JPS6037716Y2 - 記録再生装置 - Google Patents
記録再生装置Info
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- JPS6037716Y2 JPS6037716Y2 JP523380U JP523380U JPS6037716Y2 JP S6037716 Y2 JPS6037716 Y2 JP S6037716Y2 JP 523380 U JP523380 U JP 523380U JP 523380 U JP523380 U JP 523380U JP S6037716 Y2 JPS6037716 Y2 JP S6037716Y2
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- Japan
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- flywheel
- recess
- capstan shaft
- low floor
- board
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案はテープレコーダ等の記録再生装置に関し、特に
、超薄型の記録再生装置に適用して最適なものである。
、超薄型の記録再生装置に適用して最適なものである。
第1図は従来の携帯用の超薄型テープレコーダを示すも
のであって、テープカセット収納部の上面に取付けられ
る化粧板1には、コンパクトテープカセット2のキャプ
スタン軸挿入用孔3及びカセットガイドピン挿入用孔4
が設けられたほぼ台形状を戊す膨出部2aに対応するよ
うに、化粧板1の基準面より下方に折曲げ加工された低
床部1aが一体的に設けられている。
のであって、テープカセット収納部の上面に取付けられ
る化粧板1には、コンパクトテープカセット2のキャプ
スタン軸挿入用孔3及びカセットガイドピン挿入用孔4
が設けられたほぼ台形状を戊す膨出部2aに対応するよ
うに、化粧板1の基準面より下方に折曲げ加工された低
床部1aが一体的に設けられている。
そしてフライホイール5に一体的に取付けられたキャプ
スタン軸6を回転自在に軸支する軸受7及びカセットガ
イドピン8がそれぞれ固着された取付基板9が前記化粧
板1の下方に配置されている。
スタン軸6を回転自在に軸支する軸受7及びカセットガ
イドピン8がそれぞれ固着された取付基板9が前記化粧
板1の下方に配置されている。
またキャプスタン軸6の下端はスラスト板80に取付け
られたスラスト調整用ネジ81によってスラスト受けさ
れている。
られたスラスト調整用ネジ81によってスラスト受けさ
れている。
なおフライホイール5の周面5aにはキャプスタン軸駆
動用ベルトが掛渡されると共に、REW用アイドラ82
が前記周面5aの一部に圧着するように構成されている
。
動用ベルトが掛渡されると共に、REW用アイドラ82
が前記周面5aの一部に圧着するように構成されている
。
しかしながら上述の如きテープレコーダでは、テープカ
セット2の膨出部2aを挿入する為の化粧板1の低床部
1aと、取付板9との間に化粧板1の基準面に対する低
床部1aの段差1だけの隙間を必らず設けなければなら
ない。
セット2の膨出部2aを挿入する為の化粧板1の低床部
1aと、取付板9との間に化粧板1の基準面に対する低
床部1aの段差1だけの隙間を必らず設けなければなら
ない。
この為例えば携帯用薄型テープレコーダにおいてはその
前記段差1に相当する隙間がテープレコーダ全体の厚さ
に可成り大きく影響を与えるほどの厚みなので、前記段
差1の存在がテープレコーダの超薄型化に大きな障害と
なっていた。
前記段差1に相当する隙間がテープレコーダ全体の厚さ
に可成り大きく影響を与えるほどの厚みなので、前記段
差1の存在がテープレコーダの超薄型化に大きな障害と
なっていた。
本考案は上述の如き問題点を解決するために考案された
ものであって、基板に設けられた低床部をフライホイー
ルの上面に設けられた凹部内に挿入し、この基板の基準
面と低床部との間に設けられた凹所にテープカセットの
膨出部を挿入するように構成することによって、超薄型
のテープレコーダを提供しようとするものである。
ものであって、基板に設けられた低床部をフライホイー
ルの上面に設けられた凹部内に挿入し、この基板の基準
面と低床部との間に設けられた凹所にテープカセットの
膨出部を挿入するように構成することによって、超薄型
のテープレコーダを提供しようとするものである。
以下本考案を携帯用の超薄型テープレコーダにおけるキ
ャプスタン軸のスラスト受は装置に適用した一実施例に
付き第2図〜第8図を参照して説明する。
ャプスタン軸のスラスト受は装置に適用した一実施例に
付き第2図〜第8図を参照して説明する。
第2図において、10はメカ基板、11はフライホイー
ル、12はこのフライホイール11の中心に嵌合固着さ
れたキャプスタン軸(フライホイール軸)、14はカセ
ットガイドピン15、キャプスタン軸駆動用モータ16
及びピンチローラ(図示せず)等を取付ける取付基板、
18は化粧板、19はコンパクトテープカセット、20
はキャビネット用パネルである。
ル、12はこのフライホイール11の中心に嵌合固着さ
れたキャプスタン軸(フライホイール軸)、14はカセ
ットガイドピン15、キャプスタン軸駆動用モータ16
及びピンチローラ(図示せず)等を取付ける取付基板、
18は化粧板、19はコンパクトテープカセット、20
はキャビネット用パネルである。
第2図及び第3図から明らかなように、メカ基板10に
は前記フライホイール11をその内部に収納し得る円形
の開口22が設けられ、この間口22の直径上を覆うよ
うに支持板23が架設され、この支持板23の両端部が
メカ基板10の下面にネジ止めされている。
は前記フライホイール11をその内部に収納し得る円形
の開口22が設けられ、この間口22の直径上を覆うよ
うに支持板23が架設され、この支持板23の両端部が
メカ基板10の下面にネジ止めされている。
また前記支持板23には、そのほぼ中央部分に長手状の
開口24が設けられている。
開口24が設けられている。
そして支持板23の長手方向の一端面に板バネ26の一
端が固着され、この板バネ26の他端側か前記開口24
内においてその直径方向に自由端として延び、前記開口
22内に延出している。
端が固着され、この板バネ26の他端側か前記開口24
内においてその直径方向に自由端として延び、前記開口
22内に延出している。
即ち、板バネ26の一端はピン27によって加締め止め
されかつその先端に設けられた屈曲片28が支持板23
の孔29内に差し込まれており、これによって板バネ2
6が支持板23に対してその長手方向及びピン27を中
心とする回転方向へのガタッキが確実に防止されている
。
されかつその先端に設けられた屈曲片28が支持板23
の孔29内に差し込まれており、これによって板バネ2
6が支持板23に対してその長手方向及びピン27を中
心とする回転方向へのガタッキが確実に防止されている
。
また第3図に示すように、板バネ26の他端側には巾広
に形成されたスラスト受は部26aが一体成形されてい
る。
に形成されたスラスト受は部26aが一体成形されてい
る。
そして板バネ26にはこのスラスト受は部26aと、ピ
ン27により固着された端部との間のほぼ中央部に貫通
孔31が設けられている。
ン27により固着された端部との間のほぼ中央部に貫通
孔31が設けられている。
一方、板バネ26が取付けられた支持板23には前記貫
通孔31に対応してネジ受は部32が一体成形されてお
り、かつこのネジ受は部32には前記貫通孔31に対応
するネジ穴33が設けられている。
通孔31に対応してネジ受は部32が一体成形されてお
り、かつこのネジ受は部32には前記貫通孔31に対応
するネジ穴33が設けられている。
また支持板23のネジ受は部32と板バネ26との間に
は貫通孔31及びネジ穴33を介して一本のスラスト調
整用ネジ34が取付けられている。
は貫通孔31及びネジ穴33を介して一本のスラスト調
整用ネジ34が取付けられている。
なおこの場合、板バネ26はその弾性によりピン27を
中心として第2図において反時計方向に常時附勢されて
おり、この板バネ26の回動は前記ネジ34により阻止
されている。
中心として第2図において反時計方向に常時附勢されて
おり、この板バネ26の回動は前記ネジ34により阻止
されている。
なお第2図において、35は板バネ26が下方への不測
の衝撃を受けた場合にこの板バネ26の他端を支えるた
めのストッパーである。
の衝撃を受けた場合にこの板バネ26の他端を支えるた
めのストッパーである。
次にフライホイール11及びキャプスタン軸12に付き
述べると、先ずフライホイール11の上面には外周部に
ベル)溝36aを有する円環状のプーリー36が一体成
形されている。
述べると、先ずフライホイール11の上面には外周部に
ベル)溝36aを有する円環状のプーリー36が一体成
形されている。
そして第2図及び第4図に示すようにこのプーリー36
によってその内側に凹部37が形成されており、さらに
この凹部37内においてフライホイール11の中央部分
には円錐台形状の凹部38が設けられている。
によってその内側に凹部37が形成されており、さらに
この凹部37内においてフライホイール11の中央部分
には円錐台形状の凹部38が設けられている。
このフライホイール11の下面にはほぼ円環状に肉取り
された凹部39が設けられており、その中央部分には円
錐台形状の凸部40が形成されている。
された凹部39が設けられており、その中央部分には円
錐台形状の凸部40が形成されている。
そして第3図に示す如く、REW用アイドラ41がフラ
イホイール11の周面11aに圧着されるように構成さ
れている。
イホイール11の周面11aに圧着されるように構成さ
れている。
一方、キャプスタン軸12の下端は、既述の如く支持板
23を介してメカ基板10に取付けられた板バネ26の
スラスト受は部26a上に載置されてスラスト受けされ
ている。
23を介してメカ基板10に取付けられた板バネ26の
スラスト受は部26a上に載置されてスラスト受けされ
ている。
またフライホイール11の上面側のキャプスタン軸12
は取付基板14に嵌合固着された軸受45内のブシュ4
6を介して軸受けされている。
は取付基板14に嵌合固着された軸受45内のブシュ4
6を介して軸受けされている。
そして第2図に明示するように、前記ブシュ46の下端
部はフライホイール11の凹部38内に入り込んだ状態
にて、キャプスタン軸12に取付けられたリング47を
介してフライホイール11の凹部38の上面に係合して
いる。
部はフライホイール11の凹部38内に入り込んだ状態
にて、キャプスタン軸12に取付けられたリング47を
介してフライホイール11の凹部38の上面に係合して
いる。
なおここで前記取付基板14に付き詳述すると、第2図
及び第4図に示すように、コンパクトテープカセット1
9のキャプスタン軸挿入用孔55及びカセットガイドピ
ン挿入用孔56が設けられたほぼ台形状を戒す膨出部1
9aに対応する段差を有しかつほぼ垂直状を威す段部4
9がこの取付基板14に設けられている。
及び第4図に示すように、コンパクトテープカセット1
9のキャプスタン軸挿入用孔55及びカセットガイドピ
ン挿入用孔56が設けられたほぼ台形状を戒す膨出部1
9aに対応する段差を有しかつほぼ垂直状を威す段部4
9がこの取付基板14に設けられている。
また第3図及び第4図に示すようにこの段部49を介し
て前記取付基板14の基準面よりも低い位置にほぼ円板
状を威す低床部14aが取付基板14に一体的に折曲げ
加工にて設けられ、この低床部14aがフライホイール
11のプーリー36部分に設けられた凹部37内に挿入
配置されている。
て前記取付基板14の基準面よりも低い位置にほぼ円板
状を威す低床部14aが取付基板14に一体的に折曲げ
加工にて設けられ、この低床部14aがフライホイール
11のプーリー36部分に設けられた凹部37内に挿入
配置されている。
そしてこの低床部14aには既述の如くそのほぼ中央部
に前記軸受45が嵌合固着されてキャプスタン軸12が
垂直状に取付けられ、かつこの低床部14aの一端部の
所定位置にカセットガイドピン15が垂直状に固着され
ている。
に前記軸受45が嵌合固着されてキャプスタン軸12が
垂直状に取付けられ、かつこの低床部14aの一端部の
所定位置にカセットガイドピン15が垂直状に固着され
ている。
また基準面を威す取付基板14部分にはキャプスタン軸
駆動用モータ16、ピンチローラ(図示せず)等が固着
され、このモータ16の駆動力はモータ16のプーリー
52とフライホイール11のプーリー36との間に掛は
渡されたベルト53を介して伝達されるようになってい
る。
駆動用モータ16、ピンチローラ(図示せず)等が固着
され、このモータ16の駆動力はモータ16のプーリー
52とフライホイール11のプーリー36との間に掛は
渡されたベルト53を介して伝達されるようになってい
る。
また取付基板14の上部には化粧板18が取付けられて
いる。
いる。
即ち第5図に示すように、この化粧板18には所定位置
に一対のリール軸挿入用孔58.59が設けられると共
に、その前方側にはコンパクトテープカセット19の膨
出部19aに対応する形状に構成されかつ化粧板18の
基準面よりも低く威された低床部18aが一体成形され
ている。
に一対のリール軸挿入用孔58.59が設けられると共
に、その前方側にはコンパクトテープカセット19の膨
出部19aに対応する形状に構成されかつ化粧板18の
基準面よりも低く威された低床部18aが一体成形され
ている。
さらにこの低床部18aの前方側端部には所定位置にほ
ぼU字状を威す3つの切欠き62〜64が設けられてい
る。
ぼU字状を威す3つの切欠き62〜64が設けられてい
る。
そして第2図及び第6図に示すように、化粧板18の低
床部18aは前記取付基板14の基準面と低床部14a
との間に形成された凹所65内に挿入配置されると共に
、化粧板18のU字状切欠き62〜64内に左右一対の
カセットガイドピン66.15及びキャプスタン軸12
の軸受15の頭部が次の如く配置されるようになってい
る。
床部18aは前記取付基板14の基準面と低床部14a
との間に形成された凹所65内に挿入配置されると共に
、化粧板18のU字状切欠き62〜64内に左右一対の
カセットガイドピン66.15及びキャプスタン軸12
の軸受15の頭部が次の如く配置されるようになってい
る。
即ち第6図及び第7図から明らかなように、カセットガ
イドピン66はメカ基板10の所定位置に固着され、こ
のピン66には前記化粧板18の切欠き62に対応する
溝部68が設けられている。
イドピン66はメカ基板10の所定位置に固着され、こ
のピン66には前記化粧板18の切欠き62に対応する
溝部68が設けられている。
この溝部68の直径は切欠き62の巾に等しく構成され
、溝部68の上下フランジ間の巾は化粧板18の低床部
18aの厚さに等しく構成されている。
、溝部68の上下フランジ間の巾は化粧板18の低床部
18aの厚さに等しく構成されている。
また他方のカセットガイドピン15には、第2図及び第
7図に示すようにフランジ部69が設けられ、このフラ
ンジ部69と前記低床部14aとの間に前記切欠き63
に対応する溝部70が上述の溝部62と同様に形成され
ている。
7図に示すようにフランジ部69が設けられ、このフラ
ンジ部69と前記低床部14aとの間に前記切欠き63
に対応する溝部70が上述の溝部62と同様に形成され
ている。
従つて化粧板18が第7図の如く取付けられた場合、U
字状の切欠き62.63の周縁部がカセットガイドピン
66.15の溝部68.70内に係合し、これによって
、化粧板18の低床部18a側の端部が第7図において
上下方向にガタつかないようになっている。
字状の切欠き62.63の周縁部がカセットガイドピン
66.15の溝部68.70内に係合し、これによって
、化粧板18の低床部18a側の端部が第7図において
上下方向にガタつかないようになっている。
そして化粧板18はこの状態で第6図及び第7図に示す
ように化粧板18の後方側の2隅において止ネジ71,
72によりメカ基板10に固着されている。
ように化粧板18の後方側の2隅において止ネジ71,
72によりメカ基板10に固着されている。
この結果、化粧板18は前記2本の止ネジ71.72に
よる位置決めに加えて、化粧板18の切欠き62.63
と前記溝部68.70の小径部との密着係合により所定
位置に取付けられる。
よる位置決めに加えて、化粧板18の切欠き62.63
と前記溝部68.70の小径部との密着係合により所定
位置に取付けられる。
なお前記切欠き62,63の形状は第8図に示すように
、ダルマ穴の如く構成してもよい。
、ダルマ穴の如く構成してもよい。
次にこのように構成したスラスト受は装置のスラスト調
整操作に付き述べる。
整操作に付き述べる。
先ずスラスト受けを強くしたい場合には、板バネ26を
その弾性力に抗して支持板23のネジ受は部32側に附
勢するようにスラスト調整用ネジ34をドライバー等で
回動する。
その弾性力に抗して支持板23のネジ受は部32側に附
勢するようにスラスト調整用ネジ34をドライバー等で
回動する。
この結果、既述の如く前記ネジ34の取付位置はピン2
7による固定部とスラスト受は部26aとの間のほぼ中
央なので、このスラスト受は部26aはネジ34による
板バネ26の実質的な移動量のほぼ2倍の移動量だけ移
動するように附勢されることになる。
7による固定部とスラスト受は部26aとの間のほぼ中
央なので、このスラスト受は部26aはネジ34による
板バネ26の実質的な移動量のほぼ2倍の移動量だけ移
動するように附勢されることになる。
これによって、キャプスタン軸12及びフライホイール
11が第2図において上方に附勢され、この際の附勢力
に応じてフライホイール11がリング47及びブシュ4
6を介して軸受45に押しつけられ、所望のスラスト調
整が行なわれる。
11が第2図において上方に附勢され、この際の附勢力
に応じてフライホイール11がリング47及びブシュ4
6を介して軸受45に押しつけられ、所望のスラスト調
整が行なわれる。
なおこの際、ネジ34の一端がネジ受は部32から突出
シてもこの突出部分はフライホイール11の凹部39内
にある為、フライホイール11はこの凹部39によって
前記ネジ34の突出部分及び支持板23のネジ受は部3
2に対して逃げ得るようになっている。
シてもこの突出部分はフライホイール11の凹部39内
にある為、フライホイール11はこの凹部39によって
前記ネジ34の突出部分及び支持板23のネジ受は部3
2に対して逃げ得るようになっている。
またスラスト受けを弱くしたい場合には、ネジ34を上
述の場合とは反対の方向へ回動して、その際の板バネ2
6をその弾性力により支持板23のネジ受は部32から
相対的に遠ざけるようにすればよい。
述の場合とは反対の方向へ回動して、その際の板バネ2
6をその弾性力により支持板23のネジ受は部32から
相対的に遠ざけるようにすればよい。
このように構成したキャプスタン軸スラスト受は装置に
よれば、フライホイール11をプーリー36及びREW
用アイドラ圧着周面11aを具備する二段構成としてそ
の実質的な厚さを従来と同様に比較的厚く構成しても、
フライホイール11をメカ基板10の開口22内に挿入
配置すると共にスラスト調整用ネジ34の一端部分及び
支持板23のネジ受は部32をフライホイール11の凹
部内に配置したことにより、その分だけの厚さをフライ
ホイール11の厚さの中に吸収できるので、装置をより
薄型に構成することができ、ひいてはテープレコーダの
超薄型化が可能になる。
よれば、フライホイール11をプーリー36及びREW
用アイドラ圧着周面11aを具備する二段構成としてそ
の実質的な厚さを従来と同様に比較的厚く構成しても、
フライホイール11をメカ基板10の開口22内に挿入
配置すると共にスラスト調整用ネジ34の一端部分及び
支持板23のネジ受は部32をフライホイール11の凹
部内に配置したことにより、その分だけの厚さをフライ
ホイール11の厚さの中に吸収できるので、装置をより
薄型に構成することができ、ひいてはテープレコーダの
超薄型化が可能になる。
また板バネ26の固定端とスラスト受は部26aとの間
に設けられたスラスト調整用ネジ34によってスラスト
調整を行なうようにしているので、このネジ34の僅か
な回動(換言すれば、その軸心方向の移動量)によって
広範囲に亘るスラスト調整を行なうことができる。
に設けられたスラスト調整用ネジ34によってスラスト
調整を行なうようにしているので、このネジ34の僅か
な回動(換言すれば、その軸心方向の移動量)によって
広範囲に亘るスラスト調整を行なうことができる。
即ちネジ34の移動量を板バネ26にて増幅したスラス
ト調整を行なえる。
ト調整を行なえる。
なお、フライホイール11の内側に凹部39を設けたの
で、フライホイール11の慣性に悪影響を及ぼす心配は
全くなく、かつフライホイール11の周面11aを有効
に利用してベルト装着部及びREW用アイドラ41の圧
着部を充分に設けることができる。
で、フライホイール11の慣性に悪影響を及ぼす心配は
全くなく、かつフライホイール11の周面11aを有効
に利用してベルト装着部及びREW用アイドラ41の圧
着部を充分に設けることができる。
以上本考案を一実施例につき説明したが、本考案はこの
実施例に限定されるものではなく、本考案の技術的思想
に基いて更に変形が可能である。
実施例に限定されるものではなく、本考案の技術的思想
に基いて更に変形が可能である。
以上の如く本考案は、基板に低床部を設けてこの低床部
をフライホイールの上面でかつその内側に設けられた凹
部内に挿入すると共に、基板の基準面と低床部との間に
設けられた凹所にテープカセットの膨出部を挿入−これ
によってフライホイールの厚さ方向のスペースを有効的
に利用するようにしたものであるから、前記フライホイ
ールの凹部内に前記低床部を挿入した(沈み込ませた)
分だけ装置の薄型化を図ることができる。
をフライホイールの上面でかつその内側に設けられた凹
部内に挿入すると共に、基板の基準面と低床部との間に
設けられた凹所にテープカセットの膨出部を挿入−これ
によってフライホイールの厚さ方向のスペースを有効的
に利用するようにしたものであるから、前記フライホイ
ールの凹部内に前記低床部を挿入した(沈み込ませた)
分だけ装置の薄型化を図ることができる。
特に、本考案を携帯用小型テープレコーダに適用すれば
、装置の薄型化に有益である。
、装置の薄型化に有益である。
また前記凹部はフライホイールの内側(中心側)に設け
たので、このフライホイールの慣性に悪影響を及ぼす心
配は全くなく、かつフライホイールの周面を有効に利用
してベルト装着部及びアイドラ圧着面を充分に設けるこ
とができる。
たので、このフライホイールの慣性に悪影響を及ぼす心
配は全くなく、かつフライホイールの周面を有効に利用
してベルト装着部及びアイドラ圧着面を充分に設けるこ
とができる。
またキャプスタン軸とカセットガイドピンとを前記低床
部に取付けたことにより、装置の組立時においてこれら
の間隔に組立誤差が生じることがなく、これらの相対位
置を極めて精度良く定めることができる。
部に取付けたことにより、装置の組立時においてこれら
の間隔に組立誤差が生じることがなく、これらの相対位
置を極めて精度良く定めることができる。
第1図は従来のテープレコーダにおける要部の縦断面図
、第2図〜第8図は本考案をテープレコーダに適用した
一実施例を示すものであって、第2図は装置の縦断面図
、第3図は装置の構成を説明するための分解斜視図、第
4図は化粧板を取り除いた状態での要部の斜視図、第5
図は化粧板の斜視図、第6図は化粧板を装置に取付けた
状態を示す平面図、第7図は第6図の■−■線断面図、
第8図は化粧板の変形例を示す斜視図である。 なお図面に用いられている符号において、12・・・・
・・キャプスタン軸、14・・・・・・取付基板、14
a・・・・・・低床部、15・・・・・・カセットガイ
ドピン、19・・・・・・コンパクトカセット、19a
・・・・・・膨出部、37・・・・・・凹部、55・・
・・・・キャプスタン挿入用孔、56・・・・・・カセ
ットガイドピン挿入用孔、65・・・・・・凹所、であ
る。
、第2図〜第8図は本考案をテープレコーダに適用した
一実施例を示すものであって、第2図は装置の縦断面図
、第3図は装置の構成を説明するための分解斜視図、第
4図は化粧板を取り除いた状態での要部の斜視図、第5
図は化粧板の斜視図、第6図は化粧板を装置に取付けた
状態を示す平面図、第7図は第6図の■−■線断面図、
第8図は化粧板の変形例を示す斜視図である。 なお図面に用いられている符号において、12・・・・
・・キャプスタン軸、14・・・・・・取付基板、14
a・・・・・・低床部、15・・・・・・カセットガイ
ドピン、19・・・・・・コンパクトカセット、19a
・・・・・・膨出部、37・・・・・・凹部、55・・
・・・・キャプスタン挿入用孔、56・・・・・・カセ
ットガイドピン挿入用孔、65・・・・・・凹所、であ
る。
Claims (1)
- 基板と一体でその基板の基準面より下方に折曲げられた
低床部を設けて前記基板の基準面と前記低床部との間に
凹所を設け、前記低床部にキャプスタン軸とカセットガ
イドピンとをそれぞれ垂直状に取付け、前記キャプスタ
ン軸の下端に取付けられたフライホイールの上面でかつ
その内側に凹部を設けて前記低床部を前記凹部内に挿入
し、前記キャプスタン軸及び前記カセットガイドピンへ
のテープカセットの挿入により、そのテープカセットの
キャプスタン軸挿入用孔及びカセットガイドピン挿入用
孔が設けられたほぼ台形状を戊す膨出部が前記凹所内に
挿入されるように構成したことを特徴とする記録再生装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP523380U JPS6037716Y2 (ja) | 1980-01-19 | 1980-01-19 | 記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP523380U JPS6037716Y2 (ja) | 1980-01-19 | 1980-01-19 | 記録再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56106504U JPS56106504U (ja) | 1981-08-19 |
JPS6037716Y2 true JPS6037716Y2 (ja) | 1985-11-11 |
Family
ID=29601910
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP523380U Expired JPS6037716Y2 (ja) | 1980-01-19 | 1980-01-19 | 記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6037716Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-01-19 JP JP523380U patent/JPS6037716Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56106504U (ja) | 1981-08-19 |
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