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JPS5914278Y2 - ア−ムレスト - Google Patents

ア−ムレスト

Info

Publication number
JPS5914278Y2
JPS5914278Y2 JP8481179U JP8481179U JPS5914278Y2 JP S5914278 Y2 JPS5914278 Y2 JP S5914278Y2 JP 8481179 U JP8481179 U JP 8481179U JP 8481179 U JP8481179 U JP 8481179U JP S5914278 Y2 JPS5914278 Y2 JP S5914278Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
armrest
core body
core
thin core
thin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP8481179U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS563037U (ja
Inventor
憲司 下村
Original Assignee
池田物産株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 池田物産株式会社 filed Critical 池田物産株式会社
Priority to JP8481179U priority Critical patent/JPS5914278Y2/ja
Publication of JPS563037U publication Critical patent/JPS563037U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5914278Y2 publication Critical patent/JPS5914278Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Passenger Equipment (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動車等に使用するアームレストの改良に関
する。
従来のアームレスト1は、第1図に示す如き形状をした
ものであるが、これを形成するには第2図に示すように
熱可塑性樹脂よりなる中空の薄肉芯体2の外周に軟質発
泡層部3を設け、これをさらに表皮4により被覆したも
のである。
このように構成したアームレスト1は第3図に示すよう
にビス5を用いてドアの基板6に取付けている。
一般にアームレストは、乗車中では肘を掛ける際のフィ
ーリングが良いこと、ドア開閉時には持ち易いようにあ
る程度の硬さを必要とするが、前述の如きアームレスト
は前者に関しては問題はなくても、後者の硬度に関し難
点がある。
すなわち、このアームレスト1に手を掛けた場合、前記
芯体2の補強用凹所7に指先が入り込んだり、あるいは
この手に伝わる感触が軟らかい部分と硬い部分の双方が
あり、必ずしも十分満足のいくものではない。
しかも第2,3図に示す如き芯体2をブロー成形により
形成するには前記補強用凹所7の形状によっては離型が
悪くなる虞れもある。
そこで、本考案はかかる従来品の欠陥を除去し、中空の
芯体を有するアームレストにおいて、該芯体の外表面の
全体を凹凸のない面により構成するとともに内周面にビ
ード部を形成することにより、外部からこのアームレス
トを把持しドアを開閉する場合に、この把持した手のフ
ィーリングが良く、また肘掛は時の剛性も十分で、しか
も芯体の製造も容易にできるアームレストを提供するこ
とを目的とする。
以下、本考案に係るアームレストを図面につき説明する
第4,5図は、アームレストの一実施例を示すもので第
2図に相当する断面における断面図であり、第1〜3図
に示す部材と同一部材には同一符号を付しである。
このアームレスト10は第1〜3図に示す従来のものと
同様に表皮4内に軟質発泡層部3を設けたものであるが
、本考案のものはその内部に設ける中空の薄肉芯体11
を改良している。
この芯体11は軟質発泡層部3を構成するポリウレタン
フォームあるいはフオームラバー等が高価なために、こ
れを少なくすべく中空状としているが、特に本考案では
この中空状薄肉芯体11は外表面12の全体を凹凸のな
い面より構成している。
すなわち、外表面12が凹凸のない薄肉芯体11とすれ
ば、例えばドアを開閉するためにアームレスト10に手
を掛けた場合に、この手に伝わるフィーリングは従来の
もののように軟らかい部分と硬い部分とを感じることは
なく、均質なものとなり、使用時の違和感はない。
一方、この中空状薄肉芯体11の内周面13にはビード
部14を有し、この芯体11を補強している。
このビード部14は第4図に示すように該芯体11の長
手方向軸線に対し平行する面内において伸びるもの、す
なわち棒状ビード部14 aあるいは、第5図に示すよ
うにこの軸線に対し直交する面内において形成したもの
すなわちリング状ビード部14bであっても良い。
かかるビード部14を有する薄肉芯体11をブロー成形
により形成する場合には、ポリエチレン又はポリプロピ
レン等の熱可塑性樹脂からなる中空のパリソンを押し出
し、これに空気を入れ膨出し、外側から近ずけた金型に
より成形する。
この方法を用いて前記棒状ビード部14aを有する芯体
11を形成するには、パリソンが出て行くダイのうち内
側のダイの外周面に凹所を形成すれば良く、この凹所に
よりパリソンは内周面に1個又は複数個の棒状のビード
部分が形成されつつ押し出される。
また前記リング状ビード部14bを有する薄肉芯体11
を形成するには、押し出すパリソンの量を間歇的に変え
れば管状のパリソンの所々にリング状の肉厚部分が形成
され、これが後にリング状ビード部14bとなる。
なお、このブロー成形を行う場合の装置にはパリソンを
押し出す向きにより縦型と横型があるが、いずれを使用
しても前記薄肉芯体の形成には大差はない。
前述の如く成形すれば内周面13にビード部14を有す
る芯体11の形成も比較的容易にできるが、また薄肉芯
体11の外表面12の全体に凹凸がないということは、
前記の成形の際に使用する金型の形状も簡素なものでよ
く、金型の製作も安価にできる。
したがって、前記芯体11の製作に要するコストは従来
のものに比し、大巾に低減できる。
なお前述した実施例は薄肉芯体の長手軸線に対し、平行
又は直交するものであるが、本考案は何らこれに限定さ
れるものではなく、この軸線に対し多少傾斜していても
良いことはいうまでもない。
以上の説明より明らかなように、本考案によれば、薄肉
芯体の外表面の全体を平らにし、内周面にビード部を形
成したため、この芯体の外部に軟質発泡層部及び表皮を
設はアームレストを形成すれば、フィーリングの良いも
のを得ることができ、しかも製作が容易でコストの低減
も達成できる等きわめて優れた効果を奏することになる
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のアームレストの斜視図、第2゜3図は第
1図のII −II線、■■I−■II線に沿う断面図
、第4,5図はそれぞれ本考案に係るアームレストの実
施例を示すもので、第2図に相当する部分の断面図であ
る。 3・・・・・・軟質発泡層部、4・・・・・・表皮、1
0・・・・・・アームレスト、11・・・・・・芯体、
12・・・・・・外表面、13・・・・・・内周面、1
4・・・・・・ビード部、14 a・・・・・・棒状ビ
ード部、14b・・・・・・リング状ビード部。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)中空の薄肉芯体の外周に軟質発泡層部を設け、こ
    れをさらに表皮により被覆してなるアームレストにおい
    て、前記薄肉芯体は外表面の全体を凹凸のない面に形成
    するとともに内周面にビード部を形成してなるアームレ
    スト。
  2. (2)前記ビード部は、前記薄肉芯体の長手方向軸線に
    対し直交する面内若しくは平行する面内において形成し
    てなる実用新案登録請求の範囲第1項に記載のアームレ
    スト。
JP8481179U 1979-06-22 1979-06-22 ア−ムレスト Expired JPS5914278Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8481179U JPS5914278Y2 (ja) 1979-06-22 1979-06-22 ア−ムレスト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8481179U JPS5914278Y2 (ja) 1979-06-22 1979-06-22 ア−ムレスト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS563037U JPS563037U (ja) 1981-01-12
JPS5914278Y2 true JPS5914278Y2 (ja) 1984-04-26

Family

ID=29317999

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8481179U Expired JPS5914278Y2 (ja) 1979-06-22 1979-06-22 ア−ムレスト

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5914278Y2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58206430A (ja) * 1982-05-26 1983-12-01 Daihatsu Motor Co Ltd ア−ムレスト
JPS6023087U (ja) * 1983-07-22 1985-02-16 株式会社 タカラ ロボット玩具
JPH0324221Y2 (ja) * 1984-08-28 1991-05-27

Also Published As

Publication number Publication date
JPS563037U (ja) 1981-01-12

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