JPS587467Y2 - 再生装置 - Google Patents
再生装置Info
- Publication number
- JPS587467Y2 JPS587467Y2 JP13343181U JP13343181U JPS587467Y2 JP S587467 Y2 JPS587467 Y2 JP S587467Y2 JP 13343181 U JP13343181 U JP 13343181U JP 13343181 U JP13343181 U JP 13343181U JP S587467 Y2 JPS587467 Y2 JP S587467Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- frequency
- output
- time
- reproduction
- Prior art date
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- Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は音声信号等のピッチを変えることなく、再生時
間を調整することができる再生装置に関するものである
。
間を調整することができる再生装置に関するものである
。
一般の音声再生装置に於て音声信号を再生する場合は、
記録時と同じ時間関係で再生がなされている。
記録時と同じ時間関係で再生がなされている。
しかしながら該再生装置では、再生される音声を聴きな
がら速記する場合等、その内容をゆっくりと聴取したい
とき、あるいは逆に緩やかなペースで話された音声を高
速度で聴取したいときに再生時間をその記録時間と異に
すると、音のピンチが変わり、その結果明瞭度が失われ
てしまって上記の要求を満足することができない。
がら速記する場合等、その内容をゆっくりと聴取したい
とき、あるいは逆に緩やかなペースで話された音声を高
速度で聴取したいときに再生時間をその記録時間と異に
すると、音のピンチが変わり、その結果明瞭度が失われ
てしまって上記の要求を満足することができない。
この問題を解決するために、記録時の音のピンチを変え
ることなく再生時間のみを伸長または圧縮するという方
法が考えられる。
ることなく再生時間のみを伸長または圧縮するという方
法が考えられる。
そのひとつは「回転ヘッドを用いてサンプリングする方
法」であり、また他のひとつは本件出願人が先に特願昭
45−1285号「音声信号のピンチ変換装置」で提示
した如き「再生信号をサンプリングし、それを更に細分
割して記憶手段に書き込み、これを読み出す際に書き込
み時とは異なる時間関係で読み出す方法」である。
法」であり、また他のひとつは本件出願人が先に特願昭
45−1285号「音声信号のピンチ変換装置」で提示
した如き「再生信号をサンプリングし、それを更に細分
割して記憶手段に書き込み、これを読み出す際に書き込
み時とは異なる時間関係で読み出す方法」である。
本考案は後者の方法に属する再生装置の提供を目的とす
るものである。
るものである。
すなわちサンプリング時間を一定とし、最終的に伸長あ
るいは圧縮される信号の時間幅を再生速度と連関する信
号によって変化せしめる再生装置、特に再生速度を変化
し5る再生手段と、前記再生速度と連関する信号を発生
する信号発生手段と、前記再生手段によって再生された
信号をサンプリングするサンプリング手段と、該サンプ
リング手段によってサンプリングされた信号を記憶する
記憶手段と、前記サンプリング手段によってサンプリン
グされた信号を細分割する細分割手段と、該細分割手段
によって細分割された信号を前記信号発生手段によって
発生せられる信号にしたがって出力する出力手段とを有
する再生装置を提供しようとするものである。
るいは圧縮される信号の時間幅を再生速度と連関する信
号によって変化せしめる再生装置、特に再生速度を変化
し5る再生手段と、前記再生速度と連関する信号を発生
する信号発生手段と、前記再生手段によって再生された
信号をサンプリングするサンプリング手段と、該サンプ
リング手段によってサンプリングされた信号を記憶する
記憶手段と、前記サンプリング手段によってサンプリン
グされた信号を細分割する細分割手段と、該細分割手段
によって細分割された信号を前記信号発生手段によって
発生せられる信号にしたがって出力する出力手段とを有
する再生装置を提供しようとするものである。
まず本考案の属する方法による再生装置の原理、すなわ
ち再生信号をサンプリングし、それをさらに細分割して
記憶手段に書き込み、これを読み出す際に書き込み時と
は異なる時間関係で読み出すことにより記録時の音のピ
ンチを変えずに再生時間のみを伸長あるいは圧縮するこ
とができることを説明する。
ち再生信号をサンプリングし、それをさらに細分割して
記憶手段に書き込み、これを読み出す際に書き込み時と
は異なる時間関係で読み出すことにより記録時の音のピ
ンチを変えずに再生時間のみを伸長あるいは圧縮するこ
とができることを説明する。
いま一定の周波数fの信号を記録し再生する場合を考え
る。
る。
該信号を記録時と同じ速度で再生した場合、第1図イに
示すような周波数fの再生信号が得られる。
示すような周波数fの再生信号が得られる。
そして該再生信号から一定時間Tでサンプリングされた
サンプリング信号には、第1図口に示すように該一定時
間Tの間に正弦波がTf周期分存在する。
サンプリング信号には、第1図口に示すように該一定時
間Tの間に正弦波がTf周期分存在する。
また再生時間を記録時間のn倍にすれば、再生時の周波
数は第1図ハに示すようにfAとなり時間Tの間に正弦
波がT−μn周期分存在する。
数は第1図ハに示すようにfAとなり時間Tの間に正弦
波がT−μn周期分存在する。
いま第1図二に示すように時間Tをm等分し、T/′m
時間ごとに前記サンプリング信号の信号レベルを記憶手
段に書き込んでいく。
時間ごとに前記サンプリング信号の信号レベルを記憶手
段に書き込んでいく。
すなわち時間Tに存在する再生信号がm個に細分割され
、その細分割信号レベルが順次記憶される。
、その細分割信号レベルが順次記憶される。
なおmの値はサンプリング定理により、記録・再生する
周波数fとの関係に於てm/T≧2fであれば原信号を
充分明瞭に聴取しうろことが知られている。
周波数fとの関係に於てm/T≧2fであれば原信号を
充分明瞭に聴取しうろことが知られている。
次に上記の如く記憶手段に書き込まれたm個の細分割信
号を、第1図ホに示すようにT/m・1/n時間ごとに
読み出すとT/n時間でm個の信号を読み出すことがで
きる。
号を、第1図ホに示すようにT/m・1/n時間ごとに
読み出すとT/n時間でm個の信号を読み出すことがで
きる。
すなわち記憶された信号二の時間間隔TはT/nに圧縮
される。
される。
再生信号ハの時間幅Tに対して、すなわち各々のサンプ
リング信号に対して正弦波がT−μn周期分存在したの
で、記憶手段から読み出された信号ホのT/nの間にも
正弦波がT−f/n周期分存在する。
リング信号に対して正弦波がT−μn周期分存在したの
で、記憶手段から読み出された信号ホのT/nの間にも
正弦波がT−f/n周期分存在する。
よってこの読み出された信号ホの周波数は第1図へに示
すようにfとなる。
すようにfとなる。
すなわち再生時間を録音時間のn倍とした場合、記憶手
段から読み出す時間を該記憶手段に書き込む時間の17
nKすることによって記録時の音のピンチを変えずに再
生時間のみ伸長または圧縮することができる。
段から読み出す時間を該記憶手段に書き込む時間の17
nKすることによって記録時の音のピンチを変えずに再
生時間のみ伸長または圧縮することができる。
人間の声の基本周波数は男性で約ioo〜170Hz(
周期的6〜10m5ec)、女性で約250500Hz
(周期的2〜4m5ec)であることが知られている。
周期的6〜10m5ec)、女性で約250500Hz
(周期的2〜4m5ec)であることが知られている。
また基本周波数がピンチとして聴取されるためには一定
周期の波が適当な回数以上繰り返して継続することが必
要であり、この回数は周波数100〜500 Hzの範
囲では3回程度である。
周期の波が適当な回数以上繰り返して継続することが必
要であり、この回数は周波数100〜500 Hzの範
囲では3回程度である。
したがって前記記憶手段へ記憶する際のサンプリング時
間を読み出し時の時間T/nに換算しテT/n = 3
0 m sec程度に設定することにより人間の声の伸
長または圧縮が可能となる。
間を読み出し時の時間T/nに換算しテT/n = 3
0 m sec程度に設定することにより人間の声の伸
長または圧縮が可能となる。
いま10KHzまでの帯域の音声を記録再生する場合を
考える。
考える。
記録時のn倍の時間で再生すると再生信号の最高周波数
fは10×10・1/nHzとなる。
fは10×10・1/nHzとなる。
ここで、サンプリング定理m//T≧2fからm/T
= 2 fの場合を考え、fをf−10×103・1/
n、T/nをT/n=30X1.o secに設定し
たとすれば m=2X(IOXIOxi/n)XT =2X10X10 Xi/nX30X10 Xn二6
00 となる。
= 2 fの場合を考え、fをf−10×103・1/
n、T/nをT/n=30X1.o secに設定し
たとすれば m=2X(IOXIOxi/n)XT =2X10X10 Xi/nX30X10 Xn二6
00 となる。
すなわち上記後者の方法を装置化する場合前記記憶手段
として少なくとも600個の記憶素子が必要となるもの
である。
として少なくとも600個の記憶素子が必要となるもの
である。
従来上記の如く多数の記憶素子を小型にしかも安価にテ
ープレコーダ等に組み込むことはほとんど不可能であっ
た。
ープレコーダ等に組み込むことはほとんど不可能であっ
た。
しかるに近年IC技術の発展に伴い大容量のアナログメ
モリ素子が開発され、電荷転送デバイスのひとつである
バケツト・プリゲート・デバイス(以下BBDと略す)
あるいは電荷結合デバイス(CCD)等が実用化されて
いる。
モリ素子が開発され、電荷転送デバイスのひとつである
バケツト・プリゲート・デバイス(以下BBDと略す)
あるいは電荷結合デバイス(CCD)等が実用化されて
いる。
特にBBDは標本数数百、S/N比60 dB。高調波
歪0.5%以下で、しかも製造コストが安く極めて小型
にまとめることが可能である。
歪0.5%以下で、しかも製造コストが安く極めて小型
にまとめることが可能である。
したがって後述するように本発明の再生装置に於ける前
記記憶手段としては上記BBDを用いることが望ましく
、そうすることによって前記再生装置は一般のオーディ
オ機器にも充分組み込むこことが可能となるのである。
記記憶手段としては上記BBDを用いることが望ましく
、そうすることによって前記再生装置は一般のオーディ
オ機器にも充分組み込むこことが可能となるのである。
次に、前述の後者の方法に属する再生装置に於て記録時
とは異なる時間で記録信号を再生するにあたり、再生信
号のピンチを記録信号のピンチと同じにするには前記記
憶手段に書き込む際のクロックパルスの周波数f1 と
該記憶手段から読み出す際のクロックパルスの周波数f
2との間ニ12”” nflなる関係が成立する必要が
ある。
とは異なる時間で記録信号を再生するにあたり、再生信
号のピンチを記録信号のピンチと同じにするには前記記
憶手段に書き込む際のクロックパルスの周波数f1 と
該記憶手段から読み出す際のクロックパルスの周波数f
2との間ニ12”” nflなる関係が成立する必要が
ある。
ここでnは記録時間と再生時間の時間比を示す。
つまり該再生装置に於ては発振周波数11なるクロンク
パルスと発振周波数f2なるクロックパルスの各々を別
々に発生させるために少くとも2個の発振器を必要とす
る。
パルスと発振周波数f2なるクロックパルスの各々を別
々に発生させるために少くとも2個の発振器を必要とす
る。
いまサンプリング時間を一定にするために、記憶手段へ
の書き込み時のクロックパルスの周波数fJ を一定に
し、再生時間比nを所望の値に設定したとすれば、読み
出し時のクロックパルス周波数f2は必然的に前記f2
=nf1の関係を満足する値に設定しなげればならない
。
の書き込み時のクロックパルスの周波数fJ を一定に
し、再生時間比nを所望の値に設定したとすれば、読み
出し時のクロックパルス周波数f2は必然的に前記f2
=nf1の関係を満足する値に設定しなげればならない
。
しかるに時間比nの設定および周波数f2の設定は実際
には可変抵抗器等を用いて行なわれることが多く、その
場合ふたつの可変抵抗器を操作して前記f2−nf1の
関係を保持することは非常な困難を伴ない設定値を連続
的に変えることが技術的に困難である。
には可変抵抗器等を用いて行なわれることが多く、その
場合ふたつの可変抵抗器を操作して前記f2−nf1の
関係を保持することは非常な困難を伴ない設定値を連続
的に変えることが技術的に困難である。
したがって再生時間の伸長および圧縮も連続的に任意に
設定することができない。
設定することができない。
本考案は上記諸点に鑑みてなされたものである。
すなわち本考案による再生装置は書き込み時のクロック
パルス周波数f1を一定にし、読み出し時のクロックパ
ルス周波数f2と記録媒体の再生速度とを互に連関させ
て変化せしめるようにしたことによって再生時間の連続
的な伸長および圧縮を容易に可能にするものである。
パルス周波数f1を一定にし、読み出し時のクロックパ
ルス周波数f2と記録媒体の再生速度とを互に連関させ
て変化せしめるようにしたことによって再生時間の連続
的な伸長および圧縮を容易に可能にするものである。
以下、図面にしたがい本考案の一実施例を詳細に説明す
る。
る。
第2図は本考案による再生装置の一実施例の構成ブロッ
ク図である。
ク図である。
1は記録媒体としての記録再生用磁気テープ、2はキャ
プスタン、3はピンチローラ−14はテープ供給リール
、5はテープ巻取リールであり、キャプスタン2が後述
するモータ7の回転にしたがって回転することによりテ
ープ1の走行がなされる。
プスタン、3はピンチローラ−14はテープ供給リール
、5はテープ巻取リールであり、キャプスタン2が後述
するモータ7の回転にしたがって回転することによりテ
ープ1の走行がなされる。
6は再生磁気ヘッドであり、テープ1上に磁気的に記録
された信号を検出して電気信号に変換する。
された信号を検出して電気信号に変換する。
1は電子ガバナ付直流モータであり、8の電子ガバナ回
路により回転数が制御されている。
路により回転数が制御されている。
本考案による再生装置の駆動手段としては該電子ガバナ
付直流モータの他に、別のモータ等を用いることも充分
可能である。
付直流モータの他に、別のモータ等を用いることも充分
可能である。
9はモータ7の回転数を可変するための可変抵抗器であ
る。
る。
モータ7は軸7a。プーリ7b、2cおよびベルト7d
によりキャプスタン2を駆動している。
によりキャプスタン2を駆動している。
10はその円周上に等間隔にスリットを有する不透明な
円板であり、モータ7の軸?asプーリ7eおよびベル
ト7f。
円板であり、モータ7の軸?asプーリ7eおよびベル
ト7f。
プーリ10aを介してモータ7の回転速度を増して回転
するように設定されている。
するように設定されている。
11はランフ、12はたとえばフォトトランジスタのよ
うな受光素子であり、円板10が回転してスリットがラ
ンプ11と受光素子12を結ぶ線上にきたとき、2ンプ
11の光を受け、これを光電変換してその電気出力を増
幅器130入力に与えるものである。
うな受光素子であり、円板10が回転してスリットがラ
ンプ11と受光素子12を結ぶ線上にきたとき、2ンプ
11の光を受け、これを光電変換してその電気出力を増
幅器130入力に与えるものである。
13は受光素子12の出力を増幅し、パルス信号13a
をつくる増幅器である。
をつくる増幅器である。
14は音声用前置増幅器であり、再生ヘッド6からの再
生信号を増幅する。
生信号を増幅する。
15および16は再生信号のサンプリングと、後述する
メモ’J 17 、18の内容の循環のための電子的ス
イッチであって、入力に端子15a。
メモ’J 17 、18の内容の循環のための電子的ス
イッチであって、入力に端子15a。
15bおよび端子16a 、16bをそれぞれ有し、後
述するフリップフロップ28の出力によりそれぞれスイ
ッチングされる。
述するフリップフロップ28の出力によりそれぞれスイ
ッチングされる。
また端子15a 、16aは前置増幅器14の出力端子
に、15b、16bはそれぞれ後述するメモリ17およ
び18の出力端子に接続されている。
に、15b、16bはそれぞれ後述するメモリ17およ
び18の出力端子に接続されている。
17および18は細分割された信号の各レベルを記憶す
るためのメモリであり、BBD等の電荷転送デバイスに
よって構成されている。
るためのメモリであり、BBD等の電荷転送デバイスに
よって構成されている。
19はメモリ17,18の出力の切り換えを行うための
電子的スイッチであり、入力側に端子19a、19bを
有し、後述するフリップフロップ28の出力でスイッチ
ングされる。
電子的スイッチであり、入力側に端子19a、19bを
有し、後述するフリップフロップ28の出力でスイッチ
ングされる。
20はテープレコーダーに於て、再生時に必要とされる
周波数特性を補償するための等化回路を有する音声増幅
器、21は音量調整用可変抵抗器、22は音声主増幅器
、23は拡声器である。
周波数特性を補償するための等化回路を有する音声増幅
器、21は音量調整用可変抵抗器、22は音声主増幅器
、23は拡声器である。
24は一定周波数で発振するパルス発振器である。
25゜26はそれぞれ歩進カウンタであって、テープ1
0歩行開始時には図示されていない電気回路によってリ
セットされている。
0歩行開始時には図示されていない電気回路によってリ
セットされている。
カウンタ25は後述スる発振器34の出力信号34aを
、またカウンタ26は発振器24の出力信号24aをそ
れぞれカウントし、一定の値になった時点で信号25a
。
、またカウンタ26は発振器24の出力信号24aをそ
れぞれカウントし、一定の値になった時点で信号25a
。
26aを出力し、後述するカウンタリセット信号が来る
まで出力信号を保持し続ける。
まで出力信号を保持し続ける。
27はアンド回路であって、25a、26aの出力信号
がともに得られたとき、信号27aを出力する。
がともに得られたとき、信号27aを出力する。
出力信号27aはカウンタ25,26にそれぞれカウン
タリセット信号として加わるとともにフリップフロップ
28のトリガパルスとなる。
タリセット信号として加わるとともにフリップフロップ
28のトリガパルスとなる。
28はフリップフロップであり、テープ1の走行開始時
に、図示されていない電気回路によってその出力28a
がLのレベルとなり、アンド回路27の出力信号27a
によりその出力の状態レベルがL→H−+L→・・・の
如く順次変化するものである。
に、図示されていない電気回路によってその出力28a
がLのレベルとなり、アンド回路27の出力信号27a
によりその出力の状態レベルがL→H−+L→・・・の
如く順次変化するものである。
該フリップフロップ28の出力信号28aはスイッチ1
5゜16.19および後述する電子的スイッチ29およ
び30を制御している。
5゜16.19および後述する電子的スイッチ29およ
び30を制御している。
29および30は後述するクロックパルス発生回路31
,32の入力信号である発振器24の出力信号24aと
後述する発振器34の出力信号34aとを切り換えるた
めの電子的スイッチであって、入力端子として29a。
,32の入力信号である発振器24の出力信号24aと
後述する発振器34の出力信号34aとを切り換えるた
めの電子的スイッチであって、入力端子として29a。
29b1および30a、30bを有し、フリップフロッ
プ28の出力信号28aによって制御されている。
プ28の出力信号28aによって制御されている。
端子29a、30aは後述する発振器34の出力に接続
されており、端子29b 、30bは発振器24の出力
に接続されている。
されており、端子29b 、30bは発振器24の出力
に接続されている。
31および32はそれぞれメモリ17 、18の内容の
転送に必要なりロンクパルスを発生するクロックパルス
発生回路であって、本実施例では電荷転送デバイスとし
てBBDを使用しているため蓄積モード、転送モードを
制御する2相のクロックパルス列ヲそれぞれ発生してメ
モリ17.18に供給している。
転送に必要なりロンクパルスを発生するクロックパルス
発生回路であって、本実施例では電荷転送デバイスとし
てBBDを使用しているため蓄積モード、転送モードを
制御する2相のクロックパルス列ヲそれぞれ発生してメ
モリ17.18に供給している。
後述するように、該クロックパルス発生回路31.32
によって発生されるクロックパルスは、サンプリングさ
れた信号を細分割する。
によって発生されるクロックパルスは、サンプリングさ
れた信号を細分割する。
フリップフロップ28の出力28aと各スイッチの状態
との関係について言及すれば、フリップフロップ28の
出力28aがLレベルのときスイッチ15の出力は入力
端子15aK、スイッチ16の出力は16bに、スイッ
チ19の出力は19bにスイッチ29の出力は29bに
、スイッチ30の出力は30aにそれぞれ接続され、2
8aがHレベルのときスイッチ15の出力は15bに、
スイッチ16の出力は16aに、スイッチ19の出力は
19aVCsスイツチ29の出力は29aに、スイッチ
30の出力は30bKそれぞれ接続される。
との関係について言及すれば、フリップフロップ28の
出力28aがLレベルのときスイッチ15の出力は入力
端子15aK、スイッチ16の出力は16bに、スイッ
チ19の出力は19bにスイッチ29の出力は29bに
、スイッチ30の出力は30aにそれぞれ接続され、2
8aがHレベルのときスイッチ15の出力は15bに、
スイッチ16の出力は16aに、スイッチ19の出力は
19aVCsスイツチ29の出力は29aに、スイッチ
30の出力は30bKそれぞれ接続される。
33は入力信号により出力信号の電圧を制御しうる信号
発生手段で、たとえば周波数−電圧変換器であって、そ
の入力端子33aに加わる増幅器13からの信号13a
の周波数に比例した直流電圧33bを発生する。
発生手段で、たとえば周波数−電圧変換器であって、そ
の入力端子33aに加わる増幅器13からの信号13a
の周波数に比例した直流電圧33bを発生する。
34は発振器であって、該発振器34の発振により生皮
されたパルス信号34aの周波数はその入力端子34b
に加わる直流電圧33bにより制御され、かつ信号13
aの周波数に対して反比例の関係を有する周波数のパル
ス信号34aを発生する。
されたパルス信号34aの周波数はその入力端子34b
に加わる直流電圧33bにより制御され、かつ信号13
aの周波数に対して反比例の関係を有する周波数のパル
ス信号34aを発生する。
上記円板10、ランプ11、受光素子12、増幅器13
、周波数−電圧変換器33、発振器34によってモータ
7の回転数に反比例した周波数のパルス信号34aを得
る。
、周波数−電圧変換器33、発振器34によってモータ
7の回転数に反比例した周波数のパルス信号34aを得
る。
すなわちテープ1のテープ再生速度に反比例した周波数
のパルス信号34aを得る。
のパルス信号34aを得る。
上記構成に於て、いまテープ1の記録時のテープ速度を
V、再生時のテープ速度を1、すなわち再生時間を記録
時間のn倍とする。
V、再生時のテープ速度を1、すなわち再生時間を記録
時間のn倍とする。
なお再生時のテープの速度は可変抵抗器9を調節するこ
とにより速度Vを中心に連続的に可変できるものとする
。
とにより速度Vを中心に連続的に可変できるものとする
。
なお前述の各端子に付した番号アルファベントは以下の
説明ではそこに入力する、あるいはそこから出力する信
号をも意味し、逆に各信号に付した番号アルファベント
はその信号が入力する、あるいは出力する端子をも意味
するものとする。
説明ではそこに入力する、あるいはそこから出力する信
号をも意味し、逆に各信号に付した番号アルファベント
はその信号が入力する、あるいは出力する端子をも意味
するものとする。
また発振器24の発振周波数11は一定とする。
発振器34の発振周波数12はテープ再生速度に反比例
するためf2−α・n/vの関係式によって定まる値で
ある。
するためf2−α・n/vの関係式によって定まる値で
ある。
(α:定数)したがって定数αがα−f1vとなるよう
に発振器34の発振周波数12を設定することにより前
述の関係式f2−n f 1 が満足される。
に発振器34の発振周波数12を設定することにより前
述の関係式f2−n f 1 が満足される。
またカウンタ25,26のカウント数をそれぞれm、(
すなわちカウンタ25.26がリセット状態からカウン
トを開始してm個のパルスが入力に加わり終ったとき信
号25a 、26aを出力する。
すなわちカウンタ25.26がリセット状態からカウン
トを開始してm個のパルスが入力に加わり終ったとき信
号25a 、26aを出力する。
)に設定し、メモリ17.18の記憶容量(素子数)を
同じくm個に設定する。
同じくm個に設定する。
またテープ1の走行を開始した時点で図示されていない
電気回路によってカウンタ25゜26はリセットされ、
フリップフロップ28の出力28aはLレベルとなり、
メモIJ 17 、18の内容がクリヤーされるものと
する。
電気回路によってカウンタ25゜26はリセットされ、
フリップフロップ28の出力28aはLレベルとなり、
メモIJ 17 、18の内容がクリヤーされるものと
する。
テープ10走行とは無関係に発振器24は第3図イに示
すように周波数f1なるパルス信号24aを発生してお
す、該パルス信号24aはカウンタ26、スイッチ29
の入力端子29b1スイツチ30の入力端子30bに供
給されている。
すように周波数f1なるパルス信号24aを発生してお
す、該パルス信号24aはカウンタ26、スイッチ29
の入力端子29b1スイツチ30の入力端子30bに供
給されている。
カウンタ26は第3図へに示すようにm個の入力パルス
が加わった時点、すなわちカウントを開始してm・1/
f1時間経過した時点からカウンタがリセットされるま
で信号26aを出力する。
が加わった時点、すなわちカウントを開始してm・1/
f1時間経過した時点からカウンタがリセットされるま
で信号26aを出力する。
一方テープ1が速度へで走行するのに伴ない発振器24
は第3図口に示すように周波数n f 1なるパルス信
号34aを発生しており、カウンタ25、スイッチ29
0入力端子29a、スイッチ300入力端子30aに供
給されている。
は第3図口に示すように周波数n f 1なるパルス信
号34aを発生しており、カウンタ25、スイッチ29
0入力端子29a、スイッチ300入力端子30aに供
給されている。
カウンタ25は第3図二に示すようにm個の入力パルス
が加わった時点すなわちカウントを開始してm・1/n
f1時間経過した時点からカウンタがリセットされるま
で第3図二に示すような信号25aを出力する。
が加わった時点すなわちカウントを開始してm・1/n
f1時間経過した時点からカウンタがリセットされるま
で第3図二に示すような信号25aを出力する。
信号25a。26aがともに出力された時点で、アンド
回路27から信号27aが出力され、フリップフロフプ
28は反転され、その出力28aのレベルはLかもHに
変わる。
回路27から信号27aが出力され、フリップフロフプ
28は反転され、その出力28aのレベルはLかもHに
変わる。
n == 1の場合は出力信号25aと26aとは同時
に発生する。
に発生する。
n ) 1の場合は信号25aが先に発生し、信号26
aが後に発生する。
aが後に発生する。
nく1の場合は信号25aが後に発生し、信号26aが
先に発生する。
先に発生する。
まずn ) 1の場合の動作を説明する。
第3図はn ) 1のときの第2図における各部の動作
波形を示したものである。
波形を示したものである。
n ) 1であるから信号26aが出力された時点、す
なわちカウンタ26がリセットした後m711時間経過
した時点でアンド回路27に出力信号27aが発生し、
フリツプフロップ28の出力信号28aが反転すると同
時にカウンタ25.26がリセットする。
なわちカウンタ26がリセットした後m711時間経過
した時点でアンド回路27に出力信号27aが発生し、
フリツプフロップ28の出力信号28aが反転すると同
時にカウンタ25.26がリセットする。
ここで信号28aは、反転したときKLレベルになった
とする。
とする。
そして記録時のテープ速度と同速度で再生した場合に、
基本周波数がfとなる音声信号がテープ1上に記録され
ているとする。
基本周波数がfとなる音声信号がテープ1上に記録され
ているとする。
再生ヘンドロで検出された再生信号(その基本周波数は
f/n)は前置増幅器14で増幅され、それぞれスイッ
チ15,16の入力端子15a、16aに供給される。
f/n)は前置増幅器14で増幅され、それぞれスイッ
チ15,16の入力端子15a、16aに供給される。
信号28aがLレベルであるから、メモリ17の入力端
子には再生ヘンドロからの再生信号が供給され、メモリ
18の入力端子には該メモ1月8の出力信号が循環して
供給される。
子には再生ヘンドロからの再生信号が供給され、メモリ
18の入力端子には該メモ1月8の出力信号が循環して
供給される。
つまりこの間に於ては再生信号はスイッチ15によって
サンプリングされている。
サンプリングされている。
そして更にメモリ17にはスイッチ29を経た発振器2
4の出力信号24aによりクロックパルス発生回路31
で発生したクロックパルス(周波数f1 )が供給され
、1711時間ごとに再生信号レベルが記憶され、順次
メモリ17の中を転送されていく。
4の出力信号24aによりクロックパルス発生回路31
で発生したクロックパルス(周波数f1 )が供給され
、1711時間ごとに再生信号レベルが記憶され、順次
メモリ17の中を転送されていく。
すなわち、スイッチ15によってサンプリングされた再
生信号(サンプリング信号)はクロックパルス発生回路
31から供給されるクロックパルスによって細分割され
、メモリ17に記憶される。
生信号(サンプリング信号)はクロックパルス発生回路
31から供給されるクロックパルスによって細分割され
、メモリ17に記憶される。
一方メモリ18には、スイッチ30を経た発振器34の
出力信号34aによりクロックパルス発生回路32で発
生したクロックパルス(周波数nf1)が供給され、1
/nf1ごとにメモリ18の中をその内容が転送される
。
出力信号34aによりクロックパルス発生回路32で発
生したクロックパルス(周波数nf1)が供給され、1
/nf1ごとにメモリ18の中をその内容が転送される
。
メモリ18からの出力信号はスイッチ16の入力端子1
6bに供給され、再びメモリ18にもどって順次転送さ
れるとともに、スイッチ19を介して等化増幅器20に
よって増幅され、可変抵抗器21でその音量が調整され
、主増幅器22でさらに増幅されて拡声器23に供給さ
れ、可聴信号に変換される。
6bに供給され、再びメモリ18にもどって順次転送さ
れるとともに、スイッチ19を介して等化増幅器20に
よって増幅され、可変抵抗器21でその音量が調整され
、主増幅器22でさらに増幅されて拡声器23に供給さ
れ、可聴信号に変換される。
カウンタ26は入力側にm個のパルスが到来した時点で
出力信号26aを発生するのでメモリ17の内容はm回
、転送される。
出力信号26aを発生するのでメモリ17の内容はm回
、転送される。
メモリ17の記憶容量はm個であるから、メモリ17の
内容がすべて書き換えられた時点でフリップフロフプ2
8が反転してHレベルになる。
内容がすべて書き換えられた時点でフリップフロフプ2
8が反転してHレベルになる。
フリツプフロップの出力信号28aがHレベルになると
メモリ18の入力端子には再生ヘンドロからの再生信号
が供給され、メモリ17の入力端子には該メモリ17の
出力信号が循環して供給される状態となる。
メモリ18の入力端子には再生ヘンドロからの再生信号
が供給され、メモリ17の入力端子には該メモリ17の
出力信号が循環して供給される状態となる。
つまりこの間に於ては再生信号はスイッチ16によって
サンプリングされている。
サンプリングされている。
そして更にメモリ18には、スイッチ30を経た発振器
24の出力信号24aによりクロックパルス発生回路3
2で発生したクロックパルス(周波数f1)が供給され
、1/f1時間ごとに再生信号レベルが記憶され、順次
メモリ18の中を転送されていく。
24の出力信号24aによりクロックパルス発生回路3
2で発生したクロックパルス(周波数f1)が供給され
、1/f1時間ごとに再生信号レベルが記憶され、順次
メモリ18の中を転送されていく。
すなわちスイッチ16によってサンプリングされた再生
信号は、クロックパルス発生回路32から供給されるク
ロックパルスによって細分割され、メモリ18に記憶さ
れる。
信号は、クロックパルス発生回路32から供給されるク
ロックパルスによって細分割され、メモリ18に記憶さ
れる。
一方、メモ’J17にはスイッチ29を経た発振器34
の出力信号34aにより、クロックパルス発生回路31
で発生したクロックパルス(周波数nf1)が供給され
1/nf1時間ごとにメモリ17の中をその内容が順次
転送されるとともに、スイッチ19を介して等化増幅器
20によって増幅され、可変抵抗器21でその音量が調
整され、主増幅器22でさらに増幅されて拡声器23に
供給され可聴信号に変換される。
の出力信号34aにより、クロックパルス発生回路31
で発生したクロックパルス(周波数nf1)が供給され
1/nf1時間ごとにメモリ17の中をその内容が順次
転送されるとともに、スイッチ19を介して等化増幅器
20によって増幅され、可変抵抗器21でその音量が調
整され、主増幅器22でさらに増幅されて拡声器23に
供給され可聴信号に変換される。
すなわち基本周波数f/nなる、前置増幅器14からの
再生信号(第3図ト)は、m711時間ごとに交互にメ
モリ17.18に供給され、更にクロックパルス発生回
路32.33で発生したクロックパルスによってm等分
に細分割され該メモリ゛17,18に記憶される。
再生信号(第3図ト)は、m711時間ごとに交互にメ
モリ17.18に供給され、更にクロックパルス発生回
路32.33で発生したクロックパルスによってm等分
に細分割され該メモリ゛17,18に記憶される。
基本周波数f/nなる再生信号は、その基本数がm/1
1時間の間にはf/n−m/f1周期分存在する。
1時間の間にはf/n−m/f1周期分存在する。
読み出し時には1/nf1時間ごとにメモリ17.18
の内容が転送されるゆえに、時間m/nf1で基本波の
f−m/n11分を読み出すことができ、その読み出さ
れた信号の基本波の周数はfとなる。
の内容が転送されるゆえに、時間m/nf1で基本波の
f−m/n11分を読み出すことができ、その読み出さ
れた信号の基本波の周数はfとなる。
ここでn > 1であるからm/f1>m/nf1であ
り、メモリ17,18への書き込み時間は読み出し時間
よりも長くなる。
り、メモリ17,18への書き込み時間は読み出し時間
よりも長くなる。
したがって読み出された信号は、可聴信号に変換される
と同時に再びメモIJ 17 、18の入力側に供給さ
れて、メモリ17.18内を循環しつづける。
と同時に再びメモIJ 17 、18の入力側に供給さ
れて、メモリ17.18内を循環しつづける。
それゆえフリップフロップ28の出力信号28aが反転
するまでの時間m /f ]に、音声再生信号はその基
本波をfにして繰り返し再生されるのである。
するまでの時間m /f ]に、音声再生信号はその基
本波をfにして繰り返し再生されるのである。
上記の如く、フリップフロップ28の反転に同期させて
メモ’J 17 、18を交互に書き込み読み出しの状
態にすることにより再生信号は記録されたときのピンチ
を変えずにその時間のみが伸長されて順次再生されてい
くのである。
メモ’J 17 、18を交互に書き込み読み出しの状
態にすることにより再生信号は記録されたときのピンチ
を変えずにその時間のみが伸長されて順次再生されてい
くのである。
次にn (1の場合の動作を説明する。
この場合はカウンタ25.26が同時にカウントを開始
してもカウンタ26の出力信号26aの方がカウンタ2
5の出力信号25aより先に発生するはずである。
してもカウンタ26の出力信号26aの方がカウンタ2
5の出力信号25aより先に発生するはずである。
信号25aが出力された時点、すなわちカウンタ25,
26がカウントを開始して]/nf ]時間経過した時
点でアンド回路27に出力27aが発生し、前記カウン
タ25.26がリセットするとともにフリップフロップ
28の出力28aがLレベルからHレベルに(ただし初
期状態がLレベルであった場合)反転される。
26がカウントを開始して]/nf ]時間経過した時
点でアンド回路27に出力27aが発生し、前記カウン
タ25.26がリセットするとともにフリップフロップ
28の出力28aがLレベルからHレベルに(ただし初
期状態がLレベルであった場合)反転される。
ここでn (]であるからm/、f1<m/nf 1で
あり、メモリ17゜18への書き込み時間は読み出し時
間よりも短かくなる。
あり、メモリ17゜18への書き込み時間は読み出し時
間よりも短かくなる。
よって、たとえばメモリ17に記憶された信号を時間m
/nf1で該信号の基本波のf−m/ n f 1 周
期分読み出した時点では、もう一方のメモリ18へは次
の再生信号の基本波のf−m/n、 f 1周期分の書
き込みが終っている。
/nf1で該信号の基本波のf−m/ n f 1 周
期分読み出した時点では、もう一方のメモリ18へは次
の再生信号の基本波のf−m/n、 f 1周期分の書
き込みが終っている。
したがって、フリップフロップ28の反転によって、メ
モ1.117.18の書き込み、読み出(−の状態も反
転し、テープ1からの再生信号は記録されたときのピン
チを変えずにその時間のみが圧縮されて、順次再生され
ていくのである。
モ1.117.18の書き込み、読み出(−の状態も反
転し、テープ1からの再生信号は記録されたときのピン
チを変えずにその時間のみが圧縮されて、順次再生され
ていくのである。
その他の各部の動作はn ) 1の場合と全く同じであ
る。
る。
上記の如く、メモリ17.18を読み出す際に必要とす
るクロックパルスの周波数は、テープ速度に比例したモ
ータの回転数を検出し、該検出された信号に反比例する
周波数の信号により決定されている。
るクロックパルスの周波数は、テープ速度に比例したモ
ータの回転数を検出し、該検出された信号に反比例する
周波数の信号により決定されている。
それゆえ再生時間を可変抵抗器9で連続的に変化させた
場合に於てメモ!J 17 、18を読み出す際に必要
とするクロソクパルスノ周波数f2が連続的に変化する
。
場合に於てメモ!J 17 、18を読み出す際に必要
とするクロソクパルスノ周波数f2が連続的に変化する
。
したがって記録時のピンチを変えることなく再生時間の
連続的な伸長あるいは圧縮がなされるものである。
連続的な伸長あるいは圧縮がなされるものである。
上記の実施例では、テープ等の記録媒体の再生速度を検
出するにあたり、その検出手段としてモータ7と連動し
て回転し、円周上に等間隔にスリットを有する円板10
と該円板10をはさんで設けられたランプ11および受
光素子12とを用い、前記円板10が前記モータ7と連
動して、すなわちテープ1の走行と連動して回転する際
に、スリットを通して受光素子12に至るランプ11よ
りの光を該受光素子12で光電変換し、前記記録媒体の
再生速度の検出信号としている。
出するにあたり、その検出手段としてモータ7と連動し
て回転し、円周上に等間隔にスリットを有する円板10
と該円板10をはさんで設けられたランプ11および受
光素子12とを用い、前記円板10が前記モータ7と連
動して、すなわちテープ1の走行と連動して回転する際
に、スリットを通して受光素子12に至るランプ11よ
りの光を該受光素子12で光電変換し、前記記録媒体の
再生速度の検出信号としている。
該検出手段は上記実施例に限られるものではなく、たと
えばテープ等の記録媒体上に音声信号とともに制御信号
を記録しておき、これを検出信号として用いることによ
っても充分目的を達成することができる。
えばテープ等の記録媒体上に音声信号とともに制御信号
を記録しておき、これを検出信号として用いることによ
っても充分目的を達成することができる。
第4図は、該方法によって記録媒体の速度を検出する検
出手段を示す図である。
出手段を示す図である。
第4図に於て、第2図に示したものと同じ部分には同一
符号を付し、検出手段以外の各部は省略しである。
符号を付し、検出手段以外の各部は省略しである。
35は記録時に於て、テープ1に記録された制御信号を
検出するための制御信号再生ヘッド、36は該再生ヘッ
ド35によって検出された制御信号を増幅するための増
幅器で、その出力は周波数−電圧変換器330入力端子
33aに接続されている。
検出するための制御信号再生ヘッド、36は該再生ヘッ
ド35によって検出された制御信号を増幅するための増
幅器で、その出力は周波数−電圧変換器330入力端子
33aに接続されている。
テープ1は音声信号を記録・再生するトランクの他に制
御信号を記録・再生するトランクを有している。
御信号を記録・再生するトランクを有している。
該制御信号の記録トラックは特別に設けないで、音声信
号記録トランクに於て該制御信号の周波数fcを音声信
号帯域外に設定することによって単一トランクで兼用す
ることもできる。
号記録トランクに於て該制御信号の周波数fcを音声信
号帯域外に設定することによって単一トランクで兼用す
ることもできる。
前記制御信号は前記テープ1を記録時と同じ速度で再生
した場合、その周波数fcがある一定値になるよう設定
された正弦波波形あるいはパルス波形等で記録されてい
る。
した場合、その周波数fcがある一定値になるよう設定
された正弦波波形あるいはパルス波形等で記録されてい
る。
なお増幅器36、周波数−電圧変換器33、発振器34
によって発振器34の出力信号34aの周波数12は制
御信号再生ヘッドで検出された制御信号の周波数fcに
反比例するように設定されている。
によって発振器34の出力信号34aの周波数12は制
御信号再生ヘッドで検出された制御信号の周波数fcに
反比例するように設定されている。
ここで前記″ある一定値゛を、テープ1を記録時と同じ
速度で再生した場合、周波数12と周波数f。
速度で再生した場合、周波数12と周波数f。
との間vCf2=f1の関係が成立する値とする。
上記構成に於て、テープ1上の制御信号の周波数fcは
一定であるから、もし再生時に於けるテープ10走行速
度が記録時に於ける走行速度よりも遅い場合、すなわち
n ) 1の場合には発振器34の出力信号34aの周
波数f2 (−n f 、)は、発振器24の出力信号
24aの周波数11よりも高くなり、再生時に於けるテ
ープ10走行速度が記録時に於ける走行速度よりも速い
場合、すなわちn < 1の場合には、発振器34の出
力信号34aの周波数f2は発振器24の出力信号24
aの周波数11 よりも低くなる。
一定であるから、もし再生時に於けるテープ10走行速
度が記録時に於ける走行速度よりも遅い場合、すなわち
n ) 1の場合には発振器34の出力信号34aの周
波数f2 (−n f 、)は、発振器24の出力信号
24aの周波数11よりも高くなり、再生時に於けるテ
ープ10走行速度が記録時に於ける走行速度よりも速い
場合、すなわちn < 1の場合には、発振器34の出
力信号34aの周波数f2は発振器24の出力信号24
aの周波数11 よりも低くなる。
以下の動作は前述の実施例の場合の動作と全く同じであ
る。
る。
なおテープ等の記録媒体の再生速度に比例した信号の検
出手段として上述の実施例の他に、たとえばマグネット
とリードスイッチの組み合せ等、記録媒体の走行速度に
比例した出力を検出するようにしたものであれば本発明
の再生装置の検出手段として充分使用できる。
出手段として上述の実施例の他に、たとえばマグネット
とリードスイッチの組み合せ等、記録媒体の走行速度に
比例した出力を検出するようにしたものであれば本発明
の再生装置の検出手段として充分使用できる。
また上述の実施例に於ては記録時のテープ速度を一連の
みとして考えたが\二度あるいは三度と速度が変えられ
るテープレコーダの場合にはそれに応じて発振器24の
発振周波数およびカウンタ25.26のカウント数を変
えることにより、またはモータ7の回転速度を増す際に
モータ7と円板10の増速比を変えることにより実現可
能である。
みとして考えたが\二度あるいは三度と速度が変えられ
るテープレコーダの場合にはそれに応じて発振器24の
発振周波数およびカウンタ25.26のカウント数を変
えることにより、またはモータ7の回転速度を増す際に
モータ7と円板10の増速比を変えることにより実現可
能である。
上記ふたつの実施例は読み出し時のクロンクパルス周波
数12と記録媒体の再生速度とを互いに連関させて変化
せしめるために、該記録媒体の再生速度を検出し、その
検出出力によって周波数12を制御するものであるが、
他にたとえば周波数を連続的に変えられる発振器を設け
、その出力信号により再生速度を制御してもよい。
数12と記録媒体の再生速度とを互いに連関させて変化
せしめるために、該記録媒体の再生速度を検出し、その
検出出力によって周波数12を制御するものであるが、
他にたとえば周波数を連続的に変えられる発振器を設け
、その出力信号により再生速度を制御してもよい。
第5図は該方法による実施例を示す図である。
第2図に示したものと同じ部分には同一符号を付し、再
生速度の制御部以外は省略しである。
生速度の制御部以外は省略しである。
37は発振器であり、周波数12のパルス信号37aを
出力し可変抵抗器38により、その発振周波数f2がf
2−nflの関係で周波数11 を中心にして連続的に
可変できるものである。
出力し可変抵抗器38により、その発振周波数f2がf
2−nflの関係で周波数11 を中心にして連続的に
可変できるものである。
39は周波数−電圧変換器であって、発振器37の出力
信号37aの周波数12に反比例した直流電位39aを
出力信号として発生する。
信号37aの周波数12に反比例した直流電位39aを
出力信号として発生する。
該出力信号39aは電子ガバナ回路8に供給される。
電子ガバナ回路8は前記出力信号39aの電圧に比例し
た回転数で直流モータ7が回転するように制御する。
た回転数で直流モータ7が回転するように制御する。
キャプスタン2、ピンチローラ3、ブーIJ2c、ベル
ト7d、フーリ7b、モータ軸7 a、、モータ7、電
子ガバナ回路8、電圧−周波数変換器39の構成におい
て、テープ1は発振器37の発振周波数12に反比例し
た速度V′−β/f2(β:定数)で走行し、テープ1
の記録時のテープ速度Vとするどきβ二、hvとなるよ
うに設定することにより、v′二f1・V/f2−fl
・v/nf1=v/n(ただしf2=nf])となる。
ト7d、フーリ7b、モータ軸7 a、、モータ7、電
子ガバナ回路8、電圧−周波数変換器39の構成におい
て、テープ1は発振器37の発振周波数12に反比例し
た速度V′−β/f2(β:定数)で走行し、テープ1
の記録時のテープ速度Vとするどきβ二、hvとなるよ
うに設定することにより、v′二f1・V/f2−fl
・v/nf1=v/n(ただしf2=nf])となる。
すなわち発振器37の発振周波数f2を可変抵抗器38
によって変化させ、該発振周波数12VCよってテープ
1の再生速度を制御するようにしても前述のふたつの実
施例と同様の効果を得ることができるものである。
によって変化させ、該発振周波数12VCよってテープ
1の再生速度を制御するようにしても前述のふたつの実
施例と同様の効果を得ることができるものである。
上述の3つの実施例に於ては、本考案による再生装置を
テープレコーダに組み込んだ場合について説明したが、
本考案はこれに限らずレコードプレーヤ等の記録再生装
置であれば実施可能であることは言うまでもない。
テープレコーダに組み込んだ場合について説明したが、
本考案はこれに限らずレコードプレーヤ等の記録再生装
置であれば実施可能であることは言うまでもない。
以上の説明から明らかなように、本考案はサンプリング
時間を一定とし、最終的に伸長あるいは圧縮される信号
の時間幅を再生速度と連関する信号によって変化せしめ
るようにした再生装置であるから、記録時のピンチを変
えることなく再生時間のみを連続的に伸長あるいは圧縮
することが6F能である。
時間を一定とし、最終的に伸長あるいは圧縮される信号
の時間幅を再生速度と連関する信号によって変化せしめ
るようにした再生装置であるから、記録時のピンチを変
えることなく再生時間のみを連続的に伸長あるいは圧縮
することが6F能である。
またメモリとして前述のBBI)等を用いれば、一般の
オーディオ機器にも充分組み込むことができる。
オーディオ機器にも充分組み込むことができる。
また本実施例に於ては、音声の再生に必要とする周波数
特性を補償するための等化回路が、スイッチ19の後段
に接続されている。
特性を補償するための等化回路が、スイッチ19の後段
に接続されている。
この等化回路を再生信号の周波数f/nが記録時の周波
数fに変換される前に、たとえば前置増幅器14の後段
に設けた場合、nの値に関係して等化特性を変えなげれ
ばならなくなり、連続的なnの値に対して充分な等化特
性を得ることが困難である。
数fに変換される前に、たとえば前置増幅器14の後段
に設けた場合、nの値に関係して等化特性を変えなげれ
ばならなくなり、連続的なnの値に対して充分な等化特
性を得ることが困難である。
しかるに上述の実施例のように、再生信号の周波数f/
nが記録時の周波数fに変換された後に等化特性を持た
せるようにすれば、nの値に関係なく充分な等化特性を
容易に得ることができるものである。
nが記録時の周波数fに変換された後に等化特性を持た
せるようにすれば、nの値に関係なく充分な等化特性を
容易に得ることができるものである。
上述の如く本考案は多くの長所利点を有し効果の犬なる
ものである。
ものである。
第1図は本考案の原理を示す図、第2図は本考案の一実
施例を示す図、第3図はn ) 1のときの各部の波形
を示す図、第4図は検出手段の他の実施例を示す図、第
5図は発振周波数12を変化させて再生速度を制御する
ようにした実施例を示す図である。 1・・・・・・記録再生用磁気テープ、6・・・・・・
再生磁気ヘッド、10・・・・・・スリット付円板、1
1・・・・・・ランプ、12・・・・・・受光素子、1
5,16,19,29゜30・・・・・・スイッチ、1
7,18・・・・・・メモリ、31゜32・・・・・・
クロンクパルス発生回路、24,34゜37・・・・・
・発振器、35・・・・・・制御信号再生ヘッド、33
.39・・・・・・周波数−電圧変換器。
施例を示す図、第3図はn ) 1のときの各部の波形
を示す図、第4図は検出手段の他の実施例を示す図、第
5図は発振周波数12を変化させて再生速度を制御する
ようにした実施例を示す図である。 1・・・・・・記録再生用磁気テープ、6・・・・・・
再生磁気ヘッド、10・・・・・・スリット付円板、1
1・・・・・・ランプ、12・・・・・・受光素子、1
5,16,19,29゜30・・・・・・スイッチ、1
7,18・・・・・・メモリ、31゜32・・・・・・
クロンクパルス発生回路、24,34゜37・・・・・
・発振器、35・・・・・・制御信号再生ヘッド、33
.39・・・・・・周波数−電圧変換器。
Claims (1)
- 記録媒体上に記録された信号を再生し、かつ、再生速度
を変化し得る再生手段と、該再生手段の再生速度と連関
する信号を発生する信号発生手段と、前記再生手段によ
って再生された信号をサンプリングするサンプリング手
段と、該サンプリング手段によってサンプリングされた
信号を定められた一定の周波数を有する基準信号に従っ
て細分化しつつ記憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶
された信号を前記信号発生手段によって発生される信号
に従って出力する出力手段とを有する事により、記録時
の音のピンチを変えることなく再生時間のみを伸長又は
圧縮する再生装置において、前記信号発生手段によって
発生される信号をカウントする第1のカウンターと、前
記基準信号をカウントする第2のカウンターと、該第1
及び第2のカウンターの出力信号を入力とするアンド回
路とを構威し、該アンド回路の出力に従って、前記サン
プリング手段のサンプリング時間を制御するとともに、
前記第1及び第2のカウンターのカウント段数及び前記
記憶手段の手憶素子数を一致させる事を特徴とする再生
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13343181U JPS587467Y2 (ja) | 1981-09-07 | 1981-09-07 | 再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13343181U JPS587467Y2 (ja) | 1981-09-07 | 1981-09-07 | 再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5779914U JPS5779914U (ja) | 1982-05-17 |
JPS587467Y2 true JPS587467Y2 (ja) | 1983-02-09 |
Family
ID=29493658
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13343181U Expired JPS587467Y2 (ja) | 1981-09-07 | 1981-09-07 | 再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS587467Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-09-07 JP JP13343181U patent/JPS587467Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5779914U (ja) | 1982-05-17 |
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