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JPH1193370A - コーナー手すり金物 - Google Patents

コーナー手すり金物

Info

Publication number
JPH1193370A
JPH1193370A JP29025397A JP29025397A JPH1193370A JP H1193370 A JPH1193370 A JP H1193370A JP 29025397 A JP29025397 A JP 29025397A JP 29025397 A JP29025397 A JP 29025397A JP H1193370 A JPH1193370 A JP H1193370A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handrail
hole
corner
fitting
screw
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29025397A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Masuno
義明 増野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP29025397A priority Critical patent/JPH1193370A/ja
Publication of JPH1193370A publication Critical patent/JPH1193370A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connection Of Plates (AREA)
  • Steps, Ramps, And Handrails (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】住宅に容易に手すりを取り付けるための金物を
提供する。 【構成】上から見るとL字型の縦に長い金物1の2辺の
表面にネジ孔2を設け、前記2辺が交わるL字型直角部
に孔3を設け、この金物1をトイレ等のコーナーの2か
所に固定し、その2つの金物に手すり4を渡し固定可能
なコーナー手すり金物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコーナー手すり金物に関
する。
【0002】
【従来の技術】すでに建築して住まわれている住宅で歩
行が不安な箇所に手すりを設けたい場合には従来は大規
模な手すり取り付け工事を行わなければならずに大きな
負担があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記問題を解決するた
めに有限会社マスノが平成5年9月24日に提出した実
用新案登録願「手摺り支持コーナー金物」記載の金物が
考案された。この金物は建築済みの住居に簡便に手すり
を設置するための優れた金物であるが「上から見ると3
角状の縦に長い金物」であるためにその3角状の形状故
に前記金物を保管・運搬する際にかさばる課題を抱えて
いた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のコーナー手すり
金物は、上から見るとL字型の縦に長い金物1の2辺の
表面にネジ孔2を設け、前記2辺が交わるL字型直角部
に孔3を設け、この金物1をトイレ等のコーナーの2か
所に固定し、その2つの金物に手すり4を渡すことを特
徴とする。
【0005】
【作用】金物をトイレ等のコーナーの手すりとして使い
やすい例えば床下から900ミリメートルの高さに仮固
定して、前記孔3の孔を貫通させた木ネジ5で柱にとめ
る。金物は同じ高さに2つのコーナーに固定する。前記
金物に設けられたネジ孔2に手すりに設けられた貫通孔
6を合わせてチョウネジ7によってあわせ締めにより前
記手すりを固定する。手すりを実際に使用する際に金物
を柱から引き剥がす力として加わる方向と孔3を貫通し
て金物を固定する木ネジ5の軸方向とが異なるために金
物またはおよび手すりの脱落が抑制される。
【0006】
【実施例】本発明の第1の実施例を図1を用いて説明す
る。図1はトイレの内部に手すりを設置するためのコー
ナー金物である。図1で上から見るとL字型の縦に長い
金物1の2辺の表面にはM12対応のネジ孔2を1辺の
表面当たり2つ合計4つ設けてある。前記2辺が交わる
L字型直角部に孔径が10ミリの孔3を2つ設けてい
る。L字型の金物1はステンレス材で製作されており、
その板厚は15ミリメートルである。そして前記ネジ孔
2のM12のネジ孔の深さは13ミリメートルである。
すなわちネジ孔2は貫通孔ではなくその底部は厚さ2ミ
リメートルのステンレス材が残っている。そして前記底
部には孔径1ミリメートルの空気抜き孔が空けられてい
る。この空気抜き孔はネジ孔2に実際にネジを差し込ん
だ際に孔の内部に閉じ込められた空気を抜いてやるため
に設けている。L字型直角部に設けた孔3には木ネジを
貫通させる。
【0007】図2に実際に設置した場合の例を示す。ま
ず、金物1をトイレのコーナー部の壁5に押し付ける。
次に木ネジ6を孔3に差し込み、コーナーの中心に向け
てねじ込む。前記木ネジはコーナーを支えている柱7に
食い込むことになる。通常の木造建築工法においては壁
5は比較的に薄い木材を用いているために強度が十分で
はないが家の構造でもあるコーナーの柱7が十分な強度
を有しており、木ネジ6を食い込ませて金具1を強固に
固定するに適している。前記金具の固定高さは使用者が
任意に決めてよい。足腰の弱った老人用には床から90
0ミリメートルの高さが良い。
【0008】次に手すり4を金具1のネジ孔2を使って
固定する。金具1をトイレ内の隣接する2ヵ所のコーナ
ーの同じ高さに固定する。そしてこの2ヵ所に固定され
た金具を渡す手すり4を用意してそれぞれの金具に接し
て固定する。具体的には図2に描いたように手すりの端
部に設けた貫通孔をネジ孔2に重ねて蝶ネジ8で重ね締
めをする。ここでは手すりを渡す例について述べたが手
すりの替わりにタオル掛けを渡してもよい。図3にトイ
レ内の壁5にコーナー金具1を固定して手すり4を渡し
た形態を描いた。別の形態としては2つの金具を床と壁
のコーナーと天井と壁のコーナーの2ヵ所に固定して手
すりを垂直方向に渡す場合もある。
【0009】本発明の第2の実施例として、図4には日
本間建築に多用されている芯壁に本発明を適用した場合
について描いた。部屋のコーナー部の壁5と柱7にそれ
ぞれの辺が接するように金具を仮固定して木ネジ6で固
定する。手すり4を蝶ネジ8で締めて固定する。
【0010】本発明の第3の実施例を図5に描く。芯壁
への金具1の固定方法が図4とは異なっている。すなわ
ち金具のL字の内側を柱7に接する向きにして取り付け
ている。蝶ネジ8を使って手すり4を金具1に取り付け
る。この金具1のネジ孔2はL字の内側方向の孔口が塞
がれている。
【0011】図6には本発明の第4の実施例を示す。柱
7が壁5から露出している部屋において、金具1を図に
描いたように固定する。木ネジ6を柱7に食い込ませ
る。ネジ孔2と蝶ネジ8を用いて支え金具9を金具1に
固定する。支え金具9にはポール10を通して手すりと
して使用する。このような配置の柱を利用すると本発明
の金具はコーナーに限らずに取り付けることができる。
【0012】
【発明の効果】本発明のコーナー手すり金物を用いると
建築済の住宅に容易に手すりの取り付け工事を行うこと
ができる。必要がなくなった場合には木ネジを抜くこと
で容易に撤去できる。手すりにはそれを使用する人の体
重相当の力がかかるために手すりが脱落する危険があ
る。脱落の事故が起きると深刻な事態をまねくので手す
りおよび取り付け工事には十分な強度が要求される。本
発明ではコーナー柱という十分な強度の構造物に木ネジ
で固定するという工法に適用できるので強度が高まる。
前記木ネジを斜めに食い込ませていることで金具を脱落
させる方向に加わった力を分散して受け止めることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】は本発明の第1の実施例の構成図である。
【図2】は本発明の第1の実施例の取り付け方法を示す
構成図である。
【図3】は本発明の第1の実施例の取り付け形態を示す
構成図である。
【図4】は本発明の第2の実施例の取り付け方法を示す
構成図である。
【図5】は本発明の第3の実施例の取り付け方法を示す
構成図である。
【図6】は本発明の第4の実施例の取り付け方法を示す
構成図である。
【符号の説明】
1は金具、2はネジ孔、3は孔、4は手すり、5は壁、
6は木ネジ、7は柱、8は蝶ネジ、9は支え金具、10
はポールである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上から見るとL字型の縦に長い金物1の2
    辺の表面にネジ孔2を設け、前記2辺が交わるL字型直
    角部に孔3を設け、この金物1をトイレ等のコーナーの
    2か所に固定し、その2つの金物に手すり4を渡し固定
    可能なコーナー手すり金物。
JP29025397A 1997-09-16 1997-09-16 コーナー手すり金物 Pending JPH1193370A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29025397A JPH1193370A (ja) 1997-09-16 1997-09-16 コーナー手すり金物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29025397A JPH1193370A (ja) 1997-09-16 1997-09-16 コーナー手すり金物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1193370A true JPH1193370A (ja) 1999-04-06

Family

ID=17753749

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29025397A Pending JPH1193370A (ja) 1997-09-16 1997-09-16 コーナー手すり金物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1193370A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006070611A (ja) * 2004-09-03 2006-03-16 Aasa:Kk 手摺り用ブラケット

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006070611A (ja) * 2004-09-03 2006-03-16 Aasa:Kk 手摺り用ブラケット

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