JPS5821033A - 車両用ブレ−キシリンダ装置 - Google Patents
車両用ブレ−キシリンダ装置Info
- Publication number
- JPS5821033A JPS5821033A JP11960581A JP11960581A JPS5821033A JP S5821033 A JPS5821033 A JP S5821033A JP 11960581 A JP11960581 A JP 11960581A JP 11960581 A JP11960581 A JP 11960581A JP S5821033 A JPS5821033 A JP S5821033A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- piston
- adjustment bolt
- nut member
- rotation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 4
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 7
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 7
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 4
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 2
- 239000004519 grease Substances 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 241000906091 Lethrinus miniatus Species 0.000 description 1
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000001141 propulsive effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D65/00—Parts or details
- F16D65/38—Slack adjusters
- F16D65/40—Slack adjusters mechanical
- F16D65/52—Slack adjusters mechanical self-acting in one direction for adjusting excessive play
- F16D65/56—Slack adjusters mechanical self-acting in one direction for adjusting excessive play with screw-thread and nut
- F16D65/567—Slack adjusters mechanical self-acting in one direction for adjusting excessive play with screw-thread and nut for mounting on a disc brake
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D2121/00—Type of actuator operation force
- F16D2121/02—Fluid pressure
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D2121/00—Type of actuator operation force
- F16D2121/14—Mechanical
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D2123/00—Multiple operation forces
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D2125/00—Components of actuators
- F16D2125/18—Mechanical mechanisms
- F16D2125/20—Mechanical mechanisms converting rotation to linear movement or vice versa
- F16D2125/22—Mechanical mechanisms converting rotation to linear movement or vice versa acting transversely to the axis of rotation
- F16D2125/26—Cranks
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はシリンダ内にアジャスト機構を有する車両用ブ
レーキシリンダ装置に関するものである。
レーキシリンダ装置に関するものである。
従来のこの種の車両用ブレーキシリンダ装置においては
、マスクシリンダよりの液圧作動と、ハンドブレーキレ
バーよりの機械力による機械的作動とが行なえるように
なっており、そのアジャスト機構はピストンの変位に応
じて調整を行なうように構成されている。このため、シ
リンダ内に高液圧が与えられ、ブレーキ装置構成部品が
変形を起こしてピストンが過度に変位した場合に、アジ
ャスト機構はこのピストンの変位分をも含んで制動間隙
の調整をし、いわゆるオーバアジャストされてピストン
が戻り得なくなシ摩擦パッド等の制動部材がひきずりを
起こす危険がある。
、マスクシリンダよりの液圧作動と、ハンドブレーキレ
バーよりの機械力による機械的作動とが行なえるように
なっており、そのアジャスト機構はピストンの変位に応
じて調整を行なうように構成されている。このため、シ
リンダ内に高液圧が与えられ、ブレーキ装置構成部品が
変形を起こしてピストンが過度に変位した場合に、アジ
ャスト機構はこのピストンの変位分をも含んで制動間隙
の調整をし、いわゆるオーバアジャストされてピストン
が戻り得なくなシ摩擦パッド等の制動部材がひきずりを
起こす危険がある。
したがって、これを避けるために、アジャスト機構にピ
ストンの過度の変位を防止するために、余分の遊びを設
ける必要があり、この余分な遊びによってハンドブレー
キレバーの無効ストロークが大きくなる等の不具合があ
った。このため、ピストンの変位に応じて、制動間隙の
調整を行なうが、シリンダ内の圧液が所定値以上になる
と調整を行なうことがないようにしてオーバアジャスト
を防止したものがあるが、確実にオーバアジャストを防
止することができず、また液圧シール部を多く設ける必
要があり液洩れの原因となり、しかも構造が複雑で部品
点数も多くなる等の問題点があった。
ストンの過度の変位を防止するために、余分の遊びを設
ける必要があり、この余分な遊びによってハンドブレー
キレバーの無効ストロークが大きくなる等の不具合があ
った。このため、ピストンの変位に応じて、制動間隙の
調整を行なうが、シリンダ内の圧液が所定値以上になる
と調整を行なうことがないようにしてオーバアジャスト
を防止したものがあるが、確実にオーバアジャストを防
止することができず、また液圧シール部を多く設ける必
要があり液洩れの原因となり、しかも構造が複雑で部品
点数も多くなる等の問題点があった。
本発明の車両用ブレーキシリンダ装置の特徴はアジャス
トボルトとこれに多条ねじ螺合したナツト部材とからな
るアジャスタをシリンダ内に内蔵し、このナツト部材を
ピストンに凹凸係合して回転を規制しかつ第1スプリン
グによってディスク方向に付勢し、一方アジャストボル
トを第2スプリングによりシリンダ後方へ付勢し、かつ
シリンダ後方側に設けたハンドブレーキレバーの操作ニ
よって回転するカムシャフトにロッドを介して回転可能
に当接し、アジャスト機構の多条ねじ螺合部をピストン
側に、液圧に応じて回転しまたは回転が規制されるクラ
ッチ部をシリンダ後方に設は作用が確実でオーバアジャ
ストも有効に防止でき、液圧シール部が少なく、シかも
構造が簡単で部品点数が削減され、かつ製作容易、組付
容易で前記問題点を解決した車両用ブレーキシリンダ装
置を提供するにある。
トボルトとこれに多条ねじ螺合したナツト部材とからな
るアジャスタをシリンダ内に内蔵し、このナツト部材を
ピストンに凹凸係合して回転を規制しかつ第1スプリン
グによってディスク方向に付勢し、一方アジャストボル
トを第2スプリングによりシリンダ後方へ付勢し、かつ
シリンダ後方側に設けたハンドブレーキレバーの操作ニ
よって回転するカムシャフトにロッドを介して回転可能
に当接し、アジャスト機構の多条ねじ螺合部をピストン
側に、液圧に応じて回転しまたは回転が規制されるクラ
ッチ部をシリンダ後方に設は作用が確実でオーバアジャ
ストも有効に防止でき、液圧シール部が少なく、シかも
構造が簡単で部品点数が削減され、かつ製作容易、組付
容易で前記問題点を解決した車両用ブレーキシリンダ装
置を提供するにある。
以下、図面により本発明をディスクブレーキに適用した
一実施例に基いて説明するっ キャリパlは作動部1aと反作動部1bとこれらを結ぶ
ブリッジ部10とからなり、ブリッジ部10によりディ
スク2を跨ぎ、ブラケット3にディスク軸方向に移動可
能に設けられている。作動部1aにはディスク2儒t−
開口したシリンダ4が形成されており、このシリンダ4
の大径部4&内にはコツプ状のピストン5がピストンシ
ール6によって密に摺動可能に嵌合され、これによりシ
リンダ4内に液圧室7が画成され、マスタシリ7ダ(図
示せず)と連通する液通孔8によシ液圧室7内に圧液が
供給される。ディスク20両側には制動部材である摩擦
パッド9.9′が配置され、このシリンダ側の摩擦パッ
ド9はブラケット3にディスク軸方向に移動可能である
が回転を規制して支持され、他方の摩擦パッド9′は反
作動部1bに係合している。
一実施例に基いて説明するっ キャリパlは作動部1aと反作動部1bとこれらを結ぶ
ブリッジ部10とからなり、ブリッジ部10によりディ
スク2を跨ぎ、ブラケット3にディスク軸方向に移動可
能に設けられている。作動部1aにはディスク2儒t−
開口したシリンダ4が形成されており、このシリンダ4
の大径部4&内にはコツプ状のピストン5がピストンシ
ール6によって密に摺動可能に嵌合され、これによりシ
リンダ4内に液圧室7が画成され、マスタシリ7ダ(図
示せず)と連通する液通孔8によシ液圧室7内に圧液が
供給される。ディスク20両側には制動部材である摩擦
パッド9.9′が配置され、このシリンダ側の摩擦パッ
ド9はブラケット3にディスク軸方向に移動可能である
が回転を規制して支持され、他方の摩擦パッド9′は反
作動部1bに係合している。
前記ピストン5の頭部5aには適数箇所に凹部5bが形
成さ、れており、この凹部5bはこれに対応して摩擦パ
ッド9の裏板9aに形成された凸部9bと嵌合し、頭部
5aは裏板9aに当接している。これによりピストン5
は摩擦パッド9t−デイスフ軸方向には押動するが、摩
擦バッド9によりその回転は規制されているっ 前記液圧室7内にはアジャストボルト10とナツト部材
11とからなるアジャスタ12が内蔵されており、この
ナツト部材11には多条の雌ねじ11aが、ま曳アジャ
ストボルト10の小径軸部には多条の雄ねじ10aがそ
れぞれ刻設され、両者11八、10aは螺合隙間を小さ
く多条ねじ螺合している。
成さ、れており、この凹部5bはこれに対応して摩擦パ
ッド9の裏板9aに形成された凸部9bと嵌合し、頭部
5aは裏板9aに当接している。これによりピストン5
は摩擦パッド9t−デイスフ軸方向には押動するが、摩
擦バッド9によりその回転は規制されているっ 前記液圧室7内にはアジャストボルト10とナツト部材
11とからなるアジャスタ12が内蔵されており、この
ナツト部材11には多条の雌ねじ11aが、ま曳アジャ
ストボルト10の小径軸部には多条の雄ねじ10aがそ
れぞれ刻設され、両者11八、10aは螺合隙間を小さ
く多条ねじ螺合している。
このナツト部材11の頭部1ik)の下側には半径方向
に凸条110が形成され、との凸条110はピストン5
の中心に穿設された穴部50より放射状に形成された溝
部5dのうち下側構部に係合し、かつナツト部材110
頭部11bはピストン5の内面に当接し、更にアジャス
トボルト10の先端は穴部5ciC″ピストン5と干渉
しないように遊びを有して嵌合されている。これにより
、ナツト部材11はピストン5により回転が規制され、
かつピストン5の内面に形成された凸条itcが嵌合し
ていない上側の溝部参着がエア抜き通路13となり、組
付時に多条ねじ10a、111!Lおよび穴部5C等に
溜まるエアを確実に抜くことができるようになっている
。
に凸条110が形成され、との凸条110はピストン5
の中心に穿設された穴部50より放射状に形成された溝
部5dのうち下側構部に係合し、かつナツト部材110
頭部11bはピストン5の内面に当接し、更にアジャス
トボルト10の先端は穴部5ciC″ピストン5と干渉
しないように遊びを有して嵌合されている。これにより
、ナツト部材11はピストン5により回転が規制され、
かつピストン5の内面に形成された凸条itcが嵌合し
ていない上側の溝部参着がエア抜き通路13となり、組
付時に多条ねじ10a、111!Lおよび穴部5C等に
溜まるエアを確実に抜くことができるようになっている
。
ナツト部材11の軸部に巻装した第1スプリング14の
一端はナツト部材11の頭部11bに、他端はピスト7
50円筒部5e内周の環状溝5fに嵌合した受座ストッ
パ15にスプリング受座16を分熱され、これによって
ナツト部材11はピストン方向に付勢され、その頭部1
1bの前面がピストン5の内面に当接している。そして
、ピスト750円筒部5e内面には前記環状溝5fより
深いエア排出溝17が、ピストン軸方向に環状溝5ft
−跨いで形成されておシ、組付時におけるピストン5の
内面等に溜まるエアの排出を容易にしている。
一端はナツト部材11の頭部11bに、他端はピスト7
50円筒部5e内周の環状溝5fに嵌合した受座ストッ
パ15にスプリング受座16を分熱され、これによって
ナツト部材11はピストン方向に付勢され、その頭部1
1bの前面がピストン5の内面に当接している。そして
、ピスト750円筒部5e内面には前記環状溝5fより
深いエア排出溝17が、ピストン軸方向に環状溝5ft
−跨いで形成されておシ、組付時におけるピストン5の
内面等に溜まるエアの排出を容易にしている。
前記アジャストボルト10はその頭部10bがシリンダ
4の小径部4bKカツプ18にょ夛密に、摺動可能でか
つ回転できるように嵌合されている。
4の小径部4bKカツプ18にょ夛密に、摺動可能でか
つ回転できるように嵌合されている。
このシリンダ小径部4bの後方には、円筒状の後方11
1(1が、小径部4bと直交して作動部1&と一体に小
径部4bに連通して形成されており、この後方壁1dに
はカムシャフト19が大小2個のベアリ/グ20を介し
て回転可能に嵌合されている。
1(1が、小径部4bと直交して作動部1&と一体に小
径部4bに連通して形成されており、この後方壁1dに
はカムシャフト19が大小2個のベアリ/グ20を介し
て回転可能に嵌合されている。
前記アジャストポル)1of)il1部lobに形成さ
れ之凹部21とカムシャフト19に軸方向に形成され九
カム溝22との間にはロッド23が介装されている。こ
のロッド23はアジャストボルト側を球面状に、カムシ
ャフト側を楔状に形成されており、これにより、ロッド
23はアジャストボルト10の回転を許容するが、カム
溝22でロッド23自身の回転は規制され、カムシャフ
ト19の回転により押されてアジャストボルト1(1−
押動し〜カムシャフト19の回転を制動方向推進力に変
換可能となっている。アジャストボルト頭部10bの凹
部21にはグリース排出路21aが底部より後方室24
に連通して溝状に形成されておシ、組付時にロッド23
の球面状部23aと四部21の底部との間にグリースが
密封されることをなくシ、クラッチ作用が確実になるよ
うにしてぃ ゝる。
れ之凹部21とカムシャフト19に軸方向に形成され九
カム溝22との間にはロッド23が介装されている。こ
のロッド23はアジャストボルト側を球面状に、カムシ
ャフト側を楔状に形成されており、これにより、ロッド
23はアジャストボルト10の回転を許容するが、カム
溝22でロッド23自身の回転は規制され、カムシャフ
ト19の回転により押されてアジャストボルト1(1−
押動し〜カムシャフト19の回転を制動方向推進力に変
換可能となっている。アジャストボルト頭部10bの凹
部21にはグリース排出路21aが底部より後方室24
に連通して溝状に形成されておシ、組付時にロッド23
の球面状部23aと四部21の底部との間にグリースが
密封されることをなくシ、クラッチ作用が確実になるよ
うにしてぃ ゝる。
前記アジャストボルト10の小径ストレート軸部100
に巻装した第2スプリング25の一端はシリンダ小径部
4bの口端に7ランク部26SLを係止して取付けられ
たリテーナ26に、他端はベアリング27t−介して頭
部10k)K轟接され、これによってアジャストボルト
10はシリンダ後方に付勢されている。そして、リテー
ナ26は小径ストレート軸部100側を軸部に沿って折
シ返してガイド部21bが形成されておシ、ガイド部2
6bと小径ストレート軸部100とのクリアランスを小
さくしてアジャストボルト100摺動時の振動を防止し
、シリンダ4への悪影響を与えることがないようにして
いる。
に巻装した第2スプリング25の一端はシリンダ小径部
4bの口端に7ランク部26SLを係止して取付けられ
たリテーナ26に、他端はベアリング27t−介して頭
部10k)K轟接され、これによってアジャストボルト
10はシリンダ後方に付勢されている。そして、リテー
ナ26は小径ストレート軸部100側を軸部に沿って折
シ返してガイド部21bが形成されておシ、ガイド部2
6bと小径ストレート軸部100とのクリアランスを小
さくしてアジャストボルト100摺動時の振動を防止し
、シリンダ4への悪影響を与えることがないようにして
いる。
前記カムシャフト19の基部19aにはレバー28がナ
ツト29により固定されており、このレバー28t−第
3図において入方向に回動するとカムシャフト19が第
2図において反時計方向に回転し、ハンドブレーキがか
かり、ブレーキを解除するとリターンスプリング30に
よってB方向に回転して元の位置に後場するようになっ
ている。
ツト29により固定されており、このレバー28t−第
3図において入方向に回動するとカムシャフト19が第
2図において反時計方向に回転し、ハンドブレーキがか
かり、ブレーキを解除するとリターンスプリング30に
よってB方向に回転して元の位置に後場するようになっ
ている。
次に、この実施例の作用について説明する。
マスクシリンダよりの圧液が液通孔st通って液圧室7
に導入されると、ピストン5は第2図において左方に移
動して一方の摩擦パッド9をディスク2の一側に押圧し
、これによシキャリパ1は反作用を受けて逆方向の右方
へ移動して反作用部1bが他方の摩擦パッドs/lディ
スク2の他側に押圧し、ブレーキ作用がなされる。
に導入されると、ピストン5は第2図において左方に移
動して一方の摩擦パッド9をディスク2の一側に押圧し
、これによシキャリパ1は反作用を受けて逆方向の右方
へ移動して反作用部1bが他方の摩擦パッドs/lディ
スク2の他側に押圧し、ブレーキ作用がなされる。
このときの液圧をP、とすると、ピストン5の前進によ
ってナツト部材11も第1スプリング14によって一体
に前進するが、この移動量はナツト部材11の多条の雌
ねじll&とアジャストポル)10の多条の雄ねじ10
aとの螺合隙間を堀める量であシ、多条ねじ螺合部に作
用する軸力は生じないので、回転トルクは発生せず、し
たがってアジャストボルト10は回転することなくブレ
ーキ作用が行なわれる。
ってナツト部材11も第1スプリング14によって一体
に前進するが、この移動量はナツト部材11の多条の雌
ねじll&とアジャストポル)10の多条の雄ねじ10
aとの螺合隙間を堀める量であシ、多条ねじ螺合部に作
用する軸力は生じないので、回転トルクは発生せず、し
たがってアジャストボルト10は回転することなくブレ
ーキ作用が行なわれる。
そして、液圧P、より高い液圧P、が液圧室7内に供給
されると、ナツト部材11はピストン5との保合状態を
保持しCtt一体に前進してナツト部材11とアジャス
トボルト10との多条ねじ螺合−間が無くなり、更に液
圧P、よシ高い分の液圧が右方へ生じアジャストポル)
10t−右方へ移動する力が発生して、前記多条ねじ螺
合部に軸力が生じ、この軸力によって回転トルクが発生
する。この回転トルクはナツト部材11がピストン5に
凹凸係合してその回転が規制されているため、アジャス
トボルト10を回転させようとする力になる。
されると、ナツト部材11はピストン5との保合状態を
保持しCtt一体に前進してナツト部材11とアジャス
トボルト10との多条ねじ螺合−間が無くなり、更に液
圧P、よシ高い分の液圧が右方へ生じアジャストポル)
10t−右方へ移動する力が発生して、前記多条ねじ螺
合部に軸力が生じ、この軸力によって回転トルクが発生
する。この回転トルクはナツト部材11がピストン5に
凹凸係合してその回転が規制されているため、アジャス
トボルト10を回転させようとする力になる。
このときのアジャストボルト10の回転を規制しようと
する力、すなわちシリンダ小径部4bとアジャストボル
ト10の頭部10bおよびカップ18との間の摩擦抵抗
であシ、頭部10bの凹部21とロッド23の球面状部
21aとの間の摩擦抵抗は極めて小さく、液圧aによっ
て生じる前記回転トルクはこれらの摩擦抵抗より大きく
設定されているので、アジャストボルト10は回転し、
ナツト部材11とアジャストボルトlOとの螺合状態が
変化しアジャスタ12は伸長する。そして、圧液の供給
を解除すると、ピストン5はピストンシール6により元
の位置に復帰しようとするが、伸長し九アジャスタ12
によって規制され、ディスク2と摩擦パッド9.9′間
の制動間隙が自動的に常に一定になるように調整される
。
する力、すなわちシリンダ小径部4bとアジャストボル
ト10の頭部10bおよびカップ18との間の摩擦抵抗
であシ、頭部10bの凹部21とロッド23の球面状部
21aとの間の摩擦抵抗は極めて小さく、液圧aによっ
て生じる前記回転トルクはこれらの摩擦抵抗より大きく
設定されているので、アジャストボルト10は回転し、
ナツト部材11とアジャストボルトlOとの螺合状態が
変化しアジャスタ12は伸長する。そして、圧液の供給
を解除すると、ピストン5はピストンシール6により元
の位置に復帰しようとするが、伸長し九アジャスタ12
によって規制され、ディスク2と摩擦パッド9.9′間
の制動間隙が自動的に常に一定になるように調整される
。
次に、前記液圧P、より更に高い液圧P1が液圧室7内
に供給されると、ナツト部材11とアジャストボルト1
0との多条ねじ螺合部に作用する軸力によって、回転ト
ルクが発生することは前記液圧P、のときと同様である
が、アジャストボルト10をシリンダ後方すなわち第2
図において右方へ押圧する力が大きくなり、アジャスト
ボルト頭部10bの凹部21をロッド23の球面状部2
3aへ強く圧接して摩擦抵抗が増大する。これによって
、アジャストボルト10の回転を規制しようとする摩擦
抵抗の方が前記回転トルクより大きくなシアジャストボ
ルト10は回転し壜くなる。
に供給されると、ナツト部材11とアジャストボルト1
0との多条ねじ螺合部に作用する軸力によって、回転ト
ルクが発生することは前記液圧P、のときと同様である
が、アジャストボルト10をシリンダ後方すなわち第2
図において右方へ押圧する力が大きくなり、アジャスト
ボルト頭部10bの凹部21をロッド23の球面状部2
3aへ強く圧接して摩擦抵抗が増大する。これによって
、アジャストボルト10の回転を規制しようとする摩擦
抵抗の方が前記回転トルクより大きくなシアジャストボ
ルト10は回転し壜くなる。
そして、ナツト部材11はピストン5に凹凸係合されて
いるので、高い液圧P、あるいはこのときキャリパ1等
に変形が生じても、ナツト部材11は回転せずピストン
5のみが第1スプリング14を圧縮して前進する。これ
によりピストン5の内面とナツト部材11の頭部11b
との間に隙間が生じるが、頭部11bの凸条110はピ
ストン5の溝部5dとの係合が外れないように設定され
ているので、ナツト部材11が回転してアジャストする
ことはない。
いるので、高い液圧P、あるいはこのときキャリパ1等
に変形が生じても、ナツト部材11は回転せずピストン
5のみが第1スプリング14を圧縮して前進する。これ
によりピストン5の内面とナツト部材11の頭部11b
との間に隙間が生じるが、頭部11bの凸条110はピ
ストン5の溝部5dとの係合が外れないように設定され
ているので、ナツト部材11が回転してアジャストする
ことはない。
このように、高い液圧P、が液圧室7内に供給され、ま
+−rヤリパ1等の変形によってピストン5が過度にシ
リンダ4内より進出することがあっても、液圧P、の設
定圧以外ではアジャスタ12は伸長することがないので
、キャリパ1の変形等ブレーキ構成部品の変形量を含ん
だ過度のアジャストが防止され、を九アジャスタ12の
多条ねじ螺合部にピストン5の過度の進出分の余分の遊
びを設ける必要がなくハンドブレーキ作用時におけるハ
ンドブレーキレバーの無効ストロークを小さくすること
ができる。
+−rヤリパ1等の変形によってピストン5が過度にシ
リンダ4内より進出することがあっても、液圧P、の設
定圧以外ではアジャスタ12は伸長することがないので
、キャリパ1の変形等ブレーキ構成部品の変形量を含ん
だ過度のアジャストが防止され、を九アジャスタ12の
多条ねじ螺合部にピストン5の過度の進出分の余分の遊
びを設ける必要がなくハンドブレーキ作用時におけるハ
ンドブレーキレバーの無効ストロークを小さくすること
ができる。
次に、ハンドブレーキ作用について説明する。
ハンドブレーキレバー(図示せず)を引、くと、レバー
28はこれからの機械力を受けて第3図において入方向
に回動する。これにより、カムシャフト19は第2図に
おいて反時計方向に回転し、ロッド23を左方へ押し出
し、これによってピストン5がアジャスタ12によって
押されて左方へ前進し、一方の摩擦パッド91にディス
ク2の一儒に押圧し、この反作用によってキャリノ<1
が逆方向の右方へ移動し、他方の摩擦ノくラド9′全デ
ィスク2の他側に押圧して71ンドブレーキがかかる。
28はこれからの機械力を受けて第3図において入方向
に回動する。これにより、カムシャフト19は第2図に
おいて反時計方向に回転し、ロッド23を左方へ押し出
し、これによってピストン5がアジャスタ12によって
押されて左方へ前進し、一方の摩擦パッド91にディス
ク2の一儒に押圧し、この反作用によってキャリノ<1
が逆方向の右方へ移動し、他方の摩擦ノくラド9′全デ
ィスク2の他側に押圧して71ンドブレーキがかかる。
このとき、ロッド23の球面状部231Lがアジャスト
ボルト頭部10bの凹部21を押圧し、両 ゛1
者間の摩擦抵抗が増大するので、アジャストボルト10
は回転することはない。したがって、ナツト部材11と
アジャストボルト10の多条ねじ螺合状態は変化せず、
アジャスタ12が縮小することはない。
ボルト頭部10bの凹部21を押圧し、両 ゛1
者間の摩擦抵抗が増大するので、アジャストボルト10
は回転することはない。したがって、ナツト部材11と
アジャストボルト10の多条ねじ螺合状態は変化せず、
アジャスタ12が縮小することはない。
前記実施例はディスクブレーキ用シリンダ装置として説
明し九が、これに限定されるものではなく、これに限ら
ずドラムブレーキのホイールシリンダ等の他の車両用ブ
レーキシリンダ装置に広く適用することができる。
明し九が、これに限定されるものではなく、これに限ら
ずドラムブレーキのホイールシリンダ等の他の車両用ブ
レーキシリンダ装置に広く適用することができる。
本発明は以上説明した如く、シリンダに内蔵し九アジャ
スト機構の多条ねじ螺合部をピストン側に、液圧に応じ
て回転し1+は回転が規制されるクラッチ部をシリンダ
後方に設は九ので、アジャスト機構はピストンの変位に
応じて伸長して制動間−を確実に調整することができる
とともに、ディスクブレーキあるいはドラムブレーキ等
を構成する部品に変化が生じ、またシリンダ内に過度の
液圧が供給されてピストンが変位してもアジャスト機構
がオーバアジャストすることを防止でき、更にこれによ
りアジャスト機構にピストンの過度の変位を防止する余
分の遊びを設ける必要がなくなり、ハンドブレーキレバ
ーの無効ストロークを極力おさえることができ、かつ従
来のものに比し液圧シール部が少なく液洩れ等も生ぜず
、構造が簡単でシリンダの一方向からの加工かり能とな
り製造が容易で、しかもアジャスト機構の組付が極めて
簡単である等の効果を有している。
スト機構の多条ねじ螺合部をピストン側に、液圧に応じ
て回転し1+は回転が規制されるクラッチ部をシリンダ
後方に設は九ので、アジャスト機構はピストンの変位に
応じて伸長して制動間−を確実に調整することができる
とともに、ディスクブレーキあるいはドラムブレーキ等
を構成する部品に変化が生じ、またシリンダ内に過度の
液圧が供給されてピストンが変位してもアジャスト機構
がオーバアジャストすることを防止でき、更にこれによ
りアジャスト機構にピストンの過度の変位を防止する余
分の遊びを設ける必要がなくなり、ハンドブレーキレバ
ーの無効ストロークを極力おさえることができ、かつ従
来のものに比し液圧シール部が少なく液洩れ等も生ぜず
、構造が簡単でシリンダの一方向からの加工かり能とな
り製造が容易で、しかもアジャスト機構の組付が極めて
簡単である等の効果を有している。
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は正面図
、第2図は第1図の11断面側面図、第3図はカムシャ
フト取付部の側面図、第4図はカムシャフト取付部の一
部切断斜視図である。 1はキャリパ、4はシリンダ、5はピストン、7は液圧
室、9.9’は摩擦パッド、10はアジャストボルト、
11はナツト部材、12はアジャスタ、14は第1スプ
リング、19はカムシャフト、23はロンド、2′:5
は第2スプリング、27はレバーである。 麦2因 豪4因 澄3凶 手続補正書 昭和5濁年uxJ126日 長 特許庁科官島田春樹殿 1、事件の表示 昭和56年特 許 願第119605号住 所 ニツシンコウギョウ ノ【 名日信工業株式会社 明細書第10頁第5行乃至第6行の「ロッド23は・・
・・・・・・・カム溝22で」を「ロッド23は球面状
部23aによりアジャストボルト10の回転を許容する
が、楔状部23bで」と訂正する。 以上
、第2図は第1図の11断面側面図、第3図はカムシャ
フト取付部の側面図、第4図はカムシャフト取付部の一
部切断斜視図である。 1はキャリパ、4はシリンダ、5はピストン、7は液圧
室、9.9’は摩擦パッド、10はアジャストボルト、
11はナツト部材、12はアジャスタ、14は第1スプ
リング、19はカムシャフト、23はロンド、2′:5
は第2スプリング、27はレバーである。 麦2因 豪4因 澄3凶 手続補正書 昭和5濁年uxJ126日 長 特許庁科官島田春樹殿 1、事件の表示 昭和56年特 許 願第119605号住 所 ニツシンコウギョウ ノ【 名日信工業株式会社 明細書第10頁第5行乃至第6行の「ロッド23は・・
・・・・・・・カム溝22で」を「ロッド23は球面状
部23aによりアジャストボルト10の回転を許容する
が、楔状部23bで」と訂正する。 以上
Claims (1)
- 1、 シリンダとピストンとによりシリンダ内に液圧室
を画成し、このピストンを軸方向に移動可能で回転が規
制されている制動部材に凹凸係合してピストンの回転を
規制し、前記液圧室にアジャストボルトとこれに多条ね
じ螺合し九ナツト部材とからなるアジャスタを内蔵し、
前記ナツト部材はピストンに凹凸係合してその回転を規
制されかつ第1スプリングによってピストン方向に付勢
され、一方前記アジャストボルトは′シリンダに回転可
能でかつ第2スプリングによってシリンダ後方側に付勢
され、このアジャストボルトのシリンダ後方側端部はロ
ッドに回転可能に恢合し、更にこのロッドはアジャスト
ボルトと直交してシリンダ後部に回転可能に設けられ九
カムシャフトに回転を規制されかつカムシャフトの回転
を制動方向推進力に変換可能に係合し九ことを特徴とす
る車両用ブレーキシリンダ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11960581A JPS5821033A (ja) | 1981-07-30 | 1981-07-30 | 車両用ブレ−キシリンダ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11960581A JPS5821033A (ja) | 1981-07-30 | 1981-07-30 | 車両用ブレ−キシリンダ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5821033A true JPS5821033A (ja) | 1983-02-07 |
Family
ID=14765529
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11960581A Pending JPS5821033A (ja) | 1981-07-30 | 1981-07-30 | 車両用ブレ−キシリンダ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5821033A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4643278A (en) * | 1984-02-08 | 1987-02-17 | Alfred Teves Gmbh | Actuating apparatus for a disc brake |
US5127315A (en) * | 1990-02-21 | 1992-07-07 | Bendix Europe Services Techniques | Brake motor subassembly and process for adjusting such a subassembly |
-
1981
- 1981-07-30 JP JP11960581A patent/JPS5821033A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4643278A (en) * | 1984-02-08 | 1987-02-17 | Alfred Teves Gmbh | Actuating apparatus for a disc brake |
US5127315A (en) * | 1990-02-21 | 1992-07-07 | Bendix Europe Services Techniques | Brake motor subassembly and process for adjusting such a subassembly |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3900084A (en) | Improvements in hydraulically and mechanically actuatable brake systems with automatic adjusters | |
GB1169577A (en) | Improvements in Self-Adjusting Mechanisms | |
JPH02286927A (ja) | ディスクブレーキカリパス組立体 | |
JPS6335857B2 (ja) | ||
GB1439758A (en) | Hydraulic brake actuators fitted with automatic slack adjusters | |
US3952845A (en) | Brake adjusters | |
GB1591959A (en) | Self-adjusting device | |
JPS5813150Y2 (ja) | デイスクブレ−キの制動間隙自動調節装置 | |
JPS5821033A (ja) | 車両用ブレ−キシリンダ装置 | |
US3827536A (en) | Brake lining wear adjusting device | |
JPH07117117B2 (ja) | 駐車ブレ−キ付きディスクブレ−キの隙間自動調整装置 | |
JP2576455Y2 (ja) | ディスクブレーキの制動間隙自動調節装置 | |
JPS6221143Y2 (ja) | ||
JPS6144016Y2 (ja) | ||
JPS6157503B2 (ja) | ||
JPS6221144Y2 (ja) | ||
JPS6221148Y2 (ja) | ||
JPS5939224Y2 (ja) | オ−トスラツクアジヤスタ | |
JPH0534349Y2 (ja) | ||
JPS6144015Y2 (ja) | ||
JP2554692B2 (ja) | デイスクブレーキの間隙自動調整装置 | |
JPH0354984Y2 (ja) | ||
JPS6324272Y2 (ja) | ||
JP2000120737A (ja) | 自動調整機能付きブレーキホイールシリンダ | |
JPH021546Y2 (ja) |