JPS6027307B2 - ミシン - Google Patents
ミシンInfo
- Publication number
- JPS6027307B2 JPS6027307B2 JP55129975A JP12997580A JPS6027307B2 JP S6027307 B2 JPS6027307 B2 JP S6027307B2 JP 55129975 A JP55129975 A JP 55129975A JP 12997580 A JP12997580 A JP 12997580A JP S6027307 B2 JPS6027307 B2 JP S6027307B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sewing
- sewing machine
- main shaft
- cam
- command
- Prior art date
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Links
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Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D05—SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
- D05B—SEWING
- D05B21/00—Sewing machines with devices for automatically controlling movement of work-carrier relative to stitch-forming mechanism in order to obtain particular configuration of seam, e.g. programme-controlled for sewing collars, for attaching pockets
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D05—SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
- D05B—SEWING
- D05B29/00—Pressers; Presser feet
- D05B29/06—Presser feet
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D05—SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
- D05B—SEWING
- D05B65/00—Devices for severing the needle or lower thread
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
この発明はミシンに関するもので、特に、所要の複数の
針数に相当するサイクルで一縫製動作を終了するサイク
ルミシンに関するものである。
針数に相当するサイクルで一縫製動作を終了するサイク
ルミシンに関するものである。
従来技術従来のこの種のサイクルミシンとしては、例え
ば、米国特許第3705561号明細書及び図面(日本
国特許の特公昭48−14y号公報と対応)に記載され
ているように、ミシン主軸と連動して回転し、かつ所要
の複数の針数に相当するサイクルでもつてミシン主軸の
始動停止機構を作動させるための第1のカムと、ミシン
主軸と連動して回転し、かつ第1のカムのーサィクルに
相当する針数の整数倍の針数でもつて加工物保持機構に
送り運動を付与するための第2のカムと、その第2のカ
ムによって作動され、かつ第2のカムがミシンにーサィ
クルの縫製作用を与えるための回転の終了直前まで、第
1のカムの回転にかかわらず始動停止機構の作動を無効
化するための機構とを備え、異なった整数倍の針数の制
御が可能な多種類の第2のカムを用意して、それらを選
択的に交換使用することにより、針数の相違するーサィ
クルの縫製動作を行い得るように構成したものが知られ
ている。
ば、米国特許第3705561号明細書及び図面(日本
国特許の特公昭48−14y号公報と対応)に記載され
ているように、ミシン主軸と連動して回転し、かつ所要
の複数の針数に相当するサイクルでもつてミシン主軸の
始動停止機構を作動させるための第1のカムと、ミシン
主軸と連動して回転し、かつ第1のカムのーサィクルに
相当する針数の整数倍の針数でもつて加工物保持機構に
送り運動を付与するための第2のカムと、その第2のカ
ムによって作動され、かつ第2のカムがミシンにーサィ
クルの縫製作用を与えるための回転の終了直前まで、第
1のカムの回転にかかわらず始動停止機構の作動を無効
化するための機構とを備え、異なった整数倍の針数の制
御が可能な多種類の第2のカムを用意して、それらを選
択的に交換使用することにより、針数の相違するーサィ
クルの縫製動作を行い得るように構成したものが知られ
ている。
ところが、この従来のサイクルミシンにおいては、前記
のようにミシン主軸の始動停止機構が第1のカムのーサ
ィクルに相当する針数の整数倍の針数でもつて作動制御
されるようになっているため、ミシンの一サイクルで縫
製可能な針数が第1のカムにより停止可能な針数の整数
倍に制限され、縫製作業の自由度が著しく拘束されるも
のである。又、このミシンにおいては、異なった整数倍
の針数の制御が可能な多種類の第2のカムを用意すると
ともに、それらのカムをミシン主鰍と連動して異なった
変速比で回転させるための多種類の作動連結機構(具体
的には交換可能な歯車伝達機構)を用意する必要がある
ため、構造が複雑でコスト高となり、しかも、これらの
第2のカム及び作動連結機構をミシンの所要箇所に選択
的に交換装着する必要があるため、準備作業が非常に煩
雑であり、その上に、針数を任意に選択することもでき
なかった。このような欠陥を解消するため、例えば、米
国特許第396技8ぴ号、同第4050393号明細書
及び図面(日本国特許の特関昭51−82146号公報
と対応)に記載されているように、ミシン主軸と連動し
て回転し、かつミシンの作業サイクル終了等を制御する
ための回転カムと、ミシン主軸の回転と譲時した関係で
半導体記憶装置からの位置データ指令に従い2個のステ
ップモータを作動させて、加工物保持機構に送り運動を
付与するための制御手段とを備え、その制御手段の制御
に基づき回転カムが作業サイクルの最初と終り近くにの
み回転するように構成して、針数の異なる一サイクルの
縫製動作を行い得るようにしたサイクルミシンが提案さ
れた。
のようにミシン主軸の始動停止機構が第1のカムのーサ
ィクルに相当する針数の整数倍の針数でもつて作動制御
されるようになっているため、ミシンの一サイクルで縫
製可能な針数が第1のカムにより停止可能な針数の整数
倍に制限され、縫製作業の自由度が著しく拘束されるも
のである。又、このミシンにおいては、異なった整数倍
の針数の制御が可能な多種類の第2のカムを用意すると
ともに、それらのカムをミシン主鰍と連動して異なった
変速比で回転させるための多種類の作動連結機構(具体
的には交換可能な歯車伝達機構)を用意する必要がある
ため、構造が複雑でコスト高となり、しかも、これらの
第2のカム及び作動連結機構をミシンの所要箇所に選択
的に交換装着する必要があるため、準備作業が非常に煩
雑であり、その上に、針数を任意に選択することもでき
なかった。このような欠陥を解消するため、例えば、米
国特許第396技8ぴ号、同第4050393号明細書
及び図面(日本国特許の特関昭51−82146号公報
と対応)に記載されているように、ミシン主軸と連動し
て回転し、かつミシンの作業サイクル終了等を制御する
ための回転カムと、ミシン主軸の回転と譲時した関係で
半導体記憶装置からの位置データ指令に従い2個のステ
ップモータを作動させて、加工物保持機構に送り運動を
付与するための制御手段とを備え、その制御手段の制御
に基づき回転カムが作業サイクルの最初と終り近くにの
み回転するように構成して、針数の異なる一サイクルの
縫製動作を行い得るようにしたサイクルミシンが提案さ
れた。
ところが、この従来のミシンにおいては、半導体記憶装
置としてプログラム可能なりード・オンリー} メモリ
ー(一般的にPROMと称するもの)が使用され、加工
物保持機構の位置データを永久記憶するようになってい
るため、そのPROMからの位置データ指令に従って行
われる縫製作業の種類が制限され、異なった種類の縫製
作業を行うためには、前記PROMを新たな位置データ
が書き込まれたPROMと交換する必要があり、その書
き込み作業に特別の専用機を必要とするばかりでなく、
多大な手数を要した。
置としてプログラム可能なりード・オンリー} メモリ
ー(一般的にPROMと称するもの)が使用され、加工
物保持機構の位置データを永久記憶するようになってい
るため、そのPROMからの位置データ指令に従って行
われる縫製作業の種類が制限され、異なった種類の縫製
作業を行うためには、前記PROMを新たな位置データ
が書き込まれたPROMと交換する必要があり、その書
き込み作業に特別の専用機を必要とするばかりでなく、
多大な手数を要した。
このような欠陥を解消するため、例えば、特開昭55−
38146号公報に記載されているように、ミシン主軸
の始動,停止を制御するための作動命令及び加工物保持
機構の移動位置を指示するための位置データを含む多数
の指令を適宜にプログラミングでき、そのプログラミン
グされた指令に基づいてーサィクルの縫製動作を自動的
に行い得るようにした自動ミシンが提案された。
38146号公報に記載されているように、ミシン主軸
の始動,停止を制御するための作動命令及び加工物保持
機構の移動位置を指示するための位置データを含む多数
の指令を適宜にプログラミングでき、そのプログラミン
グされた指令に基づいてーサィクルの縫製動作を自動的
に行い得るようにした自動ミシンが提案された。
ところが、この従来のミシンでは、そのミシン専用の針
定位直停止装置、加工物保持手段、糸切り機構等を必要
とするばかりでなく、それらのすべての作動を制御する
ための複雑な制御システムを必要として、製造コストが
大幅に高騰する欠陥があった。
定位直停止装置、加工物保持手段、糸切り機構等を必要
とするばかりでなく、それらのすべての作動を制御する
ための複雑な制御システムを必要として、製造コストが
大幅に高騰する欠陥があった。
目的
この発明は前記のような従釆のミシンにおける欠陥を解
消するためになされたものであって、その第1の目的は
、ミシン主軸の始動,停止をそのミシン主軸と連動して
回転するカム手段により始動停止機構を介して制御する
とともに、加工物保持手段の移動を記憶手段に記憶され
た位置データ指令に従い制御手段を介して制御するよう
にしたことにより、従来より大量に製造販売されて安価
に提供されている閏止めミシン等のサイクルミシンを部
分的に改造するのみで、容易に構成し得るとともに全体
として優れた機能を具備させることができ、しかも製造
コストを低減させることができるミシンを提供すること
にある。
消するためになされたものであって、その第1の目的は
、ミシン主軸の始動,停止をそのミシン主軸と連動して
回転するカム手段により始動停止機構を介して制御する
とともに、加工物保持手段の移動を記憶手段に記憶され
た位置データ指令に従い制御手段を介して制御するよう
にしたことにより、従来より大量に製造販売されて安価
に提供されている閏止めミシン等のサイクルミシンを部
分的に改造するのみで、容易に構成し得るとともに全体
として優れた機能を具備させることができ、しかも製造
コストを低減させることができるミシンを提供すること
にある。
この発明の第2の目的は、前記カム手段により所要の複
数の針数に相当するサイクルでもつて始動停止機構の作
動を制御するとともに、作動手段によりカム手段に基づ
く始動停止機構の作動を有効化するようにし、さらに、
前記記憶手段に記憶された加工物保持手段のための位置
データ及び作動手段のための作動命令を含む多数の指令
に関連して形成される針数が、カム手段により停止可能
な針数と一致しない場合、補正手段により次の停止点ま
での不足針数分の指令を返し縫指令として補正するよう
にし、ミシンのーサィクルにおいて縫製可能な針数に制
限を受けることがなく、縫製作業の自由度を確保するこ
とができるミシンを提供することにある。
数の針数に相当するサイクルでもつて始動停止機構の作
動を制御するとともに、作動手段によりカム手段に基づ
く始動停止機構の作動を有効化するようにし、さらに、
前記記憶手段に記憶された加工物保持手段のための位置
データ及び作動手段のための作動命令を含む多数の指令
に関連して形成される針数が、カム手段により停止可能
な針数と一致しない場合、補正手段により次の停止点ま
での不足針数分の指令を返し縫指令として補正するよう
にし、ミシンのーサィクルにおいて縫製可能な針数に制
限を受けることがなく、縫製作業の自由度を確保するこ
とができるミシンを提供することにある。
この発明の第3の目的は、前記第1及び第2の目的で述
べた特徴を備え、かつプログラミング操作手段により加
工物保持手段のための位置データ等を容易にプログラミ
ングすることができるミシンを提供することにある。
べた特徴を備え、かつプログラミング操作手段により加
工物保持手段のための位置データ等を容易にプログラミ
ングすることができるミシンを提供することにある。
問題点を解決するための手段
第38図は本発明の機能ブロック図を示し、第1の発明
のミシンは、加工物支持ペット500を有するフレーム
501と、そのフレーム501に回転可能に支承された
ミシン主軸76と、そのミシン主軸502に作動的に連
結され、その回転に従って往復動される針503と、前
記ミシン主軸502を駆動するための主軸駆動手段50
4と、その主軸駆動手段504と前記ミシン主軸502
との間に設けられ、ミシン主軸502の始動、停止を行
なうための始動停止機構505と、所要の複数の針数K
に相当するサイクルでもつて前記始動停止機構505の
作動を制御するために、前記ミシン主軸502と連動し
て回転するカム手段506と、前記ミシン主軸502と
始動停止機構505との間に介在され、前記カム手段5
06による始動停止機構505の作動を有効化するため
の作動手段507と、前記加工物支持ペット500上に
おいて、針503の往復動通略を藤切る方向へ移動可能
に支承された加工物保持手段508と、その加工物保持
手段508を移動させるための送り駆動手段509と、
前記加工物保持手段508の移動位置を指示する位置デ
ータと、前記作動手段507のための作動命令とを含む
多数の指令を記憶するための記憶手段510と、前記記
憶手段6101こ記憶された多数の指令に関連して形成
される針数NOSと前記カム手段506により停止可能
な前記所要の複数の針数Kとで返し縫針数ANSERを
演算式「ANSER=K−(NOS/Kの余り))」に
従って演算する演算手段611と、その返し針数ANS
ERを次の停止点までの不足針数分とし、その返し針数
ANSERだけ返し縫いを行なわせるための返し縫指令
を作成して前記記憶手段51川こ記憶する補正手段51
2と前記記憶手段5101こ記憶された前記指令に従っ
て、前記作動手段507及び送り駆動手段509を作動
させるための制御手段513とを備えている。
のミシンは、加工物支持ペット500を有するフレーム
501と、そのフレーム501に回転可能に支承された
ミシン主軸76と、そのミシン主軸502に作動的に連
結され、その回転に従って往復動される針503と、前
記ミシン主軸502を駆動するための主軸駆動手段50
4と、その主軸駆動手段504と前記ミシン主軸502
との間に設けられ、ミシン主軸502の始動、停止を行
なうための始動停止機構505と、所要の複数の針数K
に相当するサイクルでもつて前記始動停止機構505の
作動を制御するために、前記ミシン主軸502と連動し
て回転するカム手段506と、前記ミシン主軸502と
始動停止機構505との間に介在され、前記カム手段5
06による始動停止機構505の作動を有効化するため
の作動手段507と、前記加工物支持ペット500上に
おいて、針503の往復動通略を藤切る方向へ移動可能
に支承された加工物保持手段508と、その加工物保持
手段508を移動させるための送り駆動手段509と、
前記加工物保持手段508の移動位置を指示する位置デ
ータと、前記作動手段507のための作動命令とを含む
多数の指令を記憶するための記憶手段510と、前記記
憶手段6101こ記憶された多数の指令に関連して形成
される針数NOSと前記カム手段506により停止可能
な前記所要の複数の針数Kとで返し縫針数ANSERを
演算式「ANSER=K−(NOS/Kの余り))」に
従って演算する演算手段611と、その返し針数ANS
ERを次の停止点までの不足針数分とし、その返し針数
ANSERだけ返し縫いを行なわせるための返し縫指令
を作成して前記記憶手段51川こ記憶する補正手段51
2と前記記憶手段5101こ記憶された前記指令に従っ
て、前記作動手段507及び送り駆動手段509を作動
させるための制御手段513とを備えている。
又、第2の発明のミシンは前記第1の発明に加えて、前
記作動手段507及び送り駆動手段509の作動を指示
するための手動操作可能なプログラミング操作手段51
4と、そのプログラミング操作手段514の操作に基づ
き前記各指令を作成し前記記憶手段5101こ記憶する
指令作成手段515とを備えている。実施例 以下、.この発明を具体化したサイクルミシンの構成を
図面に従って説明すると、第1図に示すようにテープル
ー上に載層されたミシンフレーム2は脚柱2aと、その
脚柱2aから前方に延びるブラケツトアーム2bと、そ
のブラケツトアーム2bの下方において脚柱2aから前
方に突出する加工物支持ベッド2cとを備えている。
記作動手段507及び送り駆動手段509の作動を指示
するための手動操作可能なプログラミング操作手段51
4と、そのプログラミング操作手段514の操作に基づ
き前記各指令を作成し前記記憶手段5101こ記憶する
指令作成手段515とを備えている。実施例 以下、.この発明を具体化したサイクルミシンの構成を
図面に従って説明すると、第1図に示すようにテープル
ー上に載層されたミシンフレーム2は脚柱2aと、その
脚柱2aから前方に延びるブラケツトアーム2bと、そ
のブラケツトアーム2bの下方において脚柱2aから前
方に突出する加工物支持ベッド2cとを備えている。
第2図に示すように前記ブラケットアーム2bの頭部に
は、下端に縫い針3を有する針綾4と下端に布押え足5
を有する押え綾6とが上下動可能に装着され、又、前記
加工物支持ベッド2c上には、加工物保持手段としての
保持装置7が針3の往復動通路を横切って水平方向へ移
動可能に支承されている。そして、前記針3と加工物支
持ベッド2c内に設けられた糸輪捕捉器(図示しない)
との協働作用により、第8,9図に示すように加工物保
持装置7に保持された加工布8に縫目が形成されるよう
になつている。第1図に示すように前記テーブル1の上
面にはプ。
は、下端に縫い針3を有する針綾4と下端に布押え足5
を有する押え綾6とが上下動可能に装着され、又、前記
加工物支持ベッド2c上には、加工物保持手段としての
保持装置7が針3の往復動通路を横切って水平方向へ移
動可能に支承されている。そして、前記針3と加工物支
持ベッド2c内に設けられた糸輪捕捉器(図示しない)
との協働作用により、第8,9図に示すように加工物保
持装置7に保持された加工布8に縫目が形成されるよう
になつている。第1図に示すように前記テーブル1の上
面にはプ。
グラミング操作手段としての操作ケース9が銭遣され、
ミシンに対して着脱可能に構成されている。このプログ
ラミング操作ケース9のキーボード10には第3図に示
すように多数の操作キーが設けられ、これらの操作キー
として、プ。グラム・キー11、リセット・キー12、
エンド・キー13、ロード・キー14、フイード・キー
15及びキャンセル・キー16からなるファンクション
・キー群と、「0」から「9」までの数字キー群17と
、ブラス・キー18及びマイナス・キー19と、前記加
工物保持装置7を正×藤方向(第2,5図に示す矢印×
方向)及びそれと反対の負×軸方向に移動させるための
×鞠ジョグ・キー20,21と、加工物保持装置7を正
Y軸方向(第2,5図に示す矢印Y方向)及びそれと反
対の負Y軸方向に移動させるためのY藤ジョグ・キー2
2,23とが設けられている。又、前記プログラミング
操作ケース9には多数の表示部が設けられ、それらの表
示部として、前記フィード・キー15の操作状態を表示
するためのフィード・ランプ24と、前記キャンセル・
キー16の操作状態を表示するためのキャンセル・ラン
プ25と、前記X軸ジョグ・キー20,21の操作によ
る加工物保持装置7のX軸方向への移動量を表示するた
めのX軸位置表示部26と、前記Y軸ジョグ・キー22
,23の操作による加工物保持装置7のY軸方向への移
動量を表示するためのY軸位置表示部27と、前記数字
キー群17中の数字キーの操作に従って「0」から「9
」までの3桁の数字を表示するための数字表示部28と
が設けられている。
ミシンに対して着脱可能に構成されている。このプログ
ラミング操作ケース9のキーボード10には第3図に示
すように多数の操作キーが設けられ、これらの操作キー
として、プ。グラム・キー11、リセット・キー12、
エンド・キー13、ロード・キー14、フイード・キー
15及びキャンセル・キー16からなるファンクション
・キー群と、「0」から「9」までの数字キー群17と
、ブラス・キー18及びマイナス・キー19と、前記加
工物保持装置7を正×藤方向(第2,5図に示す矢印×
方向)及びそれと反対の負×軸方向に移動させるための
×鞠ジョグ・キー20,21と、加工物保持装置7を正
Y軸方向(第2,5図に示す矢印Y方向)及びそれと反
対の負Y軸方向に移動させるためのY藤ジョグ・キー2
2,23とが設けられている。又、前記プログラミング
操作ケース9には多数の表示部が設けられ、それらの表
示部として、前記フィード・キー15の操作状態を表示
するためのフィード・ランプ24と、前記キャンセル・
キー16の操作状態を表示するためのキャンセル・ラン
プ25と、前記X軸ジョグ・キー20,21の操作によ
る加工物保持装置7のX軸方向への移動量を表示するた
めのX軸位置表示部26と、前記Y軸ジョグ・キー22
,23の操作による加工物保持装置7のY軸方向への移
動量を表示するためのY軸位置表示部27と、前記数字
キー群17中の数字キーの操作に従って「0」から「9
」までの3桁の数字を表示するための数字表示部28と
が設けられている。
そして、前記表示ランプ24,25はそれぞれ発光ダイ
オードにより構成され、又、前記X軸及びY軸位置表示
部はそれぞれ2つの7セグメント発光ダィオードーこよ
り構成され、さらに、前記数字表示部28は3つの7セ
グメント発光ダイオードにより構成されている。一方、
前記テーブル1の前面には第1図に示すように制御パネ
ル29及び電源スイッチ30が設けられ、その制御パネ
ル39上には第4図に示すように、テスト及び途中総用
のスイッチ(以下、単にテスト・スイッチという)31
と非常停止及び復帰用のスイッチ(以下、単に非常停止
スイッチという)32とが配置されるとともに、電源ラ
ンプ33、テスト・ランプ34及び非常停止ランプ35
が配置され、前記スイッチ31,32の下方には第20
図に示す磁気カード36を挿入するための関口37が形
成されている。そして、前記テスト・スイッチ31は保
持型スイッチにより礎成され、最初の押圧操作により作
動位置に保持されるとともに、次の押圧操作により解放
位置へ復帰するようになっている。又、前記テープルー
の下方には縫製開始用のスタート・ペダル18とクラン
プ・ペダル39とが設けられている。次に、前記加工物
保持装置7の構成を第2,5図に従って詳細に説明する
と、ミシンフレーム2の加工物支持ベッド2c上には覆
板40及び針板41が固定され、その覆板40には透孔
40a及び円弧状の最孔40bが形成されるとともに、
針板41には針孔41aが形成されている。
オードにより構成され、又、前記X軸及びY軸位置表示
部はそれぞれ2つの7セグメント発光ダィオードーこよ
り構成され、さらに、前記数字表示部28は3つの7セ
グメント発光ダイオードにより構成されている。一方、
前記テーブル1の前面には第1図に示すように制御パネ
ル29及び電源スイッチ30が設けられ、その制御パネ
ル39上には第4図に示すように、テスト及び途中総用
のスイッチ(以下、単にテスト・スイッチという)31
と非常停止及び復帰用のスイッチ(以下、単に非常停止
スイッチという)32とが配置されるとともに、電源ラ
ンプ33、テスト・ランプ34及び非常停止ランプ35
が配置され、前記スイッチ31,32の下方には第20
図に示す磁気カード36を挿入するための関口37が形
成されている。そして、前記テスト・スイッチ31は保
持型スイッチにより礎成され、最初の押圧操作により作
動位置に保持されるとともに、次の押圧操作により解放
位置へ復帰するようになっている。又、前記テープルー
の下方には縫製開始用のスタート・ペダル18とクラン
プ・ペダル39とが設けられている。次に、前記加工物
保持装置7の構成を第2,5図に従って詳細に説明する
と、ミシンフレーム2の加工物支持ベッド2c上には覆
板40及び針板41が固定され、その覆板40には透孔
40a及び円弧状の最孔40bが形成されるとともに、
針板41には針孔41aが形成されている。
覆板40上には送り台42が移動可能に支承され、前記
透孔40aと対応する部分には係合溝42aが形成され
るとともに、前記長孔40bと対応する部分には係合孔
42bが形成されている。送り台42の前端には四角枠
状の送り板43が固定され、前記針板41上において送
り台42と一体的に移動されるようになっている。前記
送り台42上には押え腕44が固定され、ミシンフレー
ム2のプラケットアーム2bと加工物支持ベッド2cと
の間において前方に延びている。前記押え腕44の前端
には一対の可動板45が上下動可能に支持されている。
透孔40aと対応する部分には係合溝42aが形成され
るとともに、前記長孔40bと対応する部分には係合孔
42bが形成されている。送り台42の前端には四角枠
状の送り板43が固定され、前記針板41上において送
り台42と一体的に移動されるようになっている。前記
送り台42上には押え腕44が固定され、ミシンフレー
ム2のプラケットアーム2bと加工物支持ベッド2cと
の間において前方に延びている。前記押え腕44の前端
には一対の可動板45が上下動可能に支持されている。
それらの可動板45の下端には平面形ほぼU字状の布押
え板46がそれぞれ固定され、第8,9図に示すように
前記送り板43との間で加工布8を挟着保持するように
なっている。前記押え腕44の両側面には支軸47によ
り作動レバー48が回動可能に支持され、それらの前端
において前記可動板45にそれぞれ係合している。各作
動レバー48と押え腕44との間には引張ばね49が設
けられ、弱いばね力で前記布押え板46を下方へ押付け
るようになっている。押え腕44の両側面には前記支軸
47により押圧しバー50が回動可能に支持され、それ
らの前端に形成された係合部50aにおいて作勤レバー
48と係合し得るよになっている。各押圧しバー50と
押え腕44との間には押えばね51が介装され、押圧レ
バ一50、作動レバー48及び可動板45を介して布押
え板46に布押え圧力を付与するようになっている。前
記ミシンフレーム2のブラケツトアーム2bの下面には
押え圧力を解除するための解除板52が上下動可能に支
承され、前記押圧しバ一50の後端と孫合可能に対応し
ている。
え板46がそれぞれ固定され、第8,9図に示すように
前記送り板43との間で加工布8を挟着保持するように
なっている。前記押え腕44の両側面には支軸47によ
り作動レバー48が回動可能に支持され、それらの前端
において前記可動板45にそれぞれ係合している。各作
動レバー48と押え腕44との間には引張ばね49が設
けられ、弱いばね力で前記布押え板46を下方へ押付け
るようになっている。押え腕44の両側面には前記支軸
47により押圧しバー50が回動可能に支持され、それ
らの前端に形成された係合部50aにおいて作勤レバー
48と係合し得るよになっている。各押圧しバー50と
押え腕44との間には押えばね51が介装され、押圧レ
バ一50、作動レバー48及び可動板45を介して布押
え板46に布押え圧力を付与するようになっている。前
記ミシンフレーム2のブラケツトアーム2bの下面には
押え圧力を解除するための解除板52が上下動可能に支
承され、前記押圧しバ一50の後端と孫合可能に対応し
ている。
従って、ミシンの停止時に後述する動力作動機構により
解除板52が降下されると、両押圧しバー50が押えば
ね51の作用に抗して第2図の時計方向に回動され、そ
れらの係合部50aが作動レバー48から離脱して、両
布押え板46に対する押えばね51の押え圧力が解除さ
れる。又、ミシンの始動時に動力作動機構により前記解
除板52が上昇されると、両押圧しバー50が押えばね
51の作用により復帰回動され、それらの係合部50a
が作動レバー48に係合し、両布押え板46に対し押え
ばね51の押え圧力が付与される。次に、前記加工物保
持装置7を移動させるための送り駆動手段の構成を第2
,5,6,7図に従って説明すると、ミシンフレーム2
の脚柱2a下面には第6,7図に示すようにテーブル1
の透孔53を通って下方に延びる複数の支持杵54が突
設され、それらの支持杵54の下面にはねじ55により
1枚の取付板56が固定されている。
解除板52が降下されると、両押圧しバー50が押えば
ね51の作用に抗して第2図の時計方向に回動され、そ
れらの係合部50aが作動レバー48から離脱して、両
布押え板46に対する押えばね51の押え圧力が解除さ
れる。又、ミシンの始動時に動力作動機構により前記解
除板52が上昇されると、両押圧しバー50が押えばね
51の作用により復帰回動され、それらの係合部50a
が作動レバー48に係合し、両布押え板46に対し押え
ばね51の押え圧力が付与される。次に、前記加工物保
持装置7を移動させるための送り駆動手段の構成を第2
,5,6,7図に従って説明すると、ミシンフレーム2
の脚柱2a下面には第6,7図に示すようにテーブル1
の透孔53を通って下方に延びる複数の支持杵54が突
設され、それらの支持杵54の下面にはねじ55により
1枚の取付板56が固定されている。
その取付板56の下面にはX軸がパルス・モータ57及
びY軸パルス・モータ58が上端のフランジ部57a,
58aにおいて複数のねじ59により隣接状態で垂下固
定され、それらのモータ57,58から取付板56の透
孔56aを通って上方に延びるモータ軸57b,5b上
には駆動歯車60,61がそれぞれ取付けられている。
そして、この実施例においては、前記X軸及びY軸パル
ス・モータ57,58の取付位置がミシンの諸機構を含
むミシンフレーム2の重心位置とほぼ一致するように設
定されている。従って、前記の構成によれば、ミシンフ
レーム2に対するパルス・モータ57,58の絹付けを
容易に行うことができ、しかも、大重量のパルス・モー
タの取付位贋がミシンフレームの重心位置よりも上方に
あるミシンと異なって、縫製運転時におけるミシンフレ
ーム2の振動等を確実に防止することができる。第5,
6,7図に示すように、前記X軸及びY軸パルス・モー
タ57,58‘こ対応してミシンフレーム2内には回敷
軸62,63が回動可能に支承され、それらの下端には
前記駆動歯車60,61に噛合する扇形状の従敷歯車6
4,65が固定されている。
びY軸パルス・モータ58が上端のフランジ部57a,
58aにおいて複数のねじ59により隣接状態で垂下固
定され、それらのモータ57,58から取付板56の透
孔56aを通って上方に延びるモータ軸57b,5b上
には駆動歯車60,61がそれぞれ取付けられている。
そして、この実施例においては、前記X軸及びY軸パル
ス・モータ57,58の取付位置がミシンの諸機構を含
むミシンフレーム2の重心位置とほぼ一致するように設
定されている。従って、前記の構成によれば、ミシンフ
レーム2に対するパルス・モータ57,58の絹付けを
容易に行うことができ、しかも、大重量のパルス・モー
タの取付位贋がミシンフレームの重心位置よりも上方に
あるミシンと異なって、縫製運転時におけるミシンフレ
ーム2の振動等を確実に防止することができる。第5,
6,7図に示すように、前記X軸及びY軸パルス・モー
タ57,58‘こ対応してミシンフレーム2内には回敷
軸62,63が回動可能に支承され、それらの下端には
前記駆動歯車60,61に噛合する扇形状の従敷歯車6
4,65が固定されている。
一方の回動軸62の上端には×軸作動腕66が取付けら
れ、その先端には前記覆板40の透孔40aを通って上
方に延びるピン66aが突設されている。前記送り台4
2の係合溝42a内には角コマ67が摺動可能に収容さ
れ、その中心には前記ピン66aが鉄入されている。他
方の回動議63の上端にはY軸作動腕68が取付けられ
、その先端には前記覆板40の長孔40bを通って上方
に延びるピン68aが突設されている。前記送り台42
の係合孔42b内にはメタル69が漆着固定され、その
内部には前記ピン68aが鉄入されている。従って、前
記×軸パルス・モータ57が歩進回動されると、駆動歯
車60、従動歯車64、回動軸62及び×鞄作動腕66
を介して前記加工物保持装置7全体がX軸方向に移動さ
れ、又、前記Y軸パルス・モータ58が歩進回動される
と、駆動歯車61、従動歯車65、回動軸63及びY軸
作動腕68を介して加工物保持装置7全体がY軸方向に
移動される。なお、前記の構成では×軸及びY軸作動腕
66,68の回動により加工物保持装置7が移動される
ようになっているため、その加工物保持装置7はX軸方
向及びY軸方向へ直線移動されないが、この明細書中に
おいては、便宜上、単にX軸方向及びY軸方向の移動と
して説明する。
れ、その先端には前記覆板40の透孔40aを通って上
方に延びるピン66aが突設されている。前記送り台4
2の係合溝42a内には角コマ67が摺動可能に収容さ
れ、その中心には前記ピン66aが鉄入されている。他
方の回動議63の上端にはY軸作動腕68が取付けられ
、その先端には前記覆板40の長孔40bを通って上方
に延びるピン68aが突設されている。前記送り台42
の係合孔42b内にはメタル69が漆着固定され、その
内部には前記ピン68aが鉄入されている。従って、前
記×軸パルス・モータ57が歩進回動されると、駆動歯
車60、従動歯車64、回動軸62及び×鞄作動腕66
を介して前記加工物保持装置7全体がX軸方向に移動さ
れ、又、前記Y軸パルス・モータ58が歩進回動される
と、駆動歯車61、従動歯車65、回動軸63及びY軸
作動腕68を介して加工物保持装置7全体がY軸方向に
移動される。なお、前記の構成では×軸及びY軸作動腕
66,68の回動により加工物保持装置7が移動される
ようになっているため、その加工物保持装置7はX軸方
向及びY軸方向へ直線移動されないが、この明細書中に
おいては、便宜上、単にX軸方向及びY軸方向の移動と
して説明する。
第5図に示すように、一方の従動歯車64の両側におい
てミシンフレーム2内には正×鞠方向及び負×鞠方向の
リミット・スイッチ70,71が設けられ、このリミッ
ト・スイッチ70,71が従動歯車64の両側縁にて作
動されて、前記加工物保持装置7の×鼠方向への移動範
囲が規制されるようになっている。
てミシンフレーム2内には正×鞠方向及び負×鞠方向の
リミット・スイッチ70,71が設けられ、このリミッ
ト・スイッチ70,71が従動歯車64の両側縁にて作
動されて、前記加工物保持装置7の×鼠方向への移動範
囲が規制されるようになっている。
他方の従動歯車65の両側においてミシンフレーム2内
には正Y軸方向及び負Y軸方向のリミット・スイッチ7
2,73が設けられ、このリミット・スイッチ72,7
3が従敷歯車65の両側縁にて作動されて、加工物保持
装置7のY軸方向への移動範囲が規制されるようになっ
ている。前記正×軸方向のりミット・スイッチ70及び
負Y軸方向のリミット・スイッチ73の下方にはX軸原
点及びY藤原点を指示するりミット・スイッチ74,7
5が設けられ、このリミット・スイッチ74,75が従
動歯車64,65の一側縁にて作動され、加工物保持装
置7の絶対原点位置が指示されるようになっている。次
に、前記針棒4及び押え棒6を上下動させるための構成
を第2,8,9,10図に従って説明すると、ミシンフ
レーム2のプラケツトアーム2b内には第2図に示すよ
うにミシン主軸76が回転可能に支承され、その前端に
はクランク体77が取付かけられている。そして、ミシ
ン主軸76の回転にともないクランク体77によりクラ
ンク・ロッド78を介して針棒4が上下動されるととも
に、ブラケツトアーム2bの頭部に設けられた天秤体7
9が揺動されるようになっている。前記針榛4上には針
棒抱き80が固定され、第8〜10図に示すようにその
側方には角コマ80aが取付けられるとともに、前方に
はローラ80bが回転自在に取付けられている。前記ブ
ラケットァーム2b内には上下方向へ延びる案内溝81
aを有する案内板81が設けられ、前記角コマ80aが
この案内溝81aに係合して、針綾4の上下運動が案内
されるようになっている。一方、前記押え棒6上には押
え綾抱き82が固定されている。
には正Y軸方向及び負Y軸方向のリミット・スイッチ7
2,73が設けられ、このリミット・スイッチ72,7
3が従敷歯車65の両側縁にて作動されて、加工物保持
装置7のY軸方向への移動範囲が規制されるようになっ
ている。前記正×軸方向のりミット・スイッチ70及び
負Y軸方向のリミット・スイッチ73の下方にはX軸原
点及びY藤原点を指示するりミット・スイッチ74,7
5が設けられ、このリミット・スイッチ74,75が従
動歯車64,65の一側縁にて作動され、加工物保持装
置7の絶対原点位置が指示されるようになっている。次
に、前記針棒4及び押え棒6を上下動させるための構成
を第2,8,9,10図に従って説明すると、ミシンフ
レーム2のプラケツトアーム2b内には第2図に示すよ
うにミシン主軸76が回転可能に支承され、その前端に
はクランク体77が取付かけられている。そして、ミシ
ン主軸76の回転にともないクランク体77によりクラ
ンク・ロッド78を介して針棒4が上下動されるととも
に、ブラケツトアーム2bの頭部に設けられた天秤体7
9が揺動されるようになっている。前記針榛4上には針
棒抱き80が固定され、第8〜10図に示すようにその
側方には角コマ80aが取付けられるとともに、前方に
はローラ80bが回転自在に取付けられている。前記ブ
ラケットァーム2b内には上下方向へ延びる案内溝81
aを有する案内板81が設けられ、前記角コマ80aが
この案内溝81aに係合して、針綾4の上下運動が案内
されるようになっている。一方、前記押え棒6上には押
え綾抱き82が固定されている。
ブラケットアーム2bに螺合された調節ねじ83と押え
棒抱き82との間には押え‘まね84が介装され、押え
棒6を下方に押圧して前記布押え足5に押え圧力を付与
するようになっている。前記押え棒抱き82上には作動
板85が固定され、その一柳にはブラケットアーム2b
の案内溝86に係合して押え棒6の上下運動を案内する
ための突起85aが形成されるとともに、上端にはピン
85bが突設されている。前記ブラケットアーム2bの
前面には押え上げレバー87が回動操作可能に装着され
、その回勢鞠87aの内機には前記作動板85の下面に
係合するカム88が固定されている。従って、押え上げ
レバー87を第8図の状態から時計方向に回動操作する
と、カム88の作用により作動板85、押え棒抱き82
及び押え榛6が押えばね84の作用に抗して一体的に上
昇され、布押え足5が加工布5が加工布8上から離間さ
れる。前記ブラケットアーム2b内には段付きねじ89
により回動レバー90が回動可能に取付けられ、その一
例には二叉部90aが形成されている。
棒抱き82との間には押え‘まね84が介装され、押え
棒6を下方に押圧して前記布押え足5に押え圧力を付与
するようになっている。前記押え棒抱き82上には作動
板85が固定され、その一柳にはブラケットアーム2b
の案内溝86に係合して押え棒6の上下運動を案内する
ための突起85aが形成されるとともに、上端にはピン
85bが突設されている。前記ブラケットアーム2bの
前面には押え上げレバー87が回動操作可能に装着され
、その回勢鞠87aの内機には前記作動板85の下面に
係合するカム88が固定されている。従って、押え上げ
レバー87を第8図の状態から時計方向に回動操作する
と、カム88の作用により作動板85、押え棒抱き82
及び押え榛6が押えばね84の作用に抗して一体的に上
昇され、布押え足5が加工布5が加工布8上から離間さ
れる。前記ブラケットアーム2b内には段付きねじ89
により回動レバー90が回動可能に取付けられ、その一
例には二叉部90aが形成されている。
その二叉部90a内には角コマ91が摺動可能に収容さ
れ、その中心には前記作動板85上のピン850が舷入
されていて、前記回動レバー90の回動にともない作動
板85が上下動されるようになっている。回動レバー9
0の下方にはカム板92が突設され、その一側縁には前
記針棒抱き80上の前方ローラ80bに係合する低いカ
ム部92a、額斜カム部92b及び高いカム部32cが
連続して形成されている従って、前記針棒4が第8図の
状態から上昇される時には、前方ローフ80bがカム板
92の低いカム部92aから懐斜カム部92bを経て高
いカム部92cへと転動して、回動レバー90が時計方
向に回動され、作動板85及び押え榛抱き82を介して
押え棒6を針綾4よりも遅れて上昇される。又、針棒4
が下降される時には、前方ローラ80bが高いカム部9
2cから傾斜カム部92bを経て低いカム部92aへと
転動して、回動レバー90が反時計方向に回動され、押
え榛6が針棒4より遅れて下降される。第8,9図に示
すようにミシンフレーム2のブラケットアーム2bには
取付金具93によりボーデンケーブル94の一端が取着
され、その芯線の端部が長孔95aを有する係止金具9
5を介して段付きねじ96により前記回動レバー90に
係着されている。
れ、その中心には前記作動板85上のピン850が舷入
されていて、前記回動レバー90の回動にともない作動
板85が上下動されるようになっている。回動レバー9
0の下方にはカム板92が突設され、その一側縁には前
記針棒抱き80上の前方ローラ80bに係合する低いカ
ム部92a、額斜カム部92b及び高いカム部32cが
連続して形成されている従って、前記針棒4が第8図の
状態から上昇される時には、前方ローフ80bがカム板
92の低いカム部92aから懐斜カム部92bを経て高
いカム部92cへと転動して、回動レバー90が時計方
向に回動され、作動板85及び押え榛抱き82を介して
押え棒6を針綾4よりも遅れて上昇される。又、針棒4
が下降される時には、前方ローラ80bが高いカム部9
2cから傾斜カム部92bを経て低いカム部92aへと
転動して、回動レバー90が反時計方向に回動され、押
え榛6が針棒4より遅れて下降される。第8,9図に示
すようにミシンフレーム2のブラケットアーム2bには
取付金具93によりボーデンケーブル94の一端が取着
され、その芯線の端部が長孔95aを有する係止金具9
5を介して段付きねじ96により前記回動レバー90に
係着されている。
そして、このボーデンケーブル94は第1図に示すよう
に前記ブラケットアーム2bからミシンフレーム2の外
部を通ってテープルー内に延び、その芯線の池端が第2
0図に示す直流モータ97により作動される作動部材(
図示しない)に連結されている。又、第11図に示すよ
うに、ミシンフレーム2内には解放レバー98が回動可
能に支持され、その一端が鎖99を介して第1図に示す
クランプ・ペダル39に連結されている。
に前記ブラケットアーム2bからミシンフレーム2の外
部を通ってテープルー内に延び、その芯線の池端が第2
0図に示す直流モータ97により作動される作動部材(
図示しない)に連結されている。又、第11図に示すよ
うに、ミシンフレーム2内には解放レバー98が回動可
能に支持され、その一端が鎖99を介して第1図に示す
クランプ・ペダル39に連結されている。
前記解放レバー98に近接してマイクロ・スイッチ10
0が配置され、ミシンの停止状態で前記クランプ・ペダ
ル39が踏込み操作されて、解放レバー98が第11図
の時計方向に回動された時、その解放レバー98上の作
動ねじ101により開成され、前記直流モータ97を始
動させるようになっている。従って、この直流モータ9
7の始動にともない前記ボーデンケーブル94を介して
回動レバー90が第8図の状態から時計方向に回動され
、前記押え上げレバー87の操作時と同様に、押え棒6
が上昇されて布押え足5が加工布8上から離間される。
又、第11図に示すように前記ミシンフレーム2内には
取付金具102によりボーデンケーブル103の一端が
取着され、その芯線の端部が係止金臭104を介して前
記解放レバー98の他端に係着されている。そして、こ
のボーデンケーブル103は第2図に示す加工物保持装
置7における作動レバー48に連結され、前記クランク
・ペダル39の踏込み操作により解放レバー98が第1
1図の時計方向に回動された時、ボーデンケーブル10
3を介して作動レバー48を回動させ、前記のように布
押え板46に対する押えばね51の押え圧力が解除され
た状態で、この布押え板46を上昇させるようになって
いる。従って、この布押え板46の上昇状態において、
送り板43と布押え板46との間に加工布8を容易に脱
着することができる。次に、前記ミシン主軸76を駆動
するための主軸駆動手段及びミシン主軸76の始動,停
止を行うための始動停止機構の詳細を第2,11,12
,13図に従って説明すると、前記テーブル1には第2
図に示すように主軸駆動手段としてのミシンモータ10
5が装着され、そのモータ軸105aには小径及び大径
のプーリ106,107が取付けられている。
0が配置され、ミシンの停止状態で前記クランプ・ペダ
ル39が踏込み操作されて、解放レバー98が第11図
の時計方向に回動された時、その解放レバー98上の作
動ねじ101により開成され、前記直流モータ97を始
動させるようになっている。従って、この直流モータ9
7の始動にともない前記ボーデンケーブル94を介して
回動レバー90が第8図の状態から時計方向に回動され
、前記押え上げレバー87の操作時と同様に、押え棒6
が上昇されて布押え足5が加工布8上から離間される。
又、第11図に示すように前記ミシンフレーム2内には
取付金具102によりボーデンケーブル103の一端が
取着され、その芯線の端部が係止金臭104を介して前
記解放レバー98の他端に係着されている。そして、こ
のボーデンケーブル103は第2図に示す加工物保持装
置7における作動レバー48に連結され、前記クランク
・ペダル39の踏込み操作により解放レバー98が第1
1図の時計方向に回動された時、ボーデンケーブル10
3を介して作動レバー48を回動させ、前記のように布
押え板46に対する押えばね51の押え圧力が解除され
た状態で、この布押え板46を上昇させるようになって
いる。従って、この布押え板46の上昇状態において、
送り板43と布押え板46との間に加工布8を容易に脱
着することができる。次に、前記ミシン主軸76を駆動
するための主軸駆動手段及びミシン主軸76の始動,停
止を行うための始動停止機構の詳細を第2,11,12
,13図に従って説明すると、前記テーブル1には第2
図に示すように主軸駆動手段としてのミシンモータ10
5が装着され、そのモータ軸105aには小径及び大径
のプーリ106,107が取付けられている。
前記ミシン主軸76の後端には始動停止機構108が設
けられ、低速用及び高速用のベルト109,110を介
して小径及び大蚤プーリ106,107に作動連結され
ていて、前記ミシンモーター05の回転に基づくミシン
主軸76の始動,停止を制御するようになっている。そ
こで、この始動停止機構108について述べると、第1
2図に示すようにミシン主軸76上は所定間隔をおいて
一対のクラッチ板111,112が固定されている。
けられ、低速用及び高速用のベルト109,110を介
して小径及び大蚤プーリ106,107に作動連結され
ていて、前記ミシンモーター05の回転に基づくミシン
主軸76の始動,停止を制御するようになっている。そ
こで、この始動停止機構108について述べると、第1
2図に示すようにミシン主軸76上は所定間隔をおいて
一対のクラッチ板111,112が固定されている。
その両クラッチ板111,112間において主軸76に
は摺動筒113が軸受メタル114を介して沼勤可能に
俵挿され、その後端には後方のクラッチ板112の孔部
を貫通する複数の突起113aが形成されていて、前記
主軸76、両クラッチ板111,112及びこの摺動筒
113が一体的に回転されるようになっている。摺動筒
113上には一対のプーリ115,116がベアリング
117を介して回転可能に支承され、前記クラッチ板1
11,112と対応する部分にはクラッチ体115a,
116aが固着されている。そして、このプーリ115
,116に前記ベルト109,110が掛菱され、ミシ
ンモーター05の回転にともない一方のプーリ115が
低速回転されるとともに、他方のプーリ116が高速回
転されるようになっている。前記一方のクラッチ板11
1と沼動筒113との間には圧縮ばね118が介装され
、その摺動筒113を後方に向かって移動付勢している
。前記摺敷筒113の突起113a上には支持部材11
9が取付けられ、その後面の凹部内には鋼球120が回
転自在に収容されている。
は摺動筒113が軸受メタル114を介して沼勤可能に
俵挿され、その後端には後方のクラッチ板112の孔部
を貫通する複数の突起113aが形成されていて、前記
主軸76、両クラッチ板111,112及びこの摺動筒
113が一体的に回転されるようになっている。摺動筒
113上には一対のプーリ115,116がベアリング
117を介して回転可能に支承され、前記クラッチ板1
11,112と対応する部分にはクラッチ体115a,
116aが固着されている。そして、このプーリ115
,116に前記ベルト109,110が掛菱され、ミシ
ンモーター05の回転にともない一方のプーリ115が
低速回転されるとともに、他方のプーリ116が高速回
転されるようになっている。前記一方のクラッチ板11
1と沼動筒113との間には圧縮ばね118が介装され
、その摺動筒113を後方に向かって移動付勢している
。前記摺敷筒113の突起113a上には支持部材11
9が取付けられ、その後面の凹部内には鋼球120が回
転自在に収容されている。
第2,11図に示すようにミシンフレーム2内には操作
部材121が支軸122により回動可能に支承され、そ
の後部には第13図に示すように前記鋼球120と係合
し得る連続した停止、低速及び高速用のカム面123a
,123b,123cを有するカム板123が取付けら
れている。第11図に示すように前記カム板123とミ
シンフレーム2との間には引張ばね124が設けられ、
操作部材121を時計方向に回動付勢して、常には第1
3図に示すように前記カム板123の停止用カム123
aが鋼球120と孫合した状態に保持するようになって
いる。又、前記操作部材121は操作杵125及び後述
する動力作動機構を介して第1図に示すスタ−ト・ペダ
ル38に作動連結されるとともに、蓮村126を介して
後述するカム機構に作動連結されている。従って・前記
スタート・ペダル38の踏込み操作により操作村125
を介して操作部材121が第11図の反時計方向に回動
されると、まずカム板123の低速用カム面123bが
鋼球120と係合する位置に移動されて、摺動筒113
が圧縮ばね118の作用に抗して第12図の矢印と反対
方向に摺動され、前方のクラッチ板111にプ−IJ1
15のクラッチ体115aが係合して、ミシン主軸76
は低速にて始動される。
部材121が支軸122により回動可能に支承され、そ
の後部には第13図に示すように前記鋼球120と係合
し得る連続した停止、低速及び高速用のカム面123a
,123b,123cを有するカム板123が取付けら
れている。第11図に示すように前記カム板123とミ
シンフレーム2との間には引張ばね124が設けられ、
操作部材121を時計方向に回動付勢して、常には第1
3図に示すように前記カム板123の停止用カム123
aが鋼球120と孫合した状態に保持するようになって
いる。又、前記操作部材121は操作杵125及び後述
する動力作動機構を介して第1図に示すスタ−ト・ペダ
ル38に作動連結されるとともに、蓮村126を介して
後述するカム機構に作動連結されている。従って・前記
スタート・ペダル38の踏込み操作により操作村125
を介して操作部材121が第11図の反時計方向に回動
されると、まずカム板123の低速用カム面123bが
鋼球120と係合する位置に移動されて、摺動筒113
が圧縮ばね118の作用に抗して第12図の矢印と反対
方向に摺動され、前方のクラッチ板111にプ−IJ1
15のクラッチ体115aが係合して、ミシン主軸76
は低速にて始動される。
その後、カム機構の作用に基づき前記操作部村121が
さらに回動されて、カム板123の高速用カム面123
cが鋼球120と係合する位置に移動されると、摺動筒
1 13が圧縮ばね1 18の作用により第12図の矢
印方向に摺動され、後方のクラッチ板I21にプーリ1
16のクラッチ体116aが係合して、ミシン主軸76
は高速にて回転駆動される。又、前記操作部材121は
一縫製サイクルが終了するまで、蓮好126を介して後
述するカム機構等の作用により前記の回動位置に保持さ
れるため、その後にスタート・ペダル38の踏込み操作
を解放しても、ミシン主軸76の回転が停止されること
はない。そして、一サイクルの縫製運転の終了時には、
前記カム機構の作動に基づき操作部村121が引張ばね
124の作用により回動復帰され、ミシン主軸76は高
速回転から低速回転を経て停止される。第11図に示す
ようにミシンフレーム2内にはブレーキ部材127が支
軸128により回動可能に支承され、前方のクラッチ板
111の外周面と対応する部分にはブレーキシュー12
7aが設けられている。
さらに回動されて、カム板123の高速用カム面123
cが鋼球120と係合する位置に移動されると、摺動筒
1 13が圧縮ばね1 18の作用により第12図の矢
印方向に摺動され、後方のクラッチ板I21にプーリ1
16のクラッチ体116aが係合して、ミシン主軸76
は高速にて回転駆動される。又、前記操作部材121は
一縫製サイクルが終了するまで、蓮好126を介して後
述するカム機構等の作用により前記の回動位置に保持さ
れるため、その後にスタート・ペダル38の踏込み操作
を解放しても、ミシン主軸76の回転が停止されること
はない。そして、一サイクルの縫製運転の終了時には、
前記カム機構の作動に基づき操作部村121が引張ばね
124の作用により回動復帰され、ミシン主軸76は高
速回転から低速回転を経て停止される。第11図に示す
ようにミシンフレーム2内にはブレーキ部材127が支
軸128により回動可能に支承され、前方のクラッチ板
111の外周面と対応する部分にはブレーキシュー12
7aが設けられている。
ブレーキ部材127にはカム孔129が形成され、前記
操作部材121上に突設された係合ピン130がこのカ
ム孔129に係合している。前記ブレーキ部材127と
ミシンフレーム2との間には引張ばね131が設けられ
、そのブレーキ部材127を第11図の反時計方向に回
動付勢して、常にはブレーキシュー127aを前方のク
ラッチ板111の外周面に圧接させるようになつている
。従って、前記のようにスタ−ト・ペダル38の踏込み
操作にともない操作部材121が第11図の反時計方向
へ回動し始めた時には、前記カム孔129の作用により
ブレーキ部村127が時計方向へ僅かに回動されて、そ
のブレーキシュー127aが前方のクラッチ板111か
ら離脱され、その後、操作部材121がさらに回動され
た時には、その操作部材121とブレーキ部材127と
の間にロストモーションが生じて、操作部材121の回
動にかかわらずブレーキ部材127は前記の回動位置に
保持される。
操作部材121上に突設された係合ピン130がこのカ
ム孔129に係合している。前記ブレーキ部材127と
ミシンフレーム2との間には引張ばね131が設けられ
、そのブレーキ部材127を第11図の反時計方向に回
動付勢して、常にはブレーキシュー127aを前方のク
ラッチ板111の外周面に圧接させるようになつている
。従って、前記のようにスタ−ト・ペダル38の踏込み
操作にともない操作部材121が第11図の反時計方向
へ回動し始めた時には、前記カム孔129の作用により
ブレーキ部村127が時計方向へ僅かに回動されて、そ
のブレーキシュー127aが前方のクラッチ板111か
ら離脱され、その後、操作部材121がさらに回動され
た時には、その操作部材121とブレーキ部材127と
の間にロストモーションが生じて、操作部材121の回
動にかかわらずブレーキ部材127は前記の回動位置に
保持される。
そして、前記のように縫製運転の終了時に操作部村12
1が引張ばね124の作用により回動復帰されると、ブ
レーキ部材127が引張ばね131の作用により回動復
帰され、ブレーキシュ−127aが前方のクラッチ板1
11の外周面に圧接してミシン主軸76は制動停止され
る。第2図に示すように前記ミシン主軸76上において
前方のクラッチ板111の前面には停止用力ム132が
突設され、その外周には切欠部132aが形成されてい
る。
1が引張ばね124の作用により回動復帰されると、ブ
レーキ部材127が引張ばね131の作用により回動復
帰され、ブレーキシュ−127aが前方のクラッチ板1
11の外周面に圧接してミシン主軸76は制動停止され
る。第2図に示すように前記ミシン主軸76上において
前方のクラッチ板111の前面には停止用力ム132が
突設され、その外周には切欠部132aが形成されてい
る。
前記カム132に対応して操作部材121上にはストツ
パ部材133が上下動可能に支承され、圧縮ばね134
の作用により上方に向かって付勢されている。従って、
前記のようにスタート・ペダル38の踏込み操作にとも
ない操作部材121が回動されると、ストッパ部材13
3がカム132の回動軌跡外に移動して、ミシン主軸7
6の回転が許容される。又、縫製運転の終了時に操作部
材121が回動復帰されると、前記両プーリ115,1
16がクラッチ板111,112から離脱し、かつ主軸
76が低速回転されている状態で、ストッパ部材133
がカム132の外周面に係合し、その後、ストツパ部村
133と切欠部132aとの係合によりミシン主軸76
が所定位置に停止されて、第2図に示す縫い針3が針板
41上方の上死点付近で停止される。第11,12図に
示すように後方のクラッチ板112の後面には取付板1
35を介して永久磁石136が取付けられている。
パ部材133が上下動可能に支承され、圧縮ばね134
の作用により上方に向かって付勢されている。従って、
前記のようにスタート・ペダル38の踏込み操作にとも
ない操作部材121が回動されると、ストッパ部材13
3がカム132の回動軌跡外に移動して、ミシン主軸7
6の回転が許容される。又、縫製運転の終了時に操作部
材121が回動復帰されると、前記両プーリ115,1
16がクラッチ板111,112から離脱し、かつ主軸
76が低速回転されている状態で、ストッパ部材133
がカム132の外周面に係合し、その後、ストツパ部村
133と切欠部132aとの係合によりミシン主軸76
が所定位置に停止されて、第2図に示す縫い針3が針板
41上方の上死点付近で停止される。第11,12図に
示すように後方のクラッチ板112の後面には取付板1
35を介して永久磁石136が取付けられている。
その永久磁石136と対応してミシンフレーム2内には
同期発生器としてのホール素子137が配置され、ミシ
ンの縫製運転時において、前記ミシン主軸76の回転に
ともない縫い針3が針板41の針孔41aを抜け出して
僅かに上方へ移動された時、前記永久磁石136と相対
して、主軸76の回転に同期した同期信号を発生するよ
うになっている。次に、前記始動停止機構108による
ミシン主軸76の始動,停止に関連して、前記加工物保
持装置7の布押え板46に対する押えばね51の押圧力
の付与又は解除を制御するための動力作動機構の詳細を
、第2,11,14,15,16図に従って説明する。
同期発生器としてのホール素子137が配置され、ミシ
ンの縫製運転時において、前記ミシン主軸76の回転に
ともない縫い針3が針板41の針孔41aを抜け出して
僅かに上方へ移動された時、前記永久磁石136と相対
して、主軸76の回転に同期した同期信号を発生するよ
うになっている。次に、前記始動停止機構108による
ミシン主軸76の始動,停止に関連して、前記加工物保
持装置7の布押え板46に対する押えばね51の押圧力
の付与又は解除を制御するための動力作動機構の詳細を
、第2,11,14,15,16図に従って説明する。
前記始動停止機構108の下方において、ミシンフレー
ム2内には固定の支持軸138が設けられている。
ム2内には固定の支持軸138が設けられている。
その支持軸138上には第14図に示すようにベアリン
グ139を介してプーリ140が回転可能に支承され、
その前面にはクラッチ体140aが設けられている。そ
して、第2図に示すようにこのプーリ14川こは前記低
速用ベルト109が蜜装され、ミシンモータ105の回
転にともない第2図の矢印方向へ低速回転されるように
なっている。前記支持軸138上にはカム体I41が回
転及び移動可能に支承され、その後部には前記クラッチ
体140aに係脱し得るクラッチ板141aが形成され
ている。又、第2,11,14図に示すように前記カム
体141の外周面には布押え圧力の付与,解除を制御す
るための第1の周面カム142と、前記ミシンフレーム
2の加工物支持ベッド2c内に設けられた糸切り機構1
43の作動を制御するための第2の周面カム144と、
前記始動停止機構108における操作部材121の回動
を制御するための溝カム145とが形成されている。前
記カム体141の前端と支持軸138上のばね受146
との間には圧縮ばね147が介菱され、常には前記クラ
ッチ板141aがクラッチ体140aと係合するように
カム体141をブーリ140に向かって移動付勢してい
る。前記カム体141の上方においてミシンフレーム2
内には二叉状の従動レバー148が支軸149により回
動可能に支承され、第2図に示すようにその一端におい
て前記第1の周面カム142に係合して、そのカム作用
に従い回動されるようになっている。前記従動レバー1
48の他端は、ミシンフレーム2内に設けられた2個の
二叉レバー150,151及び2本の蓮杵152,15
3を介して前記解除板52に連結され、従動レバ−14
8の回動にともなって解除板52が昇降されるようにな
っている。又、前記カム体141の下方においてミシン
フレーム2内には二叉状の作動レバー154が支軸15
5により回動可能に支承され、第2,14図に示すよう
にその一端には前記第2の周面カム144に係脱し得る
係合コロ154aが設けられるとともに、池端には後記
カム機構に延びる蓮村156が取付けられている。一方
、前記溝カム145は第11,15図に示すようにカム
体141のほぼ半周にわたって形成され、その一端にス
トッパ部145aが設けられるとともに、一側面に鏡斜
カム部145bが設けられている。前記溝カム145に
対応してミシンフレーム2内には環状の回動レバー15
7が支軸158により回動可能に支承され、その内周面
の対向する位置には前記溝カム145に交互に係合し得
る一対のピン157a,157bが突設されている。回
動レバー157とミシンフレーム2との間には引張ばね
159が設けられ、その回動しバー157を第11図の
時計方向へ回動付勢している。回動レバー157の下部
には係合突起160が突設され、その先端には係合コロ
161が回転自在に支持されている。第2,11図に示
すように前記回動レバー157の下方においてミシンフ
レーム2内には第1の操作レバー162が支軸163に
より回動可能に支承され、その一端には前記係合コロ1
61と係合する傾斜面162a及び円弧面162bが形
成されている。
グ139を介してプーリ140が回転可能に支承され、
その前面にはクラッチ体140aが設けられている。そ
して、第2図に示すようにこのプーリ14川こは前記低
速用ベルト109が蜜装され、ミシンモータ105の回
転にともない第2図の矢印方向へ低速回転されるように
なっている。前記支持軸138上にはカム体I41が回
転及び移動可能に支承され、その後部には前記クラッチ
体140aに係脱し得るクラッチ板141aが形成され
ている。又、第2,11,14図に示すように前記カム
体141の外周面には布押え圧力の付与,解除を制御す
るための第1の周面カム142と、前記ミシンフレーム
2の加工物支持ベッド2c内に設けられた糸切り機構1
43の作動を制御するための第2の周面カム144と、
前記始動停止機構108における操作部材121の回動
を制御するための溝カム145とが形成されている。前
記カム体141の前端と支持軸138上のばね受146
との間には圧縮ばね147が介菱され、常には前記クラ
ッチ板141aがクラッチ体140aと係合するように
カム体141をブーリ140に向かって移動付勢してい
る。前記カム体141の上方においてミシンフレーム2
内には二叉状の従動レバー148が支軸149により回
動可能に支承され、第2図に示すようにその一端におい
て前記第1の周面カム142に係合して、そのカム作用
に従い回動されるようになっている。前記従動レバー1
48の他端は、ミシンフレーム2内に設けられた2個の
二叉レバー150,151及び2本の蓮杵152,15
3を介して前記解除板52に連結され、従動レバ−14
8の回動にともなって解除板52が昇降されるようにな
っている。又、前記カム体141の下方においてミシン
フレーム2内には二叉状の作動レバー154が支軸15
5により回動可能に支承され、第2,14図に示すよう
にその一端には前記第2の周面カム144に係脱し得る
係合コロ154aが設けられるとともに、池端には後記
カム機構に延びる蓮村156が取付けられている。一方
、前記溝カム145は第11,15図に示すようにカム
体141のほぼ半周にわたって形成され、その一端にス
トッパ部145aが設けられるとともに、一側面に鏡斜
カム部145bが設けられている。前記溝カム145に
対応してミシンフレーム2内には環状の回動レバー15
7が支軸158により回動可能に支承され、その内周面
の対向する位置には前記溝カム145に交互に係合し得
る一対のピン157a,157bが突設されている。回
動レバー157とミシンフレーム2との間には引張ばね
159が設けられ、その回動しバー157を第11図の
時計方向へ回動付勢している。回動レバー157の下部
には係合突起160が突設され、その先端には係合コロ
161が回転自在に支持されている。第2,11図に示
すように前記回動レバー157の下方においてミシンフ
レーム2内には第1の操作レバー162が支軸163に
より回動可能に支承され、その一端には前記係合コロ1
61と係合する傾斜面162a及び円弧面162bが形
成されている。
又、この第1の操作レバー162はその他端において鎖
164により第1図に示すスタート・ペダル38に連結
されている。第1の操作レバー162とミシンフレーム
2との間には引張ばね165が設けられ、その第1の操
作レバー162を第11図の時計方向に回動付勢して、
スタート・ペダル38を常には上昇位置に保持するよう
になっている。第1の操作レバー162の前方において
前記支軸163には第2の操作レバー166が回動可能
に支承され、その一端には前記回動レバー157上の係
合突起160と係合する係止部166a及び円弧面16
6bが形成されている。
164により第1図に示すスタート・ペダル38に連結
されている。第1の操作レバー162とミシンフレーム
2との間には引張ばね165が設けられ、その第1の操
作レバー162を第11図の時計方向に回動付勢して、
スタート・ペダル38を常には上昇位置に保持するよう
になっている。第1の操作レバー162の前方において
前記支軸163には第2の操作レバー166が回動可能
に支承され、その一端には前記回動レバー157上の係
合突起160と係合する係止部166a及び円弧面16
6bが形成されている。
又、この第2の操作レバー166はその他端において前
記始動停止機構108の操作部材121から延びる操作
村125の下端に連結されている。前記第1の操作レバ
ー162には円弧状の最孔167が形成されるとともに
、第2の操作レバー166にはその長孔167に様挿す
るピン168が突設され、この長孔167とピン168
との協働作用により、両レバー162,166が一定角
度範囲内で相対回動された後に連結されるよになってい
る。このように構成された動力作動機構は、スタート・
ペダル38の踏込み操作前においては第11図に示すよ
うに第1の操作レバー162の煩斜面162aが係合コ
ロ161に係合するとともに、第2の操作レバー166
の孫止部166aが係合突起1601こ係合して、回動
レバー157が同図の状態に保持され、一方のピン15
7aが溝カム145のストッパ部145aに係合して、
カム体141は第14図に示すようにそのクラッチ体1
41aがプーリ140のクラッチ体140aから離脱し
た状態に保持されている。この状態においては、第2の
操作レバー166な練結された操作村125が上方に押
戻されているため、前記始動停止機構108における操
作部材121が第11図に示す原位置に保持されていて
、ミシン主軸76は停止状態にある。
記始動停止機構108の操作部材121から延びる操作
村125の下端に連結されている。前記第1の操作レバ
ー162には円弧状の最孔167が形成されるとともに
、第2の操作レバー166にはその長孔167に様挿す
るピン168が突設され、この長孔167とピン168
との協働作用により、両レバー162,166が一定角
度範囲内で相対回動された後に連結されるよになってい
る。このように構成された動力作動機構は、スタート・
ペダル38の踏込み操作前においては第11図に示すよ
うに第1の操作レバー162の煩斜面162aが係合コ
ロ161に係合するとともに、第2の操作レバー166
の孫止部166aが係合突起1601こ係合して、回動
レバー157が同図の状態に保持され、一方のピン15
7aが溝カム145のストッパ部145aに係合して、
カム体141は第14図に示すようにそのクラッチ体1
41aがプーリ140のクラッチ体140aから離脱し
た状態に保持されている。この状態においては、第2の
操作レバー166な練結された操作村125が上方に押
戻されているため、前記始動停止機構108における操
作部材121が第11図に示す原位置に保持されていて
、ミシン主軸76は停止状態にある。
又、前記カム体141上の第1の周面カム142の作用
により従動レバー148が第11図に示す回動位置に保
持されて、蓮杵152が下方に引かれた状態にあるため
、第2図に示す二叉レバー150,151、蓮村153
等を介して押え圧力解除板52が降下状態に保持され、
両押圧しバー50が押えばね51の作用に抗して回動さ
れた状態にあって、両布押え板46に対する押えばね5
1の押え圧力が解除されている。この状態でスタート・
ペダル38を踏込むと、鎖164を介して第1の操作レ
バー162が第1図の反時計方向に回動されるが、第2
の操作レバー166上のピン168が第1の操作しバ−
162上の長孔167の端部に係合するまでは両レバー
162,166間にロストモーションが生じるため、こ
の時点では第2の操作レバー166に回動力が伝達され
ず、ミシン主軸76は停止状態に保持されている。
により従動レバー148が第11図に示す回動位置に保
持されて、蓮杵152が下方に引かれた状態にあるため
、第2図に示す二叉レバー150,151、蓮村153
等を介して押え圧力解除板52が降下状態に保持され、
両押圧しバー50が押えばね51の作用に抗して回動さ
れた状態にあって、両布押え板46に対する押えばね5
1の押え圧力が解除されている。この状態でスタート・
ペダル38を踏込むと、鎖164を介して第1の操作レ
バー162が第1図の反時計方向に回動されるが、第2
の操作レバー166上のピン168が第1の操作しバ−
162上の長孔167の端部に係合するまでは両レバー
162,166間にロストモーションが生じるため、こ
の時点では第2の操作レバー166に回動力が伝達され
ず、ミシン主軸76は停止状態に保持されている。
そして、前記第1の操作し/ゞ一162の回動にともな
い、係合コロ161がその操作レバー162の傾斜面1
62aから円弧面162bに乗り上げるため、回動レバ
ー157が第11図の状態から反時計方向に回動され、
一方のピン157aが溝カム145内から離脱するとと
もに他方のピン157bが溝カム145内に進入する。
い、係合コロ161がその操作レバー162の傾斜面1
62aから円弧面162bに乗り上げるため、回動レバ
ー157が第11図の状態から反時計方向に回動され、
一方のピン157aが溝カム145内から離脱するとと
もに他方のピン157bが溝カム145内に進入する。
それにより、カム体141が圧縮ばね147の作用によ
り第14図に示すプーリ140側に移動され、クラッチ
板141aがクラッチ体140aに係合して、プーリ1
40の回転によりカム体141が第11図の状態から反
時計万向に低速回転される。その回転にともない前記他
方のピン157bが溝カム145の煩斜カム部145b
に係合して、カム体141が圧縮ばね147の作用に抗
してプーリ140から離れる方向に移動され、第15図
に示すように他方のピン157bが溝カム145のスト
ッパ部145aに孫合した時、クラッチ板141aがク
ラッチ体140aから離脱して、カム体141はほぼ半
回転された状態で停止される。このカム体141の半回
転にともない第1の周面カム142の作用により従動レ
バー148が第11図の状態から反時計方向に回動され
、蓮村I52,153及び二叉レバー150,161を
介して前記解除板52が上昇される。従って、両押圧し
バー50が押えばね51の作用により復帰回動され、ミ
シン主軸76の始動に先立って両布押え板46に対し押
えばね51の押え圧力が付与される。一方、このミシン
主軸76の始動直前においては、後述するカム機構の作
用により第2図に示すように前記作動レバー154の係
合コロ154aがカム体141上の第2の周面カム14
4と係合した状態に保持され、この状態において前記の
ようにカム体141がほぼ半回転されるのであるが、こ
の半回転中は前記作動レバー154が回動されないよう
に、第2の周面カム144のカム形状が設定されている
ため、糸切り機構143は停止状態にある。その後、前
記スタート・ペダル38がざらに踏込まれると、第1の
操作レバー162の最孔167様部が第2の操作レバー
166上のピン168に係合して、第15図に示すよう
に両レバー162,166が反時計方向へ一体的に回動
される。
り第14図に示すプーリ140側に移動され、クラッチ
板141aがクラッチ体140aに係合して、プーリ1
40の回転によりカム体141が第11図の状態から反
時計万向に低速回転される。その回転にともない前記他
方のピン157bが溝カム145の煩斜カム部145b
に係合して、カム体141が圧縮ばね147の作用に抗
してプーリ140から離れる方向に移動され、第15図
に示すように他方のピン157bが溝カム145のスト
ッパ部145aに孫合した時、クラッチ板141aがク
ラッチ体140aから離脱して、カム体141はほぼ半
回転された状態で停止される。このカム体141の半回
転にともない第1の周面カム142の作用により従動レ
バー148が第11図の状態から反時計方向に回動され
、蓮村I52,153及び二叉レバー150,161を
介して前記解除板52が上昇される。従って、両押圧し
バー50が押えばね51の作用により復帰回動され、ミ
シン主軸76の始動に先立って両布押え板46に対し押
えばね51の押え圧力が付与される。一方、このミシン
主軸76の始動直前においては、後述するカム機構の作
用により第2図に示すように前記作動レバー154の係
合コロ154aがカム体141上の第2の周面カム14
4と係合した状態に保持され、この状態において前記の
ようにカム体141がほぼ半回転されるのであるが、こ
の半回転中は前記作動レバー154が回動されないよう
に、第2の周面カム144のカム形状が設定されている
ため、糸切り機構143は停止状態にある。その後、前
記スタート・ペダル38がざらに踏込まれると、第1の
操作レバー162の最孔167様部が第2の操作レバー
166上のピン168に係合して、第15図に示すよう
に両レバー162,166が反時計方向へ一体的に回動
される。
それにより、操作杵125が下方に引かれて第11図に
示す始動停止機構108の操作部材121が反時計万向
に回動され、前述したようにミシン主軸76が始動され
る。その後は前記始動停止機構108の作動が蓮杵12
6を介して後述するカム機構により制御され、ーサィク
ルの縫製運転が終了するまで前記操作部材121がミシ
ン主軸76の回転制御状態に保持されるため、前記第2
の操作レバー166が第15図に示す状態から復帰回動
されることはない。従って、このミシン主軸76の始動
後に前記スタート・ペダル38の踏込み操作を解放して
も、第16図に示すように第1の操作レバー162のみ
が前記ピン168に対する長孔167の相対回動許容範
囲内で引張ばね165の作用により復帰回動され、第2
の操作レバー166はその円弧面166bが係合突起1
60と係合した状態に保持されている。そのために、ス
タート・ペダル38の踏込み操作が解放されても、前記
布押え板46に対する押えばね51の押え圧力が解除さ
れたり、ミシン主軸76が停止されたりすることはない
。そして、一サイクルの縫製運転が終了して前記カム機
構の作用により始動停止機構108の操作部材121が
復帰回動されると、操作杵125を介して第2の操作レ
バー166のみが第16図の状態から時計方向に回動さ
れ、前記係合突起160が円弧面166bから離脱て係
止部166aに係合し、回動レバー157は引張ばね1
59の作用により第11図に示す状態に復帰回動される
。
示す始動停止機構108の操作部材121が反時計万向
に回動され、前述したようにミシン主軸76が始動され
る。その後は前記始動停止機構108の作動が蓮杵12
6を介して後述するカム機構により制御され、ーサィク
ルの縫製運転が終了するまで前記操作部材121がミシ
ン主軸76の回転制御状態に保持されるため、前記第2
の操作レバー166が第15図に示す状態から復帰回動
されることはない。従って、このミシン主軸76の始動
後に前記スタート・ペダル38の踏込み操作を解放して
も、第16図に示すように第1の操作レバー162のみ
が前記ピン168に対する長孔167の相対回動許容範
囲内で引張ばね165の作用により復帰回動され、第2
の操作レバー166はその円弧面166bが係合突起1
60と係合した状態に保持されている。そのために、ス
タート・ペダル38の踏込み操作が解放されても、前記
布押え板46に対する押えばね51の押え圧力が解除さ
れたり、ミシン主軸76が停止されたりすることはない
。そして、一サイクルの縫製運転が終了して前記カム機
構の作用により始動停止機構108の操作部材121が
復帰回動されると、操作杵125を介して第2の操作レ
バー166のみが第16図の状態から時計方向に回動さ
れ、前記係合突起160が円弧面166bから離脱て係
止部166aに係合し、回動レバー157は引張ばね1
59の作用により第11図に示す状態に復帰回動される
。
その回動により他方のピン157bが溝カム145から
離脱するとともに一方のピン157aが再び溝カム14
5内に進入し、前記ミシン主軸76の始動時と同様にカ
ム体141がプーリ140に連結されてほぼ半回転され
る。このカム体141の半回転にともない第1の周面カ
ム142の作用により従動レバー148が第11図の時
計方向に回動され、蓮村152,153及び二叉しバ−
150,151を介して解除板52が降下されて、前記
布押え板46に対する押えばね51の押え圧力が解除さ
れる。
離脱するとともに一方のピン157aが再び溝カム14
5内に進入し、前記ミシン主軸76の始動時と同様にカ
ム体141がプーリ140に連結されてほぼ半回転され
る。このカム体141の半回転にともない第1の周面カ
ム142の作用により従動レバー148が第11図の時
計方向に回動され、蓮村152,153及び二叉しバ−
150,151を介して解除板52が降下されて、前記
布押え板46に対する押えばね51の押え圧力が解除さ
れる。
又、前記カム体141の半回転にともない第2の閥面カ
ム144の作用により作動レバー154が第11図の時
計方向に回敷され、蓮杵156等を介して糸切り機構1
43が作動されて、加工布8に連なる上下糸が同時に捕
捉切断される。なお、この押え圧力解除動作及び糸切り
動作は、前記操作部材121の復帰にともないミシン主
軸76が低速回転されている間に行われ、その後に第2
図に示すように始動停止機構108のストッパ部材13
3が定位層停止用カム132の切欠部132aに係合し
て、主軸76が定位層に停止される。次に、前記ミシン
主軸76の回転に関連し、所要の複数の針数に相当する
サイクルでもつて前記始動停止機構108及び糸切り機
構143の作動を制御するためのカム手段としてのカム
機構の詳細を、第2,17,18図に従って説明する。
ム144の作用により作動レバー154が第11図の時
計方向に回敷され、蓮杵156等を介して糸切り機構1
43が作動されて、加工布8に連なる上下糸が同時に捕
捉切断される。なお、この押え圧力解除動作及び糸切り
動作は、前記操作部材121の復帰にともないミシン主
軸76が低速回転されている間に行われ、その後に第2
図に示すように始動停止機構108のストッパ部材13
3が定位層停止用カム132の切欠部132aに係合し
て、主軸76が定位層に停止される。次に、前記ミシン
主軸76の回転に関連し、所要の複数の針数に相当する
サイクルでもつて前記始動停止機構108及び糸切り機
構143の作動を制御するためのカム手段としてのカム
機構の詳細を、第2,17,18図に従って説明する。
前記ミシンフレーム2内には第2図に示すようにカム軸
169が回転可能に支承され、ミシン主軸76の回転に
ともないウオームー70及びカオーム・ホイール171
を介して第17,18図の反時計方向へ減速回転される
ようになっている。前記カム軸169には第1の制御カ
ム172がねじ173により固定され、その外周には停
止用カム部172a、低速用カム部172b、高速用カ
ム部172c及び低速用カム部172dを一組とする同
一形状の四組のカム部が形成されている。そして、前記
ミシン主軸76の回転にともない7針分の針数に相当す
るサイクルで縫製運転が行われる間に、この第1の制御
カム172が一組のカム部に相当する角度量(90度)
だけ回動されるようになっている。前記第1の制御カム
172の側方においてミシンフレーム2内には第1の追
従子174が回動麹175により回動可能に支承され、
その先端には第1の制御カム172の各カム部172a
〜172bに係合する係合コロ174aが回転自在に取
着されている。
169が回転可能に支承され、ミシン主軸76の回転に
ともないウオームー70及びカオーム・ホイール171
を介して第17,18図の反時計方向へ減速回転される
ようになっている。前記カム軸169には第1の制御カ
ム172がねじ173により固定され、その外周には停
止用カム部172a、低速用カム部172b、高速用カ
ム部172c及び低速用カム部172dを一組とする同
一形状の四組のカム部が形成されている。そして、前記
ミシン主軸76の回転にともない7針分の針数に相当す
るサイクルで縫製運転が行われる間に、この第1の制御
カム172が一組のカム部に相当する角度量(90度)
だけ回動されるようになっている。前記第1の制御カム
172の側方においてミシンフレーム2内には第1の追
従子174が回動麹175により回動可能に支承され、
その先端には第1の制御カム172の各カム部172a
〜172bに係合する係合コロ174aが回転自在に取
着されている。
前記回動聡175の上端には連結レバー176が固定さ
れ、その端部には前記始動停止機構108の操作部材1
21から延びる蓮井126が連結されている。従って、
常には前記操作部村121に付与された引張ばね124
の作用により第1の追従子174が第17図の反騰計方
向に回動付勢され、その係合コロ174aが第1の制御
カム172のカム部と係合する状態に保持されてる。そ
して、前記ミシン主軸76の停止時には、第17図に示
すように前記第1の追従子174の係合コロ174aが
第1の制御カム172の停止用カム部172a内に位置
し、前記のようにスタート・ペダル38の踏込み操作に
ともない始動停止機構108の操作部材121が第11
図の状態から反騰計万向に回動されて、ミシン主軸76
が始動される時には、蓮村126、連結レバー176等
を介して第1の追従子174が第17図の状態から時計
方向に回動され、係合コロ174aが前記停止用カム部
172aから離脱するようになっている。
れ、その端部には前記始動停止機構108の操作部材1
21から延びる蓮井126が連結されている。従って、
常には前記操作部村121に付与された引張ばね124
の作用により第1の追従子174が第17図の反騰計方
向に回動付勢され、その係合コロ174aが第1の制御
カム172のカム部と係合する状態に保持されてる。そ
して、前記ミシン主軸76の停止時には、第17図に示
すように前記第1の追従子174の係合コロ174aが
第1の制御カム172の停止用カム部172a内に位置
し、前記のようにスタート・ペダル38の踏込み操作に
ともない始動停止機構108の操作部材121が第11
図の状態から反騰計万向に回動されて、ミシン主軸76
が始動される時には、蓮村126、連結レバー176等
を介して第1の追従子174が第17図の状態から時計
方向に回動され、係合コロ174aが前記停止用カム部
172aから離脱するようになっている。
又、このミシン主軸76の始動後においては、ミシン主
軸76と連動する第1の制御カム172の回転にともな
い、第17図に「1」〜「7」位置に示すように前記針
3の第1,2針目の縫製動作時に、前記第1の追従子1
74の孫合コロ174aが第1の制御カム172の低速
用カム部172bに係合して、前記始動停止機構108
の操作部村121が低速位置に保持され、第3針目の縫
製動作時に、係合コロ174aが高速用カム部172c
に係合して操作部材121が高速位置に切換保持され、
さらに第4〜6針目の縫製動作時には、係合コロ174
aが低速用カム部172dに係合して操作部材121が
低速位置に切襖保持され、第7針目の縫製動作にともな
い係合コロ174aが停止用カム部172aに係合して
、操作部村121が第11図に示す停止位置に復帰され
るようになっている。一方、前記第1の制御カム172
の下方においてカム軸169には第2の制御カム177
がねじ178により固定され、その外周には第18図に
示すように低いカム部177a、額斜カム部177b及
び高いカム部177cを一組とする同一形状の四組のカ
ム部が形成されている。
軸76と連動する第1の制御カム172の回転にともな
い、第17図に「1」〜「7」位置に示すように前記針
3の第1,2針目の縫製動作時に、前記第1の追従子1
74の孫合コロ174aが第1の制御カム172の低速
用カム部172bに係合して、前記始動停止機構108
の操作部村121が低速位置に保持され、第3針目の縫
製動作時に、係合コロ174aが高速用カム部172c
に係合して操作部材121が高速位置に切換保持され、
さらに第4〜6針目の縫製動作時には、係合コロ174
aが低速用カム部172dに係合して操作部材121が
低速位置に切襖保持され、第7針目の縫製動作にともな
い係合コロ174aが停止用カム部172aに係合して
、操作部村121が第11図に示す停止位置に復帰され
るようになっている。一方、前記第1の制御カム172
の下方においてカム軸169には第2の制御カム177
がねじ178により固定され、その外周には第18図に
示すように低いカム部177a、額斜カム部177b及
び高いカム部177cを一組とする同一形状の四組のカ
ム部が形成されている。
そして、この第2の制御カム177の低いカム部177
aが第1の制御カム172の停止用カム部172aと対
応した状態に配置され、前記ミシン主軸76の回転にと
もない7針分の針数に相当するサイクルで縫製運転が行
われる間に、この第2の制御カム1 77が一組のカム
部に相当する角度量(90度)だけ回動されるようにな
っている。前記第2の制御カム177の側方においてミ
シンフレーム2内には三腕状の第2の追従子179が回
動軸180‘こより回動可能に支承され、その一腕部に
は第2の制御カム177の各カム部177a〜177c
に係合し得る係合コロ179aが回転自在に取着されて
いる。
aが第1の制御カム172の停止用カム部172aと対
応した状態に配置され、前記ミシン主軸76の回転にと
もない7針分の針数に相当するサイクルで縫製運転が行
われる間に、この第2の制御カム1 77が一組のカム
部に相当する角度量(90度)だけ回動されるようにな
っている。前記第2の制御カム177の側方においてミ
シンフレーム2内には三腕状の第2の追従子179が回
動軸180‘こより回動可能に支承され、その一腕部に
は第2の制御カム177の各カム部177a〜177c
に係合し得る係合コロ179aが回転自在に取着されて
いる。
又、第2,18図に示すように前記第2の追従子179
の他の腕部には前記動力作動機構の作動レバー154か
ら延びる蓮村156が連結されるとともに、その他の腕
部には前記加工物支持ベッド2c内の糸切り機構143
から延びる蓮杵181が連結されている。そして、第2
の追従子179とミシンフレーム2の間には引張ばね1
82が設けられ、この引張ばね182の作用により第2
の追従子179がその係合コロ179aにおいて第2の
制御カム177のカム部177a〜177cと係合する
方向に回動付勢されるとともに、前記動力作動機構の作
動レバー154がその係合コロ154aにおいてカム体
141の第2の周面カム144と係合する方向に回動付
勢されている。そして、前記ミシン主軸76の停止時に
は、第18図に示すように前記第2の追従子179の係
合コロ179aが第2の制御カム177の低いカム部1
77aに相対して、前記作動レバー154の係合コロ1
54aがカム体141上の第2の周面カム144と係合
した状態に保持され、この状態からミシン主軸76が始
動された時には、第2の制御カム177の回転にともな
い、第2の追従子179の係合コロ179aが前記低い
カム部177aから煩斜カム部177bを経て高いカム
部177cに乗り上げて第18図の時計方向に回動され
、蓮杵156を介して前記作動レバー154の係合コロ
154aが第2の周面カム144から離脱されるように
なっている。
の他の腕部には前記動力作動機構の作動レバー154か
ら延びる蓮村156が連結されるとともに、その他の腕
部には前記加工物支持ベッド2c内の糸切り機構143
から延びる蓮杵181が連結されている。そして、第2
の追従子179とミシンフレーム2の間には引張ばね1
82が設けられ、この引張ばね182の作用により第2
の追従子179がその係合コロ179aにおいて第2の
制御カム177のカム部177a〜177cと係合する
方向に回動付勢されるとともに、前記動力作動機構の作
動レバー154がその係合コロ154aにおいてカム体
141の第2の周面カム144と係合する方向に回動付
勢されている。そして、前記ミシン主軸76の停止時に
は、第18図に示すように前記第2の追従子179の係
合コロ179aが第2の制御カム177の低いカム部1
77aに相対して、前記作動レバー154の係合コロ1
54aがカム体141上の第2の周面カム144と係合
した状態に保持され、この状態からミシン主軸76が始
動された時には、第2の制御カム177の回転にともな
い、第2の追従子179の係合コロ179aが前記低い
カム部177aから煩斜カム部177bを経て高いカム
部177cに乗り上げて第18図の時計方向に回動され
、蓮杵156を介して前記作動レバー154の係合コロ
154aが第2の周面カム144から離脱されるように
なっている。
又、前記針3の7針目の縫製動作時においては、第2の
追従子179の係合コロ179aが第2の制御カム17
7の低いカム部177aに再び相対して、作動レバー1
54の係合コロ154aが第2の周面カム144に係合
され、前述したようにその第2の周面カム144の作用
により蓮村156、第の追従子179及び蓮杵181を
介して糸切り機構143が作動されて、ミシン主軸76
の停止に先立ち加工布8に連なる上下糸が捕捉切断され
るようになっている。次に、前記第1及び第2の制御カ
ム172,177による始動停止機構108及び糸切り
機構143の作動を有効化したり無効化したりするため
の作動手段の詳細を、第2,17,18図に従って説明
する。
追従子179の係合コロ179aが第2の制御カム17
7の低いカム部177aに再び相対して、作動レバー1
54の係合コロ154aが第2の周面カム144に係合
され、前述したようにその第2の周面カム144の作用
により蓮村156、第の追従子179及び蓮杵181を
介して糸切り機構143が作動されて、ミシン主軸76
の停止に先立ち加工布8に連なる上下糸が捕捉切断され
るようになっている。次に、前記第1及び第2の制御カ
ム172,177による始動停止機構108及び糸切り
機構143の作動を有効化したり無効化したりするため
の作動手段の詳細を、第2,17,18図に従って説明
する。
前記第1及び第2の制御カム172,177間において
カム軸169には保持体183が相対回動可能に支承さ
れ、その一側外面には第1の制御カム172の高速用カ
ム部172c及び第2の制御カム177の高いカム部1
77cとほぼ同一高さの保持部183aが形成されると
ともに、池柳下面にはピン183bが突設されている。
カム軸169には保持体183が相対回動可能に支承さ
れ、その一側外面には第1の制御カム172の高速用カ
ム部172c及び第2の制御カム177の高いカム部1
77cとほぼ同一高さの保持部183aが形成されると
ともに、池柳下面にはピン183bが突設されている。
そして、前記第1及び第2の追従子174,179が第
17,18図の時計方向へ回動された状態で、この保持
体183が反時計方向へ回動された時、両追従子174
,179の係合コロ174a,179aが保持体183
の保持部183aに乗り上げて、両制御カム172,1
77のカム部172a〜172d、177a〜177c
に従う両追従子174,179の回動が無効化されるよ
うになつている。前記カム軸169の側方においてミシ
ンフレーム2内には回動軸184が回動可能に支承され
ている。
17,18図の時計方向へ回動された状態で、この保持
体183が反時計方向へ回動された時、両追従子174
,179の係合コロ174a,179aが保持体183
の保持部183aに乗り上げて、両制御カム172,1
77のカム部172a〜172d、177a〜177c
に従う両追従子174,179の回動が無効化されるよ
うになつている。前記カム軸169の側方においてミシ
ンフレーム2内には回動軸184が回動可能に支承され
ている。
その回動軸184の上端には回動レバー185が固定さ
れ、その先端には前記保持体183のピン183bに係
合する二叉状の係合部185aが形成されている。又、
前記回動軸184の下端には作動腕186が固定され、
その一腕部には係合コロ186aが回転自在に取着され
ている。作動腕186の他の腕部とミシンフレーム2と
の間には引張ばね187が設けられ、その作動腕186
を第18図の時計方向に回動付勢するとともに、回動鞠
184及び回動レバー185を介して前記保持体183
を反時計方向に回動付勢している。一方、前記第2の制
御カム177の下方においてミシンフレーム2内にはソ
レノィド188が設けられ、前記ミシン主軸76の主藤
76の停止直前に励磁されて、そのアーマチャ188a
が吸引作動されるようになっている。
れ、その先端には前記保持体183のピン183bに係
合する二叉状の係合部185aが形成されている。又、
前記回動軸184の下端には作動腕186が固定され、
その一腕部には係合コロ186aが回転自在に取着され
ている。作動腕186の他の腕部とミシンフレーム2と
の間には引張ばね187が設けられ、その作動腕186
を第18図の時計方向に回動付勢するとともに、回動鞠
184及び回動レバー185を介して前記保持体183
を反時計方向に回動付勢している。一方、前記第2の制
御カム177の下方においてミシンフレーム2内にはソ
レノィド188が設けられ、前記ミシン主軸76の主藤
76の停止直前に励磁されて、そのアーマチャ188a
が吸引作動されるようになっている。
前記ソレノィド188の近傍には支持板189により支
持ピン189aを介して回動板190が回動可能に支持
され、その下端において前記ァーマチャ188aに連結
されるとともに、上端には二叉状の係合部190aが形
成されている。前記回動板190の一側には一対の案内
ピン191により最孔192aを介して作動板192が
前後勤可能に配設され、その一側には回動板190の係
合部190aに係合するピン192bが突設されるとと
もに、後端において前記作動腕186上の係合コロ18
6aと係合するようになっている。そして、前記ミシン
主軸76の停止時には、第18図に示すように保持体1
83の一側外端が第2の追従子179上の係合コロ17
9aに係合し、その保持体183が引張ばね187の作
用に抗して時計方向へ回動された位置に保持されて、第
1及び第2の追従子174,179上の係合コ0174
a,179aが保持体183の保持部183aから離脱
した状態にある。
持ピン189aを介して回動板190が回動可能に支持
され、その下端において前記ァーマチャ188aに連結
されるとともに、上端には二叉状の係合部190aが形
成されている。前記回動板190の一側には一対の案内
ピン191により最孔192aを介して作動板192が
前後勤可能に配設され、その一側には回動板190の係
合部190aに係合するピン192bが突設されるとと
もに、後端において前記作動腕186上の係合コロ18
6aと係合するようになっている。そして、前記ミシン
主軸76の停止時には、第18図に示すように保持体1
83の一側外端が第2の追従子179上の係合コロ17
9aに係合し、その保持体183が引張ばね187の作
用に抗して時計方向へ回動された位置に保持されて、第
1及び第2の追従子174,179上の係合コ0174
a,179aが保持体183の保持部183aから離脱
した状態にある。
この状態から、前記スタート・ペダル38の踏込み操作
にともない始動停止機構108を介してミシン主軸76
が始動され、その始動停止機構108により第1の追従
子174が第17図の状態から時計方向に回動されると
ともに、前記ミシン主軸76に連動して第1及び第2の
制御カム172,177が反時計万向に回転されると、
第1の追従子174の係合コロ174aが第1の制御カ
ム172の停止用カム部172aから低速用カム部17
2bを経て高速用カム部172cに乗り上げるとともに
、第2の追従子179の係合コロ179aが第2の制御
カム177の低いカム部177aから鏡斜カム部177
bを経て高いカム部177cに乗り上げる。
にともない始動停止機構108を介してミシン主軸76
が始動され、その始動停止機構108により第1の追従
子174が第17図の状態から時計方向に回動されると
ともに、前記ミシン主軸76に連動して第1及び第2の
制御カム172,177が反時計万向に回転されると、
第1の追従子174の係合コロ174aが第1の制御カ
ム172の停止用カム部172aから低速用カム部17
2bを経て高速用カム部172cに乗り上げるとともに
、第2の追従子179の係合コロ179aが第2の制御
カム177の低いカム部177aから鏡斜カム部177
bを経て高いカム部177cに乗り上げる。
それにともない、前記保持体183が引張ばね187の
作用により第17,18図の状態から反時計方向に回動
され、両追従子174,179の係合コロ174a,1
79aが保持体183の保持部183aに乗り上げて、
その後の両制御カム172,177のカム部172a〜
172d、177a〜177cに従う両追従子174,
179の回動が無効化される。従って、ミシン主軸76
の回転が高速に移行された後は、前記第1及び第2の制
御カム172,177による始動停止機構108及び糸
切り機構143の作動が無効化される。そして、所要の
複数の針数Kに相当するーサィクルの縫製運転が終了す
る4針前に前記ソレノィド188が励磁され、回動板1
90、作動板192、作動腕185、回動藤184及び
回動レバー185を介して保持体183が前記の回動位
置から時計方向に回動されて、第17,18図に示す位
置に配置される。
作用により第17,18図の状態から反時計方向に回動
され、両追従子174,179の係合コロ174a,1
79aが保持体183の保持部183aに乗り上げて、
その後の両制御カム172,177のカム部172a〜
172d、177a〜177cに従う両追従子174,
179の回動が無効化される。従って、ミシン主軸76
の回転が高速に移行された後は、前記第1及び第2の制
御カム172,177による始動停止機構108及び糸
切り機構143の作動が無効化される。そして、所要の
複数の針数Kに相当するーサィクルの縫製運転が終了す
る4針前に前記ソレノィド188が励磁され、回動板1
90、作動板192、作動腕185、回動藤184及び
回動レバー185を介して保持体183が前記の回動位
置から時計方向に回動されて、第17,18図に示す位
置に配置される。
それにより、前記両追従子174,179の係合コロ1
74a,179aが保持体183の保持部183aから
離脱して各制御カム172,177のカム部に係合し、
それらの制御カム172,177による始動停止機構1
08及び糸切り機構143の作動が有効化される。従っ
て、その後の4針分の針数に相当するミシン主軸76の
回転にともない、前記第1の追従子174の係合コロ1
74aが第1の制御カム172の低速用カム部172d
から停止用カム部172aに落ち込んで、前記始動停止
機構108の作動によりミシン主軸76が停止されると
ともに、前記第2の追従子179の係合コロ179aが
第2の制御カム177の高いカム部177cから低いカ
ム部177aに落ち込んで、第2図に示す第2の周面カ
ム144の作用により糸切り機構143が作動され、前
記ミシン主軸76の停止に先立って加工布8に連なる上
下糸が総捉切断される。次に、前記ミシン主軸76が停
止され、針榛4が上死点付近に停止されている状態で、
後述する紙シートを前記加工物保持装置7に装着して、
前記キーボード10上のジョグ・キー20〜23の操作
により紙シート上に書かされた縫製パターンをプログラ
ミングする場合に使用するプログラミ4ング用針の構成
を、第19図に従って説明する。さて、このプログラミ
ング時には、前記針榛4の下端に設けられた固定ねじ1
93を回動操作し、前記縫い針3に代えて針榛4の下端
に支持棒194が取付けられる。その支持棒194の下
端には固定ねじ195により支持筒体196が上下方向
へ移動調節可能に取付けられ、その下端にはプログラミ
ング用針197が様着固定されている。従って、このプ
ログラミング用針197を使用してプログラミング操作
を行えば、前記のように針棒4が上死点付近に停止され
ていても、支持榛194を介して十分下方に配置された
針197の先端を、前記紙シート上に書かれた縫製パタ
ー0ンの各縫製点等に合致させることにより、縫製デー
タを容易かつ正確にプログラミングすることがでいる。
次に上誌のように構成したミシンの動作を制御するため
の制御装置について説明する。
74a,179aが保持体183の保持部183aから
離脱して各制御カム172,177のカム部に係合し、
それらの制御カム172,177による始動停止機構1
08及び糸切り機構143の作動が有効化される。従っ
て、その後の4針分の針数に相当するミシン主軸76の
回転にともない、前記第1の追従子174の係合コロ1
74aが第1の制御カム172の低速用カム部172d
から停止用カム部172aに落ち込んで、前記始動停止
機構108の作動によりミシン主軸76が停止されると
ともに、前記第2の追従子179の係合コロ179aが
第2の制御カム177の高いカム部177cから低いカ
ム部177aに落ち込んで、第2図に示す第2の周面カ
ム144の作用により糸切り機構143が作動され、前
記ミシン主軸76の停止に先立って加工布8に連なる上
下糸が総捉切断される。次に、前記ミシン主軸76が停
止され、針榛4が上死点付近に停止されている状態で、
後述する紙シートを前記加工物保持装置7に装着して、
前記キーボード10上のジョグ・キー20〜23の操作
により紙シート上に書かされた縫製パターンをプログラ
ミングする場合に使用するプログラミ4ング用針の構成
を、第19図に従って説明する。さて、このプログラミ
ング時には、前記針榛4の下端に設けられた固定ねじ1
93を回動操作し、前記縫い針3に代えて針榛4の下端
に支持棒194が取付けられる。その支持棒194の下
端には固定ねじ195により支持筒体196が上下方向
へ移動調節可能に取付けられ、その下端にはプログラミ
ング用針197が様着固定されている。従って、このプ
ログラミング用針197を使用してプログラミング操作
を行えば、前記のように針棒4が上死点付近に停止され
ていても、支持榛194を介して十分下方に配置された
針197の先端を、前記紙シート上に書かれた縫製パタ
ー0ンの各縫製点等に合致させることにより、縫製デー
タを容易かつ正確にプログラミングすることがでいる。
次に上誌のように構成したミシンの動作を制御するため
の制御装置について説明する。
タ 第20図において、中央処理制御部(以下、制御部
という)200はアドレス・バスLDAI及びバス・ド
ライバ201を介してランダム・アクセス・メモリ(以
下、RAMという)202及びプログラム可能なりード
・オンリー・メモリ(以下、PROMという)203に
12ビットのアドレス・データDAO〜DAIIを供給
する。
という)200はアドレス・バスLDAI及びバス・ド
ライバ201を介してランダム・アクセス・メモリ(以
下、RAMという)202及びプログラム可能なりード
・オンリー・メモリ(以下、PROMという)203に
12ビットのアドレス・データDAO〜DAIIを供給
する。
又同制御部20川まデータ・バスLDBを介して前記R
AM202及びPROM203と8ビットのデータを送
受できるようになっている。前記RAM202は第21
図に示すようにプログラム作業及びプログラムにより作
成された指令を一時記憶するために使用される作業領域
と、前記加工物保持装置7の移動方向及び移動量等を決
定する、即ち縫製のための指令内容を記憶する縫製プロ
グラム領域とを有している。そして、作業領域はアドレ
ス(2000)からアドレス(2価F)、縫製プログラ
ム領域はアドレス(2100)からアドレス(2斑F)
まで用意されている。
AM202及びPROM203と8ビットのデータを送
受できるようになっている。前記RAM202は第21
図に示すようにプログラム作業及びプログラムにより作
成された指令を一時記憶するために使用される作業領域
と、前記加工物保持装置7の移動方向及び移動量等を決
定する、即ち縫製のための指令内容を記憶する縫製プロ
グラム領域とを有している。そして、作業領域はアドレ
ス(2000)からアドレス(2価F)、縫製プログラ
ム領域はアドレス(2100)からアドレス(2斑F)
まで用意されている。
縫製プログラム領域の縫製のための指令には縫製指令と
フィード指令とがあり、その縫製指令は第22図に示す
ように2バイトの2進コード形式で表わされ、第1バイ
トのビットBO〜B5には前記X軸パルス・モータ57
の歩進数(加工物保持装置7のX軸方向の移動量)の位
置データDXMが、ビットB6には×軸パルス・モータ
57の回動方向(加工物保持装置7のX軸線上の移動方
向)の方向データDSXが、又、ビットB7には前記Y
軸パルス・モータ58の回動方向(加工物保持装置7の
Y軸線上の移動方向)の方向データDSYがそれぞれ記
憶される。又、第2バイトのビットBO〜B5には前記
Y軸パルス・モー夕58の歩進数(加工物保持装置7の
Y軸方向の移動量)の位置データDYMが、ビットB6
〜B7にはミシン作動命令SECTがそれぞれ記憶され
る。前記フィード指令は前記ミシンモーター05の回転
を停止させた状態で前記加工物保持装置7を×軸及びY
軸方向に移動させるために使用され、そのフィード指令
は前記縫製指令と同様の2バイト形式のものが2つ使用
される(第37図参照)。
フィード指令とがあり、その縫製指令は第22図に示す
ように2バイトの2進コード形式で表わされ、第1バイ
トのビットBO〜B5には前記X軸パルス・モータ57
の歩進数(加工物保持装置7のX軸方向の移動量)の位
置データDXMが、ビットB6には×軸パルス・モータ
57の回動方向(加工物保持装置7のX軸線上の移動方
向)の方向データDSXが、又、ビットB7には前記Y
軸パルス・モータ58の回動方向(加工物保持装置7の
Y軸線上の移動方向)の方向データDSYがそれぞれ記
憶される。又、第2バイトのビットBO〜B5には前記
Y軸パルス・モー夕58の歩進数(加工物保持装置7の
Y軸方向の移動量)の位置データDYMが、ビットB6
〜B7にはミシン作動命令SECTがそれぞれ記憶され
る。前記フィード指令は前記ミシンモーター05の回転
を停止させた状態で前記加工物保持装置7を×軸及びY
軸方向に移動させるために使用され、そのフィード指令
は前記縫製指令と同様の2バイト形式のものが2つ使用
される(第37図参照)。
従って、第1バイトのビットBO〜B5と第3バイトの
ビットBO〜B5の計12ビットで前記×軸パルス・モ
ータ57の歩進数の位置データDXMが、又第2バイト
のビットBO〜B5と第4バイトのビットBO〜B5の
計12ビットで前記Y軸パルス・モータ58の歩進数の
位置データDYMが構成される。なお、この実施例では
前記ミシン作動命令SECTの論理値が(0,0)の時
にはフィード、(1,0)の時には終了、及び(*(0
又は1),1)の時には縫製の指令を意味するようにし
ている。デコーダ204はアドレス・バスLDA2を介
して前記制御部200から4ビットのアドレス・データ
DA12〜DA15が入力される。
ビットBO〜B5の計12ビットで前記×軸パルス・モ
ータ57の歩進数の位置データDXMが、又第2バイト
のビットBO〜B5と第4バイトのビットBO〜B5の
計12ビットで前記Y軸パルス・モータ58の歩進数の
位置データDYMが構成される。なお、この実施例では
前記ミシン作動命令SECTの論理値が(0,0)の時
にはフィード、(1,0)の時には終了、及び(*(0
又は1),1)の時には縫製の指令を意味するようにし
ている。デコーダ204はアドレス・バスLDA2を介
して前記制御部200から4ビットのアドレス・データ
DA12〜DA15が入力される。
そして、このアドレス・データDA12〜DA15に基
づいて、同デコーダ204は7つのチップ・セレクト信
号SPI〜SP7を出力し、そのうちチップ・セレクト
信号SP5,SP6はそれぞれ前記RAM202及びP
ROM203に供給される。チップ・セレクト信号SP
5,SP6を除くその他のチップ・セレクト信号はそれ
ぞれ後記する入出力インターフェイス205、タイマ2
06及び表示インターフェイス207に供給される。入
出力インターフェイス205はデータ・バスLDBを介
して前記制御部200と接続され、データ及び命令の送
受を行うことができるとともに、制御部200から出力
されるリード信号PRD、ライト信号PWT及びリセッ
ト信号RSPが入力される。
づいて、同デコーダ204は7つのチップ・セレクト信
号SPI〜SP7を出力し、そのうちチップ・セレクト
信号SP5,SP6はそれぞれ前記RAM202及びP
ROM203に供給される。チップ・セレクト信号SP
5,SP6を除くその他のチップ・セレクト信号はそれ
ぞれ後記する入出力インターフェイス205、タイマ2
06及び表示インターフェイス207に供給される。入
出力インターフェイス205はデータ・バスLDBを介
して前記制御部200と接続され、データ及び命令の送
受を行うことができるとともに、制御部200から出力
されるリード信号PRD、ライト信号PWT及びリセッ
ト信号RSPが入力される。
又、入出力インターフェイス205は前記バス・ドライ
バ201から出力されるアドレス・データDAO〜DA
I1中の2ビットのアドレス・データDA0,DAIと
前記デコーダ204から出力される前記チップ・セレク
ト信号SPI〜SP3を個別に入力し、そのアドレス・
データDA0,DAIに基づいて同入出力インターフェ
イス205の入出力ボート群が選択されるようになつて
いる。タイマ206は前記データ・バスLDBを介して
前記制御部200と接続され、データ及び命令の送受が
できるようになっている。
バ201から出力されるアドレス・データDAO〜DA
I1中の2ビットのアドレス・データDA0,DAIと
前記デコーダ204から出力される前記チップ・セレク
ト信号SPI〜SP3を個別に入力し、そのアドレス・
データDA0,DAIに基づいて同入出力インターフェ
イス205の入出力ボート群が選択されるようになつて
いる。タイマ206は前記データ・バスLDBを介して
前記制御部200と接続され、データ及び命令の送受が
できるようになっている。
又、タイマ206には制御部200から出力されるリー
ド信号PRD、ライト信号PWT及び基準クロックパル
ス信号(同制御部200内のクロツクジェネレィタから
)RCPと、前記デコーダ204から出力されるチップ
・セレクト信号SP7が入力される。そして、タイマ2
06はチップ・セレクト信号SP7に応答して、前記×
軸及びY軸パルス・モータ67,58の駆動を制御する
クロック・パルス信号を発生させるために使用されるパ
ルス信号TC1,TC2及び後記するプログラム時にお
ける遅延時間設定のために使用されるパルス信号TC3
を前記入出力インターフェイス205に出力する。なお
、入出力インターフェイス205に入力されるこれらの
各パルス信号TCI〜TC3は同入出力インターフェイ
ス205に入力される前記アドレス・データDAO〜D
AIに従って選択されるとともに、これらのパルス信号
TCI〜TC3のパルス幅及びパルス発生時期は前記デ
ータ・バスLDBを介して入力されるデータ及び命令に
従って決定される。表示インターフェイス207は前記
データ・バスLDBを介して前記制御部200と接続さ
れてデータ及び命令の送受を行うことができるとともに
、同制御部200から出力されるリード信号PRD、ラ
イト信号PWT、リセット信号RSP、及びクロック・
パルス信号RCPを入力する。
ド信号PRD、ライト信号PWT及び基準クロックパル
ス信号(同制御部200内のクロツクジェネレィタから
)RCPと、前記デコーダ204から出力されるチップ
・セレクト信号SP7が入力される。そして、タイマ2
06はチップ・セレクト信号SP7に応答して、前記×
軸及びY軸パルス・モータ67,58の駆動を制御する
クロック・パルス信号を発生させるために使用されるパ
ルス信号TC1,TC2及び後記するプログラム時にお
ける遅延時間設定のために使用されるパルス信号TC3
を前記入出力インターフェイス205に出力する。なお
、入出力インターフェイス205に入力されるこれらの
各パルス信号TCI〜TC3は同入出力インターフェイ
ス205に入力される前記アドレス・データDAO〜D
AIに従って選択されるとともに、これらのパルス信号
TCI〜TC3のパルス幅及びパルス発生時期は前記デ
ータ・バスLDBを介して入力されるデータ及び命令に
従って決定される。表示インターフェイス207は前記
データ・バスLDBを介して前記制御部200と接続さ
れてデータ及び命令の送受を行うことができるとともに
、同制御部200から出力されるリード信号PRD、ラ
イト信号PWT、リセット信号RSP、及びクロック・
パルス信号RCPを入力する。
又、表示インターフェイス207には前記チップ・セレ
クト信号SP4が入力されるとともに、前記アドレス・
データDAOが入力される。そのアドレス・データDA
Oは、表示インターフェイス207にデータ・バスLD
Bを介して入力された信号及び同表示インターフェイス
207から同データ・バスLDBに出力されるべき信号
がデータ及び命令のいずれに変換されるべきかを指示す
るために使用される。さらに、表示インターフェイス2
07は前記各操作キーが開成されるとどの操作キーが閉
成されたかをその内部メモ川こ記憶するとともに、論理
値(1)の信号を前記入出力ィンターフェイス205に
出力するようになっている。これによって、前記制御部
200は前記入出力インターフェイス205に出力され
た信号が論理値(1)であれば表示インターフェイス2
07の内部メモIJの記憶内容を議取って、閉成した操
作キーが何であるかを判断する。次に、前記入出力イン
ターフェイス205と外部装置との接触構成について説
明する。
クト信号SP4が入力されるとともに、前記アドレス・
データDAOが入力される。そのアドレス・データDA
Oは、表示インターフェイス207にデータ・バスLD
Bを介して入力された信号及び同表示インターフェイス
207から同データ・バスLDBに出力されるべき信号
がデータ及び命令のいずれに変換されるべきかを指示す
るために使用される。さらに、表示インターフェイス2
07は前記各操作キーが開成されるとどの操作キーが閉
成されたかをその内部メモ川こ記憶するとともに、論理
値(1)の信号を前記入出力ィンターフェイス205に
出力するようになっている。これによって、前記制御部
200は前記入出力インターフェイス205に出力され
た信号が論理値(1)であれば表示インターフェイス2
07の内部メモIJの記憶内容を議取って、閉成した操
作キーが何であるかを判断する。次に、前記入出力イン
ターフェイス205と外部装置との接触構成について説
明する。
入出力インターフェイス205にデータ若しくは信号を
出力する外部装置としては、前記クランプ・ペダル36
の踏込み操作に基づいてオンされる前記マイクロ・スイ
ッチ100からなる位置検出装置208、前記テスト・
スイッチ31及び非常停止スイッチ32からなる制御ス
イッチ群209、前記各×軸及びY軸りミット・スイッ
チ70〜73と前記X軸及びY藤原点リミット・スイッ
チ74,75からなるリミット・スイッチ群210、前
記ミシンモータ105の後部に設けられ前記縫い針3の
上下往復運動に同期した同期信号を発生する前記永久磁
石136、ホール素子137等からなる同期発生器21
1、及び前記プログラミング操作ケース9のキーボード
10上の各操作キーよりなるキー群212が設けられ、
それらが入出力インターフェイス205に接続されてい
る。
出力する外部装置としては、前記クランプ・ペダル36
の踏込み操作に基づいてオンされる前記マイクロ・スイ
ッチ100からなる位置検出装置208、前記テスト・
スイッチ31及び非常停止スイッチ32からなる制御ス
イッチ群209、前記各×軸及びY軸りミット・スイッ
チ70〜73と前記X軸及びY藤原点リミット・スイッ
チ74,75からなるリミット・スイッチ群210、前
記ミシンモータ105の後部に設けられ前記縫い針3の
上下往復運動に同期した同期信号を発生する前記永久磁
石136、ホール素子137等からなる同期発生器21
1、及び前記プログラミング操作ケース9のキーボード
10上の各操作キーよりなるキー群212が設けられ、
それらが入出力インターフェイス205に接続されてい
る。
反対に、入出力インターフェイス205から信号を受け
る外部装置としては、前記布押え足5を上下動させるた
めの直流モータ97を駆動させる駆動ユニット213、
前記ミシンモーター05を起動させるための起動手段2
14、前記X軸及びY軸パルス・モー夕57,58を駆
動させるやための駆動ユニット215、及び前記ソレノ
ィド188を励磁させるための励磁ユニット216が設
けられ、それらが入出力インターフェイス205に接続
されている。又、入出力インターフェイス205には前
記磁気カード3からの指令の読み取り並びに同磁気カー
ド36への指令の書き込みを行うための読み取り・書き
込み装置217が接続されている。
る外部装置としては、前記布押え足5を上下動させるた
めの直流モータ97を駆動させる駆動ユニット213、
前記ミシンモーター05を起動させるための起動手段2
14、前記X軸及びY軸パルス・モー夕57,58を駆
動させるやための駆動ユニット215、及び前記ソレノ
ィド188を励磁させるための励磁ユニット216が設
けられ、それらが入出力インターフェイス205に接続
されている。又、入出力インターフェイス205には前
記磁気カード3からの指令の読み取り並びに同磁気カー
ド36への指令の書き込みを行うための読み取り・書き
込み装置217が接続されている。
前記位置検出装置208は前記クランプ・ペダル39が
路込まれて、前記マイクロ・スイッチ100がオンされ
た時に論理値が(1)の出力信号を、又クランプ・ペダ
ル39の踏込み操作が解放されてマイクロ・スイッチ1
00がオフされた時には論理値が(0)の出力信号を前
記入出力ィンターフエイス205に出力する。次に前記
テスト・スイッチ31及び非常停止スイッチ32からな
る前記制御スイッチ群209について説明すると、テス
ト・スイッチ31はその押圧操作の毎に開放状態及び閉
成状態を交互に繰り返し得るように機械的に構成された
保持型のスイッチであって、その開閉操作に従って論理
値が(0)または(1)に変化する出力信号を入出力イ
ンターフェイス205に出力する。
路込まれて、前記マイクロ・スイッチ100がオンされ
た時に論理値が(1)の出力信号を、又クランプ・ペダ
ル39の踏込み操作が解放されてマイクロ・スイッチ1
00がオフされた時には論理値が(0)の出力信号を前
記入出力ィンターフエイス205に出力する。次に前記
テスト・スイッチ31及び非常停止スイッチ32からな
る前記制御スイッチ群209について説明すると、テス
ト・スイッチ31はその押圧操作の毎に開放状態及び閉
成状態を交互に繰り返し得るように機械的に構成された
保持型のスイッチであって、その開閉操作に従って論理
値が(0)または(1)に変化する出力信号を入出力イ
ンターフェイス205に出力する。
非常停止スイッチ32は自動復帰型のスイッチであって
、押圧された時には論理値が(0)の出力信号を、押圧
が解放された時には論理値が(1)の出力信号を前記入
出力インターフェイス205に出力する。前記リミット
スイッチ群210は、前記加工物保持装置7の最大移動
範囲及び絶対原点位置AHPを検出するためのものであ
って、例えば、第5図において、加工物保持装置7が正
Y軸方向に移動され、前記従動歯車65により正Y軸リ
ミット・スイッチ72がオンされた時(加工物保持装置
7が正Y軸方向の許容移動範囲を越えた時)、そのリミ
ット・スイッチ72のオン動作に基づき、論理値が(0
)となる出力信号を前記入出力インターフェイス205
に出力する。
、押圧された時には論理値が(0)の出力信号を、押圧
が解放された時には論理値が(1)の出力信号を前記入
出力インターフェイス205に出力する。前記リミット
スイッチ群210は、前記加工物保持装置7の最大移動
範囲及び絶対原点位置AHPを検出するためのものであ
って、例えば、第5図において、加工物保持装置7が正
Y軸方向に移動され、前記従動歯車65により正Y軸リ
ミット・スイッチ72がオンされた時(加工物保持装置
7が正Y軸方向の許容移動範囲を越えた時)、そのリミ
ット・スイッチ72のオン動作に基づき、論理値が(0
)となる出力信号を前記入出力インターフェイス205
に出力する。
又、加工物保持装置7が負Y軸方向に移動され、前記従
敷歯車65により前記負Y触りミット・スイッチ73が
オンされた時(加工物保持装置7が負Y軸方向の許容移
動範囲を越えた時)、同リミット・スイッチ73のオン
動作に基づき、論理値が(0)となる出力信号を入出力
インターフェイス205に出力する。同様に加工物保持
装置7が正×軸方向に移動され、前記従動歯車64によ
り前記正×触IJミット・スイッチ70がオンされた時
(加工物保持装置7が正×鞠方向の許容移動範囲を越え
た時)、同リミット・スイッチ70のオン動作に基づき
、論理値(0)となる出力信号を入出力インターフェイ
ス205に出力する。
敷歯車65により前記負Y触りミット・スイッチ73が
オンされた時(加工物保持装置7が負Y軸方向の許容移
動範囲を越えた時)、同リミット・スイッチ73のオン
動作に基づき、論理値が(0)となる出力信号を入出力
インターフェイス205に出力する。同様に加工物保持
装置7が正×軸方向に移動され、前記従動歯車64によ
り前記正×触IJミット・スイッチ70がオンされた時
(加工物保持装置7が正×鞠方向の許容移動範囲を越え
た時)、同リミット・スイッチ70のオン動作に基づき
、論理値(0)となる出力信号を入出力インターフェイ
ス205に出力する。
又、加工物保持装置7が負×軸万向に移動され、前記従
動歯車64により前記負×鞠リミット・スイッチ71が
オンされた時(加工物保持装置7が負×軸方向の許容移
動範囲を越えた時)、同リミット・スイッチ71のオン
動作に基づき、論理値が(0)となる出力信号を入出力
インターフェイス205に出力する。従って、加工物保
持装置7が前記Y軸及び×軸の許容移動範囲にある場合
には、前記各リミット・スイッチ70〜73に基づきリ
ミットスイッチ群210から出力される信号は全て論理
値が(1)となる。一方、加工物保持装置7が前記絶対
原点位置AHPに位置している時、前記各従敷歯車64
,65により各×軸及びY軸原点リミット・スイッチ7
4,75がオンされて、前記リミット・スイッチ群21
0からはそれぞれ論理値が(1)となる出力信号を前記
入出力インターフェイス205に出力する。
動歯車64により前記負×鞠リミット・スイッチ71が
オンされた時(加工物保持装置7が負×軸方向の許容移
動範囲を越えた時)、同リミット・スイッチ71のオン
動作に基づき、論理値が(0)となる出力信号を入出力
インターフェイス205に出力する。従って、加工物保
持装置7が前記Y軸及び×軸の許容移動範囲にある場合
には、前記各リミット・スイッチ70〜73に基づきリ
ミットスイッチ群210から出力される信号は全て論理
値が(1)となる。一方、加工物保持装置7が前記絶対
原点位置AHPに位置している時、前記各従敷歯車64
,65により各×軸及びY軸原点リミット・スイッチ7
4,75がオンされて、前記リミット・スイッチ群21
0からはそれぞれ論理値が(1)となる出力信号を前記
入出力インターフェイス205に出力する。
従って、加工物保持装置7が絶対原点位置AHPから離
れた時、前記各リミット・スイッチ74,75に基づく
出力信号はそれぞれ論理値が(0)となる。又、各リミ
ット・スイッチ70〜75の前記各出力信号STPはオ
ア回路で構成されたゲート回路218に入力される。
れた時、前記各リミット・スイッチ74,75に基づく
出力信号はそれぞれ論理値が(0)となる。又、各リミ
ット・スイッチ70〜75の前記各出力信号STPはオ
ア回路で構成されたゲート回路218に入力される。
そして、同ゲート回路218は、入力される前記各出力
信号STPのうち少なくとも1つのの出力信号の論理値
が(1)であった時、前記制御部200の入力端子IN
Tにその論理値が(1)の出力信号を出力して、同制御
部20川こ割込み要求を行わせるようになっている。前
記同期発生器211は前記縫い針3が針板41の上面よ
り上方に達した時、ローレベル(論理値が(0)の状態
)から/・ィレベル(論理値が(1)の状態)に立ち上
り一定時間幅のパルス信号を入出力インターフェイス2
05に出力する。前記駆動ユニット213は前記直流モ
ータ97を正逆転駆動させるものである。即ち、前記位
置検出装置208から論理値(1)の出力信号が前記入
出力インターフェイス205を介して前記制御部20川
こ入力されると(前記クランプ・ペダル39が踏込まれ
前記マイクロ・スイッチ100がオンされると)、同制
御部200はそれを演算して入出力インターフェイス2
05を介して同駆動ユニット213に正転指令信号を出
力する。この正転指令信号に応答して、駆動ユニット2
13は直流モータ97を正転駆動させて前記布押え足5
を上昇させる。反対に前記位置検出装置208から論理
値(0)の出力信号が前記入出力インターフェイス20
5を介し前記制御部20川こ入力されると(前記クラン
プ・ペダル39の踏込み操作が解除され前記マイクロ・
スイッチ100がオフされると)、前記駆動ユニット2
13には入出力インターフェイス205を介して制御部
200から逆転指令信号が入力されて、前記直流モータ
97を逆転駆動させ前記布押え足5を下降させる。なお
、この駆動ユニット213には、前記電源スイッチ30
がオンされた時から所定時間論理値を(0)に保持し、
その後、論理値が(1)となる出力信号FCLGが前記
制御部200から入力されるようになっている。
信号STPのうち少なくとも1つのの出力信号の論理値
が(1)であった時、前記制御部200の入力端子IN
Tにその論理値が(1)の出力信号を出力して、同制御
部20川こ割込み要求を行わせるようになっている。前
記同期発生器211は前記縫い針3が針板41の上面よ
り上方に達した時、ローレベル(論理値が(0)の状態
)から/・ィレベル(論理値が(1)の状態)に立ち上
り一定時間幅のパルス信号を入出力インターフェイス2
05に出力する。前記駆動ユニット213は前記直流モ
ータ97を正逆転駆動させるものである。即ち、前記位
置検出装置208から論理値(1)の出力信号が前記入
出力インターフェイス205を介して前記制御部20川
こ入力されると(前記クランプ・ペダル39が踏込まれ
前記マイクロ・スイッチ100がオンされると)、同制
御部200はそれを演算して入出力インターフェイス2
05を介して同駆動ユニット213に正転指令信号を出
力する。この正転指令信号に応答して、駆動ユニット2
13は直流モータ97を正転駆動させて前記布押え足5
を上昇させる。反対に前記位置検出装置208から論理
値(0)の出力信号が前記入出力インターフェイス20
5を介し前記制御部20川こ入力されると(前記クラン
プ・ペダル39の踏込み操作が解除され前記マイクロ・
スイッチ100がオフされると)、前記駆動ユニット2
13には入出力インターフェイス205を介して制御部
200から逆転指令信号が入力されて、前記直流モータ
97を逆転駆動させ前記布押え足5を下降させる。なお
、この駆動ユニット213には、前記電源スイッチ30
がオンされた時から所定時間論理値を(0)に保持し、
その後、論理値が(1)となる出力信号FCLGが前記
制御部200から入力されるようになっている。
そして、前記電源スイッチ30がオンされたと同時に前
記駆動ユニット213に正転指令信号が入力された場合
に、直ちに前記直流モータ97を駆動させないで、前記
所定時間後に前記布押え足5を上昇させるようにしてい
る。前記起動手段214はリレー等のスイッチング回路
からなり、前記ミシンモータ106の起動のための電源
を開閉動作させるものであって、前記入出力インターフ
ェイス205を介して前記制御部200からの起動指令
信号に基づいて同ミシンモータ105を起動させるよう
になっている。
記駆動ユニット213に正転指令信号が入力された場合
に、直ちに前記直流モータ97を駆動させないで、前記
所定時間後に前記布押え足5を上昇させるようにしてい
る。前記起動手段214はリレー等のスイッチング回路
からなり、前記ミシンモータ106の起動のための電源
を開閉動作させるものであって、前記入出力インターフ
ェイス205を介して前記制御部200からの起動指令
信号に基づいて同ミシンモータ105を起動させるよう
になっている。
前記駆動ユニット215は前記×軸及びY軸パルス・モ
ータ57,58を正逆転駆動させるものである。即ち、
前記収AM202から読み取った前記縫製及びフィード
指令と前記X軸及びY軸ジョグ・キー20〜23等の操
作に基づいて、前記制御部20川ま前記入出力インター
フェイス205を介して駆動ユニット215に制御指令
信号を出力する。この制御指令信号に応答して、同駆動
ユニット215は×軸及びY軸パルス・モータ57,5
8をそれぞれ所定の歩進数だけ正逆回動させて前記加工
物保持装置7を正及び負×鞄方向並びに正及び負Y軸方
向に移動させる。前記励磁ユニット216は入出力イン
ターフェイス205から出力される励磁指令信号を入力
し、その指令信号に応答して前記ソレノィド188を励
磁させて前記カム機構による始動停止機構108及び糸
切り機構143の作動を有効化するようになっている。
ータ57,58を正逆転駆動させるものである。即ち、
前記収AM202から読み取った前記縫製及びフィード
指令と前記X軸及びY軸ジョグ・キー20〜23等の操
作に基づいて、前記制御部20川ま前記入出力インター
フェイス205を介して駆動ユニット215に制御指令
信号を出力する。この制御指令信号に応答して、同駆動
ユニット215は×軸及びY軸パルス・モータ57,5
8をそれぞれ所定の歩進数だけ正逆回動させて前記加工
物保持装置7を正及び負×鞄方向並びに正及び負Y軸方
向に移動させる。前記励磁ユニット216は入出力イン
ターフェイス205から出力される励磁指令信号を入力
し、その指令信号に応答して前記ソレノィド188を励
磁させて前記カム機構による始動停止機構108及び糸
切り機構143の作動を有効化するようになっている。
前記読み取り・書き込み装置217は前記入出力インタ
ーフェイス205からデータ信号、書き込み基準クロッ
ク・パルス信号、リード・ライト制御信号、同装置21
7内の5つの磁気ヘッド用増幅器を予め初期状態にセッ
トするための信号、及び前記磁気カード36の送り方向
を指令するための指令信号を入力する。
ーフェイス205からデータ信号、書き込み基準クロッ
ク・パルス信号、リード・ライト制御信号、同装置21
7内の5つの磁気ヘッド用増幅器を予め初期状態にセッ
トするための信号、及び前記磁気カード36の送り方向
を指令するための指令信号を入力する。
そして、前記リード・ライト制御信号の内容がリード指
令の時、読み取り・書き込み装置217は前記データ信
号と前記クロック・パルス信号とを前記磁気カード36
に順次書き込む。反対に、前記リード・ライト制御信号
の内容がライト指令の時、読み取り・書き込み装置21
7は前記磁気カード36のデータ・トラックとクロック
・パルス用トラックとを検索して、磁気カード36に記
載された縫製のための指令を入出力インターフェイス2
05に力する。又、前記読み取り・書き込み装置217
には前記磁気カード36が第1図及び第4図に示す制御
パネル29の閉口37に挿入された時、オンするりード
・スイッチ(図示せず)が設けられており、このリード
・スイッチのオンに基づいて論理値が(0)から(1)
となるカード・〇−デイング信号を入出力インターフェ
イス205に出力するようになっている。次に前記入出
力インターフェイス205及び表示インターフェイス2
07に各オン信号を入力する前記各操作キーよりなるキ
ー群212について説明する。
令の時、読み取り・書き込み装置217は前記データ信
号と前記クロック・パルス信号とを前記磁気カード36
に順次書き込む。反対に、前記リード・ライト制御信号
の内容がライト指令の時、読み取り・書き込み装置21
7は前記磁気カード36のデータ・トラックとクロック
・パルス用トラックとを検索して、磁気カード36に記
載された縫製のための指令を入出力インターフェイス2
05に力する。又、前記読み取り・書き込み装置217
には前記磁気カード36が第1図及び第4図に示す制御
パネル29の閉口37に挿入された時、オンするりード
・スイッチ(図示せず)が設けられており、このリード
・スイッチのオンに基づいて論理値が(0)から(1)
となるカード・〇−デイング信号を入出力インターフェ
イス205に出力するようになっている。次に前記入出
力インターフェイス205及び表示インターフェイス2
07に各オン信号を入力する前記各操作キーよりなるキ
ー群212について説明する。
前記プログラム・キー11は自動復帰型でかつ常時開放
状態にあるスイッチであって、プログラミングを開始す
るために使用され、同キー11を押圧してオンさせるこ
とにより、前記入出力インターフェイス205にそのオ
ン信号を出力する。
状態にあるスイッチであって、プログラミングを開始す
るために使用され、同キー11を押圧してオンさせるこ
とにより、前記入出力インターフェイス205にそのオ
ン信号を出力する。
前記リセット・キー12は同じく自動復帰型でかつ常時
開放状態にあるスイッチであって、前記RAM202の
作業領域に記憶された指令のクリア、及び前記数字キー
群17における「2」の数字キーと協働してRAM20
2の縫製プログラム領域に記憶された縫製のための縫製
指令のクリア等を前記制御部2001こ行わせるために
、オン信号を前記表示インターフェイス207に出力す
る。前記エンド・キー13は同じく自動復帰型でかつ常
時開放状態にあるスイッチであって、前記「1」の数字
キーと協働して前記RAM202の縫製プログラム領域
に縫製指令終了を指示する終了指令コ−ドの記憶等を前
記制御部2001こ行わせるために、オン信号を表示イ
ンターフェイス207に出力する。前記ロード・キー1
4は同じく自動復帰型でかつ常時開放状態にあるスイッ
チであって、前記RAM202の縫製プログラム領域に
前記X軸及びY軸ジョグ・キー20〜23の操作に基づ
いて設定された縫製指令及びフィード指令の記憶等を前
記制御部200に行わせるために、オン信号を表示イン
ターフェイス207に出力する。前記フィード・キー1
5は同じく自動復帰型でかつ常時開放状態にあるスイッ
チであって、前記RAM202の縫製プログラム領域に
前記フィード指令を設定させるためのオン信号を前記表
示インターフェイス207に出力する。前記キャンセル
・キー16は同じく自動復帰型でかつ常時開放状態にあ
るスイッチであって、前記RAM202の縫製プログラ
ム領域に記憶させた縫製指令及びフィード指令を疹正さ
せるためのオン信号を前記表示インターフェイス207
に出力する。IG隼数の「0」から「9」までの数字に
対応する前記数字キー群17は同じく自動復帰型でかつ
常時開放状態にあるスイッチ群であって、前記リセツト
・キー12、エンド・キー13、プラス・キー18、及
びマイナス・キー19の操作とともに使用され、そのオ
ン信号は前記表示インターフェイス207に出力される
。
開放状態にあるスイッチであって、前記RAM202の
作業領域に記憶された指令のクリア、及び前記数字キー
群17における「2」の数字キーと協働してRAM20
2の縫製プログラム領域に記憶された縫製のための縫製
指令のクリア等を前記制御部2001こ行わせるために
、オン信号を前記表示インターフェイス207に出力す
る。前記エンド・キー13は同じく自動復帰型でかつ常
時開放状態にあるスイッチであって、前記「1」の数字
キーと協働して前記RAM202の縫製プログラム領域
に縫製指令終了を指示する終了指令コ−ドの記憶等を前
記制御部2001こ行わせるために、オン信号を表示イ
ンターフェイス207に出力する。前記ロード・キー1
4は同じく自動復帰型でかつ常時開放状態にあるスイッ
チであって、前記RAM202の縫製プログラム領域に
前記X軸及びY軸ジョグ・キー20〜23の操作に基づ
いて設定された縫製指令及びフィード指令の記憶等を前
記制御部200に行わせるために、オン信号を表示イン
ターフェイス207に出力する。前記フィード・キー1
5は同じく自動復帰型でかつ常時開放状態にあるスイッ
チであって、前記RAM202の縫製プログラム領域に
前記フィード指令を設定させるためのオン信号を前記表
示インターフェイス207に出力する。前記キャンセル
・キー16は同じく自動復帰型でかつ常時開放状態にあ
るスイッチであって、前記RAM202の縫製プログラ
ム領域に記憶させた縫製指令及びフィード指令を疹正さ
せるためのオン信号を前記表示インターフェイス207
に出力する。IG隼数の「0」から「9」までの数字に
対応する前記数字キー群17は同じく自動復帰型でかつ
常時開放状態にあるスイッチ群であって、前記リセツト
・キー12、エンド・キー13、プラス・キー18、及
びマイナス・キー19の操作とともに使用され、そのオ
ン信号は前記表示インターフェイス207に出力される
。
前記プラス・キー18は同じく自動復帰型でかつ常時開
放状態にあるスイッチであって、前記数字キー群17と
協働して、前記制御部200が前記RAM202の縫製
プログラム領域の前記各アドレスに順次記憶された縫製
指令及びフィード指令をインクリメントして順次読み出
し、かつその読み出した指令に基づいて前記X軸及びY
軸パルス・モータ57,58を駆動させ、前記加工物保
持装置7を前記操作キー群17の操作で決まる所定の歩
進数分だけ縫製終了方向に移動させるためのオン信号を
前記表示インターフェイス207に出力する。即ち、例
えば「3」の数字キーを押した後にプラス・キー18を
押すと、加工物保持装置7は縫製原点位置(又は絶対原
点位置AHP若しくは所定の縫製位魔)から3進分前記
指令に従って歩進動作をする。さらに、前記プラス・キ
ー18は前記キャンセル・キー1 6と協働して、前記
収AM202の縫製プログラム領域に記憶させた縫製指
令及びフィード指令を疹正する場合にも使用される。
放状態にあるスイッチであって、前記数字キー群17と
協働して、前記制御部200が前記RAM202の縫製
プログラム領域の前記各アドレスに順次記憶された縫製
指令及びフィード指令をインクリメントして順次読み出
し、かつその読み出した指令に基づいて前記X軸及びY
軸パルス・モータ57,58を駆動させ、前記加工物保
持装置7を前記操作キー群17の操作で決まる所定の歩
進数分だけ縫製終了方向に移動させるためのオン信号を
前記表示インターフェイス207に出力する。即ち、例
えば「3」の数字キーを押した後にプラス・キー18を
押すと、加工物保持装置7は縫製原点位置(又は絶対原
点位置AHP若しくは所定の縫製位魔)から3進分前記
指令に従って歩進動作をする。さらに、前記プラス・キ
ー18は前記キャンセル・キー1 6と協働して、前記
収AM202の縫製プログラム領域に記憶させた縫製指
令及びフィード指令を疹正する場合にも使用される。
前記マイナス・キー19は同じく自動復帰型で常時開放
状態にあるスイッチであって、前記数字キー群17と協
働して前記制御部200が前記RAM202の縫製プロ
グラム領域の前記各アドレスに順次記憶された縫製指令
及びフィード指令を順次デクリメントして読み出し、か
つその読み出した指令に基づいて、順次X軸及びY軸パ
ルス・モータ57,58を駆動させて、前記加工物保持
装置7を前記数字キー群17の操作で決まる歩進数分だ
け縫製原点方向に移動させるためのオン信号を出力する
。
状態にあるスイッチであって、前記数字キー群17と協
働して前記制御部200が前記RAM202の縫製プロ
グラム領域の前記各アドレスに順次記憶された縫製指令
及びフィード指令を順次デクリメントして読み出し、か
つその読み出した指令に基づいて、順次X軸及びY軸パ
ルス・モータ57,58を駆動させて、前記加工物保持
装置7を前記数字キー群17の操作で決まる歩進数分だ
け縫製原点方向に移動させるためのオン信号を出力する
。
即ち、例えば「8」の数字キ−を押した後、マイナス・
キー19を押すと、加工物保持装置7はその停止位置か
ら8進分前記縫製原点に向かって前記指令に従い歩進動
作する。又、前記プラス・キー18と同様にマイナス・
キー19は前記キャンセル・キー16と協働して前記R
AM202の縫製プログラム領域に記憶させた縫製指令
及びフィ−ド指令を修正する場合にも使用される。前記
×藤ジョグ・キー20,21は同じく自動復帰型でかつ
常時開放状態にあるスイッチであって、一方の×鞠ジョ
グ・キー20を押すことにより、加工物保持装置7を第
5図において正×軸方向に、又、他方のX軸ジョグ・キ
ー21を押すことにより同保持装置7を負X軸方向に移
動させるためのパルス信号を前記入出力インターフェイ
ス205に出力する。
キー19を押すと、加工物保持装置7はその停止位置か
ら8進分前記縫製原点に向かって前記指令に従い歩進動
作する。又、前記プラス・キー18と同様にマイナス・
キー19は前記キャンセル・キー16と協働して前記R
AM202の縫製プログラム領域に記憶させた縫製指令
及びフィ−ド指令を修正する場合にも使用される。前記
×藤ジョグ・キー20,21は同じく自動復帰型でかつ
常時開放状態にあるスイッチであって、一方の×鞠ジョ
グ・キー20を押すことにより、加工物保持装置7を第
5図において正×軸方向に、又、他方のX軸ジョグ・キ
ー21を押すことにより同保持装置7を負X軸方向に移
動させるためのパルス信号を前記入出力インターフェイ
ス205に出力する。
前記Y軸ジョグ・キー22,23は同じく自動復帰型で
かつ常時開放状態にあるスイッチであって、一方のY軸
ジョグ・キー22を押すことにより、前記加工物保持装
置7を第5図において正Y軸方向に、又、他方のジョグ
・キー23を押すことにより、同保持装置7を負Y軸方
向に移動させるためのパルス信号を前記入出力インター
フェイス205に出力する。即ち、前記加工物保持装置
7のX軸及びY軸方向への移動は前記×軸及びY軸パル
ス・モータ57,58の回動方向及び歩進数によって決
まり、その×軸及びY軸パルス・モータ57,58の回
動方向は操作したX軸及びY軸ジョグ・キー20〜23
によって決定され、かつその歩進数はそのX軸及びY軸
ジョグ・キー20〜23の操作に基づき出力される前記
パルス信号の数によって決定される。そして、これらの
回動方向及び歩進数は後記する方法で前記回動方向の方
向データDSX,DSY及び歩進数の位置データDXM
,DYMとして前記RAM202の縫製プログラム領域
の各アドレスに記憶されるようになっている。
かつ常時開放状態にあるスイッチであって、一方のY軸
ジョグ・キー22を押すことにより、前記加工物保持装
置7を第5図において正Y軸方向に、又、他方のジョグ
・キー23を押すことにより、同保持装置7を負Y軸方
向に移動させるためのパルス信号を前記入出力インター
フェイス205に出力する。即ち、前記加工物保持装置
7のX軸及びY軸方向への移動は前記×軸及びY軸パル
ス・モータ57,58の回動方向及び歩進数によって決
まり、その×軸及びY軸パルス・モータ57,58の回
動方向は操作したX軸及びY軸ジョグ・キー20〜23
によって決定され、かつその歩進数はそのX軸及びY軸
ジョグ・キー20〜23の操作に基づき出力される前記
パルス信号の数によって決定される。そして、これらの
回動方向及び歩進数は後記する方法で前記回動方向の方
向データDSX,DSY及び歩進数の位置データDXM
,DYMとして前記RAM202の縫製プログラム領域
の各アドレスに記憶されるようになっている。
次に前記表示インターフェイス207とデコーダ219
を介して接続されている前記フィード・ランプ24、キ
ャンセル・ランプ25、及び前記セブンセグメント方式
の各表示部26〜28とよりなる表示剤鶴羊22川こつ
いて説明する。フィード・ランプ24は前記フィード・
キー15が押されると点灯され、又キャンセル・ランプ
25は前記キャンセル・キー16が押されることにより
点灯されるようになっている。前記×軸位贋表示部26
には前記×軸ジョグ・キー20,21の押圧操作により
出力される前記パルス信号の数がデジタル表示される。
同様に前記Y軸位置表示部27には前記Y軸ジョグ・キ
ー22,23の押圧操作により出力される前記パルス信
号の数がデジタル表示されるようになっている。前記数
字表示部28には前記「0」〜「9」の数字キーの押圧
操作に対応した数字がデジタル表示されるようになって
いる。次に、上記のように構成した制御装置の動作を第
24図〜第35図に示す前記制御部200における演算
処理動作のフローチャートに従って説明する。
を介して接続されている前記フィード・ランプ24、キ
ャンセル・ランプ25、及び前記セブンセグメント方式
の各表示部26〜28とよりなる表示剤鶴羊22川こつ
いて説明する。フィード・ランプ24は前記フィード・
キー15が押されると点灯され、又キャンセル・ランプ
25は前記キャンセル・キー16が押されることにより
点灯されるようになっている。前記×軸位贋表示部26
には前記×軸ジョグ・キー20,21の押圧操作により
出力される前記パルス信号の数がデジタル表示される。
同様に前記Y軸位置表示部27には前記Y軸ジョグ・キ
ー22,23の押圧操作により出力される前記パルス信
号の数がデジタル表示されるようになっている。前記数
字表示部28には前記「0」〜「9」の数字キーの押圧
操作に対応した数字がデジタル表示されるようになって
いる。次に、上記のように構成した制御装置の動作を第
24図〜第35図に示す前記制御部200における演算
処理動作のフローチャートに従って説明する。
尚、説明の便宜上、制御部200の動作を下記に6つの
動作、即ちm適宜に設定した縫製パターンの指令を一旦
RAM202にプログラミングするプログラミング動作
、【2}前記RAM202に記憶させた指令を磁気カー
ド36に記憶するカード書き込み動作、‘3前記磁気カ
ード36に記憶した指令を実際の縫製のための指令に補
正して前記RAM202に記憶させるカード読み取り動
作、【4’同実際の縫製のための指令に基づいてミシン
を作動させる縫製動作、■加工物保持装置7をテスト移
動させるためのテスト動作及び‘6汗旨令の修正動作に
分けて順に説明する。
動作、即ちm適宜に設定した縫製パターンの指令を一旦
RAM202にプログラミングするプログラミング動作
、【2}前記RAM202に記憶させた指令を磁気カー
ド36に記憶するカード書き込み動作、‘3前記磁気カ
ード36に記憶した指令を実際の縫製のための指令に補
正して前記RAM202に記憶させるカード読み取り動
作、【4’同実際の縫製のための指令に基づいてミシン
を作動させる縫製動作、■加工物保持装置7をテスト移
動させるためのテスト動作及び‘6汗旨令の修正動作に
分けて順に説明する。
01 プログラム動作
まず、作業者が予め設定した希望の縫製パターン(この
実施例では第23図に示すように縫製点PI〜P23と
絶対原点位置AHPに対応する点PH及びその各点を結
ぶ縫製若しくはフィード線を託した縫製形状)が書かれ
た紙シート(図示せず)に基づくプログラミング動作に
ついて説明する。
実施例では第23図に示すように縫製点PI〜P23と
絶対原点位置AHPに対応する点PH及びその各点を結
ぶ縫製若しくはフィード線を託した縫製形状)が書かれ
た紙シート(図示せず)に基づくプログラミング動作に
ついて説明する。
前記加工物保持装置7が絶対原点位暦AHPにある状態
で、前記電源スイッチ30をオンさせると、制御部20
川まPROM203内のプログラムに従って入出力イン
ターフェイス205、タイマ206及び表示インターフ
ェイス207等を初期状態にセットさせた後、駆動ユニ
ット213に論理値が(0)から(1)に変化した出力
信号FCLGを出力し、直流モータ97の正転駆動が可
能な状態にセットする。
で、前記電源スイッチ30をオンさせると、制御部20
川まPROM203内のプログラムに従って入出力イン
ターフェイス205、タイマ206及び表示インターフ
ェイス207等を初期状態にセットさせた後、駆動ユニ
ット213に論理値が(0)から(1)に変化した出力
信号FCLGを出力し、直流モータ97の正転駆動が可
能な状態にセットする。
続いて、前記制御部200はRAM202の作業領域〔
アドレス(2000)からアドレス(2価F)までの領
域〕をクリアさせ、作業者の次の操作を待つ。作業者は
次にクランプ・ペダル39を踏込み操作して、加工物保
持装置7の布押え板46を上昇させることにより、前記
紙シートに記した点PHが針落下点と対応する位置に来
るように、その紙シートを前記加工物保持装置7に取り
付ける。
アドレス(2000)からアドレス(2価F)までの領
域〕をクリアさせ、作業者の次の操作を待つ。作業者は
次にクランプ・ペダル39を踏込み操作して、加工物保
持装置7の布押え板46を上昇させることにより、前記
紙シートに記した点PHが針落下点と対応する位置に来
るように、その紙シートを前記加工物保持装置7に取り
付ける。
この時、クランプ・ペダル39の操作により前記直流モ
ータ97が正転及び逆転されて(第24図,第31図参
照)前記布押え足5を上下動させようとするが、ミシン
モータ105がいまだ停止しているので、同布押え足5
は縫い針3と同様に上方に保持されている。前記紙シー
トを加工物保持装置7に取り付けた後、プログラム・キ
ー11をオンさせると、前記制御部20川ま第29図に
示すフローチャートに従って演算動作を実行する。
ータ97が正転及び逆転されて(第24図,第31図参
照)前記布押え足5を上下動させようとするが、ミシン
モータ105がいまだ停止しているので、同布押え足5
は縫い針3と同様に上方に保持されている。前記紙シー
トを加工物保持装置7に取り付けた後、プログラム・キ
ー11をオンさせると、前記制御部20川ま第29図に
示すフローチャートに従って演算動作を実行する。
制御部20川ま前記初期セットでプログラム・フラグ(
0)であることに基づいてプログラム中でないことをチ
ェックし、前記RAM202の作業領域及び縫製プログ
ラム領域のクリア、及び×鞠位置表示部26、Y軸位置
表示部27及び数字表示部28の全てを0表示させると
ともに、前記加工物保持装置7が絶対原点位置AHPに
ない場合には同加工物保持装置7を絶対原点位置AHP
に移動させる。続いて制御部200はフィード・ランプ
24を点灯させるとともにフィード・フラグ及び前記プ
ログラム・フラグを‘1}にする。この場合、加工物保
持装置7は前述したように初めの状態で絶対原点位置A
HPにあるので静止している。
0)であることに基づいてプログラム中でないことをチ
ェックし、前記RAM202の作業領域及び縫製プログ
ラム領域のクリア、及び×鞠位置表示部26、Y軸位置
表示部27及び数字表示部28の全てを0表示させると
ともに、前記加工物保持装置7が絶対原点位置AHPに
ない場合には同加工物保持装置7を絶対原点位置AHP
に移動させる。続いて制御部200はフィード・ランプ
24を点灯させるとともにフィード・フラグ及び前記プ
ログラム・フラグを‘1}にする。この場合、加工物保
持装置7は前述したように初めの状態で絶対原点位置A
HPにあるので静止している。
従って、作業者は初めの状態において加工物保持装置7
が絶対原点AHPにない時にはこの時点で同加工物保持
装置7に前記紙シートを取り付ける作業を行う。プログ
ラム・フラグを【1}にセットすると、前記制御部20
0は再び第24図に示すフローチャートに従って、×軸
及びY軸ジョグ・キー20〜23及びその他の操作キー
11〜19の操作を待つ。
が絶対原点AHPにない時にはこの時点で同加工物保持
装置7に前記紙シートを取り付ける作業を行う。プログ
ラム・フラグを【1}にセットすると、前記制御部20
0は再び第24図に示すフローチャートに従って、×軸
及びY軸ジョグ・キー20〜23及びその他の操作キー
11〜19の操作を待つ。
そして、加工物保持装置7を移動させて、前記紙シート
に記した縫製点PIが針落下点に対応する位置に来るよ
うに正×鞠ジョグ・キー20と負Y軸ジョグ・キー23
を操作すると、制御部200は第30図に示すフローチ
ャートに従って演算処理動作する。説明の便宜上、まず
正×麹ジョグ・キー20を操作して、その閉成のたびご
とにパルス信号を入出力インターフェイス205に出力
させると、前記制御部20川まどのジョグ・キーが閉成
されたかを検知して、前記オン信号が入力されるたびご
とに、同パルス信号をチェックし×鞠パルス・モータ5
7を一定回動量回転させるとともに、その入力されるパ
ルス信号の数を前記RAM202内のパルスカウンタで
カウントさせ、かつその数を前記X軸位置表示部26に
デジタル表示させる。即ち、このパルス信号をチェック
した段階で前記制御部200は同じジョグ・キーが押さ
れたか否かのチェック、前記フィード・フラグが1か否
かのチェックと、縫目ピッチ(前記縫い針3が針板41
から上昇し再び下降してくる間に、前記加工物保持装置
7がX軸及びY軸パルス・モータ57,58の回動によ
り歩進することができる移動量であって、この実施例で
は前記パルス信号が13固、即ち同パルス・モータ57
,58の15ピッチの歩進数に相当する)以内か否かを
チェックする。そして、同じジョグ・キーがひきつつい
てオンされフイード・フラグが‘1}であれば縫目ピッ
チ以内か否かのチェックに関係なく、又、同じジョグ・
キーがオンされており、かつフィード・フラグが(0)
で縫目ピッチ以内であれば、制御部200はパルス信号
が入力されるごとに×鞠パルス・モータ57を回動させ
るとともに、その入力されるパルス信号の数を前記RA
M202内のパルスカウン夕でカウントさせ、かつその
数を前記X軸位置表示部26に表示させる。又、同じジ
ョグ・キーがオンでかつフイード・フラグが(0)で縫
目ピッチ以内ではない場合には、制御部200はそのジ
ョグ・キーのオフを待って第24図に示すフローチャー
トに移るようになっている。制御部200はリピート機
能を有しているので、前記正×軸ジョグ・キー20(他
のジョグ・キー21〜23も同機)が開成状態に保持さ
れているとき、所定の時間間隔をおいて連続して前記パ
ルス信号が発生されるようになっている。
に記した縫製点PIが針落下点に対応する位置に来るよ
うに正×鞠ジョグ・キー20と負Y軸ジョグ・キー23
を操作すると、制御部200は第30図に示すフローチ
ャートに従って演算処理動作する。説明の便宜上、まず
正×麹ジョグ・キー20を操作して、その閉成のたびご
とにパルス信号を入出力インターフェイス205に出力
させると、前記制御部20川まどのジョグ・キーが閉成
されたかを検知して、前記オン信号が入力されるたびご
とに、同パルス信号をチェックし×鞠パルス・モータ5
7を一定回動量回転させるとともに、その入力されるパ
ルス信号の数を前記RAM202内のパルスカウンタで
カウントさせ、かつその数を前記X軸位置表示部26に
デジタル表示させる。即ち、このパルス信号をチェック
した段階で前記制御部200は同じジョグ・キーが押さ
れたか否かのチェック、前記フィード・フラグが1か否
かのチェックと、縫目ピッチ(前記縫い針3が針板41
から上昇し再び下降してくる間に、前記加工物保持装置
7がX軸及びY軸パルス・モータ57,58の回動によ
り歩進することができる移動量であって、この実施例で
は前記パルス信号が13固、即ち同パルス・モータ57
,58の15ピッチの歩進数に相当する)以内か否かを
チェックする。そして、同じジョグ・キーがひきつつい
てオンされフイード・フラグが‘1}であれば縫目ピッ
チ以内か否かのチェックに関係なく、又、同じジョグ・
キーがオンされており、かつフィード・フラグが(0)
で縫目ピッチ以内であれば、制御部200はパルス信号
が入力されるごとに×鞠パルス・モータ57を回動させ
るとともに、その入力されるパルス信号の数を前記RA
M202内のパルスカウン夕でカウントさせ、かつその
数を前記X軸位置表示部26に表示させる。又、同じジ
ョグ・キーがオンでかつフイード・フラグが(0)で縫
目ピッチ以内ではない場合には、制御部200はそのジ
ョグ・キーのオフを待って第24図に示すフローチャー
トに移るようになっている。制御部200はリピート機
能を有しているので、前記正×軸ジョグ・キー20(他
のジョグ・キー21〜23も同機)が開成状態に保持さ
れているとき、所定の時間間隔をおいて連続して前記パ
ルス信号が発生されるようになっている。
従って、フィード・フラグが{1ーの状態において、前
記正×軸ジョグ・キー20を閉成状態に保持しておけば
、連続して前記加工物保持装置7を正×軸方向に移動さ
せることができる。次に負Y軸ジョグ・キー23を操作
し、その閉成のたびごとにパルス信号を入出力インター
フェイス205に出力させることにより、制御部200
は前記と同様に第30図のフローチャートに従ってY軸
パルス・モータ58をパルス信号が入力されるごとに逆
転回動させるとともに、そのパルス信号の数をパルスカ
ウンタがカウントし、かつその数を前記Y軸位置表示部
27にデジタル表示させる。
記正×軸ジョグ・キー20を閉成状態に保持しておけば
、連続して前記加工物保持装置7を正×軸方向に移動さ
せることができる。次に負Y軸ジョグ・キー23を操作
し、その閉成のたびごとにパルス信号を入出力インター
フェイス205に出力させることにより、制御部200
は前記と同様に第30図のフローチャートに従ってY軸
パルス・モータ58をパルス信号が入力されるごとに逆
転回動させるとともに、そのパルス信号の数をパルスカ
ウンタがカウントし、かつその数を前記Y軸位置表示部
27にデジタル表示させる。
このように、正×軸ジョグ・キー20及び負Y軸ジョグ
・キー23を操作することにより、前記紙シート上の縫
製点PIが針落下点位置に対応するように加工物保持装
置7を移動させた後、ロード・キー14を閉成させると
、前記制御部200はこのロード・キー14のオン信号
をチェックして、第25図及び第26図に示すフローチ
ャートに従って演算処理動作を実行する。
・キー23を操作することにより、前記紙シート上の縫
製点PIが針落下点位置に対応するように加工物保持装
置7を移動させた後、ロード・キー14を閉成させると
、前記制御部200はこのロード・キー14のオン信号
をチェックして、第25図及び第26図に示すフローチ
ャートに従って演算処理動作を実行する。
制御部20川ま前記ロード・キー14によるオン信号を
チェックすると、前記正×鞠ジョグ・キー20及び負Y
軸ジョグ・キー23の操作にともない各パルスカウンタ
でカウントしたパルス数をチェックする。
チェックすると、前記正×鞠ジョグ・キー20及び負Y
軸ジョグ・キー23の操作にともない各パルスカウンタ
でカウントしたパルス数をチェックする。
そして各パルスカウンタが共に「0」でないことをチェ
ックすると、次に制御部200は加工物保持装置7が絶
対原点位置でないことをチェックするとともに、縫製指
令か否かをチェック(前記フィード・フラグが(0)の
時は縫製指令、フイード・フラグが‘1}の時はフイー
ド指令)する。フイード・フラグが{1)であることに
より、制御部20川ま前記正×軸及び負Y軸ジョグ・キ
ー20,23に基づく両パルスカウンタのデータを前記
フィード指令に変換して前記RAM202の作業領域レ
ジス夕に一旦ストアさせる。次に制御部200は前記作
業領域レジス夕にストアごせた指令を前記RAM202
の縫製プログラム領域における所定のアドレスに移すべ
く、その所定のアドレスに指令があるか否かをチェック
する。そして、前記したようにこの時点では縫製プログ
ラム領域はクリアされており各アドレスには指令が記憶
されていないで、制御部200は前記作業領域レジスタ
にストアさせた指令を直ちに、この実施例では縫製プロ
グラム領域のアドレス(2103)からアドレス(21
06)に移す。作業領域レジスタから縫製プログラム領
域にフィード指令を移すと、制御部200は同縫製プロ
グラム領域のアドレスをアドレス(2107)にインク
リメントさせた後、前記両パルスカウンタのリセット及
び前記プログラム・フラグを除いて前記フィードフラグ
等の各フラグを(0)にさせるとともに、前記X軸及び
Y軸位置表示部26,27を(0)表示させて次のキー
操作を待つ。次に針落下点位置に次の紙シート上の縫製
点P2が来るように前記加工物保持装置7を移動させる
べく、作業者がX軸及びY軸ジョグ・キー20〜23(
この場合第23図から明らかなように前記と同様に正×
軸万向のX軸ジョグ・キー20と負Y軸方向のY軸ジョ
グ・キー23とが使用される)を操作すると、制御部2
00は前記と同様に第30図に示すフローチャートに従
って演算処理動作を実行して、前記加工物保持装置7を
前記縫製点P2が針落下点位置に来るように移動させる
とともに、前記両パルスカウンタに正×軸及び負Y軸ジ
ョグ・キー20,23の閉成によるそれぞれのパルス信
号の数をカウントさせ、かつそれぞれそのパルス信号の
数を前記X軸及びY軸位置表示部26,27にデジタル
表示させる。そして、次に作業者がロード・キー14を
閉成させると、制御部200は前記第26図に示すフロ
ーチャートに従って演算処理動作を実行するが、前記フ
ィード・フラグが(0)になっているので、前記縫製指
令か否かをチェックする段階で縫製指令であることをチ
ェックする。従って制御部200は正×軸及び負Y軸ジ
ョグ・キー20,23に基づく前記両パルスカゥンタの
データを前記フィード指令に変換しないで前記縫製指令
に変換して、前記RAM202の作業領域レジスタにス
トアさせる。そして、その後、制御部200は前記と同
様な動作を実行して、作業領域レジスタから縫製プログ
ラム領域の所定のアドレスに前記縫製指令を移すととも
に、前記両パルスカウン夕のリセット等を行って次の縫
製点P3における縫製指令をプログラムするべく前記と
同機にキー操作を待つ。同機な方法で縫製点P13まで
のプログラムが完了すると、次に第23図に示すように
縫製点P14におけるフィード指令の作成に移る。
ックすると、次に制御部200は加工物保持装置7が絶
対原点位置でないことをチェックするとともに、縫製指
令か否かをチェック(前記フィード・フラグが(0)の
時は縫製指令、フイード・フラグが‘1}の時はフイー
ド指令)する。フイード・フラグが{1)であることに
より、制御部20川ま前記正×軸及び負Y軸ジョグ・キ
ー20,23に基づく両パルスカウンタのデータを前記
フィード指令に変換して前記RAM202の作業領域レ
ジス夕に一旦ストアさせる。次に制御部200は前記作
業領域レジス夕にストアごせた指令を前記RAM202
の縫製プログラム領域における所定のアドレスに移すべ
く、その所定のアドレスに指令があるか否かをチェック
する。そして、前記したようにこの時点では縫製プログ
ラム領域はクリアされており各アドレスには指令が記憶
されていないで、制御部200は前記作業領域レジスタ
にストアさせた指令を直ちに、この実施例では縫製プロ
グラム領域のアドレス(2103)からアドレス(21
06)に移す。作業領域レジスタから縫製プログラム領
域にフィード指令を移すと、制御部200は同縫製プロ
グラム領域のアドレスをアドレス(2107)にインク
リメントさせた後、前記両パルスカウンタのリセット及
び前記プログラム・フラグを除いて前記フィードフラグ
等の各フラグを(0)にさせるとともに、前記X軸及び
Y軸位置表示部26,27を(0)表示させて次のキー
操作を待つ。次に針落下点位置に次の紙シート上の縫製
点P2が来るように前記加工物保持装置7を移動させる
べく、作業者がX軸及びY軸ジョグ・キー20〜23(
この場合第23図から明らかなように前記と同様に正×
軸万向のX軸ジョグ・キー20と負Y軸方向のY軸ジョ
グ・キー23とが使用される)を操作すると、制御部2
00は前記と同様に第30図に示すフローチャートに従
って演算処理動作を実行して、前記加工物保持装置7を
前記縫製点P2が針落下点位置に来るように移動させる
とともに、前記両パルスカウンタに正×軸及び負Y軸ジ
ョグ・キー20,23の閉成によるそれぞれのパルス信
号の数をカウントさせ、かつそれぞれそのパルス信号の
数を前記X軸及びY軸位置表示部26,27にデジタル
表示させる。そして、次に作業者がロード・キー14を
閉成させると、制御部200は前記第26図に示すフロ
ーチャートに従って演算処理動作を実行するが、前記フ
ィード・フラグが(0)になっているので、前記縫製指
令か否かをチェックする段階で縫製指令であることをチ
ェックする。従って制御部200は正×軸及び負Y軸ジ
ョグ・キー20,23に基づく前記両パルスカゥンタの
データを前記フィード指令に変換しないで前記縫製指令
に変換して、前記RAM202の作業領域レジスタにス
トアさせる。そして、その後、制御部200は前記と同
様な動作を実行して、作業領域レジスタから縫製プログ
ラム領域の所定のアドレスに前記縫製指令を移すととも
に、前記両パルスカウン夕のリセット等を行って次の縫
製点P3における縫製指令をプログラムするべく前記と
同機にキー操作を待つ。同機な方法で縫製点P13まで
のプログラムが完了すると、次に第23図に示すように
縫製点P14におけるフィード指令の作成に移る。
作業者がまず、フィード・キー15を閉成させると、制
御部20川ま第25図に示すフローチャートに従って、
まずフィード・キー15の閉成によるオン信号をチェッ
クし、前記フィード・フラグを【1’にするとともに前
記フィード・ランプ24を点灯さ、せる。続いて前記と
同様に正×軸及び負Y軸ジョグ・キー20,23を操作
すると、制御部200は再び第30図に示すフローチャ
ートに従って演算処理動作を実行して、前記縫製点P1
4が針落下点位置に来るようにX軸及びY軸パルス・モ
−夕57,58を回動させて前記加工物保持装置7を移
動させるとともに、前記両パルスカウンタに正×軸及び
負Y軸ジョグ・キー20,23の開成によるそれぞれの
パルス信号の数をカウントさせ、かつそれぞれのパルス
信号の数を前記X軸及びY藤位置表示部26,27にデ
ジタル表示させる。次に作業者がロード・キー14を閉
成させると、制御部200は前記第26図に示すフロー
チャートに従って演算処理動作を実行するが、前記フィ
ード・フラグが前記フィード・キー15の閉成により{
11となっているので、前記絶対原点AHPに対応する
点PHから縫製点PIまで加工物保持装置7を移動させ
て同縫製点PIにおけるフィード指令をプログラミング
した場合と同様に、縫製点P14におけるフイード指令
が作成され、そして前記と同機な方法で縫製プログラム
領域の所定のアドレスに記憶させて、縫製点P14にお
けるプログラミング動作を終える。
御部20川ま第25図に示すフローチャートに従って、
まずフィード・キー15の閉成によるオン信号をチェッ
クし、前記フィード・フラグを【1’にするとともに前
記フィード・ランプ24を点灯さ、せる。続いて前記と
同様に正×軸及び負Y軸ジョグ・キー20,23を操作
すると、制御部200は再び第30図に示すフローチャ
ートに従って演算処理動作を実行して、前記縫製点P1
4が針落下点位置に来るようにX軸及びY軸パルス・モ
−夕57,58を回動させて前記加工物保持装置7を移
動させるとともに、前記両パルスカウンタに正×軸及び
負Y軸ジョグ・キー20,23の開成によるそれぞれの
パルス信号の数をカウントさせ、かつそれぞれのパルス
信号の数を前記X軸及びY藤位置表示部26,27にデ
ジタル表示させる。次に作業者がロード・キー14を閉
成させると、制御部200は前記第26図に示すフロー
チャートに従って演算処理動作を実行するが、前記フィ
ード・フラグが前記フィード・キー15の閉成により{
11となっているので、前記絶対原点AHPに対応する
点PHから縫製点PIまで加工物保持装置7を移動させ
て同縫製点PIにおけるフィード指令をプログラミング
した場合と同様に、縫製点P14におけるフイード指令
が作成され、そして前記と同機な方法で縫製プログラム
領域の所定のアドレスに記憶させて、縫製点P14にお
けるプログラミング動作を終える。
縫製点P15から縫製点P23までの縫製指令のための
データプログラミング動作は、前記縫製点P2から縫製
点P13までのデータプログラミング動作と同じなので
説明を省略する。
データプログラミング動作は、前記縫製点P2から縫製
点P13までのデータプログラミング動作と同じなので
説明を省略する。
縫製点P23の縫製指令のためのデータプログラミング
の完了によりプログラミング動作を終了させるべく、ま
ず作業者が前記「1」の数字キーを後記するエンド・キ
−13の謀操作防止のために3回閉成させると、制御部
20川ま第25図のフローチャートに従って演算処理動
作を実行して、前記数字表示部28に(1,1,1)表
示させる。
の完了によりプログラミング動作を終了させるべく、ま
ず作業者が前記「1」の数字キーを後記するエンド・キ
−13の謀操作防止のために3回閉成させると、制御部
20川ま第25図のフローチャートに従って演算処理動
作を実行して、前記数字表示部28に(1,1,1)表
示させる。
続いて作業者がエンド・キー13を開成させると、制御
部200は第25図のフローチャ−トに従って、まずエ
ンド・キー13の閉成によるオン信号をチェックして終
了フラグを‘1}にするとともに、前記「1」の数字キ
ーが1回閉成されたか杏かをチェックする。制御部20
0は前記縫製点P23における縫製指令が記憶された縫
製プログラム領域のアドレスが24FF以下か否かをチ
ェックして、その結果に従い前記磁気カード36に指令
を記憶する際にその記憶面を両面必要とするか片面のみ
でよいのかを指令する指示コードをアドレス(2100
)に記憶させるとともに、同縫製プログラム領域の縫製
点P23の縫製指令を記憶したアドレスの次のアドレス
にプログラムの終了を指令する終了コードを記憶させる
。続いて制御部20川ま終了コードを記憶させた縫製プ
ログラム領域のアドレス以降のアドレスをクリアし、か
つ前記数字表示部28の表示を(0)にさせるとともに
前記プ。グラム・フラグを{1}から(0)にする。そ
して制御部200は前記針落下点位置に前記縫製点P1
(以下、縫製原点という)が釆るように前記加工物保持
装置7を移動させるべく、前記X軸及びY軸パルス・モ
ータ57,58を歩進させた後、第36図に示すプログ
ラムの作成を完了させる。プログラム動作中において、
例えば縫製点P13又はP23において、前記カム機構
による始動停止機構108の作動により、停止可能な針
数と一致するか杏かを知り、一致しない場合における次
の停止点までの返し縫として縫製される不足針数を知り
たい場合について説明する。
部200は第25図のフローチャ−トに従って、まずエ
ンド・キー13の閉成によるオン信号をチェックして終
了フラグを‘1}にするとともに、前記「1」の数字キ
ーが1回閉成されたか杏かをチェックする。制御部20
0は前記縫製点P23における縫製指令が記憶された縫
製プログラム領域のアドレスが24FF以下か否かをチ
ェックして、その結果に従い前記磁気カード36に指令
を記憶する際にその記憶面を両面必要とするか片面のみ
でよいのかを指令する指示コードをアドレス(2100
)に記憶させるとともに、同縫製プログラム領域の縫製
点P23の縫製指令を記憶したアドレスの次のアドレス
にプログラムの終了を指令する終了コードを記憶させる
。続いて制御部20川ま終了コードを記憶させた縫製プ
ログラム領域のアドレス以降のアドレスをクリアし、か
つ前記数字表示部28の表示を(0)にさせるとともに
前記プ。グラム・フラグを{1}から(0)にする。そ
して制御部200は前記針落下点位置に前記縫製点P1
(以下、縫製原点という)が釆るように前記加工物保持
装置7を移動させるべく、前記X軸及びY軸パルス・モ
ータ57,58を歩進させた後、第36図に示すプログ
ラムの作成を完了させる。プログラム動作中において、
例えば縫製点P13又はP23において、前記カム機構
による始動停止機構108の作動により、停止可能な針
数と一致するか杏かを知り、一致しない場合における次
の停止点までの返し縫として縫製される不足針数を知り
たい場合について説明する。
例えば縫製点P13において、前記ロード・キー14を
閉成して縫製指令を縫製プログラム領域に記憶させた後
、前記プ。
閉成して縫製指令を縫製プログラム領域に記憶させた後
、前記プ。
グラム・キー11を閉成することによって、前記制御部
200は第29図に示す前記フローチャートに従って演
算処理動作を実行するが、前記プログラム・フラグがこ
の時点ではmであるので、プログラム中か否かをチェッ
クする段階でプログラム中であることをチェックした後
、エンド・キー13がいまだ閉成されていないことに基
づいて終了フラグが‘1}であいことをチェックする。
続いて制御部200は前記縫製プログラム領域にデータ
がないか杏かをチェックした後、縫製点P2から縫製点
P13まで(縫製点P23の場合は縫製点P15から縫
製点P23まで)の縫製指令数、即ち「12」に「1」
を加えて針数NOSを求める。このように針数NOSを
求めた後、制御部200は下記の式{1’の演算を実行
して返し縫針数(不足針数)ANSERを求めて、その
針数ANSERの数を前記数字表示部28にデジタル表
示させる。
200は第29図に示す前記フローチャートに従って演
算処理動作を実行するが、前記プログラム・フラグがこ
の時点ではmであるので、プログラム中か否かをチェッ
クする段階でプログラム中であることをチェックした後
、エンド・キー13がいまだ閉成されていないことに基
づいて終了フラグが‘1}であいことをチェックする。
続いて制御部200は前記縫製プログラム領域にデータ
がないか杏かをチェックした後、縫製点P2から縫製点
P13まで(縫製点P23の場合は縫製点P15から縫
製点P23まで)の縫製指令数、即ち「12」に「1」
を加えて針数NOSを求める。このように針数NOSを
求めた後、制御部200は下記の式{1’の演算を実行
して返し縫針数(不足針数)ANSERを求めて、その
針数ANSERの数を前記数字表示部28にデジタル表
示させる。
7−(NOS/7,の余り)=返し縫針数ANSER
・・・・・・
‘11尚、上記演算式‘1)における「7」の数字は前
記第1の制御カム172による停止可能な針数Kを示す
。
・・・・・・
‘11尚、上記演算式‘1)における「7」の数字は前
記第1の制御カム172による停止可能な針数Kを示す
。
即ち、この場合(NOS/7,の余り)は「6」となり
、返し縫針数ANSERは「1」となる。
、返し縫針数ANSERは「1」となる。
同様に縫製点P23の返し縫針数ANSERは「4」と
なる。尚、前記プログラム動作終了後及び縫製プログラ
ム領域に前記縫製指令がない時には、数字表示部28が
消灯されるだけで上記した動作は行われない。
なる。尚、前記プログラム動作終了後及び縫製プログラ
ム領域に前記縫製指令がない時には、数字表示部28が
消灯されるだけで上記した動作は行われない。
‘2ー カード書き込み動作
次に前記第36図に示すように前記RAN202の縫製
プログラム領域に記憶された縫製指令及びフィード指令
を前記磁気カード36に記憶するカード書き込み動作に
ついて説明する。
プログラム領域に記憶された縫製指令及びフィード指令
を前記磁気カード36に記憶するカード書き込み動作に
ついて説明する。
さて、磁気カード36を前記制御パネル29上の関口3
7に挿入して、前記読み取り、書き込み装置217にあ
るリード・スイッチがオンされると、前記制御部200
は第24図に示すようにリード・スイッチがオン(カー
ド・ローデイング信号が‘1})であること、プログラ
ム・フラグが(び)であることに基づいてプログラム中
であること及び前記縫製プログラム領域がクリアされて
いないことをチェックする。
7に挿入して、前記読み取り、書き込み装置217にあ
るリード・スイッチがオンされると、前記制御部200
は第24図に示すようにリード・スイッチがオン(カー
ド・ローデイング信号が‘1})であること、プログラ
ム・フラグが(び)であることに基づいてプログラム中
であること及び前記縫製プログラム領域がクリアされて
いないことをチェックする。
続いて、制御部200は第34図に示すカード読み取り
サブ・ルーチンに従って演算処理動作を実行する。制御
部200は磁気カード36を前進させ、前記読み取り、
書き込み装置217により、前記RAM202の縫製プ
ログラム領域のアドレス(2100)からアドレス(2
ぜF)までの縫製指令及びフィード指令をカードデータ
に変換して、同磁気カード36の片面に記憶させる。
サブ・ルーチンに従って演算処理動作を実行する。制御
部200は磁気カード36を前進させ、前記読み取り、
書き込み装置217により、前記RAM202の縫製プ
ログラム領域のアドレス(2100)からアドレス(2
ぜF)までの縫製指令及びフィード指令をカードデータ
に変換して、同磁気カード36の片面に記憶させる。
尚、この実施例では第36図に示すように前記各指令が
アドレス(2100)からアドレス(2136)までな
ので、磁気カード36の辺面のみに指令が記憶され得る
。前記指令の記憶が完了すると、制御部200は磁気カ
ード36を後進させて、前記リード・スイッチをオフ(
カード・ローディング信号を(0))させ、アドレス(
2100)に記憶した指示コード、即ち磁気カード36
の片面記憶するだけでよいのか否かをチェックする。そ
して、この実施例では片面記憶でよいためカード書き込
み動作は終了する。縫製指令及びフィード指令が多くて
、磁気カード36の両面に記憶する必要がある場合には
、前記チェックの後、制御部200は前記非常停止ラン
プ35をフラッシュさせて、磁気カード36の他方の片
面記憶のための操作を持つ。
アドレス(2100)からアドレス(2136)までな
ので、磁気カード36の辺面のみに指令が記憶され得る
。前記指令の記憶が完了すると、制御部200は磁気カ
ード36を後進させて、前記リード・スイッチをオフ(
カード・ローディング信号を(0))させ、アドレス(
2100)に記憶した指示コード、即ち磁気カード36
の片面記憶するだけでよいのか否かをチェックする。そ
して、この実施例では片面記憶でよいためカード書き込
み動作は終了する。縫製指令及びフィード指令が多くて
、磁気カード36の両面に記憶する必要がある場合には
、前記チェックの後、制御部200は前記非常停止ラン
プ35をフラッシュさせて、磁気カード36の他方の片
面記憶のための操作を持つ。
そして、前記磁気カード36の記憶されていない方を前
にして、前記と同機にそのカード36を関口37に挿入
して記憶する。この時磁気カード36には前記縫製プロ
グラム領域におけるアドレス(2500)からアドレス
(2斑F)までに記憶された縫製指令及びフィード指令
が記憶される。脚 力ード読み取り動作 次に前記磁気カード36に記憶した指令を実際の縫製指
令に補正して前記RAM202の縫製プログラム領域に
記憶させる動作について説明する。
にして、前記と同機にそのカード36を関口37に挿入
して記憶する。この時磁気カード36には前記縫製プロ
グラム領域におけるアドレス(2500)からアドレス
(2斑F)までに記憶された縫製指令及びフィード指令
が記憶される。脚 力ード読み取り動作 次に前記磁気カード36に記憶した指令を実際の縫製指
令に補正して前記RAM202の縫製プログラム領域に
記憶させる動作について説明する。
まず、磁気カード36を前記制御パネル29にある関口
37に挿入して、前記読み取り、書き込み装置217に
あるリード・スイッチがオンされると、制御部20川ま
リード・スイッチがオンであること、及びプログラム中
でないことをチェックした後、第35図に示すカード読
み取りサブ・ルーチンに従って演算処理動作を行なう。
37に挿入して、前記読み取り、書き込み装置217に
あるリード・スイッチがオンされると、制御部20川ま
リード・スイッチがオンであること、及びプログラム中
でないことをチェックした後、第35図に示すカード読
み取りサブ・ルーチンに従って演算処理動作を行なう。
制御部200は磁気カード36を前進させ、前記読み取
り、書き込み装置217により、同磁気カード36の片
面に記憶した指令を縫製指令及びフィードデータ指令に
変換して、前記縫製プログラム領域のアドレス(210
0)からアドレス(24F)に記憶させる。そして、前
記指令の書き込みが完了すると、制御部200は磁気カ
ード36を後退させて、前記リード・スイッチをオフさ
せ、磁気カード36が片面記憶であるか両面記憶である
かをチェックして(この実施例では片面記億であること
に基づいて)、その記憶された縫製指令及びフィード指
令に関連して形成される針数が前記カム機構による始動
停止機構108の作動によって停止可能な針数と一致し
ない場合に、次の停止点までの不足針数分を演算して、
同不足針数を返し縫指令にするための演算処理動作に移
る。制御部20川ま、プログラム中でないことをチェッ
クした後、前記針数N06を求める際に使用された針数
カウンタをクリアするとともに、縫製プログラム領域の
アドレスを、縫製点PIから縫製点P2における1針分
の縫製指令が記憶されているアドレス(2107)(先
頭チェックアドレス)にセットする。
り、書き込み装置217により、同磁気カード36の片
面に記憶した指令を縫製指令及びフィードデータ指令に
変換して、前記縫製プログラム領域のアドレス(210
0)からアドレス(24F)に記憶させる。そして、前
記指令の書き込みが完了すると、制御部200は磁気カ
ード36を後退させて、前記リード・スイッチをオフさ
せ、磁気カード36が片面記憶であるか両面記憶である
かをチェックして(この実施例では片面記億であること
に基づいて)、その記憶された縫製指令及びフィード指
令に関連して形成される針数が前記カム機構による始動
停止機構108の作動によって停止可能な針数と一致し
ない場合に、次の停止点までの不足針数分を演算して、
同不足針数を返し縫指令にするための演算処理動作に移
る。制御部20川ま、プログラム中でないことをチェッ
クした後、前記針数N06を求める際に使用された針数
カウンタをクリアするとともに、縫製プログラム領域の
アドレスを、縫製点PIから縫製点P2における1針分
の縫製指令が記憶されているアドレス(2107)(先
頭チェックアドレス)にセットする。
続いて、同アドレス(2107)の指令がフィード指令
又は終了指令か否かをチェックして、その両指令でない
ことをチェックすると、前記針数カゥンタに「1」を加
算した後次の縫製点P2から縫製点P3における1針分
の縫製指令が記憶されているアドレス(2109)(チ
ェックドレス)になるように、アドレスをインクリメン
トさせて再び前記両指令か否かをチェックする。同様の
チェックが縫製点P12から縫製点P13における1針
分の縫製指令が記憶されているアドレス(2110)ま
で繰り返し行われた後、フィ−ド指令(アドレス(21
が))のチェックが行われる。制御部200は指令チェ
ックに基づいて、前記針数カウンタでカウントした針数
(NOS)を「7」で除して、その余りの整数値を「7
」から引いて返し総指令数を演算する。そしてこの実施
例では指令数は「1」となる。このように返し縫指令数
を求めると、制御部20川まその返し縫指令数分、即ち
縫製点P13から縫製点P12(PI燈)の1針分の縫
製指令と、縫製点P12(PI波)から縫製点P13ま
でのフィード指令を前記縫製点P12から縫製点P13
の縫製指令と縫製点P13から縫製点P14のフィード
指令との間に入れるべく、前記縫製プロラム領域の指令
をシフトして、そのあいたアドレスにその2つの指令を
演算してインサートさせるとともに、前記針数カウンタ
をクリアさせる。
又は終了指令か否かをチェックして、その両指令でない
ことをチェックすると、前記針数カゥンタに「1」を加
算した後次の縫製点P2から縫製点P3における1針分
の縫製指令が記憶されているアドレス(2109)(チ
ェックドレス)になるように、アドレスをインクリメン
トさせて再び前記両指令か否かをチェックする。同様の
チェックが縫製点P12から縫製点P13における1針
分の縫製指令が記憶されているアドレス(2110)ま
で繰り返し行われた後、フィ−ド指令(アドレス(21
が))のチェックが行われる。制御部200は指令チェ
ックに基づいて、前記針数カウンタでカウントした針数
(NOS)を「7」で除して、その余りの整数値を「7
」から引いて返し総指令数を演算する。そしてこの実施
例では指令数は「1」となる。このように返し縫指令数
を求めると、制御部20川まその返し縫指令数分、即ち
縫製点P13から縫製点P12(PI燈)の1針分の縫
製指令と、縫製点P12(PI波)から縫製点P13ま
でのフィード指令を前記縫製点P12から縫製点P13
の縫製指令と縫製点P13から縫製点P14のフィード
指令との間に入れるべく、前記縫製プロラム領域の指令
をシフトして、そのあいたアドレスにその2つの指令を
演算してインサートさせるとともに、前記針数カウンタ
をクリアさせる。
その縫製点P13から縫製点P12(PIが)までの返
し縫1針指令は第37図から明らかなように縫製点P1
2から縫製点P13までの1針縫製指令に比べ方向デー
タDSY、DSXのみが逆になっている他は全て同一で
ある。
し縫1針指令は第37図から明らかなように縫製点P1
2から縫製点P13までの1針縫製指令に比べ方向デー
タDSY、DSXのみが逆になっている他は全て同一で
ある。
このことから縫製点P13から縫製点P12(PI班)
までの返し縫指令においては縫製点P12の点に縫い針
3が落下することに気付くであろう。更に、同縫製点P
12(PI波)から縫製点P14までのフィード指令は
第37図から明らかなように、新たに演算された縫製点
P12(PI波)から経蚤も点P13のフィード指令と
、先の縫製点P13から縫製点P14のフィード指令と
で記憶されているため、加工物保持装置は縫製点P12
(PIが)から縫製点P14に直接フィードして布押え
足5等に衝突するおそれはない。以後同様に制御部20
01ま縫製点P15から縫製点P23までのチェックを
行い、最後にプログラム終了指令を記憶したアドレスの
チェックを行つo制御部200は終了指令であることを
チェックして、前記と同様に前記針数カウンタでカウン
トした針数NOSを「7」で除してその余りの整数値を
「7」から引いて返し縫指令数を演算する。
までの返し縫指令においては縫製点P12の点に縫い針
3が落下することに気付くであろう。更に、同縫製点P
12(PI波)から縫製点P14までのフィード指令は
第37図から明らかなように、新たに演算された縫製点
P12(PI波)から経蚤も点P13のフィード指令と
、先の縫製点P13から縫製点P14のフィード指令と
で記憶されているため、加工物保持装置は縫製点P12
(PIが)から縫製点P14に直接フィードして布押え
足5等に衝突するおそれはない。以後同様に制御部20
01ま縫製点P15から縫製点P23までのチェックを
行い、最後にプログラム終了指令を記憶したアドレスの
チェックを行つo制御部200は終了指令であることを
チェックして、前記と同様に前記針数カウンタでカウン
トした針数NOSを「7」で除してその余りの整数値を
「7」から引いて返し縫指令数を演算する。
そしてこの実施例では「4」となる。返し縫指令数を求
めると、制御部200は縫製点P23から縫製点PI9
までの4針分の縫製指令を前記縫製点P22から縫製点
P23の縫製指令とプログラム終了指令との間に入れる
べく、前記縫製プログラム領域の指令をシフト(この場
合プログラム終了指令をシフト)してそのあいたアドレ
スにその4針分の縫製指令を演算してインサートさせて
(第37図参照)、カード読み取り動作は終了する。
めると、制御部200は縫製点P23から縫製点PI9
までの4針分の縫製指令を前記縫製点P22から縫製点
P23の縫製指令とプログラム終了指令との間に入れる
べく、前記縫製プログラム領域の指令をシフト(この場
合プログラム終了指令をシフト)してそのあいたアドレ
スにその4針分の縫製指令を演算してインサートさせて
(第37図参照)、カード読み取り動作は終了する。
これら返し縫指令も第37図に示すように前記と同様に
方向データDSY、DSXのみが逆となり各縫製点P2
2,P21,P20,PI9の点に前記縫い針3が落下
することがわかる。■ 縫製動作 次に、前記カード読み取り動作により第37図り示すよ
うに補正された縫製指令及びフィード指令に基づいて、
加工物保持装置7を1針ごとに歩進動作させて縫製を行
う縫製動作について説明する。
方向データDSY、DSXのみが逆となり各縫製点P2
2,P21,P20,PI9の点に前記縫い針3が落下
することがわかる。■ 縫製動作 次に、前記カード読み取り動作により第37図り示すよ
うに補正された縫製指令及びフィード指令に基づいて、
加工物保持装置7を1針ごとに歩進動作させて縫製を行
う縫製動作について説明する。
さて、今前記制御部200が前記カード読み取り動作を
終了した後、作業者が非常停止スイッチ32を押すと、
同制御部20川ま第33図に示すインタラプトのルーチ
ンに移り、縫製中でないこと、及びEMフラグに基づく
異常状態でないことをチェックした後、ミシンモータ1
05が駆動しているときは停止させる(この時点では同
モータ105は停止している)とともに、原点戻しフラ
グを‘1’‘こし、加工物保持装置7をまず絶対原点A
HPに、そして次に縫製原点(PI)に移動(原点戻し
)させるべくX軸及びY軸パルス・モータ57,58を
歩進制御する。
終了した後、作業者が非常停止スイッチ32を押すと、
同制御部20川ま第33図に示すインタラプトのルーチ
ンに移り、縫製中でないこと、及びEMフラグに基づく
異常状態でないことをチェックした後、ミシンモータ1
05が駆動しているときは停止させる(この時点では同
モータ105は停止している)とともに、原点戻しフラ
グを‘1’‘こし、加工物保持装置7をまず絶対原点A
HPに、そして次に縫製原点(PI)に移動(原点戻し
)させるべくX軸及びY軸パルス・モータ57,58を
歩進制御する。
続いて制御部200は第24図のフローチャートに示す
演算処理動作を実行し、原点戻し(原点戻しフラグが‘
1’及び磁気カード36のデータ読み込み済みをチェッ
クすると、起動手段214を介して前記ミシンモータ1
05を起動させる。次に作業者がクランプ・ペダル39
を踏み込み、制御部20川こ第31図に示すフローチャ
ートの演算処理動作を実行させている間に加工物保持装
置7に加工布8を取り付ける。
演算処理動作を実行し、原点戻し(原点戻しフラグが‘
1’及び磁気カード36のデータ読み込み済みをチェッ
クすると、起動手段214を介して前記ミシンモータ1
05を起動させる。次に作業者がクランプ・ペダル39
を踏み込み、制御部20川こ第31図に示すフローチャ
ートの演算処理動作を実行させている間に加工物保持装
置7に加工布8を取り付ける。
続いて、スタート・ペダル38を踏込むと、縫製が開始
されると同時に前記同期発生器2211からオン・オフ
の同期信号(オンの時、縫い針3は加工布支持面よりわ
ずかに上昇した位置に来る)が発生される。制御部20
川まこの同期信号に応答して第32図に示すフ。ーチャ
ートに従って演算処理動作を実行する。制御部200は
同期発生器211の同期信号に基づいてミシン主軸76
が回転されていることをチェックした後、前記原点戻し
フラグカヱ0)でないことをチェックする。
されると同時に前記同期発生器2211からオン・オフ
の同期信号(オンの時、縫い針3は加工布支持面よりわ
ずかに上昇した位置に来る)が発生される。制御部20
川まこの同期信号に応答して第32図に示すフ。ーチャ
ートに従って演算処理動作を実行する。制御部200は
同期発生器211の同期信号に基づいてミシン主軸76
が回転されていることをチェックした後、前記原点戻し
フラグカヱ0)でないことをチェックする。
続いて、制御部20川ま第1針目縫製点PIの縫製であ
ることに基づいてアドレスカゥンタをセットするととも
に、5針後則ち第37図においてアドレス(211F)
の指令内容がフィード若しくは終了指令か否かをチェッ
クした後、縫製点PIから縫製点P2の縫製指令(アド
レス(2107)に基づいて×軸及びY軸パルス・モー
タ57,58を歩進制御させて、加工物保持装置7を移
動させる。次に制御部200は縫製フラグに基づいて縫
製モードであること、及び次の実行アドレス(2109
)の指令がフィード指令でないことをチェックして、実
行された指令の数(実行指令針数)を針数カウンタでカ
ウントした後、後記するEMフラグが(0)であること
をチェックするとともに、テスト・スイッチ31がオン
でないことをチェックして、第2針目(縫製点P2)の
縫製を終了する。
ることに基づいてアドレスカゥンタをセットするととも
に、5針後則ち第37図においてアドレス(211F)
の指令内容がフィード若しくは終了指令か否かをチェッ
クした後、縫製点PIから縫製点P2の縫製指令(アド
レス(2107)に基づいて×軸及びY軸パルス・モー
タ57,58を歩進制御させて、加工物保持装置7を移
動させる。次に制御部200は縫製フラグに基づいて縫
製モードであること、及び次の実行アドレス(2109
)の指令がフィード指令でないことをチェックして、実
行された指令の数(実行指令針数)を針数カウンタでカ
ウントした後、後記するEMフラグが(0)であること
をチェックするとともに、テスト・スイッチ31がオン
でないことをチェックして、第2針目(縫製点P2)の
縫製を終了する。
以後、実行アドレス(21が)までの各実行アドレスの
縫製指令が前記と同様に読み出され、各指令に基づいて
前記加工物保持装置7は縫製点PIから縫製点P13ま
での歩進動作と、縫製点P13から縫製点P12(PI
波)までの返し縫のための歩進動作が行なわれる。
縫製指令が前記と同様に読み出され、各指令に基づいて
前記加工物保持装置7は縫製点PIから縫製点P13ま
での歩進動作と、縫製点P13から縫製点P12(PI
波)までの返し縫のための歩進動作が行なわれる。
この時、前記縫製点PI0(第磁針目)の縫製が完了し
た時点で、前記5針後の指令が縫製点P12(PIが)
から縫製点P13までのフィード指令であることがチェ
ックされ、それにより前記ソレノィド188がオンされ
て、縫製点P12(PIが)までの縫製が済むと、前記
カム機構の作用により前記始動停止機構108及び糸切
り機構143が作動され縫い針3は針上停止されるとと
もに加工布8に連なる上下糸が捕捉切断される。又、縫
製点P12(PI波)の縫製が済むと、制御部20川ま
次の指令がフィード指令か否かをチェックする段階で縫
製点P12(PI妃)から縫製点P13と縫製点P13
から縫製点P14のフィード指令に基づいて、加工物保
持装置7を縫製点P14までフィードし、再度スタート
・ペダル38が踏込まれるまで待機する。スタート・ペ
ダル38を再度踏込むと、前記と同様にミシン主軸76
が回転し、前記と同様な方法で制御部200は縫製点P
14から縫製点P23までの縫製指令と同縫製点P23
から縫製点PI9(PI斑)までの返し縫のための縫製
指令に基づいた縫製動作を行い、前記縫い針3の針上停
止及び糸切断後、加工物保持装置7を縫製原点(PI)
に移動させて、1サイクルの縫製動作を完了させる。
た時点で、前記5針後の指令が縫製点P12(PIが)
から縫製点P13までのフィード指令であることがチェ
ックされ、それにより前記ソレノィド188がオンされ
て、縫製点P12(PIが)までの縫製が済むと、前記
カム機構の作用により前記始動停止機構108及び糸切
り機構143が作動され縫い針3は針上停止されるとと
もに加工布8に連なる上下糸が捕捉切断される。又、縫
製点P12(PI波)の縫製が済むと、制御部20川ま
次の指令がフィード指令か否かをチェックする段階で縫
製点P12(PI妃)から縫製点P13と縫製点P13
から縫製点P14のフィード指令に基づいて、加工物保
持装置7を縫製点P14までフィードし、再度スタート
・ペダル38が踏込まれるまで待機する。スタート・ペ
ダル38を再度踏込むと、前記と同様にミシン主軸76
が回転し、前記と同様な方法で制御部200は縫製点P
14から縫製点P23までの縫製指令と同縫製点P23
から縫製点PI9(PI斑)までの返し縫のための縫製
指令に基づいた縫製動作を行い、前記縫い針3の針上停
止及び糸切断後、加工物保持装置7を縫製原点(PI)
に移動させて、1サイクルの縫製動作を完了させる。
尚、縫製途中で非常停止すべく非常停止スイッチ32が
押圧されると、制御部200は第33図に示すィンタラ
プトのルーチンに移り、縫製中であることをチェックし
、EMフラグを‘1’にした後、前記第32図に示すフ
ローチャートに従って実行されていた前記演算処理動作
をEMフラグをチェックした段階で中止し、前記加工物
保持装置7を前記7針の単位で停止させるルーチンを実
行させる。
押圧されると、制御部200は第33図に示すィンタラ
プトのルーチンに移り、縫製中であることをチェックし
、EMフラグを‘1’にした後、前記第32図に示すフ
ローチャートに従って実行されていた前記演算処理動作
をEMフラグをチェックした段階で中止し、前記加工物
保持装置7を前記7針の単位で停止させるルーチンを実
行させる。
即ち、制御部200はEMフラグが(0)でないことを
チェックすると、次にこのルーチンの実行が1回目か否
かのチェックを行う。
チェックすると、次にこのルーチンの実行が1回目か否
かのチェックを行う。
そして、制御部20川ま前記実行指令針数をカウンタし
ている針数カゥンタの値に基づいて、前記カード読み取
り動作で説明したと同様な方法で返し縫針数ANSER
を演算し、その返し縫針数が「3」より大きく、「5」
より小さい場合(即ち「4」の場合)には前記ソレノイ
ド188をオンさせる。そして、4針分の縫製が終ると
、前記縫い針3は針上停止し、かつ糸の切断が行われる
。続いて、制御部200は×軸及びY軸パルス・モータ
57,58、直流モータ97及びミシンモータ105を
停止させるとともに非常停止ランプ35を点灯させる。
返し縫針数ANSERが「3」より4・さし・時には、
返し縫針数ANSERに「7」を加えた針数分の縫製が
終った時点で非常停止される。
ている針数カゥンタの値に基づいて、前記カード読み取
り動作で説明したと同様な方法で返し縫針数ANSER
を演算し、その返し縫針数が「3」より大きく、「5」
より小さい場合(即ち「4」の場合)には前記ソレノイ
ド188をオンさせる。そして、4針分の縫製が終ると
、前記縫い針3は針上停止し、かつ糸の切断が行われる
。続いて、制御部200は×軸及びY軸パルス・モータ
57,58、直流モータ97及びミシンモータ105を
停止させるとともに非常停止ランプ35を点灯させる。
返し縫針数ANSERが「3」より4・さし・時には、
返し縫針数ANSERに「7」を加えた針数分の縫製が
終った時点で非常停止される。
又、フィード時に非常停止スイッチ32が押された場合
には、瞬時に非常停止されるようになっている。非常停
止を解除するためには前記非常停止スイッチ32をリセ
ットさせて非常停止ランプ35を消灯させた後、再び同
停止スイッチ32を押すことによりその非常停止は解除
される。【5} テスト動作 次に前記RAM202の縫製プログラム領域に記憶させ
た縫製指令及びフィード指令に基づいて、前記縫製動作
前に前記加工物保持装置7をテスト移動させるテスト動
作について説明する。
には、瞬時に非常停止されるようになっている。非常停
止を解除するためには前記非常停止スイッチ32をリセ
ットさせて非常停止ランプ35を消灯させた後、再び同
停止スイッチ32を押すことによりその非常停止は解除
される。【5} テスト動作 次に前記RAM202の縫製プログラム領域に記憶させ
た縫製指令及びフィード指令に基づいて、前記縫製動作
前に前記加工物保持装置7をテスト移動させるテスト動
作について説明する。
このテスト動作は前記加工物保持装置7がプログラムミ
ス等により縫製動作中に布押え足5等に衝突する事故を
未然に防止するためのものであって、前記テスト・スイ
ッチ31のオン操作によって行うことができる。今、加
工物保持装置7が原点戻しされ、かつ磁気カード36か
らデータが読み取られて、ミシンモーター05が駆動さ
れている状態から、自動復帰型のテスト・スイッチ31
を押圧すると、制御部20川ま第32図に示す前記縫製
動作の時に説明したフローチャートに従って演算処理動
作を実行する。
ス等により縫製動作中に布押え足5等に衝突する事故を
未然に防止するためのものであって、前記テスト・スイ
ッチ31のオン操作によって行うことができる。今、加
工物保持装置7が原点戻しされ、かつ磁気カード36か
らデータが読み取られて、ミシンモーター05が駆動さ
れている状態から、自動復帰型のテスト・スイッチ31
を押圧すると、制御部20川ま第32図に示す前記縫製
動作の時に説明したフローチャートに従って演算処理動
作を実行する。
なお、このテスト・スイッチ31を押圧保持している間
においては、縫製モード及びテスト・スイッチ31がオ
ンか否かをチェックした段階で前記駆動しているミシン
モータ105を安全にテスト動作が行われるように停止
させることと、EMフラグとテスト・スイッチ31のチ
ェックの段階で、加工物保持装置7が縫製原点PIから
縫製点PI9(PI班)そして縫製原点PIに戻るサイ
クルの移動動作を続けることを除いては、前記縫製動作
と同じなので説明を省略し、テスト動作中に前記テスト
・スイッチ31をオフ(押圧解除)させた場合について
説明する。テスト・スイッチ31がオフされると、制御
部20川ま縫製モードか否か及びテスト・スイッチ31
がオンか否かをチェックした段階で、加工物保持装置7
を7針の単位で停止させる(尚、7針目の次がフィード
である場合にはフィードした後停止させる)ルーチンに
移る。即ち、制御部200はテスト・スイッチ31がオ
ンでないことをチェックすると、次にこのルーチンの実
行が1回目か否かのチェックを行う。
においては、縫製モード及びテスト・スイッチ31がオ
ンか否かをチェックした段階で前記駆動しているミシン
モータ105を安全にテスト動作が行われるように停止
させることと、EMフラグとテスト・スイッチ31のチ
ェックの段階で、加工物保持装置7が縫製原点PIから
縫製点PI9(PI班)そして縫製原点PIに戻るサイ
クルの移動動作を続けることを除いては、前記縫製動作
と同じなので説明を省略し、テスト動作中に前記テスト
・スイッチ31をオフ(押圧解除)させた場合について
説明する。テスト・スイッチ31がオフされると、制御
部20川ま縫製モードか否か及びテスト・スイッチ31
がオンか否かをチェックした段階で、加工物保持装置7
を7針の単位で停止させる(尚、7針目の次がフィード
である場合にはフィードした後停止させる)ルーチンに
移る。即ち、制御部200はテスト・スイッチ31がオ
ンでないことをチェックすると、次にこのルーチンの実
行が1回目か否かのチェックを行う。
そして1回目であることに基づいて、制御部200は前
記と同様な方法で返し縫針数ANSERを演算し、その
返し縫針数ANSER分加工物保持装置7を移動させて
停止させるとともにミシンモータ105を起動させる。
又、制御部20川功ロ工物保持装置7の停止位置が縫製
点P12(PI波)実しくは縫製点PI9(PI班)と
なる場合は、加工物保持装置7を縫製点P14若し〈は
縫製原点PIにフィードさせた後、停止させるようにな
っている。従って縫製途中で糸切れ又は加工布8がずれ
るといったアクシデントに際して、テスト・スイッチ3
1の操作に基づいて所定の縫製点の縫製点に加工物保持
装置7を停止させた後、前記スタート・ペダル38を踏
込めば、直ちにミシン主軸76が回転されて途中縫製が
可能となる。
記と同様な方法で返し縫針数ANSERを演算し、その
返し縫針数ANSER分加工物保持装置7を移動させて
停止させるとともにミシンモータ105を起動させる。
又、制御部20川功ロ工物保持装置7の停止位置が縫製
点P12(PI波)実しくは縫製点PI9(PI班)と
なる場合は、加工物保持装置7を縫製点P14若し〈は
縫製原点PIにフィードさせた後、停止させるようにな
っている。従って縫製途中で糸切れ又は加工布8がずれ
るといったアクシデントに際して、テスト・スイッチ3
1の操作に基づいて所定の縫製点の縫製点に加工物保持
装置7を停止させた後、前記スタート・ペダル38を踏
込めば、直ちにミシン主軸76が回転されて途中縫製が
可能となる。
{61 指令修正動作
次に、前記収AM202の縫製プログラム領域に記憶さ
れた縫製及びフィード指令を修正する場合の指令修正動
作について説明する。
れた縫製及びフィード指令を修正する場合の指令修正動
作について説明する。
この指令を修正する場合としては、縫製点の位置を変え
る修正と、所定の縫製点を消去する修正とがあり、まず
縫製点の位置を変える修正について説明する。第23図
に示すように例えば縫製点P5を縫製点P5Aに変える
場合、まずr3」の数字キーを閉成し数字表示部28に
「3」をデジタル表示させた後、前記プラス・キー18
を閉成すると、制御部20川ま第27図に示すフローチ
ャートに従って演算処理動作を実行する。制御部200
はアドレスが初期値(絶対原点PHから縫製原点PIま
で移動させる指令)か否かをチェックした段階で、加工
物保持装置7を縫製点PIから縫菱史点P2の縫製指令
に基づいて1針分移動させるとともに、アドレスをイン
クリメントさせた後、後記するキャンセル・フラグが{
11でないことをチェックして、前記数字表示部28の
表示を「3」から「2」に変える。そして、制御部20
0は同様な動作を繰り返して、加工物保持装置7を縫製
点P4の位置で停止させ、数字表示部28の表示を「0
」にした後、各フラグをセットするとともにX軸及びY
軸位置表示部26,27を「0」表示させて、加工物保
持装置7を縫製点P5Aに移動させる操作を待つ。そし
て、前記プログラミング時と同様な方法でジョグ・キー
20〜23を操作して加工物保持装置7を縫製点P5A
に移動させた後、前記ロード・キー14を閉成すると、
前記制御部200‘ま第26図に示すフローチャートに
従って演算処理動作を実行し、前記アドレスに指令があ
るか否かのチェックをした段階で、修正のため演算処理
動作を実行する。
る修正と、所定の縫製点を消去する修正とがあり、まず
縫製点の位置を変える修正について説明する。第23図
に示すように例えば縫製点P5を縫製点P5Aに変える
場合、まずr3」の数字キーを閉成し数字表示部28に
「3」をデジタル表示させた後、前記プラス・キー18
を閉成すると、制御部20川ま第27図に示すフローチ
ャートに従って演算処理動作を実行する。制御部200
はアドレスが初期値(絶対原点PHから縫製原点PIま
で移動させる指令)か否かをチェックした段階で、加工
物保持装置7を縫製点PIから縫菱史点P2の縫製指令
に基づいて1針分移動させるとともに、アドレスをイン
クリメントさせた後、後記するキャンセル・フラグが{
11でないことをチェックして、前記数字表示部28の
表示を「3」から「2」に変える。そして、制御部20
0は同様な動作を繰り返して、加工物保持装置7を縫製
点P4の位置で停止させ、数字表示部28の表示を「0
」にした後、各フラグをセットするとともにX軸及びY
軸位置表示部26,27を「0」表示させて、加工物保
持装置7を縫製点P5Aに移動させる操作を待つ。そし
て、前記プログラミング時と同様な方法でジョグ・キー
20〜23を操作して加工物保持装置7を縫製点P5A
に移動させた後、前記ロード・キー14を閉成すると、
前記制御部200‘ま第26図に示すフローチャートに
従って演算処理動作を実行し、前記アドレスに指令があ
るか否かのチェックをした段階で、修正のため演算処理
動作を実行する。
制御部20川ま縫製点P5から縫製点P6の縫製指令を
パルス数に変換し、前記ジョグ・キー20〜23の新た
な操作により前記両カゥンタでカウントされたパルス信
号の数と比較し、縫製点P5Aから縫製点P6の距離(
パルス数A)を演算する。続いて、前記縫製点P5から
縫製点P6の指令が縫製指令であって、フィード指令で
ないことをチェックし、前記パルス数Aを縫製指令とし
て作業領域にストアし、前記と同じ方法で縫製プログラ
ム領域に記憶させて縫製点P5の縫製指令のための指令
修正は完了する。尚、前記チェック段階でフィード指令
であることをチェックした場合には、前記パルス数Aを
フィード指令にして縫製プログラム領域に記憶させるよ
うになっている。次に、説明の便宜上縫製点P5を消去
する場合について説明する。
パルス数に変換し、前記ジョグ・キー20〜23の新た
な操作により前記両カゥンタでカウントされたパルス信
号の数と比較し、縫製点P5Aから縫製点P6の距離(
パルス数A)を演算する。続いて、前記縫製点P5から
縫製点P6の指令が縫製指令であって、フィード指令で
ないことをチェックし、前記パルス数Aを縫製指令とし
て作業領域にストアし、前記と同じ方法で縫製プログラ
ム領域に記憶させて縫製点P5の縫製指令のための指令
修正は完了する。尚、前記チェック段階でフィード指令
であることをチェックした場合には、前記パルス数Aを
フィード指令にして縫製プログラム領域に記憶させるよ
うになっている。次に、説明の便宜上縫製点P5を消去
する場合について説明する。
作業者が「3」の数字キーを閉成しかつプラス・キー1
8を閉成すると、前記と同じ方法で加工物保持装置は縫
製点P4まで移動される。次いで、キャンセル・キー1
6を開成ごせると、キャンセル・フラグが‘1}となる
とともにキャンセル・ランプ25が点灯し、制御部20
川ま第27図のフローチャートに従う演算処理作業中に
キャンセル・キー16が閉成されたか否かをチャックす
る。続いて縫製原点PIから縫製点P2までの指令を消
去するか否かをチェックする。この時、指令が縫製原点
PIから縫製点P2の指令である時には、縫製点P2が
新しい縫製原点PIとなる指令に修正する。一方、制御
部200は縫製点PIから縫製点P2までの縫製指令が
消去されないことをチェックすると、2進前までの指令
、即ちこの場合縫製点P4から縫製点P6までの縫製指
令を演算し、パルス数Aに変換して作業領域レジスタに
ストアする。そして、次に縫製点P4から縫製点P5ま
での指令がフイード指令でないことをチェックした後、
前記作業領域レジス外こストアされた指令を縫製プログ
ラム領域に記憶させ、前記縫製点P4から縫菱も点P5
の縫製指令を消去する。又、縫製点P4から縫製点P5
の指令がフイード指令の場合には、前記パルス数Aをフ
ィード指令にして、前記作業領域レジスタを介して縫製
プログラム領域に記憶される。尚、前記消去動作はマイ
ナス・キー19を用いても行なうことができる。
8を閉成すると、前記と同じ方法で加工物保持装置は縫
製点P4まで移動される。次いで、キャンセル・キー1
6を開成ごせると、キャンセル・フラグが‘1}となる
とともにキャンセル・ランプ25が点灯し、制御部20
川ま第27図のフローチャートに従う演算処理作業中に
キャンセル・キー16が閉成されたか否かをチャックす
る。続いて縫製原点PIから縫製点P2までの指令を消
去するか否かをチェックする。この時、指令が縫製原点
PIから縫製点P2の指令である時には、縫製点P2が
新しい縫製原点PIとなる指令に修正する。一方、制御
部200は縫製点PIから縫製点P2までの縫製指令が
消去されないことをチェックすると、2進前までの指令
、即ちこの場合縫製点P4から縫製点P6までの縫製指
令を演算し、パルス数Aに変換して作業領域レジスタに
ストアする。そして、次に縫製点P4から縫製点P5ま
での指令がフイード指令でないことをチェックした後、
前記作業領域レジス外こストアされた指令を縫製プログ
ラム領域に記憶させ、前記縫製点P4から縫菱も点P5
の縫製指令を消去する。又、縫製点P4から縫製点P5
の指令がフイード指令の場合には、前記パルス数Aをフ
ィード指令にして、前記作業領域レジスタを介して縫製
プログラム領域に記憶される。尚、前記消去動作はマイ
ナス・キー19を用いても行なうことができる。
即ち、マイナス・キー19を操作することにより第28
図に示すフローチャートに従って演算処理動作が実行さ
れる。この時、前記プラス・キー18とは逆に加工物保
持装置7を縫製原点PI側の縫製点に向かって反対方向
へ移動させて、消去動作が行なわる。最後に、リセット
・キー12が閉成された場合について説明する。まず「
2」の数字キーを3回閉成した後、リセット・キー12
が閉成されると、制御部20川ま第25図に示すフロー
チャートを実行して、作業領域及び縫製プログラム領域
のクリアと各表示部26〜28の0表示とも行うととも
に、加工物保持装置7を絶対原点PHに移動させ、続い
てフィード・ランプ24を点灯させる。
図に示すフローチャートに従って演算処理動作が実行さ
れる。この時、前記プラス・キー18とは逆に加工物保
持装置7を縫製原点PI側の縫製点に向かって反対方向
へ移動させて、消去動作が行なわる。最後に、リセット
・キー12が閉成された場合について説明する。まず「
2」の数字キーを3回閉成した後、リセット・キー12
が閉成されると、制御部20川ま第25図に示すフロー
チャートを実行して、作業領域及び縫製プログラム領域
のクリアと各表示部26〜28の0表示とも行うととも
に、加工物保持装置7を絶対原点PHに移動させ、続い
てフィード・ランプ24を点灯させる。
そして、前記と同じ方法で各ジョグ・キー20〜23の
操作等に基づく新たなプログラム動作に備える。本実施
例によれば、前記プログラム動作において、X軸及びY
軸ジョグ・キーを操作して、各縫製における縫製指令及
びフィード指令を作成する場合には、加工物保持装置の
縫製点から次の縫製までの移動量がX軸及びY軸位置表
示部のデジタル表示により確認することができるので、
−ご縫製指令及びフィード指令のためのプログラムデー
タ作成を正確に行うことができる。
操作等に基づく新たなプログラム動作に備える。本実施
例によれば、前記プログラム動作において、X軸及びY
軸ジョグ・キーを操作して、各縫製における縫製指令及
びフィード指令を作成する場合には、加工物保持装置の
縫製点から次の縫製までの移動量がX軸及びY軸位置表
示部のデジタル表示により確認することができるので、
−ご縫製指令及びフィード指令のためのプログラムデー
タ作成を正確に行うことができる。
又、カード書き込み動作及びカード読み取り動作に基づ
いて、磁気カードに縫製指令及びフィード指令プログラ
ムを簡単に記憶保持できるとともに再生して縫製動作を
実行させることができる。又、カード読み取り動作の際
、前記作成した指令プログラムに基づいて形成された針
数がカム手段等により停止可能な針数と一致しない場合
においても、次の停止点までの不足針数分を返し縫指令
として補正し、RAMに記憶させることができるので、
プログラムを作成する段階でいちいち針数を考慮に入れ
て作成する手間が解消される。さらに、指令修正動作に
基づいて、RAMに記憶させた縫製指令及びフィード指
令を簡単に修正でき、縫製する加工布に応じて部分的に
データを変更したい場合には非常に便利であり、しかも
前記磁気カード‘こ記憶させておけば、以後いつでもそ
の指令をRAMに記憶させてすぐ縫製が可能となる。
いて、磁気カードに縫製指令及びフィード指令プログラ
ムを簡単に記憶保持できるとともに再生して縫製動作を
実行させることができる。又、カード読み取り動作の際
、前記作成した指令プログラムに基づいて形成された針
数がカム手段等により停止可能な針数と一致しない場合
においても、次の停止点までの不足針数分を返し縫指令
として補正し、RAMに記憶させることができるので、
プログラムを作成する段階でいちいち針数を考慮に入れ
て作成する手間が解消される。さらに、指令修正動作に
基づいて、RAMに記憶させた縫製指令及びフィード指
令を簡単に修正でき、縫製する加工布に応じて部分的に
データを変更したい場合には非常に便利であり、しかも
前記磁気カード‘こ記憶させておけば、以後いつでもそ
の指令をRAMに記憶させてすぐ縫製が可能となる。
上記実施例においては、磁気カードからRAMへの指令
の読み込みの際、返し縫指令を作成したのであるが、こ
れはプログラミングの修正時、あるいはプログラミング
の終了後で、磁気カードへの磁気カード書き込みサブ・
ルーチンなどのようなプログラミング終了後等の、縫製
開始前であればよい。
の読み込みの際、返し縫指令を作成したのであるが、こ
れはプログラミングの修正時、あるいはプログラミング
の終了後で、磁気カードへの磁気カード書き込みサブ・
ルーチンなどのようなプログラミング終了後等の、縫製
開始前であればよい。
しかし、上記実施例のようにすれば、初めにプログラミ
ングし、磁気カードに記憶させたそのベースとなる指令
には一切加工を加えないので、以後ベースとなる指令を
加工して種々の縫製をなす場合には有利である。又、記
憶装置としてRAMを用いたので種々のプログラム動作
及び指令修正動作が可能となり、種々の縫製のためのプ
ログラムが容易に作成できかつ縫製することができる。
ングし、磁気カードに記憶させたそのベースとなる指令
には一切加工を加えないので、以後ベースとなる指令を
加工して種々の縫製をなす場合には有利である。又、記
憶装置としてRAMを用いたので種々のプログラム動作
及び指令修正動作が可能となり、種々の縫製のためのプ
ログラムが容易に作成できかつ縫製することができる。
尚、本願発明は上記実施例に用いたRAM及びPROM
には限定されることはなく、同RAMとPROMと同じ
機能を有する記憶装置であればよい。さらに、上記実施
例においては停止を制御するカム手段と始動停止する手
段の間のソレノィド等の作動手段により両者間の作動連
結を有効化するようにしたものであるが、ミシン主軸と
前記カムとの間にクラッチ手段を介在させ、所要時にそ
のクラッチ手段を連結するようにしてもよい。
には限定されることはなく、同RAMとPROMと同じ
機能を有する記憶装置であればよい。さらに、上記実施
例においては停止を制御するカム手段と始動停止する手
段の間のソレノィド等の作動手段により両者間の作動連
結を有効化するようにしたものであるが、ミシン主軸と
前記カムとの間にクラッチ手段を介在させ、所要時にそ
のクラッチ手段を連結するようにしてもよい。
効果以上詳述したようにこの発明は、ミシン主軸の始動
、停止をそのミシン主藤と連動して回転するカム手段に
より始動停止機構を介して制御するとともに、加工物保
持手段の移動を記憶手段に記憶された位置データ指令に
従い制御手段を介して制御するようにしたので、従来よ
り大量に製造販売されて安価に提供されている閉止めミ
シン等のサイクルミシンを部分的に改造するのみで、容
易に構成し得るとともに全体として優れた機能を具備さ
せることができ、しかも製造コストを低減させることが
できる。
、停止をそのミシン主藤と連動して回転するカム手段に
より始動停止機構を介して制御するとともに、加工物保
持手段の移動を記憶手段に記憶された位置データ指令に
従い制御手段を介して制御するようにしたので、従来よ
り大量に製造販売されて安価に提供されている閉止めミ
シン等のサイクルミシンを部分的に改造するのみで、容
易に構成し得るとともに全体として優れた機能を具備さ
せることができ、しかも製造コストを低減させることが
できる。
又、この発明は、前記カム手段により所定の複数の針数
に相当するサイクルでもつて始動停止機機の作動を制御
するとともに、作動手段によりカム手段に基づく始動停
止機構の作動を有効化するようにし、さらに、前記記憶
手段に記憶された加工物保持手段のための位置データ及
び作動手段のための作動命令を含む多数の指令に関連し
て形成される針数が、カム手段により停止可能な針数と
一致しない場合、補正手段により次の停止点までの不足
針数分の指令を返し縫指令として補正するようにしたの
で、ミシンのーサィクルにおいて縫製可能な針数に制限
を受けることがなく、縫製作業の自由度を確保すること
ができる。
に相当するサイクルでもつて始動停止機機の作動を制御
するとともに、作動手段によりカム手段に基づく始動停
止機構の作動を有効化するようにし、さらに、前記記憶
手段に記憶された加工物保持手段のための位置データ及
び作動手段のための作動命令を含む多数の指令に関連し
て形成される針数が、カム手段により停止可能な針数と
一致しない場合、補正手段により次の停止点までの不足
針数分の指令を返し縫指令として補正するようにしたの
で、ミシンのーサィクルにおいて縫製可能な針数に制限
を受けることがなく、縫製作業の自由度を確保すること
ができる。
さらに、この発明は、前記の特徴に加えて、加工物保持
手段のための送り駆動手段及び前記作動手段の作動を指
令する手動操作可能なプログラミング操作手段を設けて
いるので、そのプログラミング操作手段により加工物保
持手段のための位置データ等を容易にプログラミングす
ることができる。
手段のための送り駆動手段及び前記作動手段の作動を指
令する手動操作可能なプログラミング操作手段を設けて
いるので、そのプログラミング操作手段により加工物保
持手段のための位置データ等を容易にプログラミングす
ることができる。
第1図はこの発明を具体化したサイクルミシンの全体を
示す斜視図、第2図はミシンフレーム内の主要機構を拡
大して示す斜視図、第3図はプログラミング操作ケース
上のキーボード及び表示部群を拡大して示す正面図、第
4図は制御パネル上のスイッチ群及びランプ群を拡大し
て示す正面図、第5図は加工物保持装置及びそれを移動
させるための送り駆動機構を拡大して示す平面図、第6
図は第5図の要部において縦断して側面側から見た断面
図、第7図は第5図の要部において縦断して背面側から
見た断面図、第8図は第2図におけるブラケツトアーム
内の機構を拡大して示す正断面図、第9図は第8図の9
−9線における断面図、第10図は第8図の10−10
線における断面図、第11図は第2図における始動停止
機構及び動力作動機構を拡大して示す背面図、第12図
は第11図における始動停止機構を拡大して示す縦断面
図、第13図はその始動停止機構におけるカム板と鋼球
との係合構成を示す部分断面図、第14図は第11図に
おける動力作動機構を縦断して側面側から見た拡大断面
図、第15図及び第16図は第11図における動力作動
機構の動作状態を示す部分断面図、第17図はカム機構
における第1の制御カムの関連構成を拡大して示す横断
面図、第18図はカム機構における第2の制御カムの関
連構成を拡大して示す横断面図、第19図は針穣に対す
るプログラミング用針の装着状態を示す拡大断面図であ
る。 第20図はミシンの電気的構成部を示すブロック図、第
21図はRAMの内容を示す説明図、第22図はミシン
の動作を制御するための指令の具体的構成を示す説明図
、第23図は縫製点が付された紙シートを示す図面、第
24図〜第35図は制御部の演算処理動作を示すフロー
チャート図、第36図はプログラム動作によりプログラ
ミングされた指令を示す説明図、第37図はカード読み
取り動作により補正された指令を示す説明図で、第38
図はこの発明のクレーム対応図である。テーブル1、ミ
シンフレーム2、加工物支持ベッド2c、縫い針3、布
押え足5、加工物保持手段としての加工物保持装置7、
加工布8、プログラミング操作ケース9、キーボードI
D、制御パネル29、磁気カード36、スタート・ペダ
ル38、クランプ、ペダル33、針板41、送り台42
、送り板43、布押え板46、押えばね51、解除板5
2、X軸パルス・モータ57、Y軸パルス・モータ58
(この57,58により送り駆動手段が構成されている
)、ミシン主軸76、主軸駆動手段としてのミシンモー
タ105、始動停止機構108、永久磁石136、ホー
ル素子137、糸切り機構143、第1の制御カム17
2、第1の追従子174、第2の制御カム177、第2
の追従子179(この172,174,177,179
等によりカム手段が構成されている)、保持体183、
ソレノイド188(この183,188等により作動手
段が構成されている)、制御手段及び補正手段としての
中央処理制御部200、記憶手段としてのランダム・ア
クセス・メモリ202、キー群212(前記9,212
等によりプログラミング操作手段が構成されている)。 第3図 第1図 第4図 図 N 船 図 山 船 図 球 図 ト 船 第8図 第10図 第9図 第13図 第11図 第12図 第14図 第15図 第16図 第17図 第19図 図 〇 舵 図 。 N船 図 鰭 船 第21図 第26図 図 山N 船 図 寸N 船 第22図 第28図 図 ; 船 図 紫 船 第29図 第31図 第36図 第30図 第34図 図 S 船 第33図 第37図 図 舞 ・船
示す斜視図、第2図はミシンフレーム内の主要機構を拡
大して示す斜視図、第3図はプログラミング操作ケース
上のキーボード及び表示部群を拡大して示す正面図、第
4図は制御パネル上のスイッチ群及びランプ群を拡大し
て示す正面図、第5図は加工物保持装置及びそれを移動
させるための送り駆動機構を拡大して示す平面図、第6
図は第5図の要部において縦断して側面側から見た断面
図、第7図は第5図の要部において縦断して背面側から
見た断面図、第8図は第2図におけるブラケツトアーム
内の機構を拡大して示す正断面図、第9図は第8図の9
−9線における断面図、第10図は第8図の10−10
線における断面図、第11図は第2図における始動停止
機構及び動力作動機構を拡大して示す背面図、第12図
は第11図における始動停止機構を拡大して示す縦断面
図、第13図はその始動停止機構におけるカム板と鋼球
との係合構成を示す部分断面図、第14図は第11図に
おける動力作動機構を縦断して側面側から見た拡大断面
図、第15図及び第16図は第11図における動力作動
機構の動作状態を示す部分断面図、第17図はカム機構
における第1の制御カムの関連構成を拡大して示す横断
面図、第18図はカム機構における第2の制御カムの関
連構成を拡大して示す横断面図、第19図は針穣に対す
るプログラミング用針の装着状態を示す拡大断面図であ
る。 第20図はミシンの電気的構成部を示すブロック図、第
21図はRAMの内容を示す説明図、第22図はミシン
の動作を制御するための指令の具体的構成を示す説明図
、第23図は縫製点が付された紙シートを示す図面、第
24図〜第35図は制御部の演算処理動作を示すフロー
チャート図、第36図はプログラム動作によりプログラ
ミングされた指令を示す説明図、第37図はカード読み
取り動作により補正された指令を示す説明図で、第38
図はこの発明のクレーム対応図である。テーブル1、ミ
シンフレーム2、加工物支持ベッド2c、縫い針3、布
押え足5、加工物保持手段としての加工物保持装置7、
加工布8、プログラミング操作ケース9、キーボードI
D、制御パネル29、磁気カード36、スタート・ペダ
ル38、クランプ、ペダル33、針板41、送り台42
、送り板43、布押え板46、押えばね51、解除板5
2、X軸パルス・モータ57、Y軸パルス・モータ58
(この57,58により送り駆動手段が構成されている
)、ミシン主軸76、主軸駆動手段としてのミシンモー
タ105、始動停止機構108、永久磁石136、ホー
ル素子137、糸切り機構143、第1の制御カム17
2、第1の追従子174、第2の制御カム177、第2
の追従子179(この172,174,177,179
等によりカム手段が構成されている)、保持体183、
ソレノイド188(この183,188等により作動手
段が構成されている)、制御手段及び補正手段としての
中央処理制御部200、記憶手段としてのランダム・ア
クセス・メモリ202、キー群212(前記9,212
等によりプログラミング操作手段が構成されている)。 第3図 第1図 第4図 図 N 船 図 山 船 図 球 図 ト 船 第8図 第10図 第9図 第13図 第11図 第12図 第14図 第15図 第16図 第17図 第19図 図 〇 舵 図 。 N船 図 鰭 船 第21図 第26図 図 山N 船 図 寸N 船 第22図 第28図 図 ; 船 図 紫 船 第29図 第31図 第36図 第30図 第34図 図 S 船 第33図 第37図 図 舞 ・船
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 加工物支持ベツト500を有するフレーム501と
、そのフレーム501に回転可能に支承されたミシワ主
軸502と、そのミシン主軸502に作動的に連結され
、その回転に従つて往復動される針503と、前記ミシ
ン主軸502を駆動するための主軸駆動手段504と、
その主軸駆動手段504と前記ミシン主軸502との間
に設けられ、ミシン主軸502の始動、停止を行なうた
めの始動停止機構505と、所要の複数の針数Kに相当
するサイクルでもつて前記始動停止機構505の作動を
制御するために、前記ミシン主軸502と連動して回転
するカム手段506と、前記ミシン主軸502と始動停
止機構505との間に介在され、前記カム手段506に
よる始動停止機構505の作動を有効化するための作動
手段507と、前記加工物支持ベツト500上において
、針503の往復動通路を横切る方向へ移動可能に支承
された加工物保持手段508と、その加工物保持手段5
08を移動させるための送り駆動手段509と、前記加
工物保持手段508の移動位置を指示する位置データと
、前記作動手段507のための作動命令とを含む多数の
指令を記憶するための記憶手段510と、前記記憶手段
510に記憶された多数の指令に関連して形成される針
数NOSと前記カム手段506により停止可能な前記所
要の複数の針数Kとで返し縫針数ANSERを演算式〔
ANSER=K−(NOS/Kの余り)〕に従つて演算
する演算手段511と、その返し針数ANSERを次の
停止点までの不足針数分とし、その返し針数ANSER
だけ返し縫いを行なわせるための返し縫指令を作成して
前記記憶手段510に記憶する補正手段512と、前記
記憶手段510に記憶された前記指令に従つて、前記作
動手段507及び送り駆動手段509を作動させるため
の制御手段513と、を設けたことを特徴とするミシン
。 2 加工物支持ベツト500を有するフレーム501と
、そのフレーム501に回転可能に支承されたミシン主
軸502と、そのミシン主軸502に作動的に連結され
、その回転に従つて往復動される針503と、前記ミシ
ン主軸502を駆動するための主軸駆動手段504と、
その主軸駆動手段504と前記ミシン主軸502との間
に設けられ、ミシン主軸502の始動、停止を行なうた
めの始動停止機構505と、所要の複数の針数Kに相当
するサイクルでもつて前記始動停止機構505の作動を
制御するために、前記ミシン主軸502と連動して回転
するカム手段506と、前記ミシン主軸502と始動停
止機構505との間に介在され、前記カム手段506に
よる始動停止機構505の作動を有効化するための作動
手段507と、前記加工物支持ベツト500上において
、針503の往復動通路を横切る方向へ移動可能に支承
された加工物保持手段508と、その加工物保持手段5
08を移動させるための送り駆動手段509と、前記加
工物保持手段508の移動位置を指示する位置データと
、前記作動手段507のための作動指令とを含む多数の
指令を記憶するための記憶手段510と、前記作動手段
507及び送り駆動手段509の作動を指示するための
手動操作可能なプログラミング操作手段514と、その
プログラミング操作手段514の操作に基づき前各記指
令を作成し前記記憶手段510に記憶する指令作成手段
515と、前記記憶手段510に記憶された多数の指令
に関連して形成される針数NOSと前記カム手段506
により停止可能な前記所要の複数の針数Kとで返し縫針
数ANSERを演算式〔ANSER=K−(NOS/K
の余り)〕に従つて演算する演算手段511と、その返
し針数ANSERを次の停止点までの不足針数分とし、
その返し縫針数ANSERだけ返し縫を行なわせるため
の返し縫指令を作成して前記記憶手段510に記憶する
補正手段512と、前記記憶手段510に記憶された前
記指令に従つて、前記作動手段507及び送り駆動手段
509を作動させるための制御手段513とを設けたこ
とを特徴とするミシン。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55129975A JPS6027307B2 (ja) | 1980-09-18 | 1980-09-18 | ミシン |
US06/300,465 US4455956A (en) | 1980-09-18 | 1981-09-08 | Cyclic sewing machine |
DE19813136874 DE3136874A1 (de) | 1980-09-18 | 1981-09-17 | "naehmaschine" |
GB8128279A GB2083846B (en) | 1980-09-18 | 1981-09-18 | Sewing machine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55129975A JPS6027307B2 (ja) | 1980-09-18 | 1980-09-18 | ミシン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5755176A JPS5755176A (en) | 1982-04-01 |
JPS6027307B2 true JPS6027307B2 (ja) | 1985-06-28 |
Family
ID=15023060
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP55129975A Expired JPS6027307B2 (ja) | 1980-09-18 | 1980-09-18 | ミシン |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4455956A (ja) |
JP (1) | JPS6027307B2 (ja) |
DE (1) | DE3136874A1 (ja) |
GB (1) | GB2083846B (ja) |
Families Citing this family (21)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS603511B2 (ja) * | 1981-09-01 | 1985-01-29 | ブラザー工業株式会社 | ミシンのテスト装置 |
JPS5962087A (ja) * | 1982-09-29 | 1984-04-09 | 三菱電機株式会社 | 自動縫いミシンの布押え装置 |
FR2539431B1 (fr) * | 1983-01-17 | 1986-07-04 | Prouvost Sa | Procede d'automatisation au moins partielle d'une operation de couture et machine partiellement automatisee pour sa mise en oeuvre |
JPS6021794A (ja) * | 1983-07-19 | 1985-02-04 | ジューキ株式会社 | 自動縫いミシン |
JPS60135086A (ja) * | 1983-12-26 | 1985-07-18 | ジューキ株式会社 | ミシンの操作装置 |
CH657879A5 (en) * | 1984-01-05 | 1986-09-30 | Mefina Sa | Sewing machine controller with stitch and material selectors - with digital displays and card reader |
US4665848A (en) * | 1984-02-13 | 1987-05-19 | Levi Strauss & Co. | Method and apparatus for automatically hemming garments |
DE3407338C1 (de) * | 1984-02-29 | 1985-06-27 | Pfaff Industriemaschinen Gmbh, 6750 Kaiserslautern | Naehmaschine mit einer Vorschubvorrichtung |
JPS60227794A (ja) * | 1984-04-26 | 1985-11-13 | ジューキ株式会社 | ミシンの縫い模様設定装置 |
DE3527467A1 (de) * | 1984-07-31 | 1986-02-13 | Tokyo Juki Industrial Co., Ltd., Chofu, Tokio/Tokyo | Eingabevorrichtung fuer naehmaschinen |
US5460107A (en) * | 1993-09-29 | 1995-10-24 | Amf Reece, Inc. | Roller activated stop motion mechanism for an eyelet buttonhole machine |
JPH0884878A (ja) * | 1994-09-20 | 1996-04-02 | Brother Ind Ltd | ミシン |
JP3294731B2 (ja) * | 1995-02-14 | 2002-06-24 | ブラザー工業株式会社 | ミシンの布押え制御装置 |
US5802999A (en) * | 1997-01-06 | 1998-09-08 | Amf Reece, Inc. | Stop mechanism for a buttonhole sewing machine |
US6553656B1 (en) * | 1997-06-21 | 2003-04-29 | Feintool International Holding | Assembly or manufacturing robot and work station for the same |
JPH11188189A (ja) * | 1997-12-26 | 1999-07-13 | Juki Corp | 縫製物移動制御方法および形状縫いミシン |
GB9905656D0 (en) * | 1999-03-12 | 1999-05-05 | Amf Reece Inc | Drive mechanism for jig-fed sewing machine |
JP2014189938A (ja) * | 2013-03-28 | 2014-10-06 | Brother Ind Ltd | ミシン及びミシン縫製動作制御プログラム |
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