JPS58110552A - アミノ基含有カルボン酸アミド,その製造法および該アミドとエポキシ樹脂とを含む硬化性混合物 - Google Patents
アミノ基含有カルボン酸アミド,その製造法および該アミドとエポキシ樹脂とを含む硬化性混合物Info
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- JPS58110552A JPS58110552A JP22172282A JP22172282A JPS58110552A JP S58110552 A JPS58110552 A JP S58110552A JP 22172282 A JP22172282 A JP 22172282A JP 22172282 A JP22172282 A JP 22172282A JP S58110552 A JPS58110552 A JP S58110552A
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- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G59/00—Polycondensates containing more than one epoxy group per molecule; Macromolecules obtained by polymerising compounds containing more than one epoxy group per molecule using curing agents or catalysts which react with the epoxy groups
- C08G59/18—Macromolecules obtained by polymerising compounds containing more than one epoxy group per molecule using curing agents or catalysts which react with the epoxy groups ; e.g. general methods of curing
- C08G59/40—Macromolecules obtained by polymerising compounds containing more than one epoxy group per molecule using curing agents or catalysts which react with the epoxy groups ; e.g. general methods of curing characterised by the curing agents used
- C08G59/50—Amines
- C08G59/54—Amino amides>
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- Epoxy Resins (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、エポキシ樹脂の潜硬化剤である、アミノ基を
含む特殊なカルボン酸アミド、および該アミドおよびエ
ポキシ樹脂を含む混合物に関する。
含む特殊なカルボン酸アミド、および該アミドおよびエ
ポキシ樹脂を含む混合物に関する。
エポキシ樹脂の潜硬化剤としてのアミン、アミン誘導体
および置換アミンは1例えば米国特許明細書第475%
914号2で既に知られている。
および置換アミンは1例えば米国特許明細書第475%
914号2で既に知られている。
酸無水物および線状脂肪族ポリアミンから製造された潜
硬化剤は1例えは米国特許明細書第42it、se2号
、第448a742号および第1656.657号に記
載されている。これらの特許明細書に述べられた無水フ
タル酸およびジエチレントリアミンの反応生成物を特に
参照する。
硬化剤は1例えは米国特許明細書第42it、se2号
、第448a742号および第1656.657号に記
載されている。これらの特許明細書に述べられた無水フ
タル酸およびジエチレントリアミンの反応生成物を特に
参照する。
本発明による新規化合物は、改良された性能特性を有す
る潜硬化剤の新しいグラスを形成する。エポキシ樹脂と
混合すると、それらは室温およびそれより僅かに高い温
度で数カ月安定である。しかしそれらは、新たに調製し
た混合物を使用するか或いは数カ月貯鼠した混合物を使
用するかにかかわらず、高温にて比較的短時間で1例え
ば100〜150@Cにて10〜60分で。
る潜硬化剤の新しいグラスを形成する。エポキシ樹脂と
混合すると、それらは室温およびそれより僅かに高い温
度で数カ月安定である。しかしそれらは、新たに調製し
た混合物を使用するか或いは数カ月貯鼠した混合物を使
用するかにかかわらず、高温にて比較的短時間で1例え
ば100〜150@Cにて10〜60分で。
エポキシ樹脂を硬化させて非常番こ良い性質を有する生
成物を形成する。この結果は驚異的である。何故なら1
本発明によるアミドは遊離アミノ基を含んでおり、それ
らの基は室温でエポキシ樹脂と反応するであろうと予想
されていたからである。改良された性能特性は、%に高
温および水に対するより優れた耐性、並びに硬化エポキ
シ化合物がより高いガラス転移温度を有することに基づ
く。従って、本発明によるアミドとエポキシ樹脂との混
合物は広範囲の目的1例えは複合構造体の製造および修
理用のプレプレグ材料の製造、に使用できる。
成物を形成する。この結果は驚異的である。何故なら1
本発明によるアミドは遊離アミノ基を含んでおり、それ
らの基は室温でエポキシ樹脂と反応するであろうと予想
されていたからである。改良された性能特性は、%に高
温および水に対するより優れた耐性、並びに硬化エポキ
シ化合物がより高いガラス転移温度を有することに基づ
く。従って、本発明によるアミドとエポキシ樹脂との混
合物は広範囲の目的1例えは複合構造体の製造および修
理用のプレプレグ材料の製造、に使用できる。
本発明、による化合物は弐I:
(式中。
Yは1式中に示された二つのカルボニル基が互いに隣接
した位置で結合した芳香族、脂環式又は脂肪族基を表わ
し、そして Rはアリーレン、アルアルキレン、シクロアルキレン又
はシクロアルキルアルキレン基を表わす)に相当する。
した位置で結合した芳香族、脂環式又は脂肪族基を表わ
し、そして Rはアリーレン、アルアルキレン、シクロアルキレン又
はシクロアルキルアルキレン基を表わす)に相当する。
好ましくは1式I中のYは、各々非置換の又は1ないし
4個の炭素原子を有する1個又はそれ以上の低級アルキ
ル基、特に1個又はそれ以上のメチル基、で置換された
フタル酸、テトラヒドロフタルsl、メチルテトラヒト
qフタル酸。
4個の炭素原子を有する1個又はそれ以上の低級アルキ
ル基、特に1個又はそれ以上のメチル基、で置換された
フタル酸、テトラヒドロフタルsl、メチルテトラヒト
qフタル酸。
ヘキサヒドロフタル酸、コハク酸、ドデシルコハク酸又
はマレイン酸の基を表わし;特にYはフタル酸の基を表
わす。
はマレイン酸の基を表わし;特にYはフタル酸の基を表
わす。
式■において、Rは好ましくは1ないし4個の炭素原子
を有するアルキル基で置換されていることができるフェ
ニレンジを表わすか、或いはキシレン基又はシクロヘキ
サン基を表わす。
を有するアルキル基で置換されていることができるフェ
ニレンジを表わすか、或いはキシレン基又はシクロヘキ
サン基を表わす。
特に適しているのは、二つのアミノ基を除いた下記化合
物である: 難−キシレンジアミン「n−フェニレンジアミン、 p
、p′−メチレンジアニリン、ビス−(p−アミノフェ
ニル)−スルホンb’tz−ジアミノシクレヘキサン%
1.4−ジアミノシクロヘキサン、ビス−(p−アミ
ノシクロヘキシル)−メタン@’#!”ビス−(アミノ
メチル)−シクロヘキサン、ビス−(4−アミノ−5−
メチル−シクロへキシル)−メタン、2.2−ビス−(
4−アミノシクロへキシル)−プロパン!!、5.5−
)ジメチル−5−アミノメチル−シクロヘキシルアミン
(インホロンジアミン)訃よび4−アミノ−1−(4−
アミノフェニル)−1,!、!−)リメチルーインダン
。特に好ましいのはm−キシレンジアミン、1#2−ジ
アミノシクロヘキサン、ビス−(p−アミノシクロヘキ
シル)−メタンおよび1.3−ビス−(アミノメチル)
−シクロヘキサンの基である。
物である: 難−キシレンジアミン「n−フェニレンジアミン、 p
、p′−メチレンジアニリン、ビス−(p−アミノフェ
ニル)−スルホンb’tz−ジアミノシクレヘキサン%
1.4−ジアミノシクロヘキサン、ビス−(p−アミ
ノシクロヘキシル)−メタン@’#!”ビス−(アミノ
メチル)−シクロヘキサン、ビス−(4−アミノ−5−
メチル−シクロへキシル)−メタン、2.2−ビス−(
4−アミノシクロへキシル)−プロパン!!、5.5−
)ジメチル−5−アミノメチル−シクロヘキシルアミン
(インホロンジアミン)訃よび4−アミノ−1−(4−
アミノフェニル)−1,!、!−)リメチルーインダン
。特に好ましいのはm−キシレンジアミン、1#2−ジ
アミノシクロヘキサン、ビス−(p−アミノシクロヘキ
シル)−メタンおよび1.3−ビス−(アミノメチル)
−シクロヘキサンの基である。
式!で表わされる生成物は1本発明に従って、次式11
8又はIb: Y O(10Y Nu (Ib)\/
\c”。
8又はIb: Y O(10Y Nu (Ib)\/
\c”。
C=0
で表わされる化合物と次式lI:
H,N −R−NH,([9
との反応により製造できる。
縮合反応が、それぞれ酸無水物環およびイミド環の裂開
およびそれぞれ水およびアンモニアの形成を伴って起る
。過剰量のアミン、即ち化学fM的計算量を少し越える
量からかなりの大過剰JA、即ち100モルパーセント
過剰までの量のアミンを使用するのが有利である。反応
生成物は、減圧下にて過剰のアミンを留去することによ
り容易に得られる。
およびそれぞれ水およびアンモニアの形成を伴って起る
。過剰量のアミン、即ち化学fM的計算量を少し越える
量からかなりの大過剰JA、即ち100モルパーセント
過剰までの量のアミンを使用するのが有利である。反応
生成物は、減圧下にて過剰のアミンを留去することによ
り容易に得られる。
反応は、スプリング(Sprang)およびウッズ(W
oods)によるジャーナルオブザケミカルソサイエテ
4− (Journal of the ChemlC
a15oC鳳ety)1945年、第625〜62B頁
、に記載された一般的方法に従って有利に行われる。こ
の方法は20〜s o”cの温度で行われる湿式法(a
queous process)であり、成分をsOo
Cで混合しそして反応を50@C以下で行うことにより
最も良〈実施される。反応は通常、標準圧にて行われる
が、減圧下にて実施することもできる。
oods)によるジャーナルオブザケミカルソサイエテ
4− (Journal of the ChemlC
a15oC鳳ety)1945年、第625〜62B頁
、に記載された一般的方法に従って有利に行われる。こ
の方法は20〜s o”cの温度で行われる湿式法(a
queous process)であり、成分をsOo
Cで混合しそして反応を50@C以下で行うことにより
最も良〈実施される。反応は通常、標準圧にて行われる
が、減圧下にて実施することもできる。
反応を米国特許明細1第5,659,651号に記載さ
れた方法により行うことも可能であるが、このよう化し
て製造された硬化剤のいくつかはエポキシ樹脂と非常に
急速に反応しすぎる傾向がある。この欠点を回避するた
めに1反応をジオキサン溶液中で行い、そしてその後生
成物を十分精製することにより、この方法を変更する。
れた方法により行うことも可能であるが、このよう化し
て製造された硬化剤のいくつかはエポキシ樹脂と非常に
急速に反応しすぎる傾向がある。この欠点を回避するた
めに1反応をジオキサン溶液中で行い、そしてその後生
成物を十分精製することにより、この方法を変更する。
得られた生成物は一般に、低融点を有するガラス状固体
物質である。
物質である。
酸無水物とジアミンとの反応では常に純粋なジアミドが
生成するわけではない;通常モノアミドも形成される。
生成するわけではない;通常モノアミドも形成される。
これらを分離するか或いはジアミドと混合した状態のま
まにおくことができる。
まにおくことができる。
反応生成物はエポキシ樹脂と公知の混合法(攪拌、混線
、ロール作業等)により混合することができる。使用す
るエポキシ樹脂は、平均分子中に1個を越えるエポキシ
基を含む樹脂である。その例は:多価フェノール、例え
はビスフェノールA、FおよびS;クレゾールノボラッ
クおよびフェノールノボラックのポリグリシジルエーテ
ル;グリシジル化ヒダントイン、芳香族アミンおよびア
ミノフェノール;ポリグリシジルエステル;およびある
種の脂環式エポキシ樹脂。テトラグリシジル化メチレン
ジアニリンが好ましい。ビスフェノールAのジグリシジ
ルエーテルを基材にした樹脂は、接着剤、被覆剤および
フィラメント巻線の分野で使用するのに同様に好ましい
。
、ロール作業等)により混合することができる。使用す
るエポキシ樹脂は、平均分子中に1個を越えるエポキシ
基を含む樹脂である。その例は:多価フェノール、例え
はビスフェノールA、FおよびS;クレゾールノボラッ
クおよびフェノールノボラックのポリグリシジルエーテ
ル;グリシジル化ヒダントイン、芳香族アミンおよびア
ミノフェノール;ポリグリシジルエステル;およびある
種の脂環式エポキシ樹脂。テトラグリシジル化メチレン
ジアニリンが好ましい。ビスフェノールAのジグリシジ
ルエーテルを基材にした樹脂は、接着剤、被覆剤および
フィラメント巻線の分野で使用するのに同様に好ましい
。
エポキシ樹脂に対して本発明の化合物は化学誓論的量の
50ないし150%、好ましくは100−1の量で使用
することができる。ポリエポキシド、例えはジェポキシ
ド、と高温で反応した場合、該化合物は不融性且つ不溶
性の高度に架橋された生成物を形成する。注入成形又は
成形による同時造形により、造形された注型品、成形品
又は積層体を製造することができる。更に。
50ないし150%、好ましくは100−1の量で使用
することができる。ポリエポキシド、例えはジェポキシ
ド、と高温で反応した場合、該化合物は不融性且つ不溶
性の高度に架橋された生成物を形成する。注入成形又は
成形による同時造形により、造形された注型品、成形品
又は積層体を製造することができる。更に。
樹脂/硬化剤混合物を基材に塗布し1次に被棟材、ラッ
カーコーチング材又は接着ボンドの形体で硬化させるこ
とができる。
カーコーチング材又は接着ボンドの形体で硬化させるこ
とができる。
その°ような系は航空宇宙工業においてしはしば使用さ
れる。それらは種々のタイプの繊維。
れる。それらは種々のタイプの繊維。
例えはグラファイト、ガラス、又はケブラー(Kevl
ar) 繊維、を予備含浸させるのに使用でき、それら
は次にハニカム状スキンとして利用することができる。
ar) 繊維、を予備含浸させるのに使用でき、それら
は次にハニカム状スキンとして利用することができる。
これらの系はまた積層体を製造するのに適している。積
層体は成形又はオートクレーブ法のような公知の技術に
より製造でき、そしてそれらの層の厚さは広い範囲で変
化させることができる。
層体は成形又はオートクレーブ法のような公知の技術に
より製造でき、そしてそれらの層の厚さは広い範囲で変
化させることができる。
式lの化合物とエポキシ樹脂との混合物に更に慣用の変
性剤1例えは増量剤、充填剤、補強剤、顔料、染料有機
溶媒、消炎物質、チキソトロープ剤、流動調節剤および
類似物質を添加できる。増・量刑、補強剤および顔料で
挙げることができるものは次のものである:コールター
ル。
性剤1例えは増量剤、充填剤、補強剤、顔料、染料有機
溶媒、消炎物質、チキソトロープ剤、流動調節剤および
類似物質を添加できる。増・量刑、補強剤および顔料で
挙げることができるものは次のものである:コールター
ル。
ビチューメン、ガラス繊維、ホウ素繊維、炭素繊維、セ
ルロース、ポリエチレン粉末、ポリプロピレン粉末、雲
母、アスベスト、石英粉末。
ルロース、ポリエチレン粉末、ポリプロピレン粉末、雲
母、アスベスト、石英粉末。
石膏、三酸化アンチモン、モンモリロナイト銹導体(例
えば“13entone”(商標名))、シリカエーロ
ゲル(”Aero11’ (商標名))、リトポン、重
晶石、二酸化チタン、カーボンブラック。
えば“13entone”(商標名))、シリカエーロ
ゲル(”Aero11’ (商標名))、リトポン、重
晶石、二酸化チタン、カーボンブラック。
石墨、酸化鉄、およびアルミニウム又は鉄の粉末のよう
な金属粉末。流動調節剤は例えは次のものである:シリ
コン、セルロースアセテートブチレート、ポリビニルブ
チラール、ワックス。
な金属粉末。流動調節剤は例えは次のものである:シリ
コン、セルロースアセテートブチレート、ポリビニルブ
チラール、ワックス。
ステアレート、および一部離型剤としても使用される類
似の製品。
似の製品。
エポキシ樹脂および式lの化合物を含む接着剤に、カル
ボニル末端基を含むアクリロニトリル−ブタジェンゴム
のようなゴム物質、トリグリシジル化p−アミノフェノ
ールのような変性樹脂、三フッ化ホウ素モノエチルアミ
ン錯体又はイミダゾール錯体のような促進剤、又は更に
ジシアンジアミドのような硬化剤を加えることができる
。
ボニル末端基を含むアクリロニトリル−ブタジェンゴム
のようなゴム物質、トリグリシジル化p−アミノフェノ
ールのような変性樹脂、三フッ化ホウ素モノエチルアミ
ン錯体又はイミダゾール錯体のような促進剤、又は更に
ジシアンジアミドのような硬化剤を加えることができる
。
下記実施例中の“部”の用語は重量部を表わし、そして
−は重量−である。
−は重量−である。
実施例1
ジオキサン中にm−キシリレンジアミンを含む(還流コ
ンデンサー中チッ素下にて110〜1206Cで沸騰し
ている)溶液に、ジオキサン中の204s無水フタル酸
溶液を添加するが、添加量は該無水物1モルに対して該
アミン4モルである。添加は80分後に完了し、そして
混合物を110〜1206Cに2時間保持する。形成さ
れた水およびジオキサンを、溶液が粘稠になるまで真空
中で除去する。固形物質が約70−の収量で得られるま
で引続き熱いヘプタン、トルエン、ヘキサンおよびエチ
ルエーテルを添加する。分析(薄層クロマトグラフィー
、赤外線およびNMR分光、アミン滴定1兄素分析およ
び導電2)から、得られた生成物は次式Wのアミド(融
点124〜127@C)であることが示される:得られ
た生成物は、アミンカルボキシレートのような塩様の化
合物を含まない。
ンデンサー中チッ素下にて110〜1206Cで沸騰し
ている)溶液に、ジオキサン中の204s無水フタル酸
溶液を添加するが、添加量は該無水物1モルに対して該
アミン4モルである。添加は80分後に完了し、そして
混合物を110〜1206Cに2時間保持する。形成さ
れた水およびジオキサンを、溶液が粘稠になるまで真空
中で除去する。固形物質が約70−の収量で得られるま
で引続き熱いヘプタン、トルエン、ヘキサンおよびエチ
ルエーテルを添加する。分析(薄層クロマトグラフィー
、赤外線およびNMR分光、アミン滴定1兄素分析およ
び導電2)から、得られた生成物は次式Wのアミド(融
点124〜127@C)であることが示される:得られ
た生成物は、アミンカルボキシレートのような塩様の化
合物を含まない。
式■の化合物100部とテトラグリシジル化メチレンジ
アニリン5−4部およびトリグリシジル化p−アミノフ
ェノール54部との混合物は、室温にて4力月間十分貯
蔵安定である。
アニリン5−4部およびトリグリシジル化p−アミノフ
ェノール54部との混合物は、室温にて4力月間十分貯
蔵安定である。
実施例2
J、(hem、Soc、、 1945年、第625〜
628頁に記載された方法により、ビス−(p−アミノ
シクロヘキシル)−メタンを水性媒体中でフタルイミド
と反応させてビス−(p−アミノシクロヘキシル)−メ
タンフタルアミドを牟成させるが。
628頁に記載された方法により、ビス−(p−アミノ
シクロヘキシル)−メタンを水性媒体中でフタルイミド
と反応させてビス−(p−アミノシクロヘキシル)−メ
タンフタルアミドを牟成させるが。
その手順は、激しい攪拌により生成したアミンの水性エ
マルジョンに、室温番ごて10分以内に、アミン2.4
モルに対して1モルの量の微粉砕フタルイミドを加える
ことからなり一次に混合物を更に40分間攪拌し、その
後分離漏斗に注ぎ、そしてクロロホルムで抽出する。抽
出液を硫戯マグネシウムで乾燥させ、F遇しそしてクロ
ロホルムを除く。その後生成物をヘキサンで次に無水工
千ルエーテルで洗浄する;洗浄剤残渣を真空オーブン中
で留去する。
マルジョンに、室温番ごて10分以内に、アミン2.4
モルに対して1モルの量の微粉砕フタルイミドを加える
ことからなり一次に混合物を更に40分間攪拌し、その
後分離漏斗に注ぎ、そしてクロロホルムで抽出する。抽
出液を硫戯マグネシウムで乾燥させ、F遇しそしてクロ
ロホルムを除く。その後生成物をヘキサンで次に無水工
千ルエーテルで洗浄する;洗浄剤残渣を真空オーブン中
で留去する。
ガラス状生成物が2811の収率で得られ、融点範囲7
5〜906Cである0分析(NMRスペクトル分析)は
反応生成物がアミン2モルとイミド1モルから成ること
を示す。
5〜906Cである0分析(NMRスペクトル分析)は
反応生成物がアミン2モルとイミド1モルから成ること
を示す。
実施例3
実施例2に記載した方法と同じ方法で7タルイミドを1
゜、3−ビス−(アミノメチル)−シクロヘキサンと反
応させて、融点範囲54〜66@Cのガラス状生成物を
得る。IRおよびNMRスペクトル分析によると、生成
物はフタル酸1分ヂとアミン2分子から成るジアミドで
ある。
゜、3−ビス−(アミノメチル)−シクロヘキサンと反
応させて、融点範囲54〜66@Cのガラス状生成物を
得る。IRおよびNMRスペクトル分析によると、生成
物はフタル酸1分ヂとアミン2分子から成るジアミドで
ある。
実施例4
実施例2に記載した方法で、フタルイミドを1.2−ジ
アミノシクロヘキサンと反応させる。
アミノシクロヘキサンと反応させる。
融点範囲69〜75@Cの僅かに褐色がかった生成物が
得られる。IRおよびNMRスペクトル分析は、その生
成物がフタル酸1分子とアミン2分子から成るジアミド
であることを示す。
得られる。IRおよびNMRスペクトル分析は、その生
成物がフタル酸1分子とアミン2分子から成るジアミド
であることを示す。
実施例5
無水フタル酸1モルと1.2−ジアミノシクロヘキサン
2モルを125”Cにて45分間、溶媒を使用せずに反
応させることによっても、実施例4と同じ生成物が得ら
れる。
2モルを125”Cにて45分間、溶媒を使用せずに反
応させることによっても、実施例4と同じ生成物が得ら
れる。
実施例に記載した方法と同じ方法で、他の前述のアミン
を対応するイミド又は酸無水物と反応させて1本発明の
化合物を得ることも可能である。
を対応するイミド又は酸無水物と反応させて1本発明の
化合物を得ることも可能である。
応用例
硬化剤としての実施例1の化合物100部、テトラグリ
シジル化メチレンジアニリン(Araldlt(商標名
)MY720)54部およびトリグリシジル化p−アミ
ノフェノール(Araldl(商標名)0510)54
部から成る均質ペーストを示差熱分析(DSC:示差走
査熱量法)に付す。114°Cにて1モル当り29A1
4KJ の反応熱が発生する。この値は、反応が150
@Cより低温で実質上完了することを示す。混合物を室
温に貯蔵し、そして規則的な時間間隔で検査して、貯蔵
安定性を測定する。11週間の間1反応熱は僅かしか減
少しない(29iKJから279 K J / モkに
減少、これは初期の値の945−である)ことが示され
る。16週間後でもまだ初期の値の84−である。5力
月後1色および流動性は実際に変化せず、そして全ての
テストで室温における保存寿命が4力月であることが示
される。
シジル化メチレンジアニリン(Araldlt(商標名
)MY720)54部およびトリグリシジル化p−アミ
ノフェノール(Araldl(商標名)0510)54
部から成る均質ペーストを示差熱分析(DSC:示差走
査熱量法)に付す。114°Cにて1モル当り29A1
4KJ の反応熱が発生する。この値は、反応が150
@Cより低温で実質上完了することを示す。混合物を室
温に貯蔵し、そして規則的な時間間隔で検査して、貯蔵
安定性を測定する。11週間の間1反応熱は僅かしか減
少しない(29iKJから279 K J / モkに
減少、これは初期の値の945−である)ことが示され
る。16週間後でもまだ初期の値の84−である。5力
月後1色および流動性は実際に変化せず、そして全ての
テストで室温における保存寿命が4力月であることが示
される。
混合物を成形用プレス中で150”Cにて30分間、4
12MPMの圧力下にて成形して、直径15amの円板
を得る。150°Cで後期硬化した後、ガラス転移温度
が120〜150@C(DC5法)5と決定される。7
1@C,相対湿度95−で吸水率は&5−である。
12MPMの圧力下にて成形して、直径15amの円板
を得る。150°Cで後期硬化した後、ガラス転移温度
が120〜150@C(DC5法)5と決定される。7
1@C,相対湿度95−で吸水率は&5−である。
実施例2〜5の化合物とこの例のエポキシ樹脂混合物、
或いはビスフェノール−Aを基材にしたエポキシ樹脂又
は脂環式エポキシ樹脂とを使用して、同様の値が得られ
る。
或いはビスフェノール−Aを基材にしたエポキシ樹脂又
は脂環式エポキシ樹脂とを使用して、同様の値が得られ
る。
特許出願人
Claims (8)
- (1) 次式I: (式中。 Yは、式中に示された二つのカルボニル基が々−いに隣
接した位置で結合した芳香族、脂1式又は脂肪族基を表
わし、そして Rはアリーレン、アルアルキレン、シクロアルキレン又
はシクロアルキルアルキレン基を衣わす)で表わされる
アミノ基含有カルボン嬢アミ ド。 - (2) 式l中のYがフタル酸、テトラ−又はへキサ
ヒドロフタル酸、コハク酸、ドデシルコハクl’&Xは
マレイン酸の基を表わす特許請求の範囲第1項記載の化
合物。 - (3)式!中のRがm−キシレン基、1,2−又は1,
4−シクロアキレン基、ビス−(p−シクロヘキシレン
)−メタン基、1.5−又は1.4−とスーメチレンー
シクロヘキサン基、ビス−(3−メチル−シクロへキス
−1,4−イレン)−メタン基又は5.S、S−トリメ
チル−3−メチレン−シクロヘキシル基を表わす特許請
求の範囲第1項記載の化合物。 - (4) 式l中のRがm−又はp−7エニレン基。 p、pF−ジフェニルメタン基、ビス−(p−フェニル
)−スルホン基又は1−(p−フェニレン)−1、S
、 5− )リフチル−インダン−6−イル基を表わす
特許請求の範囲第1項記載の化合物。 - (5)式l中、Yが7タル酸、テトラ−又はヘキサヒド
ロフタル酸、コハク酸、ドデシルコハク酸又はマイレン
酸の基を表わし、そしてkがm−キシレン基、1,2−
又は1,4−シクロヘキシレン基、ビス−(p−シクロ
ヘキシレン)−メタン基、1.s−又は1,4−ビス−
メチレン−シクロヘキサン基、ビス−(3−メチル−シ
クロへキス−1,4,ルン)−メタン基又は!、5.5
−)ジメチル−5−メチレン−シクロヘキシル基を表わ
す特許請求の範囲第1項記載の化合物。 - (6) 式!中、Yが7タル酸、テトラ−又はヘキサ
ヒドロフタル酸、コハク酸、ドデシルコハク酸又はマレ
イン酸の基を表わし、そしてRがm−又はp−フェニレ
ン基spaメージフェニルメタン基、ビス−(p−フェ
ニル)−スルホン基又は1−(p−フェニレン)−’a
5 、5− )リフチル−インダン−6−イル基を表わ
す特許請求の範囲第1項記載の化合物。 - (7) 次式iaまたはIb: (二つの式中、!は式中に示された二つのカルボニル基
が互いに隣接した位置で結合した芳香族、脂環式又は脂
肪族基を表わす)で表わされる化合物と次式層: H麿N−R−皿、 @ (式中、Rはアリーレン、アルアルキレン、シクロアル
キレン又はシクロアルキルアルキレン基を表わす)で表
わされる化金物とを反応させることを特徴とする1次式
l: (式中、Yおよび鼠は前に定義した通りである)で表わ
される化合物の製造法。 - (8) 次式I: (式中、 Yは1式中に示された二つのカルボニル基が互いに隣接
した位置で結合した芳香族、脂環式又は脂肪族基を表わ
し、そして Rハフ 1J−レン、アルアルキレン、シクロアルキレ
ン又はシクロアルキルアルキレン基を表わす)で表わさ
れる化合物およびポリエポキシ化合物を含む硬化性混合
物。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US33185681A | 1981-12-17 | 1981-12-17 | |
US331856 | 1989-04-03 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58110552A true JPS58110552A (ja) | 1983-07-01 |
Family
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Family Applications (1)
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JP22172282A Pending JPS58110552A (ja) | 1981-12-17 | 1982-12-17 | アミノ基含有カルボン酸アミド,その製造法および該アミドとエポキシ樹脂とを含む硬化性混合物 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58110552A (ja) |
CH (1) | CH650767A5 (ja) |
DE (1) | DE3246267A1 (ja) |
FR (1) | FR2518541B1 (ja) |
GB (1) | GB2112388B (ja) |
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CN117025117B (zh) * | 2023-08-11 | 2024-09-24 | 青岛德聚胶接技术有限公司 | 一种耐高温、抗变形芯片环氧胶膜及其制备方法 |
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-
1982
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- 1982-12-16 FR FR8221101A patent/FR2518541B1/fr not_active Expired
- 1982-12-17 JP JP22172282A patent/JPS58110552A/ja active Pending
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