JPS5832155A - イオン選択透過膜およびイオンセンサー - Google Patents
イオン選択透過膜およびイオンセンサーInfo
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- JPS5832155A JPS5832155A JP56129750A JP12975081A JPS5832155A JP S5832155 A JPS5832155 A JP S5832155A JP 56129750 A JP56129750 A JP 56129750A JP 12975081 A JP12975081 A JP 12975081A JP S5832155 A JPS5832155 A JP S5832155A
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- G01N27/26—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating electrochemical variables; by using electrolysis or electrophoresis
- G01N27/28—Electrolytic cell components
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
10発明の背景
技術分野 、、 ゛
この発明はイオンセンサーに係り、特に、重合体膜を導
電体表面に直接被着したイオンセンサーであって溶液中
のイオン濃度を電極電位または一流応答で測定するもの
に関する。
電体表面に直接被着したイオンセンサーであって溶液中
のイオン濃度を電極電位または一流応答で測定するもの
に関する。
先行技術および問題点
従来、溶液中のイオン例えば水素イオンの濃度を測定す
る電極として水素電極やキンヒドロン電極が知られてい
るが、今日、適用範囲の広さ、精確さという点でガラス
電極が広く用いられるようになってきている。このプラ
ス電極による一測定の原理は一方を基準液とする水素イ
オン濃度の異なる二つの溶液を薄いガラス膜で分離し、
このガラス膜の両側に生じた電位差を測定することから
なる。
る電極として水素電極やキンヒドロン電極が知られてい
るが、今日、適用範囲の広さ、精確さという点でガラス
電極が広く用いられるようになってきている。このプラ
ス電極による一測定の原理は一方を基準液とする水素イ
オン濃度の異なる二つの溶液を薄いガラス膜で分離し、
このガラス膜の両側に生じた電位差を測定することから
なる。
すなわち、がラス電極では基準液室を設ける必要があり
、したがって微小化が困難である。
、したがって微小化が困難である。
また、粘着性物質を含む溶液中ではガラス膜上に粘着性
物質が付着し、−の測定が困難であつ九り、電極電位応
答の再現性が悪くなったりする。また、がラス電極のガ
ラス膜の抵抗は10〜100MΩと大きく、−の測定に
は普通の電位差計を単独で用いることができず、高入力
インピーダンスの増幅器が必要となる。
物質が付着し、−の測定が困難であつ九り、電極電位応
答の再現性が悪くなったりする。また、がラス電極のガ
ラス膜の抵抗は10〜100MΩと大きく、−の測定に
は普通の電位差計を単独で用いることができず、高入力
インピーダンスの増幅器が必要となる。
■1発明の目的
したがって、この発明の目的は溶液中のイオン濃度を測
定するイオンセンサーであって基準液室を設ける必要が
なく、従って微小化を計ることのできるイオンセンサー
を提供することにある。
定するイオンセンサーであって基準液室を設ける必要が
なく、従って微小化を計ることのできるイオンセンサー
を提供することにある。
この目的を達成するために、この発明では、従来のガラ
ス電極の考え方とは全く異なり、導電体表面を重合体で
化学修飾するという従来はとんどおこなわれていなかっ
た技術を利用している。この化学修飾の技術によって導
電体は溶存イオン種に対し選択的な透過性を持ち、また
表面の腐食や溶解が防止され、溶液中のイオン濃度に対
して電極電位または電流変化で応答するという全く新し
い機能を発揮する7この発明は重合体で化学修飾した導
電体の機能のうちイオン濃度に対する応答性を利用した
ものである。
ス電極の考え方とは全く異なり、導電体表面を重合体で
化学修飾するという従来はとんどおこなわれていなかっ
た技術を利用している。この化学修飾の技術によって導
電体は溶存イオン種に対し選択的な透過性を持ち、また
表面の腐食や溶解が防止され、溶液中のイオン濃度に対
して電極電位または電流変化で応答するという全く新し
い機能を発揮する7この発明は重合体で化学修飾した導
電体の機能のうちイオン濃度に対する応答性を利用した
ものである。
すなわち、この発明のイオンセンサーは、導電体の表面
に窒素含有芳香族化合物またはヒドロキシ芳香族化合物
から誘導された重合体膜を直接的に被着してなるもので
ある。
に窒素含有芳香族化合物またはヒドロキシ芳香族化合物
から誘導された重合体膜を直接的に被着してなるもので
ある。
前記重合体膜は低インピーダンス化され、また電解酸化
重合によって得るのが好ましい。
重合によって得るのが好ましい。
窒素含有芳香族化合物は式
%式%)
()
(ここで、Arは芳香核、Rは置換基、mは0または1
以上の整数およびnは1以上の整数であって111+n
はArの有効原子価数を越えない。ただし、Arが含窒
素複素環の場合n #−1:0であってもよい)で示す
ととができる。その具体例を挙ケルト、1.2−ジアミ
ノベンゼン、アニリン、2−アミノベンゾトリフルオリ
ド、2−アミノピリジン、2,3−ジアミノピリジン、
4,4′−ジアミノジフェニルエーテル、4.4′−メ
チレンジアニリン、チラミン、N−(’o−ヒドロキシ
ペンシル)アニリンおよびピロールよシなる群の中から
選ばれた少なくとも1種である。また、あらかじめ重合
して得たものであって、溶媒に溶解し、導電体表面に塗
布乾燥した重合体膜としてはポリ芳香族アミドまた拡y
jeり芳香族イミドがある。これら窒素含有芳香族化合
物から誘導された重合膜を有するイオンセンサーは声セ
ンサーとして用゛いて好適である。
以上の整数およびnは1以上の整数であって111+n
はArの有効原子価数を越えない。ただし、Arが含窒
素複素環の場合n #−1:0であってもよい)で示す
ととができる。その具体例を挙ケルト、1.2−ジアミ
ノベンゼン、アニリン、2−アミノベンゾトリフルオリ
ド、2−アミノピリジン、2,3−ジアミノピリジン、
4,4′−ジアミノジフェニルエーテル、4.4′−メ
チレンジアニリン、チラミン、N−(’o−ヒドロキシ
ペンシル)アニリンおよびピロールよシなる群の中から
選ばれた少なくとも1種である。また、あらかじめ重合
して得たものであって、溶媒に溶解し、導電体表面に塗
布乾燥した重合体膜としてはポリ芳香族アミドまた拡y
jeり芳香族イミドがある。これら窒素含有芳香族化合
物から誘導された重合膜を有するイオンセンサーは声セ
ンサーとして用゛いて好適である。
ヒドロキシ芳香族化合物は式
%式%(6)
(ここで、Arは芳香核、各RFi置換基、およびtは
0ないしArの有効原子価数)で示すことがテキる。そ
の具体例はフェノール、ジメチルフェノール、とド覧キ
シピリジン、0−およびm−ベンジルアルコールNo−
lm−およびp−ヒドロ中ジベンズアルデヒド、0−お
よびm−ヒドロキシアセトフェノン、o−lm−および
p−ヒドロキシプロピオフェノ7% 0−1n−および
p−ベンゾフェノール、0−1m−およびp−ヒドロキ
シベンゾフェノン、0−lm−およびp−カルゲキシフ
ェノール、ジフェニルフェノール、2−メチル−8−ヒ
ドロキノリン、5・ヒトnキシ−1,4−す7トキノン
、4−(p−ヒドロキシフェニル)−2−ブタノン、1
.5−2ヒドロキシ−1,2,3,4−テトラヒドロナ
フタレン、ビスフェノールAtたけこれらの混合物等で
ある。又、あらかじめ重合し九重合体の膜としてみた場
合は、重合体膜が溶媒に溶解し表面に塗布乾燥したポリ
フェリレンオキシド、ポリカー?ネートであり、具体的
にはポリフェニレンオキシド誘導体、ポリジフェニル
フェニレンオキシド、ポリジメチルフェニレンオキシド
、Iリカー1.ケネート誘導体等が挙げられる。
0ないしArの有効原子価数)で示すことがテキる。そ
の具体例はフェノール、ジメチルフェノール、とド覧キ
シピリジン、0−およびm−ベンジルアルコールNo−
lm−およびp−ヒドロ中ジベンズアルデヒド、0−お
よびm−ヒドロキシアセトフェノン、o−lm−および
p−ヒドロキシプロピオフェノ7% 0−1n−および
p−ベンゾフェノール、0−1m−およびp−ヒドロキ
シベンゾフェノン、0−lm−およびp−カルゲキシフ
ェノール、ジフェニルフェノール、2−メチル−8−ヒ
ドロキノリン、5・ヒトnキシ−1,4−す7トキノン
、4−(p−ヒドロキシフェニル)−2−ブタノン、1
.5−2ヒドロキシ−1,2,3,4−テトラヒドロナ
フタレン、ビスフェノールAtたけこれらの混合物等で
ある。又、あらかじめ重合し九重合体の膜としてみた場
合は、重合体膜が溶媒に溶解し表面に塗布乾燥したポリ
フェリレンオキシド、ポリカー?ネートであり、具体的
にはポリフェニレンオキシド誘導体、ポリジフェニル
フェニレンオキシド、ポリジメチルフェニレンオキシド
、Iリカー1.ケネート誘導体等が挙げられる。
なお、この明細書で用いられている重合体という語は単
独重合体および相互重合体(例えば、共重合体、三元共
重合体等)の双方を含む。
独重合体および相互重合体(例えば、共重合体、三元共
重合体等)の双方を含む。
10発明の詳細な説明
以下、この発明を添付の図面に沿って詳しく説明する。
第1図1に示すようにこの発明のイオンセンサーは任意
形状例えば棒状の導電体1.10Mflalを4 リオ
レフインや、xxxx等の絶縁体13で被覆し、先端の
カスク表面に所定の重合体膜12を被着・固定してなる
ものである。導電体11は導電性材料で構成され、白金
等が好ましい・導電体ディスク11の表面に被着されて
いる重合体膜12は窒素含有芳香族化合物の重合体より
なる。このような窒素含有芳香族化合物は例えば、一般
式 (ここで、Arは芳香核、Rは置換基、mはOまたは1
以上の整数およびnは1以上の整数であってm + n
はArの有効原子価数を越えない。ただし、Arが含窒
素複素環の場合nはOであってもよい)で示すことがで
きる。芳香核Arは単環式(例えば、ベンゼン核、ピリ
ジン核)であっても、多核式(例えば、キノリン核、ナ
フトキノン核、ビスフェノール核)であってもよい。
形状例えば棒状の導電体1.10Mflalを4 リオ
レフインや、xxxx等の絶縁体13で被覆し、先端の
カスク表面に所定の重合体膜12を被着・固定してなる
ものである。導電体11は導電性材料で構成され、白金
等が好ましい・導電体ディスク11の表面に被着されて
いる重合体膜12は窒素含有芳香族化合物の重合体より
なる。このような窒素含有芳香族化合物は例えば、一般
式 (ここで、Arは芳香核、Rは置換基、mはOまたは1
以上の整数およびnは1以上の整数であってm + n
はArの有効原子価数を越えない。ただし、Arが含窒
素複素環の場合nはOであってもよい)で示すことがで
きる。芳香核Arは単環式(例えば、ベンゼン核、ピリ
ジン核)であっても、多核式(例えば、キノリン核、ナ
フトキノン核、ビスフェノール核)であってもよい。
式(〜で示される化合物のN−置換誘導体も用いられる
。
。
置換基Rの例を挙げると、アルキル基例えばメチル基、
ハロゲン化アルキル基、アリール基例エバフェニル基、
アリールカルノニル基およびアリールカルノニル基 1 (−〇−R’)、ヒドロキシアルキル基(−R”0)(
)、カルゲキシル基、アルデヒド基、ヒドロキシル基等
である。
ハロゲン化アルキル基、アリール基例エバフェニル基、
アリールカルノニル基およびアリールカルノニル基 1 (−〇−R’)、ヒドロキシアルキル基(−R”0)(
)、カルゲキシル基、アルデヒド基、ヒドロキシル基等
である。
このような窒素含有芳香族化合物の具体例を挙げると、
1.2−ジアミノベンゼン、アニリン、2−アミノペン
ゾトリフルオリド、2−アミノピリジン゛、2.3−ジ
アミノピリジン、1,4′−ジアミノジフェニルエーテ
ル、4.4’−メチレンノアニリン、チラミン、N−(
o−ヒドロキシベンジル)アニリンおよびピロール等で
ある。あらかじめ重合して得た重合体としてはプリ芳香
族アミドおよびイミドがあり、例えば4.4′−ジアミ
ノジフェニルエーテルや4.4′−ジアミノジフェニル
メタン誘導体のポリアミド・イミド化合物、およびビス
−シクロ−(2,2,2)−オクト−ツエン−2,3,
5,6−チトラカル♂ン酸二無水物を塩化チオニルと反
応させて酸塩化物に転 。
1.2−ジアミノベンゼン、アニリン、2−アミノペン
ゾトリフルオリド、2−アミノピリジン゛、2.3−ジ
アミノピリジン、1,4′−ジアミノジフェニルエーテ
ル、4.4’−メチレンノアニリン、チラミン、N−(
o−ヒドロキシベンジル)アニリンおよびピロール等で
ある。あらかじめ重合して得た重合体としてはプリ芳香
族アミドおよびイミドがあり、例えば4.4′−ジアミ
ノジフェニルエーテルや4.4′−ジアミノジフェニル
メタン誘導体のポリアミド・イミド化合物、およびビス
−シクロ−(2,2,2)−オクト−ツエン−2,3,
5,6−チトラカル♂ン酸二無水物を塩化チオニルと反
応させて酸塩化物に転 。
化し、これを4.4′−ジアミノフェニルエーテルと反
応させて得た?リアミド重合体(小林他、8化(12)
1929〜32(1980)参照)等である。
応させて得た?リアミド重合体(小林他、8化(12)
1929〜32(1980)参照)等である。
あるいは、重合体膜12はヒドロキシ芳香族化合物から
誘導されたものであってもよい。このようなヒドロキシ
芳香族化合物は例えば、一般式 (ここで、Arは芳香核、各Rは置換基、およびlは0
ないしArの有効原子価数)で示すことができる。芳香
核Arは単環式(例えば、ペンゼ/核、ピリジン核)で
あっても、多核式(例えば、キノリン核、ナフトキノン
核、ビスフェノール核)であってもよい。置換基Rは式
(A)に関して述べたものと同じである。
誘導されたものであってもよい。このようなヒドロキシ
芳香族化合物は例えば、一般式 (ここで、Arは芳香核、各Rは置換基、およびlは0
ないしArの有効原子価数)で示すことができる。芳香
核Arは単環式(例えば、ペンゼ/核、ピリジン核)で
あっても、多核式(例えば、キノリン核、ナフトキノン
核、ビスフェノール核)であってもよい。置換基Rは式
(A)に関して述べたものと同じである。
このようなヒドロキシ芳香族化合物の具体例ヲ挙ケると
、フェノール、ジメチルフェノール(例えば、2,6−
および3,5−ジメチルフェノール)、2−13−およ
び4−ヒドロキシピリジン、0−およびm−ベンジルア
ルコール、o−lm−およびp−ヒドロキシベンズアル
デヒド、o−lm−およびp−ヒドロキシアセトフェノ
ン、o””、m−およびp−ヒドロキシプロピオフェノ
ン、o−lm−およびp−ベンゾフェノール、o”−1
m−およびp−ヒドロキシベンゾフェノンso−1m−
およびp−カル?キシフェノール、ジフェニルフェノー
ルCfAJjC−ば、2.6−および3.5−ジフェニ
ルフェノール)、2−メチル−8−ヒドロキノリン、5
−ヒドロキシ−1慶4−ナフトキノン、4−(p−ヒド
ロキシフェニル)−2−fメタン、1.5−ジヒドロキ
シ−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン、ビスフ
ェノールA等である。あらかじめ重合して得た重合体と
してはポリフェニレンオキシド、ボリアmエレンオキシ
ド訪導体、ぼりジフェニル、フェニレンオキシド、ポリ
ジメチルフェニレンオキシド、ポリカーゴネート等があ
る。
、フェノール、ジメチルフェノール(例えば、2,6−
および3,5−ジメチルフェノール)、2−13−およ
び4−ヒドロキシピリジン、0−およびm−ベンジルア
ルコール、o−lm−およびp−ヒドロキシベンズアル
デヒド、o−lm−およびp−ヒドロキシアセトフェノ
ン、o””、m−およびp−ヒドロキシプロピオフェノ
ン、o−lm−およびp−ベンゾフェノール、o”−1
m−およびp−ヒドロキシベンゾフェノンso−1m−
およびp−カル?キシフェノール、ジフェニルフェノー
ルCfAJjC−ば、2.6−および3.5−ジフェニ
ルフェノール)、2−メチル−8−ヒドロキノリン、5
−ヒドロキシ−1慶4−ナフトキノン、4−(p−ヒド
ロキシフェニル)−2−fメタン、1.5−ジヒドロキ
シ−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン、ビスフ
ェノールA等である。あらかじめ重合して得た重合体と
してはポリフェニレンオキシド、ボリアmエレンオキシ
ド訪導体、ぼりジフェニル、フェニレンオキシド、ポリ
ジメチルフェニレンオキシド、ポリカーゴネート等があ
る。
以上述べた窒素含有芳香族化合物またはヒドロキシ芳香
族化合物の重合体膜を導電体11表面上に被着するため
には、窒素含有芳香族化合物またはヒドロキシ芳香族化
合物を電解酸化重合法によって導電体11表面上で重合
させる方法、予め合成された電合体を溶媒に溶かし、こ
の溶液を浸漬・塗布および乾燥により導電体表面に固定
する方法、さらには重合体膜を化学的処理、物理的処理
もしくは照射処理によって導電体表面に直接固定する方
法を採ることができる。
族化合物の重合体膜を導電体11表面上に被着するため
には、窒素含有芳香族化合物またはヒドロキシ芳香族化
合物を電解酸化重合法によって導電体11表面上で重合
させる方法、予め合成された電合体を溶媒に溶かし、こ
の溶液を浸漬・塗布および乾燥により導電体表面に固定
する方法、さらには重合体膜を化学的処理、物理的処理
もしくは照射処理によって導電体表面に直接固定する方
法を採ることができる。
上記被着方法のうち最も好都合な方法は電解酸化重合法
による方法である。この電解酸化重合は適当な溶媒中で
窒素含有芳香族化合物ま念はヒドロキシ芳香族化合物を
電解酸化重合させ、動作電極としての所望導電体の表面
に重合体膜を被着するものである。例えば、1.2−−
/アミノベンゼン、2−アミノペンゾトリフルオリドお
より 4. t’−ノアミノジフェニルメタンの電解酸
化重合はpH7のリン酸緩衝溶液中で、アニリンの重合
はピリジンおよび過塩素酸ナトリウムを含むアセトニト
リル溶液中で、4.4′−ジアミノジフェニルエーテル
の重合は過塩素酸ナトリウムを含むアセトニトリル溶液
また離水酸化ナトリウムを含むメタノール溶液中で、ま
た、ビロールの重合は支持電解質としてヘキサフルオロ
リン酸テトラブチルアンモニウム(nu4N(pp6)
と略す)を含むアセトニトリル溶液中でおこなう、ヒド
ロキシ芳香族化合物の電解酸化重合はアルカリ性のメタ
ノール等の溶媒中でおこなう。
による方法である。この電解酸化重合は適当な溶媒中で
窒素含有芳香族化合物ま念はヒドロキシ芳香族化合物を
電解酸化重合させ、動作電極としての所望導電体の表面
に重合体膜を被着するものである。例えば、1.2−−
/アミノベンゼン、2−アミノペンゾトリフルオリドお
より 4. t’−ノアミノジフェニルメタンの電解酸
化重合はpH7のリン酸緩衝溶液中で、アニリンの重合
はピリジンおよび過塩素酸ナトリウムを含むアセトニト
リル溶液中で、4.4′−ジアミノジフェニルエーテル
の重合は過塩素酸ナトリウムを含むアセトニトリル溶液
また離水酸化ナトリウムを含むメタノール溶液中で、ま
た、ビロールの重合は支持電解質としてヘキサフルオロ
リン酸テトラブチルアンモニウム(nu4N(pp6)
と略す)を含むアセトニトリル溶液中でおこなう、ヒド
ロキシ芳香族化合物の電解酸化重合はアルカリ性のメタ
ノール等の溶媒中でおこなう。
電解酸化重合によって被着した重合体膜は被着安定性が
極めてよく、また膜表面も滑らかである。
極めてよく、また膜表面も滑らかである。
重合体膜の厚さに特に制限はないが0.01μないしt
Ai1度が適尚である。
Ai1度が適尚である。
y 発明の具体的作用
以上の構成の被覆電極の機能について以下詳しく説明す
る。 、・す・((1) イオンセンサ
ーとしての応答第1図のイオンセンサーを用いて試料溶
液の−を測定するkは、tsz図に示すように、槽21
中KpHを測定すべき試料溶液22を入れ、この溶液に
この発明のイオンセンサー23および参照電極24とし
ての銀−塩化銀電極、カロメル電極等を浸漬する。そし
て参照電極2イに対するイオンセンサー23の電位差(
起電力)を電位差計26で測定する。このとき、試料溶
液22を攪拌機25で攪拌するとよい、そしてあらかじ
め作製しておいた起電力と−との相関図から試料溶液の
−を読み取る。なお、気体を吹き込む場合、気体吹き込
み管21を用いる。
る。 、・す・((1) イオンセンサ
ーとしての応答第1図のイオンセンサーを用いて試料溶
液の−を測定するkは、tsz図に示すように、槽21
中KpHを測定すべき試料溶液22を入れ、この溶液に
この発明のイオンセンサー23および参照電極24とし
ての銀−塩化銀電極、カロメル電極等を浸漬する。そし
て参照電極2イに対するイオンセンサー23の電位差(
起電力)を電位差計26で測定する。このとき、試料溶
液22を攪拌機25で攪拌するとよい、そしてあらかじ
め作製しておいた起電力と−との相関図から試料溶液の
−を読み取る。なお、気体を吹き込む場合、気体吹き込
み管21を用いる。
この発明のイオンセンサーによる起電力と−との関係は
広範囲の一領域で59mV/−の勾配を持つ直線関係を
示し、式 (こζで、Eは起電力(mV)、E、は一定電位(mV
)、Rはガス定数、Tは絶対温度、Fはファラデ一定数
、〔H+〕は水素イオン濃度)で示されるネルンストの
式を満足する。
広範囲の一領域で59mV/−の勾配を持つ直線関係を
示し、式 (こζで、Eは起電力(mV)、E、は一定電位(mV
)、Rはガス定数、Tは絶対温度、Fはファラデ一定数
、〔H+〕は水素イオン濃度)で示されるネルンストの
式を満足する。
ただし、試料溶液は開放系あるいはまた、酸素気流中で
測定を行う。また水素ガス気流中で起電力を測定した時
、その値は大きく負の電位値に変化するが、や社り水素
イオンに対してネルンストの式を満足する。
測定を行う。また水素ガス気流中で起電力を測定した時
、その値は大きく負の電位値に変化するが、や社り水素
イオンに対してネルンストの式を満足する。
(2) イオン種の選択的膜透過と制御電極被覆膜は
、溶液中のイオン種の膜透過に対して選択性を示す。そ
の測定には、回転円板電極を使用した、対流ゲルタンメ
トリー法が有効である。なぜなら、電極上へのイオン種
の物質輸送量は円板電極の回転数によって制御できるの
で、被覆膜を持った電極と持たない電極で回転数に対す
るがルタモグラムの限界電流値の依存性を調べると、各
化学種に対する膜透過能を評価できる。この挙動は被覆
膜の種類および溶存イオン種によって異なるが、一般に
被覆膜の厚さが厚い程、イオン種の透過は妨げられ、ま
た溶存イオン種の容積が大きいほど膜透過は抑制される
。
、溶液中のイオン種の膜透過に対して選択性を示す。そ
の測定には、回転円板電極を使用した、対流ゲルタンメ
トリー法が有効である。なぜなら、電極上へのイオン種
の物質輸送量は円板電極の回転数によって制御できるの
で、被覆膜を持った電極と持たない電極で回転数に対す
るがルタモグラムの限界電流値の依存性を調べると、各
化学種に対する膜透過能を評価できる。この挙動は被覆
膜の種類および溶存イオン種によって異なるが、一般に
被覆膜の厚さが厚い程、イオン種の透過は妨げられ、ま
た溶存イオン種の容積が大きいほど膜透過は抑制される
。
その他の機能性として、電極表面に直接被覆した高分子
J[Kよシ、電極表面の改質が可能であり、電極触媒能
の向上や表面の腐食と溶解の防止などにも寄与できる可
能性を持つ。また被覆膜は導電体表面へ適切な置換基を
導入するためのアンカーとしての機能性を持つ、電極表
面が有機物等で化合物化する友めの適切な置換基を持た
ない場合、まず電極表面をアルデヒド、アミン等の置換
基を持った重合体で被覆する。
J[Kよシ、電極表面の改質が可能であり、電極触媒能
の向上や表面の腐食と溶解の防止などにも寄与できる可
能性を持つ。また被覆膜は導電体表面へ適切な置換基を
導入するためのアンカーとしての機能性を持つ、電極表
面が有機物等で化合物化する友めの適切な置換基を持た
ない場合、まず電極表面をアルデヒド、アミン等の置換
基を持った重合体で被覆する。
そして被覆膜をグラフト重合反応等の反応活性置換基と
して利用し、目的とする化合物の固定基質として使用で
きるし、被覆膜の改質にも使用できる。被覆膜の置換基
がピリジン等の配位子であれば、膜は配位結合能力を持
ち、また置換基がスルホン酸や四級化されたぎりジン等
のように荷電を持つ場合、膜は高分子電解質の性質を持
ち、反対に荷電したイオン種の集積、固定の能力を持つ
。よって、これらの被覆膜電極は微量の溶存イオン種に
対して前濃縮の作用を持ち次に、電極で酸化あるいは還
元を行ない電流によって検知することができ、微量イオ
ン種検出用電極としての可能性を持っている。また、絶
縁体となっている被覆膜に第3の化学種を挿入すること
によって電導性膜に改良改質できる。
して利用し、目的とする化合物の固定基質として使用で
きるし、被覆膜の改質にも使用できる。被覆膜の置換基
がピリジン等の配位子であれば、膜は配位結合能力を持
ち、また置換基がスルホン酸や四級化されたぎりジン等
のように荷電を持つ場合、膜は高分子電解質の性質を持
ち、反対に荷電したイオン種の集積、固定の能力を持つ
。よって、これらの被覆膜電極は微量の溶存イオン種に
対して前濃縮の作用を持ち次に、電極で酸化あるいは還
元を行ない電流によって検知することができ、微量イオ
ン種検出用電極としての可能性を持っている。また、絶
縁体となっている被覆膜に第3の化学種を挿入すること
によって電導性膜に改良改質できる。
また、電極電位を費えることによって膜中反応活性種の
酸化還元状態を変え、膜の色の変化、着色脱色が可能で
ある。
酸化還元状態を変え、膜の色の変化、着色脱色が可能で
ある。
以下、この発明の実施例を示す。
実施例1
白金線の周囲t−xxxxで絶縁し、ディスク表面は電
解前に次の方法で前処理する。まず、シリコンカー・ぐ
イト紙およびアルミナ粉末(0,3μm)で研磨して平
滑にし、希王水で洗滌した後蒸溜水で水洗いしO:05
Mの酢酸溶液に浸す。次にこの電極を動作電極とし、対
極として白金網、基準電極として飽和カロメル電極を用
いた通常の3電極式H型セルを使用して、電極への印加
電圧を−0,6vから+1.ovO間で;約10回はど
往復させ電極表面を活性化した後蒸溜水で洗浄し、次に
メタノールで洗浄し乾燥する。
解前に次の方法で前処理する。まず、シリコンカー・ぐ
イト紙およびアルミナ粉末(0,3μm)で研磨して平
滑にし、希王水で洗滌した後蒸溜水で水洗いしO:05
Mの酢酸溶液に浸す。次にこの電極を動作電極とし、対
極として白金網、基準電極として飽和カロメル電極を用
いた通常の3電極式H型セルを使用して、電極への印加
電圧を−0,6vから+1.ovO間で;約10回はど
往復させ電極表面を活性化した後蒸溜水で洗浄し、次に
メタノールで洗浄し乾燥する。
電極被覆膜作成は、上述の前処理の済んだ動作電極を上
述と同様の電解セル中に浸漬し、白金ディスク表面への
電解酸化重合反応を10 m、M4.4′−ジアミノジ
フェニルエーテル、Q、1M過塩素酸ナトリウムを含む
アセトニトリル溶媒中で行っ念、電解液は電解前にアル
インがスで十分に脱酸素した。4.4′−ジアミノジフ
ェニルエーテル単量体の酸化反応が白金電極で生起して
いることを確認したのち、印加電圧を+1.20&ルト
(対飽和カロメル電極)で静止、lO分間定電解し電極
表面に酸化重合物を被覆させた。
述と同様の電解セル中に浸漬し、白金ディスク表面への
電解酸化重合反応を10 m、M4.4′−ジアミノジ
フェニルエーテル、Q、1M過塩素酸ナトリウムを含む
アセトニトリル溶媒中で行っ念、電解液は電解前にアル
インがスで十分に脱酸素した。4.4′−ジアミノジフ
ェニルエーテル単量体の酸化反応が白金電極で生起して
いることを確認したのち、印加電圧を+1.20&ルト
(対飽和カロメル電極)で静止、lO分間定電解し電極
表面に酸化重合物を被覆させた。
その後、電極表面を蒸溜水で3回以上洗滌し高分子被覆
化学修飾電極を作製した。第3図は酸化重合反応の開始
を示すサイクリックデルタングラムであり、第−走査酸
化波(曲線a)と第二走査波(曲線b)とのC−り電流
の違いは、電極表面での被積膜生成に起因するものであ
る。
化学修飾電極を作製した。第3図は酸化重合反応の開始
を示すサイクリックデルタングラムであり、第−走査酸
化波(曲線a)と第二走査波(曲線b)とのC−り電流
の違いは、電極表面での被積膜生成に起因するものであ
る。
曲線Cおよびdは第三および第四走査波である。
なお、電位走査速度は74mV/秒であった。
作製した被覆膜電極の一センサーとしての作用を調べた
。−1測定用溶液として全リン酸濃度50mMを含む緩
衝溶液を用い、水酸化す) IJウムおよび過塩素酸で
溶液の声を2.OOからto、o。
。−1測定用溶液として全リン酸濃度50mMを含む緩
衝溶液を用い、水酸化す) IJウムおよび過塩素酸で
溶液の声を2.OOからto、o。
の範囲K11il整した。この試料溶液に被覆膜電極を
浸し、飽和カロメル電極を基準電極として起電力を測定
した。この測定起電力と市販のガラス電極で測定したー
値とをグロットしたものを第4図に直線a(開放系)で
示す。この直線の勾配は2.0から11.0の一領域で
itぼネルンスト式を満足する直線関係が得られ、その
勾配は54 mV/pHであった。この測定は試料溶液
を空気中に放置した開放系の状態で行ったものである。
浸し、飽和カロメル電極を基準電極として起電力を測定
した。この測定起電力と市販のガラス電極で測定したー
値とをグロットしたものを第4図に直線a(開放系)で
示す。この直線の勾配は2.0から11.0の一領域で
itぼネルンスト式を満足する直線関係が得られ、その
勾配は54 mV/pHであった。この測定は試料溶液
を空気中に放置した開放系の状態で行ったものである。
試料溶液に酸素ガス、アルデンガスを吹き込みながら測
定した時、それぞれ第4図の直線すおよび直線Cで示す
応答が得られ、直線の勾配は、各々54mV/pHと4
6mV/pHであった。また、水素ガス気流中で、起電
力の値は2.0から9.0の一領域で大きく負の電位値
に変化するが、59 my/、)Iのネルンストの関係
式を満足した(直線d)。
定した時、それぞれ第4図の直線すおよび直線Cで示す
応答が得られ、直線の勾配は、各々54mV/pHと4
6mV/pHであった。また、水素ガス気流中で、起電
力の値は2.0から9.0の一領域で大きく負の電位値
に変化するが、59 my/、)Iのネルンストの関係
式を満足した(直線d)。
このことから、被覆膜電極は水素イオン濃度測定に極め
て優れた電極の特性を示す。平衡電極電位(起電力)応
答の精度と安定性は良く5〜15分以内で電位は一定値
を示し、その後数時間経ても±2mVの範囲で一定値を
保持する。
て優れた電極の特性を示す。平衡電極電位(起電力)応
答の精度と安定性は良く5〜15分以内で電位は一定値
を示し、その後数時間経ても±2mVの範囲で一定値を
保持する。
また、この電極をm=7.0のリン酸緩衝溶液に1週間
浸漬したのち、水素イオンに対する起電力応答を調べて
も、第4図の直線eで示した様にネルンスト式を満足す
るので、その膜の耐久性は極めて良い。また、試料溶液
中にコパル) (II)イオン、ニッケル(IF)イオ
ン、鉄(n)イオン、または亜鉛(のイオンを共存させ
た状態で同様の測定をおこなっ九。平衡電位はこれらイ
オン種の影響を受けず、溶液中の水素イオン濃度変化に
よってのみ変化した。フェリシアンイオンを含む溶液(
pH=4.0)についての測定結果を第5図に示す。な
お、試料溶液中にカルシウム(II)のようなアルカリ
土類金属イオンを共存させた場合でも、平衡電位はその
イオンの影響を受けなかった。
浸漬したのち、水素イオンに対する起電力応答を調べて
も、第4図の直線eで示した様にネルンスト式を満足す
るので、その膜の耐久性は極めて良い。また、試料溶液
中にコパル) (II)イオン、ニッケル(IF)イオ
ン、鉄(n)イオン、または亜鉛(のイオンを共存させ
た状態で同様の測定をおこなっ九。平衡電位はこれらイ
オン種の影響を受けず、溶液中の水素イオン濃度変化に
よってのみ変化した。フェリシアンイオンを含む溶液(
pH=4.0)についての測定結果を第5図に示す。な
お、試料溶液中にカルシウム(II)のようなアルカリ
土類金属イオンを共存させた場合でも、平衡電位はその
イオンの影響を受けなかった。
実施例2
アニリンの電解酸化重合反応による白金ディスク電極表
面への被覆膜作成は、10mMアニ、リン、20mMピ
リジン、0.1 M過塩素酸ナトリウムのアセトニトリ
ル溶媒中で行われた。実施例1と同様の方法、すなわち
、電解酸化重合反応法により電極被覆膜を作成した。こ
の被覆膜電極の一センサーとしての応答が調べられ、2
.0から9.0マでの一領域で52mV/pHの勾配を
持つ直線関係が得られた。電極電位は5〜10分で一定
値を示し、その後数時間±2mVの範囲で安定化した。
面への被覆膜作成は、10mMアニ、リン、20mMピ
リジン、0.1 M過塩素酸ナトリウムのアセトニトリ
ル溶媒中で行われた。実施例1と同様の方法、すなわち
、電解酸化重合反応法により電極被覆膜を作成した。こ
の被覆膜電極の一センサーとしての応答が調べられ、2
.0から9.0マでの一領域で52mV/pHの勾配を
持つ直線関係が得られた。電極電位は5〜10分で一定
値を示し、その後数時間±2mVの範囲で安定化した。
この被覆膜の耐久性は極めて良いが、試料溶液に遷移金
属イオンを含んだ場合、平衡電位はこのイオン種の濃度
の影響を受けた。
属イオンを含んだ場合、平衡電位はこのイオン種の濃度
の影響を受けた。
実施例3
1.2−シアミノベンゼンの電解酸化重合反応による白
金ディスク電極表面への被覆膜作成は10mM 1.2
−ジアミノベンゼン、50mMリン酸緩衝液(pH=7
.00)中で行われた。この被覆膜1゜ 電極の平衡電位(起電力)と−の関係はほぼネルンスト
の関係式を満足し、2.0から9.0まで−の一領域で
54mV/−の直線関係を満足した。た゛だし、この測
定は試料溶液を空気中に放置した開放系の状態で行なっ
たものである。試料溶液に酸素ガス、アルゴンガスを吹
き込みながら測定した時、各々の直線の勾配は各々57
rnV/pHと54mV/pHではyネルンストの関係
式を満足した。また、水素ガス気流中で、起電力の値は
大きく負の電位値に変化するが、52mV/pHのネル
ンストの関係式をはソ満足した。
金ディスク電極表面への被覆膜作成は10mM 1.2
−ジアミノベンゼン、50mMリン酸緩衝液(pH=7
.00)中で行われた。この被覆膜1゜ 電極の平衡電位(起電力)と−の関係はほぼネルンスト
の関係式を満足し、2.0から9.0まで−の一領域で
54mV/−の直線関係を満足した。た゛だし、この測
定は試料溶液を空気中に放置した開放系の状態で行なっ
たものである。試料溶液に酸素ガス、アルゴンガスを吹
き込みながら測定した時、各々の直線の勾配は各々57
rnV/pHと54mV/pHではyネルンストの関係
式を満足した。また、水素ガス気流中で、起電力の値は
大きく負の電位値に変化するが、52mV/pHのネル
ンストの関係式をはソ満足した。
このことから、被覆膜電極は、水素イオン濃度測定に極
めて優れた電極の特性を示す。電極電位は5〜15分で
一定値を示し、その後40時間経っても±2 mVの範
囲で一定値を保持する。
めて優れた電極の特性を示す。電極電位は5〜15分で
一定値を示し、その後40時間経っても±2 mVの範
囲で一定値を保持する。
この被覆膜の耐久性は極めて良い。また試料溶液が遷移
金属と共存しても平衡電位は、これら遷移金属イオン種
の影響を受けず、溶液中の一センサーとして使用できる
。
金属と共存しても平衡電位は、これら遷移金属イオン種
の影響を受けず、溶液中の一センサーとして使用できる
。
また、本実施例で得た被覆膜電極の交流インピーダンス
測定結果を表に示す。重合体膜をコートする前後での抵
抗成分、容量成分の変化が少なく極めて低インピーダン
スの一センサーが提供されていることが認められる。な
お測定条件は−=7.0の50 mM IJン酸緩衝溶
液中で白金を電極として用いた。
測定結果を表に示す。重合体膜をコートする前後での抵
抗成分、容量成分の変化が少なく極めて低インピーダン
スの一センサーが提供されていることが認められる。な
お測定条件は−=7.0の50 mM IJン酸緩衝溶
液中で白金を電極として用いた。
実施例4
ニトリル溶液中で行ない実施例1と同様に被覆膜電極を
作製した。この場合のピロールの電解酸化重合は印加電
圧+0.8?ルト(対飽和カロメル電極)10分間定電
位電解しておこなわれたうこの電極を水、メタノールの
順で洗滌し、乾燥した。作製した電極被覆膜は紫色を呈
する。
作製した。この場合のピロールの電解酸化重合は印加電
圧+0.8?ルト(対飽和カロメル電極)10分間定電
位電解しておこなわれたうこの電極を水、メタノールの
順で洗滌し、乾燥した。作製した電極被覆膜は紫色を呈
する。
この被覆電極のセンサーとしての応答が調べられ2.0
から9.0までの一領域で48mV/pHの勾配をもつ
直線が得られた。電極電位は5〜30分で一定値を示し
、その後数時間±2mVの範囲で安定した試料溶液に酸
素、アルゴンガスを吹込みながら測定したときは、各々
57.mV/pH(2,0<:4く1G)、48 mV
/pH(−2,0< pH< 9.0 )が得られ、電
位は20〜40分間で一定値に達し、その後数時間±2
mVの範囲で安定した。次に、この電極を5日間リン酸
緩衝液(p)[=7.0)に浸漬した後、水素イオン濃
度を測定した場合でも同様の結果が得られた。この被覆
膜の耐久性は極めて良い、試料溶液に遷移金属イオンを
含んだ場合でも、平衡電位に対する影響はなかった。
から9.0までの一領域で48mV/pHの勾配をもつ
直線が得られた。電極電位は5〜30分で一定値を示し
、その後数時間±2mVの範囲で安定した試料溶液に酸
素、アルゴンガスを吹込みながら測定したときは、各々
57.mV/pH(2,0<:4く1G)、48 mV
/pH(−2,0< pH< 9.0 )が得られ、電
位は20〜40分間で一定値に達し、その後数時間±2
mVの範囲で安定した。次に、この電極を5日間リン酸
緩衝液(p)[=7.0)に浸漬した後、水素イオン濃
度を測定した場合でも同様の結果が得られた。この被覆
膜の耐久性は極めて良い、試料溶液に遷移金属イオンを
含んだ場合でも、平衡電位に対する影響はなかった。
実施例5
白金ディスク電極表面への2−アミノピリノンの被覆膜
形成を10 mM 2−アミノピリノン、50mMリン
酸緩衝液(PH=7.OO)中で実施例3と同様の方法
で電解酸化重合法によりおこなった。この被覆膜電極の
平衡電位(起電力)とpHの間では直線関係が満足され
、2.0から11.0までの一領域で48mV/−を得
た。ただし、測定は試料溶液を空気中に放置した開放系
の状態で行ったー試料溶液に酸素、アルゴンのガスを吹
込みながら測定した時は各々48mV/pH159mV
/P)I(ただし、それぞれ2.00<pH<11.0
0 、2no<pH<。
形成を10 mM 2−アミノピリノン、50mMリン
酸緩衝液(PH=7.OO)中で実施例3と同様の方法
で電解酸化重合法によりおこなった。この被覆膜電極の
平衡電位(起電力)とpHの間では直線関係が満足され
、2.0から11.0までの一領域で48mV/−を得
た。ただし、測定は試料溶液を空気中に放置した開放系
の状態で行ったー試料溶液に酸素、アルゴンのガスを吹
込みながら測定した時は各々48mV/pH159mV
/P)I(ただし、それぞれ2.00<pH<11.0
0 、2no<pH<。
10.5の一範囲)であった。水素ガス吹込みの場合の
起電力の値は著しく食の電位値を示すが、s 9 mV
/pHのネルンストの関係式全はソ満足した。
起電力の値は著しく食の電位値を示すが、s 9 mV
/pHのネルンストの関係式全はソ満足した。
このことから、被覆膜電極は水素イオン濃度測定可能な
電極特性を示す。
電極特性を示す。
平衡電位は5〜20分以内で電位は一定値を示し、その
後数時間経ても±2mVの範囲で一定値を保持する。ま
た、この電極をm=7.0のリン酸緩衝液に約lO日間
浸漬したのち、水素イオンに対する起電力応答を調べた
結果同様の一応答が得られ本発明の膜の耐久性は極めて
良い。
後数時間経ても±2mVの範囲で一定値を保持する。ま
た、この電極をm=7.0のリン酸緩衝液に約lO日間
浸漬したのち、水素イオンに対する起電力応答を調べた
結果同様の一応答が得られ本発明の膜の耐久性は極めて
良い。
実施例6,7
2.3−ノアミノピリジン、2−アミノペンゾトリフル
オリドを実施例3と一様の方法にょシ、白金表面上に酸
化重合させ重合体被覆電極を作製した。そしてこれら被
覆電極を用い、測定溶液の水素イオン濃度、平衡電位応
答性、気体吹込み(酸素、アルtン、水素等の各禰fス
)の水素イオン濃度測定への影響を検討し、次の結果を
得た。
オリドを実施例3と一様の方法にょシ、白金表面上に酸
化重合させ重合体被覆電極を作製した。そしてこれら被
覆電極を用い、測定溶液の水素イオン濃度、平衡電位応
答性、気体吹込み(酸素、アルtン、水素等の各禰fス
)の水素イオン濃度測定への影響を検討し、次の結果を
得た。
表2
実施例8 1、。
ビスシクロ(2,2,2)−オクト−7−ニンー2゜3
、5.6−チトラカル?ン酸二無水物を塩化ケオニルと
の反応で酸塩化物に変え、これに4.4’−ジアミノジ
フェニルエーテルを反応させて作った4リアミド重合体
0.04重量%の濃度でジメチルスルホキシド(0MO
8)に溶解し、これに白金電極の先端部を浸漬し、次に
溶液から取り出し、室温中で数時間風乾して被覆電極を
作製した。
、5.6−チトラカル?ン酸二無水物を塩化ケオニルと
の反応で酸塩化物に変え、これに4.4’−ジアミノジ
フェニルエーテルを反応させて作った4リアミド重合体
0.04重量%の濃度でジメチルスルホキシド(0MO
8)に溶解し、これに白金電極の先端部を浸漬し、次に
溶液から取り出し、室温中で数時間風乾して被覆電極を
作製した。
測定液中の平衡電位(起電力)と−の関係は直線関係を
満足し、pH2,ooからto、ooの範囲で(J 46mV/−を得た。酸素ガス吹込んだ場合p)12.
0から7.00の範囲で46 mV/pHであるが、ア
ルカリ側(7,00<pH<10.Oo )で約25
mV/pHであった。
満足し、pH2,ooからto、ooの範囲で(J 46mV/−を得た。酸素ガス吹込んだ場合p)12.
0から7.00の範囲で46 mV/pHであるが、ア
ルカリ側(7,00<pH<10.Oo )で約25
mV/pHであった。
↓
アルゴンがス吹込んだ場合、2.5<:pH<10.0
の範囲で32 mV/pkig、水素ガス吹込みの場合
の起電力の値は著しく負の電位値を示すが、57mV/
pHのネルンストの関係式をはy満足した(2.0<:
pH<9.0)。
の範囲で32 mV/pkig、水素ガス吹込みの場合
の起電力の値は著しく負の電位値を示すが、57mV/
pHのネルンストの関係式をはy満足した(2.0<:
pH<9.0)。
平衡電位は10分以内で一定値を示し、その後数時間経
ても±2mVの範囲で一定値を保持する。
ても±2mVの範囲で一定値を保持する。
また、この電極を−=7.0のリン酸緩衝液に一昼夜浸
漬したのち、水素イオン濃度変化を詞べ念結果直線関係
を満足し、31mV/−の勾配を示し勾配の値が変わり
膜の経時変化が認められた。
漬したのち、水素イオン濃度変化を詞べ念結果直線関係
を満足し、31mV/−の勾配を示し勾配の値が変わり
膜の経時変化が認められた。
試料溶液中に1 mMの鉄(2)イオンを共存させた時
、平衡電位はこのイオン種の影響を受ける。
、平衡電位はこのイオン種の影響を受ける。
実施例9
以下の実施例では、電極上の被覆膜が溶液中のイオン種
に対して選択的膜透過の性質を持っていることを、いく
つかの酸化還元化学種を例として示す。そして膜が溶存
イオン種と電極表面との間の直接接触を防止する機能を
持つことを示す。測定法として1、回転円板電極を使用
した対流がルタンメトリー法を使用した。まず、フェノ
ール誘導体の代表的化合物としてフェノールについて記
述する。回転白金円板電極(面積4,4 X 10−s
j)上にフェノールの電解重合膜を作成するための電解
液は、メタノール溶媒で10mMフェノールと30mM
の水酸化ナトリウムを含み、電解前にアルジンガスで十
分に脱酸素した。印加電圧を1.0ケルト(対飽和カロ
メル電極)で止め、3分間定電解し電極表面に酸化重合
生成物を被覆させた。0.2 M CCF3C00Nを
支持電解質として含む−:3.00の水溶液でこの被覆
膜電極を使用して水素の還元波に対する対流ゲルタモグ
ラムを調べる(回転数491 stlm、印加電圧走査
速度5 mM/秒)と、水素イオンの還元反応に対応す
る限界電流値(曲線b)は被覆膜のない白金電極で得ら
れた限界電流値とくらべ著しく小さくなる。(第6図で
は十数96)。このことから被覆膜が一定の水素イオン
のみしか透過させない仁とがわかる。
に対して選択的膜透過の性質を持っていることを、いく
つかの酸化還元化学種を例として示す。そして膜が溶存
イオン種と電極表面との間の直接接触を防止する機能を
持つことを示す。測定法として1、回転円板電極を使用
した対流がルタンメトリー法を使用した。まず、フェノ
ール誘導体の代表的化合物としてフェノールについて記
述する。回転白金円板電極(面積4,4 X 10−s
j)上にフェノールの電解重合膜を作成するための電解
液は、メタノール溶媒で10mMフェノールと30mM
の水酸化ナトリウムを含み、電解前にアルジンガスで十
分に脱酸素した。印加電圧を1.0ケルト(対飽和カロ
メル電極)で止め、3分間定電解し電極表面に酸化重合
生成物を被覆させた。0.2 M CCF3C00Nを
支持電解質として含む−:3.00の水溶液でこの被覆
膜電極を使用して水素の還元波に対する対流ゲルタモグ
ラムを調べる(回転数491 stlm、印加電圧走査
速度5 mM/秒)と、水素イオンの還元反応に対応す
る限界電流値(曲線b)は被覆膜のない白金電極で得ら
れた限界電流値とくらべ著しく小さくなる。(第6図で
は十数96)。このことから被覆膜が一定の水素イオン
のみしか透過させない仁とがわかる。
第7図は鉄(@のエチレンジアミン四酢酸錯体(F−(
edit))の還元反応および臭素イオン(Br−)の
酸化反応に対するゲルタモグラムであり、各種イオンの
限界電流値から被覆膜はF・(edta)を透過させず
、一方、一定量のBr−を通過させることがわかる。こ
の場合、F@’7(・dta)の還元反応測定用溶液組
成は2 mM Fa’(edta)−0,2MCF3C
O0Na (pH=’ 3.0 )であり、臭素イオン
の酸化反応測定用溶液組成は2.0mMBr−刊、2
M CF5■0Na(pH=3.0)であって、白金デ
ィスク電極面積は4.4 X 10−3層、回転数は9
23rplであった。なお、曲線aおよびCは被覆膜を
形成していない電極の場合を、そして曲線すおよびdは
フェノール電解酸化重合膜を被覆した電極の場合をそれ
ぞれ示す。
edit))の還元反応および臭素イオン(Br−)の
酸化反応に対するゲルタモグラムであり、各種イオンの
限界電流値から被覆膜はF・(edta)を透過させず
、一方、一定量のBr−を通過させることがわかる。こ
の場合、F@’7(・dta)の還元反応測定用溶液組
成は2 mM Fa’(edta)−0,2MCF3C
O0Na (pH=’ 3.0 )であり、臭素イオン
の酸化反応測定用溶液組成は2.0mMBr−刊、2
M CF5■0Na(pH=3.0)であって、白金デ
ィスク電極面積は4.4 X 10−3層、回転数は9
23rplであった。なお、曲線aおよびCは被覆膜を
形成していない電極の場合を、そして曲線すおよびdは
フェノール電解酸化重合膜を被覆した電極の場合をそれ
ぞれ示す。
実施例10. L 1.12. l 3以下の実施例で
は、電極被覆膜が溶液中のイオン種に対して選択的膜透
過の機能をもつことを示す。
は、電極被覆膜が溶液中のイオン種に対して選択的膜透
過の機能をもつことを示す。
実施例14
rル状液中での一測定の結果を記述する。実施例1と同
様の方法で白金フィスク表面に4.4’−ジアミノジフ
ェニルエーテルを被着し被覆電極を作製した。この電極
を用いて、ポリアクリル酸をペースにした増粘剤である
Carbopol$ K 40 (グツドリッチ社製)
0.1重量%を5重量%水酸化ナトリウム溶液に溶解し
たrル中の、水素、イオン濃度を測定し、電極平衡電位
(起電力)約140 mV対飽和カロメル電極を得た。
様の方法で白金フィスク表面に4.4’−ジアミノジフ
ェニルエーテルを被着し被覆電極を作製した。この電極
を用いて、ポリアクリル酸をペースにした増粘剤である
Carbopol$ K 40 (グツドリッチ社製)
0.1重量%を5重量%水酸化ナトリウム溶液に溶解し
たrル中の、水素、イオン濃度を測定し、電極平衡電位
(起電力)約140 mV対飽和カロメル電極を得た。
この値は、第4図の開放系の起電力と−の関係から約−
=tO,Sに相当する。
=tO,Sに相当する。
プラス電極を用いて同様の測定を行ったけれども平衡電
位の応答は得られず−の測定は出来なかった。
位の応答は得られず−の測定は出来なかった。
実施例15
電解質をほとんど含んでいない溶液中での−(測定を行
った。
った。
既知容量の雨水の試料溶液に白金電極を浸漬し・、これ
を電気分解用電極として使用し水の電気分解により試料
溶液の水素イオンの濃度を調整する。電気分解忙使用し
た電気量はクーロメータで読む。この時の試料溶液の全
水素イオンは、試料溶液に既に含まれている分析過剰水
素イオン濃度、Qは電気分解に使用された電気量、Fは
ファラデ一定数、V丁は試料溶液の容積である。もし起
電力(E)測定において、ネルンストの式が成立すれば
25℃で次式となる。
を電気分解用電極として使用し水の電気分解により試料
溶液の水素イオンの濃度を調整する。電気分解忙使用し
た電気量はクーロメータで読む。この時の試料溶液の全
水素イオンは、試料溶液に既に含まれている分析過剰水
素イオン濃度、Qは電気分解に使用された電気量、Fは
ファラデ一定数、V丁は試料溶液の容積である。もし起
電力(E)測定において、ネルンストの式が成立すれば
25℃で次式となる。
よって
が成立する。フェノールの電解酸化重合にょシ作製した
被覆電極を用いて平衡電位を測定したると直線関係を満
足した。その結果F:、oとH8の値を求めることがで
きた。その求め念値から、ここで使用した雨水の−は5
.0であることがわ ゛かった。
被覆電極を用いて平衡電位を測定したると直線関係を満
足した。その結果F:、oとH8の値を求めることがで
きた。その求め念値から、ここで使用した雨水の−は5
.0であることがわ ゛かった。
実施例16
白金ディスク電極表面への4.4′−ジアミノジフェニ
ルエーテルの電解酸化重合反応を実施例1と異なった電
解条件すなわち、l OmM 4.4’ −ジアミノジ
フェニルエーテル、30mM水酸化ナトリウムを含むメ
タノール溶液中でおこなった。
ルエーテルの電解酸化重合反応を実施例1と異なった電
解条件すなわち、l OmM 4.4’ −ジアミノジ
フェニルエーテル、30mM水酸化ナトリウムを含むメ
タノール溶液中でおこなった。
この場合、金色の安定な被覆膜が得られた。この被覆膜
電極の一センサーとしての応答は良好であったつ ■ 発明の具体的効果 以上述べたこの発明のイオンセンサーは以下に列挙する
効果を奏する。
電極の一センサーとしての応答は良好であったつ ■ 発明の具体的効果 以上述べたこの発明のイオンセンサーは以下に列挙する
効果を奏する。
(1)窒素含有芳香族化合物またはヒドロキシ芳香族化
合物から誘導された重合体膜を被着してなる導電体を溶
液に浸漬し、その電極電位応答で−を測定できる□。し
九がって、基準液室を ゛設ける必要がなく、導電体
の加工限定範囲まで微小化でき、測定試料液が少量でよ
い。また、電位応答速度も早い。さらK、この発明の一
センサーは体内挿入可能なように形成することもできる
。
合物から誘導された重合体膜を被着してなる導電体を溶
液に浸漬し、その電極電位応答で−を測定できる□。し
九がって、基準液室を ゛設ける必要がなく、導電体
の加工限定範囲まで微小化でき、測定試料液が少量でよ
い。また、電位応答速度も早い。さらK、この発明の一
センサーは体内挿入可能なように形成することもできる
。
(2)重合体膜の導電性は極めて良く、膜抵抗は非常に
小さく、低インピーダンス化されているので、測定に高
入力インピーダンスの増幅器を必要としない。
小さく、低インピーダンス化されているので、測定に高
入力インピーダンスの増幅器を必要としない。
(3) 多種類のイオン種特に遷移金属イオンを含む
溶液中でも短時間に−を定量的に精度よく測定できる。
溶液中でも短時間に−を定量的に精度よく測定できる。
また、懸濁液やスラリー状液のような不均一物質を含む
溶液系でも−センサーとして作動する。
溶液系でも−センサーとして作動する。
(4) 試RIK酸素ガス、アルインガス、水素ガス
を吹込んだ場合にもネルンストの式を満足する直線関係
が成立し、該試料液の一測定ができる。
を吹込んだ場合にもネルンストの式を満足する直線関係
が成立し、該試料液の一測定ができる。
(5)被覆膜は水素イオンや臭素イオンを一部透過した
り、水素イオンのみを特異的に選択透過したり、ti遷
移金属イオンおよびその錯体を透過しないという機能を
有するのでイオンおざ、− 1”ぜ ので、雨水のような電気伝導性の低い溶液中でも一セン
サーとして作動する。
り、水素イオンのみを特異的に選択透過したり、ti遷
移金属イオンおよびその錯体を透過しないという機能を
有するのでイオンおざ、− 1”ぜ ので、雨水のような電気伝導性の低い溶液中でも一セン
サーとして作動する。
第1図はこの発明のイオンセンサーの一部の拡大断面図
、第2図はこの発明のイオンセンサーによる一測定方法
を示す概略図、第3図は4゜4′−ジアミノジフェニル
エーテルの電極酸化反応時のサイクリックゲルタモグラ
ム、第4図および第5図はこの発明の異なるイオンセン
サーの起電力と−との関係を示すグラフ第6図および第
7図は対流がルタンメトリーによるゲルタモグラム。 11・・・導電体、I2・・・重合体膜、23・・・−
センサー、24・・・参照電極、26・・・電位差計。 出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦1図 11 183@
、第2図はこの発明のイオンセンサーによる一測定方法
を示す概略図、第3図は4゜4′−ジアミノジフェニル
エーテルの電極酸化反応時のサイクリックゲルタモグラ
ム、第4図および第5図はこの発明の異なるイオンセン
サーの起電力と−との関係を示すグラフ第6図および第
7図は対流がルタンメトリーによるゲルタモグラム。 11・・・導電体、I2・・・重合体膜、23・・・−
センサー、24・・・参照電極、26・・・電位差計。 出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦1図 11 183@
Claims (9)
- (1)溶液中のイオン1度を電極電位あるいは電流応答
で測定するイオンセンサーであ2て、導電体の表面に窒
素含有芳香族化合物またはヒドロキシ芳香族化合物から
誘導された重合体膜を直接的に被着してなることを特徴
とするイオンセンサー。 - (2)重合体膜が低インピーダンス化されていることを
特徴とする特許請求の範囲第1項記載のイオンセンサー
ウ - (3)重合体膜が電解酸化重合膜である特許請求の範囲
第1項または第2項記載のイオンセンサー。 - (4)窒素含有芳香族化合物が式 %式%) () (ここで、Arは芳香核、Rは置換基、mはOまたFi
t以上の整数およびnは1以上の整数でありてm +
nはArの有効原子価数を越えない。ただし、Arが含
窒素複素環の場合nは0であってもよい)で示される特
許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれかく記載のイ
オンセンサー。 - (5)窒素含有芳香族化合物が1.2−ジアミノベンゼ
ン、アニリン、2−アミノペンゾトリフルオリド、2−
アミノピリジン、2.3−ジアミノピリジン、4.4’
−ノアミノジフェニルエーテル、4.4′−メチレンジ
アニリン、チラミン、N−(0−ヒドロキシベンジル)
アニリンおよびピロールよりなる群の中から選ばれた少
なくとも1種である特許請求の範囲第4項記載のイオン
センサー。 - (6)重合体膜が溶媒に溶解し、導電体表面に塗布乾燥
したポリ芳香族アミドま念はポリ芳香族イミドである特
許請求の範囲第1項または第2項記載のイオンセンサー
0 - (7) pHセンサーである特許請求の範囲第4項な
いし第6項のいずれかに記載のイオンセンサー - (8) ヒドロキシ芳香族化合物が式OH ■ Ar−(6)t (ここで、Arは芳香核、各Rは置換基、およびtは0
ないしArの有効原子価数)で示される特許請求の範囲
第1項ないし第3項のいずれかに記載のイオンセンサー
。 - (9) ヒドロキシ芳香族化合物がフェノール、ジメ
チルフェノール、ヒドロキシピリジン、0−おヨU m
−ベンジルアルコール、0−lm−およびp−ヒドロキ
シベンズアルデヒド、O−およびm−ヒドロキシアセト
フェノン、0−1In−およびp−ヒドロキシアセトフ
ェノン、0−lm−およびp−ベンゾフェノール、〇−
1m−およびp−ヒドロキシベンゾフェノン、0−lm
−およびp−カル?キシフェノール、ジフェニルフェノ
ール、2−メチル、−8−ヒドロキノリン、5−ヒドロ
キシ−1,4−す7トキノン、4−(p−ヒドロキシフ
ェニル)−2−ブタノン、1,5−ジヒドロキシ−1,
2,3,4−テトラヒドロナフタレン、並びにビスフェ
ノールAより ”なる群の中から選ばれた少なく
とも1種である特許請求の範囲第8項記載のイオンセン
サー。 111 重合体膜が溶媒に溶解し表面に塗布乾燥した
一すフェニレンオキシド又はIリカー?ネートである特
許請求の範囲第1項又は第2項記載のイオンセンサー。 口υ 重合体膜が?リフェニレンオキシド、Iリフェニ
レンオキシド誘導体、Iリジフェニルフェニレンオキシ
ド、ポリジメチルフェニレンオキシド、fリカーメネー
ト誘導体の少くとも1つよりなる群の中から選ばれたも
のである特許請求の範囲第1項、第2項および第9項の
いずれかに記載のイオンセンサー。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56129750A JPS5832155A (ja) | 1981-08-19 | 1981-08-19 | イオン選択透過膜およびイオンセンサー |
DE8282100198T DE3264957D1 (en) | 1981-01-14 | 1982-01-13 | Ion sensor |
EP19820100198 EP0056283B1 (en) | 1981-01-14 | 1982-01-13 | Ion sensor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56129750A JPS5832155A (ja) | 1981-08-19 | 1981-08-19 | イオン選択透過膜およびイオンセンサー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5832155A true JPS5832155A (ja) | 1983-02-25 |
JPS6364740B2 JPS6364740B2 (ja) | 1988-12-13 |
Family
ID=15017270
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56129750A Granted JPS5832155A (ja) | 1981-01-14 | 1981-08-19 | イオン選択透過膜およびイオンセンサー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5832155A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5852556A (ja) * | 1981-09-24 | 1983-03-28 | Terumo Corp | イオン選択透過膜およびイオンセンサ− |
JPS5865775A (ja) * | 1981-10-15 | 1983-04-19 | Terumo Corp | イオン接触防止膜 |
JPS6114560A (ja) * | 1984-06-30 | 1986-01-22 | Terumo Corp | Phセンサ− |
JPS61213661A (ja) * | 1985-03-19 | 1986-09-22 | Terumo Corp | pHセンサ− |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57118153A (en) * | 1981-01-14 | 1982-07-22 | Terumo Corp | Ph sensor |
-
1981
- 1981-08-19 JP JP56129750A patent/JPS5832155A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57118153A (en) * | 1981-01-14 | 1982-07-22 | Terumo Corp | Ph sensor |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5852556A (ja) * | 1981-09-24 | 1983-03-28 | Terumo Corp | イオン選択透過膜およびイオンセンサ− |
JPS5865775A (ja) * | 1981-10-15 | 1983-04-19 | Terumo Corp | イオン接触防止膜 |
JPS6114560A (ja) * | 1984-06-30 | 1986-01-22 | Terumo Corp | Phセンサ− |
JPS61213661A (ja) * | 1985-03-19 | 1986-09-22 | Terumo Corp | pHセンサ− |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6364740B2 (ja) | 1988-12-13 |
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