所定の間隔を置いて相互に反対の屈曲方向を有するよ
うに接合されているので、入力軸線および出力軸線は平
行であるが通過断面はE−線の方向で相互に間隔VEだ
けずれている。この場合個々のE−屈曲部を、平坦部分
が補償される1つの段部を有する屈曲部として、または
非常に反射を少〈するためには多段に、形成することが
できる。第1図に示したドイツ連邦共和国特許出願公開
第2708271号公報によると装置は2つのE−伝播
部材10,′11の下部に2つの並べて設けられたH−
伝播部村12,13の間の場所を有し、それらのH−伝
播部材によって2重分岐DVの水平方向に設けられた導
波管組2,4は下方にずらされている。
またH−伝播部村は、所定の間隔を有し′て反対の曲げ
方向で接合された2つの導波賀ペンド12a,12bを
有する。それぞれのH−伝播部材の通過断面は藤線に平
行でありかつ横方向磁界の方向で相互にずれている。H
−伝播部材の÷れ以外の部分は前述のE−伝播部材に類
似して形成されている。第1図に示した偏分波器の場合
、2重分岐DVは5つの導波管アーム1〜5の交差部分
に、有効波動範囲でE2,一寄生振動を阻止する分離板
TRが必要で−あるので、製作にはかなりの費用がかか
る。また斯様は位相対称な偏分波器の作動周波数範囲を
一層拡大することが必要な場合は多い。それ故本発明の
課題は、冒頭に述べた形式の偏分波器において一方で製
作費用を僅かにしかつ他方では一層広帯域な特性を有す
る偏分波器を提供することである。本発明によればこの
課題は冒頭に述べた形式の偏分波器において、直列分岐
の部分アームとE−およびH−伝播部材との断面寸法を
少くとも略1:4の管辺比とし、2重分岐の部分アーム
をE−およびH−伝播部材の波動インピーダンスに合致
する波動インピーダンスを有する導波管路によって形成
し、後続の導波管を接続するために設けられた2重分岐
の第1のアームを同軸導波管路として形成し、その導波
管路から後続の導波管への移行部を、同軸導波管路の内
部導体の断面の段部によって、または外部導体の断面の
段部によって、波動インピーダンス変換器として構成し
たことによって解決される。
本発明によって、2重分岐の構造は非常に簡単になり2
重分岐の分離板を省略できるようになると同時に、第1
図の装置で整合のために必要な4つの段付き変換器を偏
分波器の方形導波警部分で省略できかつこれに代わって
2つの偏波に対して同じように作用する段付き変換器を
ただ1つ設けるだけですむようになる。
その場合この段付き変換器は2重分岐に接続された円形
または正方形の導波管で比較的簡単に機械加工的に製作
できる部品として形成されている。更に同軸導波管路変
換器によって、波動インピーダンス変換器を2重分岐の
主リアクタンスに、電気的に最も接近して設けることが
できるようになるので有利である。
それによって波動インピーダンス変換器と2重分岐との
両残反射が重畳されるのを僅かな間隔に留めひいてはそ
れらのベクトル和を広帯域で小さくすることができる。
また本発明による偏分波器は、全体の導波管回路の横断
面寸法を、第1図の偏分波器における2:1の管辺比を
有する導波管アームに比べて4・さくし、ひいては該偏
分波器を縦軸線方向でも短縮できるようになるので、非
常に有利である。管辺比4:1の導波管のE−屈曲部は
管辺比2:1で形成された通常の導波管の場合より良好
かつ広帯域で補償できるので有利である。また2重分岐
の部分アームをリッジ導波管として構成すると有利であ
る。所定の周波数範囲で用いられるリッジ導波管は相対
的に中間リッジの大きさを増すとますます横断面寸法が
小さくなるので、E−a寄生振動の共振空間を一層減少
できるようになる。次に本発明を図示の実施例につき詳
しく説明する。
第2a図と第2b図は本発明による偏分波器を相互に垂
直方向の縦断面で切断して示したものである。
その場合第2a図においてわかり易くするために2つの
H−伝播部材12および13と対応する直列分岐SV2
が省略されており、また第2b図においては2つのE−
伝播部材10および11ならびに対応する直列分岐SV
Iが省略されている。第2a図と第2b図の装置は第1
の直列分岐SVIの部分アーム8および9とそれに接続
されたE−伝播部材10および11との横断面寸法が1
:4の管辺比を有する点が第1図の装置とは異る。また
これは第2の直列分岐SV2の部分アーム6および7と
それに接続されたH−伝播部材12および13とに対し
ても当てはまる。また2重分岐DVの4つのすべての部
分アームは、第2a図において部分アーム3と6がリッ
ジ16をすることからわかるように、リッジ導波管とし
て形成されている。第2a図と第2b図に示した偏分波
器の構成は第1図の装置とは異り、反射の少い分割方法
として図の左側に示した直列分岐SVIとSV2の右側
に継続する方形の導波管部分6〜9が前述の管辺比aT
:bT=4:1を有し、かつそれに接続されたE−伝播
部村10,11ならびにH−伝播部村12,13もこれ
と同じ管辺比を有する。
それによって2重分岐DVの入力側まで局所的な波動抵
抗に関して完全に均一な装置が得られ、その場合比較的
小さくかつそれ故良好に補償できる漂遊IJァクタンス
だけが直列分岐とE−および日一伝播部材に生ずる。ま
た2重分岐のアーム部分2〜5では管辺比a:b=4:
1を有する方形導波管に相応する波動インピーダンスが
保持される。斯様な装置によって先ず2重分岐DVの出
力側で第2a図と第2b図に示した横断面qの部分に、
図の右側に設けられた例えば円形の導波管アームに関す
る係数2だけ小さな波動インピーダンスが生じ、この場
合反射係数はr△Z=1′3となる。このように波動イ
ンピーダンスがステップ状に変化しても、2つの桶波に
対して同じように作用する2重分岐DVに接続された円
形導波管内の変換器によって非常に反射の少い橋絡が行
われるようになる。これについては後で詳しく説明する
。このために後続の導波管17の接続のために設けられ
た2重分岐の第1のアーム18は同軸の導波管路として
構成されており、その導波管路の、後続の導波管17へ
の移行部は、同軸管18の内部導体18′の横断面が段
部を有して変化することによって、波動インピーダンス
変換器として形成されている。
第2a図と第2b図において2重分岐の右側に接続され
た同軸導波管路18で毅部付の内部導体18′,18a
は、同軸の導波管路18の波動インピーダンスが後続の
導波管17への接続断面で後続の導波管17の波動イン
ピーダンスに一致するような直径を有する。日,,−限
界周波数を保持するために、同軸導波管路18の部分で
外部導体の直径を円形導波管17の直形と比べて所定の
値だけ減少している。同軸導波管路から円形または正方
形でも可能な出力導波管への広域帯で反射の少し・移行
部は1つの段部を有する変換器として形成されており、
その場合所要の波動インピーダンスのステップ状変化を
非常に簡単な方法で、内部導体18′だけを、波動を除
去する方式で波動が出力断面で消失するまで階段状に縮
小するか、または同軸導波管路18の外部導体に、付加
的に例えば内部導体18′に対して反対方向の段部を付
けることによって、実現している。また非常に反射の少
し、導波管路変換器において、多数の^/4一段部を用
いることができる。また内部導体および外部導体の外形
を円錐形にすることもできる。内部導体を正確に中心位
置に固定するために、2重分岐の内部でピラミッド形に
形成することができる。一般に第2a図と第2b図に示
した1段の変換器で十分である。
その場合変換器の段部は高い方の周波数帯域でs=^日
。/4を有し、かつ変換器の低い方の周波数帯域におけ
る残存反射は、後で説明する形式の2重容量で補償され
る。これらの2重容量は第2a図と第2b図において部
分容量CIとC2とから成り、これらの容量は高い方の
周波数帯域で略同じ大きさを有しかつ高い方の周波数帯
城で相互に略入日。/4の間隔を有するので、この場合
の作用を無視できる。ここで第1の部分容量CIは変換
器段部の端部で内部導体18′の跳躍的な断面拡大部1
8aによって形成されている。第2の部分容量C2は後
続の導波管17内で継続する比較的4・さな直径の内部
導体17′の断面拡大部17aによって形成されている
。2つの部分容量の電気的な間隔は低い方の周波数部分
で入日u/4より非常に小さいので、2つの部分容量の
間の個所で所定の容量が保持される。
その場合2つの機械的に結合された部分容量を、低い方
の周波数部分で1段の波動インピーダンス変換器の補償
のために最適な位置に設けかつ高い方の周波数部分に対
しては波動インピーダンスの整合が据われないようにす
ることができる。第2a図と第2b図からわかるように
、同軸導波管路の円形の内部導体と外部導体とに微調整
のために、並列容量として作用する付加的な拡大部を設
けるかまたは直列ィンダクタンスとして作用する切欠部
を設けることができる。aT:bT=4:1の管辺比の
方形の部分導波管断面を有する2重分岐DVにおいて、
E2,一寄生振動は2:1の管辺比を有する第1図の装
置の部分アームの場合より高い周波数で生ずるので有利
である。
それはその場合横断面寸法を減少すると、2重分岐の切
断部分でE幻−共振空間も4・さくなるからである。ま
た同軸導波管路18の内部導体の内部空間に波動形式を
選択する結合装置、例えば最も簡単な場合Eo,一ゾン
デを設けることができるので有利である。同軸導波管路
で内部導体を設け、更に外部導体の直径を減少したこと
とによって、付加的にE2,−寄生振動は高くなる。
それはその場合E2,一波モードに対しては導波管の鞠
線上で磁界エネルギーがかなり押しのけられるので、導
波管路変換器内のE2,一限界周波数が増加することに
よってその変換器で形成されるEa−共振空間も更に短
縮されるからである。2重分岐のそれぞれ2つの隣接す
る部分導波管に接続される側方の開口部は切断部分でE
2,一共振器の長さを定めるので、2重分沖皮を更に幾
何学的に短縮する場合は、リツジ導波管の鞠線に近い2
つの稜縁部を、短縮しない場合の穣縁部に比べて大きな
曲率半径で形成するようにする。
これは2重分岐とE−およびH−伝播部材との接続横断
面を示す第3図から明らかである。第3図において鮫線
から遠い穣緑部の曲率半径をraで示しかつ軸線に近い
外側の稜縁部の曲率半径をriで示す。前述のEa−寄
生振動を高める方法によって、2重分岐の分離板を省略
した際E2,一寄生振動自体は所望される最高の周波数
艮0ちB−およびH−伝播部材のQo−限界周波数で、
常にこの最大の作動周波数をかなり上回る値を有するの
で、寄生振動による障害の発生はなくなる。
本発明において、外形が板状に形成された分離板を必要
としない2重分岐が用いられ、かつ2重分岐をフラィス
削り部村として1回の取付けで安価に製作することがで
きる。
本発明において2重分岐のリツジ導波管はEおよびH−
伝播部材と略同じ日.o−限界周波数を有するように構
成されている。
リッジ導波管は波動ィンピ−ダンスに関して3.70日
2〜6.42離日Zのすべての周波数範囲でE−および
H−伝播部材に整合されている。この場合第3図からも
わかるように相互に寄合わせられる導波管の横断面の移
行部を非常に簡単な方法で相互に接合することができる
。発明において第2a図のE−伝播部村10および11
の縦軸線に沿って右側に設けられたE−屈曲部を補償す
るために、それぞれ2重分岐の導波賀リッジの上部に突
出した突起10′または11の形の小さな並列容量を設
けている。
これと同じことはH−伝播部材への接続横断面に対して
も当てはまる。第3図に示されているような伝播部材か
ら2重分岐のリッジ導波管への移行位置に不連続性があ
っても、波動インピーダンスの均一性は保持されたまま
である。2重分岐の切断部分においては、リッジ16の
高さはリッジ導波管として形成された2重分岐の部分ア
ームのE−および日−伝播部材に向いた側面と、導波管
路18に向いた側面との間で連続的に減少する。
それによって2重分岐のそれぞれ2つの隣接するりッジ
導波管の側部切断関口で幅の広い側が相互に離されたり
ッジ導波は、波動インピーダンスが補償されるようにな
る。第2a図と第2b図に示すように、H−伝播部材と
E−伝播部村とを直線の導波管部分とする代りに、それ
ぞれ反対側の屈曲端部間でS字形に湾曲された導波管部
分で形成すると、付加的に分波器を短縮することができ
る。
この場合これらの円弧状導波管の曲率半径を、障害のあ
る反射が生じないように選択する。この場合位相幾何学
的な観点から、第2a図と第2b図の縦断面図でその内
部を波動が通過して伝播するのに必要な横方向のずれv
EおよびvHを偏分波器の縦軸線に対して略1/3にす
ると、殆んど反射を増加しないでおくことができる。こ
のことは、E−およびH−伝播部村に生ずる反射波の位
相が対称でないので非常に重要である。それ故伝播部材
としてS字形に湾曲された導波管を用いると直線の導波
管を用いた場合に比べて、偏分波器の位相対称性を更に
改善することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はドイツ連邦共和国特許出願公開第27雌271
号公報に記載された偏分波器を示す斜視略図、第2a図
と第2b図は本発明による偏分波器を2つの相互に直交
する縦断面で切断して示す断面略図、第3図は第2a図
と第2b図の2重分岐の接続断面を示す略線図である。 DV・・・・・・2重分岐、SV,SV1,SV2・・
・・・・直列分岐、CI,C2・・・・・・部分容量、
2〜5・・・・・・2重分岐の部分アーム、6〜9・・
・・・・直列分岐の部分アーム、10,11・…・・E
−伝播部村、12,13・・・・・・H−伝播部材、1
2a,12b,14,14′,15,15′・…・・導
波管ペンド、TR・・・・・・分離板、16・・・・・
・リッジ、17・・・・・・導波管、18・・・…導波
管路、17′,18′・・・・・・内部導体。 Fi9.1FIG.2o FIG.2b FIG3

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 対称に形成された5アーム分岐(2重分岐)を有し
    、前記5アーム分岐は偏分波器の縦軸線に沿つて設けら
    れかつ後続の円形または正方形の横断面の導波管に接続
    する第1のアームと、4つの同じように形成された方形
    横断面の部分アームとを有し、前記部分アームはそれぞ
    れ相互に90°だけ回転した位置に設けられかつ前記第
    1のアームとは逆方向で偏分波器の縦軸線に対してそれ
    ぞれ同じ角度で導かれており、前記部分アームのうちで
    それぞれ2つの対向する位置の部分アームは相互に同じ
    ような分岐アーム部分を介して、それぞれ2つの同じよ
    うに形成された直列分岐のうち1つの直列分岐に接続さ
    れており、その場合2重分岐の対向する部分アームと直
    列分岐の部分アームとの間にあるそれぞれ2つの分岐ア
    ーム部分を、一方でE−伝播部材としてかつ他方ではH
    −伝播部材として構成し、E−伝播部材を、それぞれ両
    側に導波管ベンドを有する方形導波管部分として構成し
    かつ前記導波管ベンドによつて両側で反対方向に、それ
    ぞれ導波管の幅の広い側面で屈曲し、また2つのE−伝
    播部材を狭い方の側面に関して該偏分波器の縦軸線に対
    して傾斜させて相互に平行に走行させ、またH−伝播部
    材を、それぞれ両側に導波管ベンドを有する方形導波管
    部分として形成しかつ前記導波管ベンドによつて両側で
    反対方向に、それぞれ導波管の幅の狭い側面で屈曲し、
    E−伝播部材の1つを2つのH−伝播部材の間で、E−
    伝播部材とH−伝播部材とに接続された直列分岐が当該
    の部分アームを貫通せずに導かれるように、収容するよ
    うにした、高周波装置用偏分波器において、直列分岐S
    V1,SV2の部分アーム6〜9とE−およびびH−伝
    播部材10〜13との横断面寸法は少くとも略1:4の
    管辺比を有し、前記2重分岐の部分アーム2〜5をE−
    およびH−伝播部材の波動インピーダンスに合致する波
    動インピーダンスを有する導波管路によつて形成し、後
    続の導波管17を接続するために設けられた2重分岐D
    Vの第1のアーム18を同軸導波管路として形成し、前
    記導波管路から後続の導波管17への移行部を、同軸導
    波管路の内部導体18′の横断面の段部によつて、また
    は外部導体の横断面の段部によつて、波動インピーダン
    ス変換器として形成したことを特徴とする偏分波器。 2 2重分岐の部分アーム2〜5をリツジ導波管として
    形成した特許請求の範囲第1項記載の偏分波器。 3 2つの周波数範囲のうちの低い方の周波数範囲にお
    いて同軸導波管路18の残反射は、第1の回転対称な環
    状壁形の内部導体拡大部18aによつて与えられる部分
    容量C1を、前記第1の拡大部18aから約λ_H_O
    /4の間隔を置いて設けられた第2の回転対称な環状壁
    形の内部導体拡大部17aの部分容量C2によつて補う
    ことによつて補償される特許請求の範囲第1項記載の偏
    分波器。 4 同軸導波管路18の外部導体は内部導体18′に対
    して反対方向の段部を有する特許請求の範囲第1項記載
    の偏分波器。 5 同軸導波管路18の内部導体または外部導体は円錐
    形の形状を有する特許請求の範囲第1項記載の偏分波器
    。 6 同軸導波管路18の内部導体または外部導体は付加
    的に回転対称に設けられた環状壁形の拡大部18aを有
    する特許請求の範囲第1項記載の偏分波器。 7 同軸導波管路18の内部導体18′または後続の導
    波管17の内部導体17′,17aは波動形式を選択す
    る結合装置を有する特許請求の範囲第1項記載の偏分波
    器。 8 2重分岐DVのリツジ導波管として形成された部分
    アーム2〜5のリツジ16は軸線に近い導波管壁面に設
    けられており、2つの軸線に近い稜縁部はこれ以外のリ
    ツジ導波管の稜縁部に比べて大きな曲率半径r_iを有
    する特許請求の範囲第2項記載の偏分波器。 9 2重分岐DVの部分アーム2〜5の、E−およびH
    −伝播部材10〜13に向いた側面と同軸導波管路18
    に向いた側面との間で、リツジ16の高さを連続的に減
    少するようにした特許請求の範囲第8項記載の偏分波器
    。 10 リツジ導波管と同軸導波管路の個々の部分とE−
    およびH−伝播部材とのH_1_0−限界周波数が略一
    致するようにした特許請求の範囲第8項記載の偏分波器
    。 11 EおよびH−伝播部材10〜13はそれぞれ対向
    した屈曲端部の間でS字形に湾曲された管路部分として
    形成されている特許請求の範囲第1項記載の偏分波器。
JP54124260A 1978-09-29 1979-09-28 偏分波器 Expired JPS6040721B2 (ja)

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GB (1) GB2032192B (ja)
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NL7907261A (nl) 1980-04-01
GB2032192B (en) 1982-12-01
IT7925869A0 (it) 1979-09-20
JPS5546697A (en) 1980-04-01
IT1123248B (it) 1986-04-30
GB2032192A (en) 1980-04-30
DE2842576A1 (de) 1980-04-10
FR2437704A1 (fr) 1980-04-25
SE7907941L (sv) 1980-03-30
DE2842576C2 (de) 1984-03-29

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