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JPS5984161A - 免疫測定用固相担体 - Google Patents

免疫測定用固相担体

Info

Publication number
JPS5984161A
JPS5984161A JP19469782A JP19469782A JPS5984161A JP S5984161 A JPS5984161 A JP S5984161A JP 19469782 A JP19469782 A JP 19469782A JP 19469782 A JP19469782 A JP 19469782A JP S5984161 A JPS5984161 A JP S5984161A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carrier
antibody
phase carrier
solid
solid phase
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19469782A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunio Ooyama
大山 邦夫
Susumu Watanabe
晋 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Jozo KK
Original Assignee
Toyo Jozo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Jozo KK filed Critical Toyo Jozo KK
Priority to JP19469782A priority Critical patent/JPS5984161A/ja
Publication of JPS5984161A publication Critical patent/JPS5984161A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/50Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
    • G01N33/53Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor
    • G01N33/543Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor with an insoluble carrier for immobilising immunochemicals
    • G01N33/544Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor with an insoluble carrier for immobilising immunochemicals the carrier being organic
    • G01N33/545Synthetic resin

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Urology & Nephrology (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • Microbiology (AREA)
  • Cell Biology (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規な免疫測定用固相担体に関する。
従来よ)抗原抗体反応およびこれに類する反応を定員的
に行うための手段は数多く知られている。
このような方法は主として血液、栄などの体液中に微量
に存在する成分の′i?、t、定性などに応用されてい
る。微量の成分としては、生体成分としての種々のホル
モンなどの生理活性物質、生体内のアイソザイム、投与
された薬物や薬物に対する特異的抗体、微生物由来の抗
原成分や、微生物やその抗原成分に対する特異的抗体、
さらにこれらの代謝物など種々の生体内に存在する微M
゛成分があげられる。
そのような微量成分は主として免疫反応における抗原抗
体反応またはこれに類する反応、例えばホルモンとそれ
に対する抗体または受容体を応用して測定されている。
抗原抗体反応の結果、それらの結合物が不溶性になった
り、多数の抗原・抗体分子からなる大きな集合体が形成
されることを利用する方法は既に古曲的な方法として知
られてhる。これらは試験管内に沈降する量を直管?1
l11定する方法や、ゲル内で沈降させる免疫拡散法、
あるいは抗原抗体結合物に結合する補体を用いる方法に
より測定されている。また、種々のノ・ブチン1抗原や
抗体を何らかの方法で標識しておき、その標識を測定す
ることによる方法もよく知られている。これらの内でも
高感度測定法として広く用いられている方法にラジオイ
ムノアッセイ但IA)があるが、RIAけ放射性同位元
素を利用するもので、またより安全な測定法として放射
性同位元素標識の代りに酵素で標識したものを用いる測
定法即ち酵素免疫測定法(B I A)が近年広く利用
されている。
EIAは薬物や抗原(fill々の)・ブテンを含む:
以下単に抗原と記す、る)または抗体に酵素を結合させ
゛〔おき、その酵素活性を標識として抗原抗体反応の程
度を測定し、その結果より抗原または抗体の晴を測定し
ようとするものである。
このような測定法としては、測定しようとするものが抗
原である場合と抗体である場合、標識抗原゛または抗体
と標識しない(非lli識)抗原または抗体を競争的に
反応させる場合と競争させない場合、更に競争反応のと
きに抗原・抗体結合物と非結合物とを分離して測定する
場合と分離しな旨で測定する場合、などがあげられ、さ
らにサンドイツチ法もあげら」Lる。
本発明の免疫測定用同相担体を用いる測定法は、これら
の方法の内で競争反応法やサンドイツチ法に用りられる
測定法であり、その内でも特に不溶性担体である測定用
固相担体を抗体や抗原の1!′l定化(不溶化)のため
に用かた方法である。更に詳しく云えば、本発明の免疫
測定用同相担体を用いる測定法は、スルホン酸基を導入
したポリスチレン固相担体にIgGまたはその第1抗体
または第2抗体を固定化した同相担体を用い北方法であ
る。
不溶性担体を用いた従来の免疫測定法においては、抗体
固定担体としてナイロン、ポリスチレンやガラス製の球
状担体やペーパーディスク状担体等を用いたものであっ
た力、または反応管壁面を担体としで利用していたが、
これらの不溶性担体に固定される抗原や抗体の鍍は少な
く、満足のかくものではなかった。
本発明者らは、先にこれら種々の欠点を有する免疫測定
用固相担体を改良することを試み、特殊な形状例えば弾
丸状に成型した同相担体(特願昭56−101365号
)を発明したが、固相担体として一般的に使用されるポ
リスチレンの場合、その物理的吸着力が弱く、結合抗体
が剥離し易く、またその吸着−針が少ない等の欠点を有
しているので、必らずl−も実用的とは云えなかった。
本発明は上記のような神々の欠点を改善するために研究
開発されたもので烏って、その目的とするところは、不
溶性担体であるスチレン系ポリマーの測定用担体を発煙
硫酸tたは無水硫酸中にて低県下で処理することにより
得られたスルホン酸基を導入された同相担体が未処理の
ものに比べて7〜l (1倍以上抗原や抗体などの免疫
成分を結合し得る極めて良好なものであることを知り、
さらに好ましくはこの担体を特殊な構造に形成し、該測
定用同相体によって反応管内で接触面積を増大さぜ、さ
らに測定用固相担体に対する反応液の接触面を均一な層
とすることにより、攪拌、振とうなどの煩雑な操作を必
須とせず、また著しく少ない免疫反応媒体の使用にて、
その免疫反応を迅速かつ均一な条件下で行えるようにし
た免疫測定用固相担体紮提供するにある。
本発明は、EIAやRIAにも応用できる。更に本発明
性、同相法などによる競争反応法やサンドイッチ法によ
る測定法に応用できる。
本発明で使用されるスチレン系ポリマーの不溶性担体と
しては、一般の1fllA −? RIAに用いられる
スチレン系ポリマーの不溶性担体が使用さ)Lる。
マタ、このスチレン系ポリマーとしては、スチレンから
、するモノポリマーでもよく、マだスチレンとアミノス
チレン、ジビニルベンゼン、アクリルアミド、エチレン
、′メクリル酸、メタアクリル酸、メチルメタアクリレ
ート、アクリニトリルビニルアルコール、酢酸ビニル、
ブタジェン、無水マレイン酸とのコポリマーであっても
よい。このスチレン系ポリマーの不溶性担体としての測
定用111」担体は、球状形として用いてもよく、!侍
に好ましく1よ弾丸状あるいは4a形状その他これに類
する形状のもので、他の固体成型物たとえば金H,プラ
スチックの表面に本発明の測定用同相担体の形状が保持
されるように付着形成させたものでもよ−。
次に本発明の測定用固相担体の好ましい構造例について
図面を参照しながら説明する。
第1図は測定用固相担体が符号1として総括的に示しで
ある。測定用固相担体lけ、例えばポリスチレン系の高
分子樹脂材料から成り、担体本体2と該本体2の上面部
2aの中央部忙突出して設けらり、たJll((=J’
 It’ll 3とから構成されている。取付脚3には
、曲の操作棒(図示せず)がはめ込んで取付りられるが
、取イτ1脚3自体を操作棒として使用するために延縄
させ、た形状であってもよい。担体本体2は弾丸状に成
型されてbて、その外径は反応?!r4の内径と僅かな
隙間を保つような径に形成しである。担体本体2の下周
面の頂部には、クサビ状の突起5が一体に設けてあって
、該突起5により、担体本体2の弧状外周面2bと反応
管4との弧状内周面4aとの間に一定の間隙部6が保持
されるようKなっている。また、クサビ状の突起50代
わりに凸状の突起となしてもよ−。要は、突起5により
、担体本体2が反応管4の弧状内周面4aと密着状態と
なることを防止し得る形状であればよい。ξの突起部の
高さとしては、担体本体2と反応管4の管内壁面との1
6(が同一となればよい。担体本体2の上面部2aには
、第2図に示すように1取付脚3を中心部して四角形状
に切り込み溝8が付設しである。切勺込み溝8の終端は
、担体本体2の周縁部に開口させてあって、上面部2a
の殉長線上での反応液の表面張力を弱める様に考慮しで
ある6また、この切り込みm8の形状としては、断面形
状が半円状、楕円状、台形状、三角形状、四角形状など
のhずれの形状であってもよい。
本発明のn++j定用両定損両相担体記の様な構造であ
るため、反応管4に入れた反応液中に担体本体2を浸漬
させれば、担体本体2の突起5が反応管4の内底部に接
触して担体本体2の外周面とそれ釦対応する反応管4の
内周面との間に僅かな隙間が形成される(第1図参照)
。したがって、反応液量が少敬であっても、担体本体2
の浸漬によりて、その液が隙間部に案内されるとともに
担体本体2の上面部にまで上昇され、さらにその反応液
は、切り込みO8内を流れて上面部での表面張力作用を
失う。それ故、反応液は、担体本体2の外周面全体にわ
たって均一な条件(一定厚の屑の形態)で接触すること
Kなる。
上記の様な切)込み溝8の変形例としては、第3図(イ
)K示すように、担体本体2の上面部2aの半径方向に
放射状に配設してもよい。また、他の変形例としては、
第3図(ロ)に示すように、担体本体2の上面部2aの
直径方向に直線状に配設【〜てもよh0更に他の変形例
としては、第3図(ハ)に示すように、担体本体2の上
面部2aの円周方向に左右対称の形に配設してもよい。
このように、切り込み/i¥ 8は、その終端が上面部
2aの周縁部に開11されている形状であればよく、ま
た如何なる形状にイ1設することもできる。
第4図は測定用固相担体lの他の変形例を示したもので
ある。この構造例における担体本体2は槍形状に形成し
である。したがって、反応管4も担体本体2に沿うテー
パー形状のものが使用される。従って、これから理解さ
れるように、種々の市販の反応管の形状に従って、その
担体本体を変形、加工すればよい。なお、第4図の実施
例における担体本体2のその他の構造については、前記
第1図で示した実施例のものと同じであるため、それと
構造を同じくする部分には同じ齢号を付し、説明は省略
する。
上記の如き、固相担体は種々の形状に形成されるが、例
えば弾丸状の固相担体の裏作のための実測例を第5図に
りbて説明する。
例えば使用される小試験管が15X1(15ynWL(
内径12.8m、m±n、 1my+L)の場合、担体
本体2は第5図に符号人ないし工で示す各部寸法KIA
作される。すなわち、A:半径6mmの半球部、B:円
柱部の高さ10mm、 、C:円錐状突起部の高さく)
、4m’WL % D :円錐状突起部の円錐の半径0
.5tntn % E :半径0.75mmの半円状溝
、F:対向する溝間の中心部距離7.5mm 、 G 
:操作棒を挿着するための凸部の直径4 m、m%H:
操作棒挿着孔の直径2mmsI:挿操神挿着のための凸
部の高さ3 mmの寸法に−〔示される円柱部、(高さ
l Omm s直径12mm1と半径6mmの半球部か
らなる担体本体で、免投結衝液の計け1(] 0 /i
β程度、標識物質を結合させた成分を金山する液は10
0/l、e稈度および被検液(血清、尿等)は1()θ
μm程度を用いればよい。
また、この際反応液の液層の幅(厚み)は(1,4mM
Lと均一に形成されるものである。
」二記の1清造例のように形成された担体本体を、発煙
硫酸または無水硫酸液中に加え、通常冷却下、例えば5
℃程度にて2時間以上浸漬せしめて反応せしめスルフォ
ン酸基を導入する。
このようにして得られたスルフォン酸基t 18人した
測定用担体に1m常公知の手段を適用して化学的または
物理的に抗体もしくは抗原、その他の薬物の受容体を結
合して不溶性抗体等(抗原、受容トド)となし、同相を
潤整する。
同相の調製法としCは、前8C不I4注担体にあらかじ
め抗体等を結合せしめるための官能基を導入してIl’
¥定の形状に加工してもよく、または加工した後に官能
基を導入してもよい。この同相を得るにあたっては、硫
酸処理されたスチレン系ポリマーと免疫成分とを水性媒
体中にて接触せしめることにより、その大部分がイオン
結合によって固定化されるものである。さらに、一般忙
化学的に固定化するKあたりては、スチレン系ボリマー
ノ不溶性担体の分子内の官能基または導入された官能基
と、抗体等の分子内に有する官能基、例えばアミン基、
水酸基、カルボキシル基、チオール基、アルデヒド基等
の官能基に基いで両者を結合し得る多官能性化合物が用
すられる。この公知のg々の多官能性化合物としCは、
例えはへギザメチレンジイソシアナート、2.4−)ル
エンジイソンアナートなどのジイソシアナート化合物、
ヘキザメチレンジイソチオシ゛アナートなどのジイソヂ
オシアナート、スクシンアルデヒド、グルタルアルデヒ
ド、アジボアルデヒドなどのジアルデヒド、N1N−エ
チレンビスマレイミド、N、N’−0−フェニレンジマ
レイミド、ビビスジアゾベンジジン、N。
N1−ポリメチレンビスヨードアセトアミド、ジエチル
マロンイミデー)・、ジメチルアジピンイミデート、3
−(2−ベンゾチアゾリル−ジチオ)−プロピオン酸、
3−(2−ピリジル−N−オキサイド−ジチオ)プロピ
オン酸、6−N[3−(2’−ベンゾチアゾリル−ジチ
オ)グロビオニル〕カプロン酸などのスルフィドカルボ
ン酸類またはそのスクシンイミドエステル、P−ニトロ
フェニルエステル、酸クロライド、イミデートなどの反
応\伸性導体(特願昭53−85900号参照)、マし
イミド安息香酸、マレイミドフェニル酢酸、マレイミド
フェニルプロピオン酸などのマレイミドカルボン酸類ま
たはその反応性誘導体などが挙らノLる。
またこの多官能性化合物は、不溶性担体に官能Jぶを導
入するための官能基導入試薬としても使用、できるもの
である。
さらKまた、免疫成分を固定化し念同相を得るKあたっ
ては、例えばpH6〜8の緩衝液やアセトン、メタノー
ル、エタノールナトのアルコール系媒体、ジエチルエー
テルなどのエーテル系媒体゛またはそれらの混合媒体な
どの不活性媒体中にて、冷却または室温にて、不溶性担
体と多官能性化合物を反応せしめる。その後必要に応じ
て洗浄し、さらに同様の不活性媒体中にこれを加え、さ
らに抗体等を加え反応せしめて不溶け4す体と抗体等を
反応せしめる。
以下、同相担体の調?!法と同相担体における抗体の吸
着の例とし°CIgGの吸着例を詳しく説明する。
所定の形状に成型したポリスチレン製同相相体を5℃に
て1時間前処理した後、冷却した濃硫酸中に入れ5℃で
・1〜16時間、aIましくii:f’i時間反応せし
める。反応後、同相担体を取り出し蒸留水にて充分に洗
滌し、更に1 tl OmM リン酸緩衝液(pH8,
n)で充分に洗滌をくり返してスルフォン酸基を導入し
たポリスチン固、10」1体を得る。
この同相担体を、その直径より僅かに大きな直径を有す
る試験管にあらかじめIgG溶液を少鮒入れたものに挿
入して、5℃にて適当時間例えば2−16時間インキュ
ベートすることにより、同相担体にIgGを吸着せしめ
ることができる。
いま、内径12.8mm±0.Lmmの試験管に、直径
12.0mmの第5図に示される弾丸状に成型したスル
フォン酸基を導入した固相担体を使用し九場合のIgG
の吸着について述べること圧する。
上記試験管にウサギIgGの1 (10mMリン酸緩衝
液(pH8,0)溶液o 、 4m0 (I gG i
tとして25ttg/me 。
50μg/meおよび100μg/meを各々別々の試
験管に入れる)を加え、上記スルフォン酸基を導入した
ポリスチレン製固相担体を挿入し、適当時間(0,2,
4,6,8,16時間)5℃にてインキュベートする。
反応後、固相担体を引出し、100mMリン酸緩衝液(
pH8,0)にて洗滌し、残った試験管内のIgG溶液
の蛋白J(をCu−Folin法にて測定し、吸* I
gG景をしらべる。結果は第6図に示すごとく、無処理
のポリスチレン固相担体を用い九場合に比べ10μgA
llr相担体の場合で約7.5倍、20μgおよび40
tig/固相担体の場合で約10倍IgGの固定化if
tが上昇した。この事実から、本発明の固相担体が抗体
の結合液が無処理に比べきわめて大であり、少量の担体
で充分反応性に當む抗体結合抗体であることが判る。
また、工gGと同相Ju体の結合の安定性についてしら
べた結果を以下に述べる。
IgGを固定化した同相担体を下記の2通りの処理をす
ることにより、結合安定性をしらべた。イオン結合によ
る固定化物の解離法として、IN塩酸室温3時間処理、
物理的吸着による固定化物のjQTfll法として10
%SDS室温30分間処理を行ない、遊離してくるIg
Gを測定することによ、D、IgGの結合線式をしらべ
た。
上記の表に示した通り、硫酸処理したポリスチレン製周
相担体においては、固定化されたIgGの約85−のも
のが、イオン的にきわめて安定した形で同相と結合する
ことが明らかであシ、本発明の固相担体はきわめて結合
安定性のよい担体であることが判る。
次に、本発明の同相担体における抗体の活性保持率を仙
の担体と比較した例を述べる。
3鍾の固相担体に抗モルモットIgに (ウツギ)のI
gG画分20μgの100フルMリン酸緩衝液(pif
 8.0)溶液(抗体含有11約2チ)を室温で3時間
、5℃で1晩反応させた後、残存のIgG−Ifを測定
することにより、吸着IgG letを求めた。次に、
モルモットIgU Ipqを抗体1i’11定化固相担
体に5℃で1晩作用さす、免疫反応により同相に結合し
たモルモットIgG hJを求めた。そこで、抗体の活
性保持率上記の表に示した通り、ポリスチレン製固相担
体は、無処理同相担体とほぼ同4″A度の活性保持率を
示し、ナイロン郷固相担体に比べ、はるかに良好な保持
率であった。
なお、上記のナイロン製同相用体についてはイミクロ法
によりアミノ基を導入した後、グルタルアルデヒド法で
活性化したものを用いた。
以上述べた如く、本発明のスルフォン酸基導入ポリスチ
レン製固相担体は、担体当りの抗体の固定化箪がきわめ
て大であり、従って抗体を匝小4(使用することによ巾
、充分免疫測定が可能であるばかりでなく、結合した抗
体もきわめて安定な形で存在するので、長時間、頻回の
1史用に耐える上、抗体の活性保持率も良好である等、
きわめてすぐり、た免投測足用担体である。
本発明の同相担体において、it(2抗体を用いて第1
抗体を結合せしめてなる担体表面−第2抗体−第1抗体
結合物を得るにあたっては、向えば1旧の形状に加工し
た測定用担体t・m−で、上述の如くの同相を肖る手段
に基いて、まずg32抗体を結合せしめる。次いでこれ
に、第1抗体を加えて免疫反応に糸いて結合せしめれば
よく、このようにして得られた第1抗体の免疫活性tよ
ケ1とんど劣化されないために管に好ましい同相である
さらに、測定にあ之って用いられる酵素を結合させた成
分、例えば抗体、抗原、21ブテンなどや敏剖性同fS
″L元素を結合させた成分は、公知のEIAt−RIA
に用いられる標#メ丸めの手段が用いられる。また、標
識物質としての酵素としては、公知のlii々の酵素、
例えば酸化還元酵素、加水分解酵素、転1j″L酵素、
リアーゼ、イソメラーゼ、リガーゼに墾4する酵素力!
利用できる。
この様にして測定用担体に固定した不溶化抗体り「「を
用いて、この抗体等に対して特異的結合性を[)′J−
るalll定ずべき成分、例えば抗原、抗体を測定I−
るためには、公知のglAまたけRIAによる測定法が
適用される。
以下、実施例をあげて本発明を具体的に説明するが、本
sb明はこれにのみ限定されるものではない。
固相担体の調製法: 第5図に示す如く弾丸状に成型されたポリスチレン製担
体(直径12 、 OtrLm)を5℃にて1時間冷却
前処理を行った。次いで冷却した濃硫酸中に上記の相体
を加え、5℃にて6時間反応させた。反応後、担体を取
り出し、蒸留水にて充分に洗滌した後、100mMリン
酸緩衝液(pHLO)にて充分に洗滌し、スルフォン酸
基を導入したポリスチレン製固相担体をイひた。
実施例2 抗体吸着同相担体の調製法: 試験管(内径12.8mm±0.1mm)にウサギIg
Gの1()0mMリン酸緩衝液(pH8,1))溶液(
IgG Jtは夫* 25.50.100μg/ag)
を0.4m、eずつ入れ、これに実施例1で得たスルフ
ォン「硬基を導入したポリスチレン製固相担体を挿入し
、5℃にて、0.2.4.6.8ならびに16時間反応
させた。夫々の時間において、固相担体を取り出し、試
験管内の残存IgG溶液の蛋白類、を銅−フォーリン法
(Cu−Fo l i n法)にて測定して非吸着Ig
GJJNを算出し、固相担体に吸着したIgG量を求め
た。
結果は、第6図に示すとおりで、ボリスチt/ンそのも
の(無処理ポリスチレン)に比べて、IgG固定化喰は
約7.5−10倍上昇していることが判った。また、反
応時間は2時間で最大吸着績゛に達し、後は平衝状態に
なる仁とも判った。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の好適な実施例を示j−ものであって、第
1図は第1夾施例による免疫測定用固相担体を試験管に
挿入した状態の部分断面図、第2図は免疫測定用固相、
担体の平面図、第3図ビ)(ロ)(ハ)は、担体釦形成
さ・れる切込み溝の夫り異なる実施例を示す平面図、第
4図は第2実施例の免疫測定用固相担体の縦断面図、第
5図は免疫測定用同相担体jlt″!作のための1例の
実測図、第6図は1^1相担体に吸着するIgGJlの
グラフ図である。 符号の説明 ■は免役測定用担体、2は担体本体、4は試験管である
。 9 、ρ 第3図 (イ) (ロ) (ハ) 反先・端間  015°C 処工t IgG −O−0−10μ9/匿口旧4旦イ木 −0−0−20pg/固木nキ旦休 (50,Ltg IgG 7m)’?0.4m1)−ム
ーー6−40.Ll(1/固ホBオ旦体(100PcJ
  IgG /m〕6)0.4m17)382

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)スルフォン酸基を導入したスチレン系ポリマーよ
    )なる免疫測定用固相担体。 (2;  スチレン系ポリマーがポリスチレンまたはス
    チレンからなるモノポリマー、スチレンとアミノスチレ
    ン、ジビニルベンゼン、アクリルアミド、エチレン、ア
    クリル酸、メタアクリル酸、メチルメタアクリレート、
    アクリニトリルビニルアルコール、酢酸ビニル、フタジ
    エン、無水マレイン酸との、コポリマーである特許請求
    の範囲第1項記載の免疫測定用固相担体。 (3)反応管と一定の隙間部を保っ担体がほぼ弾丸状あ
    るいは槍形状その他これに類する形状に成形され、しか
    もスルフォン酸基を導入したスチレン系ポリマーからな
    る特許請求の範囲第1項に記載の免疫測定用固相担体。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0618185U (ja) * 1992-08-18 1994-03-08 オージーケー技研株式会社 自転車用持運び取手

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JPH0618185U (ja) * 1992-08-18 1994-03-08 オージーケー技研株式会社 自転車用持運び取手

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