JPH1195256A - アクティブマトリクス基板 - Google Patents
アクティブマトリクス基板Info
- Publication number
- JPH1195256A JPH1195256A JP25971997A JP25971997A JPH1195256A JP H1195256 A JPH1195256 A JP H1195256A JP 25971997 A JP25971997 A JP 25971997A JP 25971997 A JP25971997 A JP 25971997A JP H1195256 A JPH1195256 A JP H1195256A
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- JP
- Japan
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- wiring
- gate
- source
- active matrix
- source wiring
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ソース配線形成工程の削減を可能とし、低コ
ストで高性能のTFTを提供する。 【解決手段】 金属膜を形成してゲート配線7およびソ
ース配線9、並びにゲート電極、ソース電極およびドレ
イン電極を同じ材料で同時に形成する。ゲート配線7は
ソース配線9との交差部で不連続に形成しているが、コ
ンタクトホール8を介して架橋配線3と電気的に接続す
ることで導通状態とすることができる。また、ゲート配
線7とソース配線9とは、その間にゲート絶縁膜を形成
しているため絶縁状態を保つことができる。
ストで高性能のTFTを提供する。 【解決手段】 金属膜を形成してゲート配線7およびソ
ース配線9、並びにゲート電極、ソース電極およびドレ
イン電極を同じ材料で同時に形成する。ゲート配線7は
ソース配線9との交差部で不連続に形成しているが、コ
ンタクトホール8を介して架橋配線3と電気的に接続す
ることで導通状態とすることができる。また、ゲート配
線7とソース配線9とは、その間にゲート絶縁膜を形成
しているため絶縁状態を保つことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アクティブマトリ
クス型液晶表示装置等に利用されるアクティブマトリク
ス基板に関し、特に絶縁性基板上に薄膜トランジスタ
(TFT)を形成したアクティブマトリクス基板に関す
るものである。
クス型液晶表示装置等に利用されるアクティブマトリク
ス基板に関し、特に絶縁性基板上に薄膜トランジスタ
(TFT)を形成したアクティブマトリクス基板に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】ガラス等の絶縁性基板上にTFTを有す
る半導体装置としては、これらのTFTを画素スイッチ
ング素子に用いるアクティブマトリクス型液晶表示装置
またはイメージセンサー等が知られている。
る半導体装置としては、これらのTFTを画素スイッチ
ング素子に用いるアクティブマトリクス型液晶表示装置
またはイメージセンサー等が知られている。
【0003】これらの装置に用いられるTFTには、薄
膜状のシリコン半導体層として非晶質シリコン半導体
(a−Si)または結晶性を有するシリコン半導体(p
−Si)を用いるのが一般的である。
膜状のシリコン半導体層として非晶質シリコン半導体
(a−Si)または結晶性を有するシリコン半導体(p
−Si)を用いるのが一般的である。
【0004】a−Siを用いた逆スタガ型TFTはプロ
セス温度が低く、製造工程も比較的簡単で量産性に富む
ため、最も一般的に用いられている。しかし、導電性等
の物性がp−Siに比べて劣っている。したがって、よ
り高速特性を得るために、p−SiからなるTFTの製
造方法の確立が強く求められている。
セス温度が低く、製造工程も比較的簡単で量産性に富む
ため、最も一般的に用いられている。しかし、導電性等
の物性がp−Siに比べて劣っている。したがって、よ
り高速特性を得るために、p−SiからなるTFTの製
造方法の確立が強く求められている。
【0005】p−SiからなるTFTでは、より高速特
性を得るため、配線にAlまたはAl合金を用いること
で配線抵抗を低くすることが望まれる。しかしながら、
p−Si薄膜を形成する工程または不純物を活性化する
工程で400〜600℃程度の熱処理が必要となるため
に、a−SiからなるTFTのようにゲート電極が最下
層にくる逆スタガ構造とすると配線材料にAlを用いる
ことが困難となる。このため、p−SiからなるTFT
においては、トップゲート構造をすることが一般的であ
る。しかし、トップゲート構造のTFTは、工程が増加
して複雑になることから工程の削減が望まれる。
性を得るため、配線にAlまたはAl合金を用いること
で配線抵抗を低くすることが望まれる。しかしながら、
p−Si薄膜を形成する工程または不純物を活性化する
工程で400〜600℃程度の熱処理が必要となるため
に、a−SiからなるTFTのようにゲート電極が最下
層にくる逆スタガ構造とすると配線材料にAlを用いる
ことが困難となる。このため、p−SiからなるTFT
においては、トップゲート構造をすることが一般的であ
る。しかし、トップゲート構造のTFTは、工程が増加
して複雑になることから工程の削減が望まれる。
【0006】一方、このようなTFTを用いたアクティ
ブマトリクス型液晶表示装置は、プロジェクター等に応
用した場合、強い光がTFTに入射することによって半
導体層のオフ電流の増加またはしきい値電圧の変動等、
特性の変化または信頼性の低下といった新たな問題を発
生させる。このため、TFTへの光の入射を防ぐための
遮光膜をTFTのチャネルの下層に形成する方法がよく
用いられている。
ブマトリクス型液晶表示装置は、プロジェクター等に応
用した場合、強い光がTFTに入射することによって半
導体層のオフ電流の増加またはしきい値電圧の変動等、
特性の変化または信頼性の低下といった新たな問題を発
生させる。このため、TFTへの光の入射を防ぐための
遮光膜をTFTのチャネルの下層に形成する方法がよく
用いられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述のようなTFTを
用いたアクティブマトリクス型液晶表示装置を製造しよ
うとすれば、遮光膜とゲート配線とソース配線とは別々
の工程で形成することとなり、それぞれの材料のデポ工
程、フォト工程およびエッチング工程を要するため工程
が多くなる。
用いたアクティブマトリクス型液晶表示装置を製造しよ
うとすれば、遮光膜とゲート配線とソース配線とは別々
の工程で形成することとなり、それぞれの材料のデポ工
程、フォト工程およびエッチング工程を要するため工程
が多くなる。
【0008】本発明は、以上のような従来の問題点に鑑
みなされたものであって、ソース配線形成工程の削減を
可能とし、低コストで高性能のTFTを提供することを
目的としている。
みなされたものであって、ソース配線形成工程の削減を
可能とし、低コストで高性能のTFTを提供することを
目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明の請求項1記載のアクティブマトリクス
基板は、絶縁性基板上に、薄膜トランジスタと、ゲート
配線と、ソース配線と、前記薄膜トランジスタの下層に
設けられた遮光膜とを有するアクティブマトリクス基板
において、前記ゲート配線と前記ソース配線とが同一の
材料で形成されるとともに、前記ゲート配線または前記
ソース配線が前記ゲート配線と前記ソース配線との交差
部で不連続に形成され、前記交差部に前記遮光膜と同一
の材料で架橋配線が形成されていることを特徴としてい
る。
ために、本発明の請求項1記載のアクティブマトリクス
基板は、絶縁性基板上に、薄膜トランジスタと、ゲート
配線と、ソース配線と、前記薄膜トランジスタの下層に
設けられた遮光膜とを有するアクティブマトリクス基板
において、前記ゲート配線と前記ソース配線とが同一の
材料で形成されるとともに、前記ゲート配線または前記
ソース配線が前記ゲート配線と前記ソース配線との交差
部で不連続に形成され、前記交差部に前記遮光膜と同一
の材料で架橋配線が形成されていることを特徴としてい
る。
【0010】請求項2記載のアクティブマトリクス基板
は、絶縁性基板上に、薄膜トランジスタと、ゲート配線
と、ソース配線とを有するアクティブマトリクス基板に
おいて、前記ゲート配線と前記ソース配線とが同一の材
料で形成されるとともに、前記ゲート配線または前記ソ
ース配線が前記ゲート配線と前記ソース配線との交差部
で不連続に形成され、前記交差部に前記薄膜トランジス
タを構成する半導体膜と同一の材料で架橋配線が形成さ
れていることを特徴としている。
は、絶縁性基板上に、薄膜トランジスタと、ゲート配線
と、ソース配線とを有するアクティブマトリクス基板に
おいて、前記ゲート配線と前記ソース配線とが同一の材
料で形成されるとともに、前記ゲート配線または前記ソ
ース配線が前記ゲート配線と前記ソース配線との交差部
で不連続に形成され、前記交差部に前記薄膜トランジス
タを構成する半導体膜と同一の材料で架橋配線が形成さ
れていることを特徴としている。
【0011】本発明のアクティブマトリクス基板によれ
ば、ゲート配線とソース配線とが同一の材料で形成され
るとともに、ゲート配線またはソース配線がゲート配線
とソース配線との交差部で不連続に形成され、前記交差
部に遮光膜と同一の材料で架橋配線が形成されているこ
とにより、ゲート配線とソース配線とを同じ工程で同時
に形成することができるとともに、遮光膜と架橋配線と
を同じ工程で同時に形成することができる。
ば、ゲート配線とソース配線とが同一の材料で形成され
るとともに、ゲート配線またはソース配線がゲート配線
とソース配線との交差部で不連続に形成され、前記交差
部に遮光膜と同一の材料で架橋配線が形成されているこ
とにより、ゲート配線とソース配線とを同じ工程で同時
に形成することができるとともに、遮光膜と架橋配線と
を同じ工程で同時に形成することができる。
【0012】また、ゲート配線とソース配線とが同一の
材料で形成されるとともに、ゲート配線またはソース配
線がゲート配線とソース配線との交差部で不連続に形成
され、前記交差部に薄膜トランジスタを構成する半導体
膜と同一の材料で架橋配線が形成されていることによ
り、ゲート配線とソース配線とを同じ工程で同時に形成
することができるとともに、半導体膜と架橋配線とを同
じ工程で同時に形成することができる。
材料で形成されるとともに、ゲート配線またはソース配
線がゲート配線とソース配線との交差部で不連続に形成
され、前記交差部に薄膜トランジスタを構成する半導体
膜と同一の材料で架橋配線が形成されていることによ
り、ゲート配線とソース配線とを同じ工程で同時に形成
することができるとともに、半導体膜と架橋配線とを同
じ工程で同時に形成することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1乃至図6を用いて、本発明の
実施の形態について説明する。
実施の形態について説明する。
【0014】(実施の形態1)図1はTFTの断面を示
す工程図、図2は図1に係わるゲート配線とソース配線
との交差部の断面を示す工程図、図3は図1に係わるゲ
ート配線とソース配線との交差部を示す平面図である。
す工程図、図2は図1に係わるゲート配線とソース配線
との交差部の断面を示す工程図、図3は図1に係わるゲ
ート配線とソース配線との交差部を示す平面図である。
【0015】図1(a)および図2(a)に示すよう
に、例えば外形サイズが300mm×300mm程度の
ガラスからなる絶縁性基板1の表面を洗浄した後、例え
ばTa等の金属薄膜をスパッタリング法を用いて厚さ1
00nm程度に堆積させ、フォトリソグラフィー、エッ
チングの工程を行って、金属薄膜を所定の遮光膜2の形
状に加工する。遮光膜2は、図1(a)に示すように本
来の目的であるTFTの下層部となる部分のみに形成す
るのではなく、図2(a)に示すようにゲート配線とソ
ース配線との交差部となる部分にも形成して架橋配線3
とする。
に、例えば外形サイズが300mm×300mm程度の
ガラスからなる絶縁性基板1の表面を洗浄した後、例え
ばTa等の金属薄膜をスパッタリング法を用いて厚さ1
00nm程度に堆積させ、フォトリソグラフィー、エッ
チングの工程を行って、金属薄膜を所定の遮光膜2の形
状に加工する。遮光膜2は、図1(a)に示すように本
来の目的であるTFTの下層部となる部分のみに形成す
るのではなく、図2(a)に示すようにゲート配線とソ
ース配線との交差部となる部分にも形成して架橋配線3
とする。
【0016】次に、絶縁性薄膜4として酸化シリコン膜
(SiO2)または窒化シリコン膜(SiN)を化学的
気相成長法(CVD法)またはスパッタリング法を用い
て厚さ100〜500nm程度に堆積させる。そして、
絶縁性薄膜4上に半導体膜としてa−Si5をCVD法
を用いて厚さ50〜100nm程度に堆積させ、フォト
リソグラフィー、エッチングの工程を行ってa−Si5
を所定の形状に形成し、周知の技術を用いてa−Si5
を結晶化する。
(SiO2)または窒化シリコン膜(SiN)を化学的
気相成長法(CVD法)またはスパッタリング法を用い
て厚さ100〜500nm程度に堆積させる。そして、
絶縁性薄膜4上に半導体膜としてa−Si5をCVD法
を用いて厚さ50〜100nm程度に堆積させ、フォト
リソグラフィー、エッチングの工程を行ってa−Si5
を所定の形状に形成し、周知の技術を用いてa−Si5
を結晶化する。
【0017】次に、図1(b)および図2(b)に示す
ように、ゲート絶縁膜6を堆積させ、フォトリソグラフ
ィー、エッチングの工程を行って所定の形状に形成す
る。このとき、図2(b)に示すように、ゲート絶縁膜
6にゲート配線7と架橋配線3とを接続するためのコン
タクトホール8を形成する。そして、周知の技術を用い
てa−Si5に不純物イオンの注入を行い、レーザー光
等によって活性化させる。
ように、ゲート絶縁膜6を堆積させ、フォトリソグラフ
ィー、エッチングの工程を行って所定の形状に形成す
る。このとき、図2(b)に示すように、ゲート絶縁膜
6にゲート配線7と架橋配線3とを接続するためのコン
タクトホール8を形成する。そして、周知の技術を用い
てa−Si5に不純物イオンの注入を行い、レーザー光
等によって活性化させる。
【0018】さらに、図2(b)に示すように、ゲート
配線7と架橋配線3とを接続するためのコンタクトホー
ル8を絶縁膜薄膜4に形成する。そして、金属膜を形成
してゲート配線7およびソース配線9、並びに図1
(b)に示すゲート電極10、ソース電極11およびド
レイン電極12を同じ材料で同時に形成する。
配線7と架橋配線3とを接続するためのコンタクトホー
ル8を絶縁膜薄膜4に形成する。そして、金属膜を形成
してゲート配線7およびソース配線9、並びに図1
(b)に示すゲート電極10、ソース電極11およびド
レイン電極12を同じ材料で同時に形成する。
【0019】図2(b)および図3に示すように、ゲー
ト配線7はソース配線9との交差部で不連続に形成して
いるが、コンタクトホール8を介して架橋配線3と電気
的に接続することで導通状態とすることができる。ま
た、ゲート配線7とソース配線9とは、その間にゲート
絶縁膜6を形成しているため絶縁状態を保つことができ
る。本実施の形態においてはゲート配線7を不連続とし
たが、ソース配線9を不連続としてもかまわない。
ト配線7はソース配線9との交差部で不連続に形成して
いるが、コンタクトホール8を介して架橋配線3と電気
的に接続することで導通状態とすることができる。ま
た、ゲート配線7とソース配線9とは、その間にゲート
絶縁膜6を形成しているため絶縁状態を保つことができ
る。本実施の形態においてはゲート配線7を不連続とし
たが、ソース配線9を不連続としてもかまわない。
【0020】その後、図1(c)および図2(c)に示
すように、周知の技術を用いて層間絶縁膜13を形成
し、図1(c)に示すようにコンタクトホール14およ
び画素電極15を形成する。
すように、周知の技術を用いて層間絶縁膜13を形成
し、図1(c)に示すようにコンタクトホール14およ
び画素電極15を形成する。
【0021】(実施の形態2)図4は他のTFTの断面
を示す工程図、図5は図4に係わるゲート配線とソース
配線との交差部の断面を示す工程図、図6は図4に係わ
るゲート配線とソース配線との交差部を示す平面図であ
る。
を示す工程図、図5は図4に係わるゲート配線とソース
配線との交差部の断面を示す工程図、図6は図4に係わ
るゲート配線とソース配線との交差部を示す平面図であ
る。
【0022】図4(a)および図5(a)に示すよう
に、例えば外形サイズが300mm×300mm程度の
ガラスからなる絶縁性基板1の表面を洗浄した後、絶縁
性薄膜4としてSiO2またはSiNをCVD法または
スパッタリング法を用いて厚さ100〜500nm程度
に堆積させる。
に、例えば外形サイズが300mm×300mm程度の
ガラスからなる絶縁性基板1の表面を洗浄した後、絶縁
性薄膜4としてSiO2またはSiNをCVD法または
スパッタリング法を用いて厚さ100〜500nm程度
に堆積させる。
【0023】そして、絶縁性薄膜4上に半導体膜として
a−Si5をCVD法を用いて厚さ50〜100nm程
度に堆積させ、フォトリソグラフィー、エッチングの工
程を行ってa−Si5を所定の形状に形成し、周知の技
術を用いてa−Si5を結晶化する。a−Si5は、図
4(a)に示すように本来の目的であるTFT領域のみ
に形成するのではなく、図5(a)に示すようにゲート
配線とソース配線との交差部となる部分にも形成して架
橋配線3とする。
a−Si5をCVD法を用いて厚さ50〜100nm程
度に堆積させ、フォトリソグラフィー、エッチングの工
程を行ってa−Si5を所定の形状に形成し、周知の技
術を用いてa−Si5を結晶化する。a−Si5は、図
4(a)に示すように本来の目的であるTFT領域のみ
に形成するのではなく、図5(a)に示すようにゲート
配線とソース配線との交差部となる部分にも形成して架
橋配線3とする。
【0024】次に、図4(b)および図5(b)に示す
ように、ゲート絶縁膜6を堆積させ、フォトリソグラフ
ィー、エッチングの工程を行って所定の形状に形成す
る。このとき、ゲート絶縁膜6にゲート配線7と架橋配
線3とを接続するためのコンタクトホール8を形成す
る。
ように、ゲート絶縁膜6を堆積させ、フォトリソグラフ
ィー、エッチングの工程を行って所定の形状に形成す
る。このとき、ゲート絶縁膜6にゲート配線7と架橋配
線3とを接続するためのコンタクトホール8を形成す
る。
【0025】そして、周知の技術を用いてa−Si5に
不純物イオンの注入を行い、レーザー光等によって活性
化させる。このとき、架橋配線3を構成するa−Siに
も不純物イオンの注入を行い、レーザー光等によって活
性化させる。
不純物イオンの注入を行い、レーザー光等によって活性
化させる。このとき、架橋配線3を構成するa−Siに
も不純物イオンの注入を行い、レーザー光等によって活
性化させる。
【0026】さらに、金属膜を形成してゲート配線7お
よびソース配線9、並びにゲート電極10、ソース電極
11およびドレイン電極12を同じ材料で同時に形成す
る。
よびソース配線9、並びにゲート電極10、ソース電極
11およびドレイン電極12を同じ材料で同時に形成す
る。
【0027】図5(b)および図6に示すように、ゲー
ト配線7はソース配線9との交差部で不連続に形成して
いるが、コンタクトホール8を介して架橋配線3と電気
的に接続することで導通状態とすることができる。ま
た、ゲート配線7とソース配線9とは、その間にゲート
絶縁膜6を形成しているため絶縁状態を保つことができ
る。本実施の形態においてはゲート配線7を不連続とし
たが、ソース配線9を不連続としてもかまわない。
ト配線7はソース配線9との交差部で不連続に形成して
いるが、コンタクトホール8を介して架橋配線3と電気
的に接続することで導通状態とすることができる。ま
た、ゲート配線7とソース配線9とは、その間にゲート
絶縁膜6を形成しているため絶縁状態を保つことができ
る。本実施の形態においてはゲート配線7を不連続とし
たが、ソース配線9を不連続としてもかまわない。
【0028】その後、図4(c)および図5(c)に示
すように、周知の技術を用いて層間絶縁膜13を形成
し、図4(c)に示すようにコンタクトホール14およ
び画素電極15を形成する。
すように、周知の技術を用いて層間絶縁膜13を形成
し、図4(c)に示すようにコンタクトホール14およ
び画素電極15を形成する。
【0029】
【発明の効果】以上の説明のように、本発明のアクティ
ブマトリクス基板によれば、ゲート配線とソース配線と
が同一の材料で形成されるとともに、ゲート配線または
ソース配線がゲート配線とソース配線との交差部で不連
続に形成され、前記交差部に遮光膜と同一の材料で架橋
配線が形成されていることにより、ゲート配線とソース
配線とを同じ工程で同時に形成することができるととも
に、遮光膜と架橋配線とを同じ工程で同時に形成するこ
とができるため、製造工程を簡略化して低コストでアク
ティブマトリクス基板を得ることができる。
ブマトリクス基板によれば、ゲート配線とソース配線と
が同一の材料で形成されるとともに、ゲート配線または
ソース配線がゲート配線とソース配線との交差部で不連
続に形成され、前記交差部に遮光膜と同一の材料で架橋
配線が形成されていることにより、ゲート配線とソース
配線とを同じ工程で同時に形成することができるととも
に、遮光膜と架橋配線とを同じ工程で同時に形成するこ
とができるため、製造工程を簡略化して低コストでアク
ティブマトリクス基板を得ることができる。
【0030】また、ゲート配線とソース配線とが同一の
材料で形成されるとともに、ゲート配線またはソース配
線がゲート配線とソース配線との交差部で不連続に形成
され、前記交差部に薄膜トランジスタを構成する半導体
膜と同一の材料で架橋配線が形成されていることによ
り、ゲート配線とソース配線とを同じ工程で同時に形成
することができるとともに、半導体膜と架橋配線とを同
じ工程で同時に形成することができるため、製造工程を
簡略化して低コストでアクティブマトリクス基板を得る
ことができる。
材料で形成されるとともに、ゲート配線またはソース配
線がゲート配線とソース配線との交差部で不連続に形成
され、前記交差部に薄膜トランジスタを構成する半導体
膜と同一の材料で架橋配線が形成されていることによ
り、ゲート配線とソース配線とを同じ工程で同時に形成
することができるとともに、半導体膜と架橋配線とを同
じ工程で同時に形成することができるため、製造工程を
簡略化して低コストでアクティブマトリクス基板を得る
ことができる。
【図1】(a)〜(c)はTFTの断面を示す工程図で
ある。
ある。
【図2】(a)〜(c)は図1に係わるゲート配線とソ
ース配線との交差部の断面を示す工程図である。
ース配線との交差部の断面を示す工程図である。
【図3】図1に係わるゲート配線とソース配線との交差
部を示す平面図である。
部を示す平面図である。
【図4】(a)〜(c)は他のTFTの断面を示す工程
図である。
図である。
【図5】(a)〜(c)は図4に係わるゲート配線とソ
ース配線との交差部の断面を示す工程図である。
ース配線との交差部の断面を示す工程図である。
【図6】図4に係わるゲート配線とソース配線との交差
部を示す平面図である。
部を示す平面図である。
1 絶縁性基板 2 遮光膜 3 架橋配線 4 絶縁性薄膜 5 a−Si 6 ゲート絶縁膜 7 ゲート配線 8 コンタクトホール 9 ソース配線 10 ゲート電極 11 ソース電極 12 ドレイン電極 13 層間絶縁膜 14 コンタクトホール 15 画素電極
Claims (2)
- 【請求項1】 絶縁性基板上に、薄膜トランジスタと、
ゲート配線と、ソース配線と、前記薄膜トランジスタの
下層に設けられた遮光膜とを有するアクティブマトリク
ス基板において、 前記ゲート配線と前記ソース配線とが同一の材料で形成
されるとともに、前記ゲート配線または前記ソース配線
が前記ゲート配線と前記ソース配線との交差部で不連続
に形成され、前記交差部に前記遮光膜と同一の材料で架
橋配線が形成されていることを特徴とするアクティブマ
トリクス基板。 - 【請求項2】 絶縁性基板上に、薄膜トランジスタと、
ゲート配線と、ソース配線とを有するアクティブマトリ
クス基板において、 前記ゲート配線と前記ソース配線とが同一の材料で形成
されるとともに、前記ゲート配線または前記ソース配線
が前記ゲート配線と前記ソース配線との交差部で不連続
に形成され、前記交差部に前記薄膜トランジスタを構成
する半導体膜と同一の材料で架橋配線が形成されている
ことを特徴とするアクティブマトリクス基板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25971997A JPH1195256A (ja) | 1997-09-25 | 1997-09-25 | アクティブマトリクス基板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25971997A JPH1195256A (ja) | 1997-09-25 | 1997-09-25 | アクティブマトリクス基板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1195256A true JPH1195256A (ja) | 1999-04-09 |
Family
ID=17338001
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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