JPS581773Y2 - シャッタ−のシンクロ機構 - Google Patents
シャッタ−のシンクロ機構Info
- Publication number
- JPS581773Y2 JPS581773Y2 JP16195577U JP16195577U JPS581773Y2 JP S581773 Y2 JPS581773 Y2 JP S581773Y2 JP 16195577 U JP16195577 U JP 16195577U JP 16195577 U JP16195577 U JP 16195577U JP S581773 Y2 JPS581773 Y2 JP S581773Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade
- lever
- shutter
- synchronization
- spring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Shutter-Related Mechanisms (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はシャッターのシンクロ機構に関する。
プログラムシャッターの一つとしてシャッター羽根、絞
り羽根兼用のプログラムシャッターがあるが、これは開
口特性が三角波形のプログラムシャッターであり、シン
クロ接点はその三角波形の頂点で入る必要がある。
り羽根兼用のプログラムシャッターがあるが、これは開
口特性が三角波形のプログラムシャッターであり、シン
クロ接点はその三角波形の頂点で入る必要がある。
一方1機械的なシャッターの場合には、一定量動く部材
を備えてスイッチを入れ、スパン変更して口径量を変え
るものがある。
を備えてスイッチを入れ、スパン変更して口径量を変え
るものがある。
これは、あらかじめ口径量が決まる場合には有効である
。
。
さて、従来のプログラムシャッターの場合、シンクロ撮
影の方法として以下の3通りが考えられる。
影の方法として以下の3通りが考えられる。
(イ)シンクロ撮影の時には一定秒時にして、シンクロ
作動部材は全ストローク動くようにして。
作動部材は全ストローク動くようにして。
羽根のみ途中で止め絞りを決定する。
(ロ)電気回路のマグネット切れ信号を利用して。
電気的にストロボを発光させる。
(/→ マグネットの切れにより動く鉄片レバーの部材
でシンクロスイッチを入れる。
でシンクロスイッチを入れる。
しかしながら、(f)の場合にはAE機構と切り離す必
要が起こり、又、(ロ)、(ハ)の場合にはいずれも鉄
片レバーの動きに機械的遅れがあるので非常に小絞りの
時、マグネット切れ信号がピンホール開口前に出てしま
う危険があるなどの欠点があるものであり、このため日
中シンクロ撮影可能なプログラムシャッターができなか
った。
要が起こり、又、(ロ)、(ハ)の場合にはいずれも鉄
片レバーの動きに機械的遅れがあるので非常に小絞りの
時、マグネット切れ信号がピンホール開口前に出てしま
う危険があるなどの欠点があるものであり、このため日
中シンクロ撮影可能なプログラムシャッターができなか
った。
そこで、本考案は三角波形のプログラムシャッターは羽
根が往復運動することに着目し、羽根運動が変わる時点
を機械的に捜してシンクロスイッチを入れるよう構成し
たシャッターのシンクロ機構を提供するものである。
根が往復運動することに着目し、羽根運動が変わる時点
を機械的に捜してシンクロスイッチを入れるよう構成し
たシャッターのシンクロ機構を提供するものである。
すなわち1羽根駆動部材の例えば上又は下、あるいは横
にシンクロ作動部材を、該羽根駆動部材と一体的に動く
ように備えて、このシンクロ作動部材の質量からくる慣
性モーメントを利用して、該羽根駆動部材が停止又は逆
方法に動く時点で、スイッチがコンタクトするようにし
たものであり、これにより三角波形の頂点近(でシンク
ロスイッチを入れることが可能となる。
にシンクロ作動部材を、該羽根駆動部材と一体的に動く
ように備えて、このシンクロ作動部材の質量からくる慣
性モーメントを利用して、該羽根駆動部材が停止又は逆
方法に動く時点で、スイッチがコンタクトするようにし
たものであり、これにより三角波形の頂点近(でシンク
ロスイッチを入れることが可能となる。
又、全開点に達した場合でも運動が変化するので、全開
点でスイッチを入れることも可能である。
点でスイッチを入れることも可能である。
しかも、マグネットの切れる前にストロボは発光するこ
とができるため、オートストロボの可能性は残っている
ものである。
とができるため、オートストロボの可能性は残っている
ものである。
以上のようなシンクロ機構であるから、プログラムシャ
ッターに限らず、全てのシャッターに応用可能であるこ
とは言うまでもない。
ッターに限らず、全てのシャッターに応用可能であるこ
とは言うまでもない。
さて、以下本考案の一実施例について図面を参照しつつ
説明することとする。
説明することとする。
まず1機構について説明すると、1はレリーズ板である
。
。
羽根駆動レバー2はバネ3により左旋しようとしている
。
。
係止レバー4の立曲部4aが、羽根駆動レバー20段部
2aを係止している。
2aを係止している。
羽根5は1枚だけが図示されていて、ピン6、ピン7を
長溝5a>長溝5bによりスライドできるようになって
いる。
長溝5a>長溝5bによりスライドできるようになって
いる。
シンクロ接片8は軸9vcより回転可能である。
また1羽根駆動レバー2も軸9を中心に回動するように
なっている。
なっている。
シンクロ接片8はピン8aを介して羽根駆動レバー2と
一体的に回動できるようになっている。
一体的に回動できるようになっている。
但し、シンクロ接片8は軸9及び羽根駆動レバー2とは
絶縁されていて1図示していないがシンクロ接片8は外
部にリードを取っている。
絶縁されていて1図示していないがシンクロ接片8は外
部にリードを取っている。
シンクロ作動部材10は1羽根駆動レバー2上で軸2e
を中心として羽根駆動レバー2との間に張られたバネ1
1により右旋されピン2cに当たっている。
を中心として羽根駆動レバー2との間に張られたバネ1
1により右旋されピン2cに当たっている。
閉じ部材12はバネ13によ・り左旋する方向に習性づ
けられている。
けられている。
鉄片レバー14はフック部14aで閉じ部材12の腕部
12cを係止している。
12cを係止している。
鉄片レバーバネ15の一端はピンlag、他端は鉄片レ
バーバネ14に連結している。
バーバネ14に連結している。
尚、軸2eと軸9は本来同一としてもさしつかえないも
のである。
のである。
次に作動について説明に入る。
図示したセット状態からレリーズ板1を押し下げた時、
マグネットMに電流が流れていれば鉄片レバー14はホ
ールド状態になり、鉄片レバーバネ15がチャージされ
る。
マグネットMに電流が流れていれば鉄片レバー14はホ
ールド状態になり、鉄片レバーバネ15がチャージされ
る。
レリーズ板1が更に押し下げられると、曲げ部1bによ
って係止レバー4が右旋して立曲部4aによる段部2a
の係止が外れ、羽根駆動レバー2が左旋しピン2bと長
溝5cの嵌合関係によって羽根5が開き始める。
って係止レバー4が右旋して立曲部4aによる段部2a
の係止が外れ、羽根駆動レバー2が左旋しピン2bと長
溝5cの嵌合関係によって羽根5が開き始める。
プログラム的変化の場合、ある開口途中でマグネット電
流が遮断する。
流が遮断する。
すると、鉄片レバー14が右旋して、フック部14aに
よる閉じ部材12の腕部12cの係止が外れ、閉じ部材
12がバネ13により左旋する。
よる閉じ部材12の腕部12cの係止が外れ、閉じ部材
12がバネ13により左旋する。
よって、ピン12aが2d面を押し1羽根駆動レバー2
が右旋し羽根5を閉じる。
が右旋し羽根5を閉じる。
ピン12aと2d面が当たった時点で1羽根駆動レバー
2の動きが一旦停止する。
2の動きが一旦停止する。
この時、シンクロ作動部材10には開口運動方向の慣性
モーメントがあるため、バネ11に抗して左旋し、シン
クロ作動部材10のスイッチコンタクト部10aとスイ
ッチ片8bがコンタクトしてスイッチオンの状態となる
。
モーメントがあるため、バネ11に抗して左旋し、シン
クロ作動部材10のスイッチコンタクト部10aとスイ
ッチ片8bがコンタクトしてスイッチオンの状態となる
。
これによりシンクロ同調するわけである。
また、閉じ部材12が羽根駆動レバー2の2d面を介し
て以前の位置に復帰すると、シンクロ作動部材10のス
イッチコンタクト部10aとスイッチ片8bも、バネ1
1によりシンクロ作動部材10が右旋してスイッチオフ
の状態になり図示位置に戻る。
て以前の位置に復帰すると、シンクロ作動部材10のス
イッチコンタクト部10aとスイッチ片8bも、バネ1
1によりシンクロ作動部材10が右旋してスイッチオフ
の状態になり図示位置に戻る。
尚、全開時点の時も羽根駆動レバー2が最大位置で図示
していない、ストッパーで止まるため、シンクロ同調も
前記の通り同様に行われる。
していない、ストッパーで止まるため、シンクロ同調も
前記の通り同様に行われる。
レリーズ板1を元の位置に戻すと鉄片レバー14も戻る
。
。
そして、閉じ部材12の腕部12bを右旋することによ
りシャッターセットが行われ。
りシャッターセットが行われ。
図のようなチャージ状態□復帰することとなる。
以上説明したように、本考案によれば、極めて簡単な機
構によりAEで且つ日中シンクロ撮影可能なシャッター
のシンクロ機構が得られるという特徴があるものである
。
構によりAEで且つ日中シンクロ撮影可能なシャッター
のシンクロ機構が得られるという特徴があるものである
。
図面は本考案の一実施例の正面図である。
1・・・・・・レリーズ板、1a、2bt2et6tγ
。 8a、12a・・・・・・ピン、2・・・・・・羽根駆
動レバー2e、9・・・・・・軸、3,11,13・・
・・・・バネ24・・・・・・係止レバー、5・・・・
・・羽根、8・・・・・・シンクロ接片。 10・・・・・・シンクロ作動部材、12・・・・・・
閉じ部材。 14・・・・・・鉄片レバー、15・・・・・・鉄片レ
バーバネ。
。 8a、12a・・・・・・ピン、2・・・・・・羽根駆
動レバー2e、9・・・・・・軸、3,11,13・・
・・・・バネ24・・・・・・係止レバー、5・・・・
・・羽根、8・・・・・・シンクロ接片。 10・・・・・・シンクロ作動部材、12・・・・・・
閉じ部材。 14・・・・・・鉄片レバー、15・・・・・・鉄片レ
バーバネ。
Claims (1)
- 露光用羽根に連動した羽根駆動部材と、該羽根駆動部材
と一体的に動き該羽根駆動部材が停止した後慣性によっ
てその運動を継続するように構成したシンクロ作動部材
とを有し、開き行程の停止又は閉じ作動開始時点で該シ
ンクロ作動部材の慣性モーメントを利用してシンクロス
イッチのコンタクトをするようにしたシャッターのシン
クロ機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16195577U JPS581773Y2 (ja) | 1977-12-02 | 1977-12-02 | シャッタ−のシンクロ機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16195577U JPS581773Y2 (ja) | 1977-12-02 | 1977-12-02 | シャッタ−のシンクロ機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5487736U JPS5487736U (ja) | 1979-06-21 |
JPS581773Y2 true JPS581773Y2 (ja) | 1983-01-13 |
Family
ID=29157197
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16195577U Expired JPS581773Y2 (ja) | 1977-12-02 | 1977-12-02 | シャッタ−のシンクロ機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS581773Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6051824A (ja) * | 1983-08-31 | 1985-03-23 | Seiko Koki Kk | カメラのフラツシユマチツク装置 |
-
1977
- 1977-12-02 JP JP16195577U patent/JPS581773Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5487736U (ja) | 1979-06-21 |
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