JPS6033987B2 - フイ−ドバツク式空燃比制御装置 - Google Patents
フイ−ドバツク式空燃比制御装置Info
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- JPS6033987B2 JPS6033987B2 JP53053086A JP5308678A JPS6033987B2 JP S6033987 B2 JPS6033987 B2 JP S6033987B2 JP 53053086 A JP53053086 A JP 53053086A JP 5308678 A JP5308678 A JP 5308678A JP S6033987 B2 JPS6033987 B2 JP S6033987B2
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D41/00—Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
- F02D41/02—Circuit arrangements for generating control signals
- F02D41/14—Introducing closed-loop corrections
- F02D41/1438—Introducing closed-loop corrections using means for determining characteristics of the combustion gases; Sensors therefor
- F02D41/1477—Introducing closed-loop corrections using means for determining characteristics of the combustion gases; Sensors therefor characterised by the regulation circuit or part of it,(e.g. comparator, PI regulator, output)
- F02D41/1479—Using a comparator with variable reference
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- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、機関の排気成分濃度を検出し、この検出結果
をもとに機関への燃料供給量または空気供給量をフィー
ドバック制御し、空燃比を設定値に維持するようにした
フィードバック式空燃比制御装置に関する。
をもとに機関への燃料供給量または空気供給量をフィー
ドバック制御し、空燃比を設定値に維持するようにした
フィードバック式空燃比制御装置に関する。
内燃機関の排気成分濃度の検出結果をもとに機関の実際
の空燃比を検出し、これにより機関の実際の空燃比が目
標値と一致するよう機関への燃料供給量、または機関吸
気系への補助空気供給量または機関排気系への2次空気
供給量をフィードバック制御し混合気の空燃比または機
関の排気系に設けられた排気ガス浄化装置へ流入する排
出ガスの空燃比(機関吸気系から排気系の排出ガス浄化
装置にいたる通路中に供給される全空気供給量と全燃料
量との比を示す。
の空燃比を検出し、これにより機関の実際の空燃比が目
標値と一致するよう機関への燃料供給量、または機関吸
気系への補助空気供給量または機関排気系への2次空気
供給量をフィードバック制御し混合気の空燃比または機
関の排気系に設けられた排気ガス浄化装置へ流入する排
出ガスの空燃比(機関吸気系から排気系の排出ガス浄化
装置にいたる通路中に供給される全空気供給量と全燃料
量との比を示す。
以下、総合空燃比と称する。)を設定値を中心とした極
めて狭い範囲に維持し、もって排出ガスの浄化を図るよ
うにしたフィードバック空燃比制御装置は公知である。
特に排出ガス浄化装置に三元触媒コンバータを用いた場
合は、前記の設定値を理論空燃比とすることで排気ガス
中の有害三成分すなわちHC、C○、N○×を同時に低
減せしめることが可能である。このような従来のフィー
ドバック空燃比制御装置について第1図および第2図を
参照して説明する。第1図は機関吸気系の混合気の空燃
比を制御する、すなわち機関吸気系への燃料供給量また
は補助空気供給量を排気センサの検出出力にもとづいて
フィードバック制御する従来周知のフィードバック空燃
比制御装置であり、たとえば米国特許3903853号
、同3745768号、同4020813号、同396
0118号等に記載されているようなものである。第1
図において10は内燃機関本体、11は吸気マニホルド
、12は排気マニホルド、13は排気管である。14は
該排気管13の途中に設けられた空燃比検出用の排気セ
ンサである。
めて狭い範囲に維持し、もって排出ガスの浄化を図るよ
うにしたフィードバック空燃比制御装置は公知である。
特に排出ガス浄化装置に三元触媒コンバータを用いた場
合は、前記の設定値を理論空燃比とすることで排気ガス
中の有害三成分すなわちHC、C○、N○×を同時に低
減せしめることが可能である。このような従来のフィー
ドバック空燃比制御装置について第1図および第2図を
参照して説明する。第1図は機関吸気系の混合気の空燃
比を制御する、すなわち機関吸気系への燃料供給量また
は補助空気供給量を排気センサの検出出力にもとづいて
フィードバック制御する従来周知のフィードバック空燃
比制御装置であり、たとえば米国特許3903853号
、同3745768号、同4020813号、同396
0118号等に記載されているようなものである。第1
図において10は内燃機関本体、11は吸気マニホルド
、12は排気マニホルド、13は排気管である。14は
該排気管13の途中に設けられた空燃比検出用の排気セ
ンサである。
15は該排気センサ14の下流側の排気管13の途中に
設けられた三元触媒コンバータである。
設けられた三元触媒コンバータである。
31は制御回路であり、排気センサー4の出力を一方の
入力側に、固定レベルの設定値を出力する設定値発生回
路17の出力を他方の入力側にそれぞれ入力し、排気セ
ンサ14の出力の大小に応じて、すなわち空燃比の大小
に応じて偏差信号を出力する偏差検出回路16、および
該偏差検出回路16の出力の偏差信号を入力し、該偏差
信号の積分分出力「比例分出力等を含んだ空燃比補正信
号を出力する空燃比補正回路18とを有している。
入力側に、固定レベルの設定値を出力する設定値発生回
路17の出力を他方の入力側にそれぞれ入力し、排気セ
ンサ14の出力の大小に応じて、すなわち空燃比の大小
に応じて偏差信号を出力する偏差検出回路16、および
該偏差検出回路16の出力の偏差信号を入力し、該偏差
信号の積分分出力「比例分出力等を含んだ空燃比補正信
号を出力する空燃比補正回路18とを有している。
19は機関の前記空燃比補正信号を入力としそれに応じ
て吸気マニホルド11内に供給される燃料の流量または
補助空気の流量を制御するためのアクチュェータである
。
て吸気マニホルド11内に供給される燃料の流量または
補助空気の流量を制御するためのアクチュェータである
。
また第2図は機関吸気系の混合気の空燃比を目標値より
若干濃い(liッチ)側にあらかじめ調整しておき「機
関排気系への2次空気供給量を排気センサの検出出力に
もとづいてフィードバック制御するようにした従来周知
のフィードバック空燃比制御装置であり、たとえば特開
昭52−133412号に記載されているごときもので
ある。第2図においては2Qは内燃機関本体、2竃は吸
気マニホルドである。22は排気マニホルドであり、2
次空気分配管23が取り付けられ排気マニホルド内に2
次空気を供給できるように構成されている。
若干濃い(liッチ)側にあらかじめ調整しておき「機
関排気系への2次空気供給量を排気センサの検出出力に
もとづいてフィードバック制御するようにした従来周知
のフィードバック空燃比制御装置であり、たとえば特開
昭52−133412号に記載されているごときもので
ある。第2図においては2Qは内燃機関本体、2竃は吸
気マニホルドである。22は排気マニホルドであり、2
次空気分配管23が取り付けられ排気マニホルド内に2
次空気を供給できるように構成されている。
13,14? 15はそれぞれ第1図のものと同じ排気
管、排気センサ「三元触媒コンバータである。
管、排気センサ「三元触媒コンバータである。
32は制御回路であり第8図の実施例と同様に偏差検出
回路16を有しているが、第竃図に示す空燃比補正回路
18は有していない。
回路16を有しているが、第竃図に示す空燃比補正回路
18は有していない。
28は機関により騒動されるェアポンプであり、295
まェァポンプ28と2次空気分離管23との間に設けら
れ、制御回路32の出力を入力し、該制御回路32の出
力に応じて2次空気の供給量を制御する2次空気ァクチ
ュェータである。
まェァポンプ28と2次空気分離管23との間に設けら
れ、制御回路32の出力を入力し、該制御回路32の出
力に応じて2次空気の供給量を制御する2次空気ァクチ
ュェータである。
なお2次空気ァクチュェータ29は第1図の例における
空燃比補正回路18の機能をも果たすように構成されて
いる。第3図は前記排気センサー4の出力特性図であり
、図から明らかなごと〈排気センサー4は総合空燃比が
理論空燃比(すなわち空気過剰率入:1)よりリッチの
場合は0.9V程度の出力を発生し、総合空燃比が理論
空燃比(ハ=1)よりリーンの場合は0.1V程度の出
力を発生し「 その出力は入=1付近で急変する。従っ
て排気センサ14の出力を0.5V程度の設定値VRと
比較することにより総合空燃比が三元触媒コンバータ1
5の目標空燃比である理論空燃比よりリッチになってい
るかりーンになっているかを検出することができる。こ
の検出結果にもとづき第i図において空燃比制御回路1
8を介してアクチュェータ19を作動させるかまたは第
2図において2次空気アクチュェータ29を作動させ、
総合空燃比が目標値よりリッチになれば空気供給量を増
大させるかまたは燃料供給量を減少させて総合空燃比が
リーンに向かうよう修正し、総合空燃比が目標値よりリ
ーンになれば空気供給量を減少させるかまたは燃料供給
量を増大させて総合空燃比がリッチに向かうように修正
し、総合空燃比が目標値と一致するようにしている。こ
こで総合空燃比がアクチュェータ19または2次空気ア
クチュェータ29によって修正されてから排気センサー
4がその修正結果を検出するまでにはアクチュェータ1
9または2次空気アクチュヱ−夕29の取り付け位置か
ら排気センサー4の取り付け位置までを混合気または排
気ガスが移動するのに要する時間お〈れ(以下、移送お
〈れと称する)および排気センサ14自体の検出おくれ
があり、これらのおくれ時間によって総合空燃比は目標
空燃比を中心にある幅をもってサィクリッ外こ変動する
。第4図はこの様子を示すものであり、図の横軸は時間
、実線Aは排気センサー4の出力「実線Bはアクチュェ
ータ19または2次空気アクチュェ−夕29の取り付け
位置での総合空燃比を示す。VRは前記設定値であり入
=1の線は目標値すなわち理論空燃比を示している。T
ALはアクチュェータ19または2次空気アクチュェー
タ29の取り付け位置での総合空燃比がIJ−ンになっ
てから排気センサi4がそれを検出するまで、すなわち
排気センサー4の出力がVR以下になるまでのおくれ時
間であり、TARはアクチュェータ19または2次空気
アクチュェータ29の取り付け位置での総合空燃比がリ
ッチになってから排気センサー4がそれを検出するまで
、すなわち排気センサー4の出力がVRを越えるまでの
おくれ時間である。実線Bの傾きは空燃比補正回路18
の特性または2次空気アクチュェー夕29の特性によっ
て決定される空燃比変化率(制御利得)である。△入A
はこの空燃比変化率と前記お〈れ時間T^L,T^Rに
よって決定される空燃比変動幅である。この空燃比変動
幅に図からも明らかなごとく、空燃比変化率が小さいほ
ど、またおくれ時間T仇,T^Rが短いほど小さくなり
、排気浄化装置を効果的に作動させることができる。と
ころで、排気センサ14が空燃比のりーンを検出すると
きの設定値をVRより高いV,に設定し、排気センサ1
4が空燃比のりッチを検出するときの設定値をVRより
低いV2に設定するようにすれば、前記おくれ時間T^
LおよびT^RをそれぞれTBL,TBRに減少させ得
ることが知られている。
空燃比補正回路18の機能をも果たすように構成されて
いる。第3図は前記排気センサー4の出力特性図であり
、図から明らかなごと〈排気センサー4は総合空燃比が
理論空燃比(すなわち空気過剰率入:1)よりリッチの
場合は0.9V程度の出力を発生し、総合空燃比が理論
空燃比(ハ=1)よりリーンの場合は0.1V程度の出
力を発生し「 その出力は入=1付近で急変する。従っ
て排気センサ14の出力を0.5V程度の設定値VRと
比較することにより総合空燃比が三元触媒コンバータ1
5の目標空燃比である理論空燃比よりリッチになってい
るかりーンになっているかを検出することができる。こ
の検出結果にもとづき第i図において空燃比制御回路1
8を介してアクチュェータ19を作動させるかまたは第
2図において2次空気アクチュェータ29を作動させ、
総合空燃比が目標値よりリッチになれば空気供給量を増
大させるかまたは燃料供給量を減少させて総合空燃比が
リーンに向かうよう修正し、総合空燃比が目標値よりリ
ーンになれば空気供給量を減少させるかまたは燃料供給
量を増大させて総合空燃比がリッチに向かうように修正
し、総合空燃比が目標値と一致するようにしている。こ
こで総合空燃比がアクチュェータ19または2次空気ア
クチュェータ29によって修正されてから排気センサー
4がその修正結果を検出するまでにはアクチュェータ1
9または2次空気アクチュヱ−夕29の取り付け位置か
ら排気センサー4の取り付け位置までを混合気または排
気ガスが移動するのに要する時間お〈れ(以下、移送お
〈れと称する)および排気センサ14自体の検出おくれ
があり、これらのおくれ時間によって総合空燃比は目標
空燃比を中心にある幅をもってサィクリッ外こ変動する
。第4図はこの様子を示すものであり、図の横軸は時間
、実線Aは排気センサー4の出力「実線Bはアクチュェ
ータ19または2次空気アクチュェ−夕29の取り付け
位置での総合空燃比を示す。VRは前記設定値であり入
=1の線は目標値すなわち理論空燃比を示している。T
ALはアクチュェータ19または2次空気アクチュェー
タ29の取り付け位置での総合空燃比がIJ−ンになっ
てから排気センサi4がそれを検出するまで、すなわち
排気センサー4の出力がVR以下になるまでのおくれ時
間であり、TARはアクチュェータ19または2次空気
アクチュェータ29の取り付け位置での総合空燃比がリ
ッチになってから排気センサー4がそれを検出するまで
、すなわち排気センサー4の出力がVRを越えるまでの
おくれ時間である。実線Bの傾きは空燃比補正回路18
の特性または2次空気アクチュェー夕29の特性によっ
て決定される空燃比変化率(制御利得)である。△入A
はこの空燃比変化率と前記お〈れ時間T^L,T^Rに
よって決定される空燃比変動幅である。この空燃比変動
幅に図からも明らかなごとく、空燃比変化率が小さいほ
ど、またおくれ時間T仇,T^Rが短いほど小さくなり
、排気浄化装置を効果的に作動させることができる。と
ころで、排気センサ14が空燃比のりーンを検出すると
きの設定値をVRより高いV,に設定し、排気センサ1
4が空燃比のりッチを検出するときの設定値をVRより
低いV2に設定するようにすれば、前記おくれ時間T^
LおよびT^RをそれぞれTBL,TBRに減少させ得
ることが知られている。
この場合の排気セソサ14の出力は第4図破線Cに示す
ように変化し、また総合空燃比は第4図破線Dのように
変化する。このようにすれば、空燃比変動幅は△入Aよ
りも小さい△^Bとなり、排気浄化装置をよりいっそう
効率的に作動させることができる。このように排気セン
サ出力と比較させる設定値にヒステリシス特性を持たせ
るようにしたフィードバック式空燃比制御装置としては
特関昭52一114821号に記載されたごとさものが
知られている。
ように変化し、また総合空燃比は第4図破線Dのように
変化する。このようにすれば、空燃比変動幅は△入Aよ
りも小さい△^Bとなり、排気浄化装置をよりいっそう
効率的に作動させることができる。このように排気セン
サ出力と比較させる設定値にヒステリシス特性を持たせ
るようにしたフィードバック式空燃比制御装置としては
特関昭52一114821号に記載されたごとさものが
知られている。
この従来公知の装置は、排気センサ出力が設定値VR以
上であるか以下であるか、排気センサ出力が増大しつつ
あるか減少しつつあるかおよび排気センサ出力が設定値
VRを中心に土△Vの範囲内にあるか杏か(なおVR+
△VをV,に、VR−△VをV2に設定してある)の3
種類の条件を検出し、これらの条件を論理回路により処
理して前記のヒステリシス特性を与えるようにしている
。ところが、この従来装置においては上記のとおり検出
条件が多いため、複雑な論理回路を必要としていた。ま
た排気センサ出力が経時変化や温度変化などにより第4
図の一点鎖線Eに示すように変化した場合は、もはやヒ
ステリシス特性を与えることができなくなり、排気セン
サ出力の微分値のみに応じて制御が行なわれてしまうと
いう問題を有していた。本発明の目的は前記従来装置の
欠点を解消し簡単な回路構成によって排気センサ出力特
性の変化にかかわらず確実に前記ヒステリシス特性を与
えることのできるフィードバック空燃比制御装置を提供
することにある。
上であるか以下であるか、排気センサ出力が増大しつつ
あるか減少しつつあるかおよび排気センサ出力が設定値
VRを中心に土△Vの範囲内にあるか杏か(なおVR+
△VをV,に、VR−△VをV2に設定してある)の3
種類の条件を検出し、これらの条件を論理回路により処
理して前記のヒステリシス特性を与えるようにしている
。ところが、この従来装置においては上記のとおり検出
条件が多いため、複雑な論理回路を必要としていた。ま
た排気センサ出力が経時変化や温度変化などにより第4
図の一点鎖線Eに示すように変化した場合は、もはやヒ
ステリシス特性を与えることができなくなり、排気セン
サ出力の微分値のみに応じて制御が行なわれてしまうと
いう問題を有していた。本発明の目的は前記従来装置の
欠点を解消し簡単な回路構成によって排気センサ出力特
性の変化にかかわらず確実に前記ヒステリシス特性を与
えることのできるフィードバック空燃比制御装置を提供
することにある。
本発明の特徴は或る時定数をもって増幅度を変化させ、
排気センサ出力の変化にかかわらず出力を同一に維持す
るような自動利得制御増幅器(以下、AGC増幅器と略
称する)を介して排気センサの出力を前記偏差検出回路
に入力させるようにしたところにある。以下本発明の一
実施例を第5図乃至第10図により詳細に説明する。
排気センサ出力の変化にかかわらず出力を同一に維持す
るような自動利得制御増幅器(以下、AGC増幅器と略
称する)を介して排気センサの出力を前記偏差検出回路
に入力させるようにしたところにある。以下本発明の一
実施例を第5図乃至第10図により詳細に説明する。
第5図は本発明の一実施例の制御回路図である。図にお
いて5川ま自動利得制御増幅器(AGC増幅器)であり
55はその入力端子である。入力端子55には排気セン
サ14の出力信号が入力される。51は利得可変増幅器
であり積分回路52より出力される制御電圧Vcの大き
さによって第6図に示すように増幅度を変化させる。
いて5川ま自動利得制御増幅器(AGC増幅器)であり
55はその入力端子である。入力端子55には排気セン
サ14の出力信号が入力される。51は利得可変増幅器
であり積分回路52より出力される制御電圧Vcの大き
さによって第6図に示すように増幅度を変化させる。
なお第6図に示すGは利得可変増幅器の最大の増幅度を
示している。53は比較回路、54は基準電圧発生器で
あり、基準電圧Vsを出力する。
示している。53は比較回路、54は基準電圧発生器で
あり、基準電圧Vsを出力する。
比較回路53は前記利得可変増幅器51の出力電圧と基
準電圧Vsとを比較し、利得可変増幅器51の出力電圧
が基準電圧Vsを上回ると積分回路52に高レベルの電
圧信号を送り、利得可変増幅器51の出力電圧が基準電
圧Vsを下回ると積分回路52に低レベルの電圧信号を
送る。積分回路52は高レベルの電圧信号が入力させた
場合すなわち利得可変増幅器51の出力電圧が基準電圧
Vsを上回った場合は固有の時定数により利得可変増幅
器51へ出力する制御電圧Vcを徐々に増大させ、利得
可変増幅器51の増幅度が徐々に低下させる。一方積分
回路52に低レベルの電圧信号が入力された場合すなわ
ち利得可変増幅器51の出力電圧が基準電圧Vsを下回
った場合は固有の時定数により利得可変増幅器51へ出
力する制御電圧Vcを徐々に減少させ、利得可変増幅器
51の増幅度を徐々に増大させる。
準電圧Vsとを比較し、利得可変増幅器51の出力電圧
が基準電圧Vsを上回ると積分回路52に高レベルの電
圧信号を送り、利得可変増幅器51の出力電圧が基準電
圧Vsを下回ると積分回路52に低レベルの電圧信号を
送る。積分回路52は高レベルの電圧信号が入力させた
場合すなわち利得可変増幅器51の出力電圧が基準電圧
Vsを上回った場合は固有の時定数により利得可変増幅
器51へ出力する制御電圧Vcを徐々に増大させ、利得
可変増幅器51の増幅度が徐々に低下させる。一方積分
回路52に低レベルの電圧信号が入力された場合すなわ
ち利得可変増幅器51の出力電圧が基準電圧Vsを下回
った場合は固有の時定数により利得可変増幅器51へ出
力する制御電圧Vcを徐々に減少させ、利得可変増幅器
51の増幅度を徐々に増大させる。
従って利得可変増幅器51は入力電圧が積分回路52の
時定数に比べて極めてゆっくりとした変化をしている場
合は入力電圧の大きさにかかわらず出力電圧が前記基準
電圧vsと同一の値に固定されることになる。この特性
を第7図に示す。
時定数に比べて極めてゆっくりとした変化をしている場
合は入力電圧の大きさにかかわらず出力電圧が前記基準
電圧vsと同一の値に固定されることになる。この特性
を第7図に示す。
第7図において横軸は利得可変増幅器51の入力電圧す
なわち排気センサー4の出力信号を示し、縦軸は利得可
変増幅器51の出力電圧を示す。傾き8,は利得可変増
幅器51の最大増幅度を示す。従って排気センサ出力が
V3以下のときは利得可変増幅器51の出力は基準電圧
Vsには達せず、排気センサの出力に最大増幅度8,を
乗じた値が出力電圧となる。排気センサ出力カW3を越
えると利得可変増幅器51の出力電圧は静的特性で考え
れば前記したとおり基準電圧Vsに固定されてしまうこ
とになる。すなわち、排気センサの出力がV4に示す値
であれば利得可変増幅器51の増幅度は82 にまで低
下することになる。利得可変増幅器51の出力電圧は偏
差検出回路16の一方の入力端子(非反転入力端子)に
入力される。偏差検出回路16の他方の入力端子(反転
入力端子)には設定値発生回路57から一定レベルの設
定値VPが入力される。VPの値は前記基準電圧Vsよ
り低い値とされる。その値はVsの80%〜90%が好
ましい。偏差検出回路16の出力は前記第1図および第
2図に示す従来装置同様に空気比補正回路18を介して
ァクチュェータ19にまたは直接2次空気アクチュェー
タ29に伝達され、空燃比の補正が行なわれる。次に排
気センサの出力電圧が積分回路52の時定数に比べて短
い時間隅で変動している場合のAGC増幅器60の動作
について第8図および第9図を参照して説明する。
なわち排気センサー4の出力信号を示し、縦軸は利得可
変増幅器51の出力電圧を示す。傾き8,は利得可変増
幅器51の最大増幅度を示す。従って排気センサ出力が
V3以下のときは利得可変増幅器51の出力は基準電圧
Vsには達せず、排気センサの出力に最大増幅度8,を
乗じた値が出力電圧となる。排気センサ出力カW3を越
えると利得可変増幅器51の出力電圧は静的特性で考え
れば前記したとおり基準電圧Vsに固定されてしまうこ
とになる。すなわち、排気センサの出力がV4に示す値
であれば利得可変増幅器51の増幅度は82 にまで低
下することになる。利得可変増幅器51の出力電圧は偏
差検出回路16の一方の入力端子(非反転入力端子)に
入力される。偏差検出回路16の他方の入力端子(反転
入力端子)には設定値発生回路57から一定レベルの設
定値VPが入力される。VPの値は前記基準電圧Vsよ
り低い値とされる。その値はVsの80%〜90%が好
ましい。偏差検出回路16の出力は前記第1図および第
2図に示す従来装置同様に空気比補正回路18を介して
ァクチュェータ19にまたは直接2次空気アクチュェー
タ29に伝達され、空燃比の補正が行なわれる。次に排
気センサの出力電圧が積分回路52の時定数に比べて短
い時間隅で変動している場合のAGC増幅器60の動作
について第8図および第9図を参照して説明する。
説明の簡略化のため入力端子55に加えられる排気セン
サー4の出力信号を第8図に示すような矩形波として考
える。排気センサ14の出力が第8図の実線にて示すよ
うに最大値V5と最小値V6との間で変動している場合
を考える。この場合最大値V5が高いため利得可変増幅
器51の増幅度は低下させられて83〜84となってい
る。この理由については後ほど説明する。時刻りこおい
て排気センサー4の出力はV5からV6へステップ的に
低下する。このとき利得可変増幅器51の出力はV,3
となり基準電圧Vsよりも低くなるため、積分回路52
の出力は徐々に低下し利得可変増幅器51の増幅度がa
3から84へと徐々に増大し、その出力はV,3からV
,4へと徐々に増大していく。時刻らもこおいて排気セ
ンサー 4の出力はV6からV5へステップ的に増大し
、そのため利得可変増幅器51の出力もV,4からV,
5へとステップ的に増大する。その後は利得可変増幅器
51の出力が基準電圧Vsを上回るため積分回路52の
出力信号Vcは徐々に増大し利得可変増幅器51の増幅
度84から83へと徐々に低下しその出力信号はV,5
からV,6へと徐々に低下していく。時刻t3において
排気センサ14の出力信号がV5からV6へステップ的
に低下すると利得可変増幅器51の出力は再び基準電圧
Vsより低下し、前記の動作を繰り返すこととなる。従
ってこの場合利得可変増幅器61の出力信号は第9図の
実線で示すような右回りのループを描いて変化する。偏
差検出回路16はこの利得可変増幅器51の出力と設定
値VPとを比較し、利得可変増幅器51の出力が設定値
VPを下回ったとさすなわち排気センサ14の出力が低
下してV9を下回ったときから再び増大してV,oに達
するときまでをリーン状態と判別し、利得可変増幅器5
1の出力が設定値VPを上回ったときすなわち排気セン
サー4の出力が増大してV,oを上回ったときから再び
低下してV9に達するまでをリッチと判断する。このた
め、排気センサー4の出力が増大しつつあるときの比較
レベルを排気センサー4の出力が低下しつつあるときの
比較レベルよりも低くすること、すなわち前記のヒステ
リシス特性を与えることができる。一方、排気センサ1
4の出力信号が経時変化や温度変化により第8図の破線
にて示すような特性になっている場合、すなわち最大値
V7と最小値V8との間で変動している場合を考えると
、このときは排気センサ出力の最大値V7が低いために
利得可変増幅器51の増幅度は最大増幅度近くに増大し
て05 〜a6 になっている。(この理由については
後ほど説明する。)時亥山,において排気センサ14の
出力はV7からV8へステップ的に低下する。このとき
利得可変増幅器5蔓の出力はV,7となり基準電圧Vs
よりも低くなるため積分回路52の出力は徐々に低下し
利得可変増幅器51の増幅度は85からa6へと徐々に
増大しその出力はV,7からV,8へと徐々に増大して
いく。時刻ら‘こおいて排気センサ14の出力はV8か
らV7へとステップ的に増大し、そのため利得可変増幅
器61の出力もV,8からV,7へとステップ的に増大
する。その後は利得可変増幅器51の出力が基準電圧V
sを上回るため、積分回路52の出力信号Vcは徐々に
増大し利得可変増幅器51の増幅度がa6から85へと
徐々に低下しその出力信号はV,9からV2。へと徐々
に低下していく。時刻ら1こおいて排気センサ14の出
力信号がV7からV8へとステップ的に低下すると利得
可変増幅器51の出力信号は再び基準電圧Vsより低下
し、前記の動作を繰り返すこととなる。従ってこの場合
利得可変増幅器51の出力信号は第9図の破線で示すよ
うな右回りのループを描いて変化する。そのため、偏差
検出回路16は前記の場合と同様に排気センサー4の出
力がV,.を下回ったときにリーン信号を出力し、排気
センサー4の出力がV,2を上回ったときにリッチ信号
を出力する。V,,はV,2よりも高レベルであり、従
って排気センサ14の出力が経時変化や温度変化により
変化した場合であってもやはり前記のヒステリシス特性
を与えることができる。なお、排気センサ出力の最大値
の変化により利得可変増幅器51の増幅度が変化するこ
とについて第10図を参照して説明する。
サー4の出力信号を第8図に示すような矩形波として考
える。排気センサ14の出力が第8図の実線にて示すよ
うに最大値V5と最小値V6との間で変動している場合
を考える。この場合最大値V5が高いため利得可変増幅
器51の増幅度は低下させられて83〜84となってい
る。この理由については後ほど説明する。時刻りこおい
て排気センサー4の出力はV5からV6へステップ的に
低下する。このとき利得可変増幅器51の出力はV,3
となり基準電圧Vsよりも低くなるため、積分回路52
の出力は徐々に低下し利得可変増幅器51の増幅度がa
3から84へと徐々に増大し、その出力はV,3からV
,4へと徐々に増大していく。時刻らもこおいて排気セ
ンサー 4の出力はV6からV5へステップ的に増大し
、そのため利得可変増幅器51の出力もV,4からV,
5へとステップ的に増大する。その後は利得可変増幅器
51の出力が基準電圧Vsを上回るため積分回路52の
出力信号Vcは徐々に増大し利得可変増幅器51の増幅
度84から83へと徐々に低下しその出力信号はV,5
からV,6へと徐々に低下していく。時刻t3において
排気センサ14の出力信号がV5からV6へステップ的
に低下すると利得可変増幅器51の出力は再び基準電圧
Vsより低下し、前記の動作を繰り返すこととなる。従
ってこの場合利得可変増幅器61の出力信号は第9図の
実線で示すような右回りのループを描いて変化する。偏
差検出回路16はこの利得可変増幅器51の出力と設定
値VPとを比較し、利得可変増幅器51の出力が設定値
VPを下回ったとさすなわち排気センサ14の出力が低
下してV9を下回ったときから再び増大してV,oに達
するときまでをリーン状態と判別し、利得可変増幅器5
1の出力が設定値VPを上回ったときすなわち排気セン
サー4の出力が増大してV,oを上回ったときから再び
低下してV9に達するまでをリッチと判断する。このた
め、排気センサー4の出力が増大しつつあるときの比較
レベルを排気センサー4の出力が低下しつつあるときの
比較レベルよりも低くすること、すなわち前記のヒステ
リシス特性を与えることができる。一方、排気センサ1
4の出力信号が経時変化や温度変化により第8図の破線
にて示すような特性になっている場合、すなわち最大値
V7と最小値V8との間で変動している場合を考えると
、このときは排気センサ出力の最大値V7が低いために
利得可変増幅器51の増幅度は最大増幅度近くに増大し
て05 〜a6 になっている。(この理由については
後ほど説明する。)時亥山,において排気センサ14の
出力はV7からV8へステップ的に低下する。このとき
利得可変増幅器5蔓の出力はV,7となり基準電圧Vs
よりも低くなるため積分回路52の出力は徐々に低下し
利得可変増幅器51の増幅度は85からa6へと徐々に
増大しその出力はV,7からV,8へと徐々に増大して
いく。時刻ら‘こおいて排気センサ14の出力はV8か
らV7へとステップ的に増大し、そのため利得可変増幅
器61の出力もV,8からV,7へとステップ的に増大
する。その後は利得可変増幅器51の出力が基準電圧V
sを上回るため、積分回路52の出力信号Vcは徐々に
増大し利得可変増幅器51の増幅度がa6から85へと
徐々に低下しその出力信号はV,9からV2。へと徐々
に低下していく。時刻ら1こおいて排気センサ14の出
力信号がV7からV8へとステップ的に低下すると利得
可変増幅器51の出力信号は再び基準電圧Vsより低下
し、前記の動作を繰り返すこととなる。従ってこの場合
利得可変増幅器51の出力信号は第9図の破線で示すよ
うな右回りのループを描いて変化する。そのため、偏差
検出回路16は前記の場合と同様に排気センサー4の出
力がV,.を下回ったときにリーン信号を出力し、排気
センサー4の出力がV,2を上回ったときにリッチ信号
を出力する。V,,はV,2よりも高レベルであり、従
って排気センサ14の出力が経時変化や温度変化により
変化した場合であってもやはり前記のヒステリシス特性
を与えることができる。なお、排気センサ出力の最大値
の変化により利得可変増幅器51の増幅度が変化するこ
とについて第10図を参照して説明する。
第10図は利得可変増幅器51の出力信号の時間的変化
を示す図であり、排気センサ14の出力が実際には第8
図に示すような完全な矩形波にならず第4図A,C,E
に示すようななだらかな波形となるため、利得可変増幅
器51の出力信号も同じようななだらかな波形となる。
第10図の実線は利得可変増幅器51がある一定の平均
増幅度をもって排気センサー4の出力信号を増幅してい
るときの利得可変増幅器51の出力信号を示している。
利得可変増幅器51の平均増幅度が変化しないのである
から、その出力信号の変化の周期をTとすれば、出力信
号が前記基準電圧Vsより大となる期間すなわち増幅度
を一定の時定数で減少させている期間T,と、出力信号
が前記基準電圧Vsより小となる期間すなわち増幅度を
一定の時定数で増大させている期間(T−T,)とは等
しいはずであり、従ってT,=1/2Tとなっている。
ここで排気センサー4が経時変化や温度変化により変化
しその最大出力が低したとすると、利得可変増幅器51
の平均増幅度が変化しないと仮定すればその出力は第1
0図の破線のようになる。このとき、利得可変増幅器5
1の出力信号が基準電圧Vsを上回る期間はT2となり
これは図からも明らかなとおり前記T,より小となる。
従って増幅度を一定の時定数で減少させている期情町2
が、増幅度を一定の時定数で増大させている期間(T−
T2)よりも短くなるので平均増幅度は増大させられる
こととなる。すなわち排気センサ14の最大出力が低下
すればこのように利得可変増幅器51の平均増幅度は自
動的に増大させられ、排気センサ14の最大出力が増大
すれば前記とは逆の作用により利得可変増幅器51の平
均増幅度は減少させられることとなる。このように、本
発明においては排気センサー4の出力特性の変化にかか
わらず、排気センサ出力の比較レベルに前記ヒステリシ
ス特性を与えることができ、排気系に設けられた排気浄
化装置を効果的に作動させることが可能となる。
を示す図であり、排気センサ14の出力が実際には第8
図に示すような完全な矩形波にならず第4図A,C,E
に示すようななだらかな波形となるため、利得可変増幅
器51の出力信号も同じようななだらかな波形となる。
第10図の実線は利得可変増幅器51がある一定の平均
増幅度をもって排気センサー4の出力信号を増幅してい
るときの利得可変増幅器51の出力信号を示している。
利得可変増幅器51の平均増幅度が変化しないのである
から、その出力信号の変化の周期をTとすれば、出力信
号が前記基準電圧Vsより大となる期間すなわち増幅度
を一定の時定数で減少させている期間T,と、出力信号
が前記基準電圧Vsより小となる期間すなわち増幅度を
一定の時定数で増大させている期間(T−T,)とは等
しいはずであり、従ってT,=1/2Tとなっている。
ここで排気センサー4が経時変化や温度変化により変化
しその最大出力が低したとすると、利得可変増幅器51
の平均増幅度が変化しないと仮定すればその出力は第1
0図の破線のようになる。このとき、利得可変増幅器5
1の出力信号が基準電圧Vsを上回る期間はT2となり
これは図からも明らかなとおり前記T,より小となる。
従って増幅度を一定の時定数で減少させている期情町2
が、増幅度を一定の時定数で増大させている期間(T−
T2)よりも短くなるので平均増幅度は増大させられる
こととなる。すなわち排気センサ14の最大出力が低下
すればこのように利得可変増幅器51の平均増幅度は自
動的に増大させられ、排気センサ14の最大出力が増大
すれば前記とは逆の作用により利得可変増幅器51の平
均増幅度は減少させられることとなる。このように、本
発明においては排気センサー4の出力特性の変化にかか
わらず、排気センサ出力の比較レベルに前記ヒステリシ
ス特性を与えることができ、排気系に設けられた排気浄
化装置を効果的に作動させることが可能となる。
第1図は機関吸気系の混合気の空燃比を制御するように
した従来のフィードバック空燃比制御装置の概略構成図
、第2図は機関排気系への2次空気供給量を排気センサ
の検出出力にもとづいてフィードバック制御するように
した従来のフィードバック空燃比制御装置の概略構成図
、第3図は排気センサの出力特性図、第4図は排気セン
サの出力および総合空燃比の時間的変化を示す図、第5
図は本発明に係る一実施例の構成図、第6図は利得可変
増幅器の増幅度と制御電圧との関係を示す特性図、第7
図は自動利得可変増幅器の静的な特性を示す図、第8図
は排気センサの出力を矩形波と仮定した場合の該排気セ
ンサ出力の時間的変化を示す図、第9図は排気センサ出
力が第8図のごとく変化している場合の自動利得可変増
幅器の出力特性図、第10図は利得可変増幅器の出力信
号の時間的変化を示す図である。 14:排気センサ、16:偏差検出回路、17:設定値
発生回路、18:空燃比補正回路、19:アクチュェー
タ、29:2次空気アクチュェータ、31,32:制御
回路、50:自動利得可変増幅器(AGC増幅器)、5
2:積分回路、57:設定値発生回路。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第T図 第8図 第9図 第10図
した従来のフィードバック空燃比制御装置の概略構成図
、第2図は機関排気系への2次空気供給量を排気センサ
の検出出力にもとづいてフィードバック制御するように
した従来のフィードバック空燃比制御装置の概略構成図
、第3図は排気センサの出力特性図、第4図は排気セン
サの出力および総合空燃比の時間的変化を示す図、第5
図は本発明に係る一実施例の構成図、第6図は利得可変
増幅器の増幅度と制御電圧との関係を示す特性図、第7
図は自動利得可変増幅器の静的な特性を示す図、第8図
は排気センサの出力を矩形波と仮定した場合の該排気セ
ンサ出力の時間的変化を示す図、第9図は排気センサ出
力が第8図のごとく変化している場合の自動利得可変増
幅器の出力特性図、第10図は利得可変増幅器の出力信
号の時間的変化を示す図である。 14:排気センサ、16:偏差検出回路、17:設定値
発生回路、18:空燃比補正回路、19:アクチュェー
タ、29:2次空気アクチュェータ、31,32:制御
回路、50:自動利得可変増幅器(AGC増幅器)、5
2:積分回路、57:設定値発生回路。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第T図 第8図 第9図 第10図
Claims (1)
- 1 排気成分濃度を検出する排気センサ、該排気センサ
の検出出力信号を入力とし、空燃比制御信号を出力する
制御回路、および前記空燃比制御信号を入力とし該空燃
比制御信号に応じて総合空燃比を目標値に修正するアク
チユエータを有するフイードバツク式空燃比制御装置に
おいて、前記制御回路は、排気センサ検出出力信号を入
力とし排気センサの変化にかかわらず出力を一定とする
よう或る時定数をもつて増幅度を変化させるようにした
自動利得制御増幅器、固定レベルの設定値を出力する設
定値発生回路、および前記自動利得制御増幅器の出力と
前記設定値とを比較判別する偏差検出回路とを有してい
ることを特徴とするフイードバツク式空燃比制御装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53053086A JPS6033987B2 (ja) | 1978-05-02 | 1978-05-02 | フイ−ドバツク式空燃比制御装置 |
US06/169,986 US4278060A (en) | 1978-05-02 | 1980-07-18 | Feedback type air fuel ratio controlling system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53053086A JPS6033987B2 (ja) | 1978-05-02 | 1978-05-02 | フイ−ドバツク式空燃比制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54144522A JPS54144522A (en) | 1979-11-10 |
JPS6033987B2 true JPS6033987B2 (ja) | 1985-08-06 |
Family
ID=12932965
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP53053086A Expired JPS6033987B2 (ja) | 1978-05-02 | 1978-05-02 | フイ−ドバツク式空燃比制御装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4278060A (ja) |
JP (1) | JPS6033987B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20220058438A (ko) | 2020-10-30 | 2022-05-09 | 에이지씨 가부시키가이샤 | Euvl용 유리 기판 및 euvl용 마스크 블랭크 |
KR20220058424A (ko) | 2020-10-30 | 2022-05-09 | 에이지씨 가부시키가이샤 | Euvl용 유리 기판, 및 euvl용 마스크 블랭크 |
Families Citing this family (34)
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1980
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20220058438A (ko) | 2020-10-30 | 2022-05-09 | 에이지씨 가부시키가이샤 | Euvl용 유리 기판 및 euvl용 마스크 블랭크 |
KR20220058424A (ko) | 2020-10-30 | 2022-05-09 | 에이지씨 가부시키가이샤 | Euvl용 유리 기판, 및 euvl용 마스크 블랭크 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4278060A (en) | 1981-07-14 |
JPS54144522A (en) | 1979-11-10 |
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