JPS6025537Y2 - オリフイス装置 - Google Patents
オリフイス装置Info
- Publication number
- JPS6025537Y2 JPS6025537Y2 JP13505679U JP13505679U JPS6025537Y2 JP S6025537 Y2 JPS6025537 Y2 JP S6025537Y2 JP 13505679 U JP13505679 U JP 13505679U JP 13505679 U JP13505679 U JP 13505679U JP S6025537 Y2 JPS6025537 Y2 JP S6025537Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- orifice
- pressure
- fluid
- plate
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Measuring Volume Flow (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、流体の流量を測定する際に用いるオリフィ
ス装置に関するものである。
ス装置に関するものである。
一般に、流体の流量を測定するのには、流体の流通経路
中にオリフィスを設け、そのオリフィスの前後の流体圧
力の差を検出している。
中にオリフィスを設け、そのオリフィスの前後の流体圧
力の差を検出している。
この差圧は流れが乱流域では流量の自乗に比例し、層流
域では流量に比例することが知られている。
域では流量に比例することが知られている。
本考案は層流域で使用されるオリフィス装置に関するも
のである。
のである。
第1図は流量測定に用いるオリフィス装置の縦断面図で
ある。
ある。
1は中心にオリフィス2を装着したオリフィスプレート
、3はオリフィスプレート1より上流側の管、4は同じ
く下流側の管である。
、3はオリフィスプレート1より上流側の管、4は同じ
く下流側の管である。
オリフィスプレート1は、管3のフランジ部3aと管4
のフランジ部4aとの間にボルト5によって挟持されリ
ングジヨイントされている。
のフランジ部4aとの間にボルト5によって挟持されリ
ングジヨイントされている。
矢印は流体の流れ方向を示している。
図示してないが、オリフィスプレート1の上流側と下流
側の面の流体圧力の差を測定する手段が設けられている
。
側の面の流体圧力の差を測定する手段が設けられている
。
従来のオリフィス装置のオリフィスとしては、オリフィ
ス穴を細長く猛威する関係上金属では穴加工が困難なた
めガラスでつくったものが用いられている。
ス穴を細長く猛威する関係上金属では穴加工が困難なた
めガラスでつくったものが用いられている。
そして、このオリフィスは、ガラス製のためオリフィス
プレートに圧入できず、ゆるく挿入する結果、オリフィ
スの外周にはすき間が形成される。
プレートに圧入できず、ゆるく挿入する結果、オリフィ
スの外周にはすき間が形成される。
このすき間に流体が流れ込まないように、オリフィスの
両端にはシーイレ作用とオリフィス自身のクッション作
用を兼ねてゴムのOリングが設けられるが、このときす
き間には大気圧が密封された状態となる。
両端にはシーイレ作用とオリフィス自身のクッション作
用を兼ねてゴムのOリングが設けられるが、このときす
き間には大気圧が密封された状態となる。
このような状態で、オリフィスの穴に流体を流すと、大
気圧よりはるかに大きい流体圧がオリフィスの内側から
外方に向けて作用する。
気圧よりはるかに大きい流体圧がオリフィスの内側から
外方に向けて作用する。
一般に管状のガラスは外周から中心に向けて作用する力
には非常に強いが、その反対方向の力には弱い。
には非常に強いが、その反対方向の力には弱い。
このため、金属に比して材質的に引張り強度が小いガラ
スからなるオリフィスは、内側からの高圧の流体圧によ
って機械的に破損を起こすという欠点があった。
スからなるオリフィスは、内側からの高圧の流体圧によ
って機械的に破損を起こすという欠点があった。
この考案はこのような従来の欠点を解消するためになさ
れたもので、その目的とするところは、オリフィスが高
圧の流体によって破損されることがないようなオリフィ
ス装置を提供することにある。
れたもので、その目的とするところは、オリフィスが高
圧の流体によって破損されることがないようなオリフィ
ス装置を提供することにある。
このような目的を遠戚するために、この考案は、オリフ
ィス外周に形成された円筒状の空間とオリフィスプレー
トの上流側の面との間を連通ずる導圧穴をオリフィスプ
レートに設けたものである。
ィス外周に形成された円筒状の空間とオリフィスプレー
トの上流側の面との間を連通ずる導圧穴をオリフィスプ
レートに設けたものである。
以下、この考案を図面に基づいて詳細に説明する。
第2図はこの考案に係るオリフィス装置の一実施例の要
部断面図である。
部断面図である。
図において、10はオリフィスプレート、11はオリフ
ィスプレート10を貫通して形成されたプレート穴、1
2はプレート穴11に挿入された円筒状のガラスからな
るオリフィス、13はオリフィス12の中心に形成され
たオリフィス穴、14a、14bはオリフィス12の両
端の段部に設けられたゴムからなるOリング、15はス
ペーサ、16はオリフィス12がプレート穴11から抜
けないようにオリフィスプレート10にはめ込んだスト
ッパ、17はオリフィス12の外周とプレート穴11の
内周との間に形成された円筒状の空間である。
ィスプレート10を貫通して形成されたプレート穴、1
2はプレート穴11に挿入された円筒状のガラスからな
るオリフィス、13はオリフィス12の中心に形成され
たオリフィス穴、14a、14bはオリフィス12の両
端の段部に設けられたゴムからなるOリング、15はス
ペーサ、16はオリフィス12がプレート穴11から抜
けないようにオリフィスプレート10にはめ込んだスト
ッパ、17はオリフィス12の外周とプレート穴11の
内周との間に形成された円筒状の空間である。
Oリング14a、14bは、押されて空間17をシール
するとともに、オリフィス12を保持するクツシjンの
役目もする。
するとともに、オリフィス12を保持するクツシjンの
役目もする。
また、18は、空間17とオリフィスプレート10の流
体が流れてくる上流側の面(図では左方の面)とを連通
ずるために斜め方向に真直ぐ形成された複数の導圧穴で
ある。
体が流れてくる上流側の面(図では左方の面)とを連通
ずるために斜め方向に真直ぐ形成された複数の導圧穴で
ある。
このような構成によると、オリフィスプレート10の上
流側の面に加わる流体圧は導圧穴18を経て空間17に
導かれるため、オリフィス12の外周面から内方に加わ
る流体圧の方がオリフィス穴13の内面から外方に加わ
る流体圧より大きくなり、しかもその圧力差はわずかに
なる。
流側の面に加わる流体圧は導圧穴18を経て空間17に
導かれるため、オリフィス12の外周面から内方に加わ
る流体圧の方がオリフィス穴13の内面から外方に加わ
る流体圧より大きくなり、しかもその圧力差はわずかに
なる。
このため、オリフィス12に作用する径方向の力は外周
面から内方に加わるとともに、その力は小さくなるので
、オリフィス12は引張り強度が小さくても破損するこ
とはなくなる。
面から内方に加わるとともに、その力は小さくなるので
、オリフィス12は引張り強度が小さくても破損するこ
とはなくなる。
したがって、オリフィス12に高圧流体を流すことがで
き、しかもその高圧流体の小流量を測定することが可能
となる。
き、しかもその高圧流体の小流量を測定することが可能
となる。
以上の実施例ではオリフィスはガラスで作ったものを用
いたが、このほか、肉厚の薄い金属パイプ等引張強度の
小さい種々のものに適用することができる。
いたが、このほか、肉厚の薄い金属パイプ等引張強度の
小さい種々のものに適用することができる。
このように、この考案に係るオリフィス装置によると、
導圧穴を設けてオリフィスに作用する径方向の力を減少
することにより、高圧流体が流れても破損せず、長期に
安全な性能を保持し得る効果がある。
導圧穴を設けてオリフィスに作用する径方向の力を減少
することにより、高圧流体が流れても破損せず、長期に
安全な性能を保持し得る効果がある。
第1図は流量測定に用いるオリフィス装置の縦断面図、
第2図はこの考案に係るオリフィス装置の一実施例の要
部断面図である。 10・・・・・・オリフィスプレート、11・・・・・
・プレート穴、12 ””オリフィス、13・・・・・
・オリフィス穴、14a、“14b・・・・・・01J
ング、15・・・・・・スペーサ、16・・・・・・ス
トッパ、17・・・・・・空間、1B・・・・・=導圧
穴。
第2図はこの考案に係るオリフィス装置の一実施例の要
部断面図である。 10・・・・・・オリフィスプレート、11・・・・・
・プレート穴、12 ””オリフィス、13・・・・・
・オリフィス穴、14a、“14b・・・・・・01J
ング、15・・・・・・スペーサ、16・・・・・・ス
トッパ、17・・・・・・空間、1B・・・・・=導圧
穴。
Claims (1)
- オリフィスを装着したオリフィスプレートのオリフィス
外周に形成された円筒状の空間と、オリフィスプレート
の上流側の面との間を連通ずる導圧穴を設け、全記オリ
フィスの径方向に作用する圧力を減少するようにしたオ
リフィス装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13505679U JPS6025537Y2 (ja) | 1979-09-29 | 1979-09-29 | オリフイス装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13505679U JPS6025537Y2 (ja) | 1979-09-29 | 1979-09-29 | オリフイス装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5652213U JPS5652213U (ja) | 1981-05-08 |
JPS6025537Y2 true JPS6025537Y2 (ja) | 1985-07-31 |
Family
ID=29366609
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13505679U Expired JPS6025537Y2 (ja) | 1979-09-29 | 1979-09-29 | オリフイス装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6025537Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6047754U (ja) * | 1983-09-08 | 1985-04-04 | 株式会社 石田衡器製作所 | シ−トロ−ルガ−ド構造 |
JPH0657649U (ja) * | 1993-01-22 | 1994-08-09 | リズム時計工業株式会社 | ロール紙支持軸の固定構造 |
-
1979
- 1979-09-29 JP JP13505679U patent/JPS6025537Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5652213U (ja) | 1981-05-08 |
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