JPS6036665A - 金属窒化物による基体表面被覆方法 - Google Patents
金属窒化物による基体表面被覆方法Info
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- JPS6036665A JPS6036665A JP7471984A JP7471984A JPS6036665A JP S6036665 A JPS6036665 A JP S6036665A JP 7471984 A JP7471984 A JP 7471984A JP 7471984 A JP7471984 A JP 7471984A JP S6036665 A JPS6036665 A JP S6036665A
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23C—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
- C23C16/00—Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes
- C23C16/22—Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes characterised by the deposition of inorganic material, other than metallic material
- C23C16/30—Deposition of compounds, mixtures or solid solutions, e.g. borides, carbides, nitrides
- C23C16/34—Nitrides
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、基体表面被覆方法、特に、放電空間中で化
学反応を行なわしめ、基体表面に周期律表の4a族金属
の窒化物の薄層を均一に被覆し、基体の耐摩耗性を向上
させることを目的とした金属窒化物による基体表面被覆
方法に関するものである。
学反応を行なわしめ、基体表面に周期律表の4a族金属
の窒化物の薄層を均一に被覆し、基体の耐摩耗性を向上
させることを目的とした金属窒化物による基体表面被覆
方法に関するものである。
(従来技術およびその問題点)
金属、合金、超硬質合金、セラミックス等の基体表面に
耐摩耗性が極度に侵ねる高融点化合物の薄膜を被覆し、
基体の耐摩肝性を向上させる方法どしては、従来から化
学蒸着法(以下CVD法と云う)及び物理蒸着法〈以下
PVD法と云う)が知られている。
耐摩耗性が極度に侵ねる高融点化合物の薄膜を被覆し、
基体の耐摩肝性を向上させる方法どしては、従来から化
学蒸着法(以下CVD法と云う)及び物理蒸着法〈以下
PVD法と云う)が知られている。
上記CVD法は超硬合金スローアラ1−イヂツプの被覆
に実用化されており、炭化チタン、窒化チタン、酸化チ
タニウム等の単層あるいは多重層が一般的である。さら
に、CVD法は工具鋼の被覆に用いられ、耐摩耗工具あ
るいは切削工具どして使用されている。
に実用化されており、炭化チタン、窒化チタン、酸化チ
タニウム等の単層あるいは多重層が一般的である。さら
に、CVD法は工具鋼の被覆に用いられ、耐摩耗工具あ
るいは切削工具どして使用されている。
CVD法による高融点化合物の被覆は、900〜120
0℃で行なわれるが、基体によっては、より低い温度で
被覆する必要がある。すなわち、薄物あるいは細物の工
具鋼部品に被覆する場合、上記の如き高いtl+il
K(’(”は、部品が変形を起し易い。従って、]−記
CV l)法は被加工物の形状上の制限を受(Jている
のが実状rある。にた、高温度下において基体の変質が
起きる場合、被覆しても十分に耐摩耗性を発揮でき4i
い虞れがあり、反応温度より融■j1の低い基(小には
被覆できないという制限もある。
0℃で行なわれるが、基体によっては、より低い温度で
被覆する必要がある。すなわち、薄物あるいは細物の工
具鋼部品に被覆する場合、上記の如き高いtl+il
K(’(”は、部品が変形を起し易い。従って、]−記
CV l)法は被加工物の形状上の制限を受(Jている
のが実状rある。にた、高温度下において基体の変質が
起きる場合、被覆しても十分に耐摩耗性を発揮でき4i
い虞れがあり、反応温度より融■j1の低い基(小には
被覆できないという制限もある。
(CV l”)法にJ3Gノる被覆形成33度は、一般
に=1 1く − △ e lIT で表わされる。
に=1 1く − △ e lIT で表わされる。
ここで、八は反応係数、
[は活(!Ig (is−エネルギーと言われる定数で
ある。
ある。
反応温度と被覆形成速度は負の指数関数の関係にあるh
:め反応温度を下げると、被覆形成速度はMl]く減少
し、実用に耐えない。このため、反応温度は900〜1
200°Cが必要とされている。
:め反応温度を下げると、被覆形成速度はMl]く減少
し、実用に耐えない。このため、反応温度は900〜1
200°Cが必要とされている。
一方、P1)法にJ、る高融点化合物の被覆は、大別す
ればスパッタリング法とイオンブレーティング法に区分
され、さらに細分化された区分がなされている。PVD
法によれば、200℃程度から800℃程度まで目的に
応じて被覆時の温度を変えることが可能であるため、種
々の用途に実用化されている。PVD法は全て 10
atm よりも高真空下で行なわれているが、このよう
な条件下では、高融点化合物被覆膜の形成に必要なメタ
ル成分は、真空中を一定方向にのみ飛散する。このため
に、PVD法では上記何れの方法によっても、基体の一
方面のみしか良々Iに被覆できない。もし、円筒形状の
部品や、立方形の部品に均一な被覆を施すことが必要な
場合は、その部品を回転させる治具を高精度で部品の真
下に設けることが必須の要件となる。したがって、この
ような部品に均一に被覆を施す場合、PVD法はCVD
法に比べて遥かにコストの高いものになる。
ればスパッタリング法とイオンブレーティング法に区分
され、さらに細分化された区分がなされている。PVD
法によれば、200℃程度から800℃程度まで目的に
応じて被覆時の温度を変えることが可能であるため、種
々の用途に実用化されている。PVD法は全て 10
atm よりも高真空下で行なわれているが、このよう
な条件下では、高融点化合物被覆膜の形成に必要なメタ
ル成分は、真空中を一定方向にのみ飛散する。このため
に、PVD法では上記何れの方法によっても、基体の一
方面のみしか良々Iに被覆できない。もし、円筒形状の
部品や、立方形の部品に均一な被覆を施すことが必要な
場合は、その部品を回転させる治具を高精度で部品の真
下に設けることが必須の要件となる。したがって、この
ような部品に均一に被覆を施す場合、PVD法はCVD
法に比べて遥かにコストの高いものになる。
本願発明者等は、上述のような観点から、CVD法およ
びPVD法の有する種々の問題点を3− 解決りへ<(J1究をfJ’j Aaた結果、以下の如
き知見を得たのである。
びPVD法の有する種々の問題点を3− 解決りへ<(J1究をfJ’j Aaた結果、以下の如
き知見を得たのである。
すなわち、放電空間中におIづる反応ガスの化学反応は
、CV f)法にJ34プる化学反応と比べ、同一温度
では極めて活発におこる。この理由は、十分に解明され
ていないが、反応ガスの分子がイオン化されることによ
って活性化エネルギーが増大するからであると考えられ
る。更に詳しく云うならば、放電空間中ぐの反応ガスの
活性化は、陰極の周囲数mmのどころにできる電位の急
激な勾配によっていると考えられる。すなわち、この急
激な電位の勾配により反応ガスプラズマ中にできるイオ
ンまたは分子が加速され、大きな運動エネルギーをもっ
て陰極を衝撃する。これによって反応ガスにより陰極表
面に被覆物質が固定される。また、前記衝撃時に一部は
陰極スパッタリングを起こし、陰極表面から分子や原子
をたたき出すが、反応ガスプラズマ中では次々にイオン
や分子が加速され陰極を衝撃する。このように高エネル
ギーのイオ4− ンや分子の衝撃が次々に繰り返えされる結果、低い温度
での被覆が可能になるのである。
、CV f)法にJ34プる化学反応と比べ、同一温度
では極めて活発におこる。この理由は、十分に解明され
ていないが、反応ガスの分子がイオン化されることによ
って活性化エネルギーが増大するからであると考えられ
る。更に詳しく云うならば、放電空間中ぐの反応ガスの
活性化は、陰極の周囲数mmのどころにできる電位の急
激な勾配によっていると考えられる。すなわち、この急
激な電位の勾配により反応ガスプラズマ中にできるイオ
ンまたは分子が加速され、大きな運動エネルギーをもっ
て陰極を衝撃する。これによって反応ガスにより陰極表
面に被覆物質が固定される。また、前記衝撃時に一部は
陰極スパッタリングを起こし、陰極表面から分子や原子
をたたき出すが、反応ガスプラズマ中では次々にイオン
や分子が加速され陰極を衝撃する。このように高エネル
ギーのイオ4− ンや分子の衝撃が次々に繰り返えされる結果、低い温度
での被覆が可能になるのである。
この発明は、上記知見に基づきなされたものであって、
0.1〜10トールに減圧し1=反応室内に装入した基
体を陰極とし、これに200V〜IKVの電圧を印加し
て前記基体周囲に放電空間を形成ぜしめて前記基体の温
度を300〜600℃とし、前記放電空間に周期律表の
4.8yA金属の化合物と水素と窒素とを主成分とする
反応ガスを送り込んで化学反応させることによって前記
基体の表面に同4a族金属の窒化物からなる被覆層を形
成させることに特徴を有する。
体を陰極とし、これに200V〜IKVの電圧を印加し
て前記基体周囲に放電空間を形成ぜしめて前記基体の温
度を300〜600℃とし、前記放電空間に周期律表の
4.8yA金属の化合物と水素と窒素とを主成分とする
反応ガスを送り込んで化学反応させることによって前記
基体の表面に同4a族金属の窒化物からなる被覆層を形
成させることに特徴を有する。
〔技術的限定理由〕
この発明において、反応室内の反応ガス圧力を0.1〜
10トールトシ、印加電圧を200v〜1に■とし、基
体温度を300〜600℃に限定した理由について説明
する。
10トールトシ、印加電圧を200v〜1に■とし、基
体温度を300〜600℃に限定した理由について説明
する。
(1)0反応室内の反応ガス圧力を0.1〜10トール
に限定()た理由。。
に限定()た理由。。
反応ガス圧力が0.1未満では、複雑な形状の基体表面
に微細で緻密な組織を有する被覆層を均一に形成力るこ
とができず、しかも反応室内への基体装入量を()1や
づことができない。
に微細で緻密な組織を有する被覆層を均一に形成力るこ
とができず、しかも反応室内への基体装入量を()1や
づことができない。
一方、反応ガス1f力が10トールを越えると、被覆層
は相卸な密度の低い組織や柱状組織になり晃くなり、微
細′(・しかも十分な硬度を右する被覆層を得ることが
内勤どなる。
は相卸な密度の低い組織や柱状組織になり晃くなり、微
細′(・しかも十分な硬度を右する被覆層を得ることが
内勤どなる。
従って、この発明τ・は、反応室内の反応ガス11−力
を0.1〜101ヘールの範囲に限定したのである。
を0.1〜101ヘールの範囲に限定したのである。
(2)、印加電圧を一2O0V〜IKVに限定した理由
。
。
印加電圧が200v未満では、上)ホの反応ガス圧力が
高Jざる場合と同様に、被覆層は粗雑な密度の低い組織
になり易くなり、微細でしかも十分な硬度をイ11Jる
被覆層を得ることが困難となる。
高Jざる場合と同様に、被覆層は粗雑な密度の低い組織
になり易くなり、微細でしかも十分な硬度をイ11Jる
被覆層を得ることが困難となる。
一方、印加電圧が月くvを超えると、反応ガスのイオン
l’ l1ii了、分子の陰極スパッタが被覆層の形成
に悪影響を及ぼづ傾向が現われはじめ、しかも、印加電
ffを人さ−くして行くとそれだけ高出力電源が必要ど
なり設備費が高価になる。
l’ l1ii了、分子の陰極スパッタが被覆層の形成
に悪影響を及ぼづ傾向が現われはじめ、しかも、印加電
ffを人さ−くして行くとそれだけ高出力電源が必要ど
なり設備費が高価になる。
(3)、基体の温度を300〜600℃に限定()た理
由。
由。
基体温度が300℃未満では、微細で緻密な被覆層が形
成されないとともに、基体との強固なイ」着力を得るこ
とがで゛きない。
成されないとともに、基体との強固なイ」着力を得るこ
とがで゛きない。
一方、基体温度が600℃を越えると、被覆層は柱状組
織を経て大きな塊状の組織になりやすくなる。
織を経て大きな塊状の組織になりやすくなる。
従って、この発明では、基体の温度を300〜600℃
の範囲に限定()たのである。尚、基体温度は反応ガス
の、イオンや分子、原子の衝撃により人ぎ77影費を受
けるので、印加電圧を高くすることで基体温度を上背さ
「ることができる。
の範囲に限定()たのである。尚、基体温度は反応ガス
の、イオンや分子、原子の衝撃により人ぎ77影費を受
けるので、印加電圧を高くすることで基体温度を上背さ
「ることができる。
以上のことから、この発明では反応室内への基体装入量
の増加を削り、生産性を白土さ1士るととbに、基体の
形状が複雑であつCも微細でしかも緻密な組織を有する
被NFaを均一に基体に形成ザることができるように、
反応室の反応がス圧力を0.1〜10トー/L、どじ、
印加mJ’lEヲ200V 〜IKVとし、基体温度を
300〜600℃に限定したのであ 7− る。
の増加を削り、生産性を白土さ1士るととbに、基体の
形状が複雑であつCも微細でしかも緻密な組織を有する
被NFaを均一に基体に形成ザることができるように、
反応室の反応がス圧力を0.1〜10トー/L、どじ、
印加mJ’lEヲ200V 〜IKVとし、基体温度を
300〜600℃に限定したのであ 7− る。
〔ツを明のV1体的説明〕
次に、この発明の被覆方法を図面どどもに説明づる。
第1図は、T I Nの薄膜を基体表面に被覆する場合
の被覆り法を示Jノローシートであり、第2図は、反応
室の断面図である。すなわち、金属li源としてT1C
f4を入れた容器1が、加熱容器2内に収容さねでいて
、前記容器1には還元ガスどじで1−12ガスが供給さ
れるようになっていて1発生した’[i C、I 4ガ
スはN2及び112ガスとともに反応ガスどして反応v
3に送られるJ−うに<’tつでいる。この際、必要に
応じてArやC114がスが加λられる。
の被覆り法を示Jノローシートであり、第2図は、反応
室の断面図である。すなわち、金属li源としてT1C
f4を入れた容器1が、加熱容器2内に収容さねでいて
、前記容器1には還元ガスどじで1−12ガスが供給さ
れるようになっていて1発生した’[i C、I 4ガ
スはN2及び112ガスとともに反応ガスどして反応v
3に送られるJ−うに<’tつでいる。この際、必要に
応じてArやC114がスが加λられる。
前記1に応室3内の反応ガス圧力は、反応室3−[一部
の411ガスロ5に接続された真空ポンプ(図示せず)
の1)1気吊ど前記反応室3内に流入される前記陵応ガ
ス吊を流吊訓4,5,6.及び7を夫々調節することに
より0.1・−101−−ルの適当fci:値に常に保
たれる。
の411ガスロ5に接続された真空ポンプ(図示せず)
の1)1気吊ど前記反応室3内に流入される前記陵応ガ
ス吊を流吊訓4,5,6.及び7を夫々調節することに
より0.1・−101−−ルの適当fci:値に常に保
たれる。
8−
前記下ICノ4.N2及びトー12ガスからなる反応ガ
ス(よ、反応室3で放電によりプラズマ化及び活性化さ
れ、反応室3内に陰極どじで装入された基体4の表面に
TiNの被覆層を形成せしめる。
ス(よ、反応室3で放電によりプラズマ化及び活性化さ
れ、反応室3内に陰極どじで装入された基体4の表面に
TiNの被覆層を形成せしめる。
反応後、反応ガスは前記真空ポンプにより反応室3の排
ガス[15から排出されるが、前記真空ポンプの直前に
設けられたトラップ(図示l!ず)で固形物及び反応ガ
ス中の塩素及びぞの他の生成ガスが除去される。しかし
、一部(よ反応ガス中に残存するので真空ポンプの直後
で完全に除去され大気中に放出されるようになっている
。
ガス[15から排出されるが、前記真空ポンプの直前に
設けられたトラップ(図示l!ず)で固形物及び反応ガ
ス中の塩素及びぞの他の生成ガスが除去される。しかし
、一部(よ反応ガス中に残存するので真空ポンプの直後
で完全に除去され大気中に放出されるようになっている
。
十記及応室3は、第2図に示されるような欄造になって
いる。
いる。
すなわち、図中6は真空容器であり、その側部には窓7
が設けられていて、ここから内部の放電状態が自由に観
測できるようになっている。前記真空容器6の−F部に
設(jられた排ガス口5は、真空ポンプ及び1へラップ
(何れも図示1iず)に接続されている1、8は真空容
器6内に設(Jられた内壁である1、前記内壁8は放電
の際の陽電極になっていて、内壁8内に装入された基体
4に均一な1−1Nの被覆−が形成されるように、前記
内壁8は円筒形状に形成されており、その上壁にはガス
流出口10が多数個形成されている。
が設けられていて、ここから内部の放電状態が自由に観
測できるようになっている。前記真空容器6の−F部に
設(jられた排ガス口5は、真空ポンプ及び1へラップ
(何れも図示1iず)に接続されている1、8は真空容
器6内に設(Jられた内壁である1、前記内壁8は放電
の際の陽電極になっていて、内壁8内に装入された基体
4に均一な1−1Nの被覆−が形成されるように、前記
内壁8は円筒形状に形成されており、その上壁にはガス
流出口10が多数個形成されている。
前記内壁8内の阜4+4は、内壁8内の中央部に重直に
固定されI、:支柱9に等間隔をあG′Jで水平に固定
され−Cいる。前記支社9は放電の際の陰電極にくfつ
Cいる。(、Y、つて、基体4も陰電極となる。
固定されI、:支柱9に等間隔をあG′Jで水平に固定
され−Cいる。前記支社9は放電の際の陰電極にくfつ
Cいる。(、Y、つて、基体4も陰電極となる。
前記内壁8の底部及び支柱9とは夫々絶縁口10により
電気的に絶縁されている。尚、基体4に均一4「被rf
i層を形成さt!−るには、均一な状態で内壁j(ど基
体4間に放電を行なわしめる必要があるので、このため
に内壁8と基体4及び支柱9とは、ICTl1以ト、好
ましくは4(2)以−L隔絶する必要がある。
電気的に絶縁されている。尚、基体4に均一4「被rf
i層を形成さt!−るには、均一な状態で内壁j(ど基
体4間に放電を行なわしめる必要があるので、このため
に内壁8と基体4及び支柱9とは、ICTl1以ト、好
ましくは4(2)以−L隔絶する必要がある。
前記支社9の下部に番よ、ドーナツ状のガス流出パイプ
11が配されており、ここから、TiCJ4゜N2.N
2からなる反応ガスあるいはArガス等が反応室3内に
均一に噴射されるようになっている。
11が配されており、ここから、TiCJ4゜N2.N
2からなる反応ガスあるいはArガス等が反応室3内に
均一に噴射されるようになっている。
反応室3は双子の如く構成されているので、内壁8ど基
体4間に200V〜1にの電圧を印加して基体4周囲に
放電空間を形成1Jシめ−C1反応室3内の反応カスの
圧力を0.1−.10トールに調整づれば、基体4の表
面には均質かつ均一な膜厚の被覆層が形成される。反応
後の反応ガスは、i11ガスロ5から真空ポンプにより
トラップを経て排気される。
体4間に200V〜1にの電圧を印加して基体4周囲に
放電空間を形成1Jシめ−C1反応室3内の反応カスの
圧力を0.1−.10トールに調整づれば、基体4の表
面には均質かつ均一な膜厚の被覆層が形成される。反応
後の反応ガスは、i11ガスロ5から真空ポンプにより
トラップを経て排気される。
次に、この発明の実施例について説明づる。
実施例1゜
高さ:45mm。
外径ニア5耶φ、
内径:12mmφ、
材質:5KD11
からなる環状金型に第1図及び第2図で説明した装置に
よりTiNの被覆層を以下の手順で形成した。
よりTiNの被覆層を以下の手順で形成した。
まず、金型(基体)を支柱に取付けた後、反応室内を1
0− 1−−ルに減圧し、その後、Arガスを−11− 反応室内圧力が1.21・−ルになるように丁]ン1〜
ロールし4rがら71人した。そして、金型を陰電極、
反応室内壁を陽電極にして、600■の直流電圧を印加
して放電さ「l、:。この時の金型温度は410℃C′
あった。次に、ガス成分比T i CJ 4 : I−
+2 :N2= i: 7: 1,2の聞合反応ガスを
反応室に注入し、70分間反応を続行した。この結果、
厚さ 5Itmの均質なT i Nの被覆層が金型表面
に均一に形成されたことが確認された。
0− 1−−ルに減圧し、その後、Arガスを−11− 反応室内圧力が1.21・−ルになるように丁]ン1〜
ロールし4rがら71人した。そして、金型を陰電極、
反応室内壁を陽電極にして、600■の直流電圧を印加
して放電さ「l、:。この時の金型温度は410℃C′
あった。次に、ガス成分比T i CJ 4 : I−
+2 :N2= i: 7: 1,2の聞合反応ガスを
反応室に注入し、70分間反応を続行した。この結果、
厚さ 5Itmの均質なT i Nの被覆層が金型表面
に均一に形成されたことが確認された。
実施例2゜
内径: QOO+mmφX 1000mmの反応室の中
央部の600 mmφX 600mrnの円形空間にp
ioのグレードの超硬デツプSNMΔ 432を800
0個セットし、反応室内を01 1−−ルに減圧し、そ
の後、Arガスを反応室圧力が09月〜−ルになるよう
にコントロールしてtl−人した。次いで、超硬チップ
を陰電極とし、反応室内壁を陽電極として、IKVの直
流電圧を30分間印加()放電させた。このとき、超硬
チップの温度は55(1℃であった。その後、反応室内
圧力が0.51−−ルとなるように、ガス成分比12− 7’1cJ4 :N2 :N2− 1:10: 3の混
合反応ガスを反応室に注入し、50分間放電を続けた。
央部の600 mmφX 600mrnの円形空間にp
ioのグレードの超硬デツプSNMΔ 432を800
0個セットし、反応室内を01 1−−ルに減圧し、そ
の後、Arガスを反応室圧力が09月〜−ルになるよう
にコントロールしてtl−人した。次いで、超硬チップ
を陰電極とし、反応室内壁を陽電極として、IKVの直
流電圧を30分間印加()放電させた。このとき、超硬
チップの温度は55(1℃であった。その後、反応室内
圧力が0.51−−ルとなるように、ガス成分比12− 7’1cJ4 :N2 :N2− 1:10: 3の混
合反応ガスを反応室に注入し、50分間放電を続けた。
この結果、超硬デツプ表面には、6μの均質なT ’+
Nの被覆層が形成された。尚、形成された被覆層の被
覆場所によるバラツキは少なく、厚みは±0.7μ以内
におさまった。さらに、この超硬チップと同−M祠で被
覆を行なわない比較試験片とについて、被削材:SNC
M 8(HB 230)の合金鋼、切削速度: 150
m/ m i n 、送り+ 0.3mm/min、切
り込み: 2mmの条件で切削試験を行なった。この結
果、この発明の方法により被覆を施した超硬チップは比
較試験片に対して2倍以上の切削寿命を示すことが確認
された。
Nの被覆層が形成された。尚、形成された被覆層の被
覆場所によるバラツキは少なく、厚みは±0.7μ以内
におさまった。さらに、この超硬チップと同−M祠で被
覆を行なわない比較試験片とについて、被削材:SNC
M 8(HB 230)の合金鋼、切削速度: 150
m/ m i n 、送り+ 0.3mm/min、切
り込み: 2mmの条件で切削試験を行なった。この結
果、この発明の方法により被覆を施した超硬チップは比
較試験片に対して2倍以上の切削寿命を示すことが確認
された。
この発明において、TiNの被覆層を工具鋼や高速麻調
あるいは超硬合金の表面に形成1−る場合にGJ、、反
応室内に注入する混合反応ガスをモル比て・、T’ i
C,I4: 1−12: N2 = 1: 5〜10
: 1,0〜5.0に一1ント・ロールするのがりYま
しい。
あるいは超硬合金の表面に形成1−る場合にGJ、、反
応室内に注入する混合反応ガスをモル比て・、T’ i
C,I4: 1−12: N2 = 1: 5〜10
: 1,0〜5.0に一1ント・ロールするのがりYま
しい。
TiCJ4に対して1−12を5〜・10倍流1のは、
1− I C,1+を希薄にさせ、li素の基体への衝
撃を柔げるどどもに、塩素をできるだけ塩素ガスとしC
存在させずに1易化水素にするためである。
1− I C,1+を希薄にさせ、li素の基体への衝
撃を柔げるどどもに、塩素をできるだけ塩素ガスとしC
存在させずに1易化水素にするためである。
一方、N2ガスのモル比をTiCl2に対して1へ・5
、 Qと多くづるのは、基体の脱酸を防11″するた
めで、(^横向な意味で・は基体表面近傍を強い窒素雰
囲気にさらして部分的な窒化により塩素の基体への衝撃
を柔げ、微細でしかも格子欠陥の少ないFiN被覆層を
形成せしめるためである。尚、NノガスLル比を5.O
J、り多くすると、TiNのhhi層の緻密IC[及び
11着力が劣下し、ビッカース硬1mで2000ka
/ mm 2以上の硬さの被覆層を1qることが田龍ど
<Tるからである。
、 Qと多くづるのは、基体の脱酸を防11″するた
めで、(^横向な意味で・は基体表面近傍を強い窒素雰
囲気にさらして部分的な窒化により塩素の基体への衝撃
を柔げ、微細でしかも格子欠陥の少ないFiN被覆層を
形成せしめるためである。尚、NノガスLル比を5.O
J、り多くすると、TiNのhhi層の緻密IC[及び
11着力が劣下し、ビッカース硬1mで2000ka
/ mm 2以上の硬さの被覆層を1qることが田龍ど
<Tるからである。
J、た、上記方d1では、反応ガス及び基体に悪影響を
J3よぼさないがスを反応室に添加し、予め、基体温度
を胃温さけでおくこと、及び前記添加ガスの衝撃により
基体表面をクリーニングし、基体と被覆層との付着強度
を良くする前処理が必要とべ象る。
J3よぼさないがスを反応室に添加し、予め、基体温度
を胃温さけでおくこと、及び前記添加ガスの衝撃により
基体表面をクリーニングし、基体と被覆層との付着強度
を良くする前処理が必要とべ象る。
十n+:実施例は、基1本表面にTiNの被覆層を形成
づる場合ぐあるが、■(以外の周期律表の4a欣金IH
Kの窒化物からなる被rM層を形成ηることし勿論可能
である。
づる場合ぐあるが、■(以外の周期律表の4a欣金IH
Kの窒化物からなる被rM層を形成ηることし勿論可能
である。
(総括的効果)
以上説明したように、この発明によねば、基体が複雑な
旧状であっても、均質かつ均一な膜厚の窒化物の被覆層
を低温で形成することができるという極めて有用な効果
がもたらされる。
旧状であっても、均質かつ均一な膜厚の窒化物の被覆層
を低温で形成することができるという極めて有用な効果
がもたらされる。
第1図は、このtt用の被覆jノ法を示づフローシー1
・ぐあり、第2図は、第1図に13 L−Jる反応室の
断面図である。図面において、 1・・・容器 2・・・加熱容器 3・・・反応室 4・・・基体 5・・・431)Iスロ 6・・・真空容器7・・・窓
8・・・内壁 9・・・支柱 10・・・ガス流出口 出願人 三菱金属株式会ネ■ 代理人 富 1) 和 夫 外1名
・ぐあり、第2図は、第1図に13 L−Jる反応室の
断面図である。図面において、 1・・・容器 2・・・加熱容器 3・・・反応室 4・・・基体 5・・・431)Iスロ 6・・・真空容器7・・・窓
8・・・内壁 9・・・支柱 10・・・ガス流出口 出願人 三菱金属株式会ネ■ 代理人 富 1) 和 夫 外1名
Claims (1)
- 0.1〜10トールに減圧した反応室内に装入した基体
を陰極とし、これに200v〜1Kvの電圧を印加して
前記基体周囲に放電空間を形成せしめて前記基体の温度
を300〜600℃どし、前記放電空間に周期律表の4
a族金属の化合物と水素と窒素どを主成分とする反応ガ
スを送り込んで化学反応させることによって前記基体の
表面に同4a族金属の窒化物からなる被覆層を形成させ
ることを特徴と1−る金属窒化物による基体表面被覆方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7471984A JPS6036665A (ja) | 1984-04-13 | 1984-04-13 | 金属窒化物による基体表面被覆方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7471984A JPS6036665A (ja) | 1984-04-13 | 1984-04-13 | 金属窒化物による基体表面被覆方法 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7371478A Division JPS552715A (en) | 1978-06-20 | 1978-06-20 | Coating method for base material surface with metallic nitride |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6036665A true JPS6036665A (ja) | 1985-02-25 |
JPH0118150B2 JPH0118150B2 (ja) | 1989-04-04 |
Family
ID=13555305
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7471984A Granted JPS6036665A (ja) | 1984-04-13 | 1984-04-13 | 金属窒化物による基体表面被覆方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6036665A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6360285A (ja) * | 1986-08-29 | 1988-03-16 | Oriental Eng Kk | プラズマ蒸着式基体表面被覆方法 |
JPS6360282A (ja) * | 1986-08-29 | 1988-03-16 | Oriental Eng Kk | プラズマ蒸着式基体表面被覆方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4983679A (ja) * | 1972-12-19 | 1974-08-12 |
-
1984
- 1984-04-13 JP JP7471984A patent/JPS6036665A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4983679A (ja) * | 1972-12-19 | 1974-08-12 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6360285A (ja) * | 1986-08-29 | 1988-03-16 | Oriental Eng Kk | プラズマ蒸着式基体表面被覆方法 |
JPS6360282A (ja) * | 1986-08-29 | 1988-03-16 | Oriental Eng Kk | プラズマ蒸着式基体表面被覆方法 |
JPH0119468B2 (ja) * | 1986-08-29 | 1989-04-11 | Oriental Engineering Co | |
JPH0119469B2 (ja) * | 1986-08-29 | 1989-04-11 | Oriental Engineering Co |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0118150B2 (ja) | 1989-04-04 |
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