[go: up one dir, main page]

JPS5929907B2 - 演算装置 - Google Patents

演算装置

Info

Publication number
JPS5929907B2
JPS5929907B2 JP9795675A JP9795675A JPS5929907B2 JP S5929907 B2 JPS5929907 B2 JP S5929907B2 JP 9795675 A JP9795675 A JP 9795675A JP 9795675 A JP9795675 A JP 9795675A JP S5929907 B2 JPS5929907 B2 JP S5929907B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
input
output
oscillator
voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP9795675A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5221741A (en
Inventor
章文 井手
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP9795675A priority Critical patent/JPS5929907B2/ja
Publication of JPS5221741A publication Critical patent/JPS5221741A/ja
Publication of JPS5929907B2 publication Critical patent/JPS5929907B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Networks Using Active Elements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は非線形の演算装置に関する。
一般に増幅器等を使用する場合、入出力特性がリニアで
ある増幅器等が使用されることが多いが、一方演算器や
補正装置を作成する時には入出力特性が非線形である増
幅器が必要となることが往々にして生ずる。
非線形の系の一般的な形としては、出力が入力に対して
ベキの関係にあるもの、または対数の関係にあるもの、
あるいは累乗の関係にあるもの、もしくは逆比例の関係
にあるもの等がある。
今、演算特性が非線形となる場合の演算装置を作成する
場合、従来使用されている方法の一例を第1図および第
2図について説明する。
第1図において横軸は入力信号の電圧Vis縦軸は出力
信号の電圧Voを各々示し、曲線1は今必要としている
演算器の非線形の演算特性であり折線2は第2図に示し
た従来の方法により得られる演算特性である。
第2図は第1図の曲線1なる特性に近似した特性を有す
る系を作成する方法の一従来例をブロック図で示したも
のである。
第2図において、3は入力抵抗器、4は利得が負でその
絶対値が非常に大きい演算増幅器、5は帰還抵抗器、6
は帰還抵抗器5の抵抗値を制御する抵抗値制御器、γは
加算器、8は定電圧源、9は入力端子、10は出力端子
である。
入力信号を入力端子9に加え、入力抵抗器3を介して演
算増幅器4に印加する。
演算増幅器4の出力は帰還抵抗器5と抵抗値制御器6に
加えられ、演算増幅器4の出力電圧の大きさにより帰還
抵抗器5の抵抗値が制御される。
一方、演算増幅器4からの出力は加算器7に加えられ、
定電圧源8から加算器7に印加された電圧が加算されて
出力信号が出力端子10に現われる。
このように入出力特性が第1図の曲線1に近似した折線
2で表わされる系を得る。
第1図からも明らかな通り、第2図に示した従来例では
帰還抵抗器5の抵抗値を段階的に変化させている為に入
出力特性をなめらかな曲線にすることは不可能であり、
正確な演算装置を作成出来ない。
又、帰還抵抗器5の抵抗値を正確に制御するのは可成り
面到であり、一度設定された特性は容易には変更出来な
い。
一方、帰還抵抗器5の抵抗値を段階的に変化させる方法
ではなくて、抵抗値がその抵抗器に加わる電圧により変
化する非線形抵抗器、例えばバリスタ等を帰還抵抗器と
して使用すれば、入出力特性はなめらかな曲線にするこ
とは出来る。
しかし、入出力特性の形は使用する非線形抵抗器に依存
するところが犬であり、得られる入出力特性の形はある
程度制限されてしまう。
本発明は上記の欠点をなくし、演算特性が逆比例、すな
わち入力信号の電圧をVi(ボルト)、出力信号の電圧
をVo (ボルト)、A、BおよびCを定数として なる演算特性を有する演算装置を提供するものである。
以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第3図において11は発振器、12は電荷転送素子、1
3はp波器、14は電圧制御発振器、15はクロック信
号発生器、16は位相比較器、ITは入力端子、18は
出力端子である。
入力信号は入力端子17に加えられて電圧制御発振器1
4の発振周波数を制御し、その出力信号はクロック信号
発生器15に印加されて所定のりランク波形が作成され
、電荷転送素子12を駆動するりランク信号として電荷
転送素子12に供給される。
一方、発振器11で作成された一定周波数の信号は電荷
転送素子12中を通過してp波器13に加えられ、不要
な周波数成分は除去されて位相比較器16へ供給される
位相比較器16において、r波器13からの信号と発振
器11からの信号との間の位相比較が行なわれ両者の位
相差によって決定される出力信号が出力端子18に現わ
れる。
今、第3図の電荷転送素子12の段数をN、クロック信
号の周波数をfCp (ヘルツ)、発振器11で発振さ
れた信号が電荷転送素子12を通過する際に受ける遅延
時間をT(秒)とすると、遅延時間Tは で示される。
ただし電荷転送素子の駆動方法によNIN す(50)式の右辺は−・−1□・−・・・とfcp
3 fcp 4 なる。
一方入力端子17に加わる入力信号の電圧をVi (ボ
ルト)、電圧制御発振器14の発振周波数をfv(ヘル
ツ)、入力信号の電圧Viが零の時の電圧制御発振器1
4の発振周波数をFo(ヘルツ)、およびある一定系数
Kv(1/ボルト)とした場合に、電圧制御発振器14
が、その発振特性が fv−po(1+Ky ・Vt ) ・”−(51
)を満足する範囲内で使用されておれば、(50)式お
よび(51)式より遅延時間Tを入力信号の電圧Viで
表わすと、fcpとfvは等しいのでとなる。
一方発振器11の発振周波数をfs(ヘルツ)とすれば
、発振器11で発生した信号が電荷転送素子12を通過
するこ゛とにより生ずる遅れ位相角φ(ラジアン)は φ=2π・fs−T ・・・・・・(53)
である。
(52)式及び(53)式より遅れ位相角φを入力信号
の電圧Viで表わすと となる。
位相比較器16は、出力信号すなわち位相差信号の電圧
をVo(ボルト)、利得をKp(ボルト/ラジアン)、
定電圧をVp(ボルト)とした場合、一般には Vo=Kp・φ十vp・・・・・・(55)なる位相比
較特性を有する。
(54)式および(55)式より出力端子18に発生す
る出力信号すなわちVoを入力信号の電圧Viで表わす
と、となる。
(56)式においてf s e Kp”NおよびFoは
各々定数であるから なる定数Kを(56)式に代入すると、 となり、(58)式と(49)式を比較すると、両者は
明らかに同じ形である。
従って(58)式中のKを(49)式中のAに、(58
)式中のKVを(49)式中のBに、(58)式中のV
pを(49)式中のCに各々等しく設定することにより
、(49)式で示される演算特性に全く等しい演算特性
を有する正確な演算装置を得ることが出来る。
本実施例においては、定数には(57)式からも明らか
な通りFo、N、Kp、fsの内のいづれかを変化させ
ることにより適尚な値に変更することは容易であり、又
、KVも変更することは可能である。
従って定数に、KVおよびVpの設定次第で(49)式
のA、B及びCに対応する値は変化出来て演算特性を自
由に決定あるいは変更することが可能である。
第4図では、横軸は入力電圧Viを、縦軸は出力電圧V
oを表わした場合の上述の定数K及びKVの設定の仕方
による演算特性の相違を示し、 曲線20はKが正の定数でKVも正の定数、曲線19は
Kが正の定数でKvは負の定数、曲線21はKが負の定
数でKVは正の定数、曲線22はKが負の定数でKvも
負の定数、の場合の各々の演算特性である。
第4図は定数K及びに■が正の定数であるか負の定数で
あるかによって生ずる相違を示したものであるが、符号
が不変であっても絶対値を変化させることにより演算特
性は当然変更可能である。
又、Vpの設定の仕方によっても当然演算特性を変更出
来る。
又、第3図の入力端子17への入力信号として第5図の
くり返し周期が電荷転送素子12の遅延時間に対し十分
大なる波形23で示されるノコギリ波を使用すると波形
25で示される信号が得られる。
第5図においては、横軸は時間tを示し、縦軸は入力信
号の電圧Vi及び出力信号の電圧Voを各々示す。
波形23の傾斜部24は、時間をt(秒)、P及びQを
定数、傾斜部24の電圧をVl(ボルト)とすると、 V1=P−1+Q ・・・・・・(59)
で示される。
ところが波形2・3を第3図の入力端子17に印加する
と、出力端子18に現われる波形は第5図の波形25と
なり、波形23における(59)式で示される傾斜部2
4は曲線部26となる。
曲線部26の電圧をv2(ボルト)は(58)式および
(59)式より明らかにある定数R,SおよびVを用い
ると で表わされる。
従って第3図で示した本発明の一実施例の入力信号とし
て、第5図における波形23の様なノコギリ波を使用す
ると、(60)式で表わされる曲線部を有する信号に変
換することが可能である。
なお、本実施例において遅延素子としては電荷転送素子
に限らず、クロック信号の周波数により遅延時間が制御
出来る素子であればよく、又、本実施例における電荷転
送素子とはBBD (Bucket Brigade Device )、
CCD(Charge Coupled Device
)、コンデンサメモリ等を含む。
第6図はBBDの一例を等価回路で示したものである。
第6図の27.28,29,30.31はトランジスタ
、32,33,34,35はキャパシタで、各々トラン
ジスタとコレクタ間に接続されている。
38および39はクロック信号入力端子、36は信号入
力端子、37は出力端子である。
入力端子36に加わった情報はクロック信号入力端子3
8および39に加わったクロック信号に従って順次キャ
パシタ32から33,34゜35へと転送されて出力端
子37へと伝わる。
なお、第6図に示した電荷転送素子を駆動するクロック
信号は第7図の波形40および波形41であり、各々ク
ロック信号入力端子38及び39へ加えられる。
第6図はバイポーラトランジスタで構成したBBDを示
したが、FET等で構成されるBBDもある。
当然のことながら上記のBBDに限らずCODやコンデ
ンサメモリを第3図の電荷転送素子12のかわりに使用
しても全く同様の効果を得ることが出来る。
又、第3図における発振器11を矩形波発振器に、かつ
電荷転送素子12をシフトレジスタに各容置きかえるこ
とも可能である。
すなわち第8図において42は矩形波発振器、43はシ
フトレジスタ、44は位相比較器、45は電圧制御発振
器、46はクロック信号発生器、47は入力端子、48
は出力端子であり、矩形波発振器42でローレベルとバ
イレベルのくり返し信号をシフトレジスタ43に印加し
その出力を位相比較器44に加える。
又、位相比較器44には矩形波発振器42で発振した矩
形波も加えて位相比較し、出力端子48に出力信号を発
生させる。
一方入力端子47に加をった入力信号で電圧制御発振器
45を制御し、クロック信号発生器46でクロック信号
を作成し、シフトレジスタ43にクロック信号を供給す
る。
第8図の構成で第3図と同様の効果を得ることが出来る
なお、第8図においてシフトレジスタ43の入力側にア
ナログ・デジタル変換器、出力側にデジタル・アナログ
変換器を挿入すれば、アナログ・デジタル変換器への入
力信号はアナログ信号で良いから42で作成する波形は
矩形波にする必要はない。
以上の実施例より明らかな様に、本発明によれば(49
)式で示される特性を有する演算装置が必要な場合(4
9)式で示される演算特性と全く等しい演算特性を有す
る演算装置を作成出来る。
しかも、正確な演算装置を得ることが可能であり、かつ
演算特性を変更するのも容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は非線形な一演算特性と従来例による演算特性を
示すグラフ、第2図は非線形に近似な演算特性を得るた
めの従来例を示すブロック図、第3図は本発明の一実施
例を示すブロック図、第4図り第3図の構成により得ら
れる演算特性を示すグラフ、第5図はノコギリ波を入力
した場合の入力波形と出力波形図、第6図はBBDの一
例を等節回路で示した回路図、第1図は第6図のBBD
を、駆動するロック信号波形図、第8図はシフトレジス
タを使用した場合の別の実施例を示すブロック図である
。 11・・・・・・発振器、12・・・・・・電荷転送素
子、13・・・・・・F波器、14・・・・・・電圧制
御発振器、15・・・・・・クロック信号発生器、16
・・・・・・位相比較器、17・・・・・・入力端子、
18・・・・・・出力端子、42・・・・・・矩形波発
振器、43・・・・・・シフトレジスタ、44・・・・
・・位相比較器、45・・・・・・電圧制御発振器、4
6・・・・・・クロック信号発生器、47・・・・・・
入力端子、48・・・・・・出力端子。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 発振器と、この発振器出力を入力とする電荷転送素
    子またはシフトレジスタと、入力信号により発振周波数
    が変化する電圧制御発振器と、この電圧制御発振器の出
    力を入力として前記電荷転送素子またはシフトレジスタ
    のクロック信号を発生するクロック信号発生回路と、前
    記電荷転送素子を通過した信号または前記シフトレジス
    タを通過した信号をろ波器で不要成分を除去した信号と
    前記発振器で作成した信号とを位相比較する位相比較回
    路とを設け、この位相比較回路出力の位相差信号を出力
    信号とした演算装置。
JP9795675A 1975-08-11 1975-08-11 演算装置 Expired JPS5929907B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9795675A JPS5929907B2 (ja) 1975-08-11 1975-08-11 演算装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9795675A JPS5929907B2 (ja) 1975-08-11 1975-08-11 演算装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5221741A JPS5221741A (en) 1977-02-18
JPS5929907B2 true JPS5929907B2 (ja) 1984-07-24

Family

ID=14206106

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9795675A Expired JPS5929907B2 (ja) 1975-08-11 1975-08-11 演算装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5929907B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08778U (ja) * 1993-04-26 1996-05-17 月星化成株式会社 靴中敷

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08778U (ja) * 1993-04-26 1996-05-17 月星化成株式会社 靴中敷

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5221741A (en) 1977-02-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5231360A (en) Multi-range voltage amplifier having multiplying digital/analog converters and programmable filter using multiplying DAC in feedback loop
US3712977A (en) Analog electronic multiplier,divider and square rooter using pulse-height and pulse-width modulation
JPS5929907B2 (ja) 演算装置
JPS6226606B2 (ja)
US2966307A (en) Electronic computer circuits
JPS60208115A (ja) 移相装置
JPH03190405A (ja) 交流信号発生装置
US5440307A (en) Method and facility for time/voltage conversion
JPS5948429B2 (ja) 演算回路
SU736174A1 (ru) Аналоговое запоминающее устройство
JPH0514150A (ja) 可変遅延装置
JPS62186607A (ja) 三角波発生装置
JPS5920692Y2 (ja) f/v変換回路
SU840961A1 (ru) Устройство дл решени нелинейныхзАдАч ТЕОРии пОл
SU424185A1 (ru) Устройство для моделирования сухого трения в безынерционных звеньях
SU775835A1 (ru) Устройство дл получени фазоимпульсного модулированного сигнала
SU894665A1 (ru) Дифференцирующее корректирующее устройство
JPH0522969Y2 (ja)
JPH01198110A (ja) 自動デューテイ設定回路
SU788348A1 (ru) Функциональный генератор
JPH0219018A (ja) パルス発生回路
Allen et al. A switched-capacitor waveform generator
JPS6355811B2 (ja)
SU418973A1 (ja)
SU809498A1 (ru) Генератор импульсов