JPS59162709A - ゴム、プラスチツク絶縁電力ケ−ブルの絶縁接続部 - Google Patents
ゴム、プラスチツク絶縁電力ケ−ブルの絶縁接続部Info
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- JPS59162709A JPS59162709A JP3697783A JP3697783A JPS59162709A JP S59162709 A JPS59162709 A JP S59162709A JP 3697783 A JP3697783 A JP 3697783A JP 3697783 A JP3697783 A JP 3697783A JP S59162709 A JPS59162709 A JP S59162709A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、特に新規な縁切り構造をもったゴム、プラス
チック絶縁ケーブルの絶縁接続部に関するものである。
チック絶縁ケーブルの絶縁接続部に関するものである。
長尺の単心ケーブルでは、導体電流の電磁誘導によって
シースに電位が誘起されるが、いわゆるクロスボンド方
式により、こうした電位を減少できる。こうしたクロス
ボンド方式には、ケーブル中間接続部として絶縁接続部
が使用される。絶縁接続部は絶縁遮蔽層を何等かの手段
を使用して電気的に絶縁したものである。
シースに電位が誘起されるが、いわゆるクロスボンド方
式により、こうした電位を減少できる。こうしたクロス
ボンド方式には、ケーブル中間接続部として絶縁接続部
が使用される。絶縁接続部は絶縁遮蔽層を何等かの手段
を使用して電気的に絶縁したものである。
従来、この種のゴム、プラスチック絶縁ケーブルの絶縁
接続部の縁切り構造は、その−例を第1図に示すように
、接続した2個の導体1,1′を中心としこの上に設け
た補強絶縁層上に、接続部絶縁遮蔽層5を同軸的に設け
てスリット8を形成し、上下方向に絶縁遮蔽層を縁切っ
たものが知られている。このような架橋ポリエチレン絶
縁ケーブルの絶縁接続部は次のように製造される。
接続部の縁切り構造は、その−例を第1図に示すように
、接続した2個の導体1,1′を中心としこの上に設け
た補強絶縁層上に、接続部絶縁遮蔽層5を同軸的に設け
てスリット8を形成し、上下方向に絶縁遮蔽層を縁切っ
たものが知られている。このような架橋ポリエチレン絶
縁ケーブルの絶縁接続部は次のように製造される。
まず、接続すべき2本のケーブルの端部の絶縁体層43
をそれぞれ図にもみられるように鉛筆状に削り、圧縮ス
リーブ等で導体fll fl)’を接続した後、その上
に半導電性テープあるいは半導電性熱収縮チューブによ
り内部半導電層2を形成する。次いでこの内部半導電層
2上にケープ段絶縁体層43に亘って自己融着性絶縁テ
ープなどのゴムまたはプラスチック絶縁テープを巻回し
た後、これを加圧加熱し一体に融着する。
をそれぞれ図にもみられるように鉛筆状に削り、圧縮ス
リーブ等で導体fll fl)’を接続した後、その上
に半導電性テープあるいは半導電性熱収縮チューブによ
り内部半導電層2を形成する。次いでこの内部半導電層
2上にケープ段絶縁体層43に亘って自己融着性絶縁テ
ープなどのゴムまたはプラスチック絶縁テープを巻回し
た後、これを加圧加熱し一体に融着する。
あるいは内部半導電層2の周囲に所望の金型(図示せず
)を設け、そこに溶融樹脂を射出し成形した後、適当な
手段により加熱融着させることにより接続部補強絶縁体
層4を形成する。
)を設け、そこに溶融樹脂を射出し成形した後、適当な
手段により加熱融着させることにより接続部補強絶縁体
層4を形成する。
さらにこの接続部補強絶縁体層4の外周に同軸的にスリ
ット部8を設けた外部半導電層5を設けて接続部が完成
する。
ット部8を設けた外部半導電層5を設けて接続部が完成
する。
しかしながら、このような従来のゴム、プラスチック絶
縁ケーブルの絶縁接続部には多くの欠点が存在した。す
なわち、 (イ)補強絶縁体層4を形成するためのテープ巻回層な
どを加熱し、一体に融着する際にスリット8を形成する
半導電層5の先端が変形してしまう。このため先端の電
界が大きくなるため、形成された接続部はこの先端から
破壊し易くなる。
縁ケーブルの絶縁接続部には多くの欠点が存在した。す
なわち、 (イ)補強絶縁体層4を形成するためのテープ巻回層な
どを加熱し、一体に融着する際にスリット8を形成する
半導電層5の先端が変形してしまう。このため先端の電
界が大きくなるため、形成された接続部はこの先端から
破壊し易くなる。
(ロ)半導電層5でスリット8を作成する際、同軸的に
同心円上にすることが困難であり、そのため電界の乱れ
が生じ易い。
同心円上にすることが困難であり、そのため電界の乱れ
が生じ易い。
こうした欠点に鑑み第1図のようなスリット8を必要と
しない第2図にみられるよ5・なゴム、プラスチック絶
縁型カケープルのケーブル導体接続部上を覆う絶縁補強
層4の外周上に、交流での体積固有抵抗率106〜10
12Ω・儒、比誘電率6〜100を有する高誘電率かつ
高抵抗層7を介して絶縁遮蔽層6を設け、絶縁遮蔽層6
を縁切る高誘電率、高抵抗型絶縁接続部が提案された。
しない第2図にみられるよ5・なゴム、プラスチック絶
縁型カケープルのケーブル導体接続部上を覆う絶縁補強
層4の外周上に、交流での体積固有抵抗率106〜10
12Ω・儒、比誘電率6〜100を有する高誘電率かつ
高抵抗層7を介して絶縁遮蔽層6を設け、絶縁遮蔽層6
を縁切る高誘電率、高抵抗型絶縁接続部が提案された。
ここで、この高誘電率・、高抵抗層の数値の根拠は、体
積抵抗率106Ω・儂以下、比誘電率100Ju上では
、ケーブル線路に侵入してくるインパルス電圧で閃絡し
てしまい、一方体積固有抵抗率1012Ω・1以上、比
誘率6以下では本接続部に課電した場合、第2図絶縁遮
蔽層6と高誘電率、高抵抗層7の際に電界が集中し、容
易に破壊してしまうためである。
積抵抗率106Ω・儂以下、比誘電率100Ju上では
、ケーブル線路に侵入してくるインパルス電圧で閃絡し
てしまい、一方体積固有抵抗率1012Ω・1以上、比
誘率6以下では本接続部に課電した場合、第2図絶縁遮
蔽層6と高誘電率、高抵抗層7の際に電界が集中し、容
易に破壊してしまうためである。
従来このような高誘電率で高抵抗型縁切り部としてはカ
ーボン含有儀を適当に調整することにより、上記抵抗範
囲の高抵抗層を絶縁体円周上に設ける方法があるが、こ
の方法ではカーボンのみ含有した高抵抗層がヒートサイ
クル等の熱履歴により抵抗値が変動し易いという問題点
があった。
ーボン含有儀を適当に調整することにより、上記抵抗範
囲の高抵抗層を絶縁体円周上に設ける方法があるが、こ
の方法ではカーボンのみ含有した高抵抗層がヒートサイ
クル等の熱履歴により抵抗値が変動し易いという問題点
があった。
本発明は高誘電率、高抵抗型絶縁接続部における上述の
如き欠点を除去し、安定にして簡易な絶縁接続部を提供
することにある。
如き欠点を除去し、安定にして簡易な絶縁接続部を提供
することにある。
すなわち、第2図の高誘電率、高抵抗層(縁切り部)7
としては基体樹脂100重量部に対して、炭化硅素50
〜700重量部及びカーボン2〜60重量部を混和配合
した組成物を使用したことを特徴とした絶縁接続部であ
る。基体樹脂としては低密度ポリエチレン、中密度ポリ
エチレン、高密度ポリエチレン、エチレン−プロピレン
共重合体、エチレン−エチルアクリレート共重合体、エ
チレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−αオレフィン
−ポリエン三元共! 合体く例えば三井石油化学製エラ
ストマー(エチレン・l−ブテン會5−エチリデンー2
−ノルボルネン三元共重合体))、これらの材料の単独
又は二種以上のブレンド物又はこれらの架橋体が適当で
ある。
としては基体樹脂100重量部に対して、炭化硅素50
〜700重量部及びカーボン2〜60重量部を混和配合
した組成物を使用したことを特徴とした絶縁接続部であ
る。基体樹脂としては低密度ポリエチレン、中密度ポリ
エチレン、高密度ポリエチレン、エチレン−プロピレン
共重合体、エチレン−エチルアクリレート共重合体、エ
チレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−αオレフィン
−ポリエン三元共! 合体く例えば三井石油化学製エラ
ストマー(エチレン・l−ブテン會5−エチリデンー2
−ノルボルネン三元共重合体))、これらの材料の単独
又は二種以上のブレンド物又はこれらの架橋体が適当で
ある。
次に本発明における数量限定の理由を簡単に述べると、
基体樹脂100重量部に対して炭化硅素の配合量が50
重量部未満では、熱履歴によって電気抵抗が変化するの
で、不可である。
基体樹脂100重量部に対して炭化硅素の配合量が50
重量部未満では、熱履歴によって電気抵抗が変化するの
で、不可である。
又700重量部を越えると、組成物が非常に硬くなり、
加工しに、くいので不可である。又、カーボンが2重量
部未満では、所望の誘電率抵抗が得られないので、不可
であり、逆に60重量部を越えると、組成物が硬くなり
、加工しにくいので不可である。
加工しに、くいので不可である。又、カーボンが2重量
部未満では、所望の誘電率抵抗が得られないので、不可
であり、逆に60重量部を越えると、組成物が硬くなり
、加工しにくいので不可である。
かかる発明の構造による効果、特徴は、カーボンブラッ
クのみ含有の高誘電率、高抵抗層に比して、炭化硅素を
配合したことにより熱履歴を受けてもカーボンブラック
の移動が生じに(くなり、抵抗率の変化がほとんど見ら
れないという特徴を有する。
クのみ含有の高誘電率、高抵抗層に比して、炭化硅素を
配合したことにより熱履歴を受けてもカーボンブラック
の移動が生じに(くなり、抵抗率の変化がほとんど見ら
れないという特徴を有する。
縁切り部の形成法は次の如くにする。すなゎち、
(1)前記配合組成テープを接続部補強絶縁体層4上に
巻回する。場合によっては本テープを巻回した後、接続
部補強絶縁体層4にこれを加熱融着させる。
巻回する。場合によっては本テープを巻回した後、接続
部補強絶縁体層4にこれを加熱融着させる。
(2)予め前記配合組成物からなるチューブを、設計し
た接続部補強絶縁体層4の外径に合わせて作成し、補強
絶縁体層4を成形後、この補強絶縁体層4−ヒに該チュ
ーブを挿入被覆し加熱融着する。
た接続部補強絶縁体層4の外径に合わせて作成し、補強
絶縁体層4を成形後、この補強絶縁体層4−ヒに該チュ
ーブを挿入被覆し加熱融着する。
(3) 補強絶縁層成形後、この絶縁層上に金型を置
き、縁切り部の設計に合わせて、前記の配合組成物を射
出あるいは押出成形する。さらに絶縁層に加熱融着させ
る。
き、縁切り部の設計に合わせて、前記の配合組成物を射
出あるいは押出成形する。さらに絶縁層に加熱融着させ
る。
ここで該高誘電率かつ高抵抗層の厚さ及び長さについて
は、定格電圧縁によって異なるが、例えば66KV級の
ケーブルで、厚さは1〜3 tnm絶縁遮蔽層間の離隔
距離は50〜100+mが好ましい。
は、定格電圧縁によって異なるが、例えば66KV級の
ケーブルで、厚さは1〜3 tnm絶縁遮蔽層間の離隔
距離は50〜100+mが好ましい。
実施例1
600m++t154KV 架橋ポリエチレン絶縁ケー
ブルの絶縁体重3を、鉛筆削りした後、圧縮スリーブ(
図示せず)で導体L IIを接続後、半導電性テープ(
日本ユニカー株式会社製商品名DFD、JO580をテ
ープ化したもの)を、導体接続部上に巻回した後、温度
150℃で4時間加熱成形した。その後、形成した導電
層2の周囲に金型(図示せず)を取付け、30闘押出機
から架橋剤入りポリエチレン組成物(HFDJ4201
(日本五二カー株式会社製商品名)〕を金型内に押出し
成形した。この押出機(図示せず)の設定温度は120
℃であった。次に冷却後前記金型を取外し、形成した接
続部補強絶縁体層4の第2図に示す高誘電率かつ高抵抗
層には次の第1表に示す組成物のテープを3朋厚さで、
縁切り部距離100耶その他の個所には上記の半導電性
テープをそれぞれ巻いた。而して得た接続部を加硫管(
図示せず)中に入れ、窒素ガス8 kg/ cr/I雰
囲気で温度210 ”Cにて6時間加熱した後、ガス加
圧下にて冷却した。尚、ジヨイント補強絶縁体層4の厚
さは25朋であったJ 接続部成形後、高誘電率かつ高抵抗層の交流での体積固
有抵抗率、インパルス閃絡耐圧テストを実施した後、導
体温度90°(7になるように200日間毎日8時間通
電した。ヒートサイクルテスト実施後、高誘電率かつ高
抵抗層の交流での体積固有抵抗率、インパルス閃絡耐圧
テストをおこなった。得られた結果を第1表に併記した
。
ブルの絶縁体重3を、鉛筆削りした後、圧縮スリーブ(
図示せず)で導体L IIを接続後、半導電性テープ(
日本ユニカー株式会社製商品名DFD、JO580をテ
ープ化したもの)を、導体接続部上に巻回した後、温度
150℃で4時間加熱成形した。その後、形成した導電
層2の周囲に金型(図示せず)を取付け、30闘押出機
から架橋剤入りポリエチレン組成物(HFDJ4201
(日本五二カー株式会社製商品名)〕を金型内に押出し
成形した。この押出機(図示せず)の設定温度は120
℃であった。次に冷却後前記金型を取外し、形成した接
続部補強絶縁体層4の第2図に示す高誘電率かつ高抵抗
層には次の第1表に示す組成物のテープを3朋厚さで、
縁切り部距離100耶その他の個所には上記の半導電性
テープをそれぞれ巻いた。而して得た接続部を加硫管(
図示せず)中に入れ、窒素ガス8 kg/ cr/I雰
囲気で温度210 ”Cにて6時間加熱した後、ガス加
圧下にて冷却した。尚、ジヨイント補強絶縁体層4の厚
さは25朋であったJ 接続部成形後、高誘電率かつ高抵抗層の交流での体積固
有抵抗率、インパルス閃絡耐圧テストを実施した後、導
体温度90°(7になるように200日間毎日8時間通
電した。ヒートサイクルテスト実施後、高誘電率かつ高
抵抗層の交流での体積固有抵抗率、インパルス閃絡耐圧
テストをおこなった。得られた結果を第1表に併記した
。
第1表から明らかなように本実施例による絶縁接続部は
何れも従来のものに比して、ヒートサイクル熱履歴後の
縁切り部の特性が比較例に比べ非常に安定している。
何れも従来のものに比して、ヒートサイクル熱履歴後の
縁切り部の特性が比較例に比べ非常に安定している。
実施例2
250mm66KV架橋ポリエチレン絶縁ケーブルの絶
縁体λ3を鉛筆削りした後、圧縮スリーブ(図示せず)
で露出させた導体1,12を接続後半導電性テープ(日
本ユニカー株式会社製DFDJ、0580をテープ化し
たもの)を、導体接続部上に巻回した後、温度150℃
で3時間加熱成形した。その後形成した導電層2の周囲
に金型(図示せず)を取付け、30朋押出機から架橋可
能なポリエチレン組成物(日本ユニカー製HFDJ 4
201)を絶縁厚12Ml11になるように金型内に押
出し成形した。この押出機(図示せず)の設定は120
℃であった。次に冷却後、前記金型を取外し、形成した
接続部補強絶縁体層4の第2図に示す高誘電率かつ高抵
抗層には次の第2表に示す組成物のテープを2朋厚さで
、縁切り部距離70闘、第2図の6の個所には上記の半
導電テープを巻いた。本接続部を加硫管(図示せず)中
に入れ、窒素ガス8kg/Cr!、雰囲気温度210°
Cにて4時間加熱し、ガス加圧下にて冷却し接続部を成
形した。
縁体λ3を鉛筆削りした後、圧縮スリーブ(図示せず)
で露出させた導体1,12を接続後半導電性テープ(日
本ユニカー株式会社製DFDJ、0580をテープ化し
たもの)を、導体接続部上に巻回した後、温度150℃
で3時間加熱成形した。その後形成した導電層2の周囲
に金型(図示せず)を取付け、30朋押出機から架橋可
能なポリエチレン組成物(日本ユニカー製HFDJ 4
201)を絶縁厚12Ml11になるように金型内に押
出し成形した。この押出機(図示せず)の設定は120
℃であった。次に冷却後、前記金型を取外し、形成した
接続部補強絶縁体層4の第2図に示す高誘電率かつ高抵
抗層には次の第2表に示す組成物のテープを2朋厚さで
、縁切り部距離70闘、第2図の6の個所には上記の半
導電テープを巻いた。本接続部を加硫管(図示せず)中
に入れ、窒素ガス8kg/Cr!、雰囲気温度210°
Cにて4時間加熱し、ガス加圧下にて冷却し接続部を成
形した。
接続部成形後、高誘電率かつ高抵抗層の交流での体積固
有抵抗率、インパルス閃絡耐圧テストを実施した後、導
体温度90℃になるように200日間毎日8時間通電し
た。ヒートサイクルテスト実施後、高誘電率、高抵抗層
の交流での体積固有抵抗率、インパルス閃絡耐圧テスト
をおこなった。得られた結果を第2表に併記した。
有抵抗率、インパルス閃絡耐圧テストを実施した後、導
体温度90℃になるように200日間毎日8時間通電し
た。ヒートサイクルテスト実施後、高誘電率、高抵抗層
の交流での体積固有抵抗率、インパルス閃絡耐圧テスト
をおこなった。得られた結果を第2表に併記した。
第2表から明らかなように本実施例による絶縁接続部は
何れも従来のものに比して、ヒートサイクル熱履歴後の
縁切り部の特性が比較例に比べ非常に安定していること
がわかる。
何れも従来のものに比して、ヒートサイクル熱履歴後の
縁切り部の特性が比較例に比べ非常に安定していること
がわかる。
実施例3
250+u66KVエチレン−プロピレンラバー絶縁ケ
ーブルの絶縁体屑入3を鉛筆削りした後、圧縮スリーブ
(図示せず′)で露出させた導体】。
ーブルの絶縁体屑入3を鉛筆削りした後、圧縮スリーブ
(図示せず′)で露出させた導体】。
]’//接続後、半導電テープ(日本ユニカー製DFD
J 0580をテープ化したもの)を導体接続 □部上
に巻回した後、温度150℃で3時間加熱成形した。そ
の後形成した半導電層2上にエチレン−プロピレン共重
合体テープ(du pont 社製ノーデル2722を
テープ化したもの)を、絶縁厚が20藺になるように巻
回し、さらに絶縁体4上に第2図に示す縁切り部7を作
成するため、第2表1の組成物で作ったテープを2問厚
さで、縁切り部距離70III+11、第2図6の箇所
には半導電テープを巻いた。本接続部を加硫管(図示せ
ず)中に入れ、窒素ガス8に9/cd、雰囲気温度21
’0℃にて4時間加熱しガス加圧下にて冷却し接続部を
作成した。
J 0580をテープ化したもの)を導体接続 □部上
に巻回した後、温度150℃で3時間加熱成形した。そ
の後形成した半導電層2上にエチレン−プロピレン共重
合体テープ(du pont 社製ノーデル2722を
テープ化したもの)を、絶縁厚が20藺になるように巻
回し、さらに絶縁体4上に第2図に示す縁切り部7を作
成するため、第2表1の組成物で作ったテープを2問厚
さで、縁切り部距離70III+11、第2図6の箇所
には半導電テープを巻いた。本接続部を加硫管(図示せ
ず)中に入れ、窒素ガス8に9/cd、雰囲気温度21
’0℃にて4時間加熱しガス加圧下にて冷却し接続部を
作成した。
接続部作成後、縁切り部の交流での体積固有抵抗率は2
×10Ω・a1インパルス閃絡電圧は140 KVであ
った。
×10Ω・a1インパルス閃絡電圧は140 KVであ
った。
本接続部を導体温度90℃8時間通電、16時間通電停
止の条件でヒートサイクルを200サイクル行った後、
上記の試験を行ったか特性に変化はなかった。
止の条件でヒートサイクルを200サイクル行った後、
上記の試験を行ったか特性に変化はなかった。
実施例4
600+n4154KV架橋ポリエチレン絶縁ケーブル
の絶縁体洩3を鉛筆削りした後、圧縮スリーブで露出さ
せた導体1,1′を接続後、この導体接続部上に半導電
性テープ(古河電工社製商品名導電性Cテープ)を、巻
回し、更にこの半導電層2上にエチレンプロピレンゴム
を基体にした絶縁テープ(古河電工社製商品名工フコ3
1号)を絶縁厚50mmとなるまで巻回し、接続部補強
絶縁体層4を形成した。この補強絶縁層4上の第2図に
示した縁切り部7には、前記第1表の1と同一組成物の
テープを他の個所には上記半導電層2に用いたと同一の
半導電性テープをそれぞれ巻いた絶縁接続部を作った。
の絶縁体洩3を鉛筆削りした後、圧縮スリーブで露出さ
せた導体1,1′を接続後、この導体接続部上に半導電
性テープ(古河電工社製商品名導電性Cテープ)を、巻
回し、更にこの半導電層2上にエチレンプロピレンゴム
を基体にした絶縁テープ(古河電工社製商品名工フコ3
1号)を絶縁厚50mmとなるまで巻回し、接続部補強
絶縁体層4を形成した。この補強絶縁層4上の第2図に
示した縁切り部7には、前記第1表の1と同一組成物の
テープを他の個所には上記半導電層2に用いたと同一の
半導電性テープをそれぞれ巻いた絶縁接続部を作った。
接続部作成後、縁切り部の交流での体積固有抵抗率は2
X10”Ω・α、インパルス閃絡電圧は120KVであ
った。
X10”Ω・α、インパルス閃絡電圧は120KVであ
った。
本接続部を導体温度が90℃になるように200日間毎
日8時間通電するヒートサイクルテストを行ったが、縁
切り部の特性は変化していなかった。
日8時間通電するヒートサイクルテストを行ったが、縁
切り部の特性は変化していなかった。
実施例5
66KV250−ポリエチレン絶縁ケーブルの絶縁体3
,3を鉛筆削りした後、圧縮スリーブで露出させた導体
1,1′を接続後、この導体接続部上に半導電テープ(
ポリエチレン(NUC9025)100部ニカーボンブ
ラック(Vulcan XC72)70部を混合したc
ompoundをテープ化したもの)を導体接続部上に
巻回し、温度120℃で1時間加熱成形して半導電層2
を形成した。ついで絶縁テープ(ポリエチレン(NUC
9025)をテープ化したもの)を絶縁厚が12mrn
になるように巻回し、さらに第2図に示す縁切り部7を
作成するため実施例20組成4で作ったテープを2關厚
さで巻いた。次にこの接続部を窒素ガスs ky /
d、雰囲気温度130℃で2時間加熱し絶縁接続部を形
成した。
,3を鉛筆削りした後、圧縮スリーブで露出させた導体
1,1′を接続後、この導体接続部上に半導電テープ(
ポリエチレン(NUC9025)100部ニカーボンブ
ラック(Vulcan XC72)70部を混合したc
ompoundをテープ化したもの)を導体接続部上に
巻回し、温度120℃で1時間加熱成形して半導電層2
を形成した。ついで絶縁テープ(ポリエチレン(NUC
9025)をテープ化したもの)を絶縁厚が12mrn
になるように巻回し、さらに第2図に示す縁切り部7を
作成するため実施例20組成4で作ったテープを2關厚
さで巻いた。次にこの接続部を窒素ガスs ky /
d、雰囲気温度130℃で2時間加熱し絶縁接続部を形
成した。
接続部作成後、縁切り部の交流での体積固有抵抗率は2
×jOΩ・儂、インパルス閃絡電圧は] ] OKV
であった。
×jOΩ・儂、インパルス閃絡電圧は] ] OKV
であった。
本接続部について実施例1と同様のヒートサイクル試験
を実施したが、縁切り部の特性は何等変化がなかった。
を実施したが、縁切り部の特性は何等変化がなかった。
第1図はゴム、プラスチック絶縁ケーブルの従来の絶縁
接続部の一例を示ず部分縦断面略図、第2図は本発明の
絶縁接続部の一実施例を示す部分縦断面略図である。 1、II・・導体、2・・内部半導電層、3・ケーブル
絶縁体層、4・・接続部補強絶縁体層、5・接続部外部
半導電層、6・・接続部外部半導電層。 7・・高誘電率、高抵抗層、8・・スリット部(縁切り
部)。
接続部の一例を示ず部分縦断面略図、第2図は本発明の
絶縁接続部の一実施例を示す部分縦断面略図である。 1、II・・導体、2・・内部半導電層、3・ケーブル
絶縁体層、4・・接続部補強絶縁体層、5・接続部外部
半導電層、6・・接続部外部半導電層。 7・・高誘電率、高抵抗層、8・・スリット部(縁切り
部)。
Claims (1)
- 1 ケーブル導体接続部を覆った絶縁補強層の外周に絶
縁遮蔽層を設けてなるゴムまたはプラスチック絶縁型カ
ケープルの接続部において、前記絶縁遮蔽層を、プラス
チックを基体とし、その100重量部に対して炭化硅素
50〜700重量部およびカーボンブラック2〜60重
量部を配合してなる混和物からなる高誘電率、高抵抗層
を介して長手方向に左右対向した状態に設けたことを特
徴とするゴム、プラスチック絶縁型カケープルの絶縁接
続部。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3697783A JPS59162709A (ja) | 1983-03-07 | 1983-03-07 | ゴム、プラスチツク絶縁電力ケ−ブルの絶縁接続部 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3697783A JPS59162709A (ja) | 1983-03-07 | 1983-03-07 | ゴム、プラスチツク絶縁電力ケ−ブルの絶縁接続部 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59162709A true JPS59162709A (ja) | 1984-09-13 |
JPH0132731B2 JPH0132731B2 (ja) | 1989-07-10 |
Family
ID=12484811
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3697783A Granted JPS59162709A (ja) | 1983-03-07 | 1983-03-07 | ゴム、プラスチツク絶縁電力ケ−ブルの絶縁接続部 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59162709A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01164211A (ja) * | 1987-10-13 | 1989-06-28 | Standard Teleph Og Kabelfab As | ケーブル設置方法 |
-
1983
- 1983-03-07 JP JP3697783A patent/JPS59162709A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01164211A (ja) * | 1987-10-13 | 1989-06-28 | Standard Teleph Og Kabelfab As | ケーブル設置方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0132731B2 (ja) | 1989-07-10 |
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