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JPS6010209Y2 - 自動二輪車における内燃機関の排ガス浄化装置の支持装置 - Google Patents

自動二輪車における内燃機関の排ガス浄化装置の支持装置

Info

Publication number
JPS6010209Y2
JPS6010209Y2 JP11647980U JP11647980U JPS6010209Y2 JP S6010209 Y2 JPS6010209 Y2 JP S6010209Y2 JP 11647980 U JP11647980 U JP 11647980U JP 11647980 U JP11647980 U JP 11647980U JP S6010209 Y2 JPS6010209 Y2 JP S6010209Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
secondary air
motorcycle
exhaust gas
exhaust
gas purification
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP11647980U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5739823U (ja
Inventor
淳示 大谷
保男 池ノ谷
調 岩下
Original Assignee
本田技研工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 本田技研工業株式会社 filed Critical 本田技研工業株式会社
Priority to JP11647980U priority Critical patent/JPS6010209Y2/ja
Publication of JPS5739823U publication Critical patent/JPS5739823U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6010209Y2 publication Critical patent/JPS6010209Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Exhaust Gas After Treatment (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動二輪車において、内燃機関の排気ポートに
連なる排気系に排ガス浄化用二次空気を供給する装置の
支持装置に関するものである。
自動二輪車において走行用内燃機関の排気系に二次空気
を供給し、そこを流れる排ガス中の未燃成分の燃焼を促
進するようにした排ガス浄化装置として、排気系に連通
される二次空気供給管の途中に、その排気系内に生じる
排気脈動圧に応動して開弁じその排気系に二次空気を供
給し得る二次空気供給装置を介装したものが既に知られ
ている。
本考案はこの二次空気供給装置を、自動二輪車の車体フ
レームに緩衝的に懸吊される、既設バッテリボックスを
利用して、自動二輪車の死空間に他物と干渉することが
なく緩衝支持できるようにした、自動二輪車における内
燃機関の排ガス浄化装置を提供することを目的とし、そ
の特徴は、燃料タンクおよびシートの下方において、前
・後車輪間に形成される空間に、車体フレームに搭載さ
れる機関本体を収容配置してなる自動二輪車において、
前記空間内の機関本体後方に、前記車体フレームに緩衝
的に懸吊されるバッテリボックスを収容配置し、このバ
ッテリボックスの下方に、前記機関本体の排気ポートに
連なる排気系に排ガス浄化用の二次空気を供給するため
の二次空気供給装置を配置すると共に、その二次空気供
給装置を前記バッテリボックスに支持したことにある。
以下、図面により本考案の1実施例について説明すると
、全体を符号■で示される自動二輪車の車体フレームF
の上部に設けられる燃料タンクTおよびシートSと、そ
の前・後部に設けられる前・後車輪Wf、 Wrとによ
って囲まれる空間部Cにおいて、車体フレームFには、
6気筒の機関本体1が搭載され、この機関本体1は、そ
の後面に吸気ポート2が、またその前面に排気ポート3
が開口され、吸気ポート2には、キャブレタ4が接続さ
れ、さらにそのキャブレタ4にはエアクリーナ5が接続
され、それらは前記空間C内を後方にのびている。
また前記排気ポート3には、車体フレームFの左右にそ
れぞれ3本の排気管6の基端が接続され、それらの排気
管6は、前記空間C内において、機関本体1の前面に沿
って下方にのび、さらにその底面に沿って後方にのびて
排気集合接続管7の前端に接続される。
排気集合接続管7の後端には後車輪Wrの側方に配設さ
れるマフラー8が接続され、このマフラー8の途中に、
触媒コンバータ9が介装される。
また前記空間C内において、機関本体1の後方には、第
3図に明瞭に示すようにバッテリBを収容したバッテリ
ボックス10の上端が弾性部材11.12を介して懸吊
されており、そのバッテリボックス10の前面中間部に
突設した係止片13はエアクリーナ5の後面に形成した
支持溝14に弾性片15を介して係止させ、またバッテ
リボックス10の後面中間部に突設した支持片16は、
後車輪Wrを覆うリヤフェンダ18の前面に設けた弾性
片19によって保持される。
また前記バッテリボックス10の下方に形成される死空
間には、前記排気管6に二次空気を供給するための二次
空気供給装置Aが収容され、該装置Aは、バッテリボッ
クス10の底面に吊設した取付片10′に取付ボルト1
7によって固着されている。
この二次空気供給装置Aのケーシング20に開口した流
入口21には二次空気導入管22の下端が接続され、該
管22の上端は、前記エアクリーナ5の清浄空気室に接
続されている。
また前記ケーシング20に開口した二つの流出口23に
は、それぞれ二次空気分配管24の上端が接続され、こ
れらの分配管24の下端は前記排気集合接続管7直前の
排気管6に接続される。
次に前記二次空気供給装置Aの具体的な構造を主に第4
図を参照して説明すると、該装置Aのケーシングには、
二つのリード弁25がその左右に対称的に設けられ、各
リード弁25はそのケーシング20内を、中央部の上流
室26と、その左右一対の下流室27とに区画しており
、上流室26には前記二次空気導入管22の接続される
流入口21が開口され、また各下流室27に前記二次空
気分配管24の接続される流出口23が開口されている
各リード弁25は、その弁本体28が断面コ字状の弾性
パツキン材29を介してケーシング20内に気密に支持
され、その弁本体28には弁孔30が穿設され、この弁
孔30を介して上流室26と下流室27とが連通されて
いる。
リード弁本体28の、前記下流室27に対面する一面に
は、リード座面31が形成され、このリード座面31に
、弁孔30を閉じるようにリード32が重合され、さら
にその上にこのリード32の開度を制限するリードスト
ッパ33が重合され、それらリード32およびリードス
トッパ33の基端は弁本体28に止めねじ34によって
一体に止着される。
いま機関が運転されると、排気管6内の排気脈動圧が二
次空気分配管24を通ってリード弁装置Aに達し、リー
ド弁25を開弁するとともにその排気脈動圧によってエ
アクリーナ5内の清浄空気の一部は、排ガス浄化用二次
空気として二次空気導入管22を通ってケーシング20
内の上流室26に導入され1、さらに弁孔30を通って
ケーシング20の左右の下流室27内に分流され、そこ
より2本の二次空気分配管24に分配されて排気管6に
導入される。
各排気管6内の導入二次空気は排ガス内に混入し、排ガ
ス中に混在するHC。
CO等の未燃有害成分を酸化させる。
さらに二次空気の混入した排ガスはマフラー8内に入っ
てそこに内蔵される触媒コンバータ9の反応を促進し、
その中の未燃有害成分を最終的に反応浄化した後、大気
に放出される。
ところで一般にバッテリBは、その構造上振動に弱く他
の自動二輪車の部品中、その取付には最も注意を払う部
品であって、バッテリBを収容するバッテリボックス1
0は前述のように車体フレームFに弾性部材11.12
を介して懸吊され、また他の部品この実施例ではエアク
リーナ5、リヤフェンダ18との接触部にも弾性片15
.19が介装され、車体フレームFからの振動、衝撃が
伝わりに<<シであるが、本考案はこのように緩衝支持
されるバッテリボックス10に、その下方の死空間に収
容配置される二次空気供給装置Aを支持することにより
、該装置Aもまた車体フレームFに緩衝的に支持され、
車体フレームFからの振動、衝撃が伝わりにくい。
以上のように本考案によれば、燃料タンクTおよびシー
トSの下方において、前・後車輪Wf。
Wr間に形成される空間Cに車体フレームFに搭載され
る機関本体1を収容配置し、その空間Cの機関本体1後
力に、車体フレームFに緩衝的に懸吊されるバッテリボ
ックス10を収容配置し、このボックス10の下方に、
機関本体1の排気ポートに連なる排気系に排ガス浄化用
の二次空気を供給するための二次空気供給装置Aを配置
すると共に、その二次空気供給装置Aを前記バッテリボ
ックス10に支持したので、該装置Aは機関本体1、後
車軸Wr、シートS等によって前、後、上方を囲まれて
保護され、他物と干渉することがなく、シかも車体フレ
ームFに対してバッテリボックス支持用の緩衝部材を利
用して支持されることとなり、車体フレームFからの振
動、衝撃が伝わりにくく全体として二次空気装置Aの損
傷、破損が防止されその寿命延長を図ることができる。
また二次空気装置A専用の緩衝部材を必要としないので
部品点数を少なくして構造の簡素化が図れる。
さらにバッテリボックス10の下方の死空間に二次空気
供給装置Aが配置されることにより、他の部品のレイア
ウトに何らの制約を与えることもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置を装備した自動二輪車の側面図、第
2図はその自動二輪車の排気系の平面図、第3図は第1
図の一部縦断拡大図、第4図は、第3図IV−IV線横
断面図である。 A・・・・・・二次空気供給装置、C・・・・・・空間
、F・・・・・・車体フレーム、S・・・・・・シート
、T・・・・・・燃料タンク、Wf、 Wr・・・・・
・前・後車輪、1・・・・・・機関本体、10・・・・
・・バッテリボックス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 燃料タンクTおよびシートSの下方において、前・後車
    輪Wf、 Wr間に形成される空間Cに、車体フレーム
    Fに搭載される機関本体1を収容配置してなる自動二輪
    車において、前記空間C内の機関本体1後方に、前記車
    体フレームFに緩衝的に懸吊されるバッテリボックス1
    0を収容配置し、このバッテリボックス10の下方に、
    前記機関本体1の排気ポートに連なる排気系に排ガス浄
    化用の二次空気を供給するための二次空気供給装置Aを
    配置すると共に、その二次空気供給装置Aを前記バッテ
    リボックス10に支持してなる、自動二輪車における内
    燃機関の排ガス浄化装置の支持装置。
JP11647980U 1980-08-18 1980-08-18 自動二輪車における内燃機関の排ガス浄化装置の支持装置 Expired JPS6010209Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP11647980U JPS6010209Y2 (ja) 1980-08-18 1980-08-18 自動二輪車における内燃機関の排ガス浄化装置の支持装置

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JP11647980U JPS6010209Y2 (ja) 1980-08-18 1980-08-18 自動二輪車における内燃機関の排ガス浄化装置の支持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5739823U JPS5739823U (ja) 1982-03-03
JPS6010209Y2 true JPS6010209Y2 (ja) 1985-04-08

Family

ID=29477325

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11647980U Expired JPS6010209Y2 (ja) 1980-08-18 1980-08-18 自動二輪車における内燃機関の排ガス浄化装置の支持装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20210301772A1 (en) * 2020-03-27 2021-09-30 Suzuki Motor Corporation Straddle-type vehicle

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20210301772A1 (en) * 2020-03-27 2021-09-30 Suzuki Motor Corporation Straddle-type vehicle
US11549472B2 (en) * 2020-03-27 2023-01-10 Suzuki Motor Corporation Straddle-type vehicle

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