JPS60249681A - 密閉形圧縮機 - Google Patents
密閉形圧縮機Info
- Publication number
- JPS60249681A JPS60249681A JP10595684A JP10595684A JPS60249681A JP S60249681 A JPS60249681 A JP S60249681A JP 10595684 A JP10595684 A JP 10595684A JP 10595684 A JP10595684 A JP 10595684A JP S60249681 A JPS60249681 A JP S60249681A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- groove
- viscosity
- main bearing
- depth
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
- Sliding-Contact Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は冷凍サイクル等において用いられる密閉形圧縮
機に係り、とりわけ主軸受部の給油機構に特徴を有する
密閉形圧縮機に関する。
機に係り、とりわけ主軸受部の給油機構に特徴を有する
密閉形圧縮機に関する。
第１図は密閉形圧縮機の一例を示す縦断面図である。密
閉形圧縮機１０は、密閉ケーシング１１内の上部に配設
された電動機１２、この電動機１２から下方に延びる、
下端側に偏心した大径部１３が一体形成されているシャ
フト１４、大径部１３を挾むように上、下に配設され、
シャフト１４を軸受支持する主軸受１５および副軸受１
６、主軸受１５および副軸受１６の間に位置し、圧縮装
置を構成するシリンダ１７、シリンダ１７内に大径部１
３と外嵌した状態で配設されたローラ１８、ローラ１８
に弾接するブレード１９を備えている。
閉形圧縮機１０は、密閉ケーシング１１内の上部に配設
された電動機１２、この電動機１２から下方に延びる、
下端側に偏心した大径部１３が一体形成されているシャ
フト１４、大径部１３を挾むように上、下に配設され、
シャフト１４を軸受支持する主軸受１５および副軸受１
６、主軸受１５および副軸受１６の間に位置し、圧縮装
置を構成するシリンダ１７、シリンダ１７内に大径部１
３と外嵌した状態で配設されたローラ１８、ローラ１８
に弾接するブレード１９を備えている。
また、ケーシング１１の下部には、潤滑油の貯留された
油タンク２１が設Ｃ−１られ、この油タンク２１内から
シャフト１４と主軸受１５との摺動部分へ潤滑油が供給
されて主軸受部の潤滑がなされるようになっている。こ
の潤滑油の供給は、シャフト１４の中心穴２２内に設け
られたオイルポンプ２３、およびシャツ１〜１４の外周
あるいは主軸受１５の内周面に設けられた螺旋状の油溝
２４により潤滑油をくみ上げることにより行われる。
油タンク２１が設Ｃ−１られ、この油タンク２１内から
シャフト１４と主軸受１５との摺動部分へ潤滑油が供給
されて主軸受部の潤滑がなされるようになっている。こ
の潤滑油の供給は、シャフト１４の中心穴２２内に設け
られたオイルポンプ２３、およびシャツ１〜１４の外周
あるいは主軸受１５の内周面に設けられた螺旋状の油溝
２４により潤滑油をくみ上げることにより行われる。
従来の密閉形圧縮機においては、螺旋状の油溝２４は１
本のみ設けられており、このため、油の粘度が変化する
ことにより、主軸受部への給油量が変動するという問題
があった。ｔＪ−なわち、シャフト１／Ｉの中心穴２２
内に設けられたオイルポンプ２３は、油の粘度が低下す
ると給油量が増大する特性があり、また螺旋状油溝２４
は、逆に、油の粘度が低下すると給油量が低下する特性
があるため、全体としての主軸受部への給油量は、第２
図に示すように、油の粘度が低下すると急速に低下する
という傾向がある。
本のみ設けられており、このため、油の粘度が変化する
ことにより、主軸受部への給油量が変動するという問題
があった。ｔＪ−なわち、シャフト１／Ｉの中心穴２２
内に設けられたオイルポンプ２３は、油の粘度が低下す
ると給油量が増大する特性があり、また螺旋状油溝２４
は、逆に、油の粘度が低下すると給油量が低下する特性
があるため、全体としての主軸受部への給油量は、第２
図に示すように、油の粘度が低下すると急速に低下する
という傾向がある。
このため、密閉形圧縮機の過熱時など、油の粘度が低下
した時、給油量が急速に低下し、主軸受部に焼付きなど
を生ずることがあった。
した時、給油量が急速に低下し、主軸受部に焼付きなど
を生ずることがあった。
本発明はこのような点を考慮してなされたものであり、
油の粘度が変化しても主軸受部への給油量が大きく変動
せず、常に安定した潤滑が行われる、信頼性の高い密閉
形圧縮機を提供することを目的としている。
油の粘度が変化しても主軸受部への給油量が大きく変動
せず、常に安定した潤滑が行われる、信頼性の高い密閉
形圧縮機を提供することを目的としている。
本発明は、シャフトまたは主軸受に給油用の螺旋状油溝
が設けられている密閉形圧縮機であって、油溝が複数本
並列に設けられているとともに、それぞれの油溝の断面
形状は互いに相違していることを特徴としている。
が設けられている密閉形圧縮機であって、油溝が複数本
並列に設けられているとともに、それぞれの油溝の断面
形状は互いに相違していることを特徴としている。
以下図面を参照して本発明の実施例について説明する。
第３図は本発明による密閉形圧縮機において用いられる
主軸受３５を示す縦断面図である。本発明においては、
主軸受３５に設けられた螺旋状の油溝は、互いに平行に
２本設（プられ、一方の油溝３４．１は、他方の油溝３
４ｂに比べ、深さおよび溝幅を異にしている。すなわち
、第４図に示すように、一方の油溝３４ａは、溝の深さ
が６１、溝幅が８１に形成され、他方の油溝３４ｂは、
溝の深さが６２、溝幅が８２に形成されている。
主軸受３５を示す縦断面図である。本発明においては、
主軸受３５に設けられた螺旋状の油溝は、互いに平行に
２本設（プられ、一方の油溝３４．１は、他方の油溝３
４ｂに比べ、深さおよび溝幅を異にしている。すなわち
、第４図に示すように、一方の油溝３４ａは、溝の深さ
が６１、溝幅が８１に形成され、他方の油溝３４ｂは、
溝の深さが６２、溝幅が８２に形成されている。
一般に、螺旋状の油溝を流れる油の量は次式で表わされ
る。
る。
ここで Ｑ ： 流量
Ｕ ； 周速度
Ｂ ： 溝幅
δ ： 溝の深さ
μ ： 油の粘度
（ｉ−？−： 溝の長手方向の圧縮勾配ｘ
流ｆｆ１Ｑは、溝の深さδに対し極大値をもち、その値
は、δで微分することにより、 δ−３ＵＩｉ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・ （２）ｄ Ｐ／ｄ ｘ となる。
は、δで微分することにより、 δ−３ＵＩｉ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・ （２）ｄ Ｐ／ｄ ｘ となる。
（２）式において、粘度μは、温度、冷媒の溶は込み等
に°より変化し、これに伴ない溝の深ざδの最適値も変
化する。すなわち、粘度μが低くなれば溝の深さδの最
適値は小さくなり、逆に粘度μが高くなれば溝の深さδ
の最適値は大きくなる。
に°より変化し、これに伴ない溝の深ざδの最適値も変
化する。すなわち、粘度μが低くなれば溝の深さδの最
適値は小さくなり、逆に粘度μが高くなれば溝の深さδ
の最適値は大きくなる。
そこで、一方の油溝３４ａの溝の深さδ１を低粘度の油
に対して最適な値に、他方の油溝３４ｂの溝の深ざδ２
を高粘度の油に対して最適な値となるように設定すれば
、油の粘度が低粘度あるいは高粘度のいずれであっても
、いずれか一方の油溝を用いて、常に最大流ＪｉｔＱを
確保することができる。
に対して最適な値に、他方の油溝３４ｂの溝の深ざδ２
を高粘度の油に対して最適な値となるように設定すれば
、油の粘度が低粘度あるいは高粘度のいずれであっても
、いずれか一方の油溝を用いて、常に最大流ＪｉｔＱを
確保することができる。
本実施例においては、運転開始時など、油の粘度が比較
的高い時は、主として溝の深さの大きい油溝３４ｂを通
って主軸受部に給油され、運転中高温になった時は、主
として溝の深さの小さい油溝３４ａを通って主軸受部に
給油され、全体としての給油量は、第５図に示すように
、粘度の変化の影響をほとんど受けない安定した状態に
保たれる。
的高い時は、主として溝の深さの大きい油溝３４ｂを通
って主軸受部に給油され、運転中高温になった時は、主
として溝の深さの小さい油溝３４ａを通って主軸受部に
給油され、全体としての給油量は、第５図に示すように
、粘度の変化の影響をほとんど受けない安定した状態に
保たれる。
したがって、高温時に油の粘度が低下しても、主軸受部
に油切れを生ずることがなく、また、低温時に油の粘度
が増大しても、給油量が多すぎて油タンク２１の油面が
低下することもない。
に油切れを生ずることがなく、また、低温時に油の粘度
が増大しても、給油量が多すぎて油タンク２１の油面が
低下することもない。
なお、本実施例においては、油溝を主軸受３５の内周面
に設けた例を示したが、主軸受３５の内周面と摺動する
シャフト１４の外周に設けてもよい。また、油溝の本数
は、油の粘度変化により適切に対応させるよう、３本以
上設けることもてきる。
に設けた例を示したが、主軸受３５の内周面と摺動する
シャフト１４の外周に設けてもよい。また、油溝の本数
は、油の粘度変化により適切に対応させるよう、３本以
上設けることもてきる。
以上説明したように、本発明によれば、それぞれの油の
粘度に対して＠適な断面形状をしだ油溝が複数本並列に
設けられているので、油の粘度が変化しても、常に安定
した給油量を確保することができ、主軸受部の焼付き等
の事故を防止することができる。また、主軸受部への給
油の絶対量も増大し、主軸受部の潤滑の信頼性を向上さ
せることができる。
粘度に対して＠適な断面形状をしだ油溝が複数本並列に
設けられているので、油の粘度が変化しても、常に安定
した給油量を確保することができ、主軸受部の焼付き等
の事故を防止することができる。また、主軸受部への給
油の絶対量も増大し、主軸受部の潤滑の信頼性を向上さ
せることができる。
第１図は従来の密閉形圧縮機の一例を示す縦断面図、第
２図は従来の密閉形圧縮機の主軸受部に設（−Ｊられた
油溝による給油量の粘度との関係を示す図、第３図は本
発明による密閉形圧縮機の主軸受を示す縦断面図、第４
図は第３図に示した主軸受の部分拡大横断面図、第５図
は本発明による給油機構を用いた場合の給油量と粘度と
の関係を示づ一図である。 １４・・・シャフト、３４ａ 、３４ｂ・・・油溝、３
５・・・主軸受。 ゛出願人代理人 猪 股 消 第 １ 図 第２図 ｔｂ 笈 第 ３図 第４図 第５区
２図は従来の密閉形圧縮機の主軸受部に設（−Ｊられた
油溝による給油量の粘度との関係を示す図、第３図は本
発明による密閉形圧縮機の主軸受を示す縦断面図、第４
図は第３図に示した主軸受の部分拡大横断面図、第５図
は本発明による給油機構を用いた場合の給油量と粘度と
の関係を示づ一図である。 １４・・・シャフト、３４ａ 、３４ｂ・・・油溝、３
５・・・主軸受。 ゛出願人代理人 猪 股 消 第 １ 図 第２図 ｔｂ 笈 第 ３図 第４図 第５区
Claims (1)
- シャフトまたは主軸受に給油用の螺旋状油溝が設けられ
ている密閉形圧縮機において、前記油溝は、複数本並列
に設けられているとともに、それぞれの油溝の断面形状
は互いに相違していることを特徴とする密閉形圧縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10595684A JPS60249681A (ja) | 1984-05-25 | 1984-05-25 | 密閉形圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10595684A JPS60249681A (ja) | 1984-05-25 | 1984-05-25 | 密閉形圧縮機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60249681A true JPS60249681A (ja) | 1985-12-10 |
Family
ID=14421268
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10595684A Pending JPS60249681A (ja) | 1984-05-25 | 1984-05-25 | 密閉形圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60249681A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7677805B2 (en) * | 2004-11-03 | 2010-03-16 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Fluid dynamic bearing and hard disk drive employing the same |
| DE102009040612B4 (de) * | 2009-09-08 | 2012-01-26 | Siemens Aktiengesellschaft | Schwingungsoptimiertes Gleitlager für eine Drehanode einer Röntgenröhre und Röntgenröhre |
| CN112145420A (zh) * | 2019-06-28 | 2020-12-29 | 安徽美芝精密制造有限公司 | 泵体组件、压缩机和空调器 |
-
1984
- 1984-05-25 JP JP10595684A patent/JPS60249681A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7677805B2 (en) * | 2004-11-03 | 2010-03-16 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Fluid dynamic bearing and hard disk drive employing the same |
| DE102009040612B4 (de) * | 2009-09-08 | 2012-01-26 | Siemens Aktiengesellschaft | Schwingungsoptimiertes Gleitlager für eine Drehanode einer Röntgenröhre und Röntgenröhre |
| CN112145420A (zh) * | 2019-06-28 | 2020-12-29 | 安徽美芝精密制造有限公司 | 泵体组件、压缩机和空调器 |
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