JPS5824737Y2 - 計器ケ−スの枠体固定装置 - Google Patents
計器ケ−スの枠体固定装置Info
- Publication number
- JPS5824737Y2 JPS5824737Y2 JP1977105384U JP10538477U JPS5824737Y2 JP S5824737 Y2 JPS5824737 Y2 JP S5824737Y2 JP 1977105384 U JP1977105384 U JP 1977105384U JP 10538477 U JP10538477 U JP 10538477U JP S5824737 Y2 JPS5824737 Y2 JP S5824737Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- instrument case
- frame
- instrument
- protrusion
- case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案はたとえば自動車などの計器を収容する計器ケー
スの開口側に枠体を装着するものに関し、枠体を計器ケ
ースに簡単な構成手段により係合するとともに部品点数
を少なくシ、組み付けをも容易にすることを目的とする
ものである。
スの開口側に枠体を装着するものに関し、枠体を計器ケ
ースに簡単な構成手段により係合するとともに部品点数
を少なくシ、組み付けをも容易にすることを目的とする
ものである。
一般にこの種の計器ケースへ枠体を固着する装置として
は、第1図に示すように計器ケース1および枠体2を樹
脂材料により形成し、上記計器ケース1の開口側周縁に
は複数個の係止爪3を計器ケース1と一体に形成し、上
記計器ケース1の開口側を覆う枠体2の周縁部に上記計
器ケース1に形成した各々の係止爪3と対応して係合爪
4を有する弾性片5を一体に形成している。
は、第1図に示すように計器ケース1および枠体2を樹
脂材料により形成し、上記計器ケース1の開口側周縁に
は複数個の係止爪3を計器ケース1と一体に形成し、上
記計器ケース1の開口側を覆う枠体2の周縁部に上記計
器ケース1に形成した各々の係止爪3と対応して係合爪
4を有する弾性片5を一体に形成している。
また枠体2の表面側にはガラス6を嵌着して塵埃などの
浸入を防止するようにしている。
浸入を防止するようにしている。
上記構成において、その装着方法を詳述すると、計器ケ
ース1の開口側に枠体2を載置してのち、この枠体2を
押圧すると枠体2に形成した弾性片5の係合爪4が上記
計器ケース1に形成した係止爪3の傾斜面を滑動しなが
ら最終端まで押圧され、枠体2に形成した弾性片5の係
合爪4が計器ケース1の係止爪3と係合されて計器ケー
ス1と枠体2とが固着保持される。
ース1の開口側に枠体2を載置してのち、この枠体2を
押圧すると枠体2に形成した弾性片5の係合爪4が上記
計器ケース1に形成した係止爪3の傾斜面を滑動しなが
ら最終端まで押圧され、枠体2に形成した弾性片5の係
合爪4が計器ケース1の係止爪3と係合されて計器ケー
ス1と枠体2とが固着保持される。
すなわち、上記枠体2に形成した弾性片5は枠体2と一
体に樹脂により形成されているため保合時には弾性片5
の係合爪4が計器ケース1の係止爪3を乗り越えるまで
弾性片5が撓み状態で押圧されて滑動し、最終端位置に
到達すると弾性片5の撓みが解除され、計器ケース1に
形成した係止爪3と枠体2に形成した弾性片5の係合爪
4とが係合して計器ケース1と枠体2とが抜は止め装着
される。
体に樹脂により形成されているため保合時には弾性片5
の係合爪4が計器ケース1の係止爪3を乗り越えるまで
弾性片5が撓み状態で押圧されて滑動し、最終端位置に
到達すると弾性片5の撓みが解除され、計器ケース1に
形成した係止爪3と枠体2に形成した弾性片5の係合爪
4とが係合して計器ケース1と枠体2とが抜は止め装着
される。
ところで各部品の組み付け、保守管理等においては、特
に枠体2には一体に係合爪4を有する弾性片5を突出形
成しているため、管理上スペースを必要とし煩雑となり
易く、さらに枠体2の取り扱いの際、過って外部から枠
体2の弾性片5に力が加わると弾性片5が変形または折
損するという不具合が発生する場合がある。
に枠体2には一体に係合爪4を有する弾性片5を突出形
成しているため、管理上スペースを必要とし煩雑となり
易く、さらに枠体2の取り扱いの際、過って外部から枠
体2の弾性片5に力が加わると弾性片5が変形または折
損するという不具合が発生する場合がある。
本考案は上記問題を考慮して構成したものであって、以
下添付図面を参照にしてその実施例を詳述する。
下添付図面を参照にしてその実施例を詳述する。
第2図から第4図は本考案の一実施例を示すもので、7
は自動車用計器を収容する樹脂材料により形成された計
器ケースであって、この計器ケース7の開口側内周面に
は複数個の凹部8を形成している。
は自動車用計器を収容する樹脂材料により形成された計
器ケースであって、この計器ケース7の開口側内周面に
は複数個の凹部8を形成している。
9は上記計器ケース7の開口側を覆うように配設された
樹脂材料よりなる枠体を示し、この枠体9には上記計器
ケース7の内周面と合致するようにフランジ10が形成
され、そのフランジ10の外周部には計器ケース7に形
成した凹部8と対応する位置に凸部11を一体に形成し
ている。
樹脂材料よりなる枠体を示し、この枠体9には上記計器
ケース7の内周面と合致するようにフランジ10が形成
され、そのフランジ10の外周部には計器ケース7に形
成した凹部8と対応する位置に凸部11を一体に形成し
ている。
また枠体9の凸部11には計器ケース7と枠体9の取り
付は方向に沿って突出部12が形成されている。
付は方向に沿って突出部12が形成されている。
また枠体9の表面側にはガラス13が嵌着され、図示し
ないが計器ケース7に収容された計器ユニットに塵埃な
どが浸入することを防止するようにしている。
ないが計器ケース7に収容された計器ユニットに塵埃な
どが浸入することを防止するようにしている。
また一般に計器ケース7とガラス13を嵌着した枠体9
を装着して計器ケース7の前面側に位置する計器フード
に取り付ける際、計器ケース7と枠体9を装着してのち
、枠体9を計器フードと計器ケース7との間に圧接した
状態で計器ケース7とともに計器フードをビス等により
螺合して取り付けている。
を装着して計器ケース7の前面側に位置する計器フード
に取り付ける際、計器ケース7と枠体9を装着してのち
、枠体9を計器フードと計器ケース7との間に圧接した
状態で計器ケース7とともに計器フードをビス等により
螺合して取り付けている。
上記構成において、本案装置の装着手順を説明する。
まず計器ケース7の開口側にガラス13を嵌着した枠体
9を載置し、計器ケース7の開口側内周面に形成された
凹部8と枠体9のフランジ10に形成された凸部11と
が合致するように配設する。
9を載置し、計器ケース7の開口側内周面に形成された
凹部8と枠体9のフランジ10に形成された凸部11と
が合致するように配設する。
次いで枠体9を押圧すると計器ケース7の凹部8に枠体
9のフランジ10に形成された凸部11が沿って最深部
まで押圧され、規定された位置に嵌り込んで装着される
。
9のフランジ10に形成された凸部11が沿って最深部
まで押圧され、規定された位置に嵌り込んで装着される
。
このとき、フランジ10に形成された凸部11には計器
ケース7と枠体9の取り付は方向に沿って突出部12が
一体に形成されているため、計器ケース7と枠体9との
装着と同時にケース7の凹部8壁面に枠体9の凸部11
に形成された突出部12が食い込んで凹部8と凸部11
とが強固に嵌着され、ケース7と枠体9とを簡単に装着
することができる。
ケース7と枠体9の取り付は方向に沿って突出部12が
一体に形成されているため、計器ケース7と枠体9との
装着と同時にケース7の凹部8壁面に枠体9の凸部11
に形成された突出部12が食い込んで凹部8と凸部11
とが強固に嵌着され、ケース7と枠体9とを簡単に装着
することができる。
すなわち、計器ケース7および枠体9に形成された凹部
8および凸部11により組み付は位置の位置決めおよび
案内ガイドとしての役目が威されるとともに、その位置
決め用の凸部11に突出部12を形成することにより計
器ケース7と枠体9との間の緩みもなく簡単にかつ確実
に嵌着され、計器ケース7と枠体9との密着度合が良好
となって振動によるガタッキあるいはきしみ音などの騒
音となる要因を解消することができる。
8および凸部11により組み付は位置の位置決めおよび
案内ガイドとしての役目が威されるとともに、その位置
決め用の凸部11に突出部12を形成することにより計
器ケース7と枠体9との間の緩みもなく簡単にかつ確実
に嵌着され、計器ケース7と枠体9との密着度合が良好
となって振動によるガタッキあるいはきしみ音などの騒
音となる要因を解消することができる。
また枠体9に形成したフランジ10の外周部に凸部11
を形成し、その凸部11の一部分に突出部12を一体的
に形成するだけですみ、計器ケース7との装着個所を小
型化でき、組み付は時における過失により発生した装着
個所の折損等もなくなり、枠体9の保守管理を容易に行
うことができる。
を形成し、その凸部11の一部分に突出部12を一体的
に形成するだけですみ、計器ケース7との装着個所を小
型化でき、組み付は時における過失により発生した装着
個所の折損等もなくなり、枠体9の保守管理を容易に行
うことができる。
なお、上記一実施例においては、ケース7の開口側内周
面に凹部8を形成し、枠体9に形成したフランジ10の
外周面に凸部11を形成しかつその凸部11の一部分に
突出部12を形成して構成していたが、ケース7側に凸
部を形成し、枠体9に形成したフランジ10の外周面に
凹部を形成して位置決め機構を構成し、その凸部および
凹部の少なくとも一方に突出部を形成することにより、
上述した一実施例と同様の作用効果を得ることができる
。
面に凹部8を形成し、枠体9に形成したフランジ10の
外周面に凸部11を形成しかつその凸部11の一部分に
突出部12を形成して構成していたが、ケース7側に凸
部を形成し、枠体9に形成したフランジ10の外周面に
凹部を形成して位置決め機構を構成し、その凸部および
凹部の少なくとも一方に突出部を形成することにより、
上述した一実施例と同様の作用効果を得ることができる
。
第1図は従来装置の計器ケースおよび枠体の装着状態を
示した断面図、第2図から第4図は本案装置の一実施例
を示すもので、第2図は装着状態を示した断面図、第3
図は第2図のA−A線断面図、第4図は要部の拡大断面
図である。 計器ケース・・・・・・7、凹部・・・・・・8、枠体
・・・・・・9、フランジ・・・・・・10、凸部・・
・・・・11.突出部・・・・・・12、ガラス・・・
・・・13゜
示した断面図、第2図から第4図は本案装置の一実施例
を示すもので、第2図は装着状態を示した断面図、第3
図は第2図のA−A線断面図、第4図は要部の拡大断面
図である。 計器ケース・・・・・・7、凹部・・・・・・8、枠体
・・・・・・9、フランジ・・・・・・10、凸部・・
・・・・11.突出部・・・・・・12、ガラス・・・
・・・13゜
Claims (1)
- 計器を収容する合成樹脂製の計器ケースの開口側に合成
樹脂製の枠体を装着固定するようにしたものであって、
上記計器ケースの開口側壁面には複数個の凹部または凸
部を形成し、上記枠体には上記計器ケースに装着される
側であり、かつ計器ケースの開口側壁面と合致するフラ
ンジを一体に突設するとともに、そのフランジの立ち上
がり壁面には計器ケースに形成した凹部または凸部と対
応する位置に凸部または凹部を一体に形成して計器ケー
スと枠体との位置決め機構を構成し、この位置決め機構
となる凹部と凸部の少なくとも一方に突出部を形成し、
計器ケースと枠体とを装着すると同時に上記突出部を凹
部または凸部に食い込ませたことを特徴とする計器ケー
スの枠体固定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977105384U JPS5824737Y2 (ja) | 1977-08-05 | 1977-08-05 | 計器ケ−スの枠体固定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977105384U JPS5824737Y2 (ja) | 1977-08-05 | 1977-08-05 | 計器ケ−スの枠体固定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5431643U JPS5431643U (ja) | 1979-03-01 |
JPS5824737Y2 true JPS5824737Y2 (ja) | 1983-05-27 |
Family
ID=29047600
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1977105384U Expired JPS5824737Y2 (ja) | 1977-08-05 | 1977-08-05 | 計器ケ−スの枠体固定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5824737Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5620922Y2 (ja) * | 1976-12-18 | 1981-05-18 | ||
US7437936B1 (en) * | 2007-06-27 | 2008-10-21 | Ashcroft, Inc. | Window for measuring device |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5136696Y2 (ja) * | 1971-02-15 | 1976-09-08 | ||
JPS5824880B2 (ja) * | 1975-06-20 | 1983-05-24 | 株式会社東芝 | ハンドウタイソウチ |
-
1977
- 1977-08-05 JP JP1977105384U patent/JPS5824737Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5431643U (ja) | 1979-03-01 |
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