JPS6031469B2 - 穀類を原料とする食酢の製造法 - Google Patents
穀類を原料とする食酢の製造法Info
- Publication number
- JPS6031469B2 JPS6031469B2 JP53154217A JP15421778A JPS6031469B2 JP S6031469 B2 JPS6031469 B2 JP S6031469B2 JP 53154217 A JP53154217 A JP 53154217A JP 15421778 A JP15421778 A JP 15421778A JP S6031469 B2 JPS6031469 B2 JP S6031469B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glutamic acid
- vinegar
- alcohol
- fermentation
- grains
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Distillation Of Fermentation Liquor, Processing Of Alcohols, Vinegar And Beer (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は穀類を原料とする食酢の製造法、特に穀類を原
料として風味の優れた食酢を製造する方法に関する。
料として風味の優れた食酢を製造する方法に関する。
すなわち本発明は穀類の糖化液に窒素源および必要に応
じて無機塩、徴量要素などを加えた液体塔地にグルタミ
ン酸生産菌を接種し、培養して得られたグルタミン酸含
有培養液に、糖分を追加添加または添加することないこ
、アルコール発酵性酵母を加えてアルコール発酵させる
か、または上記グルタミン酸含有培養液にアルコールを
加えることによりアルコールおよびグルタミン酸含有液
を得、これに種酢および必要に応じて酒精、栄養物質、
水などを加えて酢酸発酵を行なわせることを特徴とする
穀類を原料とする食酢の製造法であって、その目的は穀
類を原料として品質の安定した呈味性の高い食酢を製造
する方法を提供することにある。
じて無機塩、徴量要素などを加えた液体塔地にグルタミ
ン酸生産菌を接種し、培養して得られたグルタミン酸含
有培養液に、糖分を追加添加または添加することないこ
、アルコール発酵性酵母を加えてアルコール発酵させる
か、または上記グルタミン酸含有培養液にアルコールを
加えることによりアルコールおよびグルタミン酸含有液
を得、これに種酢および必要に応じて酒精、栄養物質、
水などを加えて酢酸発酵を行なわせることを特徴とする
穀類を原料とする食酢の製造法であって、その目的は穀
類を原料として品質の安定した呈味性の高い食酢を製造
する方法を提供することにある。
従来、穀類を原料とする食酢の製造における仕込液の調
製には、例えば米、麦などの穀類の糖化液をアルコール
発酵させるか、または穀類の糖化液にアルコールを添加
することにより得たアルコール含有液、種酢、および必
要に応じて酒精、栄養物質、水などが用いられている。
製には、例えば米、麦などの穀類の糖化液をアルコール
発酵させるか、または穀類の糖化液にアルコールを添加
することにより得たアルコール含有液、種酢、および必
要に応じて酒精、栄養物質、水などが用いられている。
これら穀類を原料として得たアルコール含有液は、酢酸
菌に栄養分を与えると共に食酢に特有の香味成分を生成
する原料としての役目を果している。しかし充分な香味
を持つ食酢を得るためには相当多量の原料穀類を必要と
し、多量の原料穀類を使用すると、原料に由来する各種
無機質、脂質、鍵分解性の炭水化物、蛋白質などの影響
により食酢の品質が非常に不安定になるので、現在一般
にはこれら米、麦などの穀類の使用量を一定量に止めな
ければならず、充分な香味を持つ食酢が得られていない
のが現状である。本発明者らは、このような事情にかん
がみ、穀類を原料として品質が安定し、かつ香味の優れ
た食酢を製造する方法について種々研究した結果、穀類
の糖化液に窒素源および必要に応じて無機塩、徴量要素
などを加えた液体培地にグルタミン酸生産菌を接種し、
培養して得られたグルタミン酸含有培養液に、糖分を追
加添加または添加することないこ、アルコール発酵性酵
母を加えてアルコール発酵させるか、または上記グルタ
ミン酸含有培養液にアルコールを加えることにより・ア
ルコールおよびグルタミン酸含有液を得、これに種酢お
よび必要に応じて酒精、栄養物質、水などを加えて酢酸
発酵を行なわせて食酌を製造すると、グルタミン酸含有
培養液の成分が酢酸発酵中に生成する酢酸その他の成分
と混和該成されて優れた香味を有する品質の安定した食
酢が得られることを発見した。
菌に栄養分を与えると共に食酢に特有の香味成分を生成
する原料としての役目を果している。しかし充分な香味
を持つ食酢を得るためには相当多量の原料穀類を必要と
し、多量の原料穀類を使用すると、原料に由来する各種
無機質、脂質、鍵分解性の炭水化物、蛋白質などの影響
により食酢の品質が非常に不安定になるので、現在一般
にはこれら米、麦などの穀類の使用量を一定量に止めな
ければならず、充分な香味を持つ食酢が得られていない
のが現状である。本発明者らは、このような事情にかん
がみ、穀類を原料として品質が安定し、かつ香味の優れ
た食酢を製造する方法について種々研究した結果、穀類
の糖化液に窒素源および必要に応じて無機塩、徴量要素
などを加えた液体培地にグルタミン酸生産菌を接種し、
培養して得られたグルタミン酸含有培養液に、糖分を追
加添加または添加することないこ、アルコール発酵性酵
母を加えてアルコール発酵させるか、または上記グルタ
ミン酸含有培養液にアルコールを加えることにより・ア
ルコールおよびグルタミン酸含有液を得、これに種酢お
よび必要に応じて酒精、栄養物質、水などを加えて酢酸
発酵を行なわせて食酌を製造すると、グルタミン酸含有
培養液の成分が酢酸発酵中に生成する酢酸その他の成分
と混和該成されて優れた香味を有する品質の安定した食
酢が得られることを発見した。
本発明はこの発見に基づいて完成されたものである。以
下本発明について具体的に説明する。
下本発明について具体的に説明する。
本発明に用いられる穀類の具体例としては、通常、食酢
を製造するに用いられる米、麦などが挙げられ、さらに
これらから調製した米粉、麦粉なども用いることができ
る。
を製造するに用いられる米、麦などが挙げられ、さらに
これらから調製した米粉、麦粉なども用いることができ
る。
穀類の糖化は、常法に従って行なうことができ、例えば
穀類に蒸煮などの変性処理を行なった後、粗製又は糟糖
したアミラーゼ剤および必要に応じてプロテアーゼ剤を
加えて糖化を行なってもよく、また変性処理した穀類自
体を黄麹菌等のアミラーゼ生産菌を用いて製麹しh得ら
れた麹に水を加えて糖化を行なわせ糖化液を製造しても
よい。
穀類に蒸煮などの変性処理を行なった後、粗製又は糟糖
したアミラーゼ剤および必要に応じてプロテアーゼ剤を
加えて糖化を行なってもよく、また変性処理した穀類自
体を黄麹菌等のアミラーゼ生産菌を用いて製麹しh得ら
れた麹に水を加えて糖化を行なわせ糖化液を製造しても
よい。
この穀類の糖化液は原料穀類の種類や使用するグルタミ
ン酸生産菌の種類により必要があれば加熱処理や吸着処
理などの適当な手段によって糖化液に含まれる発育調節
物質の量を調整した後、炭素源の濃度をグルコース換算
で1〜20%位になるように調整して用いる。
ン酸生産菌の種類により必要があれば加熱処理や吸着処
理などの適当な手段によって糖化液に含まれる発育調節
物質の量を調整した後、炭素源の濃度をグルコース換算
で1〜20%位になるように調整して用いる。
この穀類の糖化液に加える窒素源としては、例えば硫酸
アンモニウム、酢酸アンモニウム、尿素、ベプトン、肉
エキス、酵母エキス、コーンスチープリカーなどの無機
態および有機態の窒素源が適宜用いられるが、特に酢酸
アンモニウムを窒素源として用いた場合はアンモニア消
費後の陰イオン残基が食酢の品質に影響を及ぼすことが
なく最も好適である。
アンモニウム、酢酸アンモニウム、尿素、ベプトン、肉
エキス、酵母エキス、コーンスチープリカーなどの無機
態および有機態の窒素源が適宜用いられるが、特に酢酸
アンモニウムを窒素源として用いた場合はアンモニア消
費後の陰イオン残基が食酢の品質に影響を及ぼすことが
なく最も好適である。
窒素源の濃度は0.01〜3%(窒素換算)とするのが
適当である。また無機塩や微量要素などは加えても加え
なくても良いが、無機塩としては例えば硫酸マグネシウ
ムやリン酸二カリウムなどが、また徴量要素としては例
えばビオチンやビタミンBなどが好適に用いられる。本
発明において使用されるグルタミン酸生産菌としては通
常グルタミン酸発酵に使用されている菌株であれば、菌
の属、種を問わずいずれでも用いることができるが、例
えばブレビバクテリウム・ラクトフアーメンタムATC
CI3655、ミクロコツカス・グルタミクスATCC
I3032、コリネバクテリウム・グルタミクムATC
C21543などが好適に用いられる。グルタミン酸生
産菌の培養は、培養温度27〜37℃、pH6.5〜9
.0の範囲で、通常24〜8畑時間、振鶴または通気渡
洋培養で行なわれる。
適当である。また無機塩や微量要素などは加えても加え
なくても良いが、無機塩としては例えば硫酸マグネシウ
ムやリン酸二カリウムなどが、また徴量要素としては例
えばビオチンやビタミンBなどが好適に用いられる。本
発明において使用されるグルタミン酸生産菌としては通
常グルタミン酸発酵に使用されている菌株であれば、菌
の属、種を問わずいずれでも用いることができるが、例
えばブレビバクテリウム・ラクトフアーメンタムATC
CI3655、ミクロコツカス・グルタミクスATCC
I3032、コリネバクテリウム・グルタミクムATC
C21543などが好適に用いられる。グルタミン酸生
産菌の培養は、培養温度27〜37℃、pH6.5〜9
.0の範囲で、通常24〜8畑時間、振鶴または通気渡
洋培養で行なわれる。
このようにしてグルタミン酸生産菌の培養を終了した培
養液はそのまま用いることもできるが、適当な手段で、
例えば遠心分離または炉過によって菌体などを除去した
液を用いることもできる。
養液はそのまま用いることもできるが、適当な手段で、
例えば遠心分離または炉過によって菌体などを除去した
液を用いることもできる。
このようにして得られたグルタミン酸含有培養液は、グ
ルタミン酸生産菌の培養の結果として糖濃度が減少した
場合には、糖分を追加添加して、糖濃度を5〜20%(
グルコース換算)に調整した後、これにアルコール発酵
性酵母を加えてアルコール発酵を行なわせる。アルコー
ル発酵は通常10〜3000で4〜20日間発酵を行な
い、エチルアルコールとして5〜15%のアルコールと
グルタミン酸を含有する液を得る。また上記のグルタミ
ン酸含有培養液に直接アルコールをエチルアルコール濃
度として5〜15%になるように添加してアルコールお
よびグルタミン酸を含有する液を得ることもできる。上
記のようにして得たアルコールおよびグルタミン酸含有
液はそのまま用いることもできるが、必要に応じて炉過
その他により固形分を分離した液を得て使用することも
できる。
ルタミン酸生産菌の培養の結果として糖濃度が減少した
場合には、糖分を追加添加して、糖濃度を5〜20%(
グルコース換算)に調整した後、これにアルコール発酵
性酵母を加えてアルコール発酵を行なわせる。アルコー
ル発酵は通常10〜3000で4〜20日間発酵を行な
い、エチルアルコールとして5〜15%のアルコールと
グルタミン酸を含有する液を得る。また上記のグルタミ
ン酸含有培養液に直接アルコールをエチルアルコール濃
度として5〜15%になるように添加してアルコールお
よびグルタミン酸を含有する液を得ることもできる。上
記のようにして得たアルコールおよびグルタミン酸含有
液はそのまま用いることもできるが、必要に応じて炉過
その他により固形分を分離した液を得て使用することも
できる。
なお上記のグルタミン酸含有培養液の糖濃度を調整する
際に用いられる糖分としては、グルコ−ス、マルトース
、でんぷんの加水分解物、各種穀類の糖化液などが適宜
用いられ、また上記のグルタミン酸含有培養液に添加す
るアルコールとしては、糖質原料よりアルコール発酵法
によって製造した醸造アルコールをそのまま使用しても
、これから分離した純粋なエチルアルコールを使用して
も良い。
際に用いられる糖分としては、グルコ−ス、マルトース
、でんぷんの加水分解物、各種穀類の糖化液などが適宜
用いられ、また上記のグルタミン酸含有培養液に添加す
るアルコールとしては、糖質原料よりアルコール発酵法
によって製造した醸造アルコールをそのまま使用しても
、これから分離した純粋なエチルアルコールを使用して
も良い。
上記のようにして得られたアルコールおよびグルタミン
酸を含有する液は、種酢および必要に応じて酒精、酢酸
菌の栄養物質、水、その他を混和して酢酸発酵を行なわ
せる。
酸を含有する液は、種酢および必要に応じて酒精、酢酸
菌の栄養物質、水、その他を混和して酢酸発酵を行なわ
せる。
本発明において酢酸発酵は従来の食酢醸造で用いられる
すべての方法(例えば表面培養法、深部培養法など)を
用いて行なうことができる。
すべての方法(例えば表面培養法、深部培養法など)を
用いて行なうことができる。
そして酢酸発酵終了後は、適当な手段で菌体およびその
他の固形物質を除去した後、後発酵として30〜60日
間熟成貯蔵を行なって製品とする。本発明によりグルタ
ミン酸生産菌の培養液の成分が酢酸発酵中に生成される
酢酸その他の成分に混和醸成されて優れた香味を有する
食酢を得ることができることを官能検査の結果を示して
説明すると次の如くである。
他の固形物質を除去した後、後発酵として30〜60日
間熟成貯蔵を行なって製品とする。本発明によりグルタ
ミン酸生産菌の培養液の成分が酢酸発酵中に生成される
酢酸その他の成分に混和醸成されて優れた香味を有する
食酢を得ることができることを官能検査の結果を示して
説明すると次の如くである。
すなわち後記実施例1に記載の方法に従って製造した米
酢(試料A)と糖化液にグルタミン酸生産菌ブレビバク
テリウム・ラクトフアーメンタムATCCI3655を
培養して得た培養液の代りに、上記菌の培養を行なわな
い糖化液を用いる以外は実施例1に記載したと同様にア
ルコール発酵、酢酸発酵および熟成貯蔵を行なって得た
従来の醸造米酢(試料8)について、酢に関して習熟し
たパネル20名により3点試験法(例えば昭和3母王7
月20日、財団法人日本科学技術連盟発行、日科技運官
能検査委員会編著「工業における官能検査ハンドブック
」第492頁参照)を用いて官能検査を行なったところ
、第1表に示す様な結果を得た。
酢(試料A)と糖化液にグルタミン酸生産菌ブレビバク
テリウム・ラクトフアーメンタムATCCI3655を
培養して得た培養液の代りに、上記菌の培養を行なわな
い糖化液を用いる以外は実施例1に記載したと同様にア
ルコール発酵、酢酸発酵および熟成貯蔵を行なって得た
従来の醸造米酢(試料8)について、酢に関して習熟し
たパネル20名により3点試験法(例えば昭和3母王7
月20日、財団法人日本科学技術連盟発行、日科技運官
能検査委員会編著「工業における官能検査ハンドブック
」第492頁参照)を用いて官能検査を行なったところ
、第1表に示す様な結果を得た。
第1表上記試験の結果から、本発明によって得られる食
酢は従来の食酢の香味より一段と優れた香りおよび風味
を有する食酢であることが明らかである。
酢は従来の食酢の香味より一段と優れた香りおよび風味
を有する食酢であることが明らかである。
次に本発明の実施例を示す。
実施例 1
精白された米4kgを水に浸債後、通常の方法により蒸
煮し、冷却した蒸米に麹菌を接種し、30℃、湿度95
%で3日間製麹して米麹5.2k9を得た。
煮し、冷却した蒸米に麹菌を接種し、30℃、湿度95
%で3日間製麹して米麹5.2k9を得た。
この5.2k9の米麹と水20夕を30その容器に入れ
て混合し、加温して60ooで4餌時間糖化し、糖化終
了後、圧搾して20その糖化液を得た。この糖化液に酢
酸アンモニウム10夕、リン酸二カリウム0.5夕、硫
酸マグネシウム0.25夕を加えた液体培地を30そジ
ャーファーメンターに入れ、ブレビバクテリウム・ラク
トフアーメンタムATCCI3655を接種して30C
Oで3畑時間通気濃伴培養した後、培養終了液を遠心分
離機にかけて菌体を除去し、グルタミン酸を含有する糖
濃度10%の培養液18夕を得た。
て混合し、加温して60ooで4餌時間糖化し、糖化終
了後、圧搾して20その糖化液を得た。この糖化液に酢
酸アンモニウム10夕、リン酸二カリウム0.5夕、硫
酸マグネシウム0.25夕を加えた液体培地を30そジ
ャーファーメンターに入れ、ブレビバクテリウム・ラク
トフアーメンタムATCCI3655を接種して30C
Oで3畑時間通気濃伴培養した後、培養終了液を遠心分
離機にかけて菌体を除去し、グルタミン酸を含有する糖
濃度10%の培養液18夕を得た。
次いでこの培養液に予め前培養していた酒母4夕を加え
、2000でアルコール発酵を10日間行ない、発酵終
了後、グルタミン酸を含有する20その香味良好な酒精
発酵液を得た。
、2000でアルコール発酵を10日間行ない、発酵終
了後、グルタミン酸を含有する20その香味良好な酒精
発酵液を得た。
この酒精発酵液20〆に種酢18そを加え、40そ客木
桶にて保温しながら静遣して60日間酢酸発酵を行なっ
た後、珪簾士を加えて炉遇して菌体を除き、さらに後発
酪として60日間熟成貯蔵して米酢35夕を得た。
桶にて保温しながら静遣して60日間酢酸発酵を行なっ
た後、珪簾士を加えて炉遇して菌体を除き、さらに後発
酪として60日間熟成貯蔵して米酢35夕を得た。
実施例 2
4・麦粉10k9に水35そを加え、加圧タンクに入れ
、液化型アミラーゼ0.1k9を加え、110ooで1
80分間加熱蒸煮を行ない、冷却後、これに糖化型アミ
ラーゼ0.15kgおよびプロテアーゼ0.02k9を
加え、良く混合して6500で5畑時間糖化を行ない、
圧搾して小麦の糖化液30そを得た。
、液化型アミラーゼ0.1k9を加え、110ooで1
80分間加熱蒸煮を行ない、冷却後、これに糖化型アミ
ラーゼ0.15kgおよびプロテアーゼ0.02k9を
加え、良く混合して6500で5畑時間糖化を行ない、
圧搾して小麦の糖化液30そを得た。
この糖化液に硫酸アンモニウム0.3k9および水を加
えて50のこした液体塔地を100クタンクに入れ、コ
リネバクテリウム・グルタミクムATCC21543を
接種し、3000で6餌時間通気培養した。
えて50のこした液体塔地を100クタンクに入れ、コ
リネバクテリウム・グルタミクムATCC21543を
接種し、3000で6餌時間通気培養した。
なお培養中は50%アンモニア水を自動的に供給しなが
ら、培養液のPHを7.6〜8.0に保持した。この培
養終了液を遠心分離機を用いて遠心分離して菌体を除去
した後、9000で3び分間殺菌を行ない、グルタミン
酸含有培養液40夕を得た。このグルタミン酸含有培養
液40夕にグルコース38k9と水360夕を加え、均
一に混合して糖濃度10%とした後、予め前培養してい
た酒母60夕を加え、200○でアルコール発酵を10
日間行ない、発酵終了後、グルタミン酸を含有する40
0その香味良好な酒精発酵液を得た。この酒精発酵液4
00夕を加溢して4000となし、これを800〆客の
木桶に入れ、種酢350〆を加えて保温し、30日間静
直して酢酸発酵を行なわせた。
ら、培養液のPHを7.6〜8.0に保持した。この培
養終了液を遠心分離機を用いて遠心分離して菌体を除去
した後、9000で3び分間殺菌を行ない、グルタミン
酸含有培養液40夕を得た。このグルタミン酸含有培養
液40夕にグルコース38k9と水360夕を加え、均
一に混合して糖濃度10%とした後、予め前培養してい
た酒母60夕を加え、200○でアルコール発酵を10
日間行ない、発酵終了後、グルタミン酸を含有する40
0その香味良好な酒精発酵液を得た。この酒精発酵液4
00夕を加溢して4000となし、これを800〆客の
木桶に入れ、種酢350〆を加えて保温し、30日間静
直して酢酸発酵を行なわせた。
この発酵液に珪藻±を加えて炉過して菌体を除いた後、
更に後発酵として50日間熟成貯蔵して食酢700〆を
得た。実施例 3精白された米2.5k9に水20夕を
加え、加熱タンクに入れた。
更に後発酵として50日間熟成貯蔵して食酢700〆を
得た。実施例 3精白された米2.5k9に水20夕を
加え、加熱タンクに入れた。
これに液化型アミラーゼ25夕を加え、加熱蒸煮を10
0ooで120分間行ない、冷却後、糖化型アミラーゼ
25夕を加え、良く混合して6yoで7餌時間糖化を行
なった。糖化終了後、圧搾して米の糖化液20〆を得た
。この糖化液にリン酸二カリウム0.4夕、硫酸マグネ
シウム0.2夕を加えた液体培地を30そジャーファー
メンターに入れ、コリネバクテリウム・グルタミク」、
ATCC21543を接種し、30ooで6餌時間通気
培養した。
0ooで120分間行ない、冷却後、糖化型アミラーゼ
25夕を加え、良く混合して6yoで7餌時間糖化を行
なった。糖化終了後、圧搾して米の糖化液20〆を得た
。この糖化液にリン酸二カリウム0.4夕、硫酸マグネ
シウム0.2夕を加えた液体培地を30そジャーファー
メンターに入れ、コリネバクテリウム・グルタミク」、
ATCC21543を接種し、30ooで6餌時間通気
培養した。
なお培養中は50%アンモニア水を自動的に供給しなが
ら培養液のpHを7.6〜8.0に保持した。この培養
終了液を遠心分離機を用いて遠心分離して菌体を除去し
た後、95%酒精12夕を添加湿合してアルコールとグ
ルタミン酸を含有する培養液30夕を得た。このアルコ
ールとグルタミン酸を含有する培養液30夕に水150
そを混合し、加温して40℃となし、これを400そ客
の木桶に入れ、種酢150そを加えて保温し、30日間
静遣して酢酸発酵を行なわせた。
ら培養液のpHを7.6〜8.0に保持した。この培養
終了液を遠心分離機を用いて遠心分離して菌体を除去し
た後、95%酒精12夕を添加湿合してアルコールとグ
ルタミン酸を含有する培養液30夕を得た。このアルコ
ールとグルタミン酸を含有する培養液30夕に水150
そを混合し、加温して40℃となし、これを400そ客
の木桶に入れ、種酢150そを加えて保温し、30日間
静遣して酢酸発酵を行なわせた。
この発酵液に珪藻±を加えて菌体を除いた後、更に後発
酵として50日間熟成貯蔵して食酢300そを得た。実
施例 4 実施例2に記載したと同様にして得たグルタミン酸生産
菌の培養液40夕に95%酒精25そと水335そを混
合し、加溢して40qoとなし、これを800そ客の木
桶に入れ、種酢350〆を加えて保温し、30日間静遣
して酢酸発酵を行なわせた。
酵として50日間熟成貯蔵して食酢300そを得た。実
施例 4 実施例2に記載したと同様にして得たグルタミン酸生産
菌の培養液40夕に95%酒精25そと水335そを混
合し、加溢して40qoとなし、これを800そ客の木
桶に入れ、種酢350〆を加えて保温し、30日間静遣
して酢酸発酵を行なわせた。
Claims (1)
- 1 穀類の糖化液に窒素源および必要に応じて無機塩、
微量要素などを加えた液体培地にグルタミン酸生産菌を
接種し、培養して得られたグルタミン酸含有培養液に、
糖分を追加添加または添加することなしに、アルコール
発酵性酵母を加えてアルコール発酵させるか、または上
記グルタミン酸含有培養液にアルコールを加えることに
よりアルコールおよびグルタミン酸含有液を得、これに
種酢および必要に応じて酒精、栄養物質、水などを加え
て酢酸発酵を行なわせることを特徴とする穀類を原料と
する食酢の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53154217A JPS6031469B2 (ja) | 1978-12-15 | 1978-12-15 | 穀類を原料とする食酢の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53154217A JPS6031469B2 (ja) | 1978-12-15 | 1978-12-15 | 穀類を原料とする食酢の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5581583A JPS5581583A (en) | 1980-06-19 |
JPS6031469B2 true JPS6031469B2 (ja) | 1985-07-22 |
Family
ID=15579396
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP53154217A Expired JPS6031469B2 (ja) | 1978-12-15 | 1978-12-15 | 穀類を原料とする食酢の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6031469B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008011711A (ja) * | 2006-07-03 | 2008-01-24 | Mitsukan Group Honsha:Kk | トマト酢の製造方法、及びトマト酢 |
CN107858258B (zh) * | 2018-01-02 | 2021-01-01 | 山西梁汾金龙鱼醋业有限公司 | 一种富含琥珀酸陈醋的制备方法及富含琥珀酸的陈醋 |
-
1978
- 1978-12-15 JP JP53154217A patent/JPS6031469B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5581583A (en) | 1980-06-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4594940B2 (ja) | パラチノースを含有した低アルコールビールまたはビールに似た清涼飲料 | |
CN106119009A (zh) | 一种果香纯米酒及其酿造方法 | |
KR100642052B1 (ko) | 알코올 가수분해효소 활성을 갖는 버섯균사체로부터알코올성 음료 또는 주류를 제조하는 방법 및 알코올성음료 또는 주류 | |
JPS6239994B2 (ja) | ||
CN113528273A (zh) | 一种低杂醇高柠檬酸发酵型米酒及其酿造方法 | |
AU2005231013B2 (en) | Method of Manufacturing Liquid Koji | |
KR20110050135A (ko) | 버섯 균사체를 이용한 막걸리 제조방법 | |
JP2003169659A (ja) | アルコール含有飲料及びその製造方法 | |
JPS6153008B2 (ja) | ||
JPH11137239A (ja) | 蒸留酒及び蒸留酒の製造方法 | |
JPS6355911B2 (ja) | ||
Burgess et al. | Alcohol production by yeast in concentrated ultrafiltration permeate from cheddar cheese whey | |
JPS6031469B2 (ja) | 穀類を原料とする食酢の製造法 | |
JPS6228676B2 (ja) | ||
JPH10165163A (ja) | 香味の調整を可能にした発泡酒の製造法 | |
JP3718678B1 (ja) | 玄米を用いる液体麹の製造方法 | |
US3418211A (en) | Process of producing glucamylase and an alcohol product | |
JP3718681B1 (ja) | 雑穀類を用いる液体麹の製造法 | |
JPS61187777A (ja) | 栄養液 | |
CN113637546A (zh) | 米香型白酒生产方法 | |
JPH06133745A (ja) | 米を原料とする飲料およびその製造法 | |
JPS6228675B2 (ja) | ||
JPH10150971A (ja) | さつまいも酢およびその製造方法 | |
JP2654632B2 (ja) | 清酒の醸造方法 | |
JPS6031468B2 (ja) | 穀類を原料とする食酢の製造法 |