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JPH117461A - 論理シミュレーション方法およびテストパターン生成装置 - Google Patents

論理シミュレーション方法およびテストパターン生成装置

Info

Publication number
JPH117461A
JPH117461A JP9158985A JP15898597A JPH117461A JP H117461 A JPH117461 A JP H117461A JP 9158985 A JP9158985 A JP 9158985A JP 15898597 A JP15898597 A JP 15898597A JP H117461 A JPH117461 A JP H117461A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
test pattern
input signal
signal
skew
input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9158985A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Kadota
健 門田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP9158985A priority Critical patent/JPH117461A/ja
Publication of JPH117461A publication Critical patent/JPH117461A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)
  • Test And Diagnosis Of Digital Computers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 デバイス検査装置の回路を変更することな
く、また回路の構成を問わずスキューを含んだ入力信号
のシミュレーションを可能にする論理シミュレーション
方法を提供すること。 【解決手段】 クロックを除くすべての入力信号のイベ
ント変化の前後に、デバイス検査装置が有する端子間ス
キューに相当する時間以下の周期のパルス信号を加えて
シミュレーションを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体集積回路
の検査において利用される論理シミュレーション方法お
よびそのテストパターン生成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路等のデバイスの検査を行
うデバイス検査装置がデバイスの複数の端子に与えるそ
れぞれの入力信号間には、デバイス検査装置の誤差によ
りスキューが発生する。そのため所望の時刻に入力信号
が印加されない場合がある。これにより、論理シミュレ
ーションによりタイミング確認がなされたテストパター
ンの場合でも、このスキューによる誤動作を引き起こし
正しい検査ができないことがある。
【0003】特開平5-189517号による従来技術では、こ
の問題を解決するために、被測定デバイスの、クロック
信号を除く各入力信号のピン(接続用の端子)に、入力
のイベント変化(入力信号の状態変化)の直後にスキュ
ーに相当する期間不定状態(信号が0か1かわからない
状態)を発生する回路を挿入する。そしてクロック信号
のピンにはスキューに相当する期間より短い期間、たと
えばスキューに相当する期間の1/2の期間だけクロッ
ク信号を遅延させる回路を挿入する。上記の方法によっ
てデバイス検査装置が発生するスキューを含んだ論理シ
ミュレーションによるタイミング確認を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の技術では、半導体集積回路の入力信号のピンがフ
リップフロップ等の順序回路を介さずアンド回路、オア
回路、インバータ等の組合せ回路のみを介して、非同期
リセットあるいはセット付の記憶素子につながっている
場合、この入力信号のピンが不定状態になると記憶素子
のリセットあるいはセットのピンにこの不定状態が伝搬
し、記憶素子の出力が不定状態になる。
【0005】このため、記憶素子のリセットあるいはセ
ットを解除するイベント(入力信号の状態)が発生した
場合、イベント発生後にはリセットあるいはセットされ
た状態になる必要があるにもかかわらず、リセットある
いはセットされる論理の状態からリセットあるいはセッ
トされない論理の状態の間に不定状態が入ってしまう可
能性がある。この場合記憶素子の出力は不定状態のまま
になってしまい、出力信号の期待値を変えてしまう、と
いう問題を有している。この問題に対し、従来の技術で
は、組合せ回路のみを介して記憶素子の非同期リセット
あるいはセット端子につながっている入力信号のピンに
は、不定状態を発生する回路を挿入せず、スキューを含
んだシュミレーションの対象外としていた。
【0006】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
ので、デバイス検査装置の回路を変更することなく、ま
た回路の構成を問わずに適用できるスキューを含んだ入
力信号によるシミュレーション方法およびそのテストパ
ターン生成装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では、被検査半導
体集積回路に印加されるクロック信号を除くすべての入
力信号ピンに、入力信号のイベント変化の前後にデバイ
ス検査装置の有する端子間スキューに相当する時間以下
の周期のパルス信号を印加してシミュレーションを行
う。スキューを含まない正規入力信号からパルス信号へ
の変換は論理シミュレーション用テストパターンを生成
するソフトウェアによって行われる。
【0008】本発明によれば、半導体集積回路のすべて
の入力信号のピンにおいて、正規入力信号のイベント変
化に時間幅を持たせ、かつ論理の明確な信号を入力させ
ることにより、デバイス検査装置が発生するスキューを
含んだ信号の論理シミュレーションによるタイミング確
認が行える。
【0009】従って、クロック信号を除くすべての入力
信号のピン、すなわち記憶素子の非同期リセット入力あ
るいはセット入力に組合せ回路のみを通ってつながって
いる入力信号のピンもスキューを含んだシュミレーショ
ンの対象内に含めることができる。また、入力イベント
変化の前にもパルス信号を挿入することで、とくにクロ
ック信号を遅延させる必要はない。
【0010】
【発明の実施の形態】図1ないし図5を参照して本発明
の実施例を説明する。図1は本発明の論理シュミレーシ
ョン方法を説明するための単純な被検査回路例を示す。
また図4は本発明のテストパターン生成装置30のブロ
ック図を示す。テストパターン生成装置30は入力信号
が入力される入力部31の出力端が接続されたCPU3
2、CPU32に接続されたメモリ33及びCPU32
の出力端が接続された出力部34を備えている。入力部
31から入力される入力信号によりテストパターンが生
成され、このテストパターンに基づく検査用の信号出力
がデバイス検査装置40を経て被検査デバイスの例えば
半導体集積回路50に印加される。
【0011】図1において、フリップフロップ8の入力
端子Dに入力バッファ6を介して入力信号Data1を
入力し、入力端子CKに入力バッファ7を介してクロッ
ク信号Clock2を入力する場合について以下に述べ
る。
【0012】図2の(a)に入力信号Data1の波形
を示す。この入力信号Data1により論理シミュレー
ション用テストパターン生成装置30はテストパターン
を生成する。
【0013】入力信号Data1はメモリ33にあらか
じめ記憶されたソフトウェアによって図2の(b)に示
す波形の入力信号S_Data10に加工される。立ち
上がりイベントRの場合は、入力信号Data1のイベ
ント変化時刻t1の前に、デバイス検査装置40のマイ
ナス側スキュー期間T1に等しいパルス幅の正のパルス
11を挿入する。さらにイベント変化時刻t1の後にデ
バイス検査装置40のプラス側スキュー期間T2に等し
いパルス幅の負のパルス12を挿入する。また、立ち下
がりイベントFの場合は、イベント変化時刻t2の前に
デバイス検査装置40のマイナス側スキュー期間T1
等しいパルス幅の負のパルス12を挿入し、イベント変
化時刻t2の後にデバイス検査装置40のプラス側スキ
ュー期間T2に等しいパルス幅の正のパルス11を挿入
する。上記のように加工された入力信号S−Data1
0が、入力信号Data1の代わりに入力バッファ6を
介して入力端子Dに入力される。
【0014】図3の(a)は加工された入力信号S_D
ata10がフリップフロップ8の入力端子Dに到達し
た状態の信号interS_Data13を示す。図3
の(b)はクロック信号Clock2がフリップフロッ
プ8の入力端子CKに到達した状態の信号interC
lock14を示す。図3の(c)はフリップフロップ
8の信号出力interQOut15を示す。もし信号
interS_Data13にスキューが存在しなけれ
ばそのハイレベルを取り込み、信号出力interQO
ut15はハイレベルとなるはずである。。しかし図3
の(a)に示すように検査装置がプラス側のスキューを
有していると、フリッププロップ8は信号interC
lock14により、信号interS_Dataのロ
ーレベルを取り込み、信号出力interQOutはロ
ーレベルとなる。このローレベルの出力が半導体集積回
路50の所定の外部出力端子に正規の状態とは違う結果
を与える場合は、論理シミュレータが期待値エラーの警
告を発生する。すなわちこのテストパターンの入力タイ
ミングではデバイス検査装置のスキューによって不具合
が発生することが事前にわかる。
【0015】テストパターン生成装置30の動作を図5
のフローチャートを用いて説明する。
【0016】入力信号のイベント発生ごとに(図5のス
テップ17)、その信号のピンの種別を判定する(同ス
テップ18)。入力信号がクロック信号の場合は単にそ
のイベント変化をテストパターンに変換する(同ステッ
プ19)。また、入力信号がクロック信号でない場合
は、イベント発生時刻より時間T1前の時刻でこのイベ
ント変化をテストパターンに変換する(同ステップ2
0)。次にイベント発生時刻で、イベント変化をこのイ
ベント変化の逆のイベント変化のテストパターンに変換
する(同ステップ21)。最後にイベント発生時刻から
時間T2後の時刻でこのイベント変化をテストパターン
に変換する(同ステップ22)。イベント発生がすべて
完了するまでこの処理を繰り返す。イベント発生がすべ
て完了した場合は、時刻順にテストパターンを並びかえ
る(同ステップ24)。上記のステップ17からステッ
プ24までの処理は図4のテストパターン生成装置30
のCPU32とメモリ33によって行われる。時間
1,T2は、具体的にはデバイス検査装置がデバイスに
与える入力信号の時間精度が±0.6nsの場合は、時
間T1は0.6ns、時間T2は0.6nsという値にな
る。
【0017】
【発明の効果】本発明の論理シミュレーション方法は、
クロック信号を除くすべての入力信号のピンの入力のイ
ベント変化の前後に、それぞれ1個のパルス信号を有す
る論理シミュレーション用テストパターンを生成するこ
とにより、すべての入力信号について、デバイス測定装
置が発生するスキューを含んだ論理シミュレーションに
よるタイミング確認が行える。
【0018】また、クロック信号は特に変更をしなくて
よいため、出力信号の期待値を比較する時刻を調整する
必要がない。従来は回路追加が必要だったが、本発明の
テストパターン生成装置は、CPUとメモリを有し、メ
モリの論理シミュレーション用テストパターンを生成す
るプログラムに上記のテストパターンを発生する機能を
組み込んで実施しているため、新たな装置を必要とせず
開発工数の削減効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を説明するための論理回路図
【図2】(a)および(b)は本発明のテストパターン
変換の例を示す図
【図3】本発明の実施例を説明するためのタイミングチ
ャート図
【図4】本発明の実施例のテストパターン生成装置のブ
ロック図
【図5】本発明の実施例を説明するためのフローチャー
ト図
【符号の説明】
1 入力信号Data 2 クロックClock 6 入力バッファ 7 入力バッファ 8 フリップフロップ 10 入力信号S_Data 11 正のパルス 12 負のパルス 13 信号interS_Data 14 信号interClock 15 信号出力interQOut

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デバイス検査装置から被検査半導体集積
    回路に印加される、クロック信号を除くすべてのイベン
    ト変化の入力信号を、前記デバイス検査装置が有するス
    キューに相当する時間以下の周期のパルス信号に変える
    ことを特徴とする論理シミュレーション方法。
  2. 【請求項2】 デバイス検査装置から被検査半導体集積
    回路に印加される入力信号の基準となる正規入力信号の
    イベント変化を検出するステップと、 イベント変化が検出された前記正規入力信号を、前記デ
    バイス検査装置が有するスキューに相当する時間以下の
    周期のパルス信号に変換する論理シュミレーションパタ
    ーン生成ステップと、 を有する論理シュミレーション方法。
  3. 【請求項3】 デバイス検査装置から被検査半導体集積
    回路に印加される入力信号のイベント変化を検出するイ
    ベント変化検出手段と、 前記イベント変化検出手段がイベント変化を検出したと
    き前記デバイス検査装置が有するスキューに相当する時
    間以下の周期のパルス信号を生成する手段、とを有する
    論理シュミレーションのテストパターン生成装置。
JP9158985A 1997-06-16 1997-06-16 論理シミュレーション方法およびテストパターン生成装置 Pending JPH117461A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10421868B2 (en) 2014-09-12 2019-09-24 The Sherwin-Williams Company Water-based coating compositions that resist dirt pickup
US10723908B2 (en) 2013-03-15 2020-07-28 The Sherwin-Williams Company Dirt pick-up resistant composition
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