JPS5832609B2 - スイヘイシンクウベルトロカキ - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は水平真空ベルトｖｓ過機に関し、特に、エンド
レスベルトが並んで配列された長さ方向に向いた複式エ
ンドレスベルト区分からなるエンドレスベルｌ−濾過機
に関する。

一般に、エンドレスベルｌ−濾過機は、１９６５年６月
２２日特許された米国特許第３１９０４５１号に記載さ
れている機械の如くこの分野では良く知られている。

基本的には、これらの機械は、単一のエンドレスベルト
を機械のフレームに支承されたドラムに設けたものから
なる。

エンドレス流過媒体はエンドレスベルトの上側で支持さ
れ、ベルトの底にある選ばれた開口に供給される吸引が
流過媒体の上に堆積させたスラリー状材料から水を回収
するように働らく。

従来、上述した型式のほとんどのベルトｒｓ過機は単−
性即ち一体特性の１つのエンドレスベルト又は、２つ又
はそれ以上の片を互に接着し、さもなければ固着して１
つの単一部材に作ったものを包含していた。

かかる構造は扱いにくく且つ組立しにくいばかりでなく
、長期間ベルトの適正な緊張と運行が不可能でないにし
ても達成しにくい。

複数本の排水ベルトを、該ベルトの隣接した縁間に、済
過液の排水が行なわれる速流ギャップを残すように間隔
をへだてた回転ドラムのまわりに掛は渡したベルトｖｓ
過機が提案されている。

このようなｐ過機は１９６９年２月１１日特許された米
国特許第３４２６９０８号に示されている。

これらの済過機のベルトは単一体を形成するように互に
協働せず、その代りに排水特性をもたらすように間隔か
へだてられる。

従って、本発明の目的は、互に係合し、並んで配列され
た長さ方向に向いた複式エンドレスベルト区分からなる
エンドレスベルト構造を包含することによって既存の濾
過機の欠点を回避する新規且つ効果的なベルト濾過機を
提供するにある。

本発明の他の目的は、長さ方向に向いた複式エンドレス
ベルト区分を有し、これらベルト区分を、ベルト区分の
隣接した縁部間に気密の重なり接合部をもって並んで配
列させたペルトル過機を提供するにある。

本発明の更に他の目的は、複式ドラムを有し、各ベルト
区分の緊張および運行を個々に制御するため、複式エン
ドレスベルト区分を複式ドラムに設けて成るペルトル過
機を提供するにある。

本発明によれば、水平真空ベルト濾過機はフレームとこ
のフレームに支承された間隔のへだたったドラムと、ド
ラムに設けられた長さ方向に向いたエンドレスベルト構
造物とからなる。

エンドレスベルト構造物は上部水平移動路を有し、且つ
長さ方向に向いた複式エンドレスベルト区分からなり、
該ベルト区分は、ベルト区分の隣接した縁部間に重なり
接合部をもって並んで配列される。

ドラムは、数が複式エンドレス区分と等しい複式ドラム
からなる第１の装置を包含し、複式ドラムの各々はベル
ト区分の各々の１つと関連する。

ドラムは更に、複式ベルト区分用の単一ドラムからなる
第２の装置を包含する。

エンドレス濾過媒体は、ベルトの上部水平移動路の領域
でエンドレスベルト構造物をおおい、ベルトの上部水平
移動路の領域にある吸引装置がエンドレスベルト構造物
および濾過媒体と協働して、濾過媒体上に堆積したスラ
リー状材料から液を回収する。

好ましくは、エンドレスベルト構造物は長さ方向に向い
た３本のエンドレスベル］・区分からなり、ベルト区分
の１つはそのベース部分にアンダーカット側縁部を包含
し、一方隣接したベルト区分はそのベース部分に切除側
縁部を包含する。

その結果、ベルト区分の１つのアンダーカット側縁部が
隣接したベルト区分の切除側縁部と合って重なり接合部
を作る。

好ましくは、第１のドラム装置はフレームの一端にあっ
て、濾過機の供給端をなし、第２のドラム装置は濾過機
の反対側の端にあって濾過機の放出端をなしている。

又第２のドラム装置の単一のドラムが駆動されるのが良
い。

本発明の好ましい態様では、第１のドラム装置は３つの
個々のドラムを包含し、そのうちの２つは同一軸線に沿
ってフレームに支承され、残りのドラムはこの軸線から
間隔をへだてた異なる軸線に沿うてフレームに支承され
る。

第１のドラム装置の３つのドラムのうちの中間ドラムは
、第１のドラム装置の２つの側ドラムがフレームに支承
される軸線と異なる軸線に沿うでフレームに支承される
。

本発明の新規な特長および利点は上述の特長および利点
に加えて、添附図面と関連して以下の詳細な記載を読む
ことによって当業者において明らかになろう。

図面において同じ参照番号は同一の部品を指示している
。

図面を参照すると、本発明によれば水平真空ベルｌ−濾
過機１０が示しである。

一般に、この種の濾過機は、エンドレス濾過媒体および
エンドレス排水ベルト構造物と濾過および排水ベルト構
造物を支持し且つ駆動するための装置とを包含する。

吸引箱は、濾過媒体の上に堆積されるスラリー状材料か
ら液を回収する目的で沖過媒体の領域に真空を及ぼす。

特に、水平な真空ベルト濾過機１０は、管状の金属又は
これに類似の材料から作ったフレーム１２を有し、間隔
をへだてたドラム装置１４．１６は以下で一層完全に説
明されるようにフレームに支承されている。

長さ方向に向けられたエンドレスベルト構造物１８はド
ラム装置１４．１６に設けられ、その結果、ベルト構造
物はこれらドラム装置１４．１６のまわりに掛は渡され
る。

エンドレスベルト構造物は上部水平移動路を有し、ここ
で濾過作用が達成される。

その上、エンドレスベルト構造物１８は長さ方向に向け
られた多数のエンドレスベルト区分２０，２２．２４を
有し、これらベルト区分は、ベルトの上部水平移動路に
沿うベルト区分の隣接した縁部間に重なり接合部２６を
もって並んで配列されている。

エンドレス濾過媒体２８はベルトの上部水平移動路の領
域において、エンドレスベルト構造物１８をおおってい
る。

図面に示すように、ベルトの移動路のその領域において
吸引箱３０は、濾過媒体の上に堆積されるスラリー状材
料から液を回収するために、エンドレスベルト構造物１
８および濾過媒体２８と協働する。

エンドレス濾過媒体２８は金属金網、布、プラスチック
組成物等からなるのが良い。

又多ベルト区分２０，２２．２４の形をしたエンドレス
ベルト構造物１８はゴム、プラスチック組成物、ゴムと
織物等のような任意適当な可撓性材料から構成されるの
が良い。

間隔をへだでたドラム装置１４．１６は、濾過機１０の
供給端をなすフレーム１２の端に第１の装置１４を包含
する。

第２のドラム装置１６はフレーム１２の反対側の端に置
かれ、そしてこれは濾過機１０の放出端を構成する。

第１のドラム装置１４は、数がエンドレスベルト構造物
１８の複式エンドレスベルト区分２０，２２．２４に等
しい複式の個々のドラム３２，３４．３６からなる。

複式ドラム３２，３４．３６の各々はエンドレスベルト
構造物１８を構成する個々のベルト区分の各々の１つと
関係する。

濾過機１０の放出端における第２のドラム装置１６は単
一のドラム３８からなる。

第４図に最も良く示しであるように、エンドレスベルト
区分２０，２２．２４の各々はベース部分４０を包含す
る。

中間のベルト区分２２は、その両側縁の各々に沿うて切
除部分４２を有し、これら切除部分４２は区分２２のベ
ース部分４０に位置する。

中間ベルト区分２２の両側のベルト区分２０．２４は各
々中間ベルト区分２２に隣接した側縁に沿うてアンダー
カット部分４４を包含する。

側ベルト区分２０．２４のアンダーカットはこれら区分
のベース部分４０に位置し、切除部分４２とアンダーカ
ット部分４４との協働作用がベルトの上部水平移動路に
沿うて生じて個々のベルト区分の隣接した縁部分間に重
なり接合部２６を作る。

中間ベルト区分２２には間隔をへだてた一連の排水口４
６が設けである。

これらの排水口は吸弓箱３０の開口４８と協働して、以
下に一層完全に説明するように、濾過媒体２８上に堆積
した材料に真空を及ぼす。

ベルト区分の上半部は、ベルト区分のベース部分４０と
一体的に関連させた横方向に延びる多数の個々のリブ５
０を備えている。

リブ５０は間隔をへだでているがしかし互に平行であり
、ベルトの上部水平移動路に沿うてエンドレス濾過媒体
２８を支持するのに役立つ。

又、リブは、濾過操作中、中間ベルト区分２２の排水口
４６と連通ずる濾過液受は溝５２を構成する。

濾過機１０の放出端にある単一のドラム３８は、軸受ブ
ロック５６によってフレーム１２に支承されている軸５
４に固定される。

単一のドラム４８はエンドレスベルト構造物１８の駆動
をなす。

これに関連して、適当なモータ５８を軸５４に駆動連結
するための伝達装置６０が設けである。

３つの複式ドラム３２，３４．３６が位置している機械
１０の供給端において、中間ドラム３４は軸６２および
軸受ブロック６４によってフレーム１２に支承される。

各ブロック６４はガイドスロット６６および調節ねじ組
立体６８によってフレームに調節自在に装着され、かく
してブロックをスロット６６に沿うてフレーム上の種々
の位置に位置決めさせることができる。

かかる構造では、中間ベルト区分２２は、適正なベルト
テンションを与えるような位置でフレーム１２にブロッ
ク６４を固定することによって適正な量で容易に緊張さ
れる。

向い合せに位置させた２つの軸７０が個々の側ドラム３
２．３６を濾過機１０のフレーム１２に取付けるために
設けられる。

軸受ブロック７２は各軸７０をフレームに取付け、これ
らブロックのフレームに対する位置は軸６２と関連させ
たブロック６４と同じ方法で調節することができる。

かかる構成では、ベルト区分２０．２４を、ベルト区分
２２の適正な緊張と関連して上に記載したのと同じ方法
で適正に緊張させることができる。

濾過機１０の放出端にある単一のドラム３８用の軸５４
の各端には自由回転プーリ７４が取付けである。

濾過機１０の供給端の軸７０は又その各端に自由回転プ
ーリ７４を支える。

第３図および第４図に最も良く示したように、２本の■
−ベルト７６がプーリのまわりに掛けられ、エンドレス
濾過媒体２８の側は■−ベルトと一緒に移動するように
■−ベルトに取付けられる。

この構成は、濾過媒体およびベルト構造物１８の移動中
、濾過媒体２８の適正な走行をもたらす。

濾過媒体２８の上に堆積したスラリー状材料の重量が濾
過媒体２８とこれを支持するベルト構造物１８のリブ５
０との間に十分な摩擦接触を与える。

その結果、モータ５８が賦勢され、スラリー状材料が濾
過媒体の上に堆積されるとき、濾過媒体２８とベルト１
８は単一体として共に移動する。

操作において、スラリー状材料は濾過機１０の供給端で
エンドレス濾過媒体２８の上に堆積される。

スラリー状材料中の液即ち濾過液は濾過媒体を通してエ
ンドレスベルト構造物１８上へ通過し、リブ５０間の濾
過液受は溝５２の中に入る。

僅かに間隔をへだてていて互に平行であるリブ５０は溝
５２上にｐ過媒体２８を支持するのに役立つ。

開口４８が中間ベルト区分２２の排水口４６と連通ずる
と、リブの間の溝５２に吸引箱３０を経て吸引作用が連
続的に加えられる。

ベルト区分２０２２．２４および濾過媒体２８が濾過機
１０の放出端に向って走行すると、濾過媒体の上に堆積
した材料から段々液が回収される。

ついには濾過媒体上の実質的に乾いた濾過ケーキが濾過
機の放出端に達し、ここで、周知のように自重、圧力空
気の吹付は等によって濾過ケーキが除去される。

エンドレス濾過媒体２８およびベルト区分２０゜２２．
２４は濾過機１０の下側に戻る。

濾過媒体２８は周知のように戻りに沿うて洗滌されるの
が良い。

隣接したベルト区分の縁部間の重なり接合部２６はベル
トの上部水平移動路に沿うて生じ、これらの重なり連結
部の線での液の漏れを効果的に阻止する。

又、上部移動路に沿う重なり接合部２６は吸引箱３０か
ら吸引を受け、この吸引は、隣接したベルト区分を接合
部において互に密着させるので、ベルト区分は単一体と
して一緒に移動する。

ベルトの上部移動路に沿う隣接したベルト区分間の相対
的な移動はこれによって阻止される。

特定なドラム装置１４．１６はエンドレスベルト構造物
１８を構成する３本のベルト区分の個々の緊張を可能に
する。

かかる構造は濾過機のドラムに対するベルト構造物１８
の扱いおよび組立てを容易にし、長期間ベルト区分の適
正な緊張と運行をもたらす。

各ベルト区分を適正に緊張且つ運行させることによって
、ベルト区分間のすべりが防止され、全体のベルト構造
物はベルトの上部水平移動路に沿うて単一体として移動
する。

これに加えて、各ベルト区分はその下側に下方に延びた
連続タブ１８を有する。

タブはドラム装置１４．１６の環状溝８０に嵌り、これ
によりベルトのドラム装置に対する適正な運行を保証す
る。

流体密シール即ち重なり接合部２６は又タブγ８と溝８
０との間の構造的な関係によって維持される。

その上、エンドレスベルト構造は、図面に示し且つ上で
記載した３本のベルト区分の代りに２本、４本又は他の
組合せのベルト区分からなっても良いことも理解される
。

本発明は下記の如き態様によって実施することができる
。

１、 エンドレスベルト装置が長さ方向に向った３本の
エンドレスベルト区分からなる特許請求の範囲１による
水平真空ペルトル過機。

２、エンドレスベルト装置がベース部分を包含し、ベル
ト装置のエンドレスベルト区分の１つがそのベース部分
にアンダーカット側縁部を包含し、一方隣接したベルト
区分がそのベース部分に切除側縁部を包含し、ベルト区
分の１つのアンダーカット側縁部が隣接したベルト区分
の切除側縁部と合って重なり接合部を特徴する特許請求
の範囲１による水平真空ペルトル過機。

３、エンドレスベルト装置が長さ方向に向いた３本のエ
ンドレスベルト区分からなる、前記第２項による水平真
空ペルトル過機。

４、フレームに支承された間隔のへだたったドラム装置
は濾過機の供給端をなす第１のドラム装置と、ｐ過機の
放出端をなす第２のドラム装置とを包含し、第１のドラ
ム装置は、数が複式エンドレスベルト区分と等しい複式
ドラムからなり、複式ドラムの各々はベルト区分の別々
の１つと関連し、第２のドラム装置は単一のドラムから
なる、特許請求の範囲による水平真空ベルト濾過機。

５、第２のドラム装置の単一のドラムが駆動される、前
記第４項による水平真空ベルト濾過機。

６、エンドレスベルト装置は長さ方向に向いた３本のエ
ンドレスベルト区分からなり、第１のドラム装置は各ベ
ルト区分に対して１個づつある３つの個々のドラムから
なる、前記第４項による水平真空ベルト濾過機。

７、第１のドラム装置の３つの個々のドラムのうちの２
つは実質的に同じ軸線に沿うてフレームに支承され、残
りのドラムは前記他のドラムの軸線から間隔をへだてた
異なる軸線に沿うてフレームに支承されている、前記第
６項による水平真空ベルト濾過機。

８、第１のドラム装置の３つのドラムのうちの中間のド
ラムは、第１のドラム装置の２つの側ドラムがフレーム
に支承される軸線と異なる軸線に沿うてフレームに支承
される、前記第７項による水平真空ベルトｖｉ過機。

９、複式ドラムの位置がフレームに対して調節できるよ
うに第１のドラム装置とフレームとの間に調節可能な連
結装置を包含する、前記第４項による水平真空ベルトＰ
濾過機。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による水平真空ベルト濾過機を示す斜視
図、第２図は中央部を切除して示す第１の流過機の側面
図、第３図は中央部を切除して示す第１図の流過機の平
面図、第４図は第２図の４４線における拡大断面図であ
る。 １２・・・・・・フレーム、１４．ｆ６・・・・・・ド
ラム装置、１８・・・・・・エンドレスベルｌ−装置、
２０，２２，２４・・・・・・複式エンドレスベルト区
分、２６・・・・・・重なり接合部、２８・・・・・・
エンドレス流過媒体、３０・・・・・・吸引箱、３２，
３４，３６・・・・・・複式ドラム、３８・・・・・・
単一ドラム。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ フレームと、このフレームに支承された間隔のへだ
   ったドラム装置と、ドラム装置に設けられ、上部水平移
   動路を有する長さ方向に向いたエンドレスベルト装置と
   、ベルトの上部水平移動路の領域でエンドレスベルト装
   置をおおうエンドレス流過媒体と、ベルトの上部水平移
   動路の領域にある吸引装置とからなり、前記エンドレス
   ベルト装置は、並んで配置されかつ済過液受は溝を有す
   る長さ方向に向いた複式エンドレスベルト区分からなり
   、前記吸引装置は、流過媒体の上に堆積したスラリー状
   材料から液を回収するため、エンドレスベルト区分の済
   過液受は溝および流過媒体と協働する水平真空ベルｌＪ
   ５過機において、前記エンドレスベルト区分は、該ベル
   ト区分の隣接した縁部間に重なり接合部を有し、前記ベ
   ルト区分の１つは、前記済過液受は溝を前記吸引装置と
   連通させるための長さ方向に間隔をへだてた一連の排水
   口を備え、更に前記ベルト区分を別々に緊張させるため
   の装置が設けであることを特徴とする水平真空ベルト済
   過機。