JPS5846376B2 - 鋳造用樹脂被覆砂粒の製造法 - Google Patents
鋳造用樹脂被覆砂粒の製造法Info
- Publication number
- JPS5846376B2 JPS5846376B2 JP56077056A JP7705681A JPS5846376B2 JP S5846376 B2 JPS5846376 B2 JP S5846376B2 JP 56077056 A JP56077056 A JP 56077056A JP 7705681 A JP7705681 A JP 7705681A JP S5846376 B2 JPS5846376 B2 JP S5846376B2
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- Japan
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- resin
- sand
- sand grains
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22C—FOUNDRY MOULDING
- B22C9/00—Moulds or cores; Moulding processes
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Mold Materials And Core Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、高強度の鋳型を製造することができかつ可使
時間の長い鋳造用樹脂被覆砂粒の製造法に関する。
時間の長い鋳造用樹脂被覆砂粒の製造法に関する。
さらに詳しくは、ベンジリックエーテル型フェノール樹
脂成分とポリイソシアネート成分とからなる粘結剤を用
い、塩基、アミンまたは金属イオンを触媒として鋳型を
造型するいわゆるアシュランド法用の樹脂被覆砂粒の製
造において、品位の低い砂粒においてもその樹脂被覆砂
粒の可使時間を延長せしめ、鋳型造型時硬れた鋳型強度
を得ることのできる樹脂被覆砂粒の製造法に関するもの
である。
脂成分とポリイソシアネート成分とからなる粘結剤を用
い、塩基、アミンまたは金属イオンを触媒として鋳型を
造型するいわゆるアシュランド法用の樹脂被覆砂粒の製
造において、品位の低い砂粒においてもその樹脂被覆砂
粒の可使時間を延長せしめ、鋳型造型時硬れた鋳型強度
を得ることのできる樹脂被覆砂粒の製造法に関するもの
である。
フェノール樹脂成分とポリイソシアネート成分とからな
る粘結剤を砂粒に被覆し、塩基、アミンまたは金属イオ
ンを触媒としてキユアリングすることにより鋳型を製造
するアシュランド法−アシュランドコールドボックス法
及びアシスラントソーベーク法−は公知である。
る粘結剤を砂粒に被覆し、塩基、アミンまたは金属イオ
ンを触媒としてキユアリングすることにより鋳型を製造
するアシュランド法−アシュランドコールドボックス法
及びアシスラントソーベーク法−は公知である。
このアシュランド法は、硬化に際して樹脂被覆砂粒の加
熱を必要とせス、エネルギー多消費型のシェルモード法
、ホットボックス法に比較して非常に有利である。
熱を必要とせス、エネルギー多消費型のシェルモード法
、ホットボックス法に比較して非常に有利である。
しかしながら、このアシュランド法においては次のよう
な欠点を有している。
な欠点を有している。
l)鋳物砂の品位が悪い場合には樹脂添加量が多量に必
要となる。
要となる。
すなわち、微粉分の多い砂、粘土弁の多い砂、粒形の悪
い砂等の低品位の砂を用いた場合、通常の樹脂添加量以
上の樹脂を添加しないと鋳型の強度が不十分である。
い砂等の低品位の砂を用いた場合、通常の樹脂添加量以
上の樹脂を添加しないと鋳型の強度が不十分である。
従って、樹脂量を増加すると原料のコストアンプを招く
ばかりでなく、樹脂被覆砂の流動性が悪くなり、鋳型の
充填不良を起こしたり、またはガス欠陥の原因となった
りする。
ばかりでなく、樹脂被覆砂の流動性が悪くなり、鋳型の
充填不良を起こしたり、またはガス欠陥の原因となった
りする。
とれは、微粉分の多い砂では砂粒表面積が増加し、これ
ら砂粒表面を被覆し所定強度の鋳型を得るには多量の樹
脂添加量が必要となるためである。
ら砂粒表面を被覆し所定強度の鋳型を得るには多量の樹
脂添加量が必要となるためである。
また、粘土弁の多い砂粒では粘結剤がこれら粘土弁に吸
収され使用する樹脂量が多くなるためである。
収され使用する樹脂量が多くなるためである。
2)塩基性の高い砂を使用した場合、可使時間が短かく
なるという欠点がある。
なるという欠点がある。
ここで可使時間とは、樹脂被覆砂を調整後、この樹脂被
覆砂が化学反応して粘結力を失なわず鋳型造型に使用で
きる時間をいう。
覆砂が化学反応して粘結力を失なわず鋳型造型に使用で
きる時間をいう。
アシュランド法、特にアシュランドコールドボックス法
は、その迅速な硬化により、主に主型製造に使用されて
いる高速造型の生型法と同調した中子製造法としての用
途が期待されるものであるが、生型に用いられるベント
ナイトが残存した再生砂では、ベントナイトのアルカリ
分のために、樹脂被覆砂粒の硬化反応が進行してしまい
、十分な可使時間が確保することができず、従ってこの
ような再生砂の使用ができなかった。
は、その迅速な硬化により、主に主型製造に使用されて
いる高速造型の生型法と同調した中子製造法としての用
途が期待されるものであるが、生型に用いられるベント
ナイトが残存した再生砂では、ベントナイトのアルカリ
分のために、樹脂被覆砂粒の硬化反応が進行してしまい
、十分な可使時間が確保することができず、従ってこの
ような再生砂の使用ができなかった。
本発明は、従来法の有する上述の各種欠点を解消するた
めのもので、粘結剤を砂粒に被覆する前に予め有機酸剤
を砂粒に被覆しておくことにより、強度が向上した鋳型
を得ることができしかも可使時間が延長された樹脂被覆
砂粒の製造方法を提供するものである。
めのもので、粘結剤を砂粒に被覆する前に予め有機酸剤
を砂粒に被覆しておくことにより、強度が向上した鋳型
を得ることができしかも可使時間が延長された樹脂被覆
砂粒の製造方法を提供するものである。
すなわち、本発明の樹脂被覆砂粒の製法は、フェノール
樹脂成分とポリイソシアネート成分とからなる粘結剤を
砂粒に被覆する前に、予め有機酸剤を砂粒に被覆せるこ
とを特徴とするものである。
樹脂成分とポリイソシアネート成分とからなる粘結剤を
砂粒に被覆する前に、予め有機酸剤を砂粒に被覆せるこ
とを特徴とするものである。
本発明で使用する有機酸剤ば、非極性酸剤として、脂肪
族炭化水素類、芳香族炭化水素類、・・ロダン化炭化水
素類等であシ、これらを単独または混合して使用するこ
とができる。
族炭化水素類、芳香族炭化水素類、・・ロダン化炭化水
素類等であシ、これらを単独または混合して使用するこ
とができる。
極性醇媒としては、ケトン類、エステル類、エーテル類
、アルコール類、脂肪酸類等であり、これらを単独また
は混合して使用することができる。
、アルコール類、脂肪酸類等であり、これらを単独また
は混合して使用することができる。
また、前記非極性喀媒と極性醇媒とを混合して使用する
こともできる、0 具体的には、脂肪族炭化水素としては例えばn−へキサ
ン、n−へブタン、インオクタン等であう、芳香族炭化
水素としてはベンゼン、トルエン、キシレン、エチルベ
ンゼン等であす、ハロゲン化炭化水素類としては、四塩
化炭素、クロロベンゼン等である。
こともできる、0 具体的には、脂肪族炭化水素としては例えばn−へキサ
ン、n−へブタン、インオクタン等であう、芳香族炭化
水素としてはベンゼン、トルエン、キシレン、エチルベ
ンゼン等であす、ハロゲン化炭化水素類としては、四塩
化炭素、クロロベンゼン等である。
ケトン類としては、アセトン、メチルイソブチルケトン
、インホロン、シクロヘキサン等でアリ、エステル類と
しては酢酸エチル、シュウ酸ジエチル、フタル酸ジエチ
ル等であり、エーテル類としてハイソプロビルエーテル
、■、4−ジオキサン等であシ、アルコール類としては
メタノール、エタノール、エチレングリコール、インプ
ロパツール、フルフリルアルコール等であり、脂肪酸類
としては、酢酸、プロピオン酸等である。
、インホロン、シクロヘキサン等でアリ、エステル類と
しては酢酸エチル、シュウ酸ジエチル、フタル酸ジエチ
ル等であり、エーテル類としてハイソプロビルエーテル
、■、4−ジオキサン等であシ、アルコール類としては
メタノール、エタノール、エチレングリコール、インプ
ロパツール、フルフリルアルコール等であり、脂肪酸類
としては、酢酸、プロピオン酸等である。
さらに、混合着剤系である灯油、軽油、重油等の石油系
酸剤や、一般に市販されているナフサ留分である日本石
油化学社製「・・イゾール100」、昭和石油社製「・
・イゾール」、石油スピリット等も単独または他の着剤
と混合して使用される。
酸剤や、一般に市販されているナフサ留分である日本石
油化学社製「・・イゾール100」、昭和石油社製「・
・イゾール」、石油スピリット等も単独または他の着剤
と混合して使用される。
特に好ましい有機酸剤は、脂肪族炭化水素、芳香族炭化
水素、ケトン類、エステル類および混合酸剤系である。
水素、ケトン類、エステル類および混合酸剤系である。
これら有機酸剤のうち、非極性酸剤は主として鋳型強度
を上昇濾せる効果を有し、極性着剤は主として可使時間
を延長するという効果を有する。
を上昇濾せる効果を有し、極性着剤は主として可使時間
を延長するという効果を有する。
従って、非極性着剤と極性着剤とを混合して使用すれば
、鋳型強度と可使時間とのバランスを取る上で非常に有
利である。
、鋳型強度と可使時間とのバランスを取る上で非常に有
利である。
有機酸剤の添加割合は、砂粒に対して0.01〜lO重
量俤、好ましくは0.1〜5重量饅である。
量俤、好ましくは0.1〜5重量饅である。
添加量が0.01重量多以下では有機酸剤の砂に対する
予備被覆の効果が十分状われず、また10重量多以上で
は逆に鋳型強度を低減させる結果となり好ましくない。
予備被覆の効果が十分状われず、また10重量多以上で
は逆に鋳型強度を低減させる結果となり好ましくない。
一般に、これら有機溶剤の砂に対する添加割合は、砂粒
の粒形が良く、微粉分、粘土弁の少ないすなわち品位の
高い砂においては少量で良く、品位の低い砂においては
やや多めにする必要がある。
の粒形が良く、微粉分、粘土弁の少ないすなわち品位の
高い砂においては少量で良く、品位の低い砂においては
やや多めにする必要がある。
有機酸剤を砂に被覆するにあたり、ミキサーの型は特に
限定されないが、発熱せずに両者を混練できるものが良
く、混線時の砂製は一10〜50℃の範囲とすることが
好ましい。
限定されないが、発熱せずに両者を混練できるものが良
く、混線時の砂製は一10〜50℃の範囲とすることが
好ましい。
また、有機酸剤中に鋳型性能を劣化させない程度の不純
物が含まれていても差しつかえない。
物が含まれていても差しつかえない。
本発明方法にkいては、有機酸剤を予め砂粒に被覆して
おくため、粘結剤の砂粒表面におけるぬれ性が向上し、
またこの有機酸剤がウレタン反応系の良醇媒として働く
ため鋳型強度の向上及び可使時間の延長が計られる。
おくため、粘結剤の砂粒表面におけるぬれ性が向上し、
またこの有機酸剤がウレタン反応系の良醇媒として働く
ため鋳型強度の向上及び可使時間の延長が計られる。
本発明方法で使用される砂粒は、通常の鋳物砂のほか、
微粉分、粘土弁の多い低品位の砂及びアルカリ分の多い
再生砂等でも良い。
微粉分、粘土弁の多い低品位の砂及びアルカリ分の多い
再生砂等でも良い。
粒径は特に限定されないが、例えば50〜600μ程度
のものである。
のものである。
粘着剤として使用されるフェノール樹脂成分は、レゾー
ル樹脂系、ノボラック樹脂系、ベンジルエーテル樹脂系
の液状樹脂である。
ル樹脂系、ノボラック樹脂系、ベンジルエーテル樹脂系
の液状樹脂である。
ポリインシアネート成分としては、ジフェニルメタンジ
イソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアオー)、4
.4’−ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート等が
使用可能である。
イソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアオー)、4
.4’−ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート等が
使用可能である。
上記各成分は有機酸剤予備被覆砂粒に対し0.01〜1
0重量多添加される。
0重量多添加される。
各成分は砂粒に同時にもしくは別々に添加される。
しかしながら、有機溶剤とこれら粘結剤成分とを同時に
添加することは好ましくない。
添加することは好ましくない。
混線は、例えば高速ミキサーを用い、15〜60秒程度
行程度。
行程度。
粘結剤を被覆した砂粒の硬化は、常法により例えば、コ
アーボックス内へ上記混合物を吹き込み充填した後ポリ
エチルアミンのような触媒ガスを通過させることにより
行なわれる。
アーボックス内へ上記混合物を吹き込み充填した後ポリ
エチルアミンのような触媒ガスを通過させることにより
行なわれる。
以下に、実施例及び比較例を用いて本発明方法をさらに
詳しく説明する。
詳しく説明する。
各実施例及び比較例中、部は全て重量部で表わす。
実施例 l
バラホルムアルテヒド(85%)701.フェノール1
000g、酢酸亜鉛5gを系に装入した。
000g、酢酸亜鉛5gを系に装入した。
この系を100−125℃に加熱して3時間反応させ、
700 皿Hgの減圧度で1時間減圧脱水して樹脂を得
た。
700 皿Hgの減圧度で1時間減圧脱水して樹脂を得
た。
この樹脂にメチルエチルケトン900g、キシレン30
1’e加え溶解して樹脂液Aを得た。
1’e加え溶解して樹脂液Aを得た。
また、粗ジフェニルメタンジイソシアネート750g、
キシレン250gを混合酵解して樹脂※※液Bを得た。
キシレン250gを混合酵解して樹脂※※液Bを得た。
まず、鋳物砂〔三条6号(粒度指数65)〕100部に
対し、有機着剤として灯油0.4部を三条6号に加え、
市川式ミキサーで30秒間、140r−p−mにて混練
し、灯油を砂粒表面に被覆した。
対し、有機着剤として灯油0.4部を三条6号に加え、
市川式ミキサーで30秒間、140r−p−mにて混練
し、灯油を砂粒表面に被覆した。
この砂に、更に上記の樹脂液A、樹脂液Bをそれぞれ砂
に対して1部ずつ添加し、30秒間混練した。
に対して1部ずつ添加し、30秒間混練した。
この樹脂被覆砂を抗折力試験片用金型に型込めし、トリ
エチルアミンのタンクにエアヲパブリングして通ガスキ
ユアリングすることにより試験片(25間×25間X1
20mm)を得た。
エチルアミンのタンクにエアヲパブリングして通ガスキ
ユアリングすることにより試験片(25間×25間X1
20mm)を得た。
これら試験片の抗折強度は、混練した直後の被覆砂、及
び混線後2時間または混練後4時間ビニール袋中に密閉
した状態で放電した被覆砂について、それぞれ造型直後
、造型10分後、造型24時間後について測定した。
び混線後2時間または混練後4時間ビニール袋中に密閉
した状態で放電した被覆砂について、それぞれ造型直後
、造型10分後、造型24時間後について測定した。
比較例 1
上記実施例1と同様に三条6号(粒度指数65)100
部を用い、有機着剤を被覆することなく樹脂液A及び樹
脂液Bを各々10部ずつ添加・混練し、各種の抗折試験
片を造型する。
部を用い、有機着剤を被覆することなく樹脂液A及び樹
脂液Bを各々10部ずつ添加・混練し、各種の抗折試験
片を造型する。
上記実施例1と比較例1で得られた試験片の抗折強度を
第1表に示す。
第1表に示す。
実施例 2
標準的な砂より明らかに品位が低いと思われる生型法の
ベントナイト分を含有する再生砂100部に対して、灯
油10部をカロえ、市川式ミキサーで30秒間、140
r、p−m−にて混練し、砂粒表面に灯油を被覆した後
、樹脂液A、樹脂液Bをそれぞれ15部ずつ添力n・混
練した。
ベントナイト分を含有する再生砂100部に対して、灯
油10部をカロえ、市川式ミキサーで30秒間、140
r、p−m−にて混練し、砂粒表面に灯油を被覆した後
、樹脂液A、樹脂液Bをそれぞれ15部ずつ添力n・混
練した。
この樹脂被覆砂を、実施例1と同様に抗折力試験片用金
型(25順×25朋×120朋)に型込めし、トリエチ
ルアミンのタンクにエアをバブリングして通ガス、キユ
アリングすることにより試験片を得た。
型(25順×25朋×120朋)に型込めし、トリエチ
ルアミンのタンクにエアをバブリングして通ガス、キユ
アリングすることにより試験片を得た。
これら試験片の抗折強度は、混練した直後の砂及び混線
後10分間または混練後30分間ビニール袋中で密閉し
た状態で放置した砂について、それぞれ造型直後、造型
10分後、造型24時間後について測定した。
後10分間または混練後30分間ビニール袋中で密閉し
た状態で放置した砂について、それぞれ造型直後、造型
10分後、造型24時間後について測定した。
実施例 3
実施例 2で使用した再生砂100部に対し、エチルセ
ロソルブアセテートを1部加え、ミキサーで混練した後
、樹脂A、樹脂Bkそれぞれ1.5部ずつ添加混練して
実施例2と同様に各種試験片を得て抗折強度を測定した
。
ロソルブアセテートを1部加え、ミキサーで混練した後
、樹脂A、樹脂Bkそれぞれ1.5部ずつ添加混練して
実施例2と同様に各種試験片を得て抗折強度を測定した
。
実施例 4
実施例 2で使用した再生砂100部に対し、エチルセ
ロソルブアセテート:灯油=1:4の混※※合醇液を1
.0部加え、ミキサーで混練した後、樹脂液A、樹脂液
fl−それぞれ1.5部ずつ添加混練して、実施例2と
同様に各種試験片を得て抗折強度を測定した。
ロソルブアセテート:灯油=1:4の混※※合醇液を1
.0部加え、ミキサーで混練した後、樹脂液A、樹脂液
fl−それぞれ1.5部ずつ添加混練して、実施例2と
同様に各種試験片を得て抗折強度を測定した。
比較例 2
実施例2で使用した再生砂100部に対し、有機酸剤を
使用せずに、単に樹脂液A、樹脂液Bをそれぞれ2.0
部ずつ添加・混練し、実施例2と同様に各種の試験片を
得て抗折強度を測定した。
使用せずに、単に樹脂液A、樹脂液Bをそれぞれ2.0
部ずつ添加・混練し、実施例2と同様に各種の試験片を
得て抗折強度を測定した。
比較例 3
実施例2で使用した再生砂100部に対し、灯油1部、
樹脂液A1.5部、樹脂液B1.5部をそれぞれ同時に
添加・混練し、実施例2と同様に各種試験片を得て、抗
折強度を測定した。
樹脂液A1.5部、樹脂液B1.5部をそれぞれ同時に
添加・混練し、実施例2と同様に各種試験片を得て、抗
折強度を測定した。
上記各実施例及び比較例で得られた試験片の抗折強度を
第2表に示す。
第2表に示す。
゛実施例 5
パラホルムアルデヒド(85%)550,9.フェノー
ル1ooo、y、ナフテン酸亜鉛logk系に装入した
。
ル1ooo、y、ナフテン酸亜鉛logk系に装入した
。
この系を100−125℃に加熱し、4時間水を留出さ
せた後、7001nrILHgの減用度で1時間減圧脱
水して樹脂を得た。
せた後、7001nrILHgの減用度で1時間減圧脱
水して樹脂を得た。
この樹脂にブチルセロソルブアセテート800g、キシ
レン200gを加え酵解して樹脂液Cを得た。
レン200gを加え酵解して樹脂液Cを得た。
また、粗ジフェニルメタンジインシアオー)800.9
゜キシレン200.9’i混合廖解し、樹脂液D’に得
た。
゜キシレン200.9’i混合廖解し、樹脂液D’に得
た。
まず、浜岡砂(粒度指数52)100部に対し、有機溶
剤としてエチルセUンルプアセテートト灯油を1=4の
割合で混合した廖液O14部を浜岡砂に加え、品用式ミ
キサー中で30秒間140r−p−mにて混練し、これ
ら有機廖剤廖液を砂粒表面に被覆した。
剤としてエチルセUンルプアセテートト灯油を1=4の
割合で混合した廖液O14部を浜岡砂に加え、品用式ミ
キサー中で30秒間140r−p−mにて混練し、これ
ら有機廖剤廖液を砂粒表面に被覆した。
次に、上記樹脂液Cと、硬化剤としてN−エチ途※ルモ
ルホリンを樹脂液CK対して2.0部添加し、品用式ミ
キサーによシ140r−p−m・にて30秒間混練した
後、樹脂液りを1.0部加え、30秒間混練する。
ルホリンを樹脂液CK対して2.0部添加し、品用式ミ
キサーによシ140r−p−m・にて30秒間混練した
後、樹脂液りを1.0部加え、30秒間混練する。
得られた樹脂液被覆砂粒を抗圧試験片用木型(50朋ψ
X50ii11)に型込めし、常温で1時間、2時間、
4時間及び24時間放置した後、各々の試験片の抗圧力
を測定した。
X50ii11)に型込めし、常温で1時間、2時間、
4時間及び24時間放置した後、各々の試験片の抗圧力
を測定した。
比較例 4
実施例5で使用した浜岡砂100部に対し、有機着剤を
添加することなく、樹脂液C1,0部と、硬化剤として
N−エチルモルホリンを樹脂液Cに対して2.0部添加
混練した後、さらに樹脂液りを砂100部に対し1.0
部添加・混練し、試験片を造型する。
添加することなく、樹脂液C1,0部と、硬化剤として
N−エチルモルホリンを樹脂液Cに対して2.0部添加
混練した後、さらに樹脂液りを砂100部に対し1.0
部添加・混練し、試験片を造型する。
所定時間放置後の各々の試験片の抗折強度を測定した。
上記実施例5及び比較例4で得られた試験片の抗折強度
を第3表に示す。
を第3表に示す。
以上の記載から明らかなように、本発明方法による鋳型
造型用樹脂被覆砂粒は、砂粒に予め有機着剤を被覆しそ
の後粘結剤を被覆するので有機着剤が粘結剤の良着媒と
なり粘結剤の砂粒表面の付着性が向上し、砂粒に対する
粘結剤添加量を低減することができ、曾た粘結剤添加量
を減少しても高強度の鋳型を造型することができる。
造型用樹脂被覆砂粒は、砂粒に予め有機着剤を被覆しそ
の後粘結剤を被覆するので有機着剤が粘結剤の良着媒と
なり粘結剤の砂粒表面の付着性が向上し、砂粒に対する
粘結剤添加量を低減することができ、曾た粘結剤添加量
を減少しても高強度の鋳型を造型することができる。
また、アルカリ分の多い再生砂を使用しても砂粒を予め
有機着剤で被覆しであるので、粘結剤との反応が抑制さ
れ可使時間が延長する。
有機着剤で被覆しであるので、粘結剤との反応が抑制さ
れ可使時間が延長する。
本発明方法は、通常使用される鋳物砂は勿論のこと低品
位の鋳物砂を使用しても高強度の鋳型を得ることができ
、しかも従来の粘結剤添加量に比べ著しく添加量を低減
することができる等の利点を有するものである。
位の鋳物砂を使用しても高強度の鋳型を得ることができ
、しかも従来の粘結剤添加量に比べ著しく添加量を低減
することができる等の利点を有するものである。
Claims (1)
- 1 フェノール樹月誠分とポリイソシアネート成分とか
らなる粘結剤によシ樹脂被覆砂粒を製造するにあたり、
前記粘結剤全被覆する前に予め有機晦剤で砂粒を被覆す
ることを特徴とする鋳造用樹脂被覆砂粒の製造法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56077056A JPS5846376B2 (ja) | 1981-05-21 | 1981-05-21 | 鋳造用樹脂被覆砂粒の製造法 |
US06/338,038 US4460629A (en) | 1981-05-21 | 1982-01-08 | Process for preparation of resin-coated molding sand |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56077056A JPS5846376B2 (ja) | 1981-05-21 | 1981-05-21 | 鋳造用樹脂被覆砂粒の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57193259A JPS57193259A (en) | 1982-11-27 |
JPS5846376B2 true JPS5846376B2 (ja) | 1983-10-15 |
Family
ID=13623125
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56077056A Expired JPS5846376B2 (ja) | 1981-05-21 | 1981-05-21 | 鋳造用樹脂被覆砂粒の製造法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4460629A (ja) |
JP (1) | JPS5846376B2 (ja) |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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