JPS58189643A - 感光体 - Google Patents
感光体Info
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- JPS58189643A JPS58189643A JP57054567A JP5456782A JPS58189643A JP S58189643 A JPS58189643 A JP S58189643A JP 57054567 A JP57054567 A JP 57054567A JP 5456782 A JP5456782 A JP 5456782A JP S58189643 A JPS58189643 A JP S58189643A
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- Japan
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- photoconductive layer
- gas
- layer
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G5/00—Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
- G03G5/02—Charge-receiving layers
- G03G5/04—Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor
- G03G5/08—Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor characterised by the photoconductive material being inorganic
- G03G5/082—Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor characterised by the photoconductive material being inorganic and not being incorporated in a bonding material, e.g. vacuum deposited
- G03G5/08214—Silicon-based
- G03G5/08235—Silicon-based comprising three or four silicon-based layers
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G5/00—Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
- G03G5/02—Charge-receiving layers
- G03G5/04—Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor
- G03G5/08—Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor characterised by the photoconductive material being inorganic
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
- Light Receiving Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
本発明は可視光波長領域にも近赤外波長領域にも優れた
光感度特性を示す感光体に関する。
光感度特性を示す感光体に関する。
従来技術
ここ数年、グロー放電分解法やスパッタリング法によっ
て生成されるアモルファスシリコン(以下、a−8i
ト略す)、アモルファスゲルマニウム(以下、a−Ge
と略す)乃至はアモルファスシリコン−ゲルマニウム(
以下、a−8i:Geと略す)の電子写真感光体への応
用が注目されてきている。これはこれらa−8i 、
a−Ge 1a−8i :Geが従来のセレンやCd
S感光体等と比して環境汚染性、耐熱性、摩耗性等にお
いて一段と優れているためである。
て生成されるアモルファスシリコン(以下、a−8i
ト略す)、アモルファスゲルマニウム(以下、a−Ge
と略す)乃至はアモルファスシリコン−ゲルマニウム(
以下、a−8i:Geと略す)の電子写真感光体への応
用が注目されてきている。これはこれらa−8i 、
a−Ge 1a−8i :Geが従来のセレンやCd
S感光体等と比して環境汚染性、耐熱性、摩耗性等にお
いて一段と優れているためである。
そして特にa−8i:Geの場合、Goのバンドギャッ
プがa −Siと比して小さいため、a−8iにGeま
しい半導体レーザービームプリンターへの応用が考えら
れる。a−8i:Ge光導電層は単層構造(基板を含ま
ず)として用いた場合、a −S iに対するG6の含
有量を大とすればする程、 長波長側に光感度は延びる
が、可視光領域を含む全体の光感度を低下させるという
不都合が生じる。つまりGeは長波長側感度向上には有
効であるがそれに伴ってa −S iが本来有する優れ
た可視光領域の光感度を低下せしめるという矛盾を生じ
る。従ってGeの含有量はかなりの制限を受けてしまい
、所望の光感度特性を持つ感光体を得ることができない
。更にGeはa −S iと比して光吸収率が高いこと
に加えて、光吸収により発生するチャージャキャリアの
移動度(mobilit、y )が小さい。このことは
単層構造の場合、チャージキャリアの多くが光導電層中
にトラップされることを意味し、残留電位の上昇と光感
度の低下を招くという欠点がある。
プがa −Siと比して小さいため、a−8iにGeま
しい半導体レーザービームプリンターへの応用が考えら
れる。a−8i:Ge光導電層は単層構造(基板を含ま
ず)として用いた場合、a −S iに対するG6の含
有量を大とすればする程、 長波長側に光感度は延びる
が、可視光領域を含む全体の光感度を低下させるという
不都合が生じる。つまりGeは長波長側感度向上には有
効であるがそれに伴ってa −S iが本来有する優れ
た可視光領域の光感度を低下せしめるという矛盾を生じ
る。従ってGeの含有量はかなりの制限を受けてしまい
、所望の光感度特性を持つ感光体を得ることができない
。更にGeはa −S iと比して光吸収率が高いこと
に加えて、光吸収により発生するチャージャキャリアの
移動度(mobilit、y )が小さい。このことは
単層構造の場合、チャージキャリアの多くが光導電層中
にトラップされることを意味し、残留電位の上昇と光感
度の低下を招くという欠点がある。
発明の目的
本発明は以上の事実に鑑みて成されたもので、その目的
とするところは、可視光領域はもとより近赤外領域でも
高感度で良好な画像を得ることのできる感光体を提供す
ることにある。
とするところは、可視光領域はもとより近赤外領域でも
高感度で良好な画像を得ることのできる感光体を提供す
ることにある。
本発明の要旨は、導電性基板上に電荷保持層として機能
春厚さが約5乃至100ミクロンのアモルファスシリコ
ン半導体層と、少なくとも水素を含有し厚さが約0.1
乃至8ミクロンで長波長領域(700〜850nm)の
光感度を保証するアモルファスシリコン−ゲルマニウム
光導電層と、やはり少なくとも水素を含有し厚さが約0
.1乃至8ミクロンで可視光領域での光感度を保証する
アモルファスシリコン光導電層を順次積層してなる感光
体にある。
春厚さが約5乃至100ミクロンのアモルファスシリコ
ン半導体層と、少なくとも水素を含有し厚さが約0.1
乃至8ミクロンで長波長領域(700〜850nm)の
光感度を保証するアモルファスシリコン−ゲルマニウム
光導電層と、やはり少なくとも水素を含有し厚さが約0
.1乃至8ミクロンで可視光領域での光感度を保証する
アモルファスシリコン光導電層を順次積層してなる感光
体にある。
第1図は本発明に係る感光体の構成を示し、(1)は導
電性基板でその上にa −S i半導体層(2)、a−
8i:Ge光導電層(3)及びa−8i光導電層(4)
を順次積層してなるものである。
電性基板でその上にa −S i半導体層(2)、a−
8i:Ge光導電層(3)及びa−8i光導電層(4)
を順次積層してなるものである。
基板(1)上に形成されるa −S i半導体層(2)
はグロー放電分解法やスパッタリング法によって厚さ約
5乃至100ミクロン、好ましくは約10乃至60ミク
ロン・に生成される。このa −Si半導体層(2)は
・後述するa −S i光導電層(4)の表面におけ
る電荷の保持を保証する電荷保持層として機能するとと
もに基板(1)側へチャージキャリアを運搬するための
電荷運搬層として機能する。電荷保持層として有効に機
能するためにはa −S i半導体層(2)は暗抵抗に
して約1013Ω・a以上が必要で、例えば本願と同一
発明者に係る特開昭56−156884号公報に示され
るようにa −S iに約10乃至40 atomic
%の水素、約5X10 ”乃至I Q ’ atom
ic%の酸素並びに約10乃至20000 ppmの周
期律表第■A族不純物(好ましくは硼素)を含有するこ
とによって暗抵抗にして10 Ω・G以上が保証される
。
はグロー放電分解法やスパッタリング法によって厚さ約
5乃至100ミクロン、好ましくは約10乃至60ミク
ロン・に生成される。このa −Si半導体層(2)は
・後述するa −S i光導電層(4)の表面におけ
る電荷の保持を保証する電荷保持層として機能するとと
もに基板(1)側へチャージキャリアを運搬するための
電荷運搬層として機能する。電荷保持層として有効に機
能するためにはa −S i半導体層(2)は暗抵抗に
して約1013Ω・a以上が必要で、例えば本願と同一
発明者に係る特開昭56−156884号公報に示され
るようにa −S iに約10乃至40 atomic
%の水素、約5X10 ”乃至I Q ’ atom
ic%の酸素並びに約10乃至20000 ppmの周
期律表第■A族不純物(好ましくは硼素)を含有するこ
とによって暗抵抗にして10 Ω・G以上が保証される
。
もっともこの場合、酸素含有量を最大5X10”ato
mic%としたのは優れた光感度特性を維持するためで
あるが、a −Si半導体層(2)は光導電層として機
能しないので特開昭54−145589号公報に示され
るように酸素を80 atomic%程度まで含有して
も差し支えはない。また酸素に代り同量の窒素、炭素を
含有してもよい。要はa −Si半導体層(2)として
1013Ω・〔オーダの暗抵抗が達成されるのであれば
その添加物は任意である。a −S iの暗抵抗が酸素
や窒素の添加により著しく向上するのは不明な点も多い
がダングリングボンドを有効に解消するためと考えられ
る。即ち、a −S iはその出発原料としてSiH4
,5i2Hs等が用いられるとともに。
mic%としたのは優れた光感度特性を維持するためで
あるが、a −Si半導体層(2)は光導電層として機
能しないので特開昭54−145589号公報に示され
るように酸素を80 atomic%程度まで含有して
も差し支えはない。また酸素に代り同量の窒素、炭素を
含有してもよい。要はa −Si半導体層(2)として
1013Ω・〔オーダの暗抵抗が達成されるのであれば
その添加物は任意である。a −S iの暗抵抗が酸素
や窒素の添加により著しく向上するのは不明な点も多い
がダングリングボンドを有効に解消するためと考えられ
る。即ち、a −S iはその出発原料としてSiH4
,5i2Hs等が用いられるとともに。
グロー放電分解法にあってはキャリアーガスとして水素
が用いられることにより、更には硼素を含有するときに
はB2H6が使用される関係上米素、一般には10乃至
4 Q atomic%のオーダの水素が含まれる。し
かし水素のみではダングリングボンドを不充分にしか解
消もきず暗抵抗は余り向上しない。ところが酸素や窒素
は含有によってダングリングボンドをほとんど解消して
暗抵抗を10180・01以上に向上する。 またa−
8iはその固有の性質としてバンドギャップが広くチャ
ージキャリアの移動度が大きいので電荷運搬層として有
効に作用する。
が用いられることにより、更には硼素を含有するときに
はB2H6が使用される関係上米素、一般には10乃至
4 Q atomic%のオーダの水素が含まれる。し
かし水素のみではダングリングボンドを不充分にしか解
消もきず暗抵抗は余り向上しない。ところが酸素や窒素
は含有によってダングリングボンドをほとんど解消して
暗抵抗を10180・01以上に向上する。 またa−
8iはその固有の性質としてバンドギャップが広くチャ
ージキャリアの移動度が大きいので電荷運搬層として有
効に作用する。
a −S i半導体層(2)の厚さを少なくとも5ミク
ロン、好ましくは10ミクロン以上とするのは、それ以
下の厚さでは感光体を所望の表面電位に帯電するのが困
難なためで、また100Eクロン以下、好ましくは60
ミクロン以下とするのは表面電位が飽和するためである
。
ロン、好ましくは10ミクロン以上とするのは、それ以
下の厚さでは感光体を所望の表面電位に帯電するのが困
難なためで、また100Eクロン以下、好ましくは60
ミクロン以下とするのは表面電位が飽和するためである
。
a−8i:Ge光導電層(3)はやはりグロー放電分解
法やスパッタリング法によってa −S i半導体層(
2)上に約0.1乃至3ミクロンの厚さに形成され、少
なくとも水素を約10乃至4 Q atomic%含有
する。
法やスパッタリング法によってa −S i半導体層(
2)上に約0.1乃至3ミクロンの厚さに形成され、少
なくとも水素を約10乃至4 Q atomic%含有
する。
これは出発原料として5i)(4、GeH4等が用いら
れ、また後述するがグロー放電分解法にあっては水素を
SiH4、GeH4ガスのキャリアーガスとして用いる
のが好都合なためである。もつともこのように水素のみ
を含有するa−8i:Ge光導電層(3)にあっては暗
抵抗にして1010Ω・Gに満たないが、 上述したa
−S i半導体層(2)が電荷保持層として機能する
ので何ら差し支えはない。しかし必要に応じて暗抵抗乃
至は感度向上のために適量の周期律表第■A族不純物、
好ましくは硼素、更には微量の酸素を含有してもよい。
れ、また後述するがグロー放電分解法にあっては水素を
SiH4、GeH4ガスのキャリアーガスとして用いる
のが好都合なためである。もつともこのように水素のみ
を含有するa−8i:Ge光導電層(3)にあっては暗
抵抗にして1010Ω・Gに満たないが、 上述したa
−S i半導体層(2)が電荷保持層として機能する
ので何ら差し支えはない。しかし必要に応じて暗抵抗乃
至は感度向上のために適量の周期律表第■A族不純物、
好ましくは硼素、更には微量の酸素を含有してもよい。
第1JA族不純物は最大20000 ppmまで、 酸
素は約1 atomic%まで含有するのが好ましい。
素は約1 atomic%まで含有するのが好ましい。
これは酸素は暗抵抗を著しく向上させるが逆に光感度を
低下させるためで1atomi c%以上含有すればa
−8i :Ge本来の光感度特性が損われてしまうため
である。尚、第1JA族不純物だけでもある程度の暗抵
抗向上は可能であるとともに最も高感度である。
低下させるためで1atomi c%以上含有すればa
−8i :Ge本来の光感度特性が損われてしまうため
である。尚、第1JA族不純物だけでもある程度の暗抵
抗向上は可能であるとともに最も高感度である。
上記a−8i :Ge光導電層(8)はGeのバンドギ
ャップがa −Siと比して小さいことより近赤外領域
、特に700乃至900 nmの長波長側領域の優れた
光感度を保証する。即ち、Geはa −S iのみでは
低感度である長波長領域の光感度を向上させ、800
nm前後の波長を露光源とする半導体レーザビームプリ
ンターへの応用を可能ならしめる。長波長側感度向上の
ためにa −3iに対しGeはモル比で最大では05乃
至0.65である。モル比で最低でも19:1とするの
はそれ以下のGe含有では長波長領域での感度向上が期
待できないこと、逆に1;1以上とすれば感度が逆に低
下するtコめである。
ャップがa −Siと比して小さいことより近赤外領域
、特に700乃至900 nmの長波長側領域の優れた
光感度を保証する。即ち、Geはa −S iのみでは
低感度である長波長領域の光感度を向上させ、800
nm前後の波長を露光源とする半導体レーザビームプリ
ンターへの応用を可能ならしめる。長波長側感度向上の
ためにa −3iに対しGeはモル比で最大では05乃
至0.65である。モル比で最低でも19:1とするの
はそれ以下のGe含有では長波長領域での感度向上が期
待できないこと、逆に1;1以上とすれば感度が逆に低
下するtコめである。
これはGeのバンドギャップがa −S iと比してか
なり狭いため、多量のGeを入れた場合にはa−8i:
Ge光導電層(3)で発生するチャージキャリアがa−
8i半導体層(2)との界面でトラ、ノブされるtこめ
と考えられる。
なり狭いため、多量のGeを入れた場合にはa−8i:
Ge光導電層(3)で発生するチャージキャリアがa−
8i半導体層(2)との界面でトラ、ノブされるtこめ
と考えられる。
a−8i:Ge光導電層(3)の厚さを少なくとも0.
1ミクロンとするのはそれ以下の厚さでは充分に光吸収
できず感度保証ができないためである。また厚さを約3
ミクロン以下とするのはa −S i半導体層(2)に
よって感光体の電荷保持が保証されていることに加え、
前述の通り、 Geはバンドギャップが狭くチャージキ
ャリアの移動度が小さいためである。つまりa−8i:
Ge光導電層(3)はその層で発生するチャージキャリ
アはもとより後述する上層のa −S i光導電層(4
)で発生するチャージキャリアをa −Si半導体層(
2)へ運搬せしめる必要があり、3ミクロン以上の厚さ
とすればa −S i光導電層(4)の感度低下が大き
くなる。
1ミクロンとするのはそれ以下の厚さでは充分に光吸収
できず感度保証ができないためである。また厚さを約3
ミクロン以下とするのはa −S i半導体層(2)に
よって感光体の電荷保持が保証されていることに加え、
前述の通り、 Geはバンドギャップが狭くチャージキ
ャリアの移動度が小さいためである。つまりa−8i:
Ge光導電層(3)はその層で発生するチャージキャリ
アはもとより後述する上層のa −S i光導電層(4
)で発生するチャージキャリアをa −Si半導体層(
2)へ運搬せしめる必要があり、3ミクロン以上の厚さ
とすればa −S i光導電層(4)の感度低下が大き
くなる。
a−8i:Ge光導電層(3)上に形成されるa −S
i光導電層(4)は同様の製造方法により01乃至3
ミクロンの厚さに生成され少なくとも10乃至4Q a
l、omi c竪、の水素を含有する。
i光導電層(4)は同様の製造方法により01乃至3
ミクロンの厚さに生成され少なくとも10乃至4Q a
l、omi c竪、の水素を含有する。
前述した通り、a −Siは水素を含有するのみではそ
の暗抵抗が低いが、a −Si半導体層(2)が電荷保
持層として機能するので水素のみの含有でもよい。しか
しa −S i光導電層(4)はその表面が作像面であ
る関係上、暗抵抗が不充分に低いと横方向の電荷の流れ
が生じ画像乱れを生じる。このため、・−8i光導電層
(4)は暗抵抗向上のために水素に加え、適量の周期律
表第■A族不純物(好ましくは硼素)、更には微量の酸
素又は炭素を含有するのが好ましい。何れの添加もa
−S i光導電層の暗抵抗を向上するのに有効であるが
、特に酸素、炭素が有効である。酸素は前述した特開昭
56−156834号公報にも記載されている通り、約
5X10 ” atc+mi・・%まで含有することが
できる。これはa −Siは酸素の含有により暗抵抗は
向上するが逆に光感度が低下するためである。尚、酸素
を含有したときには第1[A族不純物を10乃至200
00 ppm合わせて含有することができる。炭素の場
合、酸素はど光感度の低下は著しくなく約5 atom
ic%まで含有してもよい。そ゛の他、a −Siの光
感度を損うことなく暗抵抗を向上できるのであればその
含有物は適当でよい。
の暗抵抗が低いが、a −Si半導体層(2)が電荷保
持層として機能するので水素のみの含有でもよい。しか
しa −S i光導電層(4)はその表面が作像面であ
る関係上、暗抵抗が不充分に低いと横方向の電荷の流れ
が生じ画像乱れを生じる。このため、・−8i光導電層
(4)は暗抵抗向上のために水素に加え、適量の周期律
表第■A族不純物(好ましくは硼素)、更には微量の酸
素又は炭素を含有するのが好ましい。何れの添加もa
−S i光導電層の暗抵抗を向上するのに有効であるが
、特に酸素、炭素が有効である。酸素は前述した特開昭
56−156834号公報にも記載されている通り、約
5X10 ” atc+mi・・%まで含有することが
できる。これはa −Siは酸素の含有により暗抵抗は
向上するが逆に光感度が低下するためである。尚、酸素
を含有したときには第1[A族不純物を10乃至200
00 ppm合わせて含有することができる。炭素の場
合、酸素はど光感度の低下は著しくなく約5 atom
ic%まで含有してもよい。そ゛の他、a −Siの光
感度を損うことなく暗抵抗を向上できるのであればその
含有物は適当でよい。
少なくとも水素を含むa −Si光導電層(4)は可視
光領域で優れた光感度特性を示し、従来のSe、 Se
−Te 感光体と比してかなり高感度である。従って本
発明に係る感光体はa −Si :Ge光導電層(3)
が長波長領域の、そしてa −Si光導電層(4)が可
視光領域の光感度を保証する。これに関して、a−8i
光導電層(4)の厚さを約01乃至3ミクロンとするの
は、01ミクロン以下では光吸収が不充分で可視光領域
の感度保証ができないためで、3ミクロン以りでは下の
a−3i:Ge光導電層(3)に光が充分に到達せず長
波長領域の優れた光感度が保証できなくなるためである
。つまり第2図はa −S i光導電層(水素約25
atomie%、酸素約0. Ol atomic%、
硼素40 pplTl含有)とa −S i O,76
Ge O,25光導電@(水素約25 atomic%
、酸素約0.01 aもomic%、硼素4 Q pp
m含有)の400から10001mに至る波長における
各層の膜厚1ミクロン当りの光透過率(%/ミクロン)
を示すが、これから明らかなようにa −Si光導電層
はカーブ(A)で示すように700nm以下、特に60
0 nm前後の波長では光透過率は低いが7001m以
上の長波長の光に対しては透過率が90%以りと非常に
高い。換言すればa −Si光導電層(4)はそれ自体
では高感度である可視光領域の光は、よく吸収するが低
感度な長波長領域の光は多く透過する。従って7000
m以上の光はそれ以上の波長で高感度な下層のa−8i
:Ge層(3)へ多く到達する。そしてa−8i:Ge
光導電層はカーブ(B)に示す通りa −S iと比べ
て長波長側での光透過率が低く、つまり光吸収が高いの
でその領域での光感度を高感度保証する。もっともa
−3i光導電層(4)の膜厚を次第に厚くすると、それ
だけa −8i:Ge光導電層(3)への光量は低下し
、 この意味で最大3ミクロン位いが適当である。但し
基本的にはa −S i光導電層(4)の厚さを大とす
れば可視光領域の感度は向上し逆に長波長領域の感度が
低下し、またa−8i:Ge光導電層(3)の厚さを大
きくすれば長波長側の感度は向上するが可視光領域の感
度が低下(a−8i層(4)で発生したチャージキ
ャリアがa−8i:Ge層(3)でトラップされるため
)するので、感光体の主たる使用感度に応じて膜厚を定
めればよい。尚、a −Si光導電層(4)に炭素を含
有した場合は、光透過率はカーブ(A)より幾分低いの
で膜厚も最大2ミクロン位いとするのが望ましい。
光領域で優れた光感度特性を示し、従来のSe、 Se
−Te 感光体と比してかなり高感度である。従って本
発明に係る感光体はa −Si :Ge光導電層(3)
が長波長領域の、そしてa −Si光導電層(4)が可
視光領域の光感度を保証する。これに関して、a−8i
光導電層(4)の厚さを約01乃至3ミクロンとするの
は、01ミクロン以下では光吸収が不充分で可視光領域
の感度保証ができないためで、3ミクロン以りでは下の
a−3i:Ge光導電層(3)に光が充分に到達せず長
波長領域の優れた光感度が保証できなくなるためである
。つまり第2図はa −S i光導電層(水素約25
atomie%、酸素約0. Ol atomic%、
硼素40 pplTl含有)とa −S i O,76
Ge O,25光導電@(水素約25 atomic%
、酸素約0.01 aもomic%、硼素4 Q pp
m含有)の400から10001mに至る波長における
各層の膜厚1ミクロン当りの光透過率(%/ミクロン)
を示すが、これから明らかなようにa −Si光導電層
はカーブ(A)で示すように700nm以下、特に60
0 nm前後の波長では光透過率は低いが7001m以
上の長波長の光に対しては透過率が90%以りと非常に
高い。換言すればa −Si光導電層(4)はそれ自体
では高感度である可視光領域の光は、よく吸収するが低
感度な長波長領域の光は多く透過する。従って7000
m以上の光はそれ以上の波長で高感度な下層のa−8i
:Ge層(3)へ多く到達する。そしてa−8i:Ge
光導電層はカーブ(B)に示す通りa −S iと比べ
て長波長側での光透過率が低く、つまり光吸収が高いの
でその領域での光感度を高感度保証する。もっともa
−3i光導電層(4)の膜厚を次第に厚くすると、それ
だけa −8i:Ge光導電層(3)への光量は低下し
、 この意味で最大3ミクロン位いが適当である。但し
基本的にはa −S i光導電層(4)の厚さを大とす
れば可視光領域の感度は向上し逆に長波長領域の感度が
低下し、またa−8i:Ge光導電層(3)の厚さを大
きくすれば長波長側の感度は向上するが可視光領域の感
度が低下(a−8i層(4)で発生したチャージキ
ャリアがa−8i:Ge層(3)でトラップされるため
)するので、感光体の主たる使用感度に応じて膜厚を定
めればよい。尚、a −Si光導電層(4)に炭素を含
有した場合は、光透過率はカーブ(A)より幾分低いの
で膜厚も最大2ミクロン位いとするのが望ましい。
第2図はまたa −S i光導電層(4)を最上層とし
なければならないことを意味している。a−8i:Ge
光導電層(3)を最上層とすればその短波長の光透過率
が低いため可視光領域の光感度が保証できなくなる。
なければならないことを意味している。a−8i:Ge
光導電層(3)を最上層とすればその短波長の光透過率
が低いため可視光領域の光感度が保証できなくなる。
以上の構成の感光体にあっては、更に基板(1)とa
−S i半導体層(2)間に整流層を設けてもよい。
−S i半導体層(2)間に整流層を設けてもよい。
次に本発明に係る感光体を製造するための誘導ゝ結合型
グロー放電分解装置について説明する。
グロー放電分解装置について説明する。
第3図において、第1、第2、第3、第4、第5タンク
(5)、(6)、(7)、(8)、(9)には夫々Si
H4、B2H6、QcH4,02、C2H4ガスが密封
されている。SiH4、B2H6、Ge1(4ガスのキ
ャリアーガスは何れも水素であるが、A「、Heであっ
ても差し支えはない。
(5)、(6)、(7)、(8)、(9)には夫々Si
H4、B2H6、QcH4,02、C2H4ガスが密封
されている。SiH4、B2H6、Ge1(4ガスのキ
ャリアーガスは何れも水素であるが、A「、Heであっ
ても差し支えはない。
これらガスは対応する第1、第2、第3、第4、第5調
整弁(10)、(11)、(12)、(13)、(14
)を開放することにより放出され、その流量はマスフロ
ーコントローラー(15)、(16)、(17)、(1
8)、(19)により規制され、第1及び第2タンク(
5)、(6)、のガスは第1主管(20)へと、第3タ
ンク(7)からのGeH4ガスは第2主管(21)へと
、更に第4、第5タンク(8)、(9)からの02、C
2H2ガスは夫々第3、第4主管(22)、(23)へ
と送られる。尚、(24)、(25)、(26χ(27
)、(28)は流量計、(29)、(30)、(81)
、(32)はチェック弁である。第1、第2、第3、第
4主管(20)、(21)、(22)、(23)を通じ
て流れるガスは反応管(33)へと送り込まれるが、こ
の反応管の周囲には共振振動コイル(84)が巻回され
ておりそれ自体の高周波電力は約01乃至3 kilo
wattsであることが好ま、シ<、また周波数は1乃
至50 MHz が適当である。反応管(83)内部に
はその上にa−3i;Ge半導体層(2)が形成される
アルミニウム、ステンレス、NESAガラス等のような
基板(35)がモータ(86)により回転可能であるタ
ーンテーブル(37)−Lに載置されており、該基板(
35)自体は適当な加熱手段により約100乃至400
′C1好ましくは約150乃至300℃の温度に均一加
熱されている。
整弁(10)、(11)、(12)、(13)、(14
)を開放することにより放出され、その流量はマスフロ
ーコントローラー(15)、(16)、(17)、(1
8)、(19)により規制され、第1及び第2タンク(
5)、(6)、のガスは第1主管(20)へと、第3タ
ンク(7)からのGeH4ガスは第2主管(21)へと
、更に第4、第5タンク(8)、(9)からの02、C
2H2ガスは夫々第3、第4主管(22)、(23)へ
と送られる。尚、(24)、(25)、(26χ(27
)、(28)は流量計、(29)、(30)、(81)
、(32)はチェック弁である。第1、第2、第3、第
4主管(20)、(21)、(22)、(23)を通じ
て流れるガスは反応管(33)へと送り込まれるが、こ
の反応管の周囲には共振振動コイル(84)が巻回され
ておりそれ自体の高周波電力は約01乃至3 kilo
wattsであることが好ま、シ<、また周波数は1乃
至50 MHz が適当である。反応管(83)内部に
はその上にa−3i;Ge半導体層(2)が形成される
アルミニウム、ステンレス、NESAガラス等のような
基板(35)がモータ(86)により回転可能であるタ
ーンテーブル(37)−Lに載置されており、該基板(
35)自体は適当な加熱手段により約100乃至400
′C1好ましくは約150乃至300℃の温度に均一加
熱されている。
また反応管(33)の内部は層形成時に高度の真空状態
(放電圧、05乃至2 Torr )を必要とすること
により回転ポンプ(38)と拡散ポンプ(39)に連結
されている。
(放電圧、05乃至2 Torr )を必要とすること
により回転ポンプ(38)と拡散ポンプ(39)に連結
されている。
以上のグロー放電分解装置において、まずa−81半導
体層(2)を基板上に形成するには第1調整弁(10)
を開放して第1タンク(5)よりSiH4ガスを、硼素
を含有するときは第2調整弁(11)をも開放して第2
タンク(6)よりB2H6ガスを、更に酸素を含有する
ときには第4調整弁(13)をも開放して02ガスを放
出する。各ガスの放出量は、マスフローコントロラー(
15)、(16)、(18)により規制され、SiH4
ガスあるいはそれにB2H6ガスが混合されたガスが第
1主管(20)を介して、SiH4に対し一定のモル比
にある酸素ガスが第8主管(22)を介して反応管(8
3)へと送り込まれる。そして反応管(33)内部が0
5乃至2.0 Torr程度の真空状態、基板温度が1
00乃至4006C1共振振動コイル(34)の高周波
電力が0.1乃至8 kilowatts、また周波数
が1乃至50MHzに設定されていることに相俟ってグ
ロー放電が起こり、ガスが分解して基板上に水素、更に
も酸素、硼素を含有するa −S i半導体層(2)が
約0.5乃至5ミクロン/60分の早さで形成される。
体層(2)を基板上に形成するには第1調整弁(10)
を開放して第1タンク(5)よりSiH4ガスを、硼素
を含有するときは第2調整弁(11)をも開放して第2
タンク(6)よりB2H6ガスを、更に酸素を含有する
ときには第4調整弁(13)をも開放して02ガスを放
出する。各ガスの放出量は、マスフローコントロラー(
15)、(16)、(18)により規制され、SiH4
ガスあるいはそれにB2H6ガスが混合されたガスが第
1主管(20)を介して、SiH4に対し一定のモル比
にある酸素ガスが第8主管(22)を介して反応管(8
3)へと送り込まれる。そして反応管(33)内部が0
5乃至2.0 Torr程度の真空状態、基板温度が1
00乃至4006C1共振振動コイル(34)の高周波
電力が0.1乃至8 kilowatts、また周波数
が1乃至50MHzに設定されていることに相俟ってグ
ロー放電が起こり、ガスが分解して基板上に水素、更に
も酸素、硼素を含有するa −S i半導体層(2)が
約0.5乃至5ミクロン/60分の早さで形成される。
厚さ5乃至100ミクロンのa−8i半導体層が形成さ
れると、一旦、グロー放電を中断する。続いて第1、第
8タンク(5)、(7)よりSiH4、GeH4ガス、
更に必要に応じて第2タンク(6)よりB2H6ガス、
第4タンク(8)より02ガスを放出させて上記と同様
の条件の下で少なくとも水素を含有するa −S i:
Ge光導電@(8)をa −S i半導体層(2)上に
厚さ01乃至3ミクロンに形成する。ここで再びグロー
放電を中断し、その後、第1、第2、第4タンク(5)
、(6)、(8)よりSiH4、B2H6,02ガスあ
るいは02ガスに代って第5タンク(9)よりC2H4
′ガスを放出させa−8i:Ge光導電層(3)上に水
素に加え少なくとも酸素又は”炭素を含有するa −S
i光導電層(4)を厚さ0.1乃至8′ミクロンに形成
する。
れると、一旦、グロー放電を中断する。続いて第1、第
8タンク(5)、(7)よりSiH4、GeH4ガス、
更に必要に応じて第2タンク(6)よりB2H6ガス、
第4タンク(8)より02ガスを放出させて上記と同様
の条件の下で少なくとも水素を含有するa −S i:
Ge光導電@(8)をa −S i半導体層(2)上に
厚さ01乃至3ミクロンに形成する。ここで再びグロー
放電を中断し、その後、第1、第2、第4タンク(5)
、(6)、(8)よりSiH4、B2H6,02ガスあ
るいは02ガスに代って第5タンク(9)よりC2H4
′ガスを放出させa−8i:Ge光導電層(3)上に水
素に加え少なくとも酸素又は”炭素を含有するa −S
i光導電層(4)を厚さ0.1乃至8′ミクロンに形成
する。
本発明の感光体は第4図に示す容量結合型グロー放電分
解装置によっても作成することができる。
解装置によっても作成することができる。
尚、第3図と同一部分については同一符番を付してその
説明に替える。第4図において、(40)、(41)は
夫々SiH4、Qe)(4ガスのキャリアーガスである
水素が密封された第6、第7タンク、(42)、(43
)は第6、第7調整弁、(44)、(45)はマスフロ
ーコントロラー、(46)、(47)は流量計である。
説明に替える。第4図において、(40)、(41)は
夫々SiH4、Qe)(4ガスのキャリアーガスである
水素が密封された第6、第7タンク、(42)、(43
)は第6、第7調整弁、(44)、(45)はマスフロ
ーコントロラー、(46)、(47)は流量計である。
反応室(48)内部には基板(35)に近接して高周波
電源(49)に接続された第1、第2電極板(50)、
(51)が平行配設されており、夫々は第5及び第6主
管(52)、(53)に接続されている。尚、第1、第
2電極板間は導線(54)で電気接続されている。
電源(49)に接続された第1、第2電極板(50)、
(51)が平行配設されており、夫々は第5及び第6主
管(52)、(53)に接続されている。尚、第1、第
2電極板間は導線(54)で電気接続されている。
′へ
上記第1電極板(50)は直方体形状の第1、第2導体
(55)、(56)を2個重ね合わせた構成で、基板(
35)に対面する表面壁には多数のガス放出孔が、重ね
合わせ部の中間壁には少数のガス放出孔が、そして裏面
壁には第5主管(52)と接続されるガス導入孔が形成
されており、まず第5主管(52)からのガスを一旦第
1導体(55)内で貯め、中間壁の孔から徐々に放出し
第2導体(56)の放出孔から均一に放出されるように
なっている。そしてガスの放゛出と同時に高周波電源(
49)より約0.05乃至1.5ki Iowatも8
(周波数1乃至50MHz)の電力を第1、第2電極板
(50)、(51)に印加してグロー放電を起こし基板
(35)上に光導電層を形成する。この際、基板(35
)は電気的に接地に保たれるかそれ自体に直流バイアス
電圧が印加される。この装置にあっては電極板の放電が
均一、層の形成分布が均一、ガス分解効率に優れ成膜速
度が早いこと、更にガス導入が容易で構成も簡単である
という利点を有する。
(55)、(56)を2個重ね合わせた構成で、基板(
35)に対面する表面壁には多数のガス放出孔が、重ね
合わせ部の中間壁には少数のガス放出孔が、そして裏面
壁には第5主管(52)と接続されるガス導入孔が形成
されており、まず第5主管(52)からのガスを一旦第
1導体(55)内で貯め、中間壁の孔から徐々に放出し
第2導体(56)の放出孔から均一に放出されるように
なっている。そしてガスの放゛出と同時に高周波電源(
49)より約0.05乃至1.5ki Iowatも8
(周波数1乃至50MHz)の電力を第1、第2電極板
(50)、(51)に印加してグロー放電を起こし基板
(35)上に光導電層を形成する。この際、基板(35
)は電気的に接地に保たれるかそれ自体に直流バイアス
電圧が印加される。この装置にあっては電極板の放電が
均一、層の形成分布が均一、ガス分解効率に優れ成膜速
度が早いこと、更にガス導入が容易で構成も簡単である
という利点を有する。
以下、実験例について説明する。
実験例1
第3図に示すグロー放電分解装置、但し反応管(33)
として直径100聴、高さ600mmのパイレックス管
を用いるとともにその周囲に直径130rIn1高さ9
0mm110ターンの共振振動コイルを巻回させて構成
されるもので本発明に係る感光体を作成した。
として直径100聴、高さ600mmのパイレックス管
を用いるとともにその周囲に直径130rIn1高さ9
0mm110ターンの共振振動コイルを巻回させて構成
されるもので本発明に係る感光体を作成した。
直径80馴のアルミニウムドラムを基板(85)として
ターンテーブル上に載置し約2000Cに昇温する。反
応管(33)内を10 ’ Torrまで回転ポンプ
(38)と拡散ポンプ(39)で排気しその後は回転ポ
ンプのみに切り換える。続いて第1タンク(5)より水
素をキャリアーガスとするSiH4ガス(水素に対し5
iH410%)を73 secmの流量の下で、第2タ
ンク(6)をB2H6ガス(水素中80ppm)を18
secm、第4タンク(8)より02ガスをQ、 3
secmを放出し反応管(33)内に導入してコイル
(34)にl 5 Q watも8(周波数4 MHz
)の高周波電力を印加して1ミクロン/60分の早さ
で厚さ20ミクロンで水素約25atoniic%に加
え酸素Q、 Q l atomic%と硼素40 pp
mを含有するa −Si半導体層(2)を形成した。尚
、このときの放電圧はI Torrとした。
ターンテーブル上に載置し約2000Cに昇温する。反
応管(33)内を10 ’ Torrまで回転ポンプ
(38)と拡散ポンプ(39)で排気しその後は回転ポ
ンプのみに切り換える。続いて第1タンク(5)より水
素をキャリアーガスとするSiH4ガス(水素に対し5
iH410%)を73 secmの流量の下で、第2タ
ンク(6)をB2H6ガス(水素中80ppm)を18
secm、第4タンク(8)より02ガスをQ、 3
secmを放出し反応管(33)内に導入してコイル
(34)にl 5 Q watも8(周波数4 MHz
)の高周波電力を印加して1ミクロン/60分の早さ
で厚さ20ミクロンで水素約25atoniic%に加
え酸素Q、 Q l atomic%と硼素40 pp
mを含有するa −Si半導体層(2)を形成した。尚
、このときの放電圧はI Torrとした。
続いて第1タンク(5)よりSiH4ガスを7 Q s
eem 。
eem 。
第2タンク(6)よりB2H6ガスを18secm、
第3タンク(7)よりGe H4ガス(水素中10%
)を14 secm、そして第4タンク(8)より02
ガスをQ、 3 secm放出し1.上記と同一条件の
下でa −3i半導体層(2)上に厚さ01ミクロンで
約25 atomic%の水素、0.01atomic
の酸素、40 ppmの硼素を含有するa−8i0.7
’5Ge0.25光導電層(8)を形成した。
第3タンク(7)よりGe H4ガス(水素中10%
)を14 secm、そして第4タンク(8)より02
ガスをQ、 3 secm放出し1.上記と同一条件の
下でa −3i半導体層(2)上に厚さ01ミクロンで
約25 atomic%の水素、0.01atomic
の酸素、40 ppmの硼素を含有するa−8i0.7
’5Ge0.25光導電層(8)を形成した。
反応管(33)内の残留ガスを排気後“、第1タンク(
5)よりSiH4ガスを70 secm 1 第2タ
ンク(6)よりB2H6ガスを1000cm1第4タン
ク(8)より02ガスを0.8 secm放出して同一
条件の下でa−8i0.75 Ge025光導電層(8
)上に厚さ1ミクロンで水素に加え硼素を40 ppm
と酸素をQ、 Q l atomic%含有するa−8
i光導電層(4)を形成した。 こうして得られた感光
体を試料Aとする。
5)よりSiH4ガスを70 secm 1 第2タ
ンク(6)よりB2H6ガスを1000cm1第4タン
ク(8)より02ガスを0.8 secm放出して同一
条件の下でa−8i0.75 Ge025光導電層(8
)上に厚さ1ミクロンで水素に加え硼素を40 ppm
と酸素をQ、 Q l atomic%含有するa−8
i光導電層(4)を形成した。 こうして得られた感光
体を試料Aとする。
同様の条件の下に同一構成の感光体、但しa−8io7
5Geo25光導電層(3)に酸素を含有していないも
の(即ち水素と40 ppmの硼素のみ)、 更に酸素
及び硼素を含有せず水素のみの感光体を2種類作成した
。これらを夫々試料B、Cとする。
5Geo25光導電層(3)に酸素を含有していないも
の(即ち水素と40 ppmの硼素のみ)、 更に酸素
及び硼素を含有せず水素のみの感光体を2種類作成した
。これらを夫々試料B、Cとする。
これら各感光体を+500Vに帯電し、光照射はモノク
ロメータを使用して波長域500乃至850nm間を順
次50 nm毎に可変していき表面電位が半減するに必
要な光エネルギーとの関係を測定して分光感度を調べた
。
ロメータを使用して波長域500乃至850nm間を順
次50 nm毎に可変していき表面電位が半減するに必
要な光エネルギーとの関係を測定して分光感度を調べた
。
その結果は第5図に示す通りで、カーブ(C)、(D)
、(ト)は夫々試料A、B、Cに対応する。尚、カーブ
(ト)は基板上にa −S i半導体層のみを有する感
光体の分光感度である。同図から明らかなよう本発明の
感光体は可視光領域はもとより特に長波長領域で光感度
が著しく改善している。カーブ(ト)で示されるa −
Si半導体層のみを有する感光体と比べ水素、酸素及び
硼素を含有する感光体(試料A、カーブC)は可視光領
域では略同感度であるが長波長領域では高感度で、前者
が波長7001mでは0、22 cti/ ergであ
るのに対し後者は0.82cmJ/erg 1750
nmでは0.12に対し0.2、s o o nmでは
0.07に対し015.850 nmでは0.06に対
し0.18と約1.5倍から2倍程度光感度が向上して
いる。a−3io75Geo25光導電層が水素と硼素
のみを含有する試料Bの場合はカーブ(D)に示される
ように更に感度向上している。逆に水素のみが含有され
るa−8io75Geo2s光導電層を有する試料Cの
場合、カーブ(5)に示されるようにA、Bと比べて幾
分感度が低いがそれでもカーブ(ト)よりはがなり高感
度である。そして可視光領域でも、例えば6001m層
が高感度を保証している。尚、上記試料A、 B、Cの
うち帯電能が最も高いのはAで、以下、BlCの順であ
る。
、(ト)は夫々試料A、B、Cに対応する。尚、カーブ
(ト)は基板上にa −S i半導体層のみを有する感
光体の分光感度である。同図から明らかなよう本発明の
感光体は可視光領域はもとより特に長波長領域で光感度
が著しく改善している。カーブ(ト)で示されるa −
Si半導体層のみを有する感光体と比べ水素、酸素及び
硼素を含有する感光体(試料A、カーブC)は可視光領
域では略同感度であるが長波長領域では高感度で、前者
が波長7001mでは0、22 cti/ ergであ
るのに対し後者は0.82cmJ/erg 1750
nmでは0.12に対し0.2、s o o nmでは
0.07に対し015.850 nmでは0.06に対
し0.18と約1.5倍から2倍程度光感度が向上して
いる。a−3io75Geo25光導電層が水素と硼素
のみを含有する試料Bの場合はカーブ(D)に示される
ように更に感度向上している。逆に水素のみが含有され
るa−8io75Geo2s光導電層を有する試料Cの
場合、カーブ(5)に示されるようにA、Bと比べて幾
分感度が低いがそれでもカーブ(ト)よりはがなり高感
度である。そして可視光領域でも、例えば6001m層
が高感度を保証している。尚、上記試料A、 B、Cの
うち帯電能が最も高いのはAで、以下、BlCの順であ
る。
次にa−8io75Geo2s光導電1に水素に加え硼
素を夫々200.2000.20000 PPm含有さ
せた以外は試料Bと同じ感光体を作成し、夫々の分光感
度を測定したところ、長波長領域でカーブυ)より硼素
含有量の増大に応じて順次わずかながらも低い感度が測
定された。しかし何れもカープロよりは高感度であった
。
素を夫々200.2000.20000 PPm含有さ
せた以外は試料Bと同じ感光体を作成し、夫々の分光感
度を測定したところ、長波長領域でカーブυ)より硼素
含有量の増大に応じて順次わずかながらも低い感度が測
定された。しかし何れもカープロよりは高感度であった
。
更に試料Aと同じ感光体、但しa−8i0.75 Ge
O,26光導電層に酸素を夫々01.1 atomic
%含有させた感光体を作成し、その分光感度を測定した
ところ、何れもカーブ(C)よりは低い感度が測定され
た。
O,26光導電層に酸素を夫々01.1 atomic
%含有させた感光体を作成し、その分光感度を測定した
ところ、何れもカーブ(C)よりは低い感度が測定され
た。
しかし、酸素をl atomic%含有する感光体でも
カーブ(ト)より長波長側で高感度であることが確認さ
れた。もっとも、それ以上の酸素を含有すればカーブ(
ト)と大差がなくなると予想され、この意味で酸素含有
量は最大でも1 atomic%程度とするのが望まし
い。
カーブ(ト)より長波長側で高感度であることが確認さ
れた。もっとも、それ以上の酸素を含有すればカーブ(
ト)と大差がなくなると予想され、この意味で酸素含有
量は最大でも1 atomic%程度とするのが望まし
い。
続いて試料Aと同じ感光体、但しa−8i:Ge光導電
層のSiとGeのモル比を夫々19:1.10:1.2
:1.1:1とした感光体を作成してやはり分光感度を
測定したところ、19:1の微量のGeでも長波長側感
度は向上し、Geの増大により高感度となっていく。現
にGeO量が2:1のものではカーブ(C)と比して約
1.3〜1.7倍程高感度である。
層のSiとGeのモル比を夫々19:1.10:1.2
:1.1:1とした感光体を作成してやはり分光感度を
測定したところ、19:1の微量のGeでも長波長側感
度は向上し、Geの増大により高感度となっていく。現
にGeO量が2:1のものではカーブ(C)と比して約
1.3〜1.7倍程高感度である。
しかしSiとGcのモル比が1:1のものでは逆に2:
1のものより低感度となっている。この原因は不明なと
ころもあるが、Geのバンドギャップがa −Siと比
してかなり狭いため、多量のGeを入れた場合にはa−
Si:Ge光導電層で発生するキャリアーがa −S
i半導体層及びa −S i光導電1との界面でトラッ
プされ各層を移動できないためと考えられる。この意味
で81とGeのモル比は最大でも1:1が限度である。
1のものより低感度となっている。この原因は不明なと
ころもあるが、Geのバンドギャップがa −Siと比
してかなり狭いため、多量のGeを入れた場合にはa−
Si:Ge光導電層で発生するキャリアーがa −S
i半導体層及びa −S i光導電1との界面でトラッ
プされ各層を移動できないためと考えられる。この意味
で81とGeのモル比は最大でも1:1が限度である。
次に試料A、B、Cと同じ感光体、但しa −Si光導
mW @ (4)形成時に第1タンク(5)よりSiH
4ガスを70 secm 1第5タンク(9)よりC2
H4ガスを5 secm放出させ炭素を約1 atom
ic%含有する厚さ0.5Eクロンのa−8i光導電層
(4)を有する感光体を3種類作成した。これらの試料
をり、ElFとして500から850 nmに至る分光
感度を測定したところ第6図に示すような結果が得られ
た。
mW @ (4)形成時に第1タンク(5)よりSiH
4ガスを70 secm 1第5タンク(9)よりC2
H4ガスを5 secm放出させ炭素を約1 atom
ic%含有する厚さ0.5Eクロンのa−8i光導電層
(4)を有する感光体を3種類作成した。これらの試料
をり、ElFとして500から850 nmに至る分光
感度を測定したところ第6図に示すような結果が得られ
た。
第6図において、カーブ(G)、(6)、(I)は夫々
試料り、E、Fに対応し、長波長領域ではカーブ(F)
(基板上にa −Si半導体層のみを設けてなる感光体
)より光感度が著しく向上している。特にa −S i
O,75Ge0.25光導電層として水素に加え硼素を
40ppm含有する試料Eがカーブ(6)によって示さ
れるように最も高感度である。もっとも第5図と比べた
場合、夫々幾分ながらも感度は低くなっており、これは
炭素の含有によりa −S i光導電層の長波光透過が
小さくなったためと考えられる。更にa−8i光導電層
によって保証される可視光領域の感度も炭素を含有した
ときは低下している。しかしそれでも例えば600 n
mでは0.6 cII/erg以上あり充分に高感度で
ある。また試料り、E、FともA、B、Cより帯電能が
向上し炭素はさほど光感度を低下することなく帯電能向
上に有効である。但し試料りと同じ感光体で炭1をa
−S i光導電層(4)に5 atornic %含
有したものでは可視光領域の感度が従来の感光体と同程
度となるのでそれ以上の炭素含有は好ましくない。
試料り、E、Fに対応し、長波長領域ではカーブ(F)
(基板上にa −Si半導体層のみを設けてなる感光体
)より光感度が著しく向上している。特にa −S i
O,75Ge0.25光導電層として水素に加え硼素を
40ppm含有する試料Eがカーブ(6)によって示さ
れるように最も高感度である。もっとも第5図と比べた
場合、夫々幾分ながらも感度は低くなっており、これは
炭素の含有によりa −S i光導電層の長波光透過が
小さくなったためと考えられる。更にa−8i光導電層
によって保証される可視光領域の感度も炭素を含有した
ときは低下している。しかしそれでも例えば600 n
mでは0.6 cII/erg以上あり充分に高感度で
ある。また試料り、E、FともA、B、Cより帯電能が
向上し炭素はさほど光感度を低下することなく帯電能向
上に有効である。但し試料りと同じ感光体で炭1をa
−S i光導電層(4)に5 atornic %含
有したものでは可視光領域の感度が従来の感光体と同程
度となるのでそれ以上の炭素含有は好ましくない。
最後に試料Aと同じ感光体、但しa−3io75Ge0
25光導電層(3)の膜厚を夫々2ミクロン、3ミクロ
ンとした以外は同じ感光体2種類を作成して分光感度を
測定したところ、長波長の感度は膜厚の増大に応じて向
上したが逆に可視光領域の感度は低下した。同じように
a−8i0.75 Ge0.25 光導電層の厚さを0
1ミクロンとしてa −3i光導電層の厚さを夫々2.
3ミクロンとした以外は試料Aと同じものを作成して分
光感度を測定したところ上記とは逆の結果が得られ、総
合に判断してa−8i:Geとa −S i光導電層の
膜厚は最大3ミクロン位いが限度である。
25光導電層(3)の膜厚を夫々2ミクロン、3ミクロ
ンとした以外は同じ感光体2種類を作成して分光感度を
測定したところ、長波長の感度は膜厚の増大に応じて向
上したが逆に可視光領域の感度は低下した。同じように
a−8i0.75 Ge0.25 光導電層の厚さを0
1ミクロンとしてa −3i光導電層の厚さを夫々2.
3ミクロンとした以外は試料Aと同じものを作成して分
光感度を測定したところ上記とは逆の結果が得られ、総
合に判断してa−8i:Geとa −S i光導電層の
膜厚は最大3ミクロン位いが限度である。
作像実験では試料Aの感光体をレーザービームプリンタ
ーにセットした。そしてコロナチャージャで正極性に帯
電し、発振波長780 nm 13 mwの半導体レー
ザー光を直接変調して回転多面鏡で走査し、感光体上へ
ネガ露光し、正極性トナーで反転磁気ブラシ現像、転写
、クリーニング、除電をア トが得られた。プリント画質は10万枚唸リント後も鮮
明であった。
ーにセットした。そしてコロナチャージャで正極性に帯
電し、発振波長780 nm 13 mwの半導体レー
ザー光を直接変調して回転多面鏡で走査し、感光体上へ
ネガ露光し、正極性トナーで反転磁気ブラシ現像、転写
、クリーニング、除電をア トが得られた。プリント画質は10万枚唸リント後も鮮
明であった。
第1図は本発明に係る感光体の積層構成図、第2図はア
モルファスシリコンとアモルファスシリコン−ゲルマニ
ウム光導電層の光透過率を示す図、第8図及び第4図は
本発明に係る感光体を製造するためのグロー放電分解装
置、第5図及び第6図は本発明に係る感光体分光感度を
示す図である。 (1)・導電性基板、(2) ・= a −S i半導
体層、(8) ・a−8i:Ge光導電層、 (4)−
a −S i光導電層、 (5)第1タンク(SiH4
ガス)、 (6)・・第2タンク(B2H6ガス)、
(7)・・第3タンク(GCH4ガスχ出願人
ミノルタカメラ株式会社 河 村 孝 夫 京都セラミック株式会社 第2 図 丈長(カ久) 第3図 第4 図 第5図 裏表C々次) 第6図 う友−k(々272.)
モルファスシリコンとアモルファスシリコン−ゲルマニ
ウム光導電層の光透過率を示す図、第8図及び第4図は
本発明に係る感光体を製造するためのグロー放電分解装
置、第5図及び第6図は本発明に係る感光体分光感度を
示す図である。 (1)・導電性基板、(2) ・= a −S i半導
体層、(8) ・a−8i:Ge光導電層、 (4)−
a −S i光導電層、 (5)第1タンク(SiH4
ガス)、 (6)・・第2タンク(B2H6ガス)、
(7)・・第3タンク(GCH4ガスχ出願人
ミノルタカメラ株式会社 河 村 孝 夫 京都セラミック株式会社 第2 図 丈長(カ久) 第3図 第4 図 第5図 裏表C々次) 第6図 う友−k(々272.)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、 導電性基板上に厚さ約5乃至100jクロンのア
モルファスシリコン半導体層と、厚さ約01乃至3ミク
ロンのアモルファスシリコン−ゲルマニウム光導電層と
、厚さ約01乃至3ミクロンのアモルファスシリコン光
導電層を順次積層してなることを特徴とする感光体。 2、前記アモルファスシリコン−ゲルマニウム光導電層
は少なくとも水素を含有し、SiとGeのモル比は1:
1乃至19:1であることを特徴とする特許請求の範囲
第1項記載の感光体。 6、 前記アモルファスシリコン光導電層は少なくとも
水素と酸素あるいは炭素を含むことを特徴とする特許請
求の範囲第1項又は第2項記載の感光体。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57054567A JPS58189643A (ja) | 1982-03-31 | 1982-03-31 | 感光体 |
US06/473,004 US4451546A (en) | 1982-03-31 | 1983-03-07 | Photosensitive member |
DE19833311462 DE3311462A1 (de) | 1982-03-31 | 1983-03-29 | Photoempfindliches element |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57054567A JPS58189643A (ja) | 1982-03-31 | 1982-03-31 | 感光体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58189643A true JPS58189643A (ja) | 1983-11-05 |
Family
ID=12974263
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57054567A Pending JPS58189643A (ja) | 1982-03-31 | 1982-03-31 | 感光体 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4451546A (ja) |
JP (1) | JPS58189643A (ja) |
DE (1) | DE3311462A1 (ja) |
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JPH02181154A (ja) * | 1989-01-04 | 1990-07-13 | Fuji Xerox Co Ltd | 電子写真感光体 |
JPH06208236A (ja) * | 1983-07-21 | 1994-07-26 | Seiko Epson Corp | 電子写真感光体及び電子写真装置 |
JPH06208232A (ja) * | 1983-07-21 | 1994-07-26 | Seiko Epson Corp | 電子写真感光体及び電子写真装置 |
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JPH06208235A (ja) * | 1983-07-21 | 1994-07-26 | Seiko Epson Corp | 電子写真感光体及び電子写真装置 |
Families Citing this family (33)
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JPS56146142A (en) * | 1980-04-16 | 1981-11-13 | Hitachi Ltd | Electrophotographic sensitive film |
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JPS59193463A (ja) * | 1983-04-18 | 1984-11-02 | Canon Inc | 電子写真用光導電部材 |
DE3420741C2 (de) * | 1983-06-02 | 1996-03-28 | Minolta Camera Kk | Elektrophotographisches Aufzeichnungsmaterial |
US4609604A (en) * | 1983-08-26 | 1986-09-02 | Canon Kabushiki Kaisha | Photoconductive member having a germanium silicon photoconductor |
US4592983A (en) * | 1983-09-08 | 1986-06-03 | Canon Kabushiki Kaisha | Photoconductive member having amorphous germanium and amorphous silicon regions with nitrogen |
US4579798A (en) * | 1983-09-08 | 1986-04-01 | Canon Kabushiki Kaisha | Amorphous silicon and germanium photoconductive member containing carbon |
US4600671A (en) * | 1983-09-12 | 1986-07-15 | Canon Kabushiki Kaisha | Photoconductive member having light receiving layer of A-(Si-Ge) and N |
US4595644A (en) * | 1983-09-12 | 1986-06-17 | Canon Kabushiki Kaisha | Photoconductive member of A-Si(Ge) with nonuniformly distributed nitrogen |
US4585720A (en) * | 1983-09-14 | 1986-04-29 | Canon Kabushiki Kaisha | Photoconductive member having light receiving layer of a-(Si-Ge) and C |
US4579797A (en) * | 1983-10-25 | 1986-04-01 | Canon Kabushiki Kaisha | Photoconductive member with amorphous germanium and silicon regions, nitrogen and dopant |
US4601964A (en) * | 1983-12-29 | 1986-07-22 | Canon Kabushiki Kaisha | Photoconductive member comprising layer of A-Si/A-Si(Ge)/A-Si(O) |
US4598032A (en) * | 1983-12-29 | 1986-07-01 | Canon Kabushiki Kaisha | Photoconductive member with a-Si; a-(Si/Ge) and a-(Si/C) layers |
DE3447671A1 (de) * | 1983-12-29 | 1985-07-11 | Canon K.K., Tokio/Tokyo | Fotoleitfaehiges aufzeichnungsmaterial |
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JPS6129847A (ja) * | 1984-07-20 | 1986-02-10 | Minolta Camera Co Ltd | 電子写真感光体 |
JPS6174638A (ja) * | 1984-09-19 | 1986-04-16 | Agency Of Ind Science & Technol | 機能性有機・無機複合非晶質材料及びその製造方法 |
JPS6191665A (ja) * | 1984-10-11 | 1986-05-09 | Kyocera Corp | 電子写真感光体 |
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NL8500039A (nl) * | 1985-01-08 | 1986-08-01 | Oce Nederland Bv | Electrofotografische werkwijze voor het vormen van een zichtbaar beeld. |
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1982
- 1982-03-31 JP JP57054567A patent/JPS58189643A/ja active Pending
-
1983
- 1983-03-07 US US06/473,004 patent/US4451546A/en not_active Expired - Lifetime
- 1983-03-29 DE DE19833311462 patent/DE3311462A1/de active Granted
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DE3311462C2 (ja) | 1988-01-21 |
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