JPS5834547B2 - 複層無電解鋳造方法 - Google Patents
複層無電解鋳造方法Info
- Publication number
- JPS5834547B2 JPS5834547B2 JP2233278A JP2233278A JPS5834547B2 JP S5834547 B2 JPS5834547 B2 JP S5834547B2 JP 2233278 A JP2233278 A JP 2233278A JP 2233278 A JP2233278 A JP 2233278A JP S5834547 B2 JPS5834547 B2 JP S5834547B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electroless
- plating
- layer
- casting method
- electroless nickel
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- Chemically Coating (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は複層無電解による鋳造方法をこ係り、さら(
こ詳しくは、所要の厚さの無電解ニッケルめっきと無電
解銅めっきとを交互(こ層状に重ね合わせ硬質な無電解
ニッケル皮膜と柔軟な無電解銅皮膜の性質を兼ね備える
ことを特徴とする鋳造方法である。
こ詳しくは、所要の厚さの無電解ニッケルめっきと無電
解銅めっきとを交互(こ層状に重ね合わせ硬質な無電解
ニッケル皮膜と柔軟な無電解銅皮膜の性質を兼ね備える
ことを特徴とする鋳造方法である。
従来において、金属又はプラスチックの心金に銅、ニッ
ケル等の電気めっきを行なう方法では、上記心金を溶解
又は脱着する鋳造方法、即ち電鋳方法が中心であった。
ケル等の電気めっきを行なう方法では、上記心金を溶解
又は脱着する鋳造方法、即ち電鋳方法が中心であった。
しかしながら、この方法では複雑な形状への適用がむず
かしく、エツジ部のめつき厚は品物の中心部のめつき厚
と比較して厚く付着する。
かしく、エツジ部のめつき厚は品物の中心部のめつき厚
と比較して厚く付着する。
又無電解めっき単層による方法は水素脆性の影響で厚く
めっきすると脆化しやすくなったり、所要のめつき厚さ
を付着するのに長時間装する。
めっきすると脆化しやすくなったり、所要のめつき厚さ
を付着するのに長時間装する。
この発明は、このような従来の鋳造方法における問題点
の改善を図るもので、金属又はプラスチックの心金に無
電解ニッケルめっきと無電解銅めっきとを交互に層状に
重ね合わせて、上記心金を溶解又は脱着することによっ
て、硬質の無電解ニッケル皮膜と柔軟な無電解銅めっき
の性質を兼ね備えた鋳造物を得ることを特徴とする複層
無電解めっきによる鋳造方法を提案するものである。
の改善を図るもので、金属又はプラスチックの心金に無
電解ニッケルめっきと無電解銅めっきとを交互に層状に
重ね合わせて、上記心金を溶解又は脱着することによっ
て、硬質の無電解ニッケル皮膜と柔軟な無電解銅めっき
の性質を兼ね備えた鋳造物を得ることを特徴とする複層
無電解めっきによる鋳造方法を提案するものである。
以下図(こよってこの発明による方法を説明する。
第1図はこの発明]こよる製造工程である。
心金には金属又はプラスチック等を用い、脱脂、酸洗い
後、めっき膜が均一に密着よくけ着するよう(こ所定の
下地処理を行って、直接無電解ニッケルめっき溶液中(
こ所定の時間浸漬し、その後高速度用の無電解銅めっき
溶液中(こ所定の時間浸漬する。
後、めっき膜が均一に密着よくけ着するよう(こ所定の
下地処理を行って、直接無電解ニッケルめっき溶液中(
こ所定の時間浸漬し、その後高速度用の無電解銅めっき
溶液中(こ所定の時間浸漬する。
上記の後、再び無電解ニッケルめっき溶液中(こ所定の
時間浸漬し、その後高速度用の無電解銅めっき溶液中(
こ所定の時間浸漬するという工程を繰り返した後、心金
を溶解又は脱着すれば無電解ニッケル層と無電解銅層と
の複層鋳造品が出来る。
時間浸漬し、その後高速度用の無電解銅めっき溶液中(
こ所定の時間浸漬するという工程を繰り返した後、心金
を溶解又は脱着すれば無電解ニッケル層と無電解銅層と
の複層鋳造品が出来る。
第2図はこの発明によって製造された鋳造品の断面を示
すもので、1は心金、2の無電解ニッケルめっき層と3
の無電解銅めっき層とが交互(こ形成された複層鋳造品
である。
すもので、1は心金、2の無電解ニッケルめっき層と3
の無電解銅めっき層とが交互(こ形成された複層鋳造品
である。
この発明は以上のよう(こなっているから、均一な無電
解ニッケルめっき層と無電解鋼めっき層の複層鋳造品が
出来、従来のよう(こ、品物の中心部のめつき厚を考慮
してめっきを行う必要がなく、複雑な形状(こも直接適
用出来る。
解ニッケルめっき層と無電解鋼めっき層の複層鋳造品が
出来、従来のよう(こ、品物の中心部のめつき厚を考慮
してめっきを行う必要がなく、複雑な形状(こも直接適
用出来る。
又、硬質な無電解ニッケルめっき皮膜と柔軟な無電解銅
めっき皮膜の性質を兼ね備えているため、析出した皮膜
は脆化いこくい特徴がある。
めっき皮膜の性質を兼ね備えているため、析出した皮膜
は脆化いこくい特徴がある。
次にこの発明の造形方法をより詳しく説明するため(こ
実施例を示す。
実施例を示す。
心金としてはパイプ状のアルミニウム6061−T6を
用い、トリクロール・エチレンの蒸気、温度87〜90
°Cで60〜90秒脱脂を行い、水酸化ナトリウム溶液
(10〜20%wt%)、温度40〜60°CIO〜2
0秒アルカリ洗浄行った後、流水中で20〜30秒洗浄
を行って、以下に示す常法に従って無電解ニッケルめっ
きを交互に行った。
用い、トリクロール・エチレンの蒸気、温度87〜90
°Cで60〜90秒脱脂を行い、水酸化ナトリウム溶液
(10〜20%wt%)、温度40〜60°CIO〜2
0秒アルカリ洗浄行った後、流水中で20〜30秒洗浄
を行って、以下に示す常法に従って無電解ニッケルめっ
きを交互に行った。
以上の処理を行ったものを、水酸化すl−’Jウム溶液
(10〜20%wt%)に温裳80°Cで4時間以上浸
漬して、アルミニウム合金6061−T6だけを完全(
こ溶解すると、脆性破壊も起こらず外観の良好な複層無
電解鋳造品が出来た。
(10〜20%wt%)に温裳80°Cで4時間以上浸
漬して、アルミニウム合金6061−T6だけを完全(
こ溶解すると、脆性破壊も起こらず外観の良好な複層無
電解鋳造品が出来た。
このよう]こして、複雑な形状の鋳造品でもこの方法を
用いれば安易(こ出来、曲がりの部分および接合部分も
均一な層が得られるので、高い信頼性を保証するもので
ある。
用いれば安易(こ出来、曲がりの部分および接合部分も
均一な層が得られるので、高い信頼性を保証するもので
ある。
第1図は、この発明の特徴であろ複層無電解めっき工程
を示す図、第2図はこの発明の方法(こよって得られる
鋳造品の断面図を示すもので、図中、1は心金、2は無
電解ニッケルめっき層、3は無電解銅めっき層を示す。
を示す図、第2図はこの発明の方法(こよって得られる
鋳造品の断面図を示すもので、図中、1は心金、2は無
電解ニッケルめっき層、3は無電解銅めっき層を示す。
Claims (1)
- 1 金属又はプラスチックの心金に所要の厚さの硬質な
無電解ニッケルめっきと柔軟な無電解銅めっきとを交互
に行い、上記心金を溶解又は脱着させることにより、前
記硬質な無電解ニッケルめっき皮膜と、柔軟な無電解銅
めっき皮膜の性質を兼ね備え鋳造品を得ることを特徴と
する複層無電解鋳造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2233278A JPS5834547B2 (ja) | 1978-02-28 | 1978-02-28 | 複層無電解鋳造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2233278A JPS5834547B2 (ja) | 1978-02-28 | 1978-02-28 | 複層無電解鋳造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54115642A JPS54115642A (en) | 1979-09-08 |
JPS5834547B2 true JPS5834547B2 (ja) | 1983-07-27 |
Family
ID=12079746
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2233278A Expired JPS5834547B2 (ja) | 1978-02-28 | 1978-02-28 | 複層無電解鋳造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5834547B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5842764A (ja) * | 1981-09-07 | 1983-03-12 | Nec Home Electronics Ltd | メツキ方法 |
-
1978
- 1978-02-28 JP JP2233278A patent/JPS5834547B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54115642A (en) | 1979-09-08 |
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