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JPS5838341B2 - 減速度応動液圧制御弁 - Google Patents

減速度応動液圧制御弁

Info

Publication number
JPS5838341B2
JPS5838341B2 JP53079164A JP7916478A JPS5838341B2 JP S5838341 B2 JPS5838341 B2 JP S5838341B2 JP 53079164 A JP53079164 A JP 53079164A JP 7916478 A JP7916478 A JP 7916478A JP S5838341 B2 JPS5838341 B2 JP S5838341B2
Authority
JP
Japan
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hydraulic pressure
piston
deceleration
chamber
valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP53079164A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS558917A (en
Inventor
隆一 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nabco Ltd
Original Assignee
Nabco Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nabco Ltd filed Critical Nabco Ltd
Priority to JP53079164A priority Critical patent/JPS5838341B2/ja
Priority to GB7921598A priority patent/GB2026636B/en
Priority to US06/050,682 priority patent/US4265493A/en
Priority to DE2925954A priority patent/DE2925954C2/de
Publication of JPS558917A publication Critical patent/JPS558917A/ja
Publication of JPS5838341B2 publication Critical patent/JPS5838341B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T8/00Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
    • B60T8/26Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force characterised by producing differential braking between front and rear wheels
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T8/00Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
    • B60T8/26Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force characterised by producing differential braking between front and rear wheels
    • B60T8/28Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force characterised by producing differential braking between front and rear wheels responsive to deceleration
    • B60T8/282Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force characterised by producing differential braking between front and rear wheels responsive to deceleration using ball and ramp

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Hydraulic Control Valves For Brake Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、自動車の液圧作動ブレーキ装置に使用して最
適な減速度応動液圧制御弁に関し特に、所定のブレーキ
液圧すなわち制御開始液圧以上では後輪ブレーキ機構へ
のブレーキ液圧を前輪ブレーキ機構へのブレーキ液圧に
対して所定の割合で減少させることにより後輪のロック
現象を防止するようにした液圧制御弁において、前記制
御開始液圧が自動車に所定の減速度を与えるブレーキ液
圧の大きさに応じて定められるようにした減速度応動液
圧制御弁に関する。
例えば、自動車に強いブレーキをかけたとき、車両に大
きな減速度が与えられるが、このとき車両の慣性により
重心の車輪に対する位置が移動して後輪に加わる荷重が
減少する、すなわち後輪と路面との間の抗力が減少する
ことにより、後輪がロックされやすくなることはよく知
られている。
このロック現象を防止するために、後輪に供給するブレ
ーキ液圧がある定められた値以上になると、そのブレー
キ液圧の上昇割合を前輪に供給するブレーキ液圧の上昇
割合に比して小さくして後輪のロックを防止する液圧制
御弁を後輪ブレーキ系統に設けることが提案されている
しかし、後輪ブレーキ機構へのブレーキ液圧の上昇割合
を減少し始める制御開始液圧を、車両の積載状態に関係
なく一定に設定すると、トラック等のように、空車時と
積載時で後輪に加わる荷重が著しく変化する車両の場合
には、十分にロック現象に対して対処することができな
い。
すなわち、空車時に対して最適に制御開始液圧を決める
と、積載時において後輪ブレーキ機構へのブレーキ液圧
を必要以上に低く制限すること\なって後輪に十分なブ
レーキカを作用することができず、積載時に対して最適
に制御開始液圧を決めると空車時に、後輪ブレーキ機構
に必要以上に高い液圧が供給されて後輪がロックすると
いう危険性を生じ、液圧制御弁としての機能を十分に果
すことができない。
それ故、これらの欠点を改良するため、車両に所定の減
速度を発生するブレーキ液圧は車両の重量に比例して増
加するという関係を利用し、車両の減速度が所定の値に
達したときのブレーキ液圧を検出し、その液圧に応じて
制御開始液圧を定める形式の減速度応動液圧制御弁が提
案されている上述の減速度応動液圧制御弁は、例えば、
マスターシリンダからのブレーキ液圧を受ける小面積の
受圧面と後輪のブレーキシリンダへのブレーキ液圧を受
ける大面積の受圧面とを有する調圧ピストンと、この調
圧ピストンの移動に応じてマスターシリンダから上記の
ブレーキシリンダへの液通路を開閉する弁手段と、上記
の調圧ピストンを弁開放力向に付勢し、制御開始液圧を
規定するばね手段とを備えた液圧制御弁において、上記
の調圧ピストンを付勢するばね手段の付勢力を車両減速
度が予め設定された所定の値に達したときの液圧に比例
して定めるようにした構戊のものがある。
このような構成においては、ばね手段の付勢力は車両の
減速度が一定値に達したときのブレーキ液圧に比例し、
制御開始液圧がばね手段の付勢力に比例するので、制御
開始液圧の、車両減速度が一定値に達したときのブレー
キ液圧に対する割合は一定となる。
すなわち、液圧制御作用は車両の積載状態には関係せず
、車両が一定減速度に達することによって開始される。
しかしながら、周知の通り、一般に空車時においては前
輪に加わる荷重に対する後輪に加わる荷重の比は、積載
時におけるものよりも小さい。
従って前述の一定車両減速度の設定によっては、これよ
り低い減速度が発生しているときに後輪がロックする可
能性があり、また積載時においては前輪に加わる荷重に
対する後輪に加わる荷重の比は空車時におけるものより
大きいので、前述の一定車両減速度より大きい減速度が
発生している場合でも後輪がロックする可能性は少なく
なるが、満足なブレーキカが得られない場合がある。
従って、後輪ブレーキシリンダへのブレーキ液圧を制御
し始める液圧制御開始時期を、無関係に車両が一定の減
速度を得たときとするのではなくて、後輪に加わる荷重
、従って車両の積載状態に応じて設定することが望まし
い。
すなわち、空車時においてはより小さい減速度発生時に
液圧制御作用を開始し、車両の積載荷重が増加するに従
って、液圧制御作用を開始する車両減速度を大きくする
ことが望ましい。
本発明は上記のような要望に鑑みなされたものであって
、本発明の目的は、車両の減速度が所定の値に達したと
きのブレーキ液圧を検出し、そのブレーキ液圧の値に応
じて液圧制御作用を開始する車両減速度の大きさを実質
的に変化させるようにした減速度応動液圧制御弁を提供
することである。
以上の目的は、本発明によれば、シリンダ孔を有する取
付本体と、前記シリンダ孔にそれぞれ摺動可能に設けら
れたシリンダ孔を有する取付本体と、前記シリンダ孔に
それぞれ摺動可能に設けられた第1ピストン及び第2ピ
ストンと、前記シリンダ孔において前記第1ピストンの
第2ピストン側に形成されマスクシリンダと連絡する第
l液圧室と、前記シリンダ孔において前記第1ピストン
の第1液圧室側とは反対側に形成されホイールシリンダ
と連絡する第2液圧室と、前記シリンダ孔において前記
第2ピストンの第l液圧室側とは反対側に形或される第
3液圧室と、前記第1液圧室と第2液圧室とを連通させ
る第1通路と、前記第1液圧室と第3液圧室とを連通さ
せる第2通路と、前記第lピストンの移動に応じて前記
第1通路を開閉する制御弁と本体の減速度が所定値に達
すると移動して前記第2通路を閉じる町動部材を有する
減速度応動弁と、前記第1ピストンと第2ピストンとの
間に張設され、前記第1ピストンを第工液圧室側から第
2液圧室側へと及び前記第2ピストンを前記第1液圧室
側から第3液圧室側へと付勢するばねとを具備した減速
度応動液圧制御弁において、前記第2ピストンの前記第
1ピストン側に前記第l液圧室の液圧を受圧させるとと
もに、前記第2通路を前記第2ピストンに設け、前記減
速度応動弁を、前記可動弁部材の前記移動の方向が前記
第3液圧室側になるようにして、前記第2通路に設けて
戒る減速度応動液圧制御弁、にょって達威される。
以下、本発明の実施例について図面に従って詳しく説明
する。
図において、略図で示されるタンデムマスターシリンダ
1ぱ従来公知の構造を有し、ブレーキペダル2により操
作され、その内部に独立した2個の液圧発生室を有し、
一方の液圧発生室は配管3を介して前輪ブレーキ4,5
のブレーキシリンダ6,1に接続され、他力の液圧発生
室は配管8を介して全体が9で示されている減速度応動
液圧制御弁に接続され,それから配管10を介して後輪
ブレーキ11,12のブレーキシリンダ13,14に接
続されている。
減速度応動液圧制御弁9の弁本体15の内部には左方よ
り順に、シリンダ部16a,16b,1 6 c ,1
6 d ,1 6 eよりなり左端で閉塞し右端で開
口したシリンダ孔16を設けており、シリンダ部16a
は配管10に接続される出口18に通路17によって連
通し、弁本体15のほゾ中央部にあるシリンダ部16c
ぱ配管8に接続される入口20に通路19によって接続
している。
また、シリンダ部16eには外周溝部にシールリング材
21を装着した蓋材22が右方より嵌入され止め輪28
によってシリンダ孔16に対して固定されている。
従って、蓋材22がシリンダ孔16の右方閉塞壁を形成
Lでいる。
シリンダ孔16の左方部には大径部25及び小径部26
を備えた調圧ピストン24が配設され、その大径部25
はシリンダ部16a内に摺動自在に挿入され、その左側
のシリンダ部16a内に出口18に通ずる出口室27を
区画している。
シリンダ部16bと16cとの間には段部28が形威さ
れ、この段部28の左端肩部に当接してバックアップ・
リング29が配設され、更にこのバックアップ・リング
29に接してシールリング材30が段部28に密嵌され
る。
調圧ピストン24の小径部26は上記シールノング材3
0の孔に液密に挿通され、摺動可能な構或とされる。
調圧ピストン24の小径部26の外周面とシリンダ部1
6bの内壁との間にはリング状の空気室31が形威され
る。
この空気室31ぱ、調圧ピストン24の大径部25の外
周溝部に装着されたシールリング材32及び上述のシー
ルリング材30により両側の液圧室から液密にシールさ
れる。
更にこの空気室31ぱ本体15に設けられた孔34内に
挿入され、通孔35を有する押え板36及び止め輪37
により孔34に対して固定されたフィルター38及び通
路33を介して犬気と連通している。
なお、調圧ピストン24の移動により生じる空気室31
内の圧力変化はブレーキ液圧の変化に比して十分小さい
ので、空気室31をかならずしも大気に連通させる必要
はない。
調圧ピストン24の内部には、その左方の出口室17と
その右方の後述する入口室54との間を液連通させるた
めの軸方向通路39、弁室40及び径方向通路41が設
けられており、弁室40内には、弁手段すなわち、左方
に伸びる弁軸42を有する弁部材43が張力を弱く設定
された弁ばね44によって弁座45方向に押圧されて配
置され、その弁軸42の左端はシリンダ孔16の底壁に
当接している。
従って、後述するように調圧ピストン24が右方に移動
したとき、弁部材43ぱ弁ばね44により左方に押され
ているので弁座45に着座し、入口室54と出口室2T
との液連通を遮断する。
また、調圧ピストン24の右端部には、平面部46、外
力に伸びるフランジ部4Tをその右端に有する円筒部4
8及びシールリング材30の右方への抜けを防止する爪
部49よりなるカップ状をしたばね受50がカシメ等適
当な方法によって取付けられている。
他方、シリンダ孔16の右方部においては、制御ピスト
ン51が配設される。
このピストン51ぱシリンダ部16cと摺動嵌合する小
径部52とシリンダ部16dと摺動嵌合する大径部53
とを有し、小径部52の左端と調圧ピストン24の右端
との間のシリンダ部16c内に入口室54を、大径部5
3の右端と蓋材22の左端との間のシリンダ部16d,
16e内に制御室55を区画している。
また、制御ピストン51の小径部52の外周面とシリン
ダ部16dの内壁との間には、小径部52の外周溝部に
装着されたシールリング材56及び大径部53の外周溝
部に装着されたシールリング材57によって液密にシー
ルされた空気室58が区画されている。
なお、この空気室58は大気と連通していないが、必要
があれば、調圧ピストン24の小径部26の外周面上に
形或された上述の空気室32の場合と同様な方法で大気
と連通させてもよい。
制御ピストン51の内部には左方に開口した凹部59が
形威され、その底部案内面59a上には減速度応動弁と
しての球弁60が転勤自在に配置されている。
凹部59の左方開口部には複数の通孔61を設けた球弁
支持板62が止め輪63によって凹部59に対して固定
されており、球弁60が左方へと脱落するのを防止して
いる。
凹部59の右端には、中心部に絞り孔65を有し、制御
ピストン51の軸方向通路に圧入された弁座取付部材6
6に装着された弁座64が設けられている。
凹部59は弁座64の中心開口、絞り孔65及び径方向
通路67を通して制御室55に連通している。
以上のような構成において、車両に所定の減速度が発生
すると、球弁60が案内面59a上を右力に転動し弁座
64に着座することによって、凹部59と制御室55と
の液連通、すなわち入口室54と制御室55との液連通
を遮断する。
第1のばね68はそのばね定数及び張力が所定の値に設
定されて、ばね受50の平面部46と球弁支持板62と
の間に張設され、調圧ピストン24を左方に、制御ピス
トン51を右力にそれぞれ付勢している。
第2のはね69ぱその張力を第1のはね68より小さく
設定されてシリンダ部16cの左端肩部70とばね受5
0のフランジ部4Tとの間に張設され、第1のばね68
の調圧ピストン24に作用する付勢力を軽減する方向に
そのばね力を与える。
なお、以上の構或において、制御室55の上方に空気抜
き弁71が設けられており、ブレーキ系統の空気抜き作
業をする場合に、制御室55内の空気を容易に抜くため
の働らきをする。
以上の減速度応動液圧制御弁9ぱ、図の右力を車両の前
方に向け、水平軸Hに対しθ度右高になるよう取付穴7
2 ,73によって車体に取付けられている(図におい
て線Lは制御弁9の中心軸に平行な線を表わす)。
そのため、制御ピストン51内の案内面59aも水平軸
Hに対しθ度右高となっている。
この角変θぱ、車両の減速度が所定の値、例えば0.3
.9(,9は重力の加速度)に達したときに球弁60が
その慣性力により右力に移動し弁座64に着座する値に
設定されている。
以下、上述した実施例の作用について説明する。
車両にブレーキをかけるため運転者がブレーキペダル2
を踏み込むと、タンデムマスターシリンダ1内のそれぞ
れの液圧発生室にブレーキ液圧が発生する。
一方の液圧発生室で発生したブレーキ液圧は、配管3を
通り前輪のブレーキシリンダ6,1に級達され、前輪に
ブレーキ力を与える。
それと同時に、他方の液圧発生室で発生したブレーキ液
圧は、配管8を通って減速度応動液圧制御弁9の入口2
0に伝達され通路19を通り入口室54内に伝達される
そして、このブレーキ液圧が十分低く、調圧ピストン2
4が第1のばね68により左方に押され図の位置にある
ときは、入口室54に伝達された液圧ぱ、通路39、弁
室40、弁部材43と弁座45との隙間、径方向通路4
1を通って出口室27に伝達され、それから通路17、
出口18、配管10を通りブレーキシリンダ13,14
に伝達され、後輪ブレーキ11,12を作動して後輪に
ブレーキカを与える。
また入口室54に伝達されたブレーキ液圧は、制御ピス
トン51の左端に取付けられた球弁支持板62の通孔6
1,凹部59、絞り孔65、径方向通路67を通り制御
室55に伝達される。
以上のような状態で、ブレーキ液圧をP、制御ピストン
51の小径部52の断面積をA3、大径部53の断面積
をA4とすると、制御ピストン51ぱブレーキ液圧によ
って(A,−A3)・Pの力で左方に押圧される。
更に、ブレーキペダル2を強く踏み込むことによって、
ブレーキ液圧が上昇し、そのブレーキ液圧が入口室54
より制御室55に伝達されて、制御ピストン51を左方
に押す力(A4−A3)・Pが第1ばね68の初期設定
張力F10(制御ピストン51の右端が蓋材22に当接
しているときのばね68の設定張力すなわち図の状態に
おけるばね68の張力)より大きくなると、制御ピスト
ン51は第1のはね68を圧縮して左方に移動し、第1
のはね68の張力すなわちばね受50に及ぼす付勢力を
、初期設定張力FIOより第1のはね68のばね定数と
制御ピストン51の移動量の積の値分だけ増加させる。
そして、この制御ピストン51は、増加される第1のは
ね68の付勢力が制御ピストン51を左方に押す液圧力 (A4−A3)・Pと釣り合うまで移動する。
従って、第1のはね68の付勢力は、制御ピストン51
が右力の図に示す位置に停止している間は初期設定張力
FIOに保たれるが、入口室54と制御室55とが連通
状態にあり制御ピストン51がブレーキ液圧の増加と共
に左方に移動しているときは、制御ピストン51に作用
する液圧力(A,−A3)・Pと等しい値で増加する。
前輪及び後輪に作用するブレーキ力により、車両の減速
度が所定の値に達すると、球弁60ぱその慣性力により
案内面59aの傾斜角θによる重力或分に抗して右方に
動動し、弁座64に着座して入口室54と制御室55と
の液連通を遮断する。
従って、制御室55には入口室54からブレーキ液が供
給されず制御室55内の液が密封されるので、入口室5
4のブレーキ液圧に関係なく、制御ピストン51の位置
は入口室54と制御室55の液連通が遮断された時点に
おける制御ピストン51の位置に固定される。
そのため、第1のはね68の圧縮が停止し、その付勢力
F1は、入口室54と制御室55の液連通が遮断された
時点における制御ピストン51に作用する液圧力に等し
く規定される。
すなわち、車両の減速度が所定の値に達し入口室54と
制御室55との液連通が遮断された時点のブレーキ液圧
をPgとすると、圧縮が停止したときの第lはね68の
付勢力F1ぱ となり、車両の減速度が所定の値に達したときのブレー
キ液圧に比例して規定される。
なお、制御ピストン51の大径部53と小径部52との
断面積差(A4−A3)は、同一のブレーキ液圧に対す
る車両減速度の値が最も大きい空車時において、車両に
所定の減速度を発生させるブレーキ液圧とほゾ等しいブ
レーキ液圧によって制御ピストン51が左方に移動し始
めるように設定されている。
言いかえれば、空車時においては、制御ピストン51が
左方に移動し始めるのとほゾ同時に球弁60がその弁座
64に着座して制御室55と入口室54との液連通が遮
断され、従って、積載時には、制御ピストン51の移動
中に両室54,55間の液連通が球弁60により遮断さ
れるよう設定されている。
次に入口室54と制御室55との間の液連通を遮断する
球弁60と弁座64との相対運動を入口室54に伝達さ
れるブレーキ液圧の上昇速度との関係で説明する。
ブレーキペダル2の踏み込み速度が緩く従って入口室5
4のブレーキ液圧の上昇速度が緩いと、絞り孔65を通
って入口室54から制御室55に流入するブレーキ液の
流れが遅いので、絞り孔65はブレーキ液に対して殆ん
ど抵抗を示さず制御室55にブレーキ液はほゾそのま\
の速度で、すなわち絞り作用を受けることなく流入し、
制御ピストン51は左方に移動し始める。
しかし、まだ車両の減速度が所定の値に達していなけれ
ば球弁60もその重力によって左方に移動したま\であ
るので球弁60は弁座64から離れた状態に保たれる。
車両の減速度が所定の値に達すると、制御ピストン51
の左方への移動と球弁60の慣性による右方への転勤と
により、球弁60は弁座64にすみやかに着座し、入口
室54と制御室55との液連通がすみやかに遮断される
急激なブレーキがかけられ入口室54内のブレーキ液圧
が急上昇すると、ブレーキ液圧は絞り孔65を通って制
御室55に急激に流入しようとする。
しかし、制御室55内のブレーキ液圧の上昇は絞り孔6
5の絞り効果のため圧液の流入が制限されるので入口室
54内の液圧上昇に比して緩和される。
更に、制御ピストン51ぱその小径部52に入口室54
の高い液圧を受けているので制御室55の液圧が十分上
昇するまで制御ピストン51の左方への移動は抑制され
る。
従って、制御ピストン51の左方への移動は入口室54
の急激な液圧上昇に直ちに応答するのではなく、絞り効
果及び入口室54の制御ピストンを右力に押す液圧力に
より定められる遅れ時間を持って応答する。
一般に、自動車においては、力学的に車輪と車体との間
にばね系及び減衰系(いわゆるダッシュポットとして表
わされる)が存在する。
このために、車輪にブレーキ力が作用してから車両にそ
れに対応する減速度が発生するまでに、ある程度の時間
遅れがある。
従って、急激なブレーキをかけたときはその時間遅れの
間にブレーキ液圧が異常に上昇し、車両の減速度が所定
の値に達したときのブレーキ液圧は、車両の所定の減速
度に実質的に対応するブレーキ液圧に比して著しく高い
値となる恐れがある。
然るに本実施例によれば、絞り孔65の絞り効果及び入
口室54の高い液圧により、急激なブレーキがかけられ
た場合には制御ピストンはある遅れ時間をもって応答す
るので、これはブレーキを作用させてから車両に減速度
が発生するまでの遅れ時間を相殺することになる。
従って、車両の減速度に比例しない異常に高いブレーキ
液圧が第1のはね68の付勢力に影響を及ぼすというこ
とは避けられる。
そして、車両の減速度が所定の値に達すると球弁60ぱ
弁座64にすみやかに着座し、入口室54と制御室55
との液連通を遮断する。
更に急激なブレーキがかけられると、絞り孔65の絞り
効果及び制御ピストン51を右方に押す入口室54の液
圧力にもか\わらず、絞り孔65を通って制御室55に
圧液が急激に流入し、制御ピストン51を左方に移動さ
せる。
その際、制御ピストン51は加速度をもって移動するた
め、車両の減速度が小さく球弁60に十分な慣性力が働
く前に、制御ピストン51に発生する加速度によって球
弁60は弁座64に着座する。
すなわち、車両の減速度が所定の値に達する前に、入口
室54の急激なブレーキ液圧の上昇に基く制御ピストン
51の加速度を伴う左方への移動により球弁60が着座
するため、制御室55への圧液の流入は実質的に所定の
減速度値に比べて小さい車両の減速度で阻止されるので
、入口室54のブレーキ液圧の異常な上昇による影響は
除去される。
従って、制御ピストン51の左端面が入口室54のブレ
ーキ液圧に曝されており、その制御ピストン51内に球
弁60が配置されかつ制御ピストン51に弁座64が設
けられており、更に入口室54と制御室55とを結ぶ通
路に絞り孔65が設けられているので、ブレーキが急激
にかけられ、入口室54のブレーキ液圧が異常な速度で
上昇した場合にも、制御室55には適当な遅れ時間をも
ってブレーキ液が流入し、それに従って第1のばね68
の付勢力が適正に設定される。
次に、第1のばね68の付勢力と調圧ピストン24の運
動の関係について説明する。
今、第2のはね69の設定張力をF2、調圧ピストン2
4の入口室54に面した小径部26の断面積をA2、出
口室27に面した大径部の断面積をAIとすると、調圧
ピストン24を左方に押す力は、第1のはね68の付勢
力F1から第2のばね69の設定張力F2を差し引いた
力(F,−F2)と断面積A2に作用する入口室54の
液圧力A2・Pとの和(”t ”2 ) + A2・
Pであり、調圧ピストン24を右方に押す力は断面積A
1に作用する出口室27の液圧力A1・Pである。
入口室54のブレーキ液圧が上昇し、調圧ピストン24
を右方に押す力A1・Pが、それを左方に押す力(F1
−F2)十A2・Pより大きくなると、調圧ピストン2
4は右方に移動する。
その際、弁部材43はその弁軸42の左端が弁ばね44
によってシリンダ部16aの左方閉塞端に当接した状態
に保たれているので、弁部材43ぱ弁座45に着座し、
入口室54と出口室27との液連通を遮断する。
従って、出口室27のブレーキ液圧の制御が開始される
この制御開始液圧をPcとすると、Pcは、実質的に調
圧ピストン24を右方に押す力とそれを左方に押す力と
が等しくなったときの液圧であるので、 となる。
すなわち、制御開始液圧Pcは第1のばね68の付勢力
F1から第2のばね69の設定張力F2を引いた力に比
例して与えられる。
そして、第1のはね68の付勢力Flぱ、式(1)の関
係より車両の減速度が所定の値に達したときのブレーキ
液圧Pgによって与えられるので、制御開始液圧Pcと
ブレーキ液圧Pgとの関係は、式(1)及び式(2)よ
り、 となる。
なお、制御開始液圧Pcぱ、調圧ピストン24の犬径部
25及び小径部26の断面積A, , A2並びに第2
のはね69の設定張力を適当に設定することにより、車
両の減速度が所定の値に達したときのすなわち減速度応
動弁が閉じた時点のプレーキ液圧Pgより高くなるよう
にしている。
すなわち、車両が所定の減速度を得たときのブレーキ液
圧Pgより大きいブレーキ液圧で調圧ピストン24は右
カヘ移動し始めるように設定されている。
次に弐8の関係より、ブレーキ液圧が制御開始液圧Pc
に達したときの車両の減速度αCを求める。
車両の重量をW、車輪に発生するブレーキカをg Bとすると、車両の減速度αは、α=一−BとなW り、ブレーキカBはブレーキ液圧Pに比例するのとなる
そして、車両の所定の減速度をαgとし、式(4)の関
係を式(3)に代入し整理すると、ブレーキ液圧が制御
開始液圧Pcに達したときの車両の減速度αCは、 ?ヶリ、”・一”・−agゆ、.ヵ3一定、あ.。
A1−A2 F2 K で一定となるが、第2項の・一は車両 A1−A2 W の重量Wの増加に従って減少する。
F2 すなわち、式(5)において・K>0であA,−A2 るので、制御開始時の車両の減速度αCは、重量Wの小
さい空車時においては小さく、車両の積載量が増加する
に従って大きくなる。
更に、ブレーキを強くかけることにより、入口室54の
ブレーキ液圧が制御開始液圧Pcより高くなると、調圧
ピストン24ぱその小径部26の断面積A2に作用する
入口室54の液圧上昇分により左方に移動し、弁部材4
3をその弁座45から離す。
そのため、入口室54の液圧ぱ出口室27に伝達される
しかし、調圧ピストン24の出口室27に面する大径部
25の断面積A1が断面積A2より大きいので、出口室
27のブレーキ液圧が入口室54の液圧に達する前に調
圧ピストン24ぱ右力に移動し、弁部材43ぱ弁座45
に再び着座する。
そして、制御開始液圧P。
以上のブレーキ液圧に対しては、弁部材43は着座、離
座を繰返しながら出口室27へのブレーキ液圧を制御す
る。
今、入口室54の液圧をPi、出口室27の液圧をPo
とすると調圧ピストン24に作用する力の釣合関係より
、A1・PO=A2・Pi+(F,F2)A2(F1−
F2) Po=一・Pi+ となる。
A, A, 従って、出口室27のブレーキ液圧は、その上昇割合が
入口室54のブレーキ液圧の上昇のA2/A1(〈1)
に減縮されて、後輪のブレーキシリンダ13,14に伝
達される。
以上、本発明の実施例によれば以下のような効果が得ら
れる。
(1)弁千段43を開放する方向に調圧ピストン24を
付勢する第1のばね68の付勢力を軽減する第2のばね
69を設けているので、車両の減速度が所定の値に達し
た時のブレーキ液圧の高さが高くなるに従って、すなわ
ち車両の積載荷重が増加する1こ従って制御作用を開始
する車両減速度の値を高くすることができる。
(2)シリンダ孔16に摺動可能に制御ピストンが設け
られ、所定の減速度に応動ずる減速度応動弁が制御ピス
トンの凹部に配設され、入口室54の液圧を受けるよう
に構或されているので、所定の減速度を検出するとき、
減速度応動弁と制御ピストンとは相近接する相対運動を
行なう。
このために、所定の車両減速度に達する減速度応動弁の
応答性は良くなり、弁の閉じ遅れは小さくなる。
(3)制御ピストン内の弁部に絞り孔65を設けたので
、急激なブレーキをかけた場合、入口室54から制御室
55内へのブレーキ液流入速度は減じられる。
これにより、車両の減速度のブレーキカに対する遅れは
相殺され、異常な高さのブレーキ液圧の発生が回避され
る。
(4)更に急激なブレーキをかけて、ブレーキ液が高速
で制御室55内へ流入したとしても、制御ピストンぱ球
弁60に向って加速度をもって移動することにより、所
定の車両減速度以下で弁部64ぱ球弁60によって閉じ
られる。
これによって、制御室55内のブレーキ液圧が異常に高
くなることが防止される。
(5)減速度応動弁10を制御ピストンの凹部に配置す
るようにし、特にこのため別に球弁室なるものを設けて
いないので、減速度応動液圧制御弁全体の構造を小型化
することができる。
(6)コップ形状のばね受50を調圧ピスl・ン24の
先端部に固定させ、これに対して平面部46及びフラン
ジ部47で第1はね68及び第2ばね69のそれぞれ一
端を支持させる構戒としたので、極めて簡単な構造で第
1ばね68及び第2はね69を保持することができる。
しかも安定に保持することができる。
本発明の実施例は上述のように構或されるが、これに限
定されることなく本発明の技術的思想に基づいて種々の
変形が可能である。
例えば上述の実施例においては,コップ形状のばね受5
0に対し、第1はね68及び第2はね69を支持させる
ようにしたが、これに代えて、調圧ピストン24を図よ
り更に右方へ延長させて、その先端部に大径のフランジ
部を形或させ、このフランジ部の右面及び左面にそれぞ
れ第1ばね68及び第2ばね69を支持させるようにし
てもよい。
また、上述の実施例では第2ばね69をシリンダ孔16
の肩部70とばね受50のフランジ部47との間に張架
させたが、これに代えて、第2はね69を出口室27内
に張架させるようにしてもよい。
この場合、第2はね69の一端はシリンダ孔16の底面
21で支持され、他端は調圧ピストン24の径方向通路
41近くの肩部で支持させることができる。
なお、第2ばね69は必ずしも必要ではない。
更に、以上の実施例では、調圧ピストン24と制御ピス
トンとは第lはね68を介在させて、相隔った構或とさ
れているが、制御ピストンの入口室54側の構或を適宜
変更することにより、調圧ピストン24を図より更に右
カヘ延長させて、その先端部を制御ピストンに対し摺動
可能に支持させることも町能である。
この場合、調圧ピストン24には更に入口室54と連通
ずる径方向通路が形成される必要がある。
また、以上の実施例は自動車に適用される場合について
説明したが、これに限ることなく、一般に走行体のブレ
ーキ装置に適用可能である。
以上のように本発明は構成されるので、簡単な構造であ
るにか\わらず、積載荷重範囲のすべてにわたって有効
な減速変を得ることができ、その調節も簡単にできる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施例の減速度応動液圧制御弁の縦断面図
。 なお図において、15・・・・・・弁本体,24・・・
・・・調圧ピストン、21・・・・・・出口室、43・
・・・・・弁部材、51・・・・・・制御ピストン、5
4・・・・・・入口室、55・・・・・・制御室、60
・・・・・・球弁、64・・・・・・弁座、68・・・
・・・第1のばね、69・・・・・・第2のばね。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 シリンダ孔を有する取付本体と、前記シリンダ孔に
    それぞれ摺動町能に設けられた第1ピストン及び第2ピ
    ストンと、前記シリンダ孔において前記第1ピストンの
    第2ピストン側に形成されマスクシリンダと連絡する第
    l液圧室と、前記シリンダ孔において前記第1ピストン
    の第l液圧室側とは反対側に形或されホイールシリンダ
    と連絡する第2液圧室と、前記シリンダ孔において前記
    第2ピストンの第1液圧室側とは反対側に形威される第
    3液圧室と、前記第1液圧室と第2液圧室とを連通させ
    る第1通路と、前記第l液圧室と第3液圧室とを連通さ
    せる第2通路と前記第1ピストンの移動に応じて前記第
    1通路を開閉する制御弁と、本体の減速度が所定値に達
    すると移動して前記第2通路を閉じる可動部材を有する
    減速度応動弁と、前記第1ピストンと第2ピストンとの
    間に張設され、前記第1ピストンを第工液圧室側から第
    2液圧室側へと及び前記第2ピストンを前記第1液圧室
    側から第3液圧室側へと付勢するばねとを具備した減速
    度応動液圧制御弁において、前記第2ピストンの前記第
    1ピストン側に前記第1液圧室の液圧を受圧させるとと
    もに前記第2通路を前記第2ピストンに設け、前記減速
    度応動弁を、前記可動弁部材の前記移動の方向が前記第
    3液圧室側になるようにして、前記第2通路に設けて成
    る減速度応動液圧制御弁。
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