JPS5915119B2 - 無機化粧体の製法 - Google Patents
無機化粧体の製法Info
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- JPS5915119B2 JPS5915119B2 JP5666179A JP5666179A JPS5915119B2 JP S5915119 B2 JPS5915119 B2 JP S5915119B2 JP 5666179 A JP5666179 A JP 5666179A JP 5666179 A JP5666179 A JP 5666179A JP S5915119 B2 JPS5915119 B2 JP S5915119B2
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Landscapes
- Aftertreatments Of Artificial And Natural Stones (AREA)
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は無機化粧体の製法に関するものである。
無機化粧体は、無機硬化体の表面に化粧を施したもので
ある。
ある。
この種の製品は、これまでつぎのようにして製造されて
いた。
いた。
すなわち、セメント、石こう、ケイ酸カルシウム、炭酸
マグネシウム等の水硬性結合材と、水と、開繊した補強
繊維および充填材等とを混合してスラリ状にし、□これ
を抄造して抄造体をつくり、この抄造体を養生硬化させ
たのち乾燥して無機硬化体をつくり、この無機硬化体の
表面に、紙や塩化ビニル系化粧シートを貼着したり、有
機系の塗料等を塗装して表面化粧を施すことにより製造
されていた。
マグネシウム等の水硬性結合材と、水と、開繊した補強
繊維および充填材等とを混合してスラリ状にし、□これ
を抄造して抄造体をつくり、この抄造体を養生硬化させ
たのち乾燥して無機硬化体をつくり、この無機硬化体の
表面に、紙や塩化ビニル系化粧シートを貼着したり、有
機系の塗料等を塗装して表面化粧を施すことにより製造
されていた。
ところが、このようにして無機化粧体を製造する場合に
は、表面化粧が煩雑であり工程が長くなるという欠点が
あった。
は、表面化粧が煩雑であり工程が長くなるという欠点が
あった。
すなわち、無機硬化体の表面に化粧紙(化粧シート)を
貼着する場合には、化粧紙の貼着に先立ってサンディン
グ等の加工が必要になるとともに、表面接着性の向上を
図るためにプライマ=(目止め下地処理剤)の塗布が必
要になっていた。
貼着する場合には、化粧紙の貼着に先立ってサンディン
グ等の加工が必要になるとともに、表面接着性の向上を
図るためにプライマ=(目止め下地処理剤)の塗布が必
要になっていた。
また、無機硬化体の表面に有機系の塗料等を塗装する場
合は、塗装に先立って無機硬化体を乾燥し、その後塗料
を塗布し、ついで塗料の塗布量に応じた乾燥を行うこと
が必要となっていた。
合は、塗装に先立って無機硬化体を乾燥し、その後塗料
を塗布し、ついで塗料の塗布量に応じた乾燥を行うこと
が必要となっていた。
そして、この場合の化粧は、塗料塗布前の無機硬化体の
含水率やその表面状態に大きく影響されるため、その管
理も煩雑であり、これも表面化粧の煩雑さを助長してい
た。
含水率やその表面状態に大きく影響されるため、その管
理も煩雑であり、これも表面化粧の煩雑さを助長してい
た。
この発明は、このような事情に鑑みなされたもので、水
硬性無機質結合材を主成分とする抄造体の外面に多数の
熱可塑性樹脂微細体を散布して押え込み、ついで抄造体
を養生して硬化体化し、この硬化体の外面の熱可塑性樹
脂微細体が溶融するように硬化体を加熱乾燥することに
より無機化粧体を得ることをその要旨とするものである
。
硬性無機質結合材を主成分とする抄造体の外面に多数の
熱可塑性樹脂微細体を散布して押え込み、ついで抄造体
を養生して硬化体化し、この硬化体の外面の熱可塑性樹
脂微細体が溶融するように硬化体を加熱乾燥することに
より無機化粧体を得ることをその要旨とするものである
。
すなわち、このようにすることにより、硬化体の乾燥の
際の加熱によって硬化体の外面に押え込まれている熱可
塑性樹脂微細体が溶融して溶融模様を形成したり、硬化
体の外面全体を被覆して表面化粧層を形成したりするた
め、乾燥工程の終了と共に無機化粧体が得られるように
なるのであり、従来のような表面化粧のための煩雑な工
程および管理が不要になって工程の短縮化を実現できる
のである。
際の加熱によって硬化体の外面に押え込まれている熱可
塑性樹脂微細体が溶融して溶融模様を形成したり、硬化
体の外面全体を被覆して表面化粧層を形成したりするた
め、乾燥工程の終了と共に無機化粧体が得られるように
なるのであり、従来のような表面化粧のための煩雑な工
程および管理が不要になって工程の短縮化を実現できる
のである。
つぎに、この発明の詳細な説明する。
この発明の無機化粧体の製法の1例を図面を参照して説
明する。
明する。
すなわち、セメント、石こう、ケイ酸カルシウム、炭酸
マグネシウム、カルシウムアルミネートモノサルフェー
トハイドレート(3CaO−A1203・CaSO4・
nH2O・nはおおむね12の値をとる)十石こうおよ
びそれと高炉セメント複合体等の水硬性結合材1と水2
と補強材、充填材3とが用意される。
マグネシウム、カルシウムアルミネートモノサルフェー
トハイドレート(3CaO−A1203・CaSO4・
nH2O・nはおおむね12の値をとる)十石こうおよ
びそれと高炉セメント複合体等の水硬性結合材1と水2
と補強材、充填材3とが用意される。
そして、補強材、充填材3は解繊工程4へ送り込まれて
解繊され、ついで解繊された状態で混合工程5へ送り込
まれる。
解繊され、ついで解繊された状態で混合工程5へ送り込
まれる。
同時にこの混合工程5へ、水硬性結合材1と水2とが送
り込まれる。
り込まれる。
これらの原料は、この混合工程5で充分混合されてスラ
リ状になり、ついで抄造工程6へ送られて抄造され抄造
体(グリーンシート)になる。
リ状になり、ついで抄造工程6へ送られて抄造され抄造
体(グリーンシート)になる。
つぎに、この抄造体は散布工程7に送られ、そこでその
表面に多数の熱可塑性樹脂微細体が散布される。
表面に多数の熱可塑性樹脂微細体が散布される。
熱可塑性樹脂微細体としては、透明、半透明または着色
されている粉末状、ペレット状、ビーズ状またはチップ
状の熱可塑性合成樹脂があげられる。
されている粉末状、ペレット状、ビーズ状またはチップ
状の熱可塑性合成樹脂があげられる。
そのような熱可塑性合成樹脂は、低軟化タイプ、中軟化
タイプ、高軟化タイプまたは発泡タイプのいずれであっ
てもよい。
タイプ、高軟化タイプまたは発泡タイプのいずれであっ
てもよい。
そして、これらの各種の熱可塑性樹脂微細体は、単独で
用いてもよいし、併用してもよいのである。
用いてもよいし、併用してもよいのである。
また、熱可塑性樹脂微細体の散布状態は特に限定するも
のではない、抄造体の表面の全体に密な状態で散布して
もよいし、粗な状態で散布してもよい。
のではない、抄造体の表面の全体に密な状態で散布して
もよいし、粗な状態で散布してもよい。
また部分的に散布してもよいのである。このようにして
熱可塑性樹脂微細体が散布された抄造体は、つぎに、ロ
ールまたはプレスが備えられている押し込み工程8へ送
られる。
熱可塑性樹脂微細体が散布された抄造体は、つぎに、ロ
ールまたはプレスが備えられている押し込み工程8へ送
られる。
この押し込み工程8において、抄造体の表面に散布され
ている熱可塑性樹脂微細体がロールまたはプレスにより
抄造体の表面層内へ押し込まれる。
ている熱可塑性樹脂微細体がロールまたはプレスにより
抄造体の表面層内へ押し込まれる。
つぎに、熱可塑性樹脂微細体が押し込まれた抄造体は、
養生工程9へ送られ硬化させられ硬化体となる。
養生工程9へ送られ硬化させられ硬化体となる。
ついで、この硬化体は乾燥工程10へ送り込まれる。
この乾燥工程10での乾燥は、硬化体が結晶水を有して
いるようなものであるときには、その結晶水が蒸散しな
いように配慮して行われる。
いるようなものであるときには、その結晶水が蒸散しな
いように配慮して行われる。
すなわち、乾燥初期において、硬化体がまだ充分に高い
含水率を保持している場合は、乾燥雰囲気温度を高くし
ても硬化体自体の温度は結晶水が蒸散しない温度(大体
90℃)を保持するので、乾燥雰囲気温度を200〜3
00℃に高めて行われる。
含水率を保持している場合は、乾燥雰囲気温度を高くし
ても硬化体自体の温度は結晶水が蒸散しない温度(大体
90℃)を保持するので、乾燥雰囲気温度を200〜3
00℃に高めて行われる。
そして、それ以降は乾燥雰囲気温度を下げて硬化体自体
の温度が90℃を上まわらないように配慮して行われる
。
の温度が90℃を上まわらないように配慮して行われる
。
このような乾燥の際、特に乾燥の初期に、硬化体の表面
層に押え込まれている熱硬化性樹脂微細が溶融するもの
である。
層に押え込まれている熱硬化性樹脂微細が溶融するもの
である。
すなわち、乾燥の初期は高温(200〜300℃)で乾
燥されるのであり、この段階では硬化体の含水率が高く
硬化体自体(内部)の温度はあまり高くはならないもの
の、硬化体表面の温度はそれ以上の温度、すなわち20
0〜300℃に上昇する。
燥されるのであり、この段階では硬化体の含水率が高く
硬化体自体(内部)の温度はあまり高くはならないもの
の、硬化体表面の温度はそれ以上の温度、すなわち20
0〜300℃に上昇する。
この時に硬化体の表面層に押え込まれていた熱可塑性樹
脂微細体が溶融して溶融模様や表面皮膜を形成するので
ある。
脂微細体が溶融して溶融模様や表面皮膜を形成するので
ある。
例えば、ビーズ状やペレット状の熱可塑性樹脂微細体が
粗な状態で散布されているような場合には、複雑な凹凸
模様が形成され、粉末状の熱可塑性樹脂微細体が密な状
態で散布されているような場合には、表面皮膜が形成さ
れるのである。
粗な状態で散布されているような場合には、複雑な凹凸
模様が形成され、粉末状の熱可塑性樹脂微細体が密な状
態で散布されているような場合には、表面皮膜が形成さ
れるのである。
また、それぞれ色の異なる数種類の熱硬化性樹脂微細体
が散布されているような場合には、色とりどりの美しい
模様が形成されるのである。
が散布されているような場合には、色とりどりの美しい
模様が形成されるのである。
このようにして美しい模様や皮膜が形成された硬化体は
、充分乾燥されたのち、冷却される。
、充分乾燥されたのち、冷却される。
その結果、表面に美しい模様または皮膜が形成された硬
化体からなる無機化粧体11が得られる。
化体からなる無機化粧体11が得られる。
なお、表面に皮膜を有する無機化粧体11の表面皮膜の
上にさらに化粧紙等を貼着してもよい。
上にさらに化粧紙等を貼着してもよい。
この場合には、表面皮膜が目止め作用をするため、従来
のプライマー塗布が不要になるのである。
のプライマー塗布が不要になるのである。
この発明は、水硬性無機質結合材を主成分とする抄造体
の外面に多数の熱可塑性樹脂微細体を散布して押え込み
、ついで抄造体を養生して硬化体化し、この硬化体の外
面の熱可塑性樹脂微細体が溶融するように硬化体を加熱
乾燥することにより無機化粧体を製造するため、従来の
ように硬化体に対して表面化粧のための特別な処理を施
す必要がない。
の外面に多数の熱可塑性樹脂微細体を散布して押え込み
、ついで抄造体を養生して硬化体化し、この硬化体の外
面の熱可塑性樹脂微細体が溶融するように硬化体を加熱
乾燥することにより無機化粧体を製造するため、従来の
ように硬化体に対して表面化粧のための特別な処理を施
す必要がない。
すなわち、従来の表面化粧工程(表面サンディング、プ
ライマー塗布、接着剤塗布、化粧紙貼着、再乾燥)が不
要になり、製造工程を著しく短縮化でき、コストダウン
を実現できる。
ライマー塗布、接着剤塗布、化粧紙貼着、再乾燥)が不
要になり、製造工程を著しく短縮化でき、コストダウン
を実現できる。
また、従来の表面化粧の際の無機硬化体の含水率や表面
状態の管理が不要になり、製造が容易になる。
状態の管理が不要になり、製造が容易になる。
また、従来の表面化粧では得られない多種多様な模様付
けができるようになる。
けができるようになる。
さらに、溶融模様や皮膜は硬化体の表面に埋まっている
熱硬化性樹脂微細体の溶融で形成されたものであり、硬
化体との接着性が極めて犬である。
熱硬化性樹脂微細体の溶融で形成されたものであり、硬
化体との接着性が極めて犬である。
また、それによって皮膜を形成したときには防水性も向
上させることができる。
上させることができる。
つぎに、実施例について説明する。
〔実施例 1〕
抄造された炭酸マグネシウム板(グリーンシート)の表
面に、ペレット状の合成樹脂(種類:ポリエチレン、各
種色彩骨、軟化点75〜110℃(混合))を散布し、
ロールで押え込んだ。
面に、ペレット状の合成樹脂(種類:ポリエチレン、各
種色彩骨、軟化点75〜110℃(混合))を散布し、
ロールで押え込んだ。
ついで、これを養生して硬化板をつくり、得られた硬化
板を、乾燥工程(雰囲気温度220℃)に送って乾燥を
行った。
板を、乾燥工程(雰囲気温度220℃)に送って乾燥を
行った。
ついで乾燥を終了したのち冷却したところ、表面にカラ
フルで複雑な模様が形成されている無機化粧板が得られ
た。
フルで複雑な模様が形成されている無機化粧板が得られ
た。
〔実施例 2〕
抄造されたケイ酸カルシウム板(グリーンシート)の表
面に、粉末状の合成樹脂(種類:エチレンー酢酸ビニル
共重体、軟化点90℃)を均一に散布し、ロールで押え
込んだ。
面に、粉末状の合成樹脂(種類:エチレンー酢酸ビニル
共重体、軟化点90℃)を均一に散布し、ロールで押え
込んだ。
ついで、これを養生したのち乾燥(雰囲気温度220℃
)し、冷却して無機化粧板を得た。
)し、冷却して無機化粧板を得た。
この無機化粧板の表面は均一な薄い皮膜でコートされて
いた。
いた。
この無機化粧板の表面は完全に水をはじき防水効果のあ
ることが確認された。
ることが確認された。
〔実施例 3〕
ペレット状の合成樹脂の押し込みを、ロールに代えてプ
レスで行うようにした。
レスで行うようにした。
それ以外は実施例1と同様にしでカラフルで複雑な模様
をもつ無機化粧板を得た。
をもつ無機化粧板を得た。
〔実施例 4〕
実施例2と同様にして表面に皮膜をもつ無機化粧板をつ
くり、この表面皮膜の上に接着剤を塗布して化粧紙を貼
着した。
くり、この表面皮膜の上に接着剤を塗布して化粧紙を貼
着した。
この化粧紙の接着強度を、つぎのようにして得られた化
粧紙貼着無機化粧板(従来品)の接着強度と比較した結
果、実施例のものの接着強度は従来品よりも優れていた
。
粧紙貼着無機化粧板(従来品)の接着強度と比較した結
果、実施例のものの接着強度は従来品よりも優れていた
。
(従来品の製造)
実施例2と同様にしてグリーンシートをつくり、これを
通常のように養生硬化させたのち乾燥させて硬化板をつ
くり、この硬化板の表面をサンディングし、ついでプラ
イマーを塗布し、続いて接着剤を塗布して上記と同様の
化粧紙を貼着し化粧紙貼着無機化粧板を製造した。
通常のように養生硬化させたのち乾燥させて硬化板をつ
くり、この硬化板の表面をサンディングし、ついでプラ
イマーを塗布し、続いて接着剤を塗布して上記と同様の
化粧紙を貼着し化粧紙貼着無機化粧板を製造した。
図面はこの発明の製法の一例の工程説明図である。
6・・・・・・抄造工程、7・・・・・・散布工程、8
・・・・・・押し込み工程、9・・・・・・養生工程、
10・・・・・・乾燥工程。
・・・・・・押し込み工程、9・・・・・・養生工程、
10・・・・・・乾燥工程。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 水硬性無機質結合材を主成分とする抄造体の外面に
多数の熱可塑性樹脂微細体を散布して押え込み、ついで
抄造体を養生して硬化体化し、この硬化体の外面の熱可
塑性樹脂微細体が溶融するように硬化体を加熱乾燥する
ことを特徴とする無機化粧体の製法。 2 熱硬化性樹脂微細体が、粉末状、ペレット状、ビー
ズ状またはチップ状のものである特許請求の範囲第1項
記載の無機化粧体の製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5666179A JPS5915119B2 (ja) | 1979-05-08 | 1979-05-08 | 無機化粧体の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5666179A JPS5915119B2 (ja) | 1979-05-08 | 1979-05-08 | 無機化粧体の製法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55149181A JPS55149181A (en) | 1980-11-20 |
JPS5915119B2 true JPS5915119B2 (ja) | 1984-04-07 |
Family
ID=13033566
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5666179A Expired JPS5915119B2 (ja) | 1979-05-08 | 1979-05-08 | 無機化粧体の製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5915119B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6011286A (ja) * | 1983-06-24 | 1985-01-21 | 株式会社クボタ | プラスチツク塗装板材の製造方法 |
-
1979
- 1979-05-08 JP JP5666179A patent/JPS5915119B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55149181A (en) | 1980-11-20 |
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