[go: up one dir, main page]

JPS6020769Y2 - 自動車における複式オ−プナ - Google Patents

自動車における複式オ−プナ

Info

Publication number
JPS6020769Y2
JPS6020769Y2 JP1980102134U JP10213480U JPS6020769Y2 JP S6020769 Y2 JPS6020769 Y2 JP S6020769Y2 JP 1980102134 U JP1980102134 U JP 1980102134U JP 10213480 U JP10213480 U JP 10213480U JP S6020769 Y2 JPS6020769 Y2 JP S6020769Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lever
operating
operating lever
locking mechanism
interlocking wire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1980102134U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5726563U (ja
Inventor
秀明 桜井
実 高木
Original Assignee
トヨタ自動車株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by トヨタ自動車株式会社 filed Critical トヨタ自動車株式会社
Priority to JP1980102134U priority Critical patent/JPS6020769Y2/ja
Publication of JPS5726563U publication Critical patent/JPS5726563U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6020769Y2 publication Critical patent/JPS6020769Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lock And Its Accessories (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、自動車におけるラッゲージコンパートメン
トドアあるいはバックドアおよびフューエルリッド等の
ロック機構のロック解除を遠隔操作によりなし得るオー
プナに関するもので、詳しくハ、二つのロック機構のロ
ック解除を一つの操作レバーで択一的になし得るように
構成した複式オープナである。
従来、この種のオープナには、例えば、実開昭55−8
7640−!公報および実開昭55−87942号公報
に記載されたものがある。
しかしながら、これらの装置にあっては、一方のロック
機構はワイヤの前動(プル動作)によってロック解除が
なされるが、他方のロック機構はワイヤの後動(ブツシ
ュ動作)によってロック解除がなされるようになってい
る。
したがって、ワイヤの後動時には、ロック機構のロック
解除に係わる抵抗がワイヤに加わって同ワイヤが撓むこ
とが予測され、ロック解除動作の確実性が低いとともに
、同ワイヤと作動口ラドとの連結部に集中応力が加わり
、その連結部が破損し易いという欠点があった。
また、上記の両公報の装置では、いずれもプッシュプル
ワイヤとプルワイヤとの二本のワイヤが組込まれている
ため、それらの両ワイヤの組付けが繁雑であった。
そこで、この考案は上記した従来の欠点に鑑みて案出し
たもので、その目的とすることは、二つのロック機構の
いずれのロック解除においても、連動ワイヤに撓みを生
じることがなく、確実なロック解除動作を得ることがで
き、かつそのロック解除時に集中応力の加わる連動ワイ
ヤの連結端部を排除してその連動ワイヤの破損をなくし
、また1本の連動ワイヤによって二つのロック機構のロ
ック解除を可能となして同連動ワイヤの組付けを簡素化
することのできる複式オープナを提供することにある。
上記した目的を達成するためのこの考案は、自動車にお
ける運転席の近傍に設けられた操作機構1と、同操作機
構1の後方に位置する第1のロック機構に近接して設け
られた第1のオープン機構2と、同第1のオープン機構
2の後方に位置する第2のロック機構に近接して設けら
れた第2のオープン機構3とからなる複式オープナであ
って、前記の操作機構1は自動車のボ、ディ4に操作レ
バー11をピン12で回転可能に取付けかつ同操作レバ
ー11に連動ワイヤ5の先端を接続するとともに、同連
動ワイヤ5の後端をボディ4後部にスプリング6を介し
て連結し、操作レバー11とボディ4との間には同操作
レバー11をスプリング6の弾性に抗して中立位置に保
持しうる弾性保持手段を介装してなり、また第1のオー
プン機構2はボディ4に回動レバー22をピン21にて
回転可能に取付け、同回動レバー22の上端を同連動ワ
イヤ5に連結するとともに、ボディ4には回動レバー2
2に隣接して第1の作動レバー26をピン27で回転可
能に取付け、さらに回動レバー22は前記の連動ワイヤ
5が後動されたときに第1の作動レバー26に係合しさ
らに連動ワイヤ5が復動されたときに第1の作動レバー
26を回動して第1のロック機構のロック解除をなして
同作動レバー26との係合が外れるように構成せしめ、
また第2のオープン機構3は第2のロック機構に連繋さ
れた第2の作動レバー32をボディ4にピン31で回動
可能に軸支するとともに、作動レバー32には長孔34
を形成し、この長孔34に摺動可能に設けたクレビス3
5を連動ワイヤ5に止着し、前記の操作レバー11によ
り連動ワイヤ5が前動されたときには第2の作動レバー
32が回動されて第2のロック機構のロック解除がなさ
れるように連結しであることを要旨とするものである。
以下、この考案の一実施例を説明する。
まず、第1図をもとに複式オープナの概略を述べると、
符号、1は操作機構で、自動車の運転席の近傍に設けら
れている。
2は第1のオープン機構で、操作機構1の後方(図示右
方)に位置する図示しないフューエルリッドのロック機
構(以下、第1のロック機構という。
)に近接して設けられている。
3は第2のオープン機構で、第1のオープン機構2の後
方(図示右方)に位置する図示しないラッゲージコンパ
ートメントドアのロック機構(以下、第2のロック機構
という。
)に近接して設けられている。
まず、操作機構1について、第2図を参照して述べる。
L字形をした操作レバー11は、自動車のボディ4にピ
ン12で回転可能に取付けられている。
操作レバー11の下端部には、連動ワイヤ5の一端が接
続されている。
この連動ワイヤ5は第1図に示すように、第1のオープ
ン機構2および第2のオープン機構3を通じて、自動車
のボディ4にスプリング6を介して連結させ、常には後
方へ引張られている。
しかして、スプリング6による連動ワイヤ5を介しての
操作レバー11のピン12を中心とする図示左廻りの回
転は、その操作レバー11の下端部に当接されたストッ
パ球13により規制されており、その操作レバー11の
操作部14が水平状態に保たれている。
ストッパ球13は、操作レバー11を中立位置に保持し
うる弾性保持手段としての主体をなすものであって、同
ストッパ球13は、ボディ4に固定された支持筒15内
にスプリング16を介在して嵌められており、操作レバ
ー11の下端部により、スプリング16の弾性に抗して
支持筒15内に入り、操作レバー11の操作部14の下
動すなわち、図示左廻りの回動を許容し得る。
次に、第1のオープン機構2について、第3図を参照し
て述べる。
ボディ4にピン21て回転可能に取付けられた回動レバ
ー22は、それとボディ4との間に介在されたスプリン
グ23の弾性に抗して、ピン21の軸方向に移動可能に
なっている。
この回動レバー22の上端が前記の連動ワイヤ5にクレ
ビス24で連結されている一方、その回動レバー22の
下端部には係止片25が折曲されている。
回動レバー22の後方のボディ4には、第1の作動レバ
ー26の上端がピン27で回転可能に取付けられている
この第1の作動レバー27は、図示しないスプリングの
弾性により常には図示右廻り方向に附勢されており、こ
の右廻りの回転はボディ4に突出されたストッパピン2
8により規制されている。
第1の作動レバー26の下端は回動レバー22の係止片
25上に延出されかつその先端には回動レバー22側に
向かって円弧状に曲折されたガイド片29が形成されて
いる。
上記回動レバー22と第1の作動レバー26との関係を
述べると、第3図の状態より、連動ワイヤ5が後動(図
示右方へ移動)腰回動レバー22がピン21を中心に図
示右廻りに回動すると、係止片25がガイド片29にガ
イドされることによって、回動レバー22が第3図ハに
二点鎖線Aて示すように、スプリング23の弾性に抗し
て移動腰ついには、係止片25がガイド片29の先端を
乗り越え、第3図イおよび八に二点鎖線Bで示すように
、回動レバー22がスプリング23により原状に押し戻
され、係止片25とガイド片29とが係合する。
そして、連動ワイヤ5の復動により、回動レバー23が
ピン21を中心に図示左廻りに回動すると、係止片25
がガイド片29を後方へ押しやりながら、第1の作動レ
バー26を第3図イに二点鎖線Cで示すようにそれのス
プリングの弾性に抗してピン27を中心に図示左廻りに
回動させていき、ついには、回動レバー22の原状への
復帰により、係止片25とガイド片29との係合が外れ
て、第1の作動レバー26がそれのスプリングにより原
状に復帰する。
しかして、第1の作動レバー26は、第1のロック機構
のロック解除レバー(図示しない)に連繋されていて、
その作動レバー26の図示左廻りの回動により、第1の
ロック機構のロック解除がなされるようになっている。
なお、第3図の状態から回動レバー22の図示左廻りの
回動は空転である。
次に、第2のオープン機構3について、第4図を参照し
て述べる。
ボディ4にピン31で回転可能に取付けられた第2の作
動レバー32は、図示しないスプリングの弾性により常
には図示右廻り方向に附勢されており、その図示右廻り
の回転はボディ4に突出されたストッパピン33によす
規制されている。
第2の作動レバー32の上端には長孔34が水平状に開
口されており、連動ワイヤ5に取付けられたクレビス3
5がこの長孔34に後方へ移動可能に挿通されている。
よって、第4図の状態からの連動ワイヤ5の後動(図示
右方への移動)時には、図イに二点鎖線Aで示すように
、クレビス35が長孔34内をスライドし、第2の作動
レバー32は動かない。
しかして、第2の作動レバー32は第2のロック機構の
ロック解除レバー(図示しない)に連繋されていて、第
4図イに二点鎖線Bに示した第2の作動レバー32の図
示左廻りの回動により第2のロック機構のロック解除が
なされるようになっている。
なお、連動ワイヤ5は、ボディ4にクランプ7を介して
取付けられた筒状のアウタワイヤ8内に摺動し得るよう
に挿通されている。
上記した構成による複式オープナの作動について述べる
まず、第1のロック機構のロック解除をすべく、第1の
オープン機構2を作動するときには、操作レバー11の
操作部14をストッパ球13の係止に抗して一旦下動し
て、原状に上げ戻せばよい。
さすれば、操作レバー11の操作部14の下動に伴い、
連動ワイヤ5がスプリング6の弾性により後動すること
で、回動レバー22が図示右廻りに回動腰前記構成のと
ころで詳述したように、係止片25と第1の作動レバー
26のガイド片29とが係合する。
そして、操作レバー11の操作部14の上動に伴い、連
動ワイヤ5がスプリング6の弾性に抗して復動すること
で、回動レバー22により第1の作動レバー26がそれ
のスプリングの弾性に抗して図示左廻りに回動され、第
1のロック機構のロック解除がなされる。
なお、連動ワイヤ5の復動の完了に伴って回動レバー2
2が原状に復帰するまでには、係止片25とガイド片2
9との係合は外れ、第1の作動レバー26はそれのスプ
リングの弾性により原状に復帰する。
また、第2のロック機構のロック解除をすべく、第2の
オープン機構3を作動するときには、操作レバー11の
操作部14をスプリング6の弾性に抗して上動ずれば、
それに伴う連動ワイヤ5の前動により、第2の作動レバ
ー32がそれのスプリングの弾性に抗して図示廻りに回
動され、第2のロック機構のロック解除がなされる。
なお、そのロック解除後、操作レバー11を手放せば、
連動ワイヤ5を介してのスプリング6の弾性により、操
作レバー11および第2の作動レバー32が原状に復帰
する。
なお、上記実施例における操作レバー11を中立位置に
保持しうるストッパ球13を主体とする弾性保持手段に
代えて、第5図に示すように、操作レバー11とボディ
4との間に支持スプリング41を介在して、これを弾性
保持手段とすることもできる。
すなわち、この考案は、前述した構成を要旨とするもの
であるから、従来と異なり、二つのロック機構のいずれ
のロック解除も、連動ワイヤの前動(プル動作)によっ
て果たされることにより、連動ワイヤに撓みを生じるこ
とがなく、確実なロック解除動作を得ることができると
ともに、連動ワイヤにはロック解除時に集中応力が加わ
る部位がないことから、その連動ワイヤの破損をなくす
ことができ、また1本の連動ワイヤによって二つのロッ
ク機構のロック解除がなされることによって、2本の連
動ワイヤを使用した従来のものに比し、同連動ワイヤの
組付けを簡素になし得るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図から第4図はこの考案の一実施例を示すもので、
第1図は複式オープナ全体の正面図、第2図は操作機構
を拡大して示し、イは一部破断正面図、口は一部破断平
面図、第3図は第1のオープン機構を拡大して示し、イ
は正面図、口は平面図、ハはイにおけるX−X線断面の
拡大図、第4図は第2のオープン機構を拡大して示し、
イは正面図、口は平面図、第5図は操作レバーの別個を
示す正面図である。 1・・・・・・操作機構、2・・・・・・第1のオープ
ン機構、3・・・・・・第2のオープン機構、4・・・
・・・ボディ、5・・・・・・連動ワイヤ、6・・・・
・・スプリング、11・・・・・・操作レバー、12・
・・・・・ピン、21・・・・・・ピン、22・・・・
・・回動レバー 26・・・・・・第1の作動レバー、
27・・・・・ピン、31・・・・・ピン、32・・・
・・・第2の作動レバー34・・・・・・長L 35−
−−−−−クレビス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自動車における運転席の近傍に設けられた操作機構1と
    、同操作機構1の後方に位置する第1のロック機構に近
    接して設けられた第1のオープン機構2と、同第1のオ
    ープン機構2の後方に位置する第2のロック機構に近接
    して設けられた第2のオープン機構2とからなる複式オ
    ープナであって、前記の操作機構1は自動車のボディ4
    に操作レバー11をピン12で回動可能に取付けかつ同
    操作レバー11に連動ワイヤ5の先端を接続するととも
    に、同連動ワイヤ5の後端をボディ4後部にスプリング
    6を介して連結し、操作レバー11とボディ4との間に
    は同操作レバー11をスプリング6の弾性に抗して中立
    位置に保持しうる弾性保持手段を介装してなり、また第
    1のオープン機構2はボディ4に回動レバー22をピン
    21にて回転可能に取付け、同回動レバー22の上端を
    同連動ワイヤ5に連結するとともに、ボディ4には回動
    レバー22に隣接して第1の作動レバー26をピン27
    で回転可能に取付け、さらに回動レバー22は前記の連
    動ワイヤ5が後動されたときに第1の作動レバー26に
    係合しさらに連動ワイヤ5が復動されたときに第1の作
    動レバー26を回動して第1のロック機構のロック解除
    をなして同作動レバー26との係合が外れるように構成
    せしめ、また第2のオープン機構3は第2のロック機構
    に連繋された第2の作動レバー32をボディ4にピン3
    1で回動可能に軸支するとともに、作動レバー32には
    長孔34を形威し、この長孔34に摺動可能に設けたク
    レビス35を連動ワイヤ5に止着し、前記の操作レバー
    11により連動ワイヤ5が前動されたときには第2の作
    動レバー32が回動されて第2のロック機構のロック解
    除がなされるように連結しであることを特徴とする自動
    車における複式オープナ。
JP1980102134U 1980-07-18 1980-07-18 自動車における複式オ−プナ Expired JPS6020769Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980102134U JPS6020769Y2 (ja) 1980-07-18 1980-07-18 自動車における複式オ−プナ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980102134U JPS6020769Y2 (ja) 1980-07-18 1980-07-18 自動車における複式オ−プナ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5726563U JPS5726563U (ja) 1982-02-12
JPS6020769Y2 true JPS6020769Y2 (ja) 1985-06-21

Family

ID=29463562

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980102134U Expired JPS6020769Y2 (ja) 1980-07-18 1980-07-18 自動車における複式オ−プナ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6020769Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5726563U (ja) 1982-02-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4157844A (en) Tailgate lock and control assembly
US6139104A (en) Multiple function seat back adjusting mechanism
US5527087A (en) Vehicle seat apparatus including a locking mechanism
US6848737B2 (en) Access door release handle
US6032987A (en) Sliding door locking device
US4915428A (en) Door lock system of a vehicle
JPS5824585B2 (ja) プツシユ・プル・ケ−ブルの伝達力取出し装置
JPH0119027B2 (ja)
EP0902144B1 (en) Interior door handle assemblies
US20200277808A1 (en) Power child lock operating device
US20060043762A1 (en) Latch device for vehicle access panel door
JPS6020769Y2 (ja) 自動車における複式オ−プナ
US6913309B2 (en) Vehicle door arrangement
US4421350A (en) Foot-operated, latch releasing mechanism for automobile doors
JPS6114529Y2 (ja)
JPS625707Y2 (ja)
US3033602A (en) Narrow pillar vehicle door latch
JP3284017B2 (ja) 単一操作部材による二被動部の個別作動装置
US3208784A (en) Latch mechanism actuator
JP3863336B2 (ja) 自動車用ドアロック装置
JPS58218565A (ja) 開閉体のオ−プナ装置
JPH0246612Y2 (ja)
JPS5823875Y2 (ja) 自動車用車内開扉操作装置
JP7435220B2 (ja) 車両用フードロックシステム
JP5352398B2 (ja) コントロールケーブルの端部構造及びラッチ装置