JPS5829486Y2 - 包装装置 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、商品である収納物品をそれぞれ収納した包装
箱を複数個集合して包装用袋内に包装する際に用いられ
る台紙に、上記物品を特定するに足る表示金族し、この
台紙を上記包装箱とともに・・ンガーに吊下し欠品表示
を行うようにした包装装置に関する。

従来、テープレコーダやラジオ受信機等の民生用電気機
器の附属面を個別に販売する場合、各附属面を包装箱に
収納し、この包装箱とともに店頭に展示される展示台に
設けた・・ンテーに吊り下げて販売するような方法がと
られている。

このような販売方法は、需要者が必要とする商品を直接
子にとって確認し選択でき、また販売員の手をわずられ
すことがないので便利なものである。

ところで、民生用電気機器の附属面は多種多様である。

従って、上述のように展示台に展示される附属面である
商品の数も多種類となる。

そして、展示台に展示された多種類商品のいくつかのも
のが売りりくされ品切れを起した場合、多種類中のいく
つかであるため、いずれの種類のものが品切れを起して
いるか確認できなくなり、いずれの商品を補充すればよ
いかを速かに確認することができなくなってし１う。

ｌた、需要者にとっては、自己の所望する商品が入手で
きないかの誤解を与えかねない。

そこで、本考案は店頭に展示される多種商品中に欠品が
生じた場合、その欠品商品を速かに確認でき、かつその
旨を告示し得ることを目的として提案されたものである
。

ところで、テープレコーダ等の民生用電機器の附属面で
あるイヤホン、接続コード等のいわゆるアクセサリ−類
は第１図及び第２図に示すように包装されている。

すなわち、附属面１は、第１図に示すように、いわゆる
個装パッケージといわれる包装箱２内に個々に収納され
る。

この包装箱２の背板３の一端は箱本体から延設され・・
ンガー通し穴４を穿設した上記ハンガーへの吊下用舌片
５とされている。

また、表面板６には透明な樹脂フィルム７が貼られたの
ぞき窓８が設けられている。

上述のように構成され附属面１を収納した包装箱２は吊
下用舌片５を交互に一方の表面板６上に重ね合せ第２図
Ａに示すように複数個を集合する。

そして、これら包装箱２の集合体９は、塩化ビニール等
の可撓性を有する合成樹脂で構成された包装用袋１０内
に収納されて包装される。

この場合例えば厚紙で形成した台紙１１，１１−ｅ第２
図Ｂに示すように当て、それから可撓性を有する包装用
袋１０内に第２図Ｃに示すように収納すれば、集合体９
が型くずれを起こすことなく包装することができる。

なお、上記台紙１１は、この台紙１１が当てられる上記
集合体９の一側面９ａと略同−形状に形成しておければ
理想的である。

上述のように、個々の包装箱２は複数個集合され、２枚
の台紙１１．１１で挾持されてさらに大きな包装用袋１
０内に包装されるが、本考案は上記台紙１１に着目し、
この台紙１１を上記包装箱２とともに展示台のハンガー
に吊り下げ欠品表示を行なうようにしたものである。

個々の包装箱２の集合体９を挾持する台紙１１は、第３
図に示すように上記包装箱２の背板３と同一形状に切抜
き得るようにミシン目１２を穿設するとともに、展示台
の・・ンガーへ吊り下げる際に上記・・ンガーの挿通す
るノ・ンガー通し穴１３を穿設する。

さらに、その−側面１４には当該包装箱２に収納される
附属品１が適用される対象機種名１５ａ、その附属品１
の対象機種に対しての使用方法の表示１５ｂ、及びその
附属品１の製造メーカ、仕切光等の出所表示１５ｃ等の
特定表示１５全印刷等の手段により施こす。

上述のように構成した台紙１１はミシン目１２にそって
切取られ、包装箱乏と同一形状にされる。

そして、上記台紙１１は、この台紙１１を用いて包装さ
れている−の包装用袋１０に包装された包装箱２ととも
に、第４図に示すように展示台１６の−のハンガー１７
に・・ンガー通し穴１３を介して吊り下げる。

この場合に、台紙１１は包装箱２の最後側である・・ン
ガー１７の最基端側である最も奥１つた個所に相当する
位置に吊り下げる。

同様に、他の同一種類の附属品１を収納した包装箱２及
び当該包装箱２を包装する際に用いられる台紙１１をそ
れぞれ−のハンガー１７に吊り下げておく。

そして、−の種類の附属品１が売りつぐされると、・・
ンガー１７には台紙１１のみが第５回に示すように残さ
れる。

この台紙１１が残こることにより欠品の表示を行ない得
る。

この台紙１１には、上述のように欠品した商品である附
属品１の特定表示１５がなされているので、販売店は速
かに当該欠品をした附属品１の補充が行ない得るばかり
か、需要者に対しては現在所望の商品は欠品しているが
いずれ入手可能であることを速かに告知できる。

上述のように、本考案は商品は店頭に展示し需要者力咄
在に手によって講買し得るような展示方法による場合に
用いて極めて有効である。

また、本考案は包装材料である台紙を有効に利用してい
るので当該包装物品との一致が確実であるばかりか、特
別の構成材料を必要としないのでその製造も容易である
。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は本考案の説明に供するものであり、
第１図は個々の附属品をそれぞれ収納する包装箱を示す
斜視図であり、第２図は上記包装箱を集合し包装する状
態を示し、第２図Ａは上記包装箱を集合する状態の斜視
図であり、第２図Ｂはその集合体を台紙で挾持し、包装
袋に包装する状態を示す斜視図であり、第２図Ｃはその
包装状態を示す斜視図である。 第３図は本考案を構成する台紙を示す平面図であり、第
４図は包装箱とともに台紙を吊り下げた状態の斜視図で
あり、第５図は欠品状態を示す斜視図である。 １・・・附属品、２・・・包装箱、９・・・包装箱の集
合体、１０・・・包装用紙、１１・・・台紙、１５・・
・特定表示、１７・・−ハンガー。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. ・・ンガー通し入金穿設した吊下用舌片金石し、収納物
   品を収納し得る包装箱を複数個集合したこれら包装箱の
   集合体を、包装用袋内に包装する際に用いられる上記集
   合体の型くずれ防止用９台紙に・・ンガー通し穴を穿設
   するとともにこの台紙に上記包装箱に収納された収納物
   品の欠品を告知する表示を施してなり、上記包装箱と台
   紙の・・ンガー通し穴を・・ンガーに挿通して吊り下げ
   るとき上記台紙そ上記・・ンガーの最も奥１りた個所に
   位置させるようにしてなる包装装置。