JPS5827560A - 医療用注入装置 - Google Patents
医療用注入装置Info
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- JPS5827560A JPS5827560A JP56124822A JP12482281A JPS5827560A JP S5827560 A JPS5827560 A JP S5827560A JP 56124822 A JP56124822 A JP 56124822A JP 12482281 A JP12482281 A JP 12482281A JP S5827560 A JPS5827560 A JP S5827560A
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- slit
- photoreceptor
- infusion
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(1)技術分野
この発明は、点滴筒内の点滴状態を光学的に検出し電気
信号の大小に変換した後、点滴状態を滴下なし滴下あり
連続流下の三種類に判別して輸液量の監視または/およ
び制御ができる医療用注入装置に関する。
信号の大小に変換した後、点滴状態を滴下なし滴下あり
連続流下の三種類に判別して輸液量の監視または/およ
び制御ができる医療用注入装置に関する。
(2)背景技術
患者に静脈を通して治療溶液を供給することがしばしば
必要になるが、この処置を実行するにあたっては液体の
供給速度が知られかつ制御可能であるとい、うことか常
に重要である。特に、生理学的な作用を・する物質が投
与される場合には、投与速度が大きくなることは大変危
険であり、投与速度は予め定められた速度に制御可能で
なければならない。
必要になるが、この処置を実行するにあたっては液体の
供給速度が知られかつ制御可能であるとい、うことか常
に重要である。特に、生理学的な作用を・する物質が投
与される場合には、投与速度が大きくなることは大変危
険であり、投与速度は予め定められた速度に制御可能で
なければならない。
そこで、医療用注入装置は第1図に示すように注入びん
1と、これに接続された点滴筒2を有する注入管3と、
点滴筒2内の点滴の落下経路に交差して互いに対向する
ように配された点滴状態を検出し電気信号に出力する発
光体4および受光体5と、注入管3を開閉する点滴バル
ブ6または注、入管3をしごくローラ一式もしくはフィ
ンガ一式のポンプ7と、受光体5の出力電気信号を演算
処理して点滴量表示器8に点滴量表示信号を出力すると
ともに上記点滴バルブ6またはポンプ7を患者への注入
速度が一定でかつ点滴量が所定値を越えないように制御
する点滴状態監視回路9を備え、上記受光体5の直前に
スリットを有するマスク板10を備えて成る。
1と、これに接続された点滴筒2を有する注入管3と、
点滴筒2内の点滴の落下経路に交差して互いに対向する
ように配された点滴状態を検出し電気信号に出力する発
光体4および受光体5と、注入管3を開閉する点滴バル
ブ6または注、入管3をしごくローラ一式もしくはフィ
ンガ一式のポンプ7と、受光体5の出力電気信号を演算
処理して点滴量表示器8に点滴量表示信号を出力すると
ともに上記点滴バルブ6またはポンプ7を患者への注入
速度が一定でかつ点滴量が所定値を越えないように制御
する点滴状態監視回路9を備え、上記受光体5の直前に
スリットを有するマスク板10を備えて成る。
そして点滴バルブ6を備える医療用注入装置によれば、
点滴速度は重力の作用下で予め選ばれた流速になり点滴
量が所定値を越えると点滴状態監視回路9によって点滴
バルブ6が注入管3をやや絞るように成っている。また
、ポンプ7を備える医療用注入装置は点滴速度および点
滴量が点滴状態監視回路9によって制御されるポンプ7
の回転により決定される。
点滴速度は重力の作用下で予め選ばれた流速になり点滴
量が所定値を越えると点滴状態監視回路9によって点滴
バルブ6が注入管3をやや絞るように成っている。また
、ポンプ7を備える医療用注入装置は点滴速度および点
滴量が点滴状態監視回路9によって制御されるポンプ7
の回転により決定される。
しかるに、上記のいずれの構造の注入装置においても、
受光体5の直前に設けられるマスク板10のスリット1
1は第2図に示すように横長矩形となっており、このた
め第3図(a) 、 (b) 、 (C)にそれぞれ示
すように滴下なし、滴下あり、連続流下の王様の光量変
化が十分に得られず、受光体5の出力電気信号は、第4
図(a) 、 (b) 、 (C)にそれぞれ対応して
示す値となり、滴下ありと連続流下の場合の差は殆んど
ないことにより両者の判別は不能である。もつとも、滴
下の間隔を計測して論理処理する等の複雑な方法を用い
れば可能である。
受光体5の直前に設けられるマスク板10のスリット1
1は第2図に示すように横長矩形となっており、このた
め第3図(a) 、 (b) 、 (C)にそれぞれ示
すように滴下なし、滴下あり、連続流下の王様の光量変
化が十分に得られず、受光体5の出力電気信号は、第4
図(a) 、 (b) 、 (C)にそれぞれ対応して
示す値となり、滴下ありと連続流下の場合の差は殆んど
ないことにより両者の判別は不能である。もつとも、滴
下の間隔を計測して論理処理する等の複雑な方法を用い
れば可能である。
また、第1図における点滴状態監視回路9は、第2図に
その構成を具体的に示すように、増幅器12と、比較器
13と、比較器13の域値を設定するための抵抗器14
と、計数器15と、および制御回路16とから成り、こ
の構成によれば、仮に受光体5で受光量変化を滴下なし
、滴下あり、連続流下の王様に分けて検出し電圧もしく
は電流の大小の電気信号として出力できたとしても、滴
下ありと連続流下の相違を読み取れる構成となっておら
ず、したがって連続流下の場合に比較器13、計数器1
5、制御回路16が正確に対応できず、患者への輸液の
注入速度、注入量が制御不能になり生、命が大変な危険
に晒されることになる。
その構成を具体的に示すように、増幅器12と、比較器
13と、比較器13の域値を設定するための抵抗器14
と、計数器15と、および制御回路16とから成り、こ
の構成によれば、仮に受光体5で受光量変化を滴下なし
、滴下あり、連続流下の王様に分けて検出し電圧もしく
は電流の大小の電気信号として出力できたとしても、滴
下ありと連続流下の相違を読み取れる構成となっておら
ず、したがって連続流下の場合に比較器13、計数器1
5、制御回路16が正確に対応できず、患者への輸液の
注入速度、注入量が制御不能になり生、命が大変な危険
に晒されることになる。
以上のことから、従来の医療用注入装置で解決すべき課
題は、一つは、点滴筒2内の点滴状態を検出するセンサ
ーを点滴なし、点滴あり、連続流下の王様に確実・正確
に判別できる実用的な電気信号が得られるように改良す
ることであり、もう一つは、点滴状態監視回路を上記セ
ンサーから出力される王様の電気信号を点滴なし、点滴
あり、連続流下のいずれであるか確実・正確に判別し、
点滴量表示器8および点滴バルブ6またはロータリ一式
もしくはフィンガ一式のポンプ7に対して制御信号を出
力できるように改良することにある。
題は、一つは、点滴筒2内の点滴状態を検出するセンサ
ーを点滴なし、点滴あり、連続流下の王様に確実・正確
に判別できる実用的な電気信号が得られるように改良す
ることであり、もう一つは、点滴状態監視回路を上記セ
ンサーから出力される王様の電気信号を点滴なし、点滴
あり、連続流下のいずれであるか確実・正確に判別し、
点滴量表示器8および点滴バルブ6またはロータリ一式
もしくはフィンガ一式のポンプ7に対して制御信号を出
力できるように改良することにある。
(3)発明の開示
この発明は、点滴状態を検出するセンサーをコスト高に
ならないよう従来と同様に発光体と受光体とから成るも
のとして変えず、受光体の受光量が滴下なし、滴下あり
、連続流下に十分に対応して判別し得る相対比率となる
改良されたマスク板を備えることで実質的に検出機能の
向上したセンサーを得るとともに、従来の点滴状態監視
回路をコスト高とならないよう従来の基本的な構成を特
に変えることなくこれに付加して回路構成を簡素に維持
し、しかもセンサーから出力される電気信号を王様に確
実・正確に判別し制御信号を出力できる医療用注入装置
を提供することを第1の目的としている。
ならないよう従来と同様に発光体と受光体とから成るも
のとして変えず、受光体の受光量が滴下なし、滴下あり
、連続流下に十分に対応して判別し得る相対比率となる
改良されたマスク板を備えることで実質的に検出機能の
向上したセンサーを得るとともに、従来の点滴状態監視
回路をコスト高とならないよう従来の基本的な構成を特
に変えることなくこれに付加して回路構成を簡素に維持
し、しかもセンサーから出力される電気信号を王様に確
実・正確に判別し制御信号を出力できる医療用注入装置
を提供することを第1の目的としている。
この目的は、この発明によれば、点滴筒に取付けて点滴
状態を、検出し電気信号に変換して出力する点滴状態検
出器と、この検出器の出力信号を演算処理して点滴状態
を監視または/および制御する点滴状態監視回路を備え
、上記点滴状態検出器は点滴筒内の点滴の落下経路に光
軸線を交差して互いに向き合う発光体および受光体と、
この受光体の直前に備えるスリットを有するマスク板と
から成る医療用注入装置において、上記マスク板のスリ
ットは上記受光体に少なくとも1滴の点滴の縦長寸法よ
り長い縦長光量が入射する大きさであり、他方上記点滴
状態監視回路は2.つの域値を設けて上記点滴状態検出
器で得られる出力電気信号をその大小内容に応じて滴下
なし、滴下あり、連続流下の王様に判別する判別回路を
有することを特徴とする医療用注入装置によって達成さ
れる。
状態を、検出し電気信号に変換して出力する点滴状態検
出器と、この検出器の出力信号を演算処理して点滴状態
を監視または/および制御する点滴状態監視回路を備え
、上記点滴状態検出器は点滴筒内の点滴の落下経路に光
軸線を交差して互いに向き合う発光体および受光体と、
この受光体の直前に備えるスリットを有するマスク板と
から成る医療用注入装置において、上記マスク板のスリ
ットは上記受光体に少なくとも1滴の点滴の縦長寸法よ
り長い縦長光量が入射する大きさであり、他方上記点滴
状態監視回路は2.つの域値を設けて上記点滴状態検出
器で得られる出力電気信号をその大小内容に応じて滴下
なし、滴下あり、連続流下の王様に判別する判別回路を
有することを特徴とする医療用注入装置によって達成さ
れる。
この考案は、上述した目的の他に、点滴筒が傾いてセッ
トされ点滴が点滴筒の筒心を外れて重力落下する場合に
も点滴なし、点滴あり、連続流下の王様の点滴状態を有
効に判別検出できるセンサーを備えた医療用注入装置を
提供することを第2の目的としている。
トされ点滴が点滴筒の筒心を外れて重力落下する場合に
も点滴なし、点滴あり、連続流下の王様の点滴状態を有
効に判別検出できるセンサーを備えた医療用注入装置を
提供することを第2の目的としている。
この第2の目的は、この考案によれば、マスク板のスリ
ットを受光体に少なくとも1滴の点滴の縦長寸法より長
い縦長光量が入射する大きさ、即ち所要の縦長矩形にし
た場合では対応で吉ないので、マスク板のスリットを横
長に切欠いた部分に相当するスリット水平部と、このス
リット水平部より上方へ切欠いた部分に相当するスリッ
ト垂直部とこれらのスリット水平部とスリット垂直部の
交わるコーナーを大きく丸味を付けるように切欠いた部
分に相当するスリットコーを一部とから成る形状、好ま
しくは略逆丁字形もしくは略り字形等とし、さらに好ま
しくは点滴の径に対応してスリットの各辺の寸法比率を
一定に抑えることによって達成できる。
ットを受光体に少なくとも1滴の点滴の縦長寸法より長
い縦長光量が入射する大きさ、即ち所要の縦長矩形にし
た場合では対応で吉ないので、マスク板のスリットを横
長に切欠いた部分に相当するスリット水平部と、このス
リット水平部より上方へ切欠いた部分に相当するスリッ
ト垂直部とこれらのスリット水平部とスリット垂直部の
交わるコーナーを大きく丸味を付けるように切欠いた部
分に相当するスリットコーを一部とから成る形状、好ま
しくは略逆丁字形もしくは略り字形等とし、さらに好ま
しくは点滴の径に対応してスリットの各辺の寸法比率を
一定に抑えることによって達成できる。
(4) 考案を実施するための最良の形態’ (4−
1)構成 この考案の医療用注入装置の実施例は、第5図を示すよ
うに、図示しない注入びんに点滴筒2を有する注入管3
が接続され、点滴筒2に取付けて点滴状態を仲出し電気
信号に変換して出力する点滴状態検出センサーが、点滴
筒2内の点滴の落下経路に光軸線を交差して互いに向き
合う発光ダイオード等の発光体4およびフォトトランジ
スタ等の受光体5と、この受光体5の直前に備えるスリ
ット11を有するマスク板10とから成っており、注入
管3には該注入管3を絞る点滴バルブ6または注入管3
をしごくローン一式もしくはフィンガ一式のポンプ7を
備えており、さらに上記受光体5の出力電気信号を演算
処理して点滴量表示器8に点滴量表示信号を出力すると
ともに上記点滴パルプ6またはポンプ7を患者への注入
速度が一定でかつ点滴σが所定値を越えないように制御
する点滴状態監視回路9Aを備えて構成されている。F
記マスク板10のスリット11は上記受光体5に少なく
とも一滴の点滴の縦長寸法より長い縦長光量が入射する
大きさとされ、好ましい大きさとしては、スリット11
はその横幅Wを第6図(b)に示すように一滴の点滴の
直径dと略等しくし、またその縦幅りを一滴の点滴の直
径dの1.5倍ないし3倍としである。またスリット1
1と点滴ノズルとの距離りは点滴ノズルの直径よりも大
きくとっである。スリット11を従来の横長から縦長に
変えるのは、滴下なしと滴下ありの判別ができるだけで
なくさらに滴下ありと連続流下の異なる点滴状態を誤ま
りなく有効に判別できるように受光体5の受光量の比率
を大きくするためである。
1)構成 この考案の医療用注入装置の実施例は、第5図を示すよ
うに、図示しない注入びんに点滴筒2を有する注入管3
が接続され、点滴筒2に取付けて点滴状態を仲出し電気
信号に変換して出力する点滴状態検出センサーが、点滴
筒2内の点滴の落下経路に光軸線を交差して互いに向き
合う発光ダイオード等の発光体4およびフォトトランジ
スタ等の受光体5と、この受光体5の直前に備えるスリ
ット11を有するマスク板10とから成っており、注入
管3には該注入管3を絞る点滴バルブ6または注入管3
をしごくローン一式もしくはフィンガ一式のポンプ7を
備えており、さらに上記受光体5の出力電気信号を演算
処理して点滴量表示器8に点滴量表示信号を出力すると
ともに上記点滴パルプ6またはポンプ7を患者への注入
速度が一定でかつ点滴σが所定値を越えないように制御
する点滴状態監視回路9Aを備えて構成されている。F
記マスク板10のスリット11は上記受光体5に少なく
とも一滴の点滴の縦長寸法より長い縦長光量が入射する
大きさとされ、好ましい大きさとしては、スリット11
はその横幅Wを第6図(b)に示すように一滴の点滴の
直径dと略等しくし、またその縦幅りを一滴の点滴の直
径dの1.5倍ないし3倍としである。またスリット1
1と点滴ノズルとの距離りは点滴ノズルの直径よりも大
きくとっである。スリット11を従来の横長から縦長に
変えるのは、滴下なしと滴下ありの判別ができるだけで
なくさらに滴下ありと連続流下の異なる点滴状態を誤ま
りなく有効に判別できるように受光体5の受光量の比率
を大きくするためである。
実験によれば、スリット11の横幅Wを点滴の直径dと
略等しくし、および縦幅りを点滴の直径dの1.5倍な
いし3倍とすることが点滴状態を誤まりなく有効に判別
できる受光量の比率が得られる。他方、上記点滴状態監
視回路9Aは、第2図に示す従来の点滴状態監視回路9
と比較すると、2つの域値を設けて上記受光体5で得ら
れる出力電気信号をその大小内容に応じて滴下なし、滴
下あり、連続流下の王様に判別する判別回路17を有し
ていることが相違している。2ツノ比較器(例えば、コ
ンパレーター)13A。
略等しくし、および縦幅りを点滴の直径dの1.5倍な
いし3倍とすることが点滴状態を誤まりなく有効に判別
できる受光量の比率が得られる。他方、上記点滴状態監
視回路9Aは、第2図に示す従来の点滴状態監視回路9
と比較すると、2つの域値を設けて上記受光体5で得ら
れる出力電気信号をその大小内容に応じて滴下なし、滴
下あり、連続流下の王様に判別する判別回路17を有し
ていることが相違している。2ツノ比較器(例えば、コ
ンパレーター)13A。
13 Bは増幅器12の出力側に並列に接続されており
、かつ抵抗器14’A 、 14 Bによってそれぞれ
異なる電圧値vA、VBが域値として設定されている。
、かつ抵抗器14’A 、 14 Bによってそれぞれ
異なる電圧値vA、VBが域値として設定されている。
そして、一方の比較器13Aと計測器15との間にNO
T回路18およびAND回路19が直列に接続されかつ
AND回路19の入力側に他方−の比較器13 Bも接
続されており、また比較器13BはAND回路19と並
列にNOR回路回路も接続されており、さらにNOR回
路回路上の入力端が一方の比較器13Aと接続されかつ
その出力側が警報器上および制御回路16に分岐接続さ
れている。そして上記比較器13Aは予め設定されてい
る域値vAより高いもしくは低い増幅器12からの出力
信号を人力するとOもしくは1の出力信号を出力するよ
うに成っている。また、[−記計数器15はAND回路
19からの出力信号を人力して単位時間当りの点滴数を
計数してそれに対応するパルス信号を出力しかつ今まで
の計数をリセットするように成っている。また上記制御
回路16は、計数器15の出力信号を入力してこれを予
め自身に所望に調整可能にプリセットされた基準値と比
較しその偏差値に応じて該偏差値がなくなるように点滴
バルブ6またはポンプ7をフィードバック制御する制御
信号を出力し、さらに計数器15の出力信号の累計が所
望の点滴量に対応する限界値に達したとき点滴バルブ6
を完全に閉鎖しまたはポンプ7を停止する制御信号を出
力するように成っており、また制御回路16はNOR回
路回路上の出力信号を入力するとき、上記計数器15か
らの出力信号を無視し、NOR回路回路上の出力信号に
応答して点滴バルブ6を完全に閉鎖しまたはポンプ7を
停止する制御信号を出力するように成っている。点滴量
表示器8は計数器15からの出力信号を入力して単位時
間当りの点滴数もしくは点滴量、または/および累計点
滴量をデジタル式もしくはアナログ式に表示するように
成っている。
T回路18およびAND回路19が直列に接続されかつ
AND回路19の入力側に他方−の比較器13 Bも接
続されており、また比較器13BはAND回路19と並
列にNOR回路回路も接続されており、さらにNOR回
路回路上の入力端が一方の比較器13Aと接続されかつ
その出力側が警報器上および制御回路16に分岐接続さ
れている。そして上記比較器13Aは予め設定されてい
る域値vAより高いもしくは低い増幅器12からの出力
信号を人力するとOもしくは1の出力信号を出力するよ
うに成っている。また、[−記計数器15はAND回路
19からの出力信号を人力して単位時間当りの点滴数を
計数してそれに対応するパルス信号を出力しかつ今まで
の計数をリセットするように成っている。また上記制御
回路16は、計数器15の出力信号を入力してこれを予
め自身に所望に調整可能にプリセットされた基準値と比
較しその偏差値に応じて該偏差値がなくなるように点滴
バルブ6またはポンプ7をフィードバック制御する制御
信号を出力し、さらに計数器15の出力信号の累計が所
望の点滴量に対応する限界値に達したとき点滴バルブ6
を完全に閉鎖しまたはポンプ7を停止する制御信号を出
力するように成っており、また制御回路16はNOR回
路回路上の出力信号を入力するとき、上記計数器15か
らの出力信号を無視し、NOR回路回路上の出力信号に
応答して点滴バルブ6を完全に閉鎖しまたはポンプ7を
停止する制御信号を出力するように成っている。点滴量
表示器8は計数器15からの出力信号を入力して単位時
間当りの点滴数もしくは点滴量、または/および累計点
滴量をデジタル式もしくはアナログ式に表示するように
成っている。
第6図(a) (b) (e)はそれぞれ受光体5がマ
スク板10のスリット11およびこのスリット11ヲ横
切って落下する点滴によって制限変化する受光量の比率
を説明する次めの図であり、同図(a)は滴下なしの状
態でスリット11の面積X1 に制限された光線が受光
体5に受光されることを示し、同図(′b)は滴下あり
の状態でスリット11の面積X1から点滴で塞がれる面
積X2を差引いた面積XニーX2に制限された光線が受
光体5に受光されることを示し、同図(C)は連続流下
の状態でスリット11の面積X工が連続流の点滴でほと
んど塞がれ受光体5の受光量がきわめて小さいことを示
している。
スク板10のスリット11およびこのスリット11ヲ横
切って落下する点滴によって制限変化する受光量の比率
を説明する次めの図であり、同図(a)は滴下なしの状
態でスリット11の面積X1 に制限された光線が受光
体5に受光されることを示し、同図(′b)は滴下あり
の状態でスリット11の面積X1から点滴で塞がれる面
積X2を差引いた面積XニーX2に制限された光線が受
光体5に受光されることを示し、同図(C)は連続流下
の状態でスリット11の面積X工が連続流の点滴でほと
んど塞がれ受光体5の受光量がきわめて小さいことを示
している。
第7図(a) (b) (C)はそれぞれ第6図(a)
(t)) (C)に対応するもので受光体5の出力信
号の変化を示すものである。
(t)) (C)に対応するもので受光体5の出力信
号の変化を示すものである。
第8図(a)ないしげ)は点滴状態監視回路9Aで処理
される電気信号を示し、同図(a)は増幅器12で増幅
された王様の点滴状態に対応する電気信号を示し、同図
(b)は比較器1,3 Aの出力信号を示し、該信号は
滴下なしのため受光量が最大のときに出力し、同図(e
)は比較器13Bの出力信号を示し、該信号は滴下なし
および滴下ありのときに出力し、同図(d)はNOT回
路18の出力信号を示し、該信号は滴下ありおよび連続
流下のときに出力し、尚図(e)はAND回路19の出
力信号を示し、該信号は滴下ありのときに出力し、同図
(f)はNOR回路20の出力信号を示し、該信号は連
続流下のときに出力する。
される電気信号を示し、同図(a)は増幅器12で増幅
された王様の点滴状態に対応する電気信号を示し、同図
(b)は比較器1,3 Aの出力信号を示し、該信号は
滴下なしのため受光量が最大のときに出力し、同図(e
)は比較器13Bの出力信号を示し、該信号は滴下なし
および滴下ありのときに出力し、同図(d)はNOT回
路18の出力信号を示し、該信号は滴下ありおよび連続
流下のときに出力し、尚図(e)はAND回路19の出
力信号を示し、該信号は滴下ありのときに出力し、同図
(f)はNOR回路20の出力信号を示し、該信号は連
続流下のときに出力する。
(4−2)作用
今、患者に1回宛点滴すべき量および望ましく制御すべ
き点滴速度を点滴状態監視回路9Aにおいて設定しなけ
ればならない。この設定は制御回路16に2つの基準値
をプリセットすることで足りる。2つの基準値の中、一
つは1回の総点滴量を設定するためであり、もう一つは
点滴速度を輸液の種類に応じた所望値に設定するためで
ある。また、特にフィードバック制御を例えば30秒も
しくは1分間の所望時間毎に行なわせて注入管3を通る
注入速度の制御を行なう場合には、計数器15を単位計
数時間が調整可能にプリセットできる構成のものを用い
る。
き点滴速度を点滴状態監視回路9Aにおいて設定しなけ
ればならない。この設定は制御回路16に2つの基準値
をプリセットすることで足りる。2つの基準値の中、一
つは1回の総点滴量を設定するためであり、もう一つは
点滴速度を輸液の種類に応じた所望値に設定するためで
ある。また、特にフィードバック制御を例えば30秒も
しくは1分間の所望時間毎に行なわせて注入管3を通る
注入速度の制御を行なう場合には、計数器15を単位計
数時間が調整可能にプリセットできる構成のものを用い
る。
第5図において、点滴筒2内を落下する点滴は発光体4
と受光体5の光軸線を交差しており、またマスク板10
のス、リット11は所要の縦長に形成しであるので、受
光体5は第6図(a) (b) (e)に示すように受
光量の比率が変わり、さらに第7図@) (b) (C
)に示すように滴下なし、滴下あり、連続流下にそれぞ
れ対応する電気信号を出力する。
と受光体5の光軸線を交差しており、またマスク板10
のス、リット11は所要の縦長に形成しであるので、受
光体5は第6図(a) (b) (e)に示すように受
光量の比率が変わり、さらに第7図@) (b) (C
)に示すように滴下なし、滴下あり、連続流下にそれぞ
れ対応する電気信号を出力する。
そして、受光体5の出力信号は増幅器12で増幅され、
第8図(a)に示す信号になり、その後2つの比較器1
3A、13Bにそれぞれ並列に入力する。
第8図(a)に示す信号になり、その後2つの比較器1
3A、13Bにそれぞれ並列に入力する。
比較器13Aは滴下なしのときに第8図(b)のように
1の信号を出力し、NOT回路18は比較器13Aの出
力化9号がOのとき、即ち滴下ありおよび連続流下のと
きにそれぞれ1の信号を出力する。比較器13 Bは第
8図(C)に示すように域値VBを越える滴下なしおよ
び滴下ありのときにそれぞれ出力し、AND回路19は
NOT回路I8の信号と比較器13 Bの信号から第8
図(e)に示すように滴下ありのときに1の信号を出力
し、またNOROR回路組つの比較器13A、13Bの
信けがいずれも入力されないとき、即ち第8図(f)に
示すように連続流下のときに出力する。したがって、こ
の実施例では域値の異なる2つの比較器13A、13B
と、NOT回路18と、AND回路】9と、NOROR
回路組合せによって滴下なし、滴下あり、連続流下の王
様、の点滴状態を誤動作なく有効に判別するようになっ
ている。しかして、計数器15により単位時間毎、例え
ば1分間当りの点滴数が計数されそれに応じた/クルレ
ス信号が出力され、点滴量表示器8には単位時間当りの
点滴量または/および累計点滴量がデジタルもしくはア
ナログ表示される。また、制御回路16は常時は計数器
15からのパルス信号を入カシて自身にプリセットされ
た基準値と比較し、偏差がある場合、該偏差がなくなる
ように該偏差に応じたフィードバック信号を出力し、ま
た計数器15からのパルス信号の累計がプリセットされ
た限界値に達したときもしくはNOROR回路組の出力
信号を入力したとき、制御回路16はこれを受けて注入
管閉鎖信号を出力し続ける。
1の信号を出力し、NOT回路18は比較器13Aの出
力化9号がOのとき、即ち滴下ありおよび連続流下のと
きにそれぞれ1の信号を出力する。比較器13 Bは第
8図(C)に示すように域値VBを越える滴下なしおよ
び滴下ありのときにそれぞれ出力し、AND回路19は
NOT回路I8の信号と比較器13 Bの信号から第8
図(e)に示すように滴下ありのときに1の信号を出力
し、またNOROR回路組つの比較器13A、13Bの
信けがいずれも入力されないとき、即ち第8図(f)に
示すように連続流下のときに出力する。したがって、こ
の実施例では域値の異なる2つの比較器13A、13B
と、NOT回路18と、AND回路】9と、NOROR
回路組合せによって滴下なし、滴下あり、連続流下の王
様、の点滴状態を誤動作なく有効に判別するようになっ
ている。しかして、計数器15により単位時間毎、例え
ば1分間当りの点滴数が計数されそれに応じた/クルレ
ス信号が出力され、点滴量表示器8には単位時間当りの
点滴量または/および累計点滴量がデジタルもしくはア
ナログ表示される。また、制御回路16は常時は計数器
15からのパルス信号を入カシて自身にプリセットされ
た基準値と比較し、偏差がある場合、該偏差がなくなる
ように該偏差に応じたフィードバック信号を出力し、ま
た計数器15からのパルス信号の累計がプリセットされ
た限界値に達したときもしくはNOROR回路組の出力
信号を入力したとき、制御回路16はこれを受けて注入
管閉鎖信号を出力し続ける。
したがって、自動クレンメである点滴バルブ6またはポ
ンプ7は、制御回路16からフィードバック信号を単位
時間、毎に入力するときそれぞれバルブ開度またはポン
プ回転数を調整することになり、注入管3を通る輸注量
は所定速度に制御され、さらに制御回路16から注入管
閉鎖信号を入力するとき、即ち点滴量が限界値に達した
ときまたは連続流下のとき、バルブを完全閉鎖し、また
はポンプ回転を停止して注入管3を通る輸注量を0にす
る。このとき、点滴筒2内の点滴は筒内圧力が高まって
停止する。
ンプ7は、制御回路16からフィードバック信号を単位
時間、毎に入力するときそれぞれバルブ開度またはポン
プ回転数を調整することになり、注入管3を通る輸注量
は所定速度に制御され、さらに制御回路16から注入管
閉鎖信号を入力するとき、即ち点滴量が限界値に達した
ときまたは連続流下のとき、バルブを完全閉鎖し、また
はポンプ回転を停止して注入管3を通る輸注量を0にす
る。このとき、点滴筒2内の点滴は筒内圧力が高まって
停止する。
また、警報器21はNOR回路笥からの出力信号を入力
するとき警報を発する。
するとき警報を発する。
なお、点滴が連続流下となったなめに自動クレンメが閉
鎖し警報器が鳴ったときは、医師もしくは看護婦はこの
ことを累計点滴量が限界値に達して警報器が鳴ることと
の区別を点滴量表示器8および点滴筒2の監視により判
別する。
鎖し警報器が鳴ったときは、医師もしくは看護婦はこの
ことを累計点滴量が限界値に達して警報器が鳴ることと
の区別を点滴量表示器8および点滴筒2の監視により判
別する。
(5)変形例
(5−1)マスク板10のスリット11に関する変形例
注入びんが患者より遠いスタンド等に取付けられると、
点滴筒が傾いてセットされることがある。そのような場
合には、連続流下刃替三田で曲がり縦長矩形のスリット
では該スリットを通る光線と連続流が交わらないので連
続流下の検出が不能となる。このため、点滴筒が傾いて
も連続流下を検出して装置の安全性を確保する必要があ
る。第9図はそのような安全性が確保された注入装置の
要部正面図を示す。そのような安全性の確保は、点滴筒
が傾いていることを知らせる手段を設け、医師もしくは
看護婦による点滴筒が傾いていることを知らせる手段を
設け、医師もしくは看護婦による点滴筒の傾きの修正と
いう解決方法でも良いが、装置がコスト高になるのでこ
の発明ではスリットの形状を工夫することにより点滴筒
が傾いてセットされても連続流下を有効に検出できるよ
うに解決したものである。即ち、第9図のようにマスク
板10のスリット11の縦辺の寸法だけでなく横辺の寸
法も点滴の径の1.5倍ないし3倍にし、かつ重力作用
を受けて曲がる点滴の連続流でスリット11を通る光線
が速切られるように該スリット11の形状を決定する。
注入びんが患者より遠いスタンド等に取付けられると、
点滴筒が傾いてセットされることがある。そのような場
合には、連続流下刃替三田で曲がり縦長矩形のスリット
では該スリットを通る光線と連続流が交わらないので連
続流下の検出が不能となる。このため、点滴筒が傾いて
も連続流下を検出して装置の安全性を確保する必要があ
る。第9図はそのような安全性が確保された注入装置の
要部正面図を示す。そのような安全性の確保は、点滴筒
が傾いていることを知らせる手段を設け、医師もしくは
看護婦による点滴筒が傾いていることを知らせる手段を
設け、医師もしくは看護婦による点滴筒の傾きの修正と
いう解決方法でも良いが、装置がコスト高になるのでこ
の発明ではスリットの形状を工夫することにより点滴筒
が傾いてセットされても連続流下を有効に検出できるよ
うに解決したものである。即ち、第9図のようにマスク
板10のスリット11の縦辺の寸法だけでなく横辺の寸
法も点滴の径の1.5倍ないし3倍にし、かつ重力作用
を受けて曲がる点滴の連続流でスリット11を通る光線
が速切られるように該スリット11の形状を決定する。
第9図ではスリット11の形状は略逆丁字形にしである
が、これに限定されるものではない。
が、これに限定されるものではない。
第10図はこの発明において包含しているスリット11
の種々の形状を示すものであり、同図(a)は縦長矩形
のスリットとなっており、スリットの横幅Wは点滴の直
径と略同じきし、またスリットの縦幅りは点滴の直径の
1.5倍ないし3倍、実用的に好ましい受光量比率を得
るため望ましくは2倍ないし3倍とし、直径寸法りの点
線で示す円は受光体の有効受光面積の大きさを示す。
の種々の形状を示すものであり、同図(a)は縦長矩形
のスリットとなっており、スリットの横幅Wは点滴の直
径と略同じきし、またスリットの縦幅りは点滴の直径の
1.5倍ないし3倍、実用的に好ましい受光量比率を得
るため望ましくは2倍ないし3倍とし、直径寸法りの点
線で示す円は受光体の有効受光面積の大きさを示す。
このような縦長矩形は前述したように点滴筒が鉛直に正
しくセットされた場合において滴下なし、滴下あり、連
続流下の王様の点滴状態を検出でき、点滴筒が傾いてセ
ットされたときは滴下ありおよび連続流下を検出できな
い。同図(b) 。
しくセットされた場合において滴下なし、滴下あり、連
続流下の王様の点滴状態を検出でき、点滴筒が傾いてセ
ットされたときは滴下ありおよび連続流下を検出できな
い。同図(b) 。
(C) 、 (d) 、 k>はそれぞれ点滴筒が傾い
てセットされても実用的な光量変化を伴って検出できる
ように工夫した種々の形状を示し、特に同図(′b)お
よび(C)に示すように、スリット11を横長に切欠い
た部分に相当するスリット水平部111と、このスリッ
ト水平部より上方へ切欠いた部分に相当するスリット垂
直部112と、これらのスリット水平部とスリット垂直
部の交わるコーナーを大きく丸味を付けるように切欠い
た部分に相当するスリットコーナ一部113とから成る
形状である略逆丁字形または略り字形にするのが好まし
い。スリット11を略逆丁字形とする場合には点滴筒が
いずれの方向に傾いてセットされることがある注入装置
に採用でき、略り字形とする場合には点滴筒が所定の一
方向にのみ傾いてセットされることがある注入装置に採
用できる。
てセットされても実用的な光量変化を伴って検出できる
ように工夫した種々の形状を示し、特に同図(′b)お
よび(C)に示すように、スリット11を横長に切欠い
た部分に相当するスリット水平部111と、このスリッ
ト水平部より上方へ切欠いた部分に相当するスリット垂
直部112と、これらのスリット水平部とスリット垂直
部の交わるコーナーを大きく丸味を付けるように切欠い
た部分に相当するスリットコーナ一部113とから成る
形状である略逆丁字形または略り字形にするのが好まし
い。スリット11を略逆丁字形とする場合には点滴筒が
いずれの方向に傾いてセットされることがある注入装置
に採用でき、略り字形とする場合には点滴筒が所定の一
方向にのみ傾いてセットされることがある注入装置に採
用できる。
点滴筒が傾いてセットされ°Cも点滴の連続流下を検出
し得るスリット形状は、第10図(′b)、(c)。
し得るスリット形状は、第10図(′b)、(c)。
(d) 、 (e)から判るように重力作用で連続流が
曲る状態に対応してスリット曲線状に縁取りされている
ことが必要である。第1()図(b) 、 (e) 、
(d) 、 (e)にそれぞれ示したスリットに入れ
た賭け法は、同IJ (a)に示した寸法との対比にお
いてスリット形状を明らかにするために入れである。同
図(b)に示す寸法L−W、即ちスリット垂直部の縦辺
は一滴の点滴の直径の0.5倍ないし2倍となる。
曲る状態に対応してスリット曲線状に縁取りされている
ことが必要である。第1()図(b) 、 (e) 、
(d) 、 (e)にそれぞれ示したスリットに入れ
た賭け法は、同IJ (a)に示した寸法との対比にお
いてスリット形状を明らかにするために入れである。同
図(b)に示す寸法L−W、即ちスリット垂直部の縦辺
は一滴の点滴の直径の0.5倍ないし2倍となる。
また同図(b)および(e)に示すスリット形状の場合
は、それぞれ同図(d)および(e)に比べて横幅寸法
が大きいので第5図に示す点滴ノズルとスリットとの距
離りを大きくとった場合に有効であり、同図(d)およ
び(e)に示すスリット形状の場合には距離りを大きく
とることはできない。
は、それぞれ同図(d)および(e)に比べて横幅寸法
が大きいので第5図に示す点滴ノズルとスリットとの距
離りを大きくとった場合に有効であり、同図(d)およ
び(e)に示すスリット形状の場合には距離りを大きく
とることはできない。
(5−2)点滴状態監視回路9に関する変形例点滴状態
監視回路9は2つの域値を設けて受光体で得られる出力
電気信号をその大小の内容に応じて滴下なし、滴下あり
、連続流下の3種類に判別する判別回路を有して構成し
ていれば足り、第5図に示す判別回路17を有する場合
に限定するものではない。例えば、第11図に示すよう
に比較器13 Bの入力を反転して連続流下のとき出力
が出るようにした回路であっても良い。
監視回路9は2つの域値を設けて受光体で得られる出力
電気信号をその大小の内容に応じて滴下なし、滴下あり
、連続流下の3種類に判別する判別回路を有して構成し
ていれば足り、第5図に示す判別回路17を有する場合
に限定するものではない。例えば、第11図に示すよう
に比較器13 Bの入力を反転して連続流下のとき出力
が出るようにした回路であっても良い。
(6)効果
以上説明してきたように、この発明の医療用注入装置は
、光電式点滴状態検出器を点滴筒に付設し、該検出器で
得られる電気信号の変化を点滴状態監視回路で演算処理
して滴下なし、滴下あり、連続流下の王様の点滴状態に
判別して点滴量および点滴速度を監視または/および制
御するものにおいて、スリットを従来の横長矩形から所
要の縦長矩形にして実用的な光量変化率を得るようにす
るとともに点滴状態監視回路も滴下なし、滴下あり、連
続流下の三様に判別する判別回路を有して構成したもの
である。したがって、この発明の医療用注入装置によれ
ば、点滴状態を検出するセンサーを発光体と受光体を備
えて成るものとしてマスク板のスリットに改良を加えた
だけで、従来では滴下なしと滴下ありの二様の点滴状態
しか判別できなかったものを連続流下も加えた王様に実
用的な受光量比率として十分かつ有効に判別できて改良
コストもほとんどかからずに済、み、また点滴状態監視
回路も2つの域値を設けて受光へ体で得られる電気信号
を上記王様に判別し得る比較的簡単な判別回路を従来の
回路に付設しただけなので回路構成が簡単になりかつ受
光体で得られる滴下なし、滴下あり、連続流下の王様を
確実・正確に判別できて点滴量表示器および自動クレン
メにより点滴状態を監視または/および制御でき、所期
の目的を達成できる。また、この発明の実施態様として
、マスク板のスリットを縦幅だけでなく横幅も点滴の直
径より15倍ないし3倍に大きくし、かつスリット水平
部とスリット垂直部のコーナーを大きな丸味をもって切
欠いた略逆丁字形、略り字形等とした場合には、受光体
の有効受光面積と点滴の遮光面積との関係において実用
的に受光量変化の得られるスリット形状となって、この
ため受光体に実用的な出力電気信号が得られ誤動作がな
く点滴なし、点滴あり、連続流下の三様が有効に判別で
き、特に点滴筒が傾いてセットされ点滴が点滴筒の筒心
を外れて重力落下する場合に有効な判別が叶能であり、
もって装置の高信頼性、高安全性が維持される。
、光電式点滴状態検出器を点滴筒に付設し、該検出器で
得られる電気信号の変化を点滴状態監視回路で演算処理
して滴下なし、滴下あり、連続流下の王様の点滴状態に
判別して点滴量および点滴速度を監視または/および制
御するものにおいて、スリットを従来の横長矩形から所
要の縦長矩形にして実用的な光量変化率を得るようにす
るとともに点滴状態監視回路も滴下なし、滴下あり、連
続流下の三様に判別する判別回路を有して構成したもの
である。したがって、この発明の医療用注入装置によれ
ば、点滴状態を検出するセンサーを発光体と受光体を備
えて成るものとしてマスク板のスリットに改良を加えた
だけで、従来では滴下なしと滴下ありの二様の点滴状態
しか判別できなかったものを連続流下も加えた王様に実
用的な受光量比率として十分かつ有効に判別できて改良
コストもほとんどかからずに済、み、また点滴状態監視
回路も2つの域値を設けて受光へ体で得られる電気信号
を上記王様に判別し得る比較的簡単な判別回路を従来の
回路に付設しただけなので回路構成が簡単になりかつ受
光体で得られる滴下なし、滴下あり、連続流下の王様を
確実・正確に判別できて点滴量表示器および自動クレン
メにより点滴状態を監視または/および制御でき、所期
の目的を達成できる。また、この発明の実施態様として
、マスク板のスリットを縦幅だけでなく横幅も点滴の直
径より15倍ないし3倍に大きくし、かつスリット水平
部とスリット垂直部のコーナーを大きな丸味をもって切
欠いた略逆丁字形、略り字形等とした場合には、受光体
の有効受光面積と点滴の遮光面積との関係において実用
的に受光量変化の得られるスリット形状となって、この
ため受光体に実用的な出力電気信号が得られ誤動作がな
く点滴なし、点滴あり、連続流下の三様が有効に判別で
き、特に点滴筒が傾いてセットされ点滴が点滴筒の筒心
を外れて重力落下する場合に有効な判別が叶能であり、
もって装置の高信頼性、高安全性が維持される。
第1図ないし第4図は従来例にかかり、第1図ゆ医療用
注入装置の全体的構成の説明用概念図、第2図は要部の
構造斜視図および回路図、第3図(a) 、 (b)
、 (C)はそれぞれ要部であるマスク板と点滴状態と
の関係を示す正面図、第4図(a)。 (b)、(c)はそれぞれ第3図(a)、申) 、 (
e)に対応する受光体の出力電気信号の大きさを示す出
力図である。第5図ないし第8図はこの発明の実施例に
かかり、第5図は第2図に対応するもので医療用注入装
置の要部である構造斜視図および回路図、第6図(a)
、 (b) 、 (e)はそれぞれマスク板と点滴状
態との関係を示す正面図、第7図(a) 、 (b)(
e)はそれぞれ第6図(a) 、 (b) 、 (e)
に対応する受光体の出力電気信号の大きさを示す出方図
、第8図(a) 、 (b) 、 (C) 、 (d)
、 (e) 、 (f)は第5図に示す回路における
それぞれ増幅器、2つの比較器、NOT回路、AND回
路、NOR回路の出方信号を示す出力図である。第9図
はこの発明の変形例にかかり、点滴筒が傾いてセットさ
れても連続流下が検出できるようにマスク板のスリット
形状を改良した説明のための要部正面図、第10図はこ
の発明に包含される種々のスリット形状としたマスク板
正面図である。第11図はこの発明の変形例にかかる点
滴状態判別回路図である。 2・・・点滴筒、3・・・注入管、4・・・発光体、5
・・・受光体、9A・・・点滴状態監視回路、1o・・
マスク板、11・・・スリット、111・・・スリット
水平部、112・・・スリット垂直部、113・・・ス
リットコー十一部、17・・・判別回路。 特許出願人 テルモ株式会社 第6図 第7図
注入装置の全体的構成の説明用概念図、第2図は要部の
構造斜視図および回路図、第3図(a) 、 (b)
、 (C)はそれぞれ要部であるマスク板と点滴状態と
の関係を示す正面図、第4図(a)。 (b)、(c)はそれぞれ第3図(a)、申) 、 (
e)に対応する受光体の出力電気信号の大きさを示す出
力図である。第5図ないし第8図はこの発明の実施例に
かかり、第5図は第2図に対応するもので医療用注入装
置の要部である構造斜視図および回路図、第6図(a)
、 (b) 、 (e)はそれぞれマスク板と点滴状
態との関係を示す正面図、第7図(a) 、 (b)(
e)はそれぞれ第6図(a) 、 (b) 、 (e)
に対応する受光体の出力電気信号の大きさを示す出方図
、第8図(a) 、 (b) 、 (C) 、 (d)
、 (e) 、 (f)は第5図に示す回路における
それぞれ増幅器、2つの比較器、NOT回路、AND回
路、NOR回路の出方信号を示す出力図である。第9図
はこの発明の変形例にかかり、点滴筒が傾いてセットさ
れても連続流下が検出できるようにマスク板のスリット
形状を改良した説明のための要部正面図、第10図はこ
の発明に包含される種々のスリット形状としたマスク板
正面図である。第11図はこの発明の変形例にかかる点
滴状態判別回路図である。 2・・・点滴筒、3・・・注入管、4・・・発光体、5
・・・受光体、9A・・・点滴状態監視回路、1o・・
マスク板、11・・・スリット、111・・・スリット
水平部、112・・・スリット垂直部、113・・・ス
リットコー十一部、17・・・判別回路。 特許出願人 テルモ株式会社 第6図 第7図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 点滴筒に取付けて点滴状態を検出し電気信号に変換
して出力する点滴状態検出器と、この検出器の出力信号
を演算処理して点滴状態を監視または/および制御する
点滴状態監視回路を備え、上記点滴状態検出器は点滴筒
内の点滴の落下経路に光軸線を交差して互いに向き合う
発光体および受光体と、この受光体の直前に備えるスリ
ットを有するマスク板とから成る医療用注入装置におい
て、上記マスク板のスリットは上記受光体に少なくとも
一滴の点滴の縦長5寸法より長い縦長光量が入射する大
きさであり、他方上記点滴状態監視回路は2つの域値を
設けて上記受光体で得られる出力電気信号をその大小内
容に応じて滴下なし、滴下あり、連続流下の王様に判別
する判別回路を有することを特徴とする医療用注入装置
。 2 上記マスク板のスリットは、横長に切欠いた部分に
相当するスリット水平部と、このス、リット水平部より
上方へ切欠いた部分に相当するスリット垂直部と、これ
らのスリット水平部とスリ、ット垂直部の交わるコーナ
ーを大きく丸味を付けるように切欠いた部分に相当する
スリットコーナ一部とから成る形状としたことを特徴と
する特許請求の範囲第1項記載の医療用注入装置。 3 上記マスク板のスリットは、略逆丁字形に形成され
た特許請求の範囲第2項記載の医療用注入装置。 4、 上記マスク板のスリットは、略り字形に形成され
た特許請求の範囲第2項記載の医療用注入装置。 5 上記スリット水平部の縦辺を一滴の点滴の直径と略
等しくするとともに横辺を15倍ないし3倍とし、また
上記スリット垂直部を一滴の点滴の直径に略等しくする
とともに縦辺を05倍ないし2倍としたことを特徴とす
る特許請求の範囲第2項、第3項および第4項のいずれ
か−に記載の医療用注入装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56124822A JPS5827560A (ja) | 1981-08-11 | 1981-08-11 | 医療用注入装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56124822A JPS5827560A (ja) | 1981-08-11 | 1981-08-11 | 医療用注入装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5827560A true JPS5827560A (ja) | 1983-02-18 |
JPS6241028B2 JPS6241028B2 (ja) | 1987-09-01 |
Family
ID=14894959
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56124822A Granted JPS5827560A (ja) | 1981-08-11 | 1981-08-11 | 医療用注入装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5827560A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6427563A (en) * | 1987-07-23 | 1989-01-30 | Nikko Eng | Transfusion flow rate control apparatus |
JP5009427B1 (ja) * | 2011-05-30 | 2012-08-22 | 大昭電機株式会社 | 薬液検出装置 |
JP2017094417A (ja) * | 2015-11-19 | 2017-06-01 | 株式会社ディスコ | 加工装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4174767B2 (ja) * | 2003-10-20 | 2008-11-05 | トヨタ自動車株式会社 | 排ガス浄化装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5552762A (en) * | 1978-10-12 | 1980-04-17 | Corona Industries | Drip monitor device |
-
1981
- 1981-08-11 JP JP56124822A patent/JPS5827560A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5552762A (en) * | 1978-10-12 | 1980-04-17 | Corona Industries | Drip monitor device |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6427563A (en) * | 1987-07-23 | 1989-01-30 | Nikko Eng | Transfusion flow rate control apparatus |
JP5009427B1 (ja) * | 2011-05-30 | 2012-08-22 | 大昭電機株式会社 | 薬液検出装置 |
JP2017094417A (ja) * | 2015-11-19 | 2017-06-01 | 株式会社ディスコ | 加工装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6241028B2 (ja) | 1987-09-01 |
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