JPS603510Y2 - 発熱装置 - Google Patents
発熱装置Info
- Publication number
- JPS603510Y2 JPS603510Y2 JP4773578U JP4773578U JPS603510Y2 JP S603510 Y2 JPS603510 Y2 JP S603510Y2 JP 4773578 U JP4773578 U JP 4773578U JP 4773578 U JP4773578 U JP 4773578U JP S603510 Y2 JPS603510 Y2 JP S603510Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- generating device
- protrusion
- heat generating
- temperature coefficient
- circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Catching Or Destruction (AREA)
- Resistance Heating (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は正特性サーミスタを熱源として猛威される発
熱装置に関する。
熱装置に関する。
正特性サーミスタは低温の時は大電流を通し、かつ高温
になるにつれて通過する電流が減じることによる自己発
熱制御作用により、安全性の高い熱源として近年実用化
されるに至ったが、前述の制御作用により正特性サーミ
スタヒータの異常に対処するための安全対策を施した電
気機器は従来提供されていない。
になるにつれて通過する電流が減じることによる自己発
熱制御作用により、安全性の高い熱源として近年実用化
されるに至ったが、前述の制御作用により正特性サーミ
スタヒータの異常に対処するための安全対策を施した電
気機器は従来提供されていない。
このため、正特性サーミスタヒータの製造時に異物が混
入していたり、取扱い上又は過大な突入電流等により正
特性サーミスタヒータにひび割れ等を生じた場合には、
過電流が流れて電気回路が短絡状態となるため、リード
線やその接続部等で火花を発生し、火災や感電などをひ
き起こす欠点がある。
入していたり、取扱い上又は過大な突入電流等により正
特性サーミスタヒータにひび割れ等を生じた場合には、
過電流が流れて電気回路が短絡状態となるため、リード
線やその接続部等で火花を発生し、火災や感電などをひ
き起こす欠点がある。
この考案は前記の事情にもとづいて案出したもので、そ
の目的とするところは、正特性サーミスタヒータの異常
時に迅かに回路を遮断して、火災、感電のおそれをなく
して安全に使用できる安価な発熱装置を提供しようとす
るものである。
の目的とするところは、正特性サーミスタヒータの異常
時に迅かに回路を遮断して、火災、感電のおそれをなく
して安全に使用できる安価な発熱装置を提供しようとす
るものである。
゛以下この考案の一実施例を第1図ないし第3図に示す
電気蚊取器について説明する。
電気蚊取器について説明する。
図中1は合成樹脂により成形した電気器具本体としての
蚊取器本体でこれは底面例えば3箇所に脚部2を夫々一
体に突設しであるとともに、周壁1a上端に係合段部3
を設けている。
蚊取器本体でこれは底面例えば3箇所に脚部2を夫々一
体に突設しであるとともに、周壁1a上端に係合段部3
を設けている。
この蚊取器本体1の底壁には4本の発熱体支持脚4を一
体に突設しであるとともに、これらの支持脚4の両側に
おいて通気口5を猛威しである。
体に突設しであるとともに、これらの支持脚4の両側に
おいて通気口5を猛威しである。
さらに蚊取器本体1の底壁には周壁1aの近傍において
連結突起6a、6bおよびリード線保持突起7a、7b
を一体に突設しである。
連結突起6a、6bおよびリード線保持突起7a、7b
を一体に突設しである。
そして、蚊取器本体1の底壁には、その周壁1aに猛威
した電源コード導入口8に離間対向してストッパ突起9
および補助ストッパ突起10を一体に突設しであるとと
もに、コード導入口8とストッパ突起9との間に複数の
係止突起11〜16を一体に突設しである。
した電源コード導入口8に離間対向してストッパ突起9
および補助ストッパ突起10を一体に突設しであるとと
もに、コード導入口8とストッパ突起9との間に複数の
係止突起11〜16を一体に突設しである。
係止突起11,12は板状であって互いに平行に配設し
てあり、係止突起13および板状をなす他の係止突起1
4は夫々係止突起11より左側(第2図において)に配
設しであるとともに、係止突起15.16は夫々係止突
起12より右側(第2図において)に配設しである。
てあり、係止突起13および板状をなす他の係止突起1
4は夫々係止突起11より左側(第2図において)に配
設しであるとともに、係止突起15.16は夫々係止突
起12より右側(第2図において)に配設しである。
しかも蚊取器本体1の底壁には係止突起11〜16を設
けた位置と反対側において突出部17を一体に突設して
ある。
けた位置と反対側において突出部17を一体に突設して
ある。
そして、この突出部17の上面には仕切板18およびラ
ンプ保持板19を一体に突設しであるとともに、仕切板
18の右側(第2図において)に4本の突起20を一体
に突設してあり、また仕切板18の左側(第2図におい
て)に4本の突起21および一本の補助突起22を一体
に突設しである。
ンプ保持板19を一体に突設しであるとともに、仕切板
18の右側(第2図において)に4本の突起20を一体
に突設してあり、また仕切板18の左側(第2図におい
て)に4本の突起21および一本の補助突起22を一体
に突設しである。
また、図中23は電源コードで、この先端部は蚊取器本
体1内に配線される内部リード線24゜25に分岐して
あり、これらの分岐部分には軟質合成樹脂の絶縁チュー
ブ等からなるコードプロテクタ26を囲繞して被着しで
あるとともに、リード線24.25の先端は夫々発熱体
27の端子28.29に接続しである。
体1内に配線される内部リード線24゜25に分岐して
あり、これらの分岐部分には軟質合成樹脂の絶縁チュー
ブ等からなるコードプロテクタ26を囲繞して被着しで
あるとともに、リード線24.25の先端は夫々発熱体
27の端子28.29に接続しである。
発熱体27は熱源としての正特性サーミスタヒータ30
を内装した断熱性器体31の上面開口を電気絶縁板32
を介装して加熱板33で閉鎖して形成上である。
を内装した断熱性器体31の上面開口を電気絶縁板32
を介装して加熱板33で閉鎖して形成上である。
なお、第1図中34.35は前記端子28.29に接続
する電極である。
する電極である。
そして、この発熱体27はその加熱板33に一体に形成
した4本の取付脚を前記発熱体支持脚4に設けた凹欠部
に係止して取付けである。
した4本の取付脚を前記発熱体支持脚4に設けた凹欠部
に係止して取付けである。
そして、前記コードプロテクタ26は前記係止突起11
.12間に遊挿しであるとともに、その先端部つまり電
源コード23の分岐基部は略U字形状に曲げられて係止
突起11と14ととの間に挿入してこれらに係合しであ
る。
.12間に遊挿しであるとともに、その先端部つまり電
源コード23の分岐基部は略U字形状に曲げられて係止
突起11と14ととの間に挿入してこれらに係合しであ
る。
つまり、コードプロテクタ26の略U字状をなす先端曲
部26aは、その内側を係止突部11に係合させるとと
もに、外側をストッパ突起9に近接対向しかつ係止突起
14に係合させて配設しである。
部26aは、その内側を係止突部11に係合させるとと
もに、外側をストッパ突起9に近接対向しかつ係止突起
14に係合させて配設しである。
そして、一方の内部リード線24はコードプロテクタ2
6から導出されて、ます係止突起14に係合して次にス
トッパ突起9と補助ストッパ突起10との間を通った後
、係止突起15.16に係合した後、蚊取器本体1の周
壁1a内面に沿って配線され、この周壁1aと連結突起
6aおよびリード線保持突起7aとによって保持しであ
る。
6から導出されて、ます係止突起14に係合して次にス
トッパ突起9と補助ストッパ突起10との間を通った後
、係止突起15.16に係合した後、蚊取器本体1の周
壁1a内面に沿って配線され、この周壁1aと連結突起
6aおよびリード線保持突起7aとによって保持しであ
る。
また他方の内部リード線25はコードプロテクタ26か
ら導出されて、蚊取器本体1の周壁1aの内面に沿って
連結突起6bおよびリード線保持突起7bとによって保
持した後、突起21.22間を通って端子29に接続す
るように配線しである。
ら導出されて、蚊取器本体1の周壁1aの内面に沿って
連結突起6bおよびリード線保持突起7bとによって保
持した後、突起21.22間を通って端子29に接続す
るように配線しである。
さらに、前記一方の内部リード線24の先端は回路遮断
抵抗36を介して電極28に接続してあり、この抵抗3
6の内部リード線は突起20に案内させである。
抵抗36を介して電極28に接続してあり、この抵抗3
6の内部リード線は突起20に案内させである。
この抵抗36は正特性サーミスタヒータ35に直列に設
けてあり、低ワツト(II2W程度)でかつ低抵抗(1
0程度)のカーボン抵抗等が好適し、そして正特性サー
ミスタヒータ30が正常に使用されている場合の最大電
流容量よりも大きな容量で、かつ正特性サーミスタヒー
タ30の異常で回路が短絡状態になった場合その際の過
電流により破壊されるもので、これにより異常時に回路
を遮断するようになっている。
けてあり、低ワツト(II2W程度)でかつ低抵抗(1
0程度)のカーボン抵抗等が好適し、そして正特性サー
ミスタヒータ30が正常に使用されている場合の最大電
流容量よりも大きな容量で、かつ正特性サーミスタヒー
タ30の異常で回路が短絡状態になった場合その際の過
電流により破壊されるもので、これにより異常時に回路
を遮断するようになっている。
また各内部リード線24.25の先端間にはパイロット
ランプ37およびその保護抵抗38を直列に接続してあ
り、この直列回路は第3図に示すように正特性サーミス
タヒータ30と回路遮断抵抗36との直列回路からなる
発熱装置に対して並列接続しである。
ランプ37およびその保護抵抗38を直列に接続してあ
り、この直列回路は第3図に示すように正特性サーミス
タヒータ30と回路遮断抵抗36との直列回路からなる
発熱装置に対して並列接続しである。
そしてパイロットランプ37はランプ保持板19に設け
た凹溝に嵌入して支持されるとともに、保護抵抗38の
内部リード線は突起21に案内させである。
た凹溝に嵌入して支持されるとともに、保護抵抗38の
内部リード線は突起21に案内させである。
また第1図中符号39は合成樹脂製のカバーで、これは
蚊取器本体1の上面開口に施蓋されるものである。
蚊取器本体1の上面開口に施蓋されるものである。
つまり、カバー39の下端には前記保合段部3に係合す
る係合段部40を形成してあり、そして、このカバー3
9は前記連結突起6aw6bに対向する連結脚41を一
体に突設しである。
る係合段部40を形成してあり、そして、このカバー3
9は前記連結突起6aw6bに対向する連結脚41を一
体に突設しである。
連結脚41の先端は鉤爪状となっており、この鉤爪部4
1aは連結突起6a、6bの上面に穿った係止孔42を
通過してその孔縁に係合するものである。
1aは連結突起6a、6bの上面に穿った係止孔42を
通過してその孔縁に係合するものである。
したがって、このカバー39は蚊取器本体1の上面に係
合段部3,40相互を嵌合させながら下方に押圧するこ
とにより、連結脚41が弾性変形しながらその鉤爪部4
1aを連結突起6a、6bの係止孔42に挿通させ、係
止孔42の孔縁に係止するもので、このことによってね
じ止めや溶着等の手段によらず簡単に蚊取器本体1に施
蓋できるようになっている。
合段部3,40相互を嵌合させながら下方に押圧するこ
とにより、連結脚41が弾性変形しながらその鉤爪部4
1aを連結突起6a、6bの係止孔42に挿通させ、係
止孔42の孔縁に係止するもので、このことによってね
じ止めや溶着等の手段によらず簡単に蚊取器本体1に施
蓋できるようになっている。
そして、このカバー39の略中央部には前記加熱板33
に対向する窓43を形成してあり、この窓43を介して
加熱板33上に薬剤を含浸したマットAを載置可能にし
である。
に対向する窓43を形成してあり、この窓43を介して
加熱板33上に薬剤を含浸したマットAを載置可能にし
である。
しかして、上記構成の電気蚊取器において、正特性サー
ミスタヒータ30がその製造時に異物が混入したもので
あったり、取扱上においてひび割れを生じたものであっ
たりした場合等、電源を投入すると回路に過電流が流れ
て短絡状態となるから、この過電流が回路遮断抵抗36
を流れると瞬時にしてこの抵抗36が破壊して回路が遮
断されるものである。
ミスタヒータ30がその製造時に異物が混入したもので
あったり、取扱上においてひび割れを生じたものであっ
たりした場合等、電源を投入すると回路に過電流が流れ
て短絡状態となるから、この過電流が回路遮断抵抗36
を流れると瞬時にしてこの抵抗36が破壊して回路が遮
断されるものである。
したがって、リード線相互の接続部等で火花を発生した
火災を招いたり、漏電した感電事故を生じることもない
。
火災を招いたり、漏電した感電事故を生じることもない
。
また、このような回路遮断を行うものとして一般には電
流ヒユーズが用いられるが、電流ヒユーズはコスト的に
可成り高い欠点があり、この点低ワットでかつ低抵抗の
回路遮断抵抗は可成り安価であるから、その実用上の効
果は大きい。
流ヒユーズが用いられるが、電流ヒユーズはコスト的に
可成り高い欠点があり、この点低ワットでかつ低抵抗の
回路遮断抵抗は可成り安価であるから、その実用上の効
果は大きい。
なお、この考案は前記一実施例の電気蚊取器の発熱装置
にだけ実施を制約されるものではなく、正特性サーミス
タヒータを熱源とする発熱装置であれば実施可能である
。
にだけ実施を制約されるものではなく、正特性サーミス
タヒータを熱源とする発熱装置であれば実施可能である
。
この考案は以上説明したようになるから、正特性サーミ
スタヒータと、このヒータに直列接続されるとともに正
特性サーミスタヒータの異常に伴う過電流が流れること
によって破壊する回路遮断抵抗とから形成したから安価
でかつ安全に使用できる発熱装置を提供できる。
スタヒータと、このヒータに直列接続されるとともに正
特性サーミスタヒータの異常に伴う過電流が流れること
によって破壊する回路遮断抵抗とから形成したから安価
でかつ安全に使用できる発熱装置を提供できる。
第1図はこの考案の一実施例に係る発熱装置を備えた電
気蚊取器の縦断面図、第2図はその配線構造を示す蚊取
器本体の平面図、第3図は電気回路図である。 30・・・・・・正特性サーミスタヒータ、36・・・
・・・回路遮断抵抗。
気蚊取器の縦断面図、第2図はその配線構造を示す蚊取
器本体の平面図、第3図は電気回路図である。 30・・・・・・正特性サーミスタヒータ、36・・・
・・・回路遮断抵抗。
Claims (1)
- 正特性サーミスタヒータと、このヒータに直列接続され
るとともに正特性サーミスタヒータの異常に伴う過電流
が流れることによって破壊する回路遮断抵抗とからなる
ことを特徴とする発熱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4773578U JPS603510Y2 (ja) | 1978-04-12 | 1978-04-12 | 発熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4773578U JPS603510Y2 (ja) | 1978-04-12 | 1978-04-12 | 発熱装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54150147U JPS54150147U (ja) | 1979-10-18 |
JPS603510Y2 true JPS603510Y2 (ja) | 1985-01-31 |
Family
ID=28930137
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4773578U Expired JPS603510Y2 (ja) | 1978-04-12 | 1978-04-12 | 発熱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS603510Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-04-12 JP JP4773578U patent/JPS603510Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54150147U (ja) | 1979-10-18 |
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