JPS603368Y2 - 流体圧シリンダ - Google Patents
流体圧シリンダInfo
- Publication number
- JPS603368Y2 JPS603368Y2 JP9737279U JP9737279U JPS603368Y2 JP S603368 Y2 JPS603368 Y2 JP S603368Y2 JP 9737279 U JP9737279 U JP 9737279U JP 9737279 U JP9737279 U JP 9737279U JP S603368 Y2 JPS603368 Y2 JP S603368Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ram
- flow path
- diameter
- diameter cylindrical
- barrel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Actuator (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、小吐出流量で低圧速作動し、かつ、負荷が
かかった時点で自動的に高圧低速作動に切換えるように
した流体圧シリンダに関する。
かかった時点で自動的に高圧低速作動に切換えるように
した流体圧シリンダに関する。
紙裁断用等の剪断機における被剪断物押え板は、被剪断
物のクランプ時は単動シリンダを作動し、戻す時にはス
プリングの復元力を利用しているが、繰返し使用するこ
とによりスプリングが破損等を来し、押え板がラムの自
重で降下して作業者に危険をおよぼす恐れがあった。
物のクランプ時は単動シリンダを作動し、戻す時にはス
プリングの復元力を利用しているが、繰返し使用するこ
とによりスプリングが破損等を来し、押え板がラムの自
重で降下して作業者に危険をおよぼす恐れがあった。
従って、上記押え板等のクランプを行なうシリンダは、
押え根引上げ時もシリンダで行なう複動シリンダで、無
負荷降下時には低圧高速作動し、物体(被剪断物)に当
たった時点で高圧低速作動に切換わるものが望ましいが
、従来は開発されてなかった。
押え根引上げ時もシリンダで行なう複動シリンダで、無
負荷降下時には低圧高速作動し、物体(被剪断物)に当
たった時点で高圧低速作動に切換わるものが望ましいが
、従来は開発されてなかった。
そのため、低圧大容量と高圧小容量のダブルポンプ等を
要し、発熱、コスト、製品の大きさ等の問題をかかえて
いた。
要し、発熱、コスト、製品の大きさ等の問題をかかえて
いた。
この考案は、上記のかかる欠点の解消を目的とした流体
圧シリンダを提案するものである。
圧シリンダを提案するものである。
この考案は、第1図および第2図に示すごとく、エンド
カバー4の小径突出端面に、頭部大径円筒部とガイド用
小径円筒部よりなるラムガイド3の頭部大径端面を固着
腰該ラムガイド3のガイド用小径円筒部に、バレル1の
中央摺動穴に接触する大径部を有し、中心部に一方端を
閉塞した摺動孔を穿孔したラム2を摺動自在に外嵌し、
更に、該ラムガイド3の頭部大径円筒部とラム2に被嵌
するよう中心部に摺動穴を有したバレル1を上記エンド
カバー4の大径突出端面にボルト9にて締結してなる。
カバー4の小径突出端面に、頭部大径円筒部とガイド用
小径円筒部よりなるラムガイド3の頭部大径端面を固着
腰該ラムガイド3のガイド用小径円筒部に、バレル1の
中央摺動穴に接触する大径部を有し、中心部に一方端を
閉塞した摺動孔を穿孔したラム2を摺動自在に外嵌し、
更に、該ラムガイド3の頭部大径円筒部とラム2に被嵌
するよう中心部に摺動穴を有したバレル1を上記エンド
カバー4の大径突出端面にボルト9にて締結してなる。
また、該ラムガイド3には、ラムガイド3の頭部大径円
筒部右端面と当接するラム2大径部左端面の大径受圧面
Jに連通ずる流路Gと、ラムガイド3のガイド用小径円
筒部右端面と当接するラム2の摺動孔エンドである小径
受圧面Kに連通した上記バレル1に設けたポートSより
流路Eを経て流体を導入する油孔Tと、また、上記エン
ドカバー4のポートFと該流路Gと、油孔Tとを相互に
継ぐ流出室8を設けている。
筒部右端面と当接するラム2大径部左端面の大径受圧面
Jに連通ずる流路Gと、ラムガイド3のガイド用小径円
筒部右端面と当接するラム2の摺動孔エンドである小径
受圧面Kに連通した上記バレル1に設けたポートSより
流路Eを経て流体を導入する油孔Tと、また、上記エン
ドカバー4のポートFと該流路Gと、油孔Tとを相互に
継ぐ流出室8を設けている。
該流出室8には、エンドカバー4側内壁に一端を固着し
たコイルばね6により油孔T方向に付勢されるバルブ5
を装着しており、油孔T内の負荷流体圧によるバルブ5
の移動時に、油孔Tと流路Gを連通するように穿設され
たオリフィスUを、バルブ5小径部先端に有し、ポート
Fと流路Gとの連通を閉鎖するランド部5−1を、バル
ブ5大径部先端に有する。
たコイルばね6により油孔T方向に付勢されるバルブ5
を装着しており、油孔T内の負荷流体圧によるバルブ5
の移動時に、油孔Tと流路Gを連通するように穿設され
たオリフィスUを、バルブ5小径部先端に有し、ポート
Fと流路Gとの連通を閉鎖するランド部5−1を、バル
ブ5大径部先端に有する。
更ニ、上記バレル1のポートRと連通する油室Hをラム
2の段付小径部とバレル1の摺動穴との間に設けている
。
2の段付小径部とバレル1の摺動穴との間に設けている
。
なお、7はシールであり、また、コイルばね6を調整す
るための、調整ねじをエンドカバー内に設けることもで
きる。
るための、調整ねじをエンドカバー内に設けることもで
きる。
次に、上記構造よりなる流体圧シリンダの作動状態を説
明する。
明する。
ます、ラム2をA方向へ前進させる際は、バレル1のポ
ートSから流路Eを経て圧力流体を油孔Tに導入し、前
記小径受圧面Kに流体圧をかけてラム2を前進させる。
ートSから流路Eを経て圧力流体を油孔Tに導入し、前
記小径受圧面Kに流体圧をかけてラム2を前進させる。
一方、流体タンクから導かれた流体はエンドカバー4の
ポートFから入り、バルブ5を経由して流路Gに入り前
記大受圧面Jに流体圧をかけるから、ラム2の前進時に
はポートSからの小吐出圧力流体に流体タンクよりの多
量の流体を補充して低圧高速作動を行なう(第2図中心
線a側に示す)。
ポートFから入り、バルブ5を経由して流路Gに入り前
記大受圧面Jに流体圧をかけるから、ラム2の前進時に
はポートSからの小吐出圧力流体に流体タンクよりの多
量の流体を補充して低圧高速作動を行なう(第2図中心
線a側に示す)。
ラム2が前進して、物体に当たり負荷が生じて油孔Tの
圧力が高くなると、バルブ8を押圧しコイルばね6が圧
縮されてバルブ5はB方向へ移動し、オリフィスUを介
して流路Gと油室Tが連通すると同時に、ポートFと流
路Gはバルブ5のランド部5−1により閉鎖される(第
2図中心線す側に示す)。
圧力が高くなると、バルブ8を押圧しコイルばね6が圧
縮されてバルブ5はB方向へ移動し、オリフィスUを介
して流路Gと油室Tが連通すると同時に、ポートFと流
路Gはバルブ5のランド部5−1により閉鎖される(第
2図中心線す側に示す)。
従って、ポートSからの圧力流体は、大径受圧面Jと小
径受圧面にとに流体圧力をかけることになり、高圧低速
作動に切換えられる。
径受圧面にとに流体圧力をかけることになり、高圧低速
作動に切換えられる。
なお、ラム2の後退時は、バレル1のポートRから油孔
Hに圧力流体を導入し、油孔T内の流体は流路Eを経て
ポートSより流出する。
Hに圧力流体を導入し、油孔T内の流体は流路Eを経て
ポートSより流出する。
この時、バルブ5はコイルばね6により油孔T方向に付
勢されている。
勢されている。
この考案によれば、上記のごとく、小吐出流量で低圧高
速作動し、かつ、負荷のかかった時点で自動的に高圧低
速作動に切換わるため、高圧小容量ポンプのみで作動可
能で、製品の発熱も小さく、低コストでコンパクトであ
る。
速作動し、かつ、負荷のかかった時点で自動的に高圧低
速作動に切換わるため、高圧小容量ポンプのみで作動可
能で、製品の発熱も小さく、低コストでコンパクトであ
る。
従って、剪断機における被剪断物押え板等に、この流体
圧シリンダのラム先端を固着して作業を行なえば、非常
に作業性が良く、有用でありかつ危険性が少なくなる。
圧シリンダのラム先端を固着して作業を行なえば、非常
に作業性が良く、有用でありかつ危険性が少なくなる。
第1図はこの考案の流体圧シリンダを示す縦断正面図、
第2図はこの考案の要部拡大縦断面図である。 図中、1・・・バレル、2・・・ラム、3・・・ラムガ
イド、4・・・エンドカバー、5・・・バルブ、5−1
・・・ランド部、6・・・コイルばね、7・・・シール
、8・・・流出室、9・・・ボルト、F、S、R・・・
ポート、H・・・油室、T・・・油孔、U・・・オリフ
ィス、E、 G・・・流路、J・・・大径受圧面、K・
・・小径受圧面。
第2図はこの考案の要部拡大縦断面図である。 図中、1・・・バレル、2・・・ラム、3・・・ラムガ
イド、4・・・エンドカバー、5・・・バルブ、5−1
・・・ランド部、6・・・コイルばね、7・・・シール
、8・・・流出室、9・・・ボルト、F、S、R・・・
ポート、H・・・油室、T・・・油孔、U・・・オリフ
ィス、E、 G・・・流路、J・・・大径受圧面、K・
・・小径受圧面。
Claims (1)
- エンドカバー4の突出端面に、頭部大径円筒部とガイド
用小径円筒部よりなるラムガイド3の頭部大径端面を固
着し、該ラムガイド3のガイド用小径円筒部にラム2を
摺動自在に外嵌し、該ラムガイド3の頭部大径円筒部と
ラム2に被嵌するバレル1を上記エンドカバー4の端面
に締結してなり、該ラムガイド3に、ラムガイド3の頭
部大径円筒部端面と当接するラム2の大径受圧面Jに連
通ずる流路G1 ラムガイド3のガイド用小径円筒部端
面と当接するラム2の小径受圧面Kに連通し上記バレル
1に設けたポートSより流路Eを経て流体を導入する油
孔T1上記エンドカバー4のポートFと該流路G、油孔
Tをつなぐ流出室8を設け、該流出室8にエンドカバー
4側内壁のコイルはね6により油孔下方向に付勢される
バルブ5を装着腰油孔T内の負荷流体圧によるバルブ5
移動時に、油孔Tと流路Gを連通するように穿設された
オリフィスUおよびポートFと流路Gを閉鎖するランド
部5−1をバルブ5大径部先端に設け、更に、上記バレ
ル1のポートRと連通する油室Hをラム2とバレル1と
の間に設けてなる流体圧シリンダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9737279U JPS603368Y2 (ja) | 1979-07-13 | 1979-07-13 | 流体圧シリンダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9737279U JPS603368Y2 (ja) | 1979-07-13 | 1979-07-13 | 流体圧シリンダ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5615804U JPS5615804U (ja) | 1981-02-10 |
JPS603368Y2 true JPS603368Y2 (ja) | 1985-01-30 |
Family
ID=29330175
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9737279U Expired JPS603368Y2 (ja) | 1979-07-13 | 1979-07-13 | 流体圧シリンダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS603368Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-07-13 JP JP9737279U patent/JPS603368Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5615804U (ja) | 1981-02-10 |
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