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JPS60173032A - 射出融着性及び光沢良好な熱可塑性エラストマ−組成物 - Google Patents

射出融着性及び光沢良好な熱可塑性エラストマ−組成物

Info

Publication number
JPS60173032A
JPS60173032A JP2735084A JP2735084A JPS60173032A JP S60173032 A JPS60173032 A JP S60173032A JP 2735084 A JP2735084 A JP 2735084A JP 2735084 A JP2735084 A JP 2735084A JP S60173032 A JPS60173032 A JP S60173032A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thermoplastic elastomer
olefin
copolymer
ethylene
propylene
Prior art date
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Granted
Application number
JP2735084A
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English (en)
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JPH0672194B2 (ja
Inventor
Katsuyoshi Yonekura
米倉 克佳
Akira Uchiyama
晃 内山
Akira Matsuda
松田 昭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Petrochemical Industries Ltd
Original Assignee
Mitsui Petrochemical Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsui Petrochemical Industries Ltd filed Critical Mitsui Petrochemical Industries Ltd
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Priority to US06/615,244 priority patent/US4650830A/en
Priority to CA000455409A priority patent/CA1246268A/en
Priority to DE8484303657T priority patent/DE3484608D1/de
Priority to EP84303657A priority patent/EP0132931B1/en
Publication of JPS60173032A publication Critical patent/JPS60173032A/ja
Priority to US07/201,254 priority patent/US4906694A/en
Priority to US07/774,144 priority patent/US5128413A/en
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、エチレン−α−オレフィン系非晶質共重合体
(α)及びプロピレン−炭素数4以上のα−オレフィン
系結晶質共重合体(b)から主としてなり、これら両成
分はプロピレン連鎖を介1〜で部分的に架橋されている
ことを特徴とする射出融着性及び光沢の良好な熱可塑性
エラストマー組成物及びその製法に関する。
オレフィン系熱可塑性エラストマーは加硫ゴムと類似の
エラストマー性を示す一方、ポリエチレン、ポリプロピ
レン等の熱可塑性樹脂と同等の成形性を示すことを利用
して通常の樹脂と同様に成形され、成形物は主としてエ
ラストマー性が要求される用途である自動車のバンパー
、外装モール、ウィンドシールドガスケット、エンブレ
ムや内装用の表皮材シートとして、また建材用のガスケ
ット等に使用され始めている。
上記用途の中、特に加硫ゴムに類似の性質が要求される
自動車のウィンドシールドガスケットや建材用の各種ガ
スケット等の分野に使用されるべきオレフィン系熱可塑
性エラストマーは通常のオレフィン系熱可塑性エラスト
マー中のエチレン−α−オレフィン系共重合体エラスト
マー成分の含有量を増すことにより得らh−る。
しかし、この様にして得られた柔軟性に富む熱可塑性エ
ラストマーは融解時の流動性に乏1.く、複雑な形状が
要求される自動車のウィンドシールガスケットや建材用
のガスケット等の成形物を射出成形によって直接に成形
することは難かし7い。
一方、この軟質の熱可塑性エラストマーは良好な異形成
形性を備えているので、その性質を利用して押出成形に
より上記物品を成形する方策が考えられるが、この場合
には異形押出された成形物の端部同志の接合が必要にな
る。
この接合を行なうには、2以上の接合されるべき押出成
形品を割型内に設置1−1両成形品の端部間に融着性の
良好な熱可塑性エラストマーを射出注入して両者を融着
することが好捷しい。この場合、割型は射出成形法を適
用し得る構造のものであることが好ましい。
処が、多ぐの場合に、熱可塑性エラストマーの押出成形
品を上記方法によって接合しても、実用に供し得る強度
で接合を行なうことは難か(〜い。
この問題を解決する方策として、本出願人は接合される
べき上記押出成形品の端部を割型内で予熱することによ
る接合強度の向上法を既に出願した(特願昭55−10
5670号)。
本発明者等は上記の様な予備加熱を行なわずとも、熱可
塑性エラストマー製押出成形品の端部同志を射出融着し
得る方法に関して鋭意研究の結果、次に例示する組成物
を割型内の2個以上の熱可塑性エラストマー製押出成形
品の端部間に装入することにより、実用に供し得る強度
で接合された成形品が得られることを見出し、本発明を
完成した。
本発明組成物の(α)成分と共に用いられることのある
ラジカル分解性の結晶質ポリオレフィン(c)トは通常
、炭素数6以上のα−オレフィンの単独重合体、共重合
体又はそれらの混合物であって、X線回折法により測定
した結晶化度通常40%以−ヒ、好ましくは50チ以上
のものをいう。共重合単位と1.ては、エチレンを含ん
でいても差支えないが、その骨は通常40モルチ以下、
好ましくは20モルチ以下である。
共重合体の製造はブロック重合方式及びランダム重合方
式の何れによっても行ない得るが、上記結晶化度の下限
以上を実現する必要から、ランダム共重合方式において
は、少ない方の共重合単位の共重合体中の含有量を15
モルチ以下、好ましくは10モルチ以下に設定し、ブロ
ック共重合方式においては、少な5方の共重合単位の共
重合体中の含有量を通常40モルチ以下、好ましくは2
0モルチ以下に設定する。
中でも好ましいものは結晶化度50チ以上のポリプロピ
レンである。
本発明の(α)成分であるエチレン−α−オレフィン系
非晶質共重合体とはエチレンとα−オレフィンとの二元
共重合体又はこれらに更に第三成分として非共役ジエン
類、例えば1.4−へキサジエン等の脂肪族ジエン、ジ
シクロペンタジェン、5−エチリデンノルボルネン、5
−メチレンノルボルネン、5−ビニルノルボルネン等の
脂環族ジエンを加えた三元共重合体であって、X線回折
法により測定した結晶化度が通常65%以下、好ましく
は20%以下のものをいう。
二元共重合体のエチレン単位含有量は通常30〜95モ
ルチ、好ましくは50〜85モルチ、残りはα−オレフ
ィンであり、メルトフローレート(190tZ’)は通
常0.1〜120 f/10mm、好ましくは0.1〜
20f/10騙、メルトフローレート<230C)は通
常0.1〜20Of/10m、好ましくは0.1〜5(
1/10順、ヨウ素価は通常1以下である。
三元共重合体のエチレン単位含有量は通常60〜95モ
ルチ、好ましくは50〜85モルチ、α−オレフィン単
位含有量は通常5〜70モルチ、好ましくは15〜50
モルチ、非共役ジエン単位含有量は通常1〜10モルチ
、好ましくは3〜6モルチであり、ムーニー粘度(Jf
L、、(100C) ]は通常5〜200、好ましくは
40〜120、ヨウ素価は通常1〜50、好ましくは、
5〜30である。
好ましい二元共重合体はエチレン−プロピレン共重合体
(EPM)又はエチレン−1−ブテン共重合体(EBM
)であって、エチレン単位含有量50〜95モルチ、結
晶化度20チ以下、メルトフローレー)、(1900)
0.1〜2C1/10順、(23011;)0.1〜5
01/厭のものである。
好ましい三元共重合体はエチレン−プロピレン−ジシク
ロペンタジェン共重合体もしくはエチレン−プロピレン
−2−エチリデン−5−ノルボルネン共重合体又はエチ
レン−1−ブテン−ジシクロペンタジェン共重合体もし
くはエチレン−1−ブテン−2−エチリデン−5−ノル
ボルネン共重合体であって、エチレン単位含有量50〜
95モルチ、プロピレン単位又は1−ブテン単位含有量
5〜50モルチ、残りが非共役ジエン、結晶化度20チ
以下、ムーニー粘度ML1+、(100C)40〜12
0、ヨウ素価5〜60のものである。
本発明組成物の(h>成分であるプロピレン−炭素数4
以上のα−オレフィン系低結晶質共重合体とハフロピレ
ンと例えば1−ブテン、4−メチル−1−ペンテン、1
−オクテン及び1−デセン等のα−オレフィンの1種以
上との共重合によって得られるものであって、X線回折
法によって測定した結晶化度が通常40チ以下、好まし
くは30%以下のものをいう。
そのプロピレン単位含有量は通常40〜90モルチ、残
余が炭素数4以上のα−オレフィンである。α−オレ7
3ンとして2種以上のものを用いる場合には、その合計
量をα−オレフィン量とする。
共重合体のメルトフローレート〔MFRC250C)]
は通常0.1〜200f/10関、好ましくは1〜40
r/10mである。
好ましい共重合体はグロビレンー1−ブテン共重合体で
あって、プロピレン単位含有f[55〜85モルチ、結
晶化度10〜50チ、メルトフローレート1〜40f/
10mのものである。この様な共重合体は例えば、特公
昭57−11322号、57−36859号公報に記載
されている。
本発明組成物を製造する為に用いられるラジカル発生剤
の代表である有機過酸化物とは、各成分中で最も軟化し
にくい重合体成分の軟化点以上の温度域において分解す
るものであれば本発明の目的には十分である。
有機過酸化物としては、例えば次のものを挙げることが
できる。
芳香族系化合物としては、ジベンゾイルペルオキシド、
ジクミルペルオキシド、 1.6−ビス(t−ブチルペルオキシイソプロビル)ベ
ンゼン(商品名パーカドツクス14)、脂肪族系化合物
としては、ジ−t−ブチルペルオキシド、ジラウロイル
ペルオキシド、 2.5−ジメチル−2,5−ビス(t−ブチルペルオキ
シ)ヘキサン(商品名パーへキサ25B)、2.5−ジ
メチル−2,5−ビス(t−ブチルペルオキシ)ヘキセ
ン−6,2,5−ジメチル−2゜5−ジメチル−2,5
−ビス(t−ブチルペルオキシ)ヘキシン−51品名パ
ーヘキシン〕、芳香族と脂肪族との双方に属するものと
して、ジ(t−ブチルパーオキシ)パーベンゾエート、
脂環族化合物としては、p−メンタンペルオキシド等。
これらの中で好ましいものはビスペルオキシド系化合物
である。
本発明方法においてラジカル発生剤と共に用いられるこ
とのある2以上の重合性基を有するラジカル重合性単量
体(d)としては、次のものを例示できる。
(d−1)芳香族系化合物ニジビニルベンゼン(DVB
)、インプロベニルスチレン、ジイソプロペニルベンゼ
ン、 Cd−2)脂肪族系化合物:エチレングリコールジメタ
クリレート、ポリエチレングリコールジメタクリレート
、トリメチロールプロパントリメタクリレート、アルリ
ルメタクリレート、(d−3)異節環族系化合物:トリ
アルリルインシアヌレート。
これらの中でも好ましいものはp−ジビニルベンゼン及
びp−ジイソプロペニルベンゼンである。
また、部分架橋処理に際して、架橋助剤を用いてもよい
。その例としては、p−キノンジオキシム、p 、 p
’ −シヘンゾイルキノンジオキシム、N−メチルー#
 + 4− ジニトロソアニリン、ニトロベンゼン、ジ
フェニルグアニジン、トリメチロールプロパン−N 、
 A” −m−フェニレンジマレイミド等を挙げること
ができる。
本発明の組成物を構成する各成分の使用量は次の通りで
ある。ラジカル分解性の結晶質ポリオレフィン(C)通
常、0〜90重量部、好ましくは10〜6o重−i部、
エチレン−α−オレフィン系非晶質共重合体(α)通常
、10〜95重量部、好ましくは40〜90重量部、プ
ロピレン−炭素数4以上のα−オレフィン系低結晶質共
重合体<b>通常5〜90重量部、好ましくは10〜6
0重景部で重量、その和が100重量部になる様に選ぶ
と好都合である。
ラジカル開始剤の代表である有機過酸化物及び2以上の
重合性基を有するラジカル重合性単量体100重量部当
りそれぞれ、通常0.05〜3重量部、好ましくは01
〜1重量部に選ぶ。
本発明方法において、動的に熱処理するとは次の処理を
いう。
被処理ポリマー成分、すなわち、ラジカル分解性の結晶
質ポリオレフィン(C)及びエチレン−α−オレフィン
系非晶質共重合体(cL)を組合せ、これに有機過酸化
物もしくはこれと2以上の重合性基を有するラジカル重
合性単量体(CL)とを添加してなる系を融解状態で、
(C)の分解条件下に混練する。
勿論、プロビレンー炭素数4以上のα−オレフィン系低
結晶質共重合体中にも、ラジカル分解性のプロピレン連
鎖が含まれているので、このプロピレン連鎖のラジカル
分解性を利用して、エチレン−α−オレフィン系非晶質
共重合体(α)及びプロピレン−炭素数4以上のα−オ
レフィン系低結晶質共重合体(h)をラジカル発生条件
下に加熱混練して、両成分をプロピレン連鎖を介して部
分的に架橋させる方式でも差支え無い。
なお、ラジカル発生条件とけ、単にラジカル発生剤を添
加して、それが分解してラジカルを発生する条件に留ら
ず、イオン化性放射線、電子線等の照射によってラジカ
ルが発生する条件をも包含する概念である。
混練は非開放型の装置中で行なうことが好ましく、窒素
又は炭酸ガス等の不活性ガス雰囲気下で行なうことが好
ま1−い。その温度は使用有機過酸化物の半減期が1分
間未満となる温度、通常150〜280tZ’、好マシ
くは170〜240tr、混線時間は通常1〜20分間
、好ま1.〈は6〜1o分間である。また、加えられる
剪断力は剪断速度で通常10〜10’sec ’、好ま
(7〈は102〜10’sec ’に選ぶ。
混線装置としては、ミキシングロール、インテンシブミ
キサー例えばバンバリーミキサ−、ニーグー、−軸又は
二軸押出機等を用い得るが、非開放型のものが好ましい
本発明の組成物には、更に軟化剤(別名伸展油又は可塑
剤〕、カーボンブラック、ホワイトカーボン、その他の
物性改良剤、充填剤及び老化防止剤、酸化、耐候又は耐
光安定剤、加工助剤、帯電防止剤、顔料等を用途に応じ
て添加[2得る。
参考例1゜ エチレン含有率78モルチ、沃素価15、ムーニー粘度
ML1+4(100c)70のエチレン−プロピレン−
2−エチリデン、5−ノルボルネン共重合体ゴム(以下
EPDMと略す)75部、メルト・フロー・レート(M
FR)(230t;、2.16Kg)11、密度0.9
1の結晶質ポリプロピレン(以下PPと略す)15部、
イソブチン−インプレン共重合ゴム(以下11Rと略す
)10部、酸化防止剤として、テトラキス〔メチレン(
3,5−ジーt−7”チル−4−ヒドロキシフェニル)
プロビオネート3フ5フ0.6部をバンバリーミキサ−
により窒素雰囲気下で、180C15分間混練した後、
ロールを通し、シートカッターによりベレットを製造し
た。次に当該ベレットと1,3ビス(第三ブチルペルオ
キシイソプロピル)ベンゼン0.5 M置部をジビニル
ベンゼン0.5重量部に溶解分散させた溶液とをヘンシ
ェルミキサーにより混合し、溶液をペレット表面に均一
に付着させた。次いでこのペレットを押出機で窒素雰囲
気下21DC。
滞留時間5分間で押出し、動的に熱処理し、熱可塑性エ
ラストマーを得り。
この熱可塑性エラストマーを射出成形機を用いて成形し
12Dx100x2關のシートを得た。
次いでこのシートより幅25間の試験片を切り出し長さ
方向に引張り破断時の応力を測定した処、40KI/c
Aであった。また、その光沢(クロス)は8%であった
実施例1゜ エチレン含有率78モルチ、沃素価15、ムーニー粘度
ML 1+ll(100C) 70のエチレン−プロピ
レン−2−エチリデン−5−ノルボルネン系のEpDM
70#プロピレン−1−ブテン低結晶質共重合体ペレッ
ト〔プロピレン単位含有率70モルチ、#F/?(23
0C)7f/10m〕30部とテトラキス〔メチレン(
3,5−ジ−ビープチル−4−ヒドロキシフェニル)プ
ロピオネート〕メタン0.3部をバンバリーミキサ−に
より窒素雰囲気下で、180t?、5分間混練した後、
ロールを通1−、シートカッターによりペレットを製造
した。次に当該ペレット100部と1,3ビス(第三ブ
チルペルオキシイソプロビル)ベンゼン0.6重量部を
ジビニルベンゼン0.5重量部に溶解分散させた溶液と
をヘンシェルミキサーにより混合し7、溶tをペレット
表面に均一に付着させた。次いでこのペレットを押出機
で窒素雰囲気下21DC。
滞留時間5分間で押出し、動的に熱処理し、熱可塑性エ
ラストマーを得た。この破断時強度を参考例1の方法に
よって測定した処、90Kg/Cnであった。
参考例1で得られた射出成形シートを半分に切断17、
当該シートを成形した割型に装填した後実施例1の熱可
塑性エラストマーを射出溶着し両者間の接合強度を測定
した。捷た溶着部の表面光沢をJISZ8741に基づ
いて測定した。結果を表2に示す。
比較例1゜ 実施例1において参考例1で得られた熱可塑性エラスト
マーを射出溶着]7接合強度を測定1−だ。
結果を表2に示す。
実施例2゜ 参考例1で得られた熱可塑性エラストマー80重量部と
プロピレン−1−ブテン低結晶質共重合体ペレット〔プ
ロピレン単位含有率70モル係、MF1230C)7f
/10関〕20重量部とをヘンシェルミキサーにより混
合し、次いでこのペレットを押出機で窒素雰囲気下21
0C,滞留時間5分間で押出し、目的とする組成物を得
た。
参考例1で得られた射出成形シートを半分に切断L、当
該シートを成形[7た割型に装填した後、実施例2の熱
可塑性エラストマー組成物を射出溶着1−接合強度を測
定した。溶着部の光沢をJISZ8741に基づいて測
定した。結果を表2に示す。
比較例2゜ 実施例2においてpBR20部の代わりに、MFR(1
9QC,2,16にり)15、密度0,93、酢ビコン
テント14 ruinのエチレン−酢酸ビニル共重合樹
脂(以下EVAと略す)20部を使用して当該熱可塑性
エラストマーを得た。参考例1で得られた射出成形シー
トを半分に切断し、当該シートを成形し7た割型に装填
した後、比較例2の熱可塑性エラストマー組成物を射出
溶着し接合強度を測定した。結果を表2に示す。
表 2 表2から、本発明組成物は熱可塑性エラストマーからな
る成形体に強固に射出溶着し得ることが判る。
すなわち、実施例1及び2における接合強度けシートの
破断時強度で評価して、それぞれ28匂/CrI及び3
2Ky/cr/Iであり、比較例1及び2における破断
時応力それぞれ10Kg/CIA及び15句/dの約2
倍に達しているばかりでなく、その破断状態も一部材料
破壊であることから、接合が単なる粘着に留らず、接合
部の両材料の融合にまで到っていることが解る。
なお、参考例は単板の破断強度であるから、各実施例の
破断強度が単板の当該値のそれぞれ70チ及び80%に
達していることは驚く程強固な融着が異種材料間に形成
されたことを示す証拠である0 特許出願人 三井石油化学工業株式会社代理人 弁理土
鈴木郁男

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)エチレン−α−オレフィン系非晶質共i合体(α
    )及びプロピレン−炭素数4以上のα−オレフィン系低
    結晶質共重合体(b)から主としてなり、これら両成分
    はプロピレン連鎖を介して部分的に架橋されていること
    を特徴とする射出融着性及び光沢良好な熱可塑性エラス
    トマー組成物。
  2. (2)エチレン−α−オレフィン系非晶質+[合体(α
    )及びラジカル分解性の結晶質ポリオレフィン(C)か
    らなる組成物をラジカルの発生条件下に加熱混練するこ
    とにより得られる部分的に架橋されている熱可塑性エラ
    ストマーとプロヒレンー炭素数4以上のα−オレフィン
    系低結晶質共重合体(h)とを融解混練することを特徴
    とする射出融着性及び光沢のすぐれた熱可塑性エラスト
    マー組成物の製造方法。
JP59027350A 1983-05-31 1984-02-17 射出融着性及び光沢良好な熱可塑性エラストマー組成物 Expired - Lifetime JPH0672194B2 (ja)

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