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JPS5931753B2 - 硬貨選別装置 - Google Patents

硬貨選別装置

Info

Publication number
JPS5931753B2
JPS5931753B2 JP14838976A JP14838976A JPS5931753B2 JP S5931753 B2 JPS5931753 B2 JP S5931753B2 JP 14838976 A JP14838976 A JP 14838976A JP 14838976 A JP14838976 A JP 14838976A JP S5931753 B2 JPS5931753 B2 JP S5931753B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coin
circuit
lower limit
output
phase difference
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP14838976A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5372697A (en
Inventor
「いさお」 荒井
定男 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Denki Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Denki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Sanyo Electric Co Ltd, Sanyo Denki Co Ltd filed Critical Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP14838976A priority Critical patent/JPS5931753B2/ja
Publication of JPS5372697A publication Critical patent/JPS5372697A/ja
Publication of JPS5931753B2 publication Critical patent/JPS5931753B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Magnetic Means (AREA)
  • Testing Of Coins (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電気的手法にて硬貨の材質、厚み、径等の特性
を測定して硬貨の選別を行なう装置に関するものであり
誤差範囲をとり入れた硬貨の真贋判定の正確化をもたら
すものである。
以下図面と共に一実施例を詳述する。
電気的手法による硬貨の特性検査は一般に励磁コイルよ
り誘起される交番磁界中に硬貨を置くことによつて生ず
る硬貨内の渦電流損に起因する該励磁コイルの周波数、
インダクタンス等の変化を検査するか若しくは検出コイ
ルを更に追加してやはり該渦電流損に基づく励磁コイル
と検出コイル間での位相差を測定することで行なわれて
いる。
斯かる電気的手法による測定結果はアナログ量で示され
るが先ずこのアナログ量をディジタル量に変換すること
で硬貨の真贋及び金種の判定動作が開始される。第1図
は位相差を測定することで硬貨の特性を検査する検知器
1とこの検査結果に基づいて硬貨判定動作に必要な情報
をディジタル量で出力する検査回路2を示す。
検知器1の構成は硬貨通路5を挟んで励磁コイルIA及
び検出コイルIBを配置し、硬貨6の通過に基づく励磁
コイルIAと検出コイルIBでの電圧若しくは電流変化
を検査回路λに出力するものである。検査回路2は励磁
コイルIA及び検出コイルIBより夫々出力される電圧
若しくは電流を示す交流信号を波形整形回路T、8に入
れて矩形波に変換し両者の立上がり出力をフリップフロ
ップ回路9のセット及びリセット入力とすることで位相
差を検出する。したがつてフリップフロップ回路9のQ
出力は位相差巾に対応した期間中出力を生ずるものであ
るが、この位相差を測定するにはフリップフロップ回路
9がQ出力を生ずる期間中に亘つてクロックパルスを計
数することで行なつている。例えば検査回路2はフリッ
プフロップ回路9のQ出力によつてゲート10を開きク
ロックパルス発生器11より出力されるクロツクパルス
を計数器12で計数するように構成すると測定位相差即
ぢ硬貨判定動作に必要な情報がデイジタル量で検査回路
2に生ずるわけである。硬貨6が硬貨通路5を転動して
検知器1で検査される間この位相差は常に一定であるわ
けでなく検知器1と硬貨6が重なつたときにその値は最
大となる。したがつて硬貨6が検知器ユによつて検査を
受ける間フリツプフロツプ回路9は幾通りもの位相差を
検出するわけでありこれら検出位相差のうちの最大のも
のを捉えて測定結果とし硬貨6の真贋及ひ金種判定情報
に使用するのである。第2図は検査回路2より最大位相
差を取出す最大値検出回路lの構成を示す。
比較回路14は検査回路2に含まれる計数器12の計数
内容Cとレジスタ15の内容Rとを比較しC>Rであれ
ばa信号、R>Cであればb信号を出力するものである
。初期状態に於いてはレジスタ15の内容Cは「O」で
ありしたがつて計数器12で位相差を示す或る値が計数
されるとC>Rであるところからa信号が生じてAND
ゲートAl,A2,A3,A4,A5に入力する。そし
てこれらANDゲートAl,A2,A3,A4,A5の
一方は計数器12の各ビツトに接続されているために計
数器12の計数内容Cはa信号の到来にてレジスタ15
に移換されることになる。やがて計数器12では次の位
相差を示す値が計数され比較器14においてはこの値と
先程レジスタ15に移換された値とが比較される。この
ときもC>Rでありa信号が生じて計数器12の計数内
容が再びレジスタ15に移換される。こうして計数器1
2でフリツプフロツプ回路9より位相差を示す出力があ
るたびに計数した内容は比較器14で順次一つ前に計数
した内容との比較が行なわれる。やがて前述した如く硬
貨6が検知器↑と重なる位置まで到達すると位相差は最
大値を示すようになるがこの段階では最大であることは
未だ確認できず同じくこの値もレジスタ15に移換され
る。そして硬貨6が前記重なる位置より僅かに離れると
位相差は小さくなり計数器12で計数された値はレジス
タ15に記憶された最大値よりも小さいことが比較器1
4で検出されR>C(7)b信号が生ずるのである。ゆ
えにb信号が生じた時点でいまレジスタ15に記憶され
ている値が最大値であることが確認されレジスタ15の
値をANDゲートAll,Al2,Al3,Al4,A
l5を介して最大値として示すことができるのである。
このようにして最大値検出回路uより出力される位相差
最大値情報に基づいて硬貨6の真贋及び硬貨種を判定す
るわけであるが、特に最大値検出回路V3は本発明に不
可欠なものではなく検査回路2より出力される位相差の
合計情報を測定結果としてこの判定を行なう場合は省略
しても良い。
第3図は最大値検出回路リより出力される位相差最大値
情報に基づいて行なわれる硬貨の判定回路を示す。読出
しメモリ3は例えばダイオードマトリクスで構成され、
入力線は位相差最大値情報を示すビツト数に対応して設
けられまた出力線は夫々4種類の硬貨に応じて配設され
る排他的論理和回路16,17,18,19に接続され
る。そして読出しメモリ3は5ビツトの入力線で表わさ
れるアドレスに沿つて各硬貨種の真貨を検知器1、検査
回路2及び最大値検出回路Iによつて位相差を測定した
ときに示され得る範囲の上限値・下限値が夫々記憶され
ている。そして読出しメモリ3はこれら記憶しているア
ドレスが入力線にて提示されると上限値若しくは下限値
を示す信号を何れかの出力線を介して出力する。排他的
論理和回路16,17,18,19は夫々対応の硬貨種
の上限値・下限値を示す信号の出力線を2入力としてい
るがこれら出力線はラツチ回路20を介して排他的論理
和回路16,17,18,19に接続されている。第3
図中に記載の丸印は第4図に示すごとく出力線と入力線
をダイオード21の順方向接続で短絡した状態を示し、
これらの組合わせによつて記憶が行なわれている。第3
図において最大値検出回路13で硬貨6の測定結果であ
る位相差最大値情報が出力されるとこの最大位相差が何
れの硬貨種の上限値・下限値範囲にあるかを検索するこ
とで硬貨の判定を行なうことができる。
このとき読出しメモリ3のアドレス指定には最大値検出
回路リの出力と同質の信号が演算回路22より出力され
る。先ず演算回路22は最大値検出回路1より出力され
る前記位相差最大値情報をそのままアドレス指定に使用
する。この位相差最大値情報が何れかの硬貨種の上限値
・下限値範囲にあるときはこのアドレスでは何も読出す
ことはできずそして次に前記位相差最大値情報より「1
」を減じた値をアドレスとして提示する。このようにし
て順次「1」ずつを減じた値をアドレスとして読出しメ
モリ3に提示してゆき、減算の結果下限値を記憶してい
るアドレスが提示された場合読出しメモリ3は下限値を
示す信号を出力線に生じ対応のラツチ回路20はセツト
状態となる。尚初期状態においては何れのラツチ回路2
0もりセツト状態であるとする。したがつて斯かる検索
によつて或るラツチ回路20がセツト状態となるとそれ
に対応する排他的論理和回路(以下EORと称す)より
出力が生じて硬貨6はこのEORに設定されている硬貨
種であることが判明される。このように前記位相差最大
値情報が何れかの硬貨種の上限値・下限値範囲に該当す
る場合は前述の検出動作によつて下限値を示す信号の入
力にて何れかのEORl6,l7,l8,l9が出力を
生じるのであるが、ここで次の不都合も起り得る。即ち
硬貨6が贋硬貨で何れの硬貨種の上限値・下限値範囲に
も該当しない場合に前述の検出動作によると演算回路2
2の減算の結果先ず上限値を示す信号が読出されてラツ
チ回路20をセツトするためにEORより出力が生じて
しまうのである。これを防止するには本実施例では何れ
のEORl6,l7,l8,l9の出力の有・無にかか
わらず演算回路22は位相差最大値情報より「1」ずつ
減算してその結果「0」となるまでアドレスとして提示
する動作を継続するのである。そうすると上限値を示す
信号にて或るEORが出力を生じても更に次の下限値を
示す信号の到来にてこのEORは二人力とも[H」レベ
ルとなるために出力を停止する。しかしながら位相差最
大値情報が或るEOR上限値・下限値範囲であつたとき
は下限値を示す信号しか入力しないためいつたん出力を
生じたこのEORは減算動作にて出力を停止することは
無い。またこれより更に減算が進んで他のEORが上限
値を示す信号にて出力が生じても前述同様下限値を示す
信号の到来にて出力を停止する。また位相差最大値情報
より大きな値のところを上限値・下限値としているEO
Rはラツチ回路20は夫々りセツト状態を維持している
ために当然このEORよりの出力は生じない。したがつ
て演算回路22が[0」を示した時点でEORl6,l
7,l8,l9が出力を生じているのは1つのみかまた
は何れよりも出力が生じていないかである。故に出力が
生じていれば硬貨6はそのEORに相当する硬貨種と判
定され、また出力を生じていなければ硬貨6は贋貨と判
定されるのである。またEORは「O]までの減算終了
にて、その「O」検出をしてりセツトできる。斯かるス
キヤン操作によつて、一組のラツチ回路20及びEOR
の構成により硬貨種ごとに配設される硬貨判定装置4A
,4B,4C,4Dは硬貨6を真貨と判定する許容すべ
き誤差範囲の設定を上限値・下限値を示す信号の二人力
のみで済むために回路の簡素化がはかれる。
また実施例では演算回路22が[0」を出力するまでス
キヤン操作を継続しているがこれは前述のごとくスキヤ
ンの途中に一時的に出力を生ずるEORを区別すること
を目的としている。したがつてスキヤンを行なつて最初
に読出されたのが何れのEORl6,l7,l8,l9
の上限値であるかまたは下限値であるかを区別できるよ
うな回路構成であれば「O」までのスキヤン操作は必要
なくなる。即ち上限値であるならば硬貨6は贋であり、
下限値であればその信号が入力するEORに対応した硬
貨種であると判明される。以上詳述してきた本発明は電
気的手法に基づいて硬貨の特性を検査することで硬貨の
判定を行なう硬貨選別装置に関し、検知器による検査結
果より判定すべき情報を取出して且つこの情報をデイジ
タル量で測定結果として出力する検査回路を設け後段で
デイジタル処理にて硬貨の判定を行なうことを提示する
ものである。
したがつて基準値となる真貨の場合の測定結果を序じめ
読出し,メモリに記憶するのであるが誤差範囲を考慮し
て上限値及び下限値にて設定してスキヤン操作を行うこ
とで硬貨選別の確実化をはかり、また読出しメモリの記
憶読出しを指令するアドレス指定信号は検査回路より出
力される信号と同質であるために回路を容易に構成する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は検知器及び検査回路を示し、第2図は最大値検
出回路の構成を示し、第3図は読出しメモリと硬貨判定
装置を示し、第4図は第3図の詳細を示す。 主な図番の説明、1・・・・・・検知器、2・・・・・
・検査回路、3・・・・・・読出しメモI八 4A,4
B,4C,4D・・・・・・硬貨判定装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 硬貨の特性を電気的手法にて検査する検知器と、該
    特性による検査結果に基づいて判定すべき測定結果を所
    定ビット数のディジタル量で出力する検査回路と、序じ
    め硬貨種ごと真硬貨の前記特性に基づく測定結果の上限
    値及び下限値を前記ビット数で示されるアドレスに沿つ
    て記憶する読出しメモリと、該メモリより読出される上
    限値及び下限値を示す信号を二入力とし前記硬貨種ごと
    に配設する硬貨判定装置とから成り、前記検査回路によ
    つて得た値から「0」方向へ逐次減算動作を行ない前記
    ビット数で順次示される減算結果を前記メモリの記憶を
    読出すアドレス指定信号とし、前記下限値を示す信号の
    み入力した前記硬貨判定装置があれば前記硬貨を該硬貨
    判定装置に対応した硬貨であると判定することを特徴と
    した硬貨選別装置。
JP14838976A 1976-12-09 1976-12-09 硬貨選別装置 Expired JPS5931753B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14838976A JPS5931753B2 (ja) 1976-12-09 1976-12-09 硬貨選別装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14838976A JPS5931753B2 (ja) 1976-12-09 1976-12-09 硬貨選別装置

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Publication Number Publication Date
JPS5372697A JPS5372697A (en) 1978-06-28
JPS5931753B2 true JPS5931753B2 (ja) 1984-08-03

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ID=15451669

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JP14838976A Expired JPS5931753B2 (ja) 1976-12-09 1976-12-09 硬貨選別装置

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JPS5372697A (en) 1978-06-28

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