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JPS59227239A - 鮮度保持処理法 - Google Patents

鮮度保持処理法

Info

Publication number
JPS59227239A
JPS59227239A JP58100601A JP10060183A JPS59227239A JP S59227239 A JPS59227239 A JP S59227239A JP 58100601 A JP58100601 A JP 58100601A JP 10060183 A JP10060183 A JP 10060183A JP S59227239 A JPS59227239 A JP S59227239A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
freshness
acid
lettuce
keeping
liquid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP58100601A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoji Tanaka
友爾 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP58100601A priority Critical patent/JPS59227239A/ja
Publication of JPS59227239A publication Critical patent/JPS59227239A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Storage Of Harvested Produce (AREA)
  • Storage Of Fruits Or Vegetables (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は生鮮野菜や果実類の被膜剤塗布によつて生ず
る組織細胞内で発酵して、返つて早期に腐蝕する嫌気性
発酵を抑制するにその根部や支技部の切口にポリビニー
ルアルコール、カラギナン海草即ち、ガラクトーズ類寒
天、マンナン、ポリアクリル酸,イサゴールポリエチレ
ン、ポリエチレン酢酸ビニール,ラテツクスゴム、C.
M.C.C.M.Sメチルセルローで澱粉尿素メラミン
フオルマリン樹脂、ポリブテン、グルコマンナン、ソル
ビタン、モノエステル、モルフオリン、オレイン酸ソー
ダー等に水、アルコール、アルデヒド、有機酸、リポ核
酸、アミノ酸、鉱酸、尿素アミン、アルカリ塩、カルシ
ウム、マグネシウム塩と界面活性剤、イオン水を添加し
て加熱溶解,又は,乳化せしめ、これに、デヒドに酢酸
塩、グルコン酸アルカリ、イソ安息香酸ブチル、ナアペ
ン、ダゾール等の防カビ、殺菌剤過酸化物,明バン、亜
硫酸カルシウム等を添加したものを塗布し更に、アルデ
ヒド、シエラツクス、モノフオリン、脂肪酸塩、ポリエ
チレンポリブラン、T.B.S.第を溶解した液や前記
混合液を稀釈塗布して成る生鮮野菜や、果実の表皮処理
被膜を形成せしめる事を特徴とする鮮度保持法にかかる
内容である。
一般公知の果実の鮮度保持法として、果実の表皮にポリ
ブチン、ポリエチレン、プルラングルコマンナン、ソル
ビタンモノエステル、モヒフオリン等の脂肪酸エステル
が塗布されて内部、水分の蒸発抑制による鮮度保持が行
はれて来たが、之等の、果実表皮の被膜化は、外部から
の酸素侵入を抑制し、内部炭酸ガスの発生量を増大する
為、嫌気性域内となり、内部酵素や、バクテリヤ菌によ
る発酵が行はれて黒変して腐敗を促進する結果を生じた
従つて、果実内の炭酸ガス発生を抑制し、組織細胞群の
呼吸数を少くなくする他の方法を組込む必要があつた。
この呼吸数を減少せしめる、一般法としては気温を低下
せしめる低温貯藏が実施化されてはいるが産地から複雑
な流通経路をへて販売が行はれる現況では冷凍設備に問
題があり、出来るだけ常温での鮮度保持が要求されて来
た。
この理由から、本発明は常温での鮮度保持を行ふ事を目
的として開発せしめたもので、シエラツクや合成樹脂、
ゴム、含水炭素等の高分子を造被膜材料として、水に溶
解又は、乳化分散せしめこれにアルデヒド、過酸化物、
亜硫酸カルシウム、チアベンダゾール、デヒドロ酢酸ソ
ーダー、ソルビン酸ソーダーイソ安息香酸ブチル、アル
コール、グリオキザール、を混合した粘性液を果実の切
り支技面や、根部切口面に塗布乾燥し、そして、その塗
布以前に、この液を稀釈して、果実表皮に塗着せしめる
、しかる時は、果実内部の水分の蒸発を抑制しクロロフ
イルの分解を抑制し、炭酸ガスの異状発生を抑制し、長
時間に亘る鮮度保持を行小事が出来、不活性ガス封入の
プラスチツクマパツクへの包装の併用によつて、より効
果的鮮度保持が得られる。
又、生鮮野菜に於いては、果実より少くなく稀釈した前
記混合液を添加したもので浸積し切口に塗着したものを
脱水乾燥するが、ホウレン草の様なものは、アミノ酸液
に浸漬して処理し、脱水してクロロフイルの合解を防ぐ
カイワレ大根では尿素、チオベンダゾールアルコール、
グライコール水液で処理し鮮度を保持するがモナズ石や
ガドリン石を水に7日以上浸漬した、イオン水を水液と
して薬剤を混合したもので処理する時は全ての生鮮品の
鮮度保持に役立つ。
又放線菌のオレオマイシン液を併用するとカイワレ大根
によく、生鮮野菜の鮮度保持は品種によつて、多少その
鮮度保持剤の組成を異にする。
又之等野菜への薬剤の塗布は全体面と局所に制限され局
所塗着の場合に■り個装によつて乾燥を防ぐ場合もある
例へばキングメロンでは、支技つるの切口と底頂部の二
ケ所にゼリ状の鮮度保持前、実施例(2)の配合を塗布
し乾燥後ポリ個装したものは芳香性がよく過剰炭酸ガス
の発生も少くない,ビワの場合は支技と尻面に塗着しシ
エラツクス、ベンダソールのT.B.Z.をアルコール
で溶解、したもので処理し全体を被膜化する時は、30
gの重量のビワは14日後室温30℃で29gであつた
が、無処理のものは27〜28gとなり、鮮度保持剤の
みを支技切口に塗着したものは,27.5〜28.5g
、ワツクス被膜のみのものは炭素化して腐敗した甘ナツ
の場合は、シエラツクス乳化液で処理したものはPH価
7〜8で5%液のものでは40日30℃の室温で光沢が
上昇するが黒変が生ずるが,チオベンダゾールの0.0
5%液にシエラツクス乳化液とイオン水を組合せたもの
で処理すると黒変化が予防されブドウ等に,マスカツト
や,キヨホウの種類では,支技の切口に鮮度保持剤と殺
菌防カビ剤を塗着する時はブドウ球の支技からの離脱が
20日間25℃の温度で85%以上予防されるが、無処
理のものでは、同一条件で50%は離脱した脱水は,ポ
リ個装により予防し糖度は、ゼオライト紙で、エチレン
ガスを吸着分離した、糖度が18度のものでは7日間で
18.5度で,無処理のものでは19度となつていた、
ポリエチレン、シエラツク乳化液で処理したものは脱水
は予防されるが炭素化はまめがれず生トウモロコシの表
皮のグリーン色を保持するには、ゼリー状のものを尻の
切口面に塗布しポリビニールフイルムで包着したものは
10〜20日間のグリーン表皮を保持し、又,レタスの
場合ではゼリ状の鮮度保持を切口面に塗着し,シエラツ
クゼリー状液の稀釈液にグリセリン脂肪酸塩で処理した
ものを軽く脱水せしめたものは28℃の温で約10日間
腐敗する事がない、 ナスビノ場合は、シエラツク防カビ剤イオン水で明礬液
で処理し、切口をゼリー状の鮮度保持剤で塗着し、ポリ
ビニールフイルムで包装する、之等はトンカラシも同様
に処理され7〜10日の鮮度が28℃で保持される。
馬鈴署の鮮度保持はエチレンヂアミンテトラアセナツク
ソーダーとグルクシツドのアルカリ、カルシウム塩水の
0.1%水液で処理し尿素防カビ剤を添加する。
アスパラガスは尿素ブリセリン、防カビ剤のイオン水で
グリーン色を保持し鮮度保持として切口にゼリー状の鮮
度保持剤を塗布乾燥すれば、ポリビニール包着で20日
の鮮度保持が出来る。
このゼリー状の鮮度保持剤を頭部を多孔スポンヂ面とし
た公知の糊容量に入れて、一塗を0.025ccとした
容器を使用する時は操作が簡素化され、作業性を向上す
る。
この様に鮮度保持剤をゼリー状とする時は高分子増粘剤
によつて薬剤の刺激が緩和され例へばマンゴウの支技切
口に塗布した余剤薬液が他所に流動して皮膚炎傷による
炭素病の発生を生ずる事が、予防され、極めて安全性が
高くなり、このゼリー状薬液を、シエラツクスやポリエ
チレン乳化液に混合して表面処理を行ふ時は脱水現象が
抑制されて、鮮度が保持されてポリビニール包装によつ
て脱水処理の抑制が行はれる。
又,菊や,生花等の鮮度保持としてゼリー状の鮮度保持
剤を塗着せしめる時は、水が無くとも長期に亘る鮮度を
保持する利点がある。又シエラツク乳化液はその構造上
の性質から空気中の水分を果実等に吸着せてめる効果が
あり、防カビ殺菌剤等で炭酸ガスの発生を抑制するので
鮮度保持として、吸着剤過酸化物還元剤等の便別けによ
つて、その効果をあげる事が出来る。
この発明の実施要領を図面によつて,説明すれば次の如
くである。
レタ(A)をコンペアー(2)を通じて、タンク(3)
に誘導し、タンク(3)に予め、入れたワツクス、合成
樹脂鮮度保持剤、防カビ剤、防腐剤殺菌剤、アルコール
、グライコール等を入れた稀釈水液の鮮度保持液(1)
を混和槽(4)から導入して、漸次鮮度保持液(1)を
ポンプ(5)で補給しながら液量を調節したものに導入
浸積してレタス(4)を被膜を形成せしめ、これを遠心
分離器(6)で脱水した、レタス(A)の切口(A′)
に鮮度保持ペースト■を塗着し、菜芯(2A)特に切口
に近い表面に塗着する。これを乾燥5分で処理してポリ
スチレンペーパー(8)と内部にNaCO3 ClO2
含浸の薄紙やゼオライト紙(7)で包み、段ボールに入
れて搬送製品化する。
メロンの場合も同様にタンク(3)に入れて、ワツクス
混合の鮮度保持液(1)に浸漬脱水乾燥し、ゼオライト
紙即ちゼオライト50〜95%パルプ5〜50%又は,
過酸化物含浸紙で包装し、ポリスチレンフイルムで包装
して搬送する。
この鮮度保持液は果実のビワ甘橘類ブドウレイシ、マン
ゴク、リンゴ、梨、桃、柿イチヂク等にも応用されるが
鮮度保持剤のゼリー状又は,ペースト状で局部的に塗着
して、その面を乾燥した後に,ポリスチレン、フイルム
で包装して市販する事も出来るが、レタスは、その限で
は、保存に問題残る。第2図は、そのレタスの斜正面図
で第3図はポリスチレン、フイルムとゼオライト紙又は
,過酸物含浸紙で外面を包着させたものである。
第4図はマンゴウ(3A)の支技(3′A)の切口(4
A)と支技に鮮度保持剤ゼリーを塗着し,乾燥した後ゼ
オライト、紙又は過酸化物紙で包着しポリセログリン紙
等で包着して段ボールに30個単位にして嵌挿して、輸
送する。
しかしメロン例へば、キングメロン,水瓜等では、第6
図に示す如くメロン(3B)の支技(3′B)と切口及
び尻部(4B)にゼリーを塗着して乾燥してゼオライト
紙又は過酸化物紙(c)で包着してポリスチレン、フイ
ルム(d)で包装して、貯藏する。水瓜の場合は、支技
と尻に塗着したゼリー状の鮮度保持液を乾燥して、終了
する。
第7図はトウモロコシの側面図を示し、図のトウモロコ
シ(3c)の表面に包着する皮膜(3′c)をその儘包
着した状態で搬送したものは焼モロコシ原料として、遠
距離輸送するが、この間に皮膜(3′c)がグリーン色
から黄色に変色するのを防ぐにトウモロコシ(3c)の
付根(4c)にゼリー状の鮮度保持膜(3A)を塗着乾
燥せしめ液で浸積して脱水乾燥する、そしてポリビニー
ルフイルムで包着して輸送する。
第8図は、ブドウを示し、このブドウの鮮度を保持する
にはブドウ(3D)本支技(3′D)の切口(4D)に
ペーストを塗着し皮膜(4′D)を形成せしめる。
このペースト処理のブドウは15日後本支技(3′D)
を吊下げて、振動する時は、末支技(5D)に付着する
ブドウ球(6D)の脱落は9.%以下であるが無処理の
ものでは50〜60%が脱落し商品価値がない。
馬鈴署(3e)の場合はアルカリ性ワツクス鮮度保持剤
を塗布し乾燥すればよい。この皮膜を(3′e)で示し
ている。
この鮮度保持剤の配合例を示せば次の如くである。
実施例(1)レタスの鮮度保持液 合成樹脂ポリビニール、アルコール、シエラツク乳化液
,            7.5g水       
          1000gチアペンダゾール  
        0.01g尿素          
         5gアルデヒド,グリオキザル、又
は    0.1gベンツアルデヒド リンゴ酸,クエン酸,アミノ酸,■酸    5gアル
コール                5gグライコ
ール             0.2g実施例(2)
 レタスの鮮度保持ゼリー−合成樹脂ポリビニールアル
コール シエラツク乳液,カラギナン       15g水 
                 100gチアベン
ダゾール          0.05gフオルモアル
デヒド、ベンツアルデ ヒド,グリオキザール         0.1g尿素
                   5gリンゴ酸
,クエン酸,ペクチン酸,アスコルビン酸,フマール酸
、アミノ酸    10g硼酸又は硼酸ソーダー   
        5gアルコール          
     30gグライコール           
    5gデヒドロ酢酸ソーダー又は、ソルビン 酸カリ,イソ安息香酸ブチール    0.01g実施
例(3)インゴウゼリー液 ポリゼニール アルコール、カラギナン又は、イサゴー
ル            10gシエラツク■化物 
5%         10g有機酸        
          5g尿素           
       20gアルコール          
     10gグライコール           
    1g水                  
100gチアペンダンール          0.0
5gアルデヒド             0.03g
過酢酸ソーダー又はデヒドロ酢 酸ソーダー             0.01g実施
例(4)マンゴー鮮度保持液 例(3)のものを            10g水 
                 900gアルデヒ
ド                1gチオペンダゾ
ール          0.01gノエラツク乳化液
              3g実施例(5)ミカン
、オレンヂ、レモン、夏カンシエラツク乳化液 10%
        10gポリエチレン 低■合    
       1gポリアクリル酸又はポリビニール 
     1g尿素                
   5gチオペンダゾール           0
.5gデヒドロ酢酸ソーダー        0.01
g有機酸                  5g水
                  100gアルコ
ール               10gグライコー
ル               3g実施例(6)ミ
カン等3表皮加工用 シエラツク乳液 10%液        15gチオ
ペンダソール           0.5gアルデヒ
ド                1g水     
             900gアルコール   
             5gグライコール    
           1g実施例(7)ブドウ用 ポリビニールアルコール、シエラツク 乳化液                 10g有機
酸                 10g硼酸  
                3g尿素     
             10gアルコール    
           10gチアペンダゾール   
        0.5g水            
      100g実施例(8)カイワレ大根用 尿素                   5g水 
                1000gシエラツ
クス乳液又はポリビニール アルコール、ポリブテンポリエチレン ポリエチレン酢酸ビニール乳化液      1g水、
クラギナン、 アルコール               10gアル
デヒド,ウルトラピン         2gグライコ
ール               1g実施例(9)
ホーレン車用 水                1.000gアミ
ノ酸アルカリ10%         10g尿素又は
ウルトラピン混合物        5gフルデヒド,
グリオキザール      0.1gアルコール   
             2gチアペンダゾール  
        0.05gグライコール      
         1gデヒドロ酢酸ソーダー    
  0〜0.01gシエラツク乳液ポリビニールアル コール                  5g実施
例(10)ピーマン 尿素                   5g水 
                1000gシエラツ
ク乳液,ポリビニールアルコールポリエチレン酢酸ビニ
ール乳化液      5gアルコール       
         5gグライコール        
       1gチアペンダゾール        
   0.5gアルデヒド             
 0.1g実施例(11)馬鈴署用 アミノ酸,リポ核酸アルカリ5%     10gシエ
ラツク乳液,ポリビニールアル コール                  5g水 
                 100gアルコー
ル                5gチアペンダゾ
ール           0.5gグライコール  
             1gアルデヒド,ウルトラ
ピン0.1g 大豆、トラモロコン■としては,ガリー状として実施例
(12) 水 100g アルコール 20g グライコール 1g ポリビニールアルコール、シエラツク乳化液の10%液
 25g チアペンダゾール 0.5g ワルビン酸ソーダー 0.01g アルデヒド 1g 有機酸 5g 尿素 10g 硼酸ソーダー 1g 石灰粉 1g このゼリー状や、ペースト状の鮮度保持剤(1′)を使
用するには、ポリエチレンの合成樹脂の細長い中空容器
(10)にゼリー状液を開口(11)より押出機から圧
入して中キヤツプ(12)で螺着し、そのキヤツプ(1
2)の先端には、ポリエチレン多孔スポンヂ弧片(13
)を嵌着して、ゼリー状の鮮度保持剤(1′)を漏出せ
しめたものを野菜の切口や支技切口に塗布しミカンの場
合には0.025ccキングメロンの場合0.03cc
を塗布する、そして放置するには外キツプ(14)を中
キヤツプ(11)と螺着して密封せしめる。
第10図はこの正面図である。鮮度保持液(1)の場合
は第1図にその操作を示していてその配合例も示してあ
る。
第12図は果実ミカンの重量変化を示すもので、(a)
は,本願例(5)を切口に塗布し、且つ、鮮度保持液(
1)として、例(6)を以て表皮膜を形成せしめたもの
で(b)は、無処理のもの(c)は,ミカン切口にのみ
例(5)を塗着せしめたものを示す第13図はミカンの
重量とシエラツク乳剤液,混合液による合成樹脂やシエ
ラツクの%の関係を示す。
第14図は炭酸ガスとシエラツク混合物の樹脂加工物と
り関係を示すもので(a)は前記と同じである。以下(
b)(c)も前記と同じである。
この結果から無処理のものとの比較は重量に於いて、1
0日間で8%の差が、室温28℃で生じ,(c)の場合
では2%の差が生じた。
シエラツク乳液10%水液に,浸積時間5分水温20℃
で、引上げて、脱水乾燥したものは14日目に炭素化病
にかかる。これは表皮からの酸素ガスの補給がシエラツ
クの皮膜形成によつて半減し果実内の炭酸ガス濃度が増
大し、嫌気性菌、アスペルギリウス菌が生じ易い為であ
つた。従つてチアペンダゾール即ちをアルコールに溶解
して 混合する時は嫌気性菌による内部発酵は抑制され、これ
にアルデヒド,ウルトラピン、グリオキザール、ベンツ
アルデヒド,ポリアルデヒド,デヒドロ酢酸ソーダーソ
ルビン酸カリやイソ安息香酸ブチル、過酢酸ソーダーイ
ソプロピルチオシアネート、等を2種以上加えると炭素
化病が抑制され、尿素は果実内の炭酸ガス発生に於ける
炭酸ガスの外皮への浸透力を増大せしめるに役立ち,有
機酸の添加は、腐敗を抑制し、呼吸数を低下するに役立
ち特に、内部糖度の変化を抑制する。この糖度の変化は
マンゴウでは10日間で15度のものが室温28℃で1
5.5度であり、無処理のものは16〜18度となつて
いた。
キングメロンの場合の糖度変化は同一条件下で、11度
のものが11.5度であるが無処理のものでは、13.
5度となつていた。
有機酸処理でないものは、内部発酵で破裂したものが生
じた。これは炭酸ガスの異状発生によるものと考へられ
、本処理のものは、その心配は皆無であり、ポリスチレ
ンフイルムによる包装は芳香性が極めて良好で鮮度が保
持されていた。
又、グリコールを入れると、水分の蒸発が抑制されカイ
ワレ大根によかつた。この外イチヂク、シイタケ、マツ
シルーム,松葺等の裏面のネトつきも同様に処理する事
により鮮度を保持し、冷蔵庫内の如く3〜8℃に冷却さ
れた時には、約1ケ月間放置しても変化が認められず、
効果が著しい。
以上の様に、この発明の特徴は、野菜や果実の鮮度保持
に於いて、果実のワクス処理に於ける内部炭酸ガスの異
状発生を抑制し、炭素化病の要因を高分子体への分散薬
剤の刺激緩和によつて抑制し、防カビ剤、防腐剤、殺菌
剤の添加によつて抑制し、併せて水分の蒸発を合成樹脂
や,シエラツク乳液による皮膜形成によつて、防ぎ、又
液とゼリー状鮮度保持によつて、又、デオライト紙,活
性炭紙,2NaCO4(ClO2)紙やポリスチレンフ
イルムの包着による併用によつて糖度変化を防ぎ、イオ
ン水による、鮮度保持力を併用してより長時間の保持を
得る様にしたので従来冷凍輸送の困難な流通経路に対し
て、品質管理の向上に役立ち、腐敗等による棄却ロスを
5〜20%も改善する効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の果実、野菜の鮮度保持加工の工程図
第2図はレタスの斜側面図、第3図はレタスの外装をし
た斜側面図、第4図はマンゴウの側面図、第5図は、マ
ンゴウの外装をした斜側面図、第6図はメロンの斜側面
図、第7図は、トウモロコシの側面図、第8図は、ブド
ウの側面図、第9図は馬鈴薯の側面図、第10図は、ゼ
リー状鮮度保持剤の入つた容器の正面図、第11図はそ
の側面図、第12図は、水分変化のミカン特性、第13
図はシエラツク乳剤の表皮処理の濃度変化特性、第14
図は表皮処理による炭酸ガスの変化特性。 特許出願人 田中友爾

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 後文記載の如く、生鮮野菜や,果実類の根部や表皮支技
    部の切口にポリビニールアルコールカラギナン海草類寒
    天ポリアクリル酸イサゴールポリエチレン酉酸樹脂ラテ
    ツクスCM.C.C.M.S.メチルセルローズ澱粉尿
    素メラミンフオルマリン樹脂の様な高粘性高分子樹脂や
    含水炭素物に水アルコール、アルデヒド、有機酸リポ核
    酸アミノ酸,鉱,酸,尿素アミンアルカリ塩カルシウム
    マグネシウム等の塩を添加し界面活性剤イオン水等を添
    加して加熱溶解し、デヒドロ酢酸塩グルコン酸塩イソ安
    息香酸ブチル、チアベンダゾールの殺菌防カビ剤を混合
    したゼリ状の混合液をプラスチツクスのスポンヂ刷子を
    頭部に螺着した容器に嵌挿して、その刷子面によつて塗
    着し、セラツクス■化液を表面に薄く塗着するに防カビ
    殺菌剤を入れて塗布せしめて、水分の蒸発を防ぐ様にし
    た生鮮野菜と果実の鮮度保持法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02291226A (ja) * 1989-05-01 1990-12-03 Kimiko Hiratsuka 野菜等の切断面の変色防止剤およびそれを用いた包装シート
WO2004037006A1 (en) * 2002-10-23 2004-05-06 Keating Vernon P Post harvest treatment of crops
EP3840574A4 (en) * 2018-09-27 2022-06-22 Arxada, LLC STABLE COLOR PRESERVATION COMPOSITION

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