JPS5920986B2 - 集積化基準電圧発生回路 - Google Patents
集積化基準電圧発生回路Info
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- JPS5920986B2 JPS5920986B2 JP56194089A JP19408981A JPS5920986B2 JP S5920986 B2 JPS5920986 B2 JP S5920986B2 JP 56194089 A JP56194089 A JP 56194089A JP 19408981 A JP19408981 A JP 19408981A JP S5920986 B2 JPS5920986 B2 JP S5920986B2
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- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R19/00—Arrangements for measuring currents or voltages or for indicating presence or sign thereof
- G01R19/165—Indicating that current or voltage is either above or below a predetermined value or within or outside a predetermined range of values
- G01R19/16533—Indicating that current or voltage is either above or below a predetermined value or within or outside a predetermined range of values characterised by the application
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- G—PHYSICS
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明はスレッショルド電圧の異なるトランジスターを
同一半導体基板内に形成し、スレッショルド電圧の差を
利用した集積化基準電圧発生回路に関する。
同一半導体基板内に形成し、スレッショルド電圧の差を
利用した集積化基準電圧発生回路に関する。
従来の基準電圧発生回路は、シェアーダイオードやトラ
ンジスター等を利用したものがあるが、これらは、集積
化が困難で、低電圧の基準電圧を得ることができないも
のであつたり、温度特性に問題があるものであつた。
ンジスター等を利用したものがあるが、これらは、集積
化が困難で、低電圧の基準電圧を得ることができないも
のであつたり、温度特性に問題があるものであつた。
本発明は、同一半導体基板上にスレッショルド電圧の異
なるトランジスターを形成し、このスレッショルド電圧
の差を利用することによつて、製造上のバラツキがなく
、温度特性も極めて良好で集積化可能な基準電圧発生回
路を実現するものである。
なるトランジスターを形成し、このスレッショルド電圧
の差を利用することによつて、製造上のバラツキがなく
、温度特性も極めて良好で集積化可能な基準電圧発生回
路を実現するものである。
以下、本発明についてイオン打込法を用いたMOSトラ
ンジスタの場合を例に取つて説明する。
ンジスタの場合を例に取つて説明する。
第1図は電圧比較回路の例であり、第2図は第1図の回
路に使われているMOSトランジスタ対の構造を表わす
。このMOSトランジスタ対はスレッショルド電圧Vt
hだけ異なり、他の特性は同じであるが、後で詳しく説
明する。第1図において1は電源電池、2はイオン打込
によるチヤンイ・ル・ドープを行つたMOSトランジス
タ、3はイオン打込を行わないMOSトランジスタ、4
〜5はドレイン抵抗、6は共通ソース抵抗であり、2〜
6で差動入力電圧比較回路(コンパレータ)を形成して
いる。T〜8、9〜10はそれぞれ電源電圧を分割比η
、、η2で分圧している抵抗である。E1は電池1の電
圧、E2は差動出力電圧である。今、MOSトランジス
タ2と3はスレッショルド電圧Vthが△Vthだけ異
り、他の諸特性は全く同じであると仮定する。2〜6の
差動入力電圧比較回路の出力状態が反転する時、即ち差
動出力電圧E2=Oとなる時の条件を求めると、(η1
−η2)E1=△Vthとなる。
路に使われているMOSトランジスタ対の構造を表わす
。このMOSトランジスタ対はスレッショルド電圧Vt
hだけ異なり、他の特性は同じであるが、後で詳しく説
明する。第1図において1は電源電池、2はイオン打込
によるチヤンイ・ル・ドープを行つたMOSトランジス
タ、3はイオン打込を行わないMOSトランジスタ、4
〜5はドレイン抵抗、6は共通ソース抵抗であり、2〜
6で差動入力電圧比較回路(コンパレータ)を形成して
いる。T〜8、9〜10はそれぞれ電源電圧を分割比η
、、η2で分圧している抵抗である。E1は電池1の電
圧、E2は差動出力電圧である。今、MOSトランジス
タ2と3はスレッショルド電圧Vthが△Vthだけ異
り、他の諸特性は全く同じであると仮定する。2〜6の
差動入力電圧比較回路の出力状態が反転する時、即ち差
動出力電圧E2=Oとなる時の条件を求めると、(η1
−η2)E1=△Vthとなる。
E1は電池電圧であるが、この条件の時は同時に検出電
圧Vdetでもある。従って検出電圧VdetはVde
t−△Vth/(η,η2 )=△Vth/η2と簡単
な式で表わされる。ここでη2=η1−η2である。η
1,η2は抵抗7〜8,9〜10による電源電圧分割比
であるから、抵抗値の相対精度のみ重要であり、従つて
厚膜抵抗、拡散抵抗等でも非常に精度良く決定される。
一方スレツシヨルド電圧の差△Vthも後で述べる様に
精度良く制御できる。従つて検出電圧Vdetも精度良
く実現でき、検出電圧の調整も容易になる。検出電圧の
調整を行うには、分割比η1,η2を可変とすればよい
。この際、R−2Rはしご形抵抗回路網等を使つて2進
信号で電源電圧を可変分圧すれば便利である。また、△
Vthや動作点を適切に選ぶ事によりMOSトランジス
タ対2,3の増幅率の不一致は検出電圧にあまり影響を
与えない。又、動作電流を減らす事によつても検出電圧
のバラツキは少くなる。ここでは差動入力電圧比較回路
を利用して電池電圧検出を行つているが、この他にもい
ろいろな回路が考えられる。第1図の共通ソース抵抗6
は無くしてもできるし、また、スレツシヨルド電圧の差
△Vthを差動増幅回路で取り出し、その電圧を用いて
基準電圧を発生する基準電圧発生回路としてもよい。基
本としてはスレツシヨルド電圧の差△Vthを利用する
ことである。次にスレツシヨルド電圧のみ異るMOSト
ランジスタ対2,3について説明する。
圧Vdetでもある。従って検出電圧VdetはVde
t−△Vth/(η,η2 )=△Vth/η2と簡単
な式で表わされる。ここでη2=η1−η2である。η
1,η2は抵抗7〜8,9〜10による電源電圧分割比
であるから、抵抗値の相対精度のみ重要であり、従つて
厚膜抵抗、拡散抵抗等でも非常に精度良く決定される。
一方スレツシヨルド電圧の差△Vthも後で述べる様に
精度良く制御できる。従つて検出電圧Vdetも精度良
く実現でき、検出電圧の調整も容易になる。検出電圧の
調整を行うには、分割比η1,η2を可変とすればよい
。この際、R−2Rはしご形抵抗回路網等を使つて2進
信号で電源電圧を可変分圧すれば便利である。また、△
Vthや動作点を適切に選ぶ事によりMOSトランジス
タ対2,3の増幅率の不一致は検出電圧にあまり影響を
与えない。又、動作電流を減らす事によつても検出電圧
のバラツキは少くなる。ここでは差動入力電圧比較回路
を利用して電池電圧検出を行つているが、この他にもい
ろいろな回路が考えられる。第1図の共通ソース抵抗6
は無くしてもできるし、また、スレツシヨルド電圧の差
△Vthを差動増幅回路で取り出し、その電圧を用いて
基準電圧を発生する基準電圧発生回路としてもよい。基
本としてはスレツシヨルド電圧の差△Vthを利用する
ことである。次にスレツシヨルド電圧のみ異るMOSト
ランジスタ対2,3について説明する。
第2図にその構造を示す。2,3はそれぞれ同一半導体
基板に形成されたMOSトランジスタであり、11,1
゛5はそれぞれMOSトランジスタ2及び3のドレイン
電極、12,14はそれぞれMOSトランジスタのゲー
ト電極、13は共通ソース電極である。
基板に形成されたMOSトランジスタであり、11,1
゛5はそれぞれMOSトランジスタ2及び3のドレイン
電極、12,14はそれぞれMOSトランジスタのゲー
ト電極、13は共通ソース電極である。
18はイオン打込によるチヤンネル・ドープを行つたM
OSトランジスタ2のチャンネル領域であり、19はイ
オン打込をしないMOSトランジスタ3のチヤンネル領
域である。
OSトランジスタ2のチャンネル領域であり、19はイ
オン打込をしないMOSトランジスタ3のチヤンネル領
域である。
この不純物のイオンをチヤンネル領域に打込む事をチヤ
ンネル・ドープと呼び、スレツシヨルド電圧を変化させ
る手段として知られている。このチヤンネル・ドープ法
において打込む不純物イオンの種類とイオン打込量がス
レツシヨルド電圧の変化に与える影響を第3図に示す。
直線20,21,22はそれぞれポロン、アルミニウム
、リンといつた不純物イオンを打込んだ時のスレツシヨ
ルド電圧の変化を表わし、横軸のAはイオン打込量であ
る。最近のイオン打込技術の急速な発展によりイオン打
込量は±5%以下といつた様に高精度に制御できる様に
なり、従つてスレツシヨルド電圧の差△Vthも精度良
く制御できる様になつた。なおスレツシヨルド電圧以外
の諸特性はイオン打込によつてほとんど変化しない。こ
の様にしてスレツシヨルド電圧だけ異なるMOSトラン
ジスタ対をつくる事ができる。次にスレツシヨルド電圧
を精度良く、再現性よく変化させるいろいろな方法につ
いて説明する。
ンネル・ドープと呼び、スレツシヨルド電圧を変化させ
る手段として知られている。このチヤンネル・ドープ法
において打込む不純物イオンの種類とイオン打込量がス
レツシヨルド電圧の変化に与える影響を第3図に示す。
直線20,21,22はそれぞれポロン、アルミニウム
、リンといつた不純物イオンを打込んだ時のスレツシヨ
ルド電圧の変化を表わし、横軸のAはイオン打込量であ
る。最近のイオン打込技術の急速な発展によりイオン打
込量は±5%以下といつた様に高精度に制御できる様に
なり、従つてスレツシヨルド電圧の差△Vthも精度良
く制御できる様になつた。なおスレツシヨルド電圧以外
の諸特性はイオン打込によつてほとんど変化しない。こ
の様にしてスレツシヨルド電圧だけ異なるMOSトラン
ジスタ対をつくる事ができる。次にスレツシヨルド電圧
を精度良く、再現性よく変化させるいろいろな方法につ
いて説明する。
第1の方法は今まで述べてきたイオン打込によるチャン
ネル・ドープを行う方法であり、比較的容易なイオン打
込工程が一工程増えるだけであり、製造が容易である。
第二の方法はMOSトランジスタのチヤンネル領域とな
る基板の不純物濃度を変える方法で原理的には第一の方
法と同じである。しかしゲート絶縁膜を通してイオン打
込を行う事は無く、従つてスレツシヨルド電圧の差△V
thは全くゲート絶縁膜厚の影響を受けない。第三の方
法はゲート電極材料を変える方法である。これを数式を
使つて説明する。一般にMOSトランジスタのスレツシ
ヨルド電圧VthはVth−φMsQE/COx+2φ
F−Kで表わされる。但し、φMsはゲート電極金属M
と基準半導体との仕事函数の差、QBは空乏層中の電荷
、COxはゲート絶縁膜の容量、φFはフェルミポテン
シャル、Kはゲート絶縁膜の膜厚、表面処理等によつて
決まる定数である。従つてゲート電極を金属1,M1と
金属2,M2で形成したもののスレツシヨルド電圧の差
△Vthは△Th=φMlS−φM2S一φM1−φM
2となる、ここでφMl,φM2は金属に固有の付事を
関数という物理定数であり、従つてスレツシヨルド電圧
の差△Vthは極めて精度の高いものが得られる。加え
てMOSトランジスタのチヤンネル領域の不純物濃度、
その他は全く同じMOSトランジスタ対を使つてできる
から、電池電圧検出回路、その他に応用した際にも非常
に精度の高いものが期待できる。なおゲート金属の組合
わせをいろいろ変える事により、さまざまはスレツシヨ
ルド電圧の差△Vthを得る事ができる。例えばシリコ
ンゲートMOSトランジスタとアルミゲートMOSトラ
ンジスタの場合はシリコンとアルミの仕事関数Q差とな
り、約1.1Vのスレツシヨルド電圧の差△Thが得ら
れる。又アルミと金の場合には0.9V位になる。これ
らはいずれも電池電圧検出用として充分なものである。
ネル・ドープを行う方法であり、比較的容易なイオン打
込工程が一工程増えるだけであり、製造が容易である。
第二の方法はMOSトランジスタのチヤンネル領域とな
る基板の不純物濃度を変える方法で原理的には第一の方
法と同じである。しかしゲート絶縁膜を通してイオン打
込を行う事は無く、従つてスレツシヨルド電圧の差△V
thは全くゲート絶縁膜厚の影響を受けない。第三の方
法はゲート電極材料を変える方法である。これを数式を
使つて説明する。一般にMOSトランジスタのスレツシ
ヨルド電圧VthはVth−φMsQE/COx+2φ
F−Kで表わされる。但し、φMsはゲート電極金属M
と基準半導体との仕事函数の差、QBは空乏層中の電荷
、COxはゲート絶縁膜の容量、φFはフェルミポテン
シャル、Kはゲート絶縁膜の膜厚、表面処理等によつて
決まる定数である。従つてゲート電極を金属1,M1と
金属2,M2で形成したもののスレツシヨルド電圧の差
△Vthは△Th=φMlS−φM2S一φM1−φM
2となる、ここでφMl,φM2は金属に固有の付事を
関数という物理定数であり、従つてスレツシヨルド電圧
の差△Vthは極めて精度の高いものが得られる。加え
てMOSトランジスタのチヤンネル領域の不純物濃度、
その他は全く同じMOSトランジスタ対を使つてできる
から、電池電圧検出回路、その他に応用した際にも非常
に精度の高いものが期待できる。なおゲート金属の組合
わせをいろいろ変える事により、さまざまはスレツシヨ
ルド電圧の差△Vthを得る事ができる。例えばシリコ
ンゲートMOSトランジスタとアルミゲートMOSトラ
ンジスタの場合はシリコンとアルミの仕事関数Q差とな
り、約1.1Vのスレツシヨルド電圧の差△Thが得ら
れる。又アルミと金の場合には0.9V位になる。これ
らはいずれも電池電圧検出用として充分なものである。
その他にもゲート絶縁膜厚を変える等いろいろの方法が
考えられるがまだ実現性がうすいので省略する。以上本
発明について電圧比較回路を例に説明を行つて来たが、
同時に簡単な基準電圧発生回路としても利用できる。
考えられるがまだ実現性がうすいので省略する。以上本
発明について電圧比較回路を例に説明を行つて来たが、
同時に簡単な基準電圧発生回路としても利用できる。
第4図において25,26はスレツシヨルド電圧のみ異
るMOSトランジスタ対である。抵抗も含め、25〜3
3は一定増幅率の直流差動増幅器を形成しており、その
差動入力電圧はOである。34は増幅率一定の演算増幅
器である。
るMOSトランジスタ対である。抵抗も含め、25〜3
3は一定増幅率の直流差動増幅器を形成しており、その
差動入力電圧はOである。34は増幅率一定の演算増幅
器である。
今、スレツシヨルド電圧の差△Vthl25〜33によ
る直流差動増幅回路、及び34の演算増幅回路の増幅率
をそれぞれAl,A2とすれば演算増幅器34の出力電
圧E2はE2=△Vth×A1×A2で与えられる。従
つて第4図の回路は任意の基準電圧を発生できる基準電
圧回路となる。従つてアナログ・デジタル変換回路、デ
ジタル・アナログ変換回路、その他基準電圧を必要とす
る回路に使用すればたいへん有用である。例えばMOS
トランジスタのゲート電極の金属を変えてスレツシヨル
ド電圧を変える方法では非常に精度の良い基準電圧が得
られる。しかもシエナ一・ダイオードの逆方向降下電圧
を利用するものに比べ容易に半導体集積回路で精度良く
基準電圧を得る事ができる。以上、本発明による利点を
まとめると 1.容易に精度の高い基準電圧が得られる。
る直流差動増幅回路、及び34の演算増幅回路の増幅率
をそれぞれAl,A2とすれば演算増幅器34の出力電
圧E2はE2=△Vth×A1×A2で与えられる。従
つて第4図の回路は任意の基準電圧を発生できる基準電
圧回路となる。従つてアナログ・デジタル変換回路、デ
ジタル・アナログ変換回路、その他基準電圧を必要とす
る回路に使用すればたいへん有用である。例えばMOS
トランジスタのゲート電極の金属を変えてスレツシヨル
ド電圧を変える方法では非常に精度の良い基準電圧が得
られる。しかもシエナ一・ダイオードの逆方向降下電圧
を利用するものに比べ容易に半導体集積回路で精度良く
基準電圧を得る事ができる。以上、本発明による利点を
まとめると 1.容易に精度の高い基準電圧が得られる。
2.電圧比較回路のバラツキが少くなり、調整が簡単に
なる。
なる。
3.生産性に優れている。
即ち特殊な部品は必要とせず、全回路を半導体集積回路
で実現できる。4.スレツシヨルド電圧の経時変化、温
度変化等は差動入力回路方式にする事により相殺されて
しまう。
で実現できる。4.スレツシヨルド電圧の経時変化、温
度変化等は差動入力回路方式にする事により相殺されて
しまう。
以上の様に本発明はスレツシヨルド電圧の差を利用して
基準電圧を得たり電圧比較を行うものであり、その精度
、安全性、生産性、将来への発展性等の点で大へん有益
なものである。
基準電圧を得たり電圧比較を行うものであり、その精度
、安全性、生産性、将来への発展性等の点で大へん有益
なものである。
第1図は本発明によるMOSトランジスタのスレツシヨ
ルド電圧の差を利用した電圧比較回路。 1・・・・・・電源電池、2・・・・・・イオン打込に
よるチヤンネル・ドープを行つたMOSトランジスタ、
3・・・・・・インン打込を行わないMOSトランジス
タ、4〜5・・・・・・ドレイン抵抗RD、6・・・・
・・共通ソース抵抗、7〜8・・・・・・電源電圧を分
割比η1で分圧する抵抗、9〜10・・・・・・電源電
圧を分割比η2で分圧する抵抗、E1・・・・・・電源
電池1の電圧、E2・・・・・・MOSトランジスタ2
,3のドレイン間の差動出力電圧。 第2図は第1図の回路のMOSトランジスタ対2〜3の
構造を示す。 11〜12・・・・・・それぞれMOSトランジスタ2
のドレイン電極、ゲート電極、13・・・・・・MOS
トランジスタ2〜3の共通ソース電極、14,15・・
・・・・それぞれMOSトランジスタ3のゲート電極、
ドレイン電極、16・・・・・・ゲート絶縁膜、17・
・・・・・高濃度のN型不純物拡散領域、18・・・・
・・イオン打込によるチヤンネルドープを行つたMOS
トランジスタ2のチヤンネル領域、19・・・・・・イ
オン打込を行わないMOSトランジスタ3のチヤンネル
領域。 第3図はイオン打込によるチヤンネルドープにおいて不
純物イオンの種類、及びイオン打込量とスレツシヨルド
電圧変化量の関係を示す図。 20,21,22・・・・・・それぞれポロン、アルミ
、リンを打込んだ時のスレッシヨルド電圧の変化を示す
直線、A・・・・・・イオン打込量、△Th・・・・・
・スレツシヨルド電圧の変化量。 第4図は本発明によるMOSトランジスタのスレツシヨ
ルド電圧の差を利用して基準電圧を得る基準電圧発生回
路。 23〜24・・・・・・電源電圧分割抵抗、25〜26
・・・・・・スレッシヨルド電圧のみ異るMOSトラン
ジンタ対、27〜30・・・・・・負帰還のための抵抗
、31〜32・・・・・・ドレイン抵抗、33・・・・
・・共通ソース抵抗、34・・・・・・演算増幅回路、
E2・・・・・・基準電圧出力。
ルド電圧の差を利用した電圧比較回路。 1・・・・・・電源電池、2・・・・・・イオン打込に
よるチヤンネル・ドープを行つたMOSトランジスタ、
3・・・・・・インン打込を行わないMOSトランジス
タ、4〜5・・・・・・ドレイン抵抗RD、6・・・・
・・共通ソース抵抗、7〜8・・・・・・電源電圧を分
割比η1で分圧する抵抗、9〜10・・・・・・電源電
圧を分割比η2で分圧する抵抗、E1・・・・・・電源
電池1の電圧、E2・・・・・・MOSトランジスタ2
,3のドレイン間の差動出力電圧。 第2図は第1図の回路のMOSトランジスタ対2〜3の
構造を示す。 11〜12・・・・・・それぞれMOSトランジスタ2
のドレイン電極、ゲート電極、13・・・・・・MOS
トランジスタ2〜3の共通ソース電極、14,15・・
・・・・それぞれMOSトランジスタ3のゲート電極、
ドレイン電極、16・・・・・・ゲート絶縁膜、17・
・・・・・高濃度のN型不純物拡散領域、18・・・・
・・イオン打込によるチヤンネルドープを行つたMOS
トランジスタ2のチヤンネル領域、19・・・・・・イ
オン打込を行わないMOSトランジスタ3のチヤンネル
領域。 第3図はイオン打込によるチヤンネルドープにおいて不
純物イオンの種類、及びイオン打込量とスレツシヨルド
電圧変化量の関係を示す図。 20,21,22・・・・・・それぞれポロン、アルミ
、リンを打込んだ時のスレッシヨルド電圧の変化を示す
直線、A・・・・・・イオン打込量、△Th・・・・・
・スレツシヨルド電圧の変化量。 第4図は本発明によるMOSトランジスタのスレツシヨ
ルド電圧の差を利用して基準電圧を得る基準電圧発生回
路。 23〜24・・・・・・電源電圧分割抵抗、25〜26
・・・・・・スレッシヨルド電圧のみ異るMOSトラン
ジンタ対、27〜30・・・・・・負帰還のための抵抗
、31〜32・・・・・・ドレイン抵抗、33・・・・
・・共通ソース抵抗、34・・・・・・演算増幅回路、
E2・・・・・・基準電圧出力。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 それぞれ仕事関数の異なるゲート電極を用い、スレ
ッショルド電圧が異なる第1及び第2の電界効果トラン
ジスタを同一半導体基板内に有し、前記第1及び第2の
電界効果トランジスタのスレッショルド電圧の差を基準
電圧として発生する基準電圧発生回路であつて、前記第
1の電界効果トランジスタを含む第1の直列回路及び前
記第2の電界効果トランジスタを含む第2の直列回路を
、それぞれ第1及び第2の電源電位間に接続し、前記第
1及び第2の電界効果トランジスタのソース電極が共通
接続されていることを特徴とする集積化基準電圧発生回
路。 2 それぞれの電界効果トランジスタのチャンネル領域
へ異なる物質又は異なる量の不純物イオンがイオン打ち
込みされてスレッショルド電圧が相互に異なる第1及び
第2の電界効果トランジスタを同一半導体基板内に有し
、前記第1及び第2の電界効果トランジスタのスレッシ
ョルド電圧の差を基準電圧として発生する基準電圧発生
回路であつて、前記第1の電界効果トランジスタを含む
第1の直列回路及び前記第2の電界効果トランジスタを
含む第2の直列回路を、それぞれ第1及び第2の電源電
位間に接続し、前記第1及び第2の電界効果トランジス
タのソース電極が共通接続されていることを特徴とする
集積化基準電圧発生回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56194089A JPS5920986B2 (ja) | 1981-12-02 | 1981-12-02 | 集積化基準電圧発生回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56194089A JPS5920986B2 (ja) | 1981-12-02 | 1981-12-02 | 集積化基準電圧発生回路 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13790974A Division JPS582384B2 (ja) | 1974-12-02 | 1974-12-02 | 電池電圧検出回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57156567A JPS57156567A (en) | 1982-09-27 |
JPS5920986B2 true JPS5920986B2 (ja) | 1984-05-16 |
Family
ID=16318763
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56194089A Expired JPS5920986B2 (ja) | 1981-12-02 | 1981-12-02 | 集積化基準電圧発生回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5920986B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100304813B1 (ko) * | 1992-12-28 | 2001-11-22 | 사와무라 시코 | 부성저항회로와이를사용한슈미트트리거회로 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS582384B2 (ja) * | 1974-12-02 | 1983-01-17 | セイコーエプソン株式会社 | 電池電圧検出回路 |
-
1981
- 1981-12-02 JP JP56194089A patent/JPS5920986B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57156567A (en) | 1982-09-27 |
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