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JPS5927323Y2 - 車輛の液圧ブレ−キ系統用横すべり防止制御装置 - Google Patents

車輛の液圧ブレ−キ系統用横すべり防止制御装置

Info

Publication number
JPS5927323Y2
JPS5927323Y2 JP1981002689U JP268981U JPS5927323Y2 JP S5927323 Y2 JPS5927323 Y2 JP S5927323Y2 JP 1981002689 U JP1981002689 U JP 1981002689U JP 268981 U JP268981 U JP 268981U JP S5927323 Y2 JPS5927323 Y2 JP S5927323Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chamber
pressure
valve
plunger
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1981002689U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56155962U (ja
Inventor
デビツド・パ−ソンズ
Original Assignee
オ−トモ−チブ・プロダクツ・リミテツド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by オ−トモ−チブ・プロダクツ・リミテツド filed Critical オ−トモ−チブ・プロダクツ・リミテツド
Publication of JPS56155962U publication Critical patent/JPS56155962U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5927323Y2 publication Critical patent/JPS5927323Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T8/00Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
    • B60T8/32Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration
    • B60T8/34Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition
    • B60T8/50Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition having means for controlling the rate at which pressure is reapplied to or released from the brake
    • B60T8/5087Pressure release using restrictions
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T8/00Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
    • B60T8/32Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration
    • B60T8/34Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition
    • B60T8/42Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition having expanding chambers for controlling pressure, i.e. closed systems
    • B60T8/4208Debooster systems
    • B60T8/4225Debooster systems having a fluid actuated expansion unit

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Regulating Braking Force (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、車輛が作動している場合には常時利用し得る
ように圧力供給源たとえばエンジンで駆動されるポンプ
から提供される液圧が車輛の車輪にブレーキを掛けるよ
うに作用するモーターシリンダに車輛の運転者の制御の
もとに弁の作動により加えられ、該車輛の車輪の横すべ
りの先駆状態に応答して、前記モーターシリンダ内に作
用する実際の圧力を制御して、横すべりの傾向が感得さ
れた場合には上記の実際の圧力を自動的に減じまた横す
べりの傾向がなくなった場合には上記実際の圧力を前記
の運転者により制御される弁により決定される値まで自
動的に戻すための感得装置が配備されている形式の車輌
の液圧ブレーキ系統のための横すべり防止制御装置に関
する。
横すべり防止制御装置の作動中にブレーキを掛けるよう
に作用する圧力の変化割合を、横すべりの傾向がなくな
った場合の圧力の復帰中には少くとも、制御するように
された横すべり防止制御装置を提供することが本考案の
目的である。
車輌が作動している場合には常時利用し得るように圧力
供給源から提供される油圧が車輌の車輪にブレーキを掛
けるように作用するモーターシリンダに車輛の運転者の
制御のもとに弁の作動により加えられ、該車輌の車輪の
横すべりの先駆状態匣応答して、前記モーターシリンダ
内に作用する実際の圧力を制御して、横すべりの傾向が
感得された場合には上記の実際の圧力を自動的に減じま
た横すべりの傾向がなくなった場合には上記実際の圧力
を前記の運転者により制御される弁により決定される値
まで自動的に戻すための感得装置が配備され、また前記
圧力供給源から前記モーターシリンダへの液体の流れを
防止するように閉鎖することができる閉止弁が前記の運
転者により制御される弁と上記モーターシリンダの中の
少くとも一部のものとの間に配備され、また上記室の容
積を変えるように作動する可動プランジャを内部に有す
る第1の室が前記閉止弁と前記モーターシリンダとの間
に配備され、前記ブレーキ系統内の液体圧力により前記
閉止弁が閉鎖位置に向けて押し付けられ且つ前記プラン
ジャが前記室の容積を最大限に増大する方向に押し付け
られまた前記閉止弁とプランジャとは通常可動壁に作用
する前記圧力供給源からの流体圧カドよびばねの対抗作
用により前記ブレーキ系統内の前記液体圧力による運動
を防止される型式の車輛の油圧ブレーキ系統のための横
すべり防止制御装置において、通常は前記圧力供給源に
接続されまた前記横すべり感得装置の作動により低圧貯
槽に接続される第2の室内の流体により前記対抗作用を
提供する流体圧力が生成され、また前記第2の室と前記
圧力源pよびトレンとの間に液体を通すための流れ制限
装置および前記流れ制限装置により制御されない割合で
前記第2の室から外方に液体を流す装置とが配備されて
いることを特徴とする横すべり防止制御装置が本考案に
より提供される。
前記流れ制限装置により制御されない液体の流れを提供
する上記装置が上記流れ制限装置と平行をなして一方弁
により制御される通路を含んでもよく或は前記流れ制限
装置を通る液体の流れ通路の有効面積を増大するための
装置を含んでもよい。
液体が上記第2の室から逸出する際に上記通路を通る流
れの制限を変えるための可変流れ制限装置が前記一方弁
と直列に配備されてもよい。
上記流れ制限装置は前記第2の室から前記第2の室とは
反対の前記可動壁の側にかける第3の室内へ通じてもよ
く、また上記圧力供給源と、前記低圧貯槽とへの前記第
2の室の通過が前記第3の室を通して提供される。
前記横すべり感得装置により制御される弁が前記第2の
室を前記圧力供給源と前記低圧貯槽とに交互に接続する
ため配備されてもよい。
その代りとして、第3の室が流れ制限装置を通して前記
圧力供給源に接続されてもよく且つ前記横すべり感得装
置により制御される弁を介して前記低圧貯槽に接続可能
であってもよい。
以下、本考案にしたがった横すべり防止制御装置の実施
例を添付図面について詳細に説明する。
添付図面の第1図において、車輌の前車輪のブレーキが
符号10で示され且つ該車輛の後車輪のブレーキが符号
11で示され、またブレーキ10および11はそれぞれ
モーターシリンダ12釦よび13内で作用する液圧によ
り作動される。
これ等のブレーキを作動するための油圧は適当な手段で
、たとえばこの種のブレーキ系統ではよく知られている
車輌のエンジンにより駆動されるポンプ14により生成
される。
上記ポンプは貯槽15から液体を吸込んでこれを油圧蓄
圧器17へ供給し、この蓄圧器17から油圧は運転者に
より作動される制御弁16を介して前記ブレーキに供給
される。
第1図に示されているブレーキ系統においては、前車輪
ブレーキモーターシリンダ12は運転者により制御され
る弁16に直接接続され、したがってこれ等のモーター
シリンダ内で作用する圧力は上記弁によりこのみ制御さ
れるが、後車輪ブレーキモーターシリンダ14は全体を
符号18で示されて第1図に鎖線のます内に囲まれた横
すべり防止制御装置を介して上記弁16に接続されてい
る。
上記機すべり防止制御装置が車輌の全てのプレーキ又は
選択されたブレーキ群を作動するモーターシリンダを制
御するように配列されてもよいし或は個々のブレーキ又
はブレーキ群を作動する制御モーターシリンダを制御す
るのに別個な横すべり防止制御装置が配備されてもよい
ことは理解されるであろう。
上記様すべり防止制御装置は勝目21を設けられたユニ
ット19から成り、また上記勝目にはボール弁23のた
めの弁座22が設けられ、勝目21の一方の端部は前記
の運転者により制御される弁16に符号24で示されて
いるように接続され、またボール弁23は上記勝目の上
記端部に隣接した弁座22の側にあって、運転者により
制御される弁16が作動されてブレーキを掛けた場合に
、ポンプ14からの圧力はボール弁23を着座させる傾
向を有している。
またボール弁23をその弁座22に向けて押し付ける弱
いばね25も配備されている。
弁腔口21の他方の端部内で滑動自在なプランジャ26
がボール弁23に係合するように弁座22を貫通して延
びたピン27を担持し、またブレーキモーターシリンダ
13は符号28で示されているように弁座22とピン2
7が延びているプランジャ26の端部との間で勝目21
に接続されている。
プランジャ26が内部で滑動自在な勝目21の端部は上
記勝目21よりも実質上大きい直径を有する同軸シリン
ダ29内へ開口し、また上記シリンダ29内にはプラン
ジャ26と一体に運動するピストン30が滑動自在に装
架されている。
上記ピストンはシリンダ29を2つの室31および32
に分割している。
室31はプランジャ26が突出しているピストン30の
側にあり、また室32はプランジャ26から遠方のピス
トン30の側にある。
室32内のばね33がピストン30に作用して、ボール
弁23を離座せしめプランジャ26を弁座22に向けて
押し付けるように作用するスラストを提供し、それによ
り弁座22と上記プランジャ26との間の脇目21内の
隙間の容積を減する。
弁座22と、プランジャ26の隣接端部との間の勝目2
1の部分は以下において第1室34と呼ばれる可変容積
の室を形威し、また室32は以下において第2室と呼ば
れる。
運転者により制御される弁16は勝目21に符号24で
示されているように永久的に接続されているのみでなく
通常は弁35を介してシリンダ29内の室31へ接続さ
れ、また第2の室32と室31との間の流れ制限装置と
なるオリフィス36がピストン30に設けられている。
また、ピストン30に設けられて、上記両室の相互間を
接続する通路3T内に配備されている一方弁38は第2
の室32から室31への液体の流れを許すが反対方向の
流れは許さない。
横すべり感得装置41からの電気信号により付勢される
ソレノイド39により制御される弁35は、車輌の横す
べりの傾向に起因した前記横すべり感得装置の作動によ
り信号が生成された場合に、前記被制御弁16への室3
1の接続を閉鎖し、且つ上記室31を貯槽15へ接続す
る。
電気信号を提供する横すべり感得装置は周知されている
のでこの装置は本文ぶては詳細には説明されない。
第1図に関して説明されたブレーキ系統は以下のごとく
作動する。
被制御弁16が運転者により作動されてブレーキを掛け
た場合に、油圧がモーターシリンダ12内で高くされて
前車輪ブレーキを掛は且つモーターシリンダ13内で高
くされて後車輪ブレーキを掛け、また後車輪ブレーキモ
ーターシリンダ13内の圧力に相当した圧力が第1の室
34内で高くされる。
油圧はまた、室31が弁35を介して第1の室34に接
続されまた第2の室32がオリフィス36を介して室3
1に接続されてむり且つ両方の室内の圧力が互いに等し
い状態にされるので、両方の室31と第2の室32内に
も着々蓄積される。
したがってピストンプランジャ構体26゜30、は、第
2の室32内に露出されるピストン30の面積が室31
内に露出されるピストン30の面積とプランジャ26の
面積との和に等しいので、油圧が釣合った状態にある。
したがって第2の室32内のばね33はボール弁23を
開放状態に保持する。
横すべりが感得された場合に、横すべり感得装置により
制御される弁35が室31を前記圧力供給源から絶縁し
且つ上記室31を貯槽15に接続し、かくして圧力が前
記室31内で降下し且つ液体が流れ制限オリフィス36
と一方弁38とを介して第2室32から前記室31に進
入し、かくして圧力が第2の室32内でも迅速に降下し
、且つ第1室34内のプランジャ26に作用する圧力が
上記プランジャを動かしてボール弁23を閉鎖せしめ、
ブレーキモーターシリンダ13を前記圧力源から絶縁す
る。
ボール弁23が閉鎖した後もプランジャ26が引続いて
運動することで、前記弁座とプランジャ26との間の脇
目21内の室34の容積が増大され且つモーターシリン
ダ13内で作用する圧力が減ぜられて、ブレーキ11が
解放され、それによりブレーキを掛けられた車輪の横す
べりの傾向が除去される。
この横すべりの傾向が除去されるや否や、感得装置41
が該装置により制御される弁35をその正常位置へ復帰
せしめ、かくして室31を前記圧力供給源へ再接続する
このとき、室31内の圧力が第′2の室32内の圧力よ
り大きくその結果一方弁38が閉鎖し、かくして液体が
流れ制限オリフィス36を通してのみ第2の室32へ進
入する。
したがって第2の室内の圧力が緩徐に高くなってピスト
ン30とプランジャ26とを移動し、かくして第1の室
34の容積を減じ且つ究極的にはボール弁23を開放し
、その結果モーターシリンダ13内の制動圧力が緩徐に
高くされてブレーキを再び掛ける。
上記ブレーキが緩徐に掛けられることで、車輪が再び横
すべりを開始する傾向が減ぜられる。
前記一方弁が開放された場合における通路37の有効面
積は流れ制限オリフィス36の有効面積よりも可成り大
であり、かくして、室32からの液体の逸出割合とブレ
ーキの解放割合とが有効に決定される。
第1図に示されている配列においては、制動の復帰中に
室31から第2の室32内へ進入する液体の流れに提供
される制限は固定されたオリフィス36により決定され
るので一定である。
制限の割合をピストン30の位置と共に変化するように
することが好ましいと判明している。
その目的で、第2図に示されているように、ピストン3
0に設けられた孔36b内に密合して該孔内で滑動する
ことができるピン36aが配備されてもよい。
シリンダ29に対する軸線方向の運動を防止されるよう
に両端部にて該シリンダ290両端壁に衝接しているピ
ン36aは室31と32との間に流れ制限通路を提供す
るため長手方向の平たん面36c又は長手方向のみそを
形成されている。
上記平たん面又はみそはピストンの運動で流れ制限通路
の面積を漸進的に変化するように長手方向に傾斜されて
もよいし且つ(或は)任意のピストン位置において急激
な変化を提供するように段付きにされてもよい。
かくして、初めの制動が比較的に迅速に再開され、それ
に続いて最大限の制動まで緩徐に増大されるか或は初め
の制動が比較的に緩徐に再開され、それに続いて最大値
まで迅速に増大されるか、或はその他の所望の特性が提
供されることができる。
第1図および第2図に関して述べられた配列に訃いては
、一定の面積の通路を通る流れに有効に左右されて、横
すべりの感得に続いてブレーキが解放された場合第2の
室32からの圧力の解放が比較的に高い割合で開始し且
つ室32と31との間の圧力差が減するにしたがって、
迅速に減する圧力解の割合を極めて均等にするため、一
方弁38と直列に可変流れ制限装置が配備されてもよい
たとえば第3図に示されているように、ピストン30は
、固定された流れ制限オリフィス36と、一方弁38に
より制御される通路37とを設けられているのみでなく
、管状のステム42を同軸に装架され、且つその膣口の
一端部を通路37により室31に接続され、且つステム
42は第2の室32を通り抜は且つ該室の端壁に設けら
れたオリフィス43を貫通してさらに他の室44内へ延
びており、また上記室44内へ前記ステムに設けられた
前記膣口の他方の端部が開口している。
管状のステム42は図示されているとトり外方ヘテーパ
ーにされて、ピストン30に向けて直径を減じ且つピス
トン30が第2の室32の端壁に設けられたオリフィス
43の壁に向けて運動するにしたがって増大する隙間を
自体と前記壁との間に提供するようにされてもよい。
かくして、感得装置41により制御される弁35が感得
された横すべりの結果として作動された場合、第2の室
32から一方弁38を通り抜けた液体は先ずステム42
の周りの前記隙間を通り抜けてさらに他の室44に進入
し、次でステム42の膣口を通り、一方弁38を通り抜
けて室31に進入する。
第2の室32の容積を減するようにピストン30が運動
するにしたがって、上記隙間を通る流れの制限が減ぜら
れ、その結果、前記両室の相互間の圧力差が降下するに
したがって全体の流れ制限が減じ、かくして室32内の
圧力が極めて均等な割合で減する。
ステム42の外側表面は前記のようにテーパーにされる
代りに、反対方向にテーパーにされるか又は段付きにさ
れて任意の所望の特性を提供するようにされてもよい。
第4図に図示されている配列は、第3図に図示されてい
る配列と同様に、一方弁を含んだ室32と31との間の
流れ通路を通って流れる流れに可変制限を提供する。
だが、この配列においては、上記のごとき流れの制限の
度合はピストン30の位置によらずに室32内の圧力に
より左右される。
前記一方弁と可変流れ制限装置とは第3図の配列と同様
にピストン30により担持されてもよいが、これ等はシ
リンダ29の外部に装架されているとして第4図に図示
され、一方弁45は室31から空洞46内へ延びている
導管内に装架され、上記空洞46からオリフィス47が
室32へ連通されている他の空洞48へ通じている。
オリフィス47内で軸線方向に動かされ且つ横断面を変
化する輪郭づけられた針49が空洞48内へ突出したプ
ランジャ50により担持され、また上記プランジャ50
は室32内の圧力に相当する空洞48内の圧力により押
し付けられる方向とは反対の方向にばね51により押し
付けられている。
かくして、室42から液体が流出するにしたがって空洞
48内の液体圧力が減するので、流れの制限は室42内
の圧力が降下するにしたがって変化し、かくして室32
からの制御された圧力解放率が提供され、その結果、ブ
レーキ系統内に制御された圧力降下率が得られる。
第4図には針49は室32内の圧力が降下するにしたが
って流れ制限が減するようにテーパーにされているとし
て図示されているがその他の特性を提供するその他の針
の形状が使用可能である。
添付図面に図示されている形式の本考案にしたがった横
すべり制御装置においては、横すべりが感得された場合
に先ずプランジャ26が迅速に動かされて確実にブレー
キが迅速に解放され、且つブレーキ作動モーターシリン
ダ内の圧力をそれ以上域するプランジャ26のそれ以上
の運動は上記圧力が降下する割合を制限するように制御
される。
前記の配列の場合と同様に、プランジャ26はシリンダ
29内で滑動自在なピストン30に固定されているが本
配列においてはピストン30は第2の室32内へ延びる
ようにプランジャ26とは反対の方向に延びているステ
ム52を有している。
浮動ピストン53がステム52上に滑動自在に装架され
て、上記ピストン30に係合する位置と、ステム52上
に装架されたクリップリング54に係合する位置との間
でピストン30に関して動かされる。
クリップリング54はまた第1図における戻しはね33
と同様にピストン30とプランジャ26とに作用する戻
しばね55のための衝接体ともなっている。
ピストン30と浮動ピストン53との間に作用する弱い
ばね56がピストン53をクリップリング54に向けて
押し付ける。
ピストン30内のオリフィス57は液体をピストン30
と浮動ピストン53との間の隙間から室31内へ自由に
進入させる一方弁を提供するようにフラッタ板58によ
り制御される。
フラッタ板58は反対方向に卦ける制限された液体の流
れを許すように小オリフィス60を設けられている。
浮動ピストン53に流れ制限オリフィス59が設けられ
、また通オリフィス59はオリフィス60よりも大きい
面積を有している。
ブレーキが掛けられた場合には、横すべりの傾向が感得
されない限り、諸部分が第5図に示されている位置にあ
るが、横すべりの傾向が生じ且つソレノイド弁35が作
動された場合、室31が該系統の低圧貯槽に接続される
この時には、液体は室32からフラッタ弁58を通って
逸出し、ピストン30およびプランジャ26を運動させ
てボール弁23を閉鎖することができる。
ピストン30の上記初運動中に、オリフィス59を通る
液体の流れに対する抵抗に起因して、浮動ピストン53
はピストン30よりも遅れる傾向を有している。
ピストン30のこの運動中にステム52が前記主ピスト
ンから遠方の前記浮動ピストンの側の室320部分から
液体を押し除ける傾向を有しているので、前記主ピスト
ンと浮動ピストンとが接触するまでは互いに迅速に接近
し、上記接近後には、一体のものとして一緒に運動し、
このピストンの構体を通しての液体の転送は、前記フラ
ッタ板が上記流れに対し抵抗を与えないが、オリフィス
59により制限される。
かくして、ブレーキの解放割合は主ピストン30と浮動
ピストン53とが接触するようになった場合オリフィス
59により制御される。
横すべりが停止し且ンレノイド弁35が再び室31を圧
力供給源に接続した場合に、プランジャ26とピストン
30はばね550作用と、フランタ板58に設けられた
オリフィスを通して室31から室32へ転送される圧力
とにより復帰する。
上記オリフィスは第1図、第3図釦よび第4図にかける
オリフィス36と同様にブレーキの掛は直し割合を制御
するように液体の流れを制限する。
上記浮動ピストンはクリップリング54と接触する位置
までばね56の作用の下に復帰する。
第5図に示されているものに類似した第6図に示されて
いる配列は第5図に示されている浮動ピストンと類似し
て主ピストンと同様に協同する浮動ピストン53を含ん
でいるが、第5図に示されているものとは異った装置が
横すべりの傾向のなくなった場合にプランジャ26の復
帰割合を実質上一定にするように前記主ピストンを通る
液体の流れを制御するための装置が配備されている。
第6図の配列にむいては、符号61で示されている主ピ
ストンは開口端部を室31に向けたコツプ形状にされ、
またプランジャ26上に滑動自在に嵌装された弁スリー
ブ62は裾部63を形成され、また該裾部の端縁はピス
トン裾部64の内径よりわずかに小さい直径を有し、か
くしてピストン裾部64とプランジャ裾部63との間の
隙間が室31から室32への液体の流れを制御する流れ
制限手段となっている。
ピストン61に衝接しているばね66により該ピストン
内に装架されたクリップリング67に押し当てられた座
金65は通常スリーブ62を位置決めして、裾部63の
端縁をピストン裾部64内に部分的に横置させ、且つ前
記プランジャ26内と前記浮動ピストンを担持したステ
ム52内の軸線方向の脇目に通じているプランジャ26
内の半径方向の導口68を上記スリーブで可成りの範囲
まで覆うようにされている。
また上記軸線方向の脇目は複数の半径方向の導口69に
より主ピストン61と浮動ピストン53との間の室32
0部分にも接続されている。
スリーブ62が上記の位置にある場合に、該スリーブに
より完全に被覆されるプランジャ26のさらに他の半径
方向の導口68aは弁スリーブ62が座金65から離れ
て行く場合に前記プランジャ内の前記軸線方向の脇目を
主ピストン61の内部に接続する。
座金65は液体を自由に通過させるための半径方向のみ
ぞ71を設けられている。
スリーブ62は室31内にてシリンダ30の端壁に衝接
したばね72により座金65に押し当てられている。
第6図には、ブレーキが掛けられ且つ正常に作動してい
て、横すべりの傾向が感得されていない場合に占有する
正常位置にかける諸部分が示されている。
横すべりが感得された場合に、ソレノイド弁35が前記
のとおりに作動されて室31をこの系統の低圧貯槽へ接
続し、かくして室31内の油圧が降下し、その結果液体
が室32から導口69および68を通り且つ裾部63と
64との間の隙間を通って室31内へ流入する傾向を有
している。
前記隙間を通る流れの制限に起因したこの液体の流れは
スリーブ62を主ピストン61から押し離して上記隙間
を増大し且つ流れ制限装置としての効果を実質上排除し
、それと共に前記導口68の露出を増加しかつ導口68
aを開放する傾向を有している。
浮動ピストン53は第5図に関連して説明された様に作
用して、上記両ピストンが互いに接触するようになった
場合のピストン61の運動の割合を決定する。
横すべりが停止し且つ室31が再び前記圧力供給源に接
続された場合に、スリーブ62は座金65と接触するよ
うに押し付けられ、かくして導口68aを閉鎖し且つ導
口68の有効面積を著しく減じ、裾部63と64との間
に隙間における流れの制限で、導口68に関するスリー
ブ62の位置を制御して、前記ブレーキモーターシリン
ダ内の圧力を回復し且つ弁23を再開放するため室32
内へ逆流する液体の流れを実質上一定の割合に維持する
裾部62と64との間に隙間を設ける代りに、上記裾部
が実質上接触して、制限された流路が裾部63に設けら
れた孔により提供されてもよい。
第6図に示されている配列においては、プランジャ26
の復帰の割合は主として主ピストン61を通過する液体
の流れの割合により決定され且つ大体においてこのブレ
ーキ系統内の圧力に左右されない。
第7図において、ボール弁23、プランジャ26、ピス
トン30およびシリンダ29は第1図に関して述べられ
たとおりであり、ピストン30は流れ制限オリフィス3
6と、第1図に関して説明されたような一方弁38によ
り制御される通路37とを設けられている。
だがこの配列においては、運転者により制御される弁1
6は、横すべり感得装置により制御される弁を介してシ
リンダ室31に接続される代りに、流れ制限装置52を
介して直接上記室に接続され、また、通常は閉鎖されて
いるが横すべりが感得された場合に開放されるように横
すべり感得装置により制御される弁53が開放されると
室31と、この系統の低圧貯槽とを相互に接続する。
弁53は、開放された場合に、前記流れ制限装置を介し
て室31に流入することができる速度よりも迅速に液体
を室31から逸出せしめ、かくしてピストン30でプラ
ンジャ26を動かしてブレーキを解放させることが可能
となる。
弁53が再閉鎖されて、ブレーキを掛は直される場合、
室31内の、したがって室32内の圧力の上昇割合の決
定による室31内への液体の導入の制限により、横すべ
り感得装置の作用に起因して解放された後にブレーキが
掛は直される割合が制御される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を具体化した車輌用油圧ブレーキ系統の
概略線図、第2図、第3図、第4図、第5図、第6図、
および第7図は鎖線内に囲まれた第1図の部分に対応し
た線図で、本考案にしたがった横すべり防止制御装置の
変更配列をそれぞれ示した図面である。 10・・・・・−前車輪ブレーキ、11・・・・・・後
車輪ブレーキ、12,13・・・・・・モーターシリン
ダ、14・・・・・・ポンプ、15・・・・・・貯槽、
16・・・・・・運転者により作動される制御弁、17
・・・・・・油圧蓄圧器、18・・・・−すべり防止制
御装置、19・・・・・・制御装置ユニット、21・・
・・・・腟口、22・・・−・・弁座、23−・・・・
・ホール弁、26・・・・・・プランジャ、27・・・
・・・ピン、29・・・・・・シリンダ、30・・・・
・・ピストン 31,32・・・・・・室、33・・・
・・・ばね、35・・・・・・弁、36・・・・・・オ
リフィス 38・・・・・−一方弁、39・・−・・・
ソレノイド、41・・・・・・横すべり感得装置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 車輛の運転者が制御する装置16からの液圧が。 車輛の車輪にブレーキを掛けるように作用するモーター
    シリンダ13に加えられ、車輛の車輪の横すべりがまさ
    に開始されようとする状態に応動して、前記モーターシ
    リンダ内の実際の圧力を制御し、横すべりの傾向が感知
    されたときには前記実際の圧力を自動的に減じまた横す
    べりの傾向がなくなったときには前記実際の圧力を前記
    運転者が制御する装置によって決定される高さまで自動
    的に戻すための感知装置41が配備されている車輌の液
    圧ブレーキ系統用横すべり防止制御装置であって;前記
    運転者が制御する装置と前記モーターシリンダの中の少
    なくとも一部のものとの間に配備されたばねで押し付け
    られている遮断弁23を有し、該遮断弁は前記ばねの荷
    重を受けて閉鎖して該運転者が制御する装置から前記モ
    ーターシリンダへの液体の流れを防止することができる
    ようになっており;また、前記遮断弁と前記モーターシ
    リンダの間に配備された第1の室34と、前記感知装置
    の作動に応動して高圧源14と低圧源15とに選択的に
    切替え接続される第2の室32内の液圧に制御されて前
    記第1の室の容積を変えるように移動できるプランジャ
    26とを有し、前記プランジャは前記ブレーキ系統の液
    圧によって前記第1の室の容積を最大にする方向に押さ
    れるが、通常は、前萼己第1の室の容積が最小にされて
    前記遮断弁が該プランジャによって開かれている位置に
    保持されており;さらにまた、該プランジャに連結され
    たピストン30によって前記第2の室と分離されている
    第3の室31を有する横すべり防止制御装置において:
    前記第2の室は流れ制限装置と一方弁とによって前記第
    3の室と連通していることを除いて閉鎖されており、前
    記流れ制限装置は前記プランジャが前記遮断弁に近ずく
    運動を遅らせるように作動し、前記一方弁は前記プラン
    ジャが前記遮断弁から遠ざかる運動を制限しないように
    なっていることを特徴とする車輛の液圧ブレーキ系統用
    横すべり防止制御装置。
JP1981002689U 1971-02-23 1981-01-12 車輛の液圧ブレ−キ系統用横すべり防止制御装置 Expired JPS5927323Y2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB522071 1971-02-23
GB5220/71 1971-02-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56155962U JPS56155962U (ja) 1981-11-20
JPS5927323Y2 true JPS5927323Y2 (ja) 1984-08-08

Family

ID=9791972

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1981002689U Expired JPS5927323Y2 (ja) 1971-02-23 1981-01-12 車輛の液圧ブレ−キ系統用横すべり防止制御装置

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Country Link
JP (1) JPS5927323Y2 (ja)
DE (2) DE2207850C3 (ja)
GB (1) GB1325221A (ja)

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Also Published As

Publication number Publication date
DE2207850A1 (de) 1972-08-31
JPS56155962U (ja) 1981-11-20
GB1325221A (en) 1973-08-01
DE2207850C3 (de) 1981-06-25
DE2207850B2 (de) 1980-09-25
DE7206222U (de) 1972-10-05

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