JPS599209Y2 - プログラム電気シヤツタ−の露光量補償機構 - Google Patents
プログラム電気シヤツタ−の露光量補償機構Info
- Publication number
- JPS599209Y2 JPS599209Y2 JP1974075874U JP7587474U JPS599209Y2 JP S599209 Y2 JPS599209 Y2 JP S599209Y2 JP 1974075874 U JP1974075874 U JP 1974075874U JP 7587474 U JP7587474 U JP 7587474U JP S599209 Y2 JPS599209 Y2 JP S599209Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shutter
- light
- lever
- exposure
- blade
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Exposure Control For Cameras (AREA)
- Shutters For Cameras (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、プログラム式電気シャッターにおいてシャッ
ター羽根閉じ動作の遅れにより生ずる露出オーバーを是
正して常に適正な露出を行わしめるシャッターの補償機
構に関する。
ター羽根閉じ動作の遅れにより生ずる露出オーバーを是
正して常に適正な露出を行わしめるシャッターの補償機
構に関する。
光電素子を使用し、被写体からの反射光を入力として適
正露出に対応する光量に達した時点の信号によって電気
シャッターの羽根を閉じるようにした回路を有するプロ
グラム式電気シャッターは既に多くのものが実用化され
ている。
正露出に対応する光量に達した時点の信号によって電気
シャッターの羽根を閉じるようにした回路を有するプロ
グラム式電気シャッターは既に多くのものが実用化され
ている。
斯種シャッターの内、絞り羽根とシャッター羽根を兼用
する、いわゆる三角波形単一プログラムシャッターにお
いてγ1中1の充電素子を用い、レンズを通過する光量
と光電素子の出力電流の時間に対する積分値を対応させ
ようとする形式のプログラムシャッターも既に公知のも
のとして在るが、受光絞りが開口し始める時期とシャッ
ター羽根が開口し始める位置とを一致させて各々の開口
径変化を連動させる従来の方式では、適正量露光の後、
シャッターを閉じさせる電気的なトリガー信号が出ても
、シャッターの開閉を制御するレバーの機械的作動遅れ
と、該レバーを保持するソレノイドの巻き線の電気的作
用(即ちOFFになる時の逆起電圧発生作用)による消
磁の遅れ等の為に、露出時間及びシャッター間口径がシ
ャッターを閉じさせる信号が出た時点後通常数ミリセカ
ンドに渡って大きくなり、被写界照度とシャッター露出
量の1対1の対応性が崩れて露出オーバーになっていた
。
する、いわゆる三角波形単一プログラムシャッターにお
いてγ1中1の充電素子を用い、レンズを通過する光量
と光電素子の出力電流の時間に対する積分値を対応させ
ようとする形式のプログラムシャッターも既に公知のも
のとして在るが、受光絞りが開口し始める時期とシャッ
ター羽根が開口し始める位置とを一致させて各々の開口
径変化を連動させる従来の方式では、適正量露光の後、
シャッターを閉じさせる電気的なトリガー信号が出ても
、シャッターの開閉を制御するレバーの機械的作動遅れ
と、該レバーを保持するソレノイドの巻き線の電気的作
用(即ちOFFになる時の逆起電圧発生作用)による消
磁の遅れ等の為に、露出時間及びシャッター間口径がシ
ャッターを閉じさせる信号が出た時点後通常数ミリセカ
ンドに渡って大きくなり、被写界照度とシャッター露出
量の1対1の対応性が崩れて露出オーバーになっていた
。
この関係を示したものが第1,2図で図は横軸に時間を
、縦軸に各々、受光絞りとシャッターの開口径を取り(
便宜上両者を1対1の対応で示す)A点B点、C点は各
々被写界照度の高い点、中程度の点、低い点において適
正露光量に達した場合の代表点を例示したものである。
、縦軸に各々、受光絞りとシャッターの開口径を取り(
便宜上両者を1対1の対応で示す)A点B点、C点は各
々被写界照度の高い点、中程度の点、低い点において適
正露光量に達した場合の代表点を例示したものである。
前述した諸原因によるシャッターの閉じ動作の遅れを図
示するごとくΔtとすると、例えばA点においてシャッ
ターによる露光量は受光絞りの露光量と対応する△OA
aの面積で表わされる量にはならず、△OA’a’の面
積で表わされる量になる。
示するごとくΔtとすると、例えばA点においてシャッ
ターによる露光量は受光絞りの露光量と対応する△OA
aの面積で表わされる量にはならず、△OA’a’の面
積で表わされる量になる。
図より明らかなように特に被写界照度が高く露光時間が
短い場合に、受光絞りの露光量と、シャッターの露光量
の対応は著しく崩れ、露出オーバーがひどくなって撮影
に支障をきたすことになる。
短い場合に、受光絞りの露光量と、シャッターの露光量
の対応は著しく崩れ、露出オーバーがひどくなって撮影
に支障をきたすことになる。
一方、斯種三角波形単一プログラムシャッターで受光絞
りが全閉状態から作動し始めるものは通常の電気シャッ
ターで行なわれているように遅れ時間分を前もってシャ
ッター開口開始に先行して光電素子を含む回路の電気的
接点を用いて補正することができなかった。
りが全閉状態から作動し始めるものは通常の電気シャッ
ターで行なわれているように遅れ時間分を前もってシャ
ッター開口開始に先行して光電素子を含む回路の電気的
接点を用いて補正することができなかった。
本考案は如上に鑑み、受光絞りの全閉状態からの開口動
作開始時期とシャッターの全閉状態からの開口動作開始
時期とに時間的な位相差を持たせることによって、シャ
ッター開口に先行して受光紋りを制御し、シャッターが
開口し始める迄の時間をシャッターの閉じ作動の遅れ時
間分と同じ長さに調整し、適正露出を行わしめようとす
るものである。
作開始時期とシャッターの全閉状態からの開口動作開始
時期とに時間的な位相差を持たせることによって、シャ
ッター開口に先行して受光紋りを制御し、シャッターが
開口し始める迄の時間をシャッターの閉じ作動の遅れ時
間分と同じ長さに調整し、適正露出を行わしめようとす
るものである。
この関係を前記にならって第3,4図によって説明する
と、たとえば受光絞りをシャッター開口開始にシャッタ
ーの前述した閉じ動作遅れ時間Δt分だけ先行させてや
ることにより、例えばA点において閉じ信号が出た場合
におけるシャッターの露光量は△A’Oa’で示される
量となるから受光絞りの受光量△AO’aとほぼ等しく
なり、前述の受光絞りとシャッターを同時にスタートさ
せる方式に比べて著しく適正露光に近づくことになる。
と、たとえば受光絞りをシャッター開口開始にシャッタ
ーの前述した閉じ動作遅れ時間Δt分だけ先行させてや
ることにより、例えばA点において閉じ信号が出た場合
におけるシャッターの露光量は△A’Oa’で示される
量となるから受光絞りの受光量△AO’aとほぼ等しく
なり、前述の受光絞りとシャッターを同時にスタートさ
せる方式に比べて著しく適正露光に近づくことになる。
以下第5,6図に基いて本考案を説明する。
第5図は本考案の一実施例であるプログラムシャッター
のシャッターチャージ前の状態における要部正面図、第
6図は受光絞りを装架するリングの部分拡大図である。
のシャッターチャージ前の状態における要部正面図、第
6図は受光絞りを装架するリングの部分拡大図である。
1は2枚一組の内の1枚を示した絞り羽根兼用のシャツ
タ羽根で、後述のシャッター羽根リング7上に枢支され
、被操作長溝(図示せず)が後述する羽根作動レバー1
1のピン(図示せず)により操作されるようになってい
る。
タ羽根で、後述のシャッター羽根リング7上に枢支され
、被操作長溝(図示せず)が後述する羽根作動レバー1
1のピン(図示せず)により操作されるようになってい
る。
2はCdS等の光電素子である。
3はソレノイドで、シャッターチャージ状態に於いて例
えばレリーズボタンの押込と同時に励磁され、充電素子
2が被写界光を適切量受光した時、図示していない周知
の露光制御回路の出力の反転信号により消磁せしぬられ
る。
えばレリーズボタンの押込と同時に励磁され、充電素子
2が被写界光を適切量受光した時、図示していない周知
の露光制御回路の出力の反転信号により消磁せしぬられ
る。
4は図示していないバネにより左旋性が与えられて枢支
されたトリガーレバーで、鉤部4aを形威し、ソレノイ
ド3が励磁されたとき吸引されて習性に抗して右旋し、
また消磁されると習性により左旋復帰する。
されたトリガーレバーで、鉤部4aを形威し、ソレノイ
ド3が励磁されたとき吸引されて習性に抗して右旋し、
また消磁されると習性により左旋復帰する。
5はバネ5aにより左旋性が与えられて枢支されたメイ
ンレバーで、左旋している状態で光軸を中心とした円弧
状のカム面5bを形或し、また、右旋したときのトリガ
ーレバー4の鉤部4aにより左旋復帰が抑止されるピン
5Cを植設し、更に、曲げ5dを形威している。
ンレバーで、左旋している状態で光軸を中心とした円弧
状のカム面5bを形或し、また、右旋したときのトリガ
ーレバー4の鉤部4aにより左旋復帰が抑止されるピン
5Cを植設し、更に、曲げ5dを形威している。
6は図示していないバネにより右旋性が与えられて枢支
されたチャージレバーで、腕部6a,6bを形成してお
り、そして図示していない巻上げレバーにより習性に抗
して左旋させられるようになっており、その左旋のチャ
ージ状態が図示していないロック部材によりロックされ
るようになっている。
されたチャージレバーで、腕部6a,6bを形成してお
り、そして図示していない巻上げレバーにより習性に抗
して左旋させられるようになっており、その左旋のチャ
ージ状態が図示していないロック部材によりロックされ
るようになっている。
また、該チャージレバー6の腕部6bは、その左旋の最
終位置の少し手前から曲げ5dを押動してメインレバー
5を習性に抗して右旋させる。
終位置の少し手前から曲げ5dを押動してメインレバー
5を習性に抗して右旋させる。
そして、この右旋が行われると、メインレバー5のピン
5Cは、トリガーレバー4の鉤部4aに抑止され得る位
置へ変位する。
5Cは、トリガーレバー4の鉤部4aに抑止され得る位
置へ変位する。
7は光軸を中心にして回動自在に配置されたシャッター
羽根リングで、シャツタ羽根1を枢支し、また、腕部7
aを形威していると共に、該腕部7a上にピン7bを植
設している。
羽根リングで、シャツタ羽根1を枢支し、また、腕部7
aを形威していると共に、該腕部7a上にピン7bを植
設している。
8は光軸を中心にして回動自在に配置されたリングで、
充電素子2の上を走行する走行路にそって穿たれた長弧
孔8aを形戊し、またピン7bを嵌合させる丸孔を形威
していて、シャッター羽根リング7と一体的に回動する
ようにされている。
充電素子2の上を走行する走行路にそって穿たれた長弧
孔8aを形戊し、またピン7bを嵌合させる丸孔を形威
していて、シャッター羽根リング7と一体的に回動する
ようにされている。
9は受光絞り板で、シャッター羽根1による開き口径と
対応する受光絞り孔9aと、長孔9b(2ケ所)とを形
威し、該長孔9bとネジ10(2ケ所)とによりリング
8の適切位置へ組付けられるようになっている。
対応する受光絞り孔9aと、長孔9b(2ケ所)とを形
威し、該長孔9bとネジ10(2ケ所)とによりリング
8の適切位置へ組付けられるようになっている。
11は図示していないバネにより右旋性が与えられ、支
軸11 bによりシャッター羽根リング7上に枢支され
た羽根作動レバーで、習性によりメインレバー5のカム
面5bに係接するピン11 aを植設し、また、図示し
ていないピンがシャツタ羽根1の被操作長溝(図示せず
)に嵌合して該シャツタ羽根1を操作するようになって
いる。
軸11 bによりシャッター羽根リング7上に枢支され
た羽根作動レバーで、習性によりメインレバー5のカム
面5bに係接するピン11 aを植設し、また、図示し
ていないピンがシャツタ羽根1の被操作長溝(図示せず
)に嵌合して該シャツタ羽根1を操作するようになって
いる。
12はギヤ列、ガンキ、アンクルからなるガバナーで、
部材(扇形ギヤ)12aに図示していないバネにより左
旋性が与えられており、また、ギヤ列中の一つのギヤが
シャッター羽根リング7の円周部の一部に形威されたギ
ヤ部と噛合していて、例えば、部材12aが右旋すると
きシャッター羽根リング7が右旋する関係が持たされて
いる。
部材(扇形ギヤ)12aに図示していないバネにより左
旋性が与えられており、また、ギヤ列中の一つのギヤが
シャッター羽根リング7の円周部の一部に形威されたギ
ヤ部と噛合していて、例えば、部材12aが右旋すると
きシャッター羽根リング7が右旋する関係が持たされて
いる。
また、部材12aは曲げ12a′を形或していて、チャ
ージレバー6の右旋に伴い、その初期から曲げ12a′
が腕部6aに押されて習性に抗し右旋させられるように
なっている。
ージレバー6の右旋に伴い、その初期から曲げ12a′
が腕部6aに押されて習性に抗し右旋させられるように
なっている。
今、第5図の状態にあるシャッターのチャージを行う
(図示していない巻上レバーを操作する)と、チャージ
レバー6が左旋し、先ず腕部6aにより曲げ12a′を
押して部材12 aを習性に抗して右旋させることによ
りシャッター羽根リング7が右旋し、リング8及び受光
絞り板9も同方向へ回動する。
(図示していない巻上レバーを操作する)と、チャージ
レバー6が左旋し、先ず腕部6aにより曲げ12a′を
押して部材12 aを習性に抗して右旋させることによ
りシャッター羽根リング7が右旋し、リング8及び受光
絞り板9も同方向へ回動する。
また、メインレバー5はまだ図示位置に留まっていて、
カム面5bが光軸を中心とした円弧の状態を保っている
ので、羽根作動レバー11はシャッター羽根リング7に
対し同じ姿勢を保ってシャッター羽根1を閉じさせたよ
)ピン11 aがカム面5bに摺接した状態で右方へ移
動する。
カム面5bが光軸を中心とした円弧の状態を保っている
ので、羽根作動レバー11はシャッター羽根リング7に
対し同じ姿勢を保ってシャッター羽根1を閉じさせたよ
)ピン11 aがカム面5bに摺接した状態で右方へ移
動する。
シャッターチャージの終り近く(即ちピン11 aがメ
インレバー5の枢軸の近傍まで移動した頃)で腕部6b
が曲げ5dを押すので、メインレバー5は習性に抗して
右旋させられ、ピン5Cがトリガーレバー4の鉤部4a
に抑止され得る位置に変位すると共に、カム面5bの先
端側が光軸から遠ざかる。
インレバー5の枢軸の近傍まで移動した頃)で腕部6b
が曲げ5dを押すので、メインレバー5は習性に抗して
右旋させられ、ピン5Cがトリガーレバー4の鉤部4a
に抑止され得る位置に変位すると共に、カム面5bの先
端側が光軸から遠ざかる。
メインレバー5の右旋に伴なうカム面5bの姿勢変化に
よりそれに追従して羽根作動レバー11は習性により右
旋するが、ピン11 aのカム面5bに対する対向する
位置はメインレバー5の枢軸近傍であるので、その右旋
は僅かで、シャッター羽根1を開かせるまでには到らな
い。
よりそれに追従して羽根作動レバー11は習性により右
旋するが、ピン11 aのカム面5bに対する対向する
位置はメインレバー5の枢軸近傍であるので、その右旋
は僅かで、シャッター羽根1を開かせるまでには到らな
い。
そして、チャージレバー6は、その左旋の終点位置で、
図示していないロック部材によりロックされる。
図示していないロック部材によりロックされる。
その後、図示していないレリーズボタンを押すと、その
初期にソレノイド3が励磁されるので、トリガーレバー
4は習性に抗して吸引されて、鉤部4aがピン5Cの復
帰軌跡へ侵入する。
初期にソレノイド3が励磁されるので、トリガーレバー
4は習性に抗して吸引されて、鉤部4aがピン5Cの復
帰軌跡へ侵入する。
一方、レリーズボタンの押込みによりチャージレバー6
のロックが解除されるので、該レハー6は習性により右
旋して、腕部6bによる曲げ5dへの押圧と、腕部6a
による曲げ12a′への押圧とを解除する。
のロックが解除されるので、該レハー6は習性により右
旋して、腕部6bによる曲げ5dへの押圧と、腕部6a
による曲げ12a′への押圧とを解除する。
この結果、メインレバー5は習性により左旋しようとす
るが、ピン5Cがトリガーレバー4の鉤部4aに抑止さ
れるので、この時点では殆んど左旋しない。
るが、ピン5Cがトリガーレバー4の鉤部4aに抑止さ
れるので、この時点では殆んど左旋しない。
一方、押圧が解除されたガバナー12における部材12
aが習性により定速で左旋を開始するので、それに連
動してシャッター羽根リング7も左旋を開始する。
aが習性により定速で左旋を開始するので、それに連
動してシャッター羽根リング7も左旋を開始する。
このとき、該リング7上に枢支されている羽根作動レバ
ー11は、メインレバー5が右旋していてカム面5bの
先端側が光軸から遠ざかった状態にあるので、リング7
と共に左方へ移動する際、習性によりピン11 aがカ
ム面5bに対する係接関係を保つように右旋揺動する動
作が加わるので、シャッター羽根11は次第に開いて行
く。
ー11は、メインレバー5が右旋していてカム面5bの
先端側が光軸から遠ざかった状態にあるので、リング7
と共に左方へ移動する際、習性によりピン11 aがカ
ム面5bに対する係接関係を保つように右旋揺動する動
作が加わるので、シャッター羽根11は次第に開いて行
く。
一方リング8の上にねし止めされた受光絞り板9は、シ
ャッター羽根1の開口よりわずかの時間、即ち前述した
シャッターの閉じ作動の遅れ時間分(第2〜4図のΔt
)だけ早く、光電素子2上に達し、絞り口径の大きい方
へ順次回動してゆく。
ャッター羽根1の開口よりわずかの時間、即ち前述した
シャッターの閉じ作動の遅れ時間分(第2〜4図のΔt
)だけ早く、光電素子2上に達し、絞り口径の大きい方
へ順次回動してゆく。
光電素子2が適切量の受光をし、前記露光制御回路のコ
ンデンサーに一定量以上の電荷が蓄積された瞬間該回路
の初段のトランジスタの反転信号でソレノイド3は消磁
される。
ンデンサーに一定量以上の電荷が蓄積された瞬間該回路
の初段のトランジスタの反転信号でソレノイド3は消磁
される。
該ソレノイドが消磁すると図示されていないバネの復元
力によって、トリガレバー4が左旋して鉤部4aによる
ピン5Cの抑止を解除するので、メインレバー5は習性
により左旋してそのカム面5bでピン11 aを押して
羽根作動レバー11を支軸11 bを中心に左旋させて
シャッター羽根1を閉じさせる。
力によって、トリガレバー4が左旋して鉤部4aによる
ピン5Cの抑止を解除するので、メインレバー5は習性
により左旋してそのカム面5bでピン11 aを押して
羽根作動レバー11を支軸11 bを中心に左旋させて
シャッター羽根1を閉じさせる。
以上のような過程を経てシャッター羽根1は前記コンデ
ンサーを含む回路から初段トランジスタの反転信号が出
た時点後Δtの間開き続けて受光絞りの受光量に対応す
る点に達した後急速に閉じるため、シャッターは第3,
4図に示し、前に説明したような露光を行なうことにな
る。
ンサーを含む回路から初段トランジスタの反転信号が出
た時点後Δtの間開き続けて受光絞りの受光量に対応す
る点に達した後急速に閉じるため、シャッターは第3,
4図に示し、前に説明したような露光を行なうことにな
る。
上記の実施例に於ては従来の露光制御回路におけるトリ
ガースイッチ(遅延時間制御開始用スイッチ)の役目を
、受光絞りによる充電素子への受光開始信号で代えるこ
とが可能である。
ガースイッチ(遅延時間制御開始用スイッチ)の役目を
、受光絞りによる充電素子への受光開始信号で代えるこ
とが可能である。
また、上述の実施例では、シャッター羽根の開閉が回動
往復式のものであるが、本考案は、直線往復式のものに
も適用できるものである。
往復式のものであるが、本考案は、直線往復式のものに
も適用できるものである。
以上説明したごとく、本考案は絞り羽根とシャッター羽
根を兼用するいわゆる三角波形単一プログラム電気シャ
ッターにおいて、シャッター羽根系部材に受光絞り部材
を調節可能に取付け、充電素子を含む露光制御回路によ
るシャッター閉じ信号が出てから実際にシャッター羽根
が閉じ始めるまでの時間の遅れ、即ち初めシャツタ羽根
が開いてゆくのを保持する部材間の機械運動、及びソレ
ノイドの巻線の電気的作用によるソレノイド消磁の遅れ
等を原因とした遅れが常に一定であることを利用し、前
記の一定の遅れ時間分だけ、受光絞り部材による開口動
作開始時期を、シャッターの開口動作開始に先行させる
ようにして、露出オーバーを補正し適正な露出を可能に
したものである。
根を兼用するいわゆる三角波形単一プログラム電気シャ
ッターにおいて、シャッター羽根系部材に受光絞り部材
を調節可能に取付け、充電素子を含む露光制御回路によ
るシャッター閉じ信号が出てから実際にシャッター羽根
が閉じ始めるまでの時間の遅れ、即ち初めシャツタ羽根
が開いてゆくのを保持する部材間の機械運動、及びソレ
ノイドの巻線の電気的作用によるソレノイド消磁の遅れ
等を原因とした遅れが常に一定であることを利用し、前
記の一定の遅れ時間分だけ、受光絞り部材による開口動
作開始時期を、シャッターの開口動作開始に先行させる
ようにして、露出オーバーを補正し適正な露出を可能に
したものである。
第1,2図は従来の三角波形単一プログラムシヤツター
の露光特性を示した線図、第3,4図は本考案による三
角波形単一プログラムシャッターの露光特性を示した線
図である。 第5図は本考案実施例のシャッターチャージ前における
正面図、第6図は第5図中のリング8の部分拡大図であ
る。 1・・・シャッター羽根、2・・・光電素子、3・・・
ソレノイド、4・・・トリガーレバー、5・・・メイン
レバー6・・・チャージレバー、7・・・シャッター羽
根リング、8・・・リング、9・・・受光絞り板、11
・・・羽根作動レバー、12・・・ガバナー
の露光特性を示した線図、第3,4図は本考案による三
角波形単一プログラムシャッターの露光特性を示した線
図である。 第5図は本考案実施例のシャッターチャージ前における
正面図、第6図は第5図中のリング8の部分拡大図であ
る。 1・・・シャッター羽根、2・・・光電素子、3・・・
ソレノイド、4・・・トリガーレバー、5・・・メイン
レバー6・・・チャージレバー、7・・・シャッター羽
根リング、8・・・リング、9・・・受光絞り板、11
・・・羽根作動レバー、12・・・ガバナー
Claims (1)
- シャッター羽根と受光絞りとを連動させて開閉させる三
角波形単一プログラム電気シャッターにおいて、シャッ
ター羽根と同じ動きをする部材に対し、その運動方向に
おける相対位置を調節できるように受光絞りを取付け、
受光絞りの開口動作開始時期を、シャッター羽根の開口
動作開始時期に対して、露光制御回路によるシャッター
の閉じ信号の発生時点からシャッター羽根が実際に閉じ
動作を開始するまでの遅れ時間に相当する分だけ先行さ
せるようにしたことを特徴とするプログラム電気シャッ
ターの露光量補償機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1974075874U JPS599209Y2 (ja) | 1974-06-27 | 1974-06-27 | プログラム電気シヤツタ−の露光量補償機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1974075874U JPS599209Y2 (ja) | 1974-06-27 | 1974-06-27 | プログラム電気シヤツタ−の露光量補償機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS514339U JPS514339U (ja) | 1976-01-13 |
JPS599209Y2 true JPS599209Y2 (ja) | 1984-03-23 |
Family
ID=28249369
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1974075874U Expired JPS599209Y2 (ja) | 1974-06-27 | 1974-06-27 | プログラム電気シヤツタ−の露光量補償機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS599209Y2 (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50138631U (ja) * | 1974-04-30 | 1975-11-14 | ||
JPS5218220A (en) * | 1975-08-02 | 1977-02-10 | Sanden Corp | Oil feeding pipe with joint |
JPS54120719U (ja) * | 1978-02-13 | 1979-08-23 | ||
JPS5635978U (ja) * | 1979-08-30 | 1981-04-07 | ||
JPS5697686U (ja) * | 1979-12-25 | 1981-08-03 | ||
DE3101558C2 (de) * | 1981-01-20 | 1983-12-01 | U.I. Lapp Kg, 7000 Stuttgart | Vorrichtung zum Halten von Kabeln, Leitungen, Schläuchen oder dergleichen Gegenständen |
JPS5984434A (ja) * | 1982-11-05 | 1984-05-16 | Fujitsu Ltd | 電界効果型半導体素子表面の評価方法 |
JPS61171991A (ja) * | 1985-01-21 | 1986-08-02 | シドニ− エス ソビン | テ−パ状トルク応力除去継手 |
JP2015114500A (ja) | 2013-12-12 | 2015-06-22 | セイコーエプソン株式会社 | 調光装置、プロジェクター及び調光装置の製造方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4525417Y1 (ja) * | 1967-06-17 | 1970-10-05 |
-
1974
- 1974-06-27 JP JP1974075874U patent/JPS599209Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4525417Y1 (ja) * | 1967-06-17 | 1970-10-05 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS514339U (ja) | 1976-01-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4426145A (en) | Lens shutter camera | |
JPS599209Y2 (ja) | プログラム電気シヤツタ−の露光量補償機構 | |
US4166685A (en) | Bladed shutter for camera with focal plane shutter | |
US4107705A (en) | Bladed shutter | |
US4021626A (en) | Mechanical light switch timer | |
US3950772A (en) | Shutter for a camera | |
US3529526A (en) | Synchronizing switch for flash units of photographic cameras | |
JPS6148141B2 (ja) | ||
JPS58162Y2 (ja) | フオ−カルプレ−ンシヤツタオソナエルイチガンレフレツクスカメラノドウチヨウスイツチソウチ | |
JPS6114026Y2 (ja) | ||
US3630136A (en) | Exposure time adjusting device for electric shutters | |
US2650526A (en) | Photographic shutter with flash synchronizer | |
JPS6220823Y2 (ja) | ||
JPS6020107Y2 (ja) | 電気シヤツタ−における作動開始時期調整機構 | |
US4368968A (en) | Photographic apparatus | |
JPH0219790Y2 (ja) | ||
US2877697A (en) | Camera shutter mechanism | |
US3121380A (en) | Combined shutter and diaphragm for a camera | |
US3665833A (en) | Delayed shutter release mechanism for photographic apparatus | |
JPS58163Y2 (ja) | シンクロ接点機構 | |
JPS6220827Y2 (ja) | ||
JPS581772Y2 (ja) | レンズシャッタ−のx接点装置 | |
JPS581773Y2 (ja) | シャッタ−のシンクロ機構 | |
JP2949383B2 (ja) | カメラ用シャッタ装置 | |
US3608449A (en) | Exposure control for photographic apparatus |