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JPS60123416A - 薬物投与部材 - Google Patents

薬物投与部材

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Publication number
JPS60123416A
JPS60123416A JP23178183A JP23178183A JPS60123416A JP S60123416 A JPS60123416 A JP S60123416A JP 23178183 A JP23178183 A JP 23178183A JP 23178183 A JP23178183 A JP 23178183A JP S60123416 A JPS60123416 A JP S60123416A
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JP
Japan
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water
drug
polysaccharide
drug administration
adhesive layer
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Application number
JP23178183A
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English (en)
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JPH0152362B2 (ja
Inventor
Saburo Otsuka
大塚 三郎
Yusuke Ito
祐輔 伊藤
Shoichi Tokuda
祥一 徳田
Keisuke Shibata
圭介 柴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nitto Electric Industrial Co Ltd filed Critical Nitto Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP23178183A priority Critical patent/JPS60123416A/ja
Publication of JPS60123416A publication Critical patent/JPS60123416A/ja
Publication of JPH0152362B2 publication Critical patent/JPH0152362B2/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は経皮吸収性薬物を体内に投与するための薬物投
与部材に関するものであり、詳L (は反膚面に直接貼
付し、局所性疾患又は全箭性疾患の治療を目的と1−て
経皮的に薬物を体内へ投与するための即効性の高い薬物
投与部材に関するものである。
従来、疾患治療を目的と1−た薬物の体内投与方法とし
ては経口による投与、注射による直接投与が主流であっ
たが、肝臓による第一次代謝や、長時間に亘る有効血中
濃度の維持、大量投与による副作用などの問題点から、
近年テープ製剤を皮膚面に詰責することによる薬物の経
皮投与が種々提案されている。これらのテープ製剤を構
成する基財物物と1.では、主に皮膚接着性を有する天
然ゴム系、合成ゴム系、アクリル系の如き高分子物質が
使用されているが、薬理効果や皮膚刺激性、薬物の分解
抑制などの面で末だ満足ゆくものが得られていないのが
現状である。また、これらを解消する目1゛メ1で皮膚
浸透剤、湿潤剤、酸化防止剤の如き添加剤を併用し−C
いるが、皮膚接着性の低下など新たな間領点が生じ、望
ましい結果が得られていない。
更に、他の基材物質と【7て合成ゴムー鉱油などからな
る油性ゲル、アクリル酸ナトリウムやポリビニルアルコ
ールの如き水溶性高分子−水からなる水性ゲルを利用し
たものが&!案されているが、前者のものは初期接着性
は優れるものの、汗分などの吸湿性に劣るため長期の皮
膚接着性が劣り、皮膚への密着性不良のために治療に充
分な薬効を期待し難い。また後者のものは基材物質から
の薬物放出は良好で即効性はあるが、薄膜化]また際の
保型性、皮膚接着性、薬物の溶解・分散性に難があり外
科用テープなどの補助手段での固定が必要であった。
本発明者らは、これらの欠点を解消するために鋭意検討
を重ねた結果、天然ゴム、合成ゴム、アクリル系重合体
などの常温で粘着性を有I7、且つ水不溶性の高分子物
質に特定の水溶性高分子物質と、水と、経文吸収性薬物
を配合した薬物投与部材が、感圧性接着剤としての皮膚
接着性、凝集性、保型性、薬物の分解抑制性(薬物安定
性)と、水溶性高分子物質による水性ゲル様の吸水性、
皮屑湿潤性、薬物放出性、即効性を兼備1.、非常に優
れた密着性によって望ま」−い薬理効果が得られること
を見い出L、本発明に至ったものである。
即ち、本発明は実質的に透湿性を有しない担持体上に、
常温で粘着性を有する薬物含有の感圧性接着剤層を直接
的又は間接的に設けてなる部材において、該感圧性接着
剤層が常温で粘着性を有し且つ水不溶性の高分子物質と
、エチレン性不飽和二車結合を1個有する単量体からな
る水溶性高分子fvA質及び/又は多糖類と、水と、経
皮吸収性薬物を必須成分上1.て構成されていることを
特徴とする薬物投与部材を提供するものである。
本発明に用いられる常温で粘着性を有I2且つ水不溶性
の高分子物質は、本発明の薬物投与部材を疾思治iuの
ために皮膚面へ直接的に貼付適用1.た際、薬物含有の
1圧接着剤層に充分な皮膚接着性と密封包帯効果(いわ
ゆるODT効果)を与え、更に薬物に応じて拡牧移11
flJを望ましい速度で可1止とする基剤であり、例え
ばシリコーンゴム、ポリイソプレンゴム、ポリブテンゴ
ム、スチレン−ブタジェンゴム、スチレン−イソプレン
−スチレンブロック共重合体ゴム、アクリルゴム、天然
ゴムの如きゴム系高分子物質、ポリビニルアルキルエー
テル、酢1俊ビニル系重合体の如きビニル系高分子物質
、(メタ)アクリルぴアルキルエステルを主成分単量体
としたポリ(メタ)アクリレート系高分子物質、ポリア
ミド系高分子物質などが挙げられ、これらは水離溶性で
あってもよい。更にこれらの高分子物質は架橋剤による
薬物の分解を排除する観点から、未架橋タイプのものを
使用することが望ましい。
上記高分子物質のうち、含有する薬物の分解に対する安
定性や薬物投与部材の皮膚接着性を考慮すると、特にポ
リ(メタ)アクリレート系高分子物質が好ましく、高分
子化が可能であり且つ常温で粘着性を付与出来る単量体
と1−で、例えばアクリrし酸エチルエステル、(メタ
)アクリル酸ブチルエステル、(メタ)アクリル酸ペン
チルエステル、(メタ)アクリル酸ヘキシルエステル、
(メタ)アクリル酸へブチルエステル、(メタ)アクリ
ル酸オクチルエステル、(メタ)アクリJ+、/酸ノニ
ルエステル、(メタ)アクリル酸エチルエステル、(メ
タ)アクリル酸ドデシルエステル、(メタ)よく、また
一種又は二種以上併用してもよいものである。また上記
単量体と共重合可能で凝集性及びノ文膚接着性を向上さ
せ、且つ水浴性高分子物質又は多糖類との相溶性を高め
る目的で、(メタ)アクリIL/酸、イタコン酸、マレ
イン酸、無水マレイン酸、クロトン酸、(メタ)アクリ
ル酸2−ヒドロキシエチルエステル、(メタ)アクリル
酸2−ヒドロキシプロヒルエステル、アクリロニトリル
の如き官能性単1社体や、酢酸ビニル、プロピオン酸ビ
ニルの如きビニル系単量体を共重合することも出来る。
前記高分子物質は常温で粘着性を有するものが選ばれる
が、ガラス転移温度は−70〜−10℃好ましくf−j
−55〜−25℃のものを使用することが出来、高分子
物質単独でこれらのガラス転移温度範囲に含捷れないも
のは通常用いられている軟化剤の如き液状Id≦加剤な
どを配合1.でもよい。
また該昌分子物ノCの添加量は薬物含有の感圧性接着剤
層中に6()〜98重量%の範囲になるように調整する
のが望捷1−<、60重量%以下では以下に述べる水溶
性高分子物質又は多糖類との相溶性が悪くなり均一な感
圧性接着剤層が得られ難く、更に適用皮膚面への初期接
着性が劣る傾向を示す。
また98重#C%以上では水溶qr+:正吉什子C吻′
〆q又は多糖類の添加量が少なくなるために1吸水性、
保水性、皮/IIl湿潤性などの効果が期待出来ない恐
れが生じる。
本発明にて…いられるエチレン性不飽相二重結合を1個
有する単量体からなる水溶性高分子物j西及び/又は多
′tJ頌は、薬物含有の感圧性接着剤層に高い水親和性
を付与し、保水能を有するので水を含有1.た本発明の
薬物投与部材を皮1111に貼、erl−た1県に角質
°層の保水量を多くして反Jril湿潤性を高め且つ反
1mW焉性を高める作市をするものであり、例えばポリ
ビニルアルコール、父性ポリビニルアルコ−Iし、ポリ
(メタコアクリル酸、ポリ(メタ)アクリル酸ナトリウ
ム、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルキルエーテ
ル、ビニルメチルエーテル−無水マレイン酸共重合体の
如きエチレン性不飽和二恵結合を1個有する単1一体か
らなる水溶性高分子物質、カルボキシメチルセルロース
、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセ
ルロース、メチルセルロース、テンプン、プルラン、寒
天、デストリンの如き多糖類などを挙げることが出来、
これらは少なくとも一種添加される。また上記水溶性高
分子物質及び/又は多糖類の添加量は、薬物含有の感圧
性接着剤層中に2N40取量悌、好ましくは5〜20重
に%の範囲で添加するのがよく、これらが粉末状などの
固型状態のものは粒径を300μm以下の粉体に粉砕し
たのち、そのまま或いは水やアルコール類の如き浴媒に
溶解1.た溶液状態で添加混合する。
本発明の薬物投与部材に含有させる水は皮膚面に冷感、
清涼感を与えると共に角質層の水分量を増加させ、皮屑
湿潤性を与えて薬物の即効性に寄与するものである。ま
た水性ゲIし様の性情ヲ感圧性接媚削II′4にイ(」
与するために、含有する経皮吸収性薬物の拡M移虻がス
ムースとなり、経皮吸収佐薬hjの良好な放出性にも寄
与するものである。
上記のl」き効果を奏するための水の含有&+1は、水
溶性高分子物質及び/又は多糖類l (l i1重量部
に対して5〜500重量部の範囲、さらに好ま■。
くは50〜3 (10重量部の範囲にするのがよい。
水の含有量が5重量部以下の場合、薬理効果はあるもの
の水の含有による特有の効果、即ち皮膚配置閏性や即効
性に劣ることがあり、また50()重量部以上の場合で
は、感圧性接着剤層の保水fを以上の含有量になること
もあり、水の分離、保型性不良、水不溶性高分子成分と
水溶性高分子物質との相溶性不良などが生じ、目的とす
る効果が得られない恐れが生じる。
本発明において使用される経皮吸収性薬物は、薬物投与
部材を皮IM面上に貼付適用した際に該薬物が経皮的に
体内に吸収されるものであれば特に制限はなく、例えば イ)コルチコステロイド類;例えばノ・イドロノーチゾ
ン、プレドニゾロン、ベクロメタゾンブロビオネート、
フルメタシン、トリアムシノロン、トリアムシノロンア
セトニド、フルオシノロン、フルオシノロンアセトニド
、フルオシノロシアセトニドアセテート、プロピオン酸
クロベタゾールなど、 o )鎮ii丘消炎剤;例えばアセトアミノフェン、メ
フェナム酸、フルフェナム酸、インドメタシン、ジクロ
フェナック、ジクロフ1ナックナトリウム、アルクロフ
ェナック、オキシフェンゲタシン、フェニルブタシン、
インプロ7エン、フルルビプロフェン、サリチル酸、サ
リチル酸メチル、!−メントール、カンファー、スリン
ダック、トルメチンナトリウム、ナプロキセン、フェン
ブフェンなど、 ハ)催眼鎮「fII剤:例えはフエノバルビタール、ア
モハルヒタール、シクロパルビタール、ロラゼパム、ハ
ロペリドールなど、 二)精神安定ハl」:例えはフルフェナジン、テオリタ
ジン、ジアゼパム、フルニトラゼバム、クロルプロマジ
ンなど、 ホ)抗高血圧剤 例えばクロニジン、塩酸クロニジン、
ピンドロール、プロプラノロール、塩酸プロプラノロー
ル、ブフラノール、インデノロール、ブクモロール、ニ
フェジピンナト、 へ)降圧利尿剤:例えばハイドロサイアザイド、ペンF
ロフルナサイアデイド、シクロペンチアサイ ドなど、 ト)抗生物質 例えばペニシリン、テトラサイクリン、
オキシテトラサイクリン、硫酸フラジオマイシン、エリ
スロマイシン、クロラムフエニーJ−ルなど、 チ)麻酔剤;例えばリドカイン、ペンシカイン、アミノ
安息香酸エチルなど、 す)抗菌性物質:例えば塩化ペンザルコニクム、ニトロ
フラゾン、ナイスクチン、アセトスル7アミン、クロト
リマゾールなど、 ヌ)抗真菌物質:例えばペンタマイシン、アムホテリシ
ンB1ピロールニドリン、クロトリマゾールなど、 ル)ビタミン剤:例えばビタミンA、エルゴカルシフェ
ロール、コレカルシフェロール、オクトチアジン、リボ
グラビン酪酸エステルなど、ヲ)抗てんかん剤:例えば
ニトラゼパム、メプロバメート、クロナゼバムなど、 ワ)冠血管拡張剤:例えばニトログリセリン、ニトログ
リコール、インソルビドジナイトレート、エリスリトー
ルテトラナイトレート、ペンタエリスリトールテトラナ
イトレート、プロパチルナイトレートなど、 力)抗ヒスタミン剤:たとえばt=tmジフェンヒドラ
ミン、クロルフェニラミン、シフェニルイミタゾールな
ど、 ヨ)鎮咳IIIJ :例えば/キストロメトルファン、
チルブタミン、エフェドリン、塩酸エフェドリンなど、 り)性ホルモン゛例えばプロゲステロン、エストラジオ
ールなど、 し)抗−剤:例えはドキセピンなど、 ン)その他:例えば5−フルオロクラシル、ジヒドロエ
ルゴタミン、フエンタニール、デスモブレシン、ジゴキ
シン、メトクログラシド、ドンペリド、スコポラミン、
臭化水素酸スコポラミンなど、が挙げられ、これらの薬
物は必要に応じて2種類以上併用することが出来る。上
記薬物の添加惟は目的とする治療及び/又は投与効果に
よって異なるが、常温で粘着性を有12、且つ水不溶性
の高分子物質100重量部に対1−で約(1,O1〜2
 (l 7’、f晴邪の範囲で含有される。
11a記成分からなる薬物含有の感圧性接着剤層を直接
的又は下塗り材料などを介l、て間接的に担持する担持
体としては、例えば各種プラスチックフィルム、紙類、
不織布、織布、金属箔、又はこれらとプラスチックフィ
ルムとのmRフィルムナトが挙げられるが、本発明の薬
物投与部組を皮jイ面に貼着して薬物の経文吸収による
疾患治療を行なうに際I2、適用皮膚面の角質層の保水
量を高め経皮吸収性を向上させるために上記担持体は実
質的に透湿性を有しないものを選択、あるいは組み合わ
せることによっていわゆるODT効果が得られるように
することが必要である。
さらに本発明の薬物投与部材から効率よく薬物を放出さ
せるための経皮吸収補助物質と1−で、例えばプロピレ
ングリコール、ジエチレングリコール、ポリエチレング
リコール、ポリプロピレングリコールの如キグリコール
類、エチルアルコールサリチル酸、尿素、アラントイン
、ジメチルスルホキシド、ジメチルアセトアミド、ジメ
チルホルムアミド、ジイソプロピルアジペート、ジエチ
ルセパケート、エチルラフレート、ラノリン、鉱油、各
種界面活性剤の如き物質を必要に応じて一種傾以上添加
することが出来る。添加量は皮j所接着力及び凝集力と
のバランスを考慮して、水不溶性の高分子物質100重
量部に対I2て()、5〜20重量部の範囲が望ま1.
い。
本発明の薬物投与部材は、まず常温で粘着性を有12且
つ水不溶性の高分子物質の有機溶剤溶液に、水溶性高分
子I!$A質及び/又は多糖類の粉末成因は溶液を攪拌
I−ながら均一に分散するように添加11、さらに水を
添加混合I7て水溶性高分子物質及び/又は多糖類を1
1杉潤させ、次に担持体上に直接塗布するか、F塗り剤
などを介して間接的に塗布し、含有水が出来るだけ飛散
しない程度の温度、例えば4()〜80℃程度の温度に
て有機溶剤を飛散させ製造することが出来る。含有する
水の量を厳密に規制するためには、あらかじめ水だけを
添加せずに薬物投与部材を製造し、しかるのちに感圧性
接着剤層表面に水蒸気又は霧状の水を散布するが、散散
定量ポンプなどを用いて水を塗布したのち、該表面をセ
パレーク−の如き保護材などで被覆して水溶性高分子及
び/又は多糖類を胛潤させることが好ましい。
以上に示jまたように本発明の薬物投与部材は身体の反
11面に直接貼り付けることにより含有する経皮吸収性
薬物を体内へ短時聞で連続的に供給させ、局所性又は全
身性疾患の治療を持続的、且つ有効に行なうことが出来
るという効果を奏する。
特に必須成分であるエチレン性不飽和二重結合を1個有
する単量体からなる水溶性高分子物質及び/又は多糖類
と水は感圧性接着剤層に水性ゲル的特徴、即ち保水性、
吸水性、皮hi湿潤性、薬物放出性、即効性を付与1−
1更に水によって水溶性高分子物質及び/又は多糖類が
啓解又は膨潤1.でいるので該接着剤層が可塑化されて
おり、ffA而に対する密着性が向上1−2優れた薬理
効果を発揮する機能全角与する。また通常のアクリル系
皮膚貼付部材は剥離後、該部材ρ接着面が油成分や垢な
どで汚染されて再貼付は困難であったが、本発Ll14
の薬物投与部材によれは、水性ゲル的性質を有するため
に粘着性が向上12釘貼付が可能であり、含有する薬物
葡無駄なく有効に使用することが出来る。
以下に本うfi IU+の実施例を示1−1更に具体的
に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではな
く、技術的思想を逸脱【−ない範囲において種々の応用
が可能である。なお実施例中で部とあるのは重ktL 
glニを示す。
実施例1 アクリル酸2−エチルヘキシルエステル96部、アクリ
ル酸4部、酢酸エチル42.9部、アゾビスイソブチロ
ニトリル()、2部を不活性ガス雰囲気下において四つ
目フラスコ内に仕込み、内温温度を60〜62′cで撹
拌I7て取合反応を開始させ、反応希釈溶剤の酢酸エチ
ル19(1,4部を滴下して反応を制御しつつ8時間取
合させ、更に75〜80℃に内゛浴温度を昇温しで3時
間熟成1−2重合率99.3130℃における固形分3
0重量俤での溶液粘度230ボイズの高分子物質溶液を
得た。
次に該高分子物質溶液の固形分89部に対1.て0.2
部のプロピオン酸クロペタゾールを添加混合し、充分に
溶解させたのち、粒径5〜10μmに粉砕したポリアク
リル酸ナトリウム4.8部を加え、ホモミキサーにて均
一に分散させ、さらに蒸留水6.2部を添加1.て充分
にポリアクリル酸ナトリウムを1膨潤させたのち、(i
l1μm厚のポリエチレンフィルム上に乾燥後の厚みが
50μmとなるように塗布1〜.50℃+15分聞乾燥
1−て薬物投与祠を得た。
実施例2 トルエン溶液のシリコーン系粘着剤(商品名KRIOI
−1(1、信越化学社製)ノ固形分85部に対して3部
のロラゼパムを溶解させたアセトン#液10部を添加混
合し、充分に溶解させたのち、粒径10〜20μmに粉
砕したポリビニルアルフール(ケン化度98%)12部
を加え、ホモミキサ−にて均一に分散させ、80μηl
厚のポリエチレン/エチレン−酢酸ビニル共重合体の積
層フィルムのエチレン−酊、酸ビニル共重合体側に、乾
燥後の厚みが5()μmとなるように塗布L、80℃で
7分面乾燥【2て常温で粘着性を有する薬物含有の感圧
性接着剤IBMを形成させ、さらに該層面上に49/η
iとなるように水蒸気を散布1−.、直ちに80μtn
 If、のテトラブルオロエチレン重合体フィルムを貼
り外わせて被覆1−で薬物投与部材を得た。
実施例3 スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体ゴム
(イソプレン合は約86重vgチ> 25部、流tdJ
パラフィン40部、ラノリン3都、脂肪族系石油樹脂(
融点l l) (l tE ) 2 (1部をトlレニ
ン/酢酸エチル混合溶剤(風量比1/2 ) 65部に
て充分に溶解、混合!77部子物質溶液を得た。
次に該昌分子物資溶液の固1ヒ分88部にクロニジン5
都k MQ加混合し充分に溶解させたのち、ヒドロキシ
プロピルセルロース7部をAM水15Mに溶解させた水
溶液を添加11、ホモミキサーにて均一に分散させ、5
0μm厚のボリブロビレンフ47L/ム上に乾燥後の厚
みが50μmとなるように塗布し、90℃で7分間乾燥
1.で、さらに微量定量ポンプによって感圧性接着剤層
表面に49/イとなるように水を塗布し、直ちにヤバレ
ーターで被榎1.て薬物投与部材を得た。
比較例1〜3 比較例1〜3は実施例1〜3に対応1.でおり、各実施
例からポリアクリル酸ナトリウム、ポリビニルアルコー
ル、ヒドロキシプロピルセルロース及び水を除いた以外
は各実施例と同様の操作を行ない、水溶性高分子物質又
は多糖類、及び水を含まない薬物投与部材を得た。
各実施例及び比較例にて得られた薬物投与部材の特性結
果を第1表に示1.た。
第 1 表 第1k中の各47i4’1.の測定方法は以下の通りで
ある。
〔水中放出率〕:各試料片(4X4薗角)を3111(
/、)水2 o u ulKfi(l、振盪11.1時
間後、6時1fil 抜に水1 stをサンプリングし
てその薬物の含イー4液を1f−i1速l(を体クロマ
トグラフ−(UV@出)により測′、p+、、初明薬物
含有1−紫10()%とl−だ時の放出小奮求めた。
〔血中1農ILi、J: 8試料片(3備φ)をあらが
じめ際し1.たラットの腹部に貼(jtl、8時間後ラ
ットの血液を抜き収り、ガスクロマドグーラフイー装置
を用いて薬物1の血中濃度を測子1−だ。
〔移行率〕:各試料片(3眞φ)をあらかじめ除毛した
ラットの腹部に貼付し、8時li+後各試料片を除去1
−で残存する薬物量を測定し、初期薬物含有量を100
%と1−だ時の皮膚移行率をめた。
〔再結付性〕:各試料片(4×4−角)を上j屍!19
内側に24時間貼付したのち除去12、再び同じ試料片
を24時IAI貼付1.た時の皮膚への接着状忠を目視
ニて゛l’lJ別11、別号1接i1−でいるものを○
、端末ハガレを生じたり、途中で脱落するものを△、全
く再貼付出来ないものを×と1.た。
@1表から明らかな如く本発明の桑物投与部桐は皮膚接
着性、及び初期の薬物放出性が良好で水中放出率、血中
濃度、移行率のいずれも高いものであるので治療に対【
、て充分な効果を発揮するものである。
特許出願人 日東電気工業株式会社 代表者土方三部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)実質的にifi湿性を有しない担持体上に、常温
    で粘着性を有する薬物含有の感圧性接着剤層を直接的又
    は間接的に設けてなる部材において、該感圧性接着剤層
    が常温で粘着性を有I7且つ水不溶性の高分子物質と、
    エチレン性不飽和二重結合を1個有する単量体からなる
    水溶性高分子物質及び/又は多糖類と、水と、経皮吸収
    性薬物を必須成分と17で構成されていることを特徴と
    する薬物投与部材。
  2. (2)常温で粘着性を有し且つ水不溶性の品分子物質が
    ガラス転移jIi1度−70〜−1()℃を有する未架
    橋物質である特許請求の範囲第1項記載の薬物投与部材
  3. (3)エチレン性不飽和二重結合を1個有する単量体か
    らt[る水m性高分子物質がポリビニルアルコール、変
    性ポリビニルアルコール、ポリ(メタ)アクリlL/e
    、ポリ(メタ)アクリル酸ナトリウム、ポリビニルピロ
    リドン、ポリビニルアルキルエーテル、ビニルメチルエ
    ーテル−無水マレイン酸共重合体の群から選ばれた少な
    くとも一種である特許請求の範囲第1項記載の薬物投与
    部材。
  4. (4)多糖類がセルロースエーテル誘導体、デンプン、
    プルラン、寒天、デキストリンの群から選ばれた少なく
    とも一種である特許請求の範囲第1項記載の薬物投与部
    材。
  5. (5)水の含有環が水溶性高分子物質及び/又は多糖類
    10111重部に対して5〜500重It部である特許
    請求の範囲@1項記載の薬物投与部材。
JP23178183A 1983-12-07 1983-12-07 薬物投与部材 Granted JPS60123416A (ja)

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JP23178183A JPS60123416A (ja) 1983-12-07 1983-12-07 薬物投与部材

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