JPS5926673Y2 - ノイズ除去回路 - Google Patents
ノイズ除去回路Info
- Publication number
- JPS5926673Y2 JPS5926673Y2 JP17258378U JP17258378U JPS5926673Y2 JP S5926673 Y2 JPS5926673 Y2 JP S5926673Y2 JP 17258378 U JP17258378 U JP 17258378U JP 17258378 U JP17258378 U JP 17258378U JP S5926673 Y2 JPS5926673 Y2 JP S5926673Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- analog switch
- input terminal
- output
- output terminal
- converter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000001052 transient effect Effects 0.000 description 2
Landscapes
- Analogue/Digital Conversion (AREA)
- Manipulation Of Pulses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、D/A(テ゛ジタル→アナログ)変換器に接
続されるノイズ除去回路に関する。
続されるノイズ除去回路に関する。
従来のノイズ除去回路は、第1図に示すように、入力端
子1にコード信号が並列に供給されるD/A変換器2の
出力端子にアナログスイッチ3の一方の入力端4aを接
続し、その他方の入力端4bを接地し、その出力端4C
をバッファアンプ5に接続し、更にバッファアンプ5に
対してローパスフィルタ6を接続する構成とされており
、出力端子7にアナログ出力が取り出される。
子1にコード信号が並列に供給されるD/A変換器2の
出力端子にアナログスイッチ3の一方の入力端4aを接
続し、その他方の入力端4bを接地し、その出力端4C
をバッファアンプ5に接続し、更にバッファアンプ5に
対してローパスフィルタ6を接続する構成とされており
、出力端子7にアナログ出力が取り出される。
D/A変換器2を構成する各スイッチの切替時間に差が
あるために、入力コードが’(011・・・・・・11
)から(100・・・・・・00)に変化する際に第2
図Aに示すように過渡的なスパイク状のノイズ(グリッ
チ)が発生する。
あるために、入力コードが’(011・・・・・・11
)から(100・・・・・・00)に変化する際に第2
図Aに示すように過渡的なスパイク状のノイズ(グリッ
チ)が発生する。
このノイズは、ローパスフィルタ6によって除去するこ
とが不可能であり、アナログスイッチ3及びバッファア
ンプ5からなるノイズ除去回路(デグリッチ回路と呼ば
れる)が設けられている。
とが不可能であり、アナログスイッチ3及びバッファア
ンプ5からなるノイズ除去回路(デグリッチ回路と呼ば
れる)が設けられている。
つまりアナログスイッチ3は、入力コードの供給されて
いる期間T1のうちの中央部T2においてのみ、その入
力端4aと出力端4Cとが接続されるオン状態となり、
これによってバッファアンプ5の出力には、第2図Bに
示すようにノイズを含まないパルス振幅変調波状の出力
が取り出される。
いる期間T1のうちの中央部T2においてのみ、その入
力端4aと出力端4Cとが接続されるオン状態となり、
これによってバッファアンプ5の出力には、第2図Bに
示すようにノイズを含まないパルス振幅変調波状の出力
が取り出される。
かかる従来のノイズ除去回路は、アナログスイッチ3の
オン状態でその入力端4a及び出力端4C間に印加され
るオン電圧のレベルは、D/A変換器2の出力に他なら
ないので、入力端子1に与えられるコード信号に応じて
このオン電圧のレベルは種々の値に変化する。
オン状態でその入力端4a及び出力端4C間に印加され
るオン電圧のレベルは、D/A変換器2の出力に他なら
ないので、入力端子1に与えられるコード信号に応じて
このオン電圧のレベルは種々の値に変化する。
アナログスイッチ3として用いられるC−MOS等にお
いては、オン電圧によってオン抵抗等のスイッチング特
性が変動する。
いては、オン電圧によってオン抵抗等のスイッチング特
性が変動する。
この変動のために出力波形がひずみ、またアナログスイ
ッチ3のオン、オフによる信号のスリューレイトが極め
て高いためにバッファアンプ5が歪むことによっても出
力波形がひずむ。
ッチ3のオン、オフによる信号のスリューレイトが極め
て高いためにバッファアンプ5が歪むことによっても出
力波形がひずむ。
本考案は、かかる従来のノイズ除去回路の欠点を除去す
るようにしたものである。
るようにしたものである。
以下、本考案の一実施例について第3図を参照して説明
する。
する。
本例では、D/A変換器2の出力端子とアナログスイッ
チ3の入力端4dとを抵抗器8を介して接続し、そのオ
フ時に接続される一方の出力端4eを接地し、そのオン
時に接続される他方の出力端4fを演算増幅器9の反転
入力端子と接続する。
チ3の入力端4dとを抵抗器8を介して接続し、そのオ
フ時に接続される一方の出力端4eを接地し、そのオン
時に接続される他方の出力端4fを演算増幅器9の反転
入力端子と接続する。
演算増幅器9の非反転入力端子を接地し、その出力端子
と反転入力端子との間に帰還抵抗10とコンデンサ11
との並列回路を挿入する。
と反転入力端子との間に帰還抵抗10とコンデンサ11
との並列回路を挿入する。
演算増幅器9に対してローパスフィルタ6が接続され、
出力端子7にアナログ出力が得られる。
出力端子7にアナログ出力が得られる。
上述の本考案の一実施例において、D/A変換器2の出
力端子から抵抗器8、アナログスイッチ3(オン状態で
入力端4d及び出力端4fが接続されている)及び演算
増幅器9を見た入力インピーダンスは、演算増幅器9の
電圧利得が充分に大きければ、抵抗器8の値に略々等し
くなる。
力端子から抵抗器8、アナログスイッチ3(オン状態で
入力端4d及び出力端4fが接続されている)及び演算
増幅器9を見た入力インピーダンスは、演算増幅器9の
電圧利得が充分に大きければ、抵抗器8の値に略々等し
くなる。
つまり、D/A変換器2から出力電流を流したときに、
その電圧降下は、殆ど抵抗器8の両端でなされ、(アナ
ログスイッチ3の入力端4d→その出力端4f→接地)
の経路を電流が流れることによる電圧降下は非常に小さ
くなり、演算増幅器9の反転入力端は、実用上、接地点
と同電位である。
その電圧降下は、殆ど抵抗器8の両端でなされ、(アナ
ログスイッチ3の入力端4d→その出力端4f→接地)
の経路を電流が流れることによる電圧降下は非常に小さ
くなり、演算増幅器9の反転入力端は、実用上、接地点
と同電位である。
従ってD/A変換器2の出力電圧が入力コードによって
変化するときでも、アナログスイッチ3の入力端4dと
出力端4fとの間に印加されるオン電圧が殆ど変化しな
い。
変化するときでも、アナログスイッチ3の入力端4dと
出力端4fとの間に印加されるオン電圧が殆ど変化しな
い。
このように本考案に依れば、アナログスイッチ3のオン
電圧が入力コードによらず略々一定であるので、アナロ
グスイッチ3のオン抵抗等が変動することを防止でき、
出力波形がひずむことを防止することができる。
電圧が入力コードによらず略々一定であるので、アナロ
グスイッチ3のオン抵抗等が変動することを防止でき、
出力波形がひずむことを防止することができる。
また、演算増幅器9の帰還路にコンデンサ11を挿入す
ることにより、高い周波数領域での演算増幅器9のゲイ
ンを下げ、バッファアンプ5に対する人力のスリューレ
イトを下げているので、バッファアンプ5のトランジェ
ント歪を防止することができる。
ることにより、高い周波数領域での演算増幅器9のゲイ
ンを下げ、バッファアンプ5に対する人力のスリューレ
イトを下げているので、バッファアンプ5のトランジェ
ント歪を防止することができる。
このようにして本考案に依れば、頗る低歪のノイズ除去
回路を実現することができる。
回路を実現することができる。
本考案の一実施例における回路素子の値の一例を下記に
示す。
示す。
抵抗器8;IOKΩ抵抗器10:10にΩ コンデンサ
11 : 1000pF なお、抵抗器8は、アナログスイッチ3のショート防止
のために設けられており、D/A変換器2の信号源イン
ピーダンスが成る程度大きければ、特に設ける必要はな
い。
11 : 1000pF なお、抵抗器8は、アナログスイッチ3のショート防止
のために設けられており、D/A変換器2の信号源イン
ピーダンスが成る程度大きければ、特に設ける必要はな
い。
第1図は従来のノイズ除去回路の構成を示すブロック図
、第2図はその説明に用いる波形図、第3図は本考案の
一実施例の構成を示すブロック図である。 2はD/A変換器、3はアナログスイッチ、7はアナロ
グ出力の取り出される出力端子、9は演算増幅器である
。
、第2図はその説明に用いる波形図、第3図は本考案の
一実施例の構成を示すブロック図である。 2はD/A変換器、3はアナログスイッチ、7はアナロ
グ出力の取り出される出力端子、9は演算増幅器である
。
Claims (1)
- アナログスイッチの入力端子にD/A変換器の出力端子
を接続し、上記アナログスイッチの一方の出力端子を接
地すると共に、その他方の出力端子を演算増幅器の反転
入力端子に接続し、この演算増幅器の非反転入力端子を
接地し、上記演算増幅器の出力端子と上記反転入力端子
との間にコンデンサを挿入し、上記アナログスイッチの
上記入力端子は、上記D/A変換器に入力コードが供給
されている期間よりも短い期間だけ上記他方の入力端子
と導通するように制御され、上記演算増幅器の出力端子
から上記D/A変換器の出力を得るようにしたノイズ除
去回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17258378U JPS5926673Y2 (ja) | 1978-12-14 | 1978-12-14 | ノイズ除去回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17258378U JPS5926673Y2 (ja) | 1978-12-14 | 1978-12-14 | ノイズ除去回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5588542U JPS5588542U (ja) | 1980-06-18 |
JPS5926673Y2 true JPS5926673Y2 (ja) | 1984-08-02 |
Family
ID=29177507
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17258378U Expired JPS5926673Y2 (ja) | 1978-12-14 | 1978-12-14 | ノイズ除去回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5926673Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-12-14 JP JP17258378U patent/JPS5926673Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5588542U (ja) | 1980-06-18 |
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