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JPS6014913B2 - エンジンの電子制御点火装置 - Google Patents

エンジンの電子制御点火装置

Info

Publication number
JPS6014913B2
JPS6014913B2 JP54042948A JP4294879A JPS6014913B2 JP S6014913 B2 JPS6014913 B2 JP S6014913B2 JP 54042948 A JP54042948 A JP 54042948A JP 4294879 A JP4294879 A JP 4294879A JP S6014913 B2 JPS6014913 B2 JP S6014913B2
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JP
Japan
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energization
angle
ignition coil
ignition
engine
Prior art date
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Expired
Application number
JP54042948A
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English (en)
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JPS55137357A (en
Inventor
英之 田村
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP54042948A priority Critical patent/JPS6014913B2/ja
Priority to US06/137,415 priority patent/US4309973A/en
Publication of JPS55137357A publication Critical patent/JPS55137357A/ja
Publication of JPS6014913B2 publication Critical patent/JPS6014913B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02PIGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
    • F02P5/00Advancing or retarding ignition; Control therefor
    • F02P5/04Advancing or retarding ignition; Control therefor automatically, as a function of the working conditions of the engine or vehicle or of the atmospheric conditions
    • F02P5/145Advancing or retarding ignition; Control therefor automatically, as a function of the working conditions of the engine or vehicle or of the atmospheric conditions using electrical means
    • F02P5/15Digital data processing
    • F02P5/1518Digital data processing using two or more central computing units, e.g. interpolation
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02PIGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
    • F02P3/00Other installations
    • F02P3/02Other installations having inductive energy storage, e.g. arrangements of induction coils
    • F02P3/04Layout of circuits
    • F02P3/045Layout of circuits for control of the dwell or anti dwell time
    • F02P3/0453Opening or closing the primary coil circuit with semiconductor devices
    • F02P3/0456Opening or closing the primary coil circuit with semiconductor devices using digital techniques
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/40Engine management systems

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Electrical Control Of Ignition Timing (AREA)
  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、エンジンの運転状態に応じて点火時期と点
火コイルの通電時間を制御するエンジンの電子制御点火
装置に関する。
エンジンに最適の点火時期は、エンジンの回転数、エン
ジンにかかる負荷、冷却水および吸入空気などの状態、
すなわちエンジンの運転状態によって変化するが、特に
エンジンの回転数によって大きな影響を受け、回転数が
高くなる程最適点火時期は早くなる。
ところで、点火に必要な高電圧は点火コイルの一次電流
が遮断されたときにその二次側に発生する。
この場合、一次電流が二次側に点火に必要な高電圧を発
生し得る電流値になるには、点火コイルにィンダクタン
スがあるため、点火コイルに通電が開始されてから一定
の時間が必要である。したがって、エンジンに最適の点
火時期に点火するためには、その点火時期になる前に点
火コイルに通電を開始し、一次電流が充分な電流値にな
るための一定の通電時間を確保しなければならない。こ
のように、エンジンの運転状態に応じて点火時期は変化
されなければならないが、点火コイルの通電時間は一定
にしなければならない。
そのため、従来の電子制御点火装置においては、例えば
特関昭50−58429号公報、特関昭53−8434
号公報、特開昭54−3973公号公報等に記載されて
いるように、エンジンの運転状態に基づいて点火時期を
決定すると共に、点火コイルの通電時間を一定にするた
めに必要な点火コイル非通電時間(又は点火コイル非通
電角度)を算出し、その算出した点火時期の点火信号が
入力された時点から前記算出した点火コイル非通電時間
を経過した(又は点火コイル非通電角度になった)時点
で点火コイルへの通電を開始するようにしていた。
しかしながら、このように今回の点火時期及び点火コイ
ル通電角度と無関係に、すなわち前回の点火時期を算出
したエンジンの運転状態に基づいて今回の点火コイル非
通電角度(非通電時間)を算出すると、過渡状態におい
ては通電時間が短かすぎて失火を超したり、長くなりす
ぎて一次電流を駆動するトランジス外こ過度の負荷を与
える等の不具合がある。第1図はこれを説明するための
図であり、aは点火信号、bは非通電時間、cは通電時
間、dは点火コイルの一次電流を示す。
同図を参照して、例えばエンジン回転速度が低速から高
速に移行する場合には、回転速度が高速になると点火時
期が進むので、第1図にイで示す期間のように点火信号
間隔が変化して短くなるにも拘らず、非通電時間は速度
変化前の低いエンジン回転速度をもとに決まっているた
め、前回の点火時点から低速時の非通電時間t,が経過
した時点で点火コイルへの通電が開始されるので、通電
時間が短くなり、同図dに示すように一次電流が充分な
電流値にならないうちに通電が遮断されることになる。
また、高速から低速に移行する場合には、第1図に口で
示す期間のように点火信号間隔が長くなるにも拘らず、
前回の点火時点から高速時の非通電時間らが経過した時
点で点火コイルへの通電が開始されるため通電時間が長
くなり、同図dに示すように点火コイルの一次電流が過
大となる。このように、上記の電子制御点火装置にあっ
ては、過渡状態において一定の通電時間を確保できない
という問題があった。そこで、例えば持開昭54一22
034号公報、侍関昭51‐127班4号公報に記載さ
れているように、実際の点火時期の変化に応じて点火コ
イルへの通電開始時期を変化しうるようにするため、エ
ンジンのある回転基準位置、例えば上死点位置からの時
間または角度で通電開始および通電遮断の時期を制御す
るようにした装置もある。
しかしながら、このようにして点火コイルへの通電開始
及び通電遮断を制御するのでは、エンジンの回転速度が
高速城になると、点火コイルへの一定の通電時間を確保
するためには通電開始時期が回転基準位置より前になる
可能性があるので、高速域と低速城で夫々別個に回転基
準位置を設定する必要等が生じ、構成が複雑になるとい
う欠点がある。
この発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、エン
ジンの運転状態に応じた今回の点火時期と点火コイル通
電角度を先ず算出し、これ等の算出結果及び前回の点火
時期に基づいて点火コイル非通電角度、すなわち前回の
点火時期から今回の点火コイル通電開始時期までの角度
を算出し、前回の点火時期からエンジンの回転角度に応
じたパルス信号を計数してその計数値と前記点火コイル
非通電角度とが一致した時点から点火コイルへの通電を
開始し、エンジンの回転により発生する基準パルス信号
が発生した時からエンジンの回転角度に応じたパルス信
号を計数し、その計数値が今回の点火時期と一致した時
点で点火コイルへの通電を遮断するようにして、エンジ
ンの運転状態に応じて点火時期を変化させると共に、そ
の変化に応じて点火コイルの通電開始時期を補正するこ
とにより所要の点火コイルの通電時間を確保するように
したエンジンの電子制御点火装置を提供するものである
以下、この発明の実施例を添付図面の第2図以降を参照
して説明する。
第2図はこの発明の実施例を示すブロック図である。
同図中、第1の回転数センサーは、エンジンの回転角度
に比例したパルス信号(以下「角度パルス信号」という
)bを発生する。
第2の回転数センサ2は、エンジンが一回転する間にシ
リンダ数に応じた数の基準パルス信号aを発生する。
エンジン負荷センサ3は、エンジンの負荷を表わす量を
検出する。
なお、4はバツテリ電圧センサ、5は冷却液温度センサ
、6はスタースイッチ、7は絞弁のアイドル関度スイッ
チである。
第1の演算回路8は、カゥンタ、乗算回路等からなり、
スタータスィッチ6がオン状態にされた後動作して、第
1の回転数センサ1からの角度パルス信号bをカウント
して、そのカウント値(エンジン回転数に相当する)及
びエンジン負荷センサ3、冷却液温度センサ5、アイド
ル関度スィッチ7からの信号に基づいてエンジンの運転
状態に応じた点火時期fを算出すると共に、カウンタの
カウント値及びバッテリ電圧センサ4からの信号に基づ
いて点火コイル通電角度gを算出する。
第2の演算回路9は、減算回路等からなり、第1の演算
回路8が算出した点火時期fと点火コイル通電角度gに
基づいて、点火コイル非通電角度hを算出する。通電時
間制御回路1川ま、2個のカゥンタ及び比較器等からな
り、第1、第2の回転数センサー,2からの角度パルス
信号b、基準パルス信号a、及び第1、第2の演算回路
8,9からの点火時期f、点火コイル非通電角度hを入
力して、前回の点火時期から角度パルス信号bをカウン
トし、そのカウント値が第2の演算回路9の演出した点
火コイル非通電角度hになった時に出力信号eを/・ィ
レベル“H”にし、その後第2の回転数セソサ2からの
基準パルス信号aが入力された時から角度パルス信号b
をカウントし、そのカウント値が第1の演算回路8の算
出した点火時期fになった時に出力信号eをロールベル
“L”にする。
また、この通電時間制御回路10‘ま、後述するイニシ
ャル・リセット回路14からリセット信号が入力された
後第1、第2の回転数センサ1,2から角度パルス信号
b及び基準パルス信号aが入力されるまで動作を開始し
ない。
コ・この制御は、例えば角度パルス信号bでセットされ
るセット・リセット型フリップフロップ(以下「S−R
・FF」という)及び基準パルス信号aでセットされる
S−R・FFの各出力をアンドゲートを介して出力して
、この出力でイニシャル・リセット回路14からのりセ
ット信号でリセットされるS一R・FFをセットし、こ
のS−R・FFの出力で制御されるゲートを介して角度
パルス信号bをカウンタに入力するように構成すればよ
い。
通電制御回路11は、通電時間制御回路10の出力信号
がハイレベルの時に点火コイル12に通電し、ローレベ
ルの時に通電遮断する。
不揮発性メモリ13には、バッテリ電圧によって点火コ
イル通電角度を補正するために用いるバッテリ電圧の関
数値(補正係数)が格納されていイニシャルリセット回
路14は、例えば電源が供給された時に所定のパルス幅
のパルスを出力するヮンショット・マルチパイプレータ
等で構成され、この装置に電源が供給された時にリセツ
ト信号を発生する。
次に、各部の作用について第3図乃至第6図を参照して
説明する。
まず、第1の演算回路8は、第1の回転数センサーから
の第6図bに示す角度パルス信号bおよびエンジン負荷
センサ3、冷却液温度センサ5、スタータスィッチ6、
絞弁のアイドル開度スイッチ7からの各信号に基づいて
エンジンの運転状態に応じた最適の点火時期fを角度パ
ルス信号bのカウント値に相当する値として算出する。
それと共に、角度パルス信号b、およびバツテリ電圧セ
ンサ4からの信号に応じて読出される不揮発性メモリ1
3の内容に基づいて点火コイル通電角度gを算出する。
ここで点火コイル通電角度gはg=N×C(VB)
・・・{1}によって算出される。
なお、この‘1}式において、Nはエンジン回転数(r
pm)であり一定時間(例えば1伽sec)に入力され
る第1の回転数センサーからの角度パルス信号bの数で
ある。
また、C(VB)はバッテリ電圧の関数(補正係数)で
あり、点火コイルの一次側の抵抗をR、ィンダクタンス
をL、一次遮断電流を1とし、基準電圧をVBo、バッ
テリ電圧をVB、点火コイル通電時間をTonとすると
、次の式で計算される。
。(VB):帯芸端)−宏量きた三豊)‐‐‐・‐・■
この‘2}式において、基準電圧VBoを12 Vにし
た場合のバツテリ電圧の関数C(VB)の代表的な例を
第3図に示す。そして、この実施例ではバッテリ電圧y
Bとそれに対応するバッテリ電圧の関数C(VB)の値
は予め不揮発性メモリ13にマップにして格納されてい
る。したがって、第1の演算回路8は、回転数センサ1
からの角度パルス信号bを一定時間カウントするととも
に、バッテリ電圧センサ4よって検出されたバッテリ電
圧値をA−D変換して、そのデジタル値に対応するバッ
テリ電圧の関数C(VB)の値を不揮発性メモリ13か
ら議出して入力し、前記‘1)式の演算を行なうことに
よって点火コイル通電角度gを算出する。
このとき、算出した点火コイル通電角度gを予め定めた
上限値及び下限値(これは予め不揮発性メモリに記憶し
ておけばよい)と比較して、その上限値を越えるかまた
は下限値に満たないときにはその上限値または下限値を
もって点火コイル通電角度とする。
このようにして算出される点火コイル通電角度とエンジ
ン回転数との関係は、例えば第4図に示すようになる。
次に、第2の演算回路9は、第1の演算回路8で算出さ
れた点火時期fと点火コイル通電角度gに基づいて、前
回の点火時期から今回の点火コイル通電開始時期までの
点火コイル非通電角度hを算出する。ここで、点火コイ
ル非通電角度hは h=(ら一f.)−g …【31によっ
て算出される。
この{3}式において、f2は第1の演算回路8で算出
された今回の点火時期、L‘ま同じく前回の点火時期(
実際に点火された時期)、gは点火コイル通電角度であ
る。
第5図はこれを図示したものである。
、なお、第1、第2の演算回路8,
9としてマイクロコンピュータを使用すれば信頼性の高
いものとなる。次に、通電時間制御回路10および通電
制御回路11の作用を第6図をも参照して説明する。
通電時間制御回路10は、前回の点火時期(実際に点火
された時期)f.すなわち、第6図の時点らから同図b
に示す第1の回転数センサ1からの角度パルス信号bを
非通電角度用カウンタでカウントし、同図cに示すその
計数値が第2の演算回路9が算出した点火コイル非通電
角度hと一致した時点ちでカウントを停止して、同図e
に示すように出力信号eをハイレベルにする。それによ
って、通電制御回路11は点火コイル12に通電を開始
する。
この状態で、第6図aに示す第2の回転数センサ2から
の基準パルス信号aが入力されると、その時点らから角
度パルス信号bを点火時期用カウンタでカウントし、、
同図dに示すその計数値が第1の演算回路8が算出した
今回の点火時期f2と一致した時点もでカウントを停止
して、同図eに示すように出力信号eをローレベルにす
る。
それによって、通電制御回路11は点火コイル12の通
電を遮断し、点火コイル12の二次側には高電圧が発生
して点火が行なわれる。次に、エンジン始動時について
説明する。
この装置に電源が供給されるとイニシャル・リセット回
路14がリセット信号を発生し、通電時間制御回路10
の出力信号eをローレベルにする。したがって、電源投
入直後は点火コイル12には通電されない。その後、ス
ター夕によりエンジンが回転して第1の回転数センサ1
から角度パルス信号bが、及び第2の回転数センサ2か
ら基準パルス信号aが発生し始めると通電時間制御回路
IDも動作を開始し、点火コイル12への通電が行なわ
れる。なお、回転開始時には基準パルス信号a及び角度
パルス信号bが不安定であるので、あらかじめ定めた一
定数だけ信号が発生してから通電時間制御回路10が動
作を開始するようにしてもよい。
この動作を行なうためには、例えば角度パルス信号b及
び基準パルス信号aを各々カウントして、そのカウント
値と予め定めた一定数とを比較して、そのカウント値が
一定数になった時にセットされるS一R・FFの出力で
制御されるゲートを介して信号eを出力するか、そのゲ
ートを介して角度パルス信号bを非通電角度用及び点火
時期用カウンタに入力するようにすればよい。ところで
、通電時間制御回路10は、出力信号eが/・ィレベル
のときに基準パルス信号aまたは角度パルス信号bが予
め定めた一定時間入力されなかったときには、出力信号
eをローレベルにして点火コイル12への通電を禁止す
る。
これは、例えば出力信号eがハイレベル“H”になると
動作し、基準パルス信号a又は角度パルス信号bでリセ
ットされると同時に起動されるタイマがタイムアップし
た時に閉じられるゲートを介して信号eを出力するよう
にすればよい。
また、点火時期fおよび点火コイル非通電角度hの値が
各々第1、第2の演算回路8,9から通電時間制御回路
10を転送されるタイミングは、例えば基準パルス信号
aで制御されるゲートを介して点火時期f及び点火コイ
ル非通電角度hの値を転送することによって基準パルス
信号aに同期させる。但し、点火コイル非通電角度h‘
こついては、低速時には、例えばエンジン回転数と予め
定めた回転数とを比較する比較器の出力によって前述し
たゲートを開くようにして、第2の演算回路9での演算
が終了するごとに通電時間制御回路10へ転送する。
以上説明したように、この発明によればエンジンの運転
状態に応じた今回の点火時期と点火コイル通電角度を先
ず算出し、それ等の算出結果及び前回の点火時期に基づ
いて点火コイル非通電角度を算出することによって、点
火時期の変化分を補正して点火コイル非通電角度を算出
し、前回の点火時期を基準にしてエンジンの回転速度に
応じて発生される角度パルス信号を計数し、その計数値
が前記点火コイル非通電角度に等しくなった時点で点火
コイルへの通電を開始するようにしたので、簡単な構成
で確実に必要な通電時間(通電角度×角度パルスの周期
)を確保することができる。
したがって、過渡状態においても一定の通電時間を確保
できるので、失火やトランジスタへの過負荷の発生等を
改善することができる。
しかも、前回の点火時期を基準にして点火コイルへの通
電開始を制御するので、通電開始が基準位置より早くな
っても必要な通電時間を確保することができる。
特に、第2の演算回路が、角度パルス信号を一定時間計
数して、計数値に一定数(例えばバッテリ電圧に応じて
補正係数)を乗じた値を点火コイル通電角度として算出
するようにすれば、エンジンの回転数の変化により角度
パルス信号の周期が変化してもその分だけ点火コイル通
電角度が増減し、点火コイル通電時間は常に一定となり
、点火性能を安定させることができる。
また、バッテリ電圧の変動に応じて点火コイル通電角度
を補正するようにすれば、点火コイルの一次遮断電流を
バッテリ電圧変動にかかわらず一定にすることができる
ので、低電圧時には通電時間を長くすることにより点火
コイルの一次電流が充分確保され、点火性能が向上する
また、高電圧時には通電時間を短くするとトランジス外
こ過度の電流が流れないため、トランジスタの信頼性が
向上する。そして、この場合の補正係数を予め不揮発性
メモリに格納しておけば、補正値が回路の微妙な条件で
変化することがない。さらに、点火コイル通電角度に上
限および下限を定めておけば、高速運転時に通電角度が
大きくなりすぎて非通電角度が負になったり、低速運転
時に通電角度が小さくなりすぎたりする不都合が解消さ
れる。
さらにまた、第1、第2の演算回路で算出した点火時期
と点火コイル非通電角度を通電時間制御回路へ転送する
タイミングを管理しないと、通電時間が短かくなるとい
う不具合が生ずる恐れがあるが、第2の回転数センサか
らの基準パルス信号でこの転送タイミングを管理すれば
、そのような不具合は発生しない。
但し、低速回転時には第2の演算回路が点火コイル非通
電角度の演算を終了するごとにそれを通電時間制御回路
へ転送するようにした方がよい。
また、通電時間制御回路に角度パルス信号又は基準パル
ス信号が予め定めた一定時間入力されない時には点火コ
イルへの通電を禁止するようにすれば、エンスト発生時
に点火制御用のトランジス外こ過電流が流れることを防
止して保護することができる。同様に、電源投入後エン
ジン始動前にも点火コイルへの通電を禁止するようにし
、トランジスタを保護することが望ましい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来技術の説明に供するタイム・チャート図
、第2図はこの発明の実施例を示すブロック図、第3図
、第4図および第5図は、この発明の実施例の説明に供
する線図、第6図は、この発明の実施例の説明に供する
タイム・チャート図である。 1…第1の回転数センサ、2・・・・・・第2の回転数
センサ、4・・・・・・バッテリー電圧センサ、8..
....第1の演算回路、9・・…・第2の演算回路、
10・・・・・・通電時間制御回路、11・・・・・・
通電制御回路、12・・・・・・点火コイル、13・・
・・・・不揮発性メモリ、14……イニシャル・リセツ
ト回路。 第1図 第3図 第4図 第5図 第2図 第6図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 エンジンの点火装置において、エンジンの回転角度
    に応じた角度パルス信号を発生させる第1の回転数セン
    サと、エンジンが1回転する間にシリンダ数に応じた数
    の基準パルス信号を発生させる第2の回転数センサと、
    エンジンの運転状態に応じた今回の点火時期および点火
    コイル通電角度を算出する第1の演算回路と、前記第1
    の演算回路が算出した今回の点火時期および点火コイル
    通電角度と前回の点火時期とに基づいて、前回の点火時
    期から今回の点火コイル通電開始時期までの点火コイル
    非通電角度を算出する第2の演算回路と、前回の点火時
    期から前記角度パルス信号を計数し、その計数値が前記
    第2の演算回路が算出する点火コイル非通電角度と一致
    したときに点火コイルへの通電を開始させ、前記基準パ
    ルス信号入力時点から前記角度パルス信号を計数し、そ
    の計数値が前記第1の演算回路によつて算出された点火
    時期と一致したときに点火コイルへの通電を遮断するた
    めの出力信号を発生する通電時間制御回路と、該通電時
    間制御回路の出力信号によつて点火コイルへの通電を制
    御する通電制御回路とからなることを特徴とするエンジ
    ンの電子制御点火装置。 2 第1の演算回路が、第1の回転数センサからの角度
    パルス信号を一定時間計数して、その計数値に一定数を
    乗じた値を点火コイル通電角度として算出するようにし
    た特許請求の範囲第1項記載のエンジンの電子制御点火
    装置。 3 第1の演算回路が、バツテリ電圧に応じて点火コイ
    ル通電角度を補正する機能を持つ特許請求の範囲第1項
    又は第2項記載のエンジンの電子制御点火装置。 4 バツテリ電圧による点火コイル通電角度の補正係数
    が不揮発性メモリに格納されている特許請求の範囲第3
    項記載のエンジンの電子制御点火装置。 5 第1の演算回路が、算出した点火コイル通電角度が
    予め定めた上限値を越えるか又は下限値に満たない時は
    その上限値又は下限値を点火コイル通電角度とする機能
    を持つ特許請求の範囲第1項記載のエンジンの電子制御
    点火装置。 6 第1、第2の演算回路が、夫々算出した点火時期と
    点火コイル非通電角度を第2の回転数センサからの基準
    パルス信号に同期したタイミングで通電時間制御回路へ
    転送するようにした特許請求の範囲第1項記載のエンジ
    ンの電子制御点火装置。 7 第2の演算回路が、エンジン低速回転時には点火コ
    イル非通電角度を演算を終了するごとに通電時間制御回
    路へ転送するようにした特許請求の範囲第6項記載のエ
    ンジンの電子制御点火装置。 8 通電時間制御回路が、第1の回転数センサからの角
    度パルス信号又は第2の回転数センサからの基準パルス
    信号が予め定めた一定時間入力されないときには点火コ
    イルへの通電を禁止する機能を持つ特許請求の範囲第1
    項記載のエンジンの電子制御点火装置。 9 通電時間制御回路が、電源投入時にリセツトされて
    不作動状態となつて点火コイルへの通電を禁止し、第1
    、第2の回転数センサからの角度パルス信号および基準
    パルス信号が1回またはあらかじめ定める複数回入力さ
    れてから動作を開始するようにした特許請求の範囲第1
    項記載のエンジンの電子制御点火装置。
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