JPS5928649B2 - 混繊糸およびその製造方法 - Google Patents
混繊糸およびその製造方法Info
- Publication number
- JPS5928649B2 JPS5928649B2 JP50114242A JP11424275A JPS5928649B2 JP S5928649 B2 JPS5928649 B2 JP S5928649B2 JP 50114242 A JP50114242 A JP 50114242A JP 11424275 A JP11424275 A JP 11424275A JP S5928649 B2 JPS5928649 B2 JP S5928649B2
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- Japan
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- yarn
- filament
- spun
- length
- spun yarn
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- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
イ 本発明の技術分野
本発明は紡績糸とフィラメント糸を同時にウーり加工し
、後頁にインターレーサー処理するに際し、混繊糸中の
紡績糸とフィラメント糸の糸長がほぼ同一になるよう、
供給フィード率を調整して成る混繊糸とその製造方法に
関する。
、後頁にインターレーサー処理するに際し、混繊糸中の
紡績糸とフィラメント糸の糸長がほぼ同一になるよう、
供給フィード率を調整して成る混繊糸とその製造方法に
関する。
口 従来技術とその問題点
従来紡績糸とフィラメント糸をウーり加工し、紡績糸と
フィラメント糸の特徴をミックスした新規な風合や伸縮
性、嵩高性等の品質特性を改善した混繊糸がある。
フィラメント糸の特徴をミックスした新規な風合や伸縮
性、嵩高性等の品質特性を改善した混繊糸がある。
しかし糸構造や糸特性のまったく異質な紡績糸とフィラ
メント糸を同一条件で同時にウーり加工した混繊糸は、
コーン巻、編織工程等の操業性や最終製品の品位を大き
く低下させている。
メント糸を同一条件で同時にウーり加工した混繊糸は、
コーン巻、編織工程等の操業性や最終製品の品位を大き
く低下させている。
それは混繊糸中の紡績糸とフィラメント糸の単位長さ幽
りに対する見掛の糸長が異なり、ネップ、節、ヨリ留り
、編織目の不明瞭化等が、製品の美感を大きく損なわし
めているのである。
りに対する見掛の糸長が異なり、ネップ、節、ヨリ留り
、編織目の不明瞭化等が、製品の美感を大きく損なわし
めているのである。
本発明に最も近似する公知例としては特開昭49−26
555号公報がある。
555号公報がある。
かかる技術は、フィラメント糸をオーバーフィードし、
紡績糸をアンダーフィードして両糸条を引揃え仮ヨリし
、芯鞘状複合糸とする方法である。
紡績糸をアンダーフィードして両糸条を引揃え仮ヨリし
、芯鞘状複合糸とする方法である。
しかしかかる技術は単に仮ヨリ加工をするだけであるの
で、フィラメント糸と紡績糸の一体性が良好でなく、ま
た両糸条の糸長差があり過ぎてネップ、ヨリ留りが生じ
て工程通過性に劣り、またこなれの悪さ、イラツキムラ
が発生するという欠点があった。
で、フィラメント糸と紡績糸の一体性が良好でなく、ま
た両糸条の糸長差があり過ぎてネップ、ヨリ留りが生じ
て工程通過性に劣り、またこなれの悪さ、イラツキムラ
が発生するという欠点があった。
更に紡績糸の毛羽が伏せられ、好ましい風合を発揮でき
ないという欠点もあった。
ないという欠点もあった。
すなわち、紡績糸とフィラメント糸を同時に仮ヨリ加工
する場合、同一フィードで両糸を供給することは、加熱
−熱固定中の両糸の糸特性がもともと大幅に異なるので
、例えば熱収縮率や熱収縮応力が大きく伸度の小さい方
の糸条の単位長さ当りの見掛糸長は短かくなり、逆の場
合には長くなる傾向にあり、又両糸条の繊度が大幅に異
なり加ネン域に張力差が出ると低い側の糸は高い側の糸
に巻き付くので実質的に糸長が異なる。
する場合、同一フィードで両糸を供給することは、加熱
−熱固定中の両糸の糸特性がもともと大幅に異なるので
、例えば熱収縮率や熱収縮応力が大きく伸度の小さい方
の糸条の単位長さ当りの見掛糸長は短かくなり、逆の場
合には長くなる傾向にあり、又両糸条の繊度が大幅に異
なり加ネン域に張力差が出ると低い側の糸は高い側の糸
に巻き付くので実質的に糸長が異なる。
そして系構成において紡績糸の場合は仮ヨリによって短
繊維の絡み力はルーズになるので、見掛糸長は一般に長
くなる傾向にある。
繊維の絡み力はルーズになるので、見掛糸長は一般に長
くなる傾向にある。
このように単なる同一フィード率で紡績糸とフィラメン
ト糸をウーり加工すると糸長差が出やすくなるのである
。
ト糸をウーり加工すると糸長差が出やすくなるのである
。
この糸長差は後の混繊処理工程つまりインターレーサー
処理あるいは従来技術のネン糸等によって縮まらず、製
編織工程の糸道における屈曲やシゴキによって前述した
如くの糸欠点を起こすのである。
処理あるいは従来技術のネン糸等によって縮まらず、製
編織工程の糸道における屈曲やシゴキによって前述した
如くの糸欠点を起こすのである。
ハ 本発明の目的
本発明は上記従来技術の欠点を改善するものであり、伸
縮性と嵩高性にすぐれ、ネップ、ヨリ留りがなく、こな
れ、イラツキムラを改善した品質価値の高い混繊糸およ
びその製造方法を提供する。
縮性と嵩高性にすぐれ、ネップ、ヨリ留りがなく、こな
れ、イラツキムラを改善した品質価値の高い混繊糸およ
びその製造方法を提供する。
すなわち紡績糸長とマルチフィラメント糸との糸長をほ
ぼ同一に保つことによりしごきに対する耐久性を著しく
向上するとともに、インターレース処理することにより
両糸条の絡み合いを強固にし、かつ紡績糸の毛羽を外層
に出し、風合の優れた混繊糸を提供する。
ぼ同一に保つことによりしごきに対する耐久性を著しく
向上するとともに、インターレース処理することにより
両糸条の絡み合いを強固にし、かつ紡績糸の毛羽を外層
に出し、風合の優れた混繊糸を提供する。
ホ 本発明の構成
かかる目的を達成するため、本発明は次の構成からなる
。
。
Itl)仮ヨリケン縮を有する紡績糸と仮ヨリケン縮フ
ィラメント糸とからなる混繊糸において、フィラメント
糸が紡績糸を抱合し、フィラメント糸が鞘状、紡績糸が
芯状に配列し、該紡績糸の短繊維が該フィラメント糸の
単繊維間から突出した構造で、かつ糸方向に沿ってフィ
ラメント単繊維が規則的あるいは不規則的な状態で部分
的にS又はZの実撚り撚回し、実質的に無ヨリであり、
さらに該紡績糸と該フィラメント糸の単位長さ当りの糸
長差率が下記式Iで示される範囲であることを特徴とす
る混繊糸。
ィラメント糸とからなる混繊糸において、フィラメント
糸が紡績糸を抱合し、フィラメント糸が鞘状、紡績糸が
芯状に配列し、該紡績糸の短繊維が該フィラメント糸の
単繊維間から突出した構造で、かつ糸方向に沿ってフィ
ラメント単繊維が規則的あるいは不規則的な状態で部分
的にS又はZの実撚り撚回し、実質的に無ヨリであり、
さらに該紡績糸と該フィラメント糸の単位長さ当りの糸
長差率が下記式Iで示される範囲であることを特徴とす
る混繊糸。
(2)熱可塑性合成繊維を主体とするステープル繊維か
らなる紡績糸と、熱可塑性合成フィラメント糸を同時に
仮撚加工し、後頁にインターレーサー処理するに際し、
混繊糸中の該紡績糸と該フィラメント糸の糸長差率が下
記式Iで示される範囲となるよう、供給フィード差をつ
けて仮ヨリすることを特徴とする混繊糸の製造方法。
らなる紡績糸と、熱可塑性合成フィラメント糸を同時に
仮撚加工し、後頁にインターレーサー処理するに際し、
混繊糸中の該紡績糸と該フィラメント糸の糸長差率が下
記式Iで示される範囲となるよう、供給フィード差をつ
けて仮ヨリすることを特徴とする混繊糸の製造方法。
〔ただし、L8は紡績糸の糸長
り、はフィラメント糸の糸長〕」
次に本発明の混繊糸を第2図によって説明するならば、
仮ヨリケン縮を有する紡績糸2に、仮ヨリケン縮フィラ
メント糸1が芯鞘状に配列し、該紡績糸の短繊維12が
該フィラメント1の単繊維間から突出した構造でかつ、
糸方向に沿って規則的あるいは不規則的な状態で部分的
にS又はZの実撚り撚回し、実質的に無ヨリである。
仮ヨリケン縮を有する紡績糸2に、仮ヨリケン縮フィラ
メント糸1が芯鞘状に配列し、該紡績糸の短繊維12が
該フィラメント1の単繊維間から突出した構造でかつ、
糸方向に沿って規則的あるいは不規則的な状態で部分的
にS又はZの実撚り撚回し、実質的に無ヨリである。
また本発明の混繊糸において、該紡績糸と該フィラメン
ト糸の単位長さ当りの見掛糸長がほぼ同一であって、そ
の比は1:1が最も好ましいが、ネップ、節、ヨリ留を
形成するに必要な糸長差は、デニール、単繊維デニール
、フィラメント数、断面形状によって多少異なるが、糸
長差率〔(紡績糸の糸長−フィラメント糸〕糸長)/紡
績糸の糸長×100(至)〕が±3%以内であれば糸欠
点とならない許容できる範囲である。
ト糸の単位長さ当りの見掛糸長がほぼ同一であって、そ
の比は1:1が最も好ましいが、ネップ、節、ヨリ留を
形成するに必要な糸長差は、デニール、単繊維デニール
、フィラメント数、断面形状によって多少異なるが、糸
長差率〔(紡績糸の糸長−フィラメント糸〕糸長)/紡
績糸の糸長×100(至)〕が±3%以内であれば糸欠
点とならない許容できる範囲である。
本発明の混繊糸は、フィラメント糸と紡績糸との糸長差
が一3〜+3%の範囲内にあるので、一方の糸が弛んだ
り、ネップのように溜ったすせず、高次加工性は極めて
よいものとなる。
が一3〜+3%の範囲内にあるので、一方の糸が弛んだ
り、ネップのように溜ったすせず、高次加工性は極めて
よいものとなる。
またフィラメント単繊維は規則的あるいは不規則状態で
部分的にS又はZの実撚り撚回しているので、紡績糸の
回りをフィラメント糸が強固に絡みついた構造となり、
集束一体性の極めて良好なものとすることができる。
部分的にS又はZの実撚り撚回しているので、紡績糸の
回りをフィラメント糸が強固に絡みついた構造となり、
集束一体性の極めて良好なものとすることができる。
また本発明の混繊糸は、外部に紡績糸の短繊維が突出し
た構造を呈しているので、風合は紡績糸風の好ましいも
のとなる。
た構造を呈しているので、風合は紡績糸風の好ましいも
のとなる。
次に本発明の製造方法を第1図に従って説明する。
紡績糸2はポリアミド、ポリエステル、アクリル等の熱
可塑性合成繊維を主体とし、リング精紡糸、空気精紡糸
あるいは無ヨリのステープル繊維束の周りにステープル
繊維実ヨリでらせん状に巻きついた例えは特開昭49−
125639号公報に記載された方法によって得られる
結束紡績糸のいかなる紡績糸であってよい。
可塑性合成繊維を主体とし、リング精紡糸、空気精紡糸
あるいは無ヨリのステープル繊維束の周りにステープル
繊維実ヨリでらせん状に巻きついた例えは特開昭49−
125639号公報に記載された方法によって得られる
結束紡績糸のいかなる紡績糸であってよい。
しかし操業性、品質特性の点からいえば結束紡績糸が好
ましい。
ましい。
一方フィラメント1はポリエステル、ポリアミド等の熱
可塑性合成繊維を用い、素材の組合せによって多種・多
様の変化に富んだ混繊糸を得ることができる。
可塑性合成繊維を用い、素材の組合せによって多種・多
様の変化に富んだ混繊糸を得ることができる。
解舒した紡績糸2、フィラメント糸1はフィードローラ
4,3へ供給しここでフィード量を調整し、合糸ガイド
5へ供給する。
4,3へ供給しここでフィード量を調整し、合糸ガイド
5へ供給する。
フィードローラの代わりに張力装置を用いてもさしつか
えない。
えない。
そしてスピンドル7によって紡績糸とフィラメント糸の
複合糸を加ネンし、ヒータ6で熱固定し後群ネンし、ヒ
ータ6で熱固定し後群ネンする。
複合糸を加ネンし、ヒータ6で熱固定し後群ネンし、ヒ
ータ6で熱固定し後群ネンする。
デリベリ−ローラ8から出た該複合糸をリラックスロー
ラ10との間で例えば特公昭36−12230号公報に
記載されたインターレーサー9によって混繊し、巻取ロ
ーラ11でチーズに巻き上げるのである。
ラ10との間で例えば特公昭36−12230号公報に
記載されたインターレーサー9によって混繊し、巻取ロ
ーラ11でチーズに巻き上げるのである。
混繊においては、生産性、コスト、操業性、品質等から
インターレーサーを用いることが必要となる。
インターレーサーを用いることが必要となる。
又リラックスローラ10から出た混繊糸をオーバーフィ
ードしつつ再熱セットすることによって風合および編織
面の改善をはかることも容易である。
ードしつつ再熱セットすることによって風合および編織
面の改善をはかることも容易である。
加工速度についてはウーり加工工程にインターレーサー
ノズルあるいは再熱セットヒータを装備することにより
、連続的に一気にかつ高速で実施することができるゆえ
高能率で付加価値の高い混繊糸を生産することができる
。
ノズルあるいは再熱セットヒータを装備することにより
、連続的に一気にかつ高速で実施することができるゆえ
高能率で付加価値の高い混繊糸を生産することができる
。
本発明方法においては、特に仮撚加工時の供給フィード
差を一3〜+3%の範囲とし、しかも仮撚加工後にイン
ターレース処理するのでフィラメント糸と紡績糸という
全く性質を異にする糸同士を強固に一体化せしめ、しつ
かりした構造の糸とすることができる。
差を一3〜+3%の範囲とし、しかも仮撚加工後にイン
ターレース処理するのでフィラメント糸と紡績糸という
全く性質を異にする糸同士を強固に一体化せしめ、しつ
かりした構造の糸とすることができる。
また前記インターレース処理により、芯部に配置されて
いる紡績糸より短繊維毛羽が外部に突出し、これが好ま
しい風合を与える。
いる紡績糸より短繊維毛羽が外部に突出し、これが好ま
しい風合を与える。
へ 本発明の効果
前記した如く、本発明の混繊糸は、フィラメント糸と紡
績糸との糸長差が一3〜+3%の範囲内にあるので、一
方の糸が弛んだり、ネップのように溜ったすせず、高次
加工性は極めてよいものとなる。
績糸との糸長差が一3〜+3%の範囲内にあるので、一
方の糸が弛んだり、ネップのように溜ったすせず、高次
加工性は極めてよいものとなる。
またフィラメント単繊維は規則的あるいは不規則状態で
部分的にS又はZの実撚り撚回しているので、紡績糸の
回りをフィラメント糸が強固に絡みついた構造となり、
集束一体性の極めて良好なものとすることができる。
部分的にS又はZの実撚り撚回しているので、紡績糸の
回りをフィラメント糸が強固に絡みついた構造となり、
集束一体性の極めて良好なものとすることができる。
また本発明の混繊糸は、外部に紡績糸の短繊維が突出し
た構造を呈しているので、風合は紡績糸風の好ましいも
のとなる。
た構造を呈しているので、風合は紡績糸風の好ましいも
のとなる。
以下実施例により更に詳細に説明する。
実施例 1
使用素材として特開昭49−125639号公報記載の
結束紡績糸(ポリエステル100%、綿番手100番)
と、ポリエチレンテレフタレートフィラメント延伸糸(
75D−24F)を用い、第1図のプロセスにより両糸
条のフィード率を一2〜+3%の範囲で変化させ、仮ヨ
リ温度220℃、仮ヨリ数2000’T/m、糸速10
0m/分、インクレーサーノズル圧力5kg/cyyt
、ローラ8と10の弛緩率10%で実験を行なった。
結束紡績糸(ポリエステル100%、綿番手100番)
と、ポリエチレンテレフタレートフィラメント延伸糸(
75D−24F)を用い、第1図のプロセスにより両糸
条のフィード率を一2〜+3%の範囲で変化させ、仮ヨ
リ温度220℃、仮ヨリ数2000’T/m、糸速10
0m/分、インクレーサーノズル圧力5kg/cyyt
、ローラ8と10の弛緩率10%で実験を行なった。
この結果を第1表に示す。
第1表において高次加工性とは通常の製織によって判断
した。
した。
第1表からも明らかなとおり、実験番号2〜6は本発明
の範囲であったので良好な結果が得られた。
の範囲であったので良好な結果が得られた。
得られた糸条も毛羽が突出していて好ましい風合を示し
た。
た。
これに対して実1験番号1,7はいずれもフィラメント
糸と紡績糸との糸長差が本発明の範囲から外れていたた
め、こなれ、イラツキ、伸縮復元率、高次加工性はいず
れも好ましいものとならなかつ*た。
糸と紡績糸との糸長差が本発明の範囲から外れていたた
め、こなれ、イラツキ、伸縮復元率、高次加工性はいず
れも好ましいものとならなかつ*た。
実施例 2
実施例1と同一の素材、同一のプロセスを用いて、紡績
糸とフィラメント糸のフィード率のみを第2表のとおり
変更した以外は実施例1と同じ条件を採用して実験した
。
糸とフィラメント糸のフィード率のみを第2表のとおり
変更した以外は実施例1と同じ条件を採用して実験した
。
条件および結果を第2表に示す。
なお第2表中OF率とはオーバーフィード率をいう。
この結果実験番号9,11〜15は本発明方法の範囲で
あったので良好な結果が得られた。
あったので良好な結果が得られた。
実験番号8,10,16,17は本発明方法の範囲外で
あったので好ましい結果は得られなかった。
あったので好ましい結果は得られなかった。
比較実施例 1
実施例1、実験番号3の条件において、インターレース
を省略し、仮ヨリ加工のみの糸とした。
を省略し、仮ヨリ加工のみの糸とした。
この方法は特開昭49−26555号公報記載の方法に
準じたものである。
準じたものである。
しかし得られた糸条はフィラメントと紡績糸の集束一体
性が弱く、また紡績糸の毛羽の突出も少なく、全体とし
て本発明の糸条と比べて品質は極めて劣っていた。
性が弱く、また紡績糸の毛羽の突出も少なく、全体とし
て本発明の糸条と比べて品質は極めて劣っていた。
注)「こなれ」 「イラツキ・ムラ」:官能評価伸縮復
元率:JIS法 CF値二紡績糸とフィラメント糸の分離点に針を刺し、
混繊糸に小荷重を吊 して引きさいた長さを指数で表わ したもの(数値の小なる程絡みは 強い) 糸長前二文中に記載
元率:JIS法 CF値二紡績糸とフィラメント糸の分離点に針を刺し、
混繊糸に小荷重を吊 して引きさいた長さを指数で表わ したもの(数値の小なる程絡みは 強い) 糸長前二文中に記載
第1図は本発明法の実施態様例を第2図は混繊糸のモデ
ル図を示したものである。 1:マルチフィラメント糸、2:紡績糸、3゜4:フィ
ードローラ、6:ヒーター、7:仮ヨリ装置、9:流体
ノズル。
ル図を示したものである。 1:マルチフィラメント糸、2:紡績糸、3゜4:フィ
ードローラ、6:ヒーター、7:仮ヨリ装置、9:流体
ノズル。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 仮ヨリケン縮を有する紡績糸と仮ヨリケン縮フィラ
メント糸とからなる混繊糸において、フィラメント糸が
紡績糸を抱合し、フィラメント糸が鞘状、紡績糸が芯状
に配列し、該紡績糸の短繊維が該フィラメント糸の単繊
維間から突出した構造で、かつ糸方向に沿ってフィラメ
ント糸の単繊維が規則的あるいは不規則的な状態で部分
的にS又はZの実撚り撚回し、実質的に無ヨリであり、
さらに該紡績糸と該フィラメント糸の単位長さ当りの糸
長差率が下記式Iで示される範囲であることを特徴とす
る混繊糸。 〔ただし、L8は紡績糸の糸長 Lfはフィラメント糸の糸長〕 2 熱可塑性合成繊維を主体とするステープル繊維から
なる紡績糸と、熱可塑性合成フィラメント糸を同時に仮
撚加工し、後頁にインターレーサー処理するに際し、混
繊糸中の該紡績糸と該フィラメント糸の糸長差率が下記
式Iで示される範囲となるよう、供給フィード差をつけ
て仮ヨリすることを特徴とする混繊糸の製造方法。 〔ただし、L8は紡績糸の糸長 Lfはフィラメント糸の糸長〕
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50114242A JPS5928649B2 (ja) | 1975-09-23 | 1975-09-23 | 混繊糸およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50114242A JPS5928649B2 (ja) | 1975-09-23 | 1975-09-23 | 混繊糸およびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5240643A JPS5240643A (en) | 1977-03-29 |
JPS5928649B2 true JPS5928649B2 (ja) | 1984-07-14 |
Family
ID=14632824
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50114242A Expired JPS5928649B2 (ja) | 1975-09-23 | 1975-09-23 | 混繊糸およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5928649B2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4926555A (ja) * | 1972-07-12 | 1974-03-09 |
-
1975
- 1975-09-23 JP JP50114242A patent/JPS5928649B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4926555A (ja) * | 1972-07-12 | 1974-03-09 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5240643A (en) | 1977-03-29 |
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