JPS5859717A - クランクシヤフトの切削加工方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 のウエブ側面、ピン部を切削加工する方法に関するもの
である。

従来のこの種の切削加工法においては、レスト装置α，
α′でクランクシャフトｂの軸受部ノ，。

ノ．全支持した状態でウェブ側面Ｃ及びピン部Ｐ。

〜Ａｋ工具ｄ，ｄ’で切削加工するが、その工程は、第
１図に示す第１工程■，第２工程■，第３工程■の順序
で切削加工を行なう。この場合第２工程■，又は第３工
程■でビン部ハ，　Ｐ．’に同時に加工することは不可
能である。なぜなら左右の工具ｄ，ｄ”ｆｚ近づけると
ワークのサポート装置同志が干渉するからである。

したがって、加工工程としてウェブ側面の加工が３回、
ピン部の加工が３回で計６回の加工工程全必要と１〜で
いた。

本発明は上記の事情に鑑みなされたものであって、その
目的とするところは、合計４回の加工動作でクランクシ
ャフトの切削加工が可能になシ従来のクランクシャフト
の切削加工方法に比べ短時間で加工を行なうことができ
るクランクシャフトの切削加工方法を提供することにあ
る。

以下第２図以降全参照して本発明の詳細な説明する。

第２図中２０はクランクシャフトであり、第１〜第５軸
受部Ｊ１〜Ｊ６及び第１〜第４ビン部Ｐ１〜Ｐ、とを備
え、第１．第４ビン部Ｐ、、Ｐ、と第２゜第３ビン部Ｐ
、、Ｐ、とけ１８０度位相がずれている。つまり４気筒
エンジン用のクランクシャフトである。

そして、クランクシャフト２０の各ピン部Ｐ１〜ｐ、ト
各ピン部Ｐ１〜Ｐ４のつ舌プ側面５・６，７・８゜９・
１０．ＩＩ・Ｉ２と全相対向して反対方向に移動される
内歯第１．第２７ライスエ具１゜２で切削加工する。

また、クランクシャフト２０は第２．第３軸受部Ｊ、　
、　Ｊｌにおいて第１．第２レスト装置ｉ￥３゜４に支
持されている。なお各レスト装置３．４は第１．第２７
ライスエ具１，２がクランクシャフト２０の各加工箇所
へ割出されるに従って同じく割出しされて軸受部Ｊ、、
Ｊ、又は−Ｌ、Ｉ４に支持するものである。

また、クランクシャフト２００回転動作と各各のフライ
ス工具１．２の送り動作はＮＣ装置により同期駆動され
ているものである。

なお、クランクシャフト２０の回転は両端側のチャック
２１　、２１’に回転駆動することによシなされる。

しかして、クランクシャフト２０の回転を停止して第２
図に示すように第１．第４ピン部Ｐ１゜Ｐ４が下向で第
２．第３ビン部Ｐ、、Ｐ、が上向となった状態とすると
共に、Ｍｌ、第２フライス工具１，２の中心１’、２’
はクランクシャフト２０の回転中心２０′と一致してい
る。

そして、第１及び第２７ライスエ具１．２を第１．第３
ピン部Ｐ、、Ｐ、に割出し位置決めし、（矢印ｘ、、Ｔ
’）クランクシャフト２０を停止した状態で第１フライ
ス工具１を第１ピン部Ｐ１に向けて下方に移動（矢印ｙ
）して第１ピン部Ｐ１のウェブ側面５，６全切削加工す
ると同時に、第２フライス工具２全第３ビン部Ｐ、に向
けて上方に移動（矢印ゾ）して第３ピン部Ｐ、のウェブ
側面９．１０を切削加工する。

この時の移動量はＬｌ　１ム′の範囲内である。

次にクランクシャフト２０を回転駆動するとともに第１
．第２７ライスエ具１．２をクランクシャフトの回転と
同期して送り動作（矢印２゜ｚＪ　）せしめて第１７ラ
イスエ具１で第１ピン部Ｐ、　ｅ　、第２７ライスエ具
２で第３ビン部ＰＩを切削加工する。つまり、第１．第
３ピン部Ｐ、、Ｐ。

は第１．第２フライス工具１，２の内歯に常時後するよ
うに遊星運動しクランクシャフト２０が３６０度回転す
ることで切削される。この時の第１．第２７ライスエ具
１，２の移動量はＬｌ　＋ＬＩである。

以上が第１工程である。

第１工程の完了後に各フライス工具１．２を上方、下方
に後退して原点位置として各中心ビ。

２′ヲクランクシヤフト中心２０’と合致させ、さらに
各レスト装置３．４による第２．第３軸受部Ｊ、、Ｊ、
の支持を解除する。

そして、第１．第２フライス工具１，２を第８図に示す
ように第２．第４ピン部７）、、　ｐ、に割出し位置決
め（ｒ、、、ｚ’；）ｌ、かつ第１．第２レスト装置３
．４を第３．第４軸受部Ｊ、、Ｉ４に割出し位置決めし
て支持する。

クランクシャフト２０を停止した状態で第１フライス工
具１を回転させながら第２ピン部Ｐ。

に向けて上方に移動（矢印ｙ１）シて第２ビン部Ｐ、の
ウェブ側面７，８を切削すると同時に、第２７ライスエ
具？全回転させながら第４ピン部Ｐ４に向けて下方に移
動（矢印ｙ１′’）Ｉ、て第４ピン部Ｐ、のウェブ側面
１１．１２に切削する。

この時の第１．第２フライス工具１，２の移動量ばり、
、Ｌ、〆である。

切削終了後にクランプシャフト２０の回転と同期して第
１．第２７ライスエ具１，２を送り動作（矢印ｚ、、ｚ
；）ｌ、て前述と同様に第２．第４ピン部ｐ、、　ｐ、
ｗｔ−ｘ　ｌ、第２７ライスエ具１゜２で切削する。こ
の時の第１＋第２７ライスエ具１．２の移動量はり、、
　Ｌ：である。

以上が第２工程である８ その後第１．第２フライス工具１，２は各中心ピ、２′
がクランクシャフト中心２０’と一致する原点位置に後
退し次に加工を待機する。

以上の様に、各ウェブ側面及び各ピン部はそれぞれ２回
の加工動作で切削でき、合計４回の加工動作で各ウェブ
側面及び各ピン部全それぞれ切削でき、知時間に加工で
きる。

また、第１．第２７ライスエ具１．２はクランクシャフ
ト中心２０′ヲ境として上下方向に動作可能であるから
、離す合う軸受部全支持し、常に両方の第１．第２７ラ
イスエ具１．７によってウェブ側面加工及びピン部加工
を同時に行なうことができ、第１．第２７ライスエ具１
゜２′（ｉｌ−有効利用して短時間に加工できる。

また、加工部が変ってもクランクシャフト２０を回転割
出し動作しなくて良いので、その回転割出し誤差から発
生するピン部位相誤差がなく加工精度が向上する。

々お、一方のフライス工具１．２’！ｒクランクシヤフ
ト中心２０′から一方向にのみ移動可能とし、他方のプ
ライスニー）Ｉ−２，ｌ’ｉ両方向に移動可能としても
良い。

また、第１工程と第２工程とを反対の加工順序で加工し
ても良い。

本発明は以上の様になり、第１〜第４ピン部Ｐ１〜Ｐ４
を備えた４気筒エンジン用のクランクシャフトの各ウェ
ブ側面及び各ビン部全４回の加工動作で加工でき、短時
間で切削加工できる。

また、クランクシャフト２０を回転割出し位置決めする
必要がないので、回転割出し位置決め誤差によるピン部
位相誤差が外くなって加工精度が向上する。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来例の説明図、第２図以降は本発明の実施例
を示すものであり、第２図はクランクシャフトの正面図
、第３図、第４図は第１゜第２フライス工具とクランク
シャフトの位置関係を示す説明図、第５図〜第１０図は
加工動作ｔ（ン明図である。 Ｐ１〜Ｐ、はピン部、１．２は第１．第２７ライスエ具
、２０はクランクシャフト。 出願人　株式会社　／Ｊぐ松製作所 代理人　弁理士　米　原　正　章 弁理士洪水　　忠 亥　１−　ν １゛で、：　　４Ｊ？　　ｉ”−′） 第４図　第ニー３図 第７図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 第１〜第４ピン部Ｐ１〜Ｐ、全備えかつ第１．第４ピン
   部Ｐ、、Ｐ、と第２．第３ピン部Ｐ、　、　ｐ、との位
   相が１８０度異なる４気筒エンジン用のクランクシャフ
   ト２０を切削加工する方法において、前記クランクシャ
   フト２０に沿って各ピン部ｐに割出し位置決め自在なる
   内歯第１．第２７ライスエ具１．２を設け、該第１．第
   ２７ライスエ具１．２を位相が異なる劃−「儒１−かｔ
   第１゜第３又は第２．第４ピン部Ｐ、、Ｐｌ、Ｐｌ、Ｐ
   ４に割出し位置決めし、クランクシャフト２０を停止し
   た状態で第１．第２７ライスエ具１．２を第１、第３又
   は第２．第４ピン部ｐ、　、　Ｐ、　、　Ｐｓ　、　Ｐ
   、に向けて移動してそのピン部のウェブ側面をそれぞれ
   切削し、その後にクランクシャフト２０の回転と同期し
   て第１．第２７ライスエ具１．２を送り動作してそのピ
   ン部を切削し、切削終了後に第１．第２７ライスエ具１
   ．２’（Ｈ位相の異なる第２．第４又は第１．第３ビン
   部ｐ、　、　ｐ、、　ｐ、。 Ｐ、に割出し位置決めし前述と同様にしてそのピン部の
   ウェブ側面及びピン部をそれぞれ切削することを特徴と
   するクランクシャフトの切削加工方法。