JPS59143035A - 防汚金属材料 - Google Patents
防汚金属材料Info
- Publication number
- JPS59143035A JPS59143035A JP1524483A JP1524483A JPS59143035A JP S59143035 A JPS59143035 A JP S59143035A JP 1524483 A JP1524483 A JP 1524483A JP 1524483 A JP1524483 A JP 1524483A JP S59143035 A JPS59143035 A JP S59143035A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antifouling
- stainproof
- single phase
- metallic
- processability
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
制することができ,しかも機械的性質及び経済的にも優
れた防汚金属材料に関するものである。
れた防汚金属材料に関するものである。
船舶の船体外板又は没水部に海洋生物が付着生成すると
,船体表面の平滑さが失しなわれ船速が低下し燃費が悪
くなり,また重量が増加し,。
,船体表面の平滑さが失しなわれ船速が低下し燃費が悪
くなり,また重量が増加し,。
外板の腐食が起りやすくなる。このため従来。
亜酸化銅や有機錫化合物の防汚(以丁,海洋生物の付着
を防止ないしは抑制する性質を防汚という言葉で表男す
る。)剤を含んだ防汚塗料を塗装したり,銅,キュプロ
ニIケル(Cu−Ni合金)、亜鉛,銀等の防汚性の優
れた金属材料を使用し海洋生物の付着を防止してきた。
を防止ないしは抑制する性質を防汚という言葉で表男す
る。)剤を含んだ防汚塗料を塗装したり,銅,キュプロ
ニIケル(Cu−Ni合金)、亜鉛,銀等の防汚性の優
れた金属材料を使用し海洋生物の付着を防止してきた。
しかし、これらの防汚塗料や防汚金属材料を使用する場
合にも次のような欠点があった。
合にも次のような欠点があった。
防汚塗料の場合。
(1) 防汚塗料に含有できる防汚剤つり濃度に限界
がある。防汚剤の溶出速度を充分に制@jできないため
時間の経過と共に防汚性能が低下する。防汚塗料の塗装
可能厚さに限界がある等の理由で,防汚塗料の有効寿命
−が短かく.このため定期的に外板等に付着した生物を
除去したり,再塗装する必要がある。
がある。防汚剤の溶出速度を充分に制@jできないため
時間の経過と共に防汚性能が低下する。防汚塗料の塗装
可能厚さに限界がある等の理由で,防汚塗料の有効寿命
−が短かく.このため定期的に外板等に付着した生物を
除去したり,再塗装する必要がある。
(2) 防汚塗料は強度およ−び接着力が弱く、傷つ
けられ易く、剥離し易い。
けられ易く、剥離し易い。
防汚金属材料の場合。
(1) 船体外板部に使用する場合、必ずしも満足な
防汚性能を有しない。
防汚性能を有しない。
(2) 銅、亜鉛、銀は強度が低く、また耐海水性。
特に外部流れが乱れる場合の耐潰食性が劣る。
(3) キュプロニッケルや銀は価格が高い。
訃だ、上記防汚金属材料の欠点を改善するためにCu−
Mn合金およびCu −M n −A I合金が開発さ
れたが、これらの桐材1(も流れの乱れる場所で長時間
使用されると、材料表面に腐食による肌荒れが生じ2表
面粗度が大きくなるといった欠点があった。
Mn合金およびCu −M n −A I合金が開発さ
れたが、これらの桐材1(も流れの乱れる場所で長時間
使用されると、材料表面に腐食による肌荒れが生じ2表
面粗度が大きくなるといった欠点があった。
本発明は、このような従来の防汚塗料、防汚金属材料の
有する欠点に鑑み。
有する欠点に鑑み。
(1) 防汚性能が優れ、かつ防汚寿命が長く(2)
船舶の船体外板や海洋構造物等の構造部材として使
用できる強度および靭性を有し。
船舶の船体外板や海洋構造物等の構造部材として使
用できる強度および靭性を有し。
(3) 価格が安価で。
(4) 鋳造性、熱間および冷間加工性、展延性。
溶接性が良好で。
(5) 耐海水性に優れ。
(6) 腐食による材料表面の肌荒(表面粗度増加)
が少ない防汚金属材料を提供することを目的とするもの
である。
が少ない防汚金属材料を提供することを目的とするもの
である。
すなわち8本発明の防汚金属材料は。
Wln : ’ 5〜15 M景%、 Al: 0.3
〜3 車i%、 Ni:05〜3重鼠係を含み、残部が
Cuおよび通常含まれる不純物からなり、金属組織がα
単相からなることを特徴としている。
〜3 車i%、 Ni:05〜3重鼠係を含み、残部が
Cuおよび通常含まれる不純物からなり、金属組織がα
単相からなることを特徴としている。
また1本発明の防汚金属材料は。
庵:5〜15重敗係、Al:0.3〜3重肘飴、N+
:05〜3重量係、Fe:o、s重徴φ以下含み、残部
がCuお工び通常含1れる不純物からなり、金属組織が
α単相からなることを特徴としてい乙。
:05〜3重量係、Fe:o、s重徴φ以下含み、残部
がCuお工び通常含1れる不純物からなり、金属組織が
α単相からなることを特徴としてい乙。
以]1本発明の組織と成分の限定理由をのべる。
本発明の防汚金属材料において、金属組織がα単相の場
合は優れた防汚性能を発揮するが。
合は優れた防汚性能を発揮するが。
β相(すなわち体心立方格子)あるいはα−胤やCu3
Mn2Al + FeAl + Ni3Al ftどの
金属間化合物が共存すると著しく防汚性能が劣化する。
Mn2Al + FeAl + Ni3Al ftどの
金属間化合物が共存すると著しく防汚性能が劣化する。
従って、金属組織をα単相と限定する。Mnは海洋生物
のイ・1着を防止ないしは抑制することについて最も束
髪な元素であり、その含有量は5 wt%未満では防汚
性の効果が少々(,15wt%以上含まれると面」食性
を劣化させると共に、金属組織をα単相とすることが難
しくなる。従って、Mnの含有量を5〜15wt係と限
定する。
のイ・1着を防止ないしは抑制することについて最も束
髪な元素であり、その含有量は5 wt%未満では防汚
性の効果が少々(,15wt%以上含まれると面」食性
を劣化させると共に、金属組織をα単相とすることが難
しくなる。従って、Mnの含有量を5〜15wt係と限
定する。
A1は鋳造性1強度および耐食性上昇VC対して極めて
有効な元素であるが含有量が0.3 wt%未満では船
舶つ船体外板やS浮構造物などの構造部材と1〜て強1
現および耐海水性が不足する。1だ、含有量が3 wt
%を越えるとMn 、 Fe 、 Ni fxどと金属
+til化合物を作るようになり防汚性が著しく低下す
る。従って、 Alの含有量を03〜3wt%と限定す
る。
有効な元素であるが含有量が0.3 wt%未満では船
舶つ船体外板やS浮構造物などの構造部材と1〜て強1
現および耐海水性が不足する。1だ、含有量が3 wt
%を越えるとMn 、 Fe 、 Ni fxどと金属
+til化合物を作るようになり防汚性が著しく低下す
る。従って、 Alの含有量を03〜3wt%と限定す
る。
N1は強度とともに耐海水性を上ティさせる特に腐食に
よる肌荒れを防止するのに有効な元素である。含有量が
05重量係未感では上記効果か期待できず、また3重量
係を越えるとAl、Feと金属間化合物を作り、防汚性
を著しく悪ぐする。
よる肌荒れを防止するのに有効な元素である。含有量が
05重量係未感では上記効果か期待できず、また3重量
係を越えるとAl、Feと金属間化合物を作り、防汚性
を著しく悪ぐする。
従って、 Niの含有量を05〜3 wt%と限定す
る。
る。
Feは耐食性および強度の上昇に有効であるか0、5
wt%を越えるとFeの析出あるいはNi、AI等の金
属間化合物が析出し、劇食1イVが低]2すると共に防
lり性能か著しく損わ4する。従ってFeの含有量を0
.5 wt%以下と1戒定する。
wt%を越えるとFeの析出あるいはNi、AI等の金
属間化合物が析出し、劇食1イVが低]2すると共に防
lり性能か著しく損わ4する。従ってFeの含有量を0
.5 wt%以下と1戒定する。
Cuは本来、海洋生物の付着を抑1ii11する効果を
有する材料であり耐r1球水性も優れるため1本発明金
属何科のベースとした、 以下実施例をもって本発明・・つ防汚金属材料を詳述す
る。
有する材料であり耐r1球水性も優れるため1本発明金
属何科のベースとした、 以下実施例をもって本発明・・つ防汚金属材料を詳述す
る。
第1表に本発明の防汚金属材料の実施例とその比Lv、
材の防汚性と機械的間質および耐食性を示す。
材の防汚性と機械的間質および耐食性を示す。
尚、比較材である銅およびキュプロニブケル(Cu c
+owt%−Ni 10wt%合金)は市販の材料を使
用し、他の比較側としてのCu −Mn −A I合金
および本発明の防汚金属材料の実施例は全て50に9高
周波溶解炉で溶解。したものを鍛造した後、熱間および
冷間で0.5 ttanの板厚に圧延したものである。
+owt%−Ni 10wt%合金)は市販の材料を使
用し、他の比較側としてのCu −Mn −A I合金
および本発明の防汚金属材料の実施例は全て50に9高
周波溶解炉で溶解。したものを鍛造した後、熱間および
冷間で0.5 ttanの板厚に圧延したものである。
なお、耐食性調査のた。め長さ150mm。
幅100m+n、厚さ0.5調の版状試験片を実船の船
体外板に取付は夏場の3ケ月間の浸漬試験を行った。
体外板に取付は夏場の3ケ月間の浸漬試験を行った。
また、防汚性調査のための試験片としては長さ90咽2
幅70 m 、厚さ05謹の板状片を用い、防汚性につ
いては港内の筏で夏場3ケ月間の浸漬試験の結果である
。
幅70 m 、厚さ05謹の板状片を用い、防汚性につ
いては港内の筏で夏場3ケ月間の浸漬試験の結果である
。
この第1表の実施例から1本発明の防汚金属材料は、他
の比較材とくらべてクロレラなどのスライム及び、フジ
ッボ等の海洋生物の付着はほとんどみられず、又機械的
性質も構造部材として充分なものであることがわかる。
の比較材とくらべてクロレラなどのスライム及び、フジ
ッボ等の海洋生物の付着はほとんどみられず、又機械的
性質も構造部材として充分なものであることがわかる。
すなわち1本発明の防汚金属材料は次のような効果が得
られている。
られている。
(1) 防汚塗料としての使用ではないので、防汚剤
の濃度の限界、塗装可能厚さの限界、防汚性能の経時的
低下等に起因する防汚塗料にありがちな防汚寿命が短か
いという欠点を解消できる。すなわち、第1表の結果も
勘案すれば、防汚性が優れ、かつ、防汚寿命が長い。
の濃度の限界、塗装可能厚さの限界、防汚性能の経時的
低下等に起因する防汚塗料にありがちな防汚寿命が短か
いという欠点を解消できる。すなわち、第1表の結果も
勘案すれば、防汚性が優れ、かつ、防汚寿命が長い。
(2) 第1表てみられるとおり、船舶の船体外板や
海洋構造物等の構造部材として使用できる強度および延
性を有する。
海洋構造物等の構造部材として使用できる強度および延
性を有する。
(3) 高価A Agt=含まないので安価である。
+41 Alの添加量を調整しα単相としたので鋳造
性、熱間及び冷間加工性、溶接性、展延性が良好である
。
性、熱間及び冷間加工性、溶接性、展延性が良好である
。
+51 Fe、A1.Niの耐食性向上の元素を添加
したうえ、耐食性劣化に影響を及ぼす流量を調整したた
め、耐海水性、特に耐潰食性に優れている。
したうえ、耐食性劣化に影響を及ぼす流量を調整したた
め、耐海水性、特に耐潰食性に優れている。
f6] Niの添加により腐食による材料表面の肌荒
れ(表面粗度の増加)がなくなった。
れ(表面粗度の増加)がなくなった。
なお1本発明の防汚金属材料は。
■ 船体外板材料
■ 石油掘削装置
■ 洋上備蓄タンク
■ 洋上ホテル
■ 桟橋、ブイ、浮標、灯台
■ 海水取水用管材およびスクリーン
■ 防汚塗料への添加
■ 海水ポンプおよびモーター、海水中ポンプおよびバ
ルブ ■ 海水を(刊いる熱交7換器 [相] 海水用チェーン、ロープ、ドlり内偵用部品1
部材全般 ■ 海水各種養食用機器、船内外機、釣具装置、柵等に
適用できるものである。また。
ルブ ■ 海水を(刊いる熱交7換器 [相] 海水用チェーン、ロープ、ドlり内偵用部品1
部材全般 ■ 海水各種養食用機器、船内外機、釣具装置、柵等に
適用できるものである。また。
従来の海洋構造物に構造材としてではy<。
その外板上に接着して用いても同様り効果が得られる。
双下奈白
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 I Mn: 5〜15重量%、Al:0.3〜3重景係
。 Nl:0.5〜3重量係を含み、残部がCuおよび通常
含まれる不純物からなり、金属組織がα単相からなるこ
とを特徴とする防汚金属材料。 2IvIn:5〜15重量%、Al:0.3〜5重量裂
N1:05〜3重量%、Fe:0.s重@係以下含み、
残部がCuおよび通常含まれる不純物からなり、金属組
織がα単相からなることを特徴とする防汚金属材料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1524483A JPS59143035A (ja) | 1983-02-01 | 1983-02-01 | 防汚金属材料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1524483A JPS59143035A (ja) | 1983-02-01 | 1983-02-01 | 防汚金属材料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59143035A true JPS59143035A (ja) | 1984-08-16 |
Family
ID=11883445
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1524483A Pending JPS59143035A (ja) | 1983-02-01 | 1983-02-01 | 防汚金属材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59143035A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2024257812A1 (ja) * | 2023-06-14 | 2024-12-19 | 古河電気工業株式会社 | 銅合金材ならびにそれを用いた抵抗器用抵抗材料、抵抗器、発熱体用材料および発熱体 |
WO2024257813A1 (ja) * | 2023-06-14 | 2024-12-19 | 古河電気工業株式会社 | 銅合金材ならびにそれを用いた抵抗器用抵抗材料、抵抗器、発熱体用材料および発熱体 |
-
1983
- 1983-02-01 JP JP1524483A patent/JPS59143035A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2024257812A1 (ja) * | 2023-06-14 | 2024-12-19 | 古河電気工業株式会社 | 銅合金材ならびにそれを用いた抵抗器用抵抗材料、抵抗器、発熱体用材料および発熱体 |
WO2024257813A1 (ja) * | 2023-06-14 | 2024-12-19 | 古河電気工業株式会社 | 銅合金材ならびにそれを用いた抵抗器用抵抗材料、抵抗器、発熱体用材料および発熱体 |
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