JPS583527A - 距離継電器 - Google Patents
距離継電器Info
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- JPS583527A JPS583527A JP9819481A JP9819481A JPS583527A JP S583527 A JPS583527 A JP S583527A JP 9819481 A JP9819481 A JP 9819481A JP 9819481 A JP9819481 A JP 9819481A JP S583527 A JPS583527 A JP S583527A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、距離継電器、特にその後備保護動作を安定に
行ない得るようにし走距離継電器に関するものである。
行ない得るようにし走距離継電器に関するものである。
電力系統を保護する距離継電器としては種々のものが用
いられているが、近年電力系統保護における信頼性を向
上させるため、館1図に示すような特性を有する距離継
電器が、@に送電線保饅用後備保護継電装置に多く用い
らねている。詑1段は自区間内事故の高速遮断を、第2
段は相手母線の事故を確実に検出して、更に次区間途中
までの事故をも第2段用限時の稜遮断を、第3段、第4
段はこれより更に遠方の限時連断を行なうことをその保
護業務として、い予。こあ場合、第i〜4段の!時値断
時間をそれぞれT、 、T、 、T、で表わすと、T、
= T、+α ・・・−・−・ (1)T、 =
T、+β ・・・・・・・ (2)となる。ただし、
α、βは協調時間、ま九〒2〜T4はいずれも数10(
maee程度の時簡としているのが普通である。
いられているが、近年電力系統保護における信頼性を向
上させるため、館1図に示すような特性を有する距離継
電器が、@に送電線保饅用後備保護継電装置に多く用い
らねている。詑1段は自区間内事故の高速遮断を、第2
段は相手母線の事故を確実に検出して、更に次区間途中
までの事故をも第2段用限時の稜遮断を、第3段、第4
段はこれより更に遠方の限時連断を行なうことをその保
護業務として、い予。こあ場合、第i〜4段の!時値断
時間をそれぞれT、 、T、 、T、で表わすと、T、
= T、+α ・・・−・−・ (1)T、 =
T、+β ・・・・・・・ (2)となる。ただし、
α、βは協調時間、ま九〒2〜T4はいずれも数10(
maee程度の時簡としているのが普通である。
第2図#′i第1図で示した特性を有する距離継電器D
Zを電力系統に適用した場合の系統構成を示すもので、
図はム端子側に適用した場合である。
Zを電力系統に適用した場合の系統構成を示すもので、
図はム端子側に適用した場合である。
図において、TLは送電線を表わし、端子用には変圧器
Tを介して負荷z1が接続されている。CBA。
Tを介して負荷z1が接続されている。CBA。
CB、Fiそれぞれ送電ml TL K設けられたム端
子側、旦端子側の各遮断器、CB、は変圧器Tの1次側
遮断器である。なお、変圧器Tの2次側遮断器は図示し
ない。このような系統において、遮断器CB、、CBい
あるいはCB、が投入されると、無励磁状態にあった変
圧器Tが励磁されその結果第3図に示すような正負不揃
な励磁突入電流が生じることは良く知られている○この
励磁突入電流は、その大きさが大きくなると上記距離継
電器DZの第3段、第4段の動作領域に入って来ること
が有り、それに負荷電流が重畳すると、更に第3段、第
4段が動作しやすく表る。即ち、従来たとえば第4段距
離継電器の動作判定部を、第4図に示すように入力の正
波と負波に対し別々KPSNとして般社この両者の出力
の論理積(AND’)を構成して、第3図のような正負
不揃の入力電流に対してFiP、Nいずれか一方が不動
作となるようKする手段が多く用いられている。しかし
ながら、上述したような負荷電流の重畳を考えると、こ
のような手段もあまり頼れるものではなく、ことに最近
の送電線における重潮流化の傾向のもとにおいては、上
記のよりな[3段、第4段の誤動作の可能性はますます
増大しつつある。また、変圧器の励磁突入電流の減衰時
定数は長い亀のでは数sec K達するため、上記のよ
うな時限T1.T4が設定されていて本、第3段、第4
段はこの励磁突入電流の影響によって誤動作し、不必要
な遮断器引きはすしを行なうことが懸念される。
子側、旦端子側の各遮断器、CB、は変圧器Tの1次側
遮断器である。なお、変圧器Tの2次側遮断器は図示し
ない。このような系統において、遮断器CB、、CBい
あるいはCB、が投入されると、無励磁状態にあった変
圧器Tが励磁されその結果第3図に示すような正負不揃
な励磁突入電流が生じることは良く知られている○この
励磁突入電流は、その大きさが大きくなると上記距離継
電器DZの第3段、第4段の動作領域に入って来ること
が有り、それに負荷電流が重畳すると、更に第3段、第
4段が動作しやすく表る。即ち、従来たとえば第4段距
離継電器の動作判定部を、第4図に示すように入力の正
波と負波に対し別々KPSNとして般社この両者の出力
の論理積(AND’)を構成して、第3図のような正負
不揃の入力電流に対してFiP、Nいずれか一方が不動
作となるようKする手段が多く用いられている。しかし
ながら、上述したような負荷電流の重畳を考えると、こ
のような手段もあまり頼れるものではなく、ことに最近
の送電線における重潮流化の傾向のもとにおいては、上
記のよりな[3段、第4段の誤動作の可能性はますます
増大しつつある。また、変圧器の励磁突入電流の減衰時
定数は長い亀のでは数sec K達するため、上記のよ
うな時限T1.T4が設定されていて本、第3段、第4
段はこの励磁突入電流の影響によって誤動作し、不必要
な遮断器引きはすしを行なうことが懸念される。
本発明は上記のような従来の不具合を解決するため罠な
されたものであり、励磁突入電流と事故電流とを確実に
判別して電力系統を保護することができる信頼性の高い
距離継電器を提供することを目的としている。
されたものであり、励磁突入電流と事故電流とを確実に
判別して電力系統を保護することができる信頼性の高い
距離継電器を提供することを目的としている。
以下図面を参照しつつ本発明の一実施例を説明する。第
5図は本発明によるモー形距離−電器の一実施例ブロッ
ク図、第6図は第5図に於ける可変増幅器を示す図、第
7図は第5図に於けるインラッシュ検出回路を示す図、
第8図は第7図に於ける低域通過フィルタを示す図、第
9図はts7図第13図は第511に於ける継電器の特
性を示す図、第14図は他の実施例に於けるモー形距離
継電器を示すllo第15図は他の実施例第14図に示
すモー形距離継電器の可変増幅回路である。
5図は本発明によるモー形距離−電器の一実施例ブロッ
ク図、第6図は第5図に於ける可変増幅器を示す図、第
7図は第5図に於けるインラッシュ検出回路を示す図、
第8図は第7図に於ける低域通過フィルタを示す図、第
9図はts7図第13図は第511に於ける継電器の特
性を示す図、第14図は他の実施例に於けるモー形距離
継電器を示すllo第15図は他の実施例第14図に示
すモー形距離継電器の可変増幅回路である。
第5図に於いて、入力電圧V及び入力電流Iは、補助変
圧器1及び補助変流器2に印加される。補助変圧器lの
出力端は、メモリー回路3に接続され、その出力は方形
波変換回路4に接続される。
圧器1及び補助変流器2に印加される。補助変圧器lの
出力端は、メモリー回路3に接続され、その出力は方形
波変換回路4に接続される。
一方、補助変流器2の出力端は、可変増幅回路5Kll
絖される。
絖される。
第6図は前記可変増幅回路の詳細を示すもので反転増幅
器を2段カスケードに接続したものである。つtり第@
IIK於tnテR,R,lR31R41R,Fi、抵抗
器、ICI、IC2は演舞増幅器、TRI Fi後述す
るインラッシュ検出回路の信号によって閉略するFET
スイッチである。
器を2段カスケードに接続したものである。つtり第@
IIK於tnテR,R,lR31R41R,Fi、抵抗
器、ICI、IC2は演舞増幅器、TRI Fi後述す
るインラッシュ検出回路の信号によって閉略するFET
スイッチである。
以上のように構成された可変増幅回路5の出力端は、そ
の出力を送電線の線路アングルψだけ進めるための移相
回路6を介しベクトル合成量、路7に接続され、更にベ
クトル合成回路7KFi前記補助費圧器1に接続された
整定回路8の出力端も接続される。又前記ベクトル合成
回路7の出力端は方形波費換回路9に接続され、その出
力F!a回路10に接続される。
の出力を送電線の線路アングルψだけ進めるための移相
回路6を介しベクトル合成量、路7に接続され、更にベ
クトル合成回路7KFi前記補助費圧器1に接続された
整定回路8の出力端も接続される。又前記ベクトル合成
回路7の出力端は方形波費換回路9に接続され、その出
力F!a回路10に接続される。
P■回路10に於いては、前記方形波費換回路4の出力
が接続され、オンディレィ回路11を介して前記継電器
の出力端子とされる。文本発明の構成例に′於いては前
記補助変流器2の出力端にする可変増幅回路50制御端
子(第6図に示すTRIのG)Kは、補助費流器2に接
続された。イン2ツシュ検出回路12の出力端が接続さ
れる。
が接続され、オンディレィ回路11を介して前記継電器
の出力端子とされる。文本発明の構成例に′於いては前
記補助変流器2の出力端にする可変増幅回路50制御端
子(第6図に示すTRIのG)Kは、補助費流器2に接
続された。イン2ツシュ検出回路12の出力端が接続さ
れる。
第7図はインラッシュ検出回路をブロック図的に示した
本のである。図において1B[、入力電流Iを適轟な電
圧Km換して入力とし、これより基本波(商用周波)成
分及び高調波成分を除去、−ち、直流成分を検出する低
域通過フィルタ(後述する)である。14は同じく上記
電圧を入力し、これより基本波(商用周波)成分及び低
周波成分を除去、即ち、高調波成分を検出する高域通過
フィルタ(&述する)で、その出力を入力信号とし半波
(または全波)整流する整流回路15、及び入力信号を
滑らかな直流信号KW換する平滑回路16を介して送出
する。17は前記低竣通過フィルタ13及び平滑回路1
6の出力信号vD0及びvlIを夫々抑制量及び動作量
として入力し、この両者を比較する比較器であって、動
作量〉抑制量である場合に出力を「1」として前記可変
増幅回路5へ送出するためK、上記平滑回路16として
例えば、カットオフ周波数が基本周波数より充分に低い
ところKある低域通過フィルタが用いられる。
本のである。図において1B[、入力電流Iを適轟な電
圧Km換して入力とし、これより基本波(商用周波)成
分及び高調波成分を除去、−ち、直流成分を検出する低
域通過フィルタ(後述する)である。14は同じく上記
電圧を入力し、これより基本波(商用周波)成分及び低
周波成分を除去、即ち、高調波成分を検出する高域通過
フィルタ(&述する)で、その出力を入力信号とし半波
(または全波)整流する整流回路15、及び入力信号を
滑らかな直流信号KW換する平滑回路16を介して送出
する。17は前記低竣通過フィルタ13及び平滑回路1
6の出力信号vD0及びvlIを夫々抑制量及び動作量
として入力し、この両者を比較する比較器であって、動
作量〉抑制量である場合に出力を「1」として前記可変
増幅回路5へ送出するためK、上記平滑回路16として
例えば、カットオフ周波数が基本周波数より充分に低い
ところKある低域通過フィルタが用いられる。
第8WJは上記低域通過フィルタ13の詳細な回路構成
を示すものである。図においてR,IR,’IR,,R
。
を示すものである。図においてR,IR,’IR,,R
。
は抵抗器、CI +CI’はコンデンサ、IC3は演算
増幅幅器である。
増幅幅器である。
第9図は、上記高域通過フィルタ14の詳細な回路構成
を示すものである0図においてR@ * R@ZR1゜
。
を示すものである0図においてR@ * R@ZR1゜
。
R11は抵抗器、Check’はコンデンサ、IC4は
演算増幅器である。
演算増幅器である。
第10図は前記比較器17の詳細な回路構成を示す。
図においてvDo及びvMは前記第7図における低域通
過フィルタ13及び平滑回路16の出力直流レベルであ
り、■1゜はプラス電位を有する抑制量、またvIはマ
イナス電位を有する動作量である。セして■ヨ+vつ。
過フィルタ13及び平滑回路16の出力直流レベルであ
り、■1゜はプラス電位を有する抑制量、またvIはマ
イナス電位を有する動作量である。セして■ヨ+vつ。
≦0 ・−・−・(3)なる条件が満たされる。従っ
て第10図に示す様に各出力VI、 Vり。を加算回路
18の入力とすればV、%v1゜の大きさの比較が行な
い得る。即ち、この事は加算回路18の出力が正、もし
くは負になる事を意味する。そしてこの加算回路18の
出力をレベル検出回路19にて基準電位vlと比較する
ようにすれば、入力電圧(VI+V、。)がある所定以
上になった時K「1」信号を得ることができる。以上の
様に比較回路17を構成する。
て第10図に示す様に各出力VI、 Vり。を加算回路
18の入力とすればV、%v1゜の大きさの比較が行な
い得る。即ち、この事は加算回路18の出力が正、もし
くは負になる事を意味する。そしてこの加算回路18の
出力をレベル検出回路19にて基準電位vlと比較する
ようにすれば、入力電圧(VI+V、。)がある所定以
上になった時K「1」信号を得ることができる。以上の
様に比較回路17を構成する。
以上の様に構成されたモー形距離継電器の作用について
説明する。
説明する。
第5図に示すモー形距離継電器に印加された電圧vFi
、補助費圧器1を介して継電器内部に印加される0又電
流■は、補助費流器2にで継電器内部に導入される。継
電器内部に導入された電圧信号はメモリー回路3を経て
電圧信号に、Vとし、方形波変換回路40入力とされる
。一方、電流信号は補助変流器2を介して、可変増幅回
路5に導入され、更に移相回路6により送電線の纏絡ア
ングルψだけ進められた信号に、Iにされ、ベクトル合
成回路7に印加される。ベクトル合成回路7においては
、前記補助変圧器1よりの電圧信号を整定回路8を介し
て電圧信号に、Vとして印加し、合成信号に、I−に、
Vとして方形波変換回路9に印加される。方形波変換回
路4及び9による出力は次段のAND回路10を介して
オンディレィ回路11に印加される。そこで鰻回路10
の出力は、前記方形波変換回路4及び9が共に「1」出
力であるとき出力を生じ、前記オンディレィ回路11の
時間(雛10の位相特性を得るには、θ=90°の時間
)以上出力「1」が継続すれば継電器はトリップ出力を
導出するO 以上の様に動作する前記モー形距離継電器において、肇
圧器投入による変圧器の励磁突入電流!、l□、で誤動
作しないために社、第5図ブロック図に示1インラッシ
ュ検出回路12と可変増幅回路5が存在するためである
。以下にインラッシュ検出回路の作用をのべる0 普ず前記モー形距離継電器の入力電流を!とし変圧器投
入による変圧器励磁輿入電流lNNm1lが印加された
場合を考える。変圧器突入電流!□、Nは、(α) 概念的には算11図帥の様に示すことができる◎今、(
α) 第11図[K示すように電流I□□が前記モー形距離継
電器内の低域フィルタ13に加えられると、そ(鋺 とてその基本波及び高調波成分が除去され、−に示す様
な波形vD0の電圧、即ち、直流分が出力される。換言
すれば、入力電#lImw□から第2調妓の影響が除去
されることを意味する。これKより、低域通過フィルタ
13の出力としては入力電流!。。
、補助費圧器1を介して継電器内部に印加される0又電
流■は、補助費流器2にで継電器内部に導入される。継
電器内部に導入された電圧信号はメモリー回路3を経て
電圧信号に、Vとし、方形波変換回路40入力とされる
。一方、電流信号は補助変流器2を介して、可変増幅回
路5に導入され、更に移相回路6により送電線の纏絡ア
ングルψだけ進められた信号に、Iにされ、ベクトル合
成回路7に印加される。ベクトル合成回路7においては
、前記補助変圧器1よりの電圧信号を整定回路8を介し
て電圧信号に、Vとして印加し、合成信号に、I−に、
Vとして方形波変換回路9に印加される。方形波変換回
路4及び9による出力は次段のAND回路10を介して
オンディレィ回路11に印加される。そこで鰻回路10
の出力は、前記方形波変換回路4及び9が共に「1」出
力であるとき出力を生じ、前記オンディレィ回路11の
時間(雛10の位相特性を得るには、θ=90°の時間
)以上出力「1」が継続すれば継電器はトリップ出力を
導出するO 以上の様に動作する前記モー形距離継電器において、肇
圧器投入による変圧器の励磁突入電流!、l□、で誤動
作しないために社、第5図ブロック図に示1インラッシ
ュ検出回路12と可変増幅回路5が存在するためである
。以下にインラッシュ検出回路の作用をのべる0 普ず前記モー形距離継電器の入力電流を!とし変圧器投
入による変圧器励磁輿入電流lNNm1lが印加された
場合を考える。変圧器突入電流!□、Nは、(α) 概念的には算11図帥の様に示すことができる◎今、(
α) 第11図[K示すように電流I□□が前記モー形距離継
電器内の低域フィルタ13に加えられると、そ(鋺 とてその基本波及び高調波成分が除去され、−に示す様
な波形vD0の電圧、即ち、直流分が出力される。換言
すれば、入力電#lImw□から第2調妓の影響が除去
されることを意味する。これKより、低域通過フィルタ
13の出力としては入力電流!。。
の直流分(■ゎ。)が出力されるととKなる。
一方、前記モー形距離継電器の入力電流IIUIHは高
域フィルタ14にも加えられ、そこでその基本(C) 妓及び低周波成分が除去され、?’4rc示す様な波形
■′の電圧、つまり高調波成分が出力される。換言すわ
ば入力電流1111□から高調波成分のみが取出される
ことを意味する。これにより高域通過フィルタ14の出
力としては、入力電流工、□、の高調波成分が出力され
ることになる。
域フィルタ14にも加えられ、そこでその基本(C) 妓及び低周波成分が除去され、?’4rc示す様な波形
■′の電圧、つまり高調波成分が出力される。換言すわ
ば入力電流1111□から高調波成分のみが取出される
ことを意味する。これにより高域通過フィルタ14の出
力としては、入力電流工、□、の高調波成分が出力され
ることになる。
そして、その高域通過フィルタ14の出力は、整流回路
15にで半波整流され、その出力は次段の平滑回路16
で平滑することにより、滑らかな直流信号VIK費換さ
れる。次にこの平滑回路16で、直流信号Kl”換され
た高域通過フィルタ14の高周波成分出力vIと前配低
斌通過フィルタ13の出方vDoを比較器17に夫々加
えられる。この場合比較器17に於いては、抑制量とし
て低域通過フィルタ13の出力V、c(直流分)が、又
動作量として平滑回路16を通して得られる高域通過フ
ィルタ14の出力vl(高調波)が、夫々加えられる。
15にで半波整流され、その出力は次段の平滑回路16
で平滑することにより、滑らかな直流信号VIK費換さ
れる。次にこの平滑回路16で、直流信号Kl”換され
た高域通過フィルタ14の高周波成分出力vIと前配低
斌通過フィルタ13の出方vDoを比較器17に夫々加
えられる。この場合比較器17に於いては、抑制量とし
て低域通過フィルタ13の出力V、c(直流分)が、又
動作量として平滑回路16を通して得られる高域通過フ
ィルタ14の出力vl(高調波)が、夫々加えられる。
・この場合第11図<C)
(ハ)に示す様な動作量である高調波成分■8′が、直
流分VDOK比較して充分大きな本のが得られる。従っ
てこれを比較器17で検出し、動作量vliが抑制量v
D0より大である時°「1」を、またその逆に抑制量v
D0が動作量■、より大である時「0」をその出力とし
て送出する様に回路が構成されているので、この場合に
は出力に「1」を生じることになりインラッシュ検出回
路12としての出力が得られる。
流分VDOK比較して充分大きな本のが得られる。従っ
てこれを比較器17で検出し、動作量vliが抑制量v
D0より大である時°「1」を、またその逆に抑制量v
D0が動作量■、より大である時「0」をその出力とし
て送出する様に回路が構成されているので、この場合に
は出力に「1」を生じることになりインラッシュ検出回
路12としての出力が得られる。
次に系統に事故が発生した場合には、その事故電流工、
は事故発生直後に生じる過渡直流分が第7発生直後に生
じる過渡直流分が減衰したq&け、低域通過フィルタ1
3の入力電圧としては基本波形分が#1とんどとなり、
低域通過フィルタ13の直流分(帥 出力は第12図−に示す様に徐々に減衰していき、ある
減衰時定数で決まる時間(20〜50nus )蔽過後
Kid零と々る。一方、高域通過フィルタ14で検出零
である)従って整流回路15及び平滑回路16を通[2
て比較器17に加えらhる高域通過フィルター4の出力
は零であるから、比較器17には低域通過フィルタ13
の出力のみが加えられ、その結果比較器17においては
抑制量v1゜が大きくなり、比較器17の出力は「0」
である。即ち、インラッシュ検出回路12の出力は送出
されず、受圧器投入による励磁突入電流と事故電流とが
明確に判別され得たことになる。
は事故発生直後に生じる過渡直流分が第7発生直後に生
じる過渡直流分が減衰したq&け、低域通過フィルタ1
3の入力電圧としては基本波形分が#1とんどとなり、
低域通過フィルタ13の直流分(帥 出力は第12図−に示す様に徐々に減衰していき、ある
減衰時定数で決まる時間(20〜50nus )蔽過後
Kid零と々る。一方、高域通過フィルタ14で検出零
である)従って整流回路15及び平滑回路16を通[2
て比較器17に加えらhる高域通過フィルター4の出力
は零であるから、比較器17には低域通過フィルタ13
の出力のみが加えられ、その結果比較器17においては
抑制量v1゜が大きくなり、比較器17の出力は「0」
である。即ち、インラッシュ検出回路12の出力は送出
されず、受圧器投入による励磁突入電流と事故電流とが
明確に判別され得たことになる。
このインラッシュ検出回路12の出力で第6図に示す可
変増幅回路のFETスイッチTRI f駆動すふと、可
す増幅回路5の増幅率は、− そのためモー形距離継電器の動作域は、813図に示す
如く動作リーチが−となり、この動作リー、チを前記第
1図第2段距離継電器より短かいとすれば、変圧器励磁
突入電流■□lでモー形距離謎電器は不要動作せず、し
かも事故電流IFで動作する。動作域が可変できるモー
形距離継電器を得たことKなる。
変増幅回路のFETスイッチTRI f駆動すふと、可
す増幅回路5の増幅率は、− そのためモー形距離継電器の動作域は、813図に示す
如く動作リーチが−となり、この動作リー、チを前記第
1図第2段距離継電器より短かいとすれば、変圧器励磁
突入電流■□lでモー形距離謎電器は不要動作せず、し
かも事故電流IFで動作する。動作域が可変できるモー
形距離継電器を得たことKなる。
以上詳細に説明した様に第5図の様な構成を有するモー
形距離継電器により、系統に発生する事故電流と禁圧器
励磁突入電流とを確実に識別【7得ることができ、電力
系統の保護が確実に行がい得る0 以上の説明は変圧器の励磁突入電流を検出[2、測距用
の電流信号の増幅度を変化させモー形距離継電器の動作
域を変化させる例を説明した。しかし本発明は、前記実
施例に限定されるものではない。そこで測距用の電圧信
号の増幅度を変化させ、動作域を変化させ石モー形距離
継電器の実施例を第14図によって説明する。第14図
において第5図と同じ記号は、同一の構成とし得ること
を示している。
形距離継電器により、系統に発生する事故電流と禁圧器
励磁突入電流とを確実に識別【7得ることができ、電力
系統の保護が確実に行がい得る0 以上の説明は変圧器の励磁突入電流を検出[2、測距用
の電流信号の増幅度を変化させモー形距離継電器の動作
域を変化させる例を説明した。しかし本発明は、前記実
施例に限定されるものではない。そこで測距用の電圧信
号の増幅度を変化させ、動作域を変化させ石モー形距離
継電器の実施例を第14図によって説明する。第14図
において第5図と同じ記号は、同一の構成とし得ること
を示している。
第14図に示すモー形距離継電器は、t85図に示す一
実施例とほぼ同一の構成であるが、第5図の可変増幅回
路5は除去され、新たにインラッシュ検出回路12にて
駆動され、可変増幅回路20(後述する)が整定回路8
の前に接続した構成である。
実施例とほぼ同一の構成であるが、第5図の可変増幅回
路5は除去され、新たにインラッシュ検出回路12にて
駆動され、可変増幅回路20(後述する)が整定回路8
の前に接続した構成である。
第15図は舘記可変増幅回路20の詳細を示す本ので、
反転増幅器を2段カスケードに接続したものである。即
ち、第15図においてR12eR□31R141R11
1は抵抗器、IC5,ICe Fi演算増幅器、TR2
けインラッシュ検出回路12の信号によって閉路するF
ETスイッチである。
反転増幅器を2段カスケードに接続したものである。即
ち、第15図においてR12eR□31R141R11
1は抵抗器、IC5,ICe Fi演算増幅器、TR2
けインラッシュ検出回路12の信号によって閉路するF
ETスイッチである。
以上の様に構成されたモー形距離継電器においてインラ
ッシュ検出回路12の出力によ抄、前記可変増幅回路2
0の増幅率は、 となり、入力電圧VKよる電圧に、VはnK、Vとなる
。換言すればに、V一定と考えると電流IKよる−とな
る。
ッシュ検出回路12の出力によ抄、前記可変増幅回路2
0の増幅率は、 となり、入力電圧VKよる電圧に、VはnK、Vとなる
。換言すればに、V一定と考えると電流IKよる−とな
る。
以上により上記本発明一実施例と同一の作用効果が得ら
れることは言うまでもない。
れることは言うまでもない。
そして後方オフセットモー形距離継電器、前方オフセッ
トモー形距離継電器、全波整流形リアクタンス継電器(
特公昭39−3261の原理の本の)、速断読影すアク
タンス継電器轡の、一般に′M圧と電流を用いる継電器
等においても前記モー形距離継電器と同様の発明の適用
が可能な事は言うオでもかい。
トモー形距離継電器、全波整流形リアクタンス継電器(
特公昭39−3261の原理の本の)、速断読影すアク
タンス継電器轡の、一般に′M圧と電流を用いる継電器
等においても前記モー形距離継電器と同様の発明の適用
が可能な事は言うオでもかい。
以上説明した如く、本発明によねげ電圧、電流を各入力
と干る距離継電器の電流入力形態をインラッシュ検出回
路をもうけて弁別し、それが励磁突入W *、の場合に
距111IwI電器の例護範凹を減少する如く構成した
ので、変圧器の励磁突入urnと事故電流を確実に判別
【、て電力系統を保膜することのできる信頼性の高い距
離継電器を提供できる。
と干る距離継電器の電流入力形態をインラッシュ検出回
路をもうけて弁別し、それが励磁突入W *、の場合に
距111IwI電器の例護範凹を減少する如く構成した
ので、変圧器の励磁突入urnと事故電流を確実に判別
【、て電力系統を保膜することのできる信頼性の高い距
離継電器を提供できる。
t$1図は距離後備保11に用いられる距離継電器の特
性を示す図、lI2図は第1図の距離継電器を適用した
系統を示す図、第3図Fi蜜圧器の励磁突入電流を示す
波形図、第4図は一般的な距離継電器の動作判定部を示
す構成図、第5図は本発明のモー形距離継電器の一実施
例を示すブロック図、第6図は第5図における可変増幅
器を示す図、第7図は第5図におけるインラッシュ検出
回路を示す図、第8図は第7図における低域通過フィル
タを示す図、第9図は第7図における萬域通過フイを示
す図、第11図鉛〜(ロ)及び館12図−〜婢は第7図
における作用を示す図、第13図は館51図における継
電器の特性を示す図、第14図は他の実施例におけるモ
ー形距離継電器を示す図0第15図は他の実施例第14
図に示すモー形距離継電器の可変増幅回路である。 5・・可変増幅回路 13−低域通過フィルタ14
・・高域通過フィルタ 15−・整流回路16・・・低
域通過フィルタ (7317)代理人弁理士 則 近 憲 佑(ほか1名
)帛7図 馬8図 帛9図 帛10図
性を示す図、lI2図は第1図の距離継電器を適用した
系統を示す図、第3図Fi蜜圧器の励磁突入電流を示す
波形図、第4図は一般的な距離継電器の動作判定部を示
す構成図、第5図は本発明のモー形距離継電器の一実施
例を示すブロック図、第6図は第5図における可変増幅
器を示す図、第7図は第5図におけるインラッシュ検出
回路を示す図、第8図は第7図における低域通過フィル
タを示す図、第9図は第7図における萬域通過フイを示
す図、第11図鉛〜(ロ)及び館12図−〜婢は第7図
における作用を示す図、第13図は館51図における継
電器の特性を示す図、第14図は他の実施例におけるモ
ー形距離継電器を示す図0第15図は他の実施例第14
図に示すモー形距離継電器の可変増幅回路である。 5・・可変増幅回路 13−低域通過フィルタ14
・・高域通過フィルタ 15−・整流回路16・・・低
域通過フィルタ (7317)代理人弁理士 則 近 憲 佑(ほか1名
)帛7図 馬8図 帛9図 帛10図
Claims (3)
- (1)系統からの電圧及び電流を入力し、事故点までの
距離に応−じて動作する距離継電器において、電流入力
端側に高調波検出回路と直流分検出回路とを夫々そなえ
、上記高調波検出回路によって層よう制御することを特
徴とする距離継電器。 - (2)特定の高調波を検出するととKより久方電圧の大
きさを制御することを特徴とする特許請求の範囲第1項
記載、の距離継電器。 - (3)特定の高調波を検出することにより久方電圧及び
入力電流の大きさを同時に制御−す為ことを特徴とする
特許請求の範囲第1項記載の距離継電器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9819481A JPS583527A (ja) | 1981-06-26 | 1981-06-26 | 距離継電器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9819481A JPS583527A (ja) | 1981-06-26 | 1981-06-26 | 距離継電器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS583527A true JPS583527A (ja) | 1983-01-10 |
Family
ID=14213189
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9819481A Pending JPS583527A (ja) | 1981-06-26 | 1981-06-26 | 距離継電器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS583527A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4829638A (en) * | 1986-12-19 | 1989-05-16 | Yoshida Kogyo K. K. | Automatically locking slider |
-
1981
- 1981-06-26 JP JP9819481A patent/JPS583527A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4829638A (en) * | 1986-12-19 | 1989-05-16 | Yoshida Kogyo K. K. | Automatically locking slider |
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