JPH1172960A - 粉体トナー - Google Patents
粉体トナーInfo
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- JPH1172960A JPH1172960A JP23489797A JP23489797A JPH1172960A JP H1172960 A JPH1172960 A JP H1172960A JP 23489797 A JP23489797 A JP 23489797A JP 23489797 A JP23489797 A JP 23489797A JP H1172960 A JPH1172960 A JP H1172960A
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- toner
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- resin
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Abstract
粉体トナーを開発する。 【解決手段】着色剤(A)と結着用樹脂(B)を必須成
分とする平均円形度((粒子投影面積と同じ面積の円の
周長)/(粒子投影像の周長)で定義される円形度の平
均値)が0.98以上の粒子(C)で、 着色剤(A)
の含有量が結着用樹脂(B)と着色剤(A)との合計重
量に対し9重量%以上であることを特徴とする、体積平
均粒径が2〜6μmである粉体トナー。
Description
ナー飛翔記録などに使用するのに好適な、新規にして有
用なる粉体トナーに関する。さらに詳細には、本発明
は、良好な摩擦帯電性を有し、高品質な画像を形成しう
る、小粒径にして高顔料濃度の粉体トナーに関するもの
である。
解像度など画像品質の向上のためにますます小粒径化が
重要となり種々技術開発が行われている。現在市販され
ている静電荷像現像用の粉体トナーの大部分は平均粒径
8〜13μm程度であり、最も小粒径なもので7μm程
度である(粒径の測定はコールターマルチサイザー(日
科機器)による)。
の画質は、平版印刷や銀塩写真などに比べると格段に劣
り、トナーサイドからこれらの画質を向上させる手段と
しては、さらなる小粒径化と優れた摩擦帯電性を有する
粉体トナーの開発が求められており、その出現が待たれ
ている。
としては粉砕法があり、また湿式法としては重合法や、
特開平5−66600号公報などに記載されているいわ
ゆる転相乳化法などがある。粉砕法によるトナーでは、
現状の粉砕機を用いた工業的生産では7μm程度が小粒
径化の限界といわれている。勿論5μm程度の小粒径ト
ナーも生産は可能であるが、コストアップになること、
およびトナーの小粒径化に伴う摩擦帯電性や粉体流動性
の悪化という問題があり実用的とは言い難い。
ナーの小粒径化は基本的には困難性はないといわれてい
る。しかしながら、従来の湿式法トナーでは、上記のよ
うな通常の平均粒径(7〜13μm程度)を持った粉砕
法トナーの置き換えを主たる開発あるいは生産目標にし
ており、平均粒径が6μm程度以下の小粒径である粉体
トナーについては、現在までのところ断片的にしか知ら
れておらず、実用的な処方は分かっていない。
写真方式の複写機やプリンターの静電荷像現像やトナー
飛翔記録などに用いられる、摩擦帯電性に優れた2〜6
μm程度の小粒径粉体トナーの実用的処方を提供するも
のである。これにより複写機やプリンターの画像品質の
向上が期待される。
や、画像濃度、解像度等に優れた小粒径粉体トナーを開
発すべく鋭意検討を重ねた結果、着色剤(A)と結着用
樹脂(B)を必須成分とする平均円形度((粒子投影面
積と同じ面積の円の周長)/(粒子投影像の周長)で定
義される円形度の平均値)が0.98以上の粒子(C)
で、 着色剤(A)の含有量が結着用樹(B)と着色剤
(A)との合計重量に対し9重量%以上であることを特
徴とする、体積平均粒径が2〜6μmである粉体トナー
が、上記課題を解決することを見いだした。
に内包されており、50%体積粒径/50%個数粒径が
1.25以下で、かつ84%体積粒径/16%体積粒径
の平方根が1.25以下という粒度分布を有するもの
は、この条件を満たしていない前記粉体トナーに比べ
て、カブリが極めて発生しにくい点で好ましく、また、
粒子(C)の表面に無機酸化物微粒子が次式で示される
ような範囲の量だけ外添されている前記記載の粉体トナ
ーは、流動性や帯電性の点で、特に好適であることを見
いだした。
(μm)、Yは粒子(C)に対する外添量(重量
%)。〕
で、結着用樹脂(B)がスチレン(メタ)アクリル樹
脂、あるいはポリエステル系樹脂である前記記載の粉体
トナーの場合に本発明は特に好適であることを見いだし
た。
水溶性の結着用樹脂(B)を必須成分とする有機溶媒溶
液と、水性媒体とを混合し、乳化させて球形着色微粒子
を形成後、液媒体中に分散している該粒子を乾燥粉体と
して取り出す方法で得られたものである前記のような粉
体トナー、あるいは粒子(C)が、着色剤(A)を分散
させた重合性モノマーを、液媒体中で重合させて球形着
色微粒子を形成後、液媒体中に分散している該粒子を乾
燥粉体として取り出す方法で得られたものである前記の
ような粉体トナーが、粒度分布がより良好で、摩擦帯電
性に優れ、良好な画像を形成することを見いだし本発明
を完成した。
真法一成分現像剤としても、あるいは電子写真法二成分
現像剤としても好適であり、またトナー飛翔方式の現像
剤としても好適である。
発明の詳細を述べる。粉砕法による粉体トナーを小粒径
化してゆく場合に、平均粒径が6μm程度から、急激に
粉砕エネルギーコストが増大するだけでなく、得られる
トナー粒子の形状が不定形であるため、得られるトナー
の摩擦帯電性や粉体流動性が悪化する。これが6μm程
度以下の小粒径トナーを実用化する上での大きな問題点
である。
は、トナーの粒子形状を球形化することにより大きく改
善でき、本発明が対象とする2〜6μmの小粒径トナー
では平均円形度((粒子投影面積と同じ面積の円の周
長)/(粒子投影像の周長)で定義される円形度の平均
値)0.98以上が必要であることを見いだした。この
平均円形度は、トナー粒子のSEM(走査型電子顕微
鏡)写真を撮影し、それを測定し計算することなどによ
っても求められるが、東亜医用電子(株)製フロー式粒
子像分析装置FPIPー1000を使用すると容易に得
られ、本発明ではこの装置を使用した。
着色剤やその他の添加物(通常ワックスや帯電制御剤な
ど)の一部がトナー粒子表面に露出することに起因する
ものと本発明者らは推察した。即ち、着色剤等の含有率
(重量%)が同じであっても、小粒径化によりトナー粒
子の表面積が増大し、トナー粒子表面に露出する着色剤
等の比率が増大し、その結果、トナー粒子表面の組成が
大きく変化し、トナー粒子の摩擦帯電性能が大きく変わ
り、制御が難しくなるわけである。
好に保持するには、着色剤等がトナー粒子表面に露出し
ないようにすること、即ち着色剤等がトナー粒子に内包
されるトナー構造にすることが有効であることを本発明
者らは見いだした。
CA)、ワックス等が露出していないことは、例えば粒
子の断面をTEM(透過型電子顕微鏡)で観察すること
により容易に判定できる。より具体的には、トナー粒子
を樹脂包埋してミクロトームで切断した断面を、必要な
らば酸化ルテニウム等で染色し、TEMで観察すると、
着色剤等が粒子に内包されてほぼ均一に分散しているこ
とは明瞭に分かる。
影響を与えるが、知見として、特に本発明が対象とする
小粒径トナーでは普通サイズ(7〜13μm程度)のト
ナーよりも厳しい粒度分布のシャープさが要求されるこ
とがわかった。即ち、本発明の対象である体積平均粒径
が2〜6μmの粉体トナーに於いては、コールタマルチ
サイザーによる測定で、50%体積粒径/50%個数粒
径が1.25以下、特に好ましくは1.20以下で、か
つ84%体積粒径/16%体積粒径の平方根が1.25
以下の粒度分布を有することが良好な帯電性を発現し、
カブリの無い高品質な印刷画像を得るために重要な要件
であることを見いだした。
用する無機酸化物微粒子の種類や量を適切に選択するこ
とによっても、更に小粒径トナーの摩擦帯電性および粉
体流動性を向上することができることを見いだした。本
発明に使用できる無機酸化物微粒子としては、例えばシ
リカ(酸化珪素)、酸化チタン、酸化アルミニウム、酸
化亜鉛、酸化スズ、酸化アンチモン、酸化マグネシウム
などが挙げられる。これらは単独使用でも二種以上の併
用でもよい。
m程度の疎水性処理されたシリカが特に好適であり、ま
たシリカは、必要に応じて他の無機酸化物微粒子と併せ
て使用することも好適である。トナー用の疎水性シリカ
は多数市販されており、それらの中から選択して使用す
るのが実用上好都合である。
トナーの使用目的によって異なるが、一般的にトナー粒
径の小さいもの程、添加量を多くすることが好ましい。
本発明の2〜6μmトナー粒子では、粒子(C)に対し
次式で示される量を外添するのが好適である。
(μm)、Yは粒子(C)に対する外添量(重量
%)。〕
イブリダイザーなどを用いて公知慣用の方法で行えばよ
い。
(A)としては、特に制限はなく、従来、電子写真用ト
ナー等で使用されてきた着色剤を用いることができ、顔
料が好ましく、以下のものが例示できる。
ック、シアニンブラック、アニリンブラック、フェライ
ト、マグネタイト等が挙げられる。又は、以下の有彩色
顔料を黒色となる様に調製したものを使用することが出
来るが、カーボンブラックがより好適である。
黄、カドミウムイエロー、黄色酸化鉄、黄土、チタン
黄、ナフトールイエローS、ハンザイエロー10G、ハ
ンザイエロー5G、ハンザイエローG、ハンザイエロー
GR、ハンザイエローA、ハンザイエローRN、ハンザ
イエローR、ピグメントイエローL、ベンジジンイエロ
ー、ベンジジンイエローG、ベンジジンイエローGR、
パーマネントイエローNCG、バルカンファーストイエ
ロー5G、バルカンファーストイエローR、キノリンイ
エローレーキ、アンスラゲンイエロー6GL、パーマネ
ントイエローFGL、パーマネントイエローH10G、
パーマネントイエローHR、アンスラピリミジンイエロ
ー、その他イソインドリノンイエロー、クロモフタルイ
エロー、ノボパームイエローH2G、縮合アゾイエロ
ー、ニッケルアゾイエロー、銅アゾメチンイエロー等が
挙げられる。
リブデンオレンジ、パーマネントオレンジGTR、ピラ
ゾロンオレンジ、バルカンオレンジ、インダスレンブリ
リアントオレンジRK、インダスレンブリリアントオレ
ンジGK、ベンジジンオレンジG、パーマネントレッド
4R、パーマネントレッドBL、パーマネントレッドF
5RK、リソールレッド、ピラゾロンレッド、ウォッチ
ンングレッド、レーキレッドC、レーキレッドD、ブリ
リアントカーミン6B、ブリリアントカーミン3B、ロ
ーダミンレーキB、アリザリンレーキ、パーマネントカ
ーミンFBB、ベリノンオレンジ、イソインドリノンオ
レンジ、アンスアンスロンオレンジ、ピランスロンオレ
ンジ、キナクリドンレッド、キナクリドンマゼンタ、キ
ナクリドンスカーレット、ペリレンレッド等が挙げられ
る。
ー、セルリアンブルー、アルカリブルーレーキ、ピーコ
ックブルーレーキ、ファナトーンブルー6G、ビクトリ
アブルーレーキ、無金属フタロシアニンブルー、銅フタ
ロシアニンブルー、ファーストスカイブルー、インダス
レンブルーRS、インダスレンブルーBC、インジコ等
が挙げられる。
のトナー層の厚みは、平版印刷インキなどによって印刷
された画像のインキ層の厚みに比べて非常に厚くなって
いるが、粉体トナーを小粒径化すると、一般的に印刷紙
のトナー層が薄くなる。従って、本発明が対象とする2
〜6μという小粒径トナーで十分な印刷画像濃度を得る
には、普通サイズ(7μm〜13μm程度)のトナーよ
りも高い着色剤濃度にすることが不可欠である。本発明
の2〜6μmの粉体トナーでは、結着用樹脂(B)と着
色剤(A)の合計重量に対し、着色剤(A)を9重量%
以上含有させる必要があり、カーボンブラック顔料の場
合には、9〜15重量%含有させるのが特に好適であ
る。
た2〜6μの小粒径球形トナーは、理論的には、粉砕法
で作った不定形の粒子を樹脂で表面処理するなどして球
形化することによっても得ることは可能であるが、製造
の容易さやコスト等から、重合法や乳化法などのような
湿式法によって作るのが実際的であり好適である。とり
わけ、乳化法は、結着用樹脂の種類を幅広く変えても粒
度分布の良好な球形着色粒子が形成でき、また顔料濃度
のアップが容易であることなどから、本発明の粉体トナ
ーの製法として特に好適である。
は次のようである。着色剤と非水溶性の結着用樹脂を必
須成分とする有機溶媒溶液と、水性媒体とを混合し、乳
化させて球形着色樹脂粒子を形成後、有機溶媒を除去
し、水性媒体中に分散している該粒子を乾燥粉体として
取り出し、必要あれば分級を行って粒度分布を整え、粒
子(C)を作る。
ために用いられる前記有機溶媒としては、例えばペンタ
ン、ヘキサン、ヘプタン、ベンゼン、トルエン、キシレ
ン、シクロヘキサン、石油エーテルなどの炭化水素類;
塩化メチレン、クロロホルム、ジクロロエタン、ジクロ
ロエチレン、トリクロロエタン、トリクロロエチレン、
四塩化炭素などのハロゲン化炭化水素類;メタノール、
エタノール、イソプロピルアルコール、n−プロピルア
ルコール、ブタノールなどのアルコール類;アセトン、
メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトンなどのケ
トン類;酢酸エチル、酢酸ブチルなどのエステル類、な
どが挙げられ、これらの二種以上を混合して用いてもよ
い。
可溶であればよく、特に限定はないが、それ自体では水
性媒体に分散せず乳化剤または分散安定剤を用いて初め
て水性媒体に分散しうる非水溶性樹脂と、それ自体で水
性媒体に分散しうる、「自己水分散性」を有する非水溶
性樹脂とがある。
は、例えばスチレン系樹脂、(メタ)アクリル系樹脂、
ポリエステル系樹脂、ポリウレタン系樹脂あるいはエポ
キシ系樹脂などがある。中でも、スチレン系モノマーと
(メタ)アクリル酸エステルを必須成分として重合され
た、いわゆるスチレン(メタ)アクリル樹脂が好適であ
る。本発明において、(メタ)アクリルには、メタアク
リルとアクリルとを包含する。
現するに必要なレベルの分子量、通常重量平均分子量と
して3000〜300000で、かつ、DSC(示差走
査熱量計)測定において、ガラス転移温度(Tg)が5
0〜100℃であるものが好適である。
とは、中和によりアニオン型となりうる官能基を含有し
た樹脂で、それら親水性となりうる官能基の一部または
全部が塩基で中和された、水性媒体の作用下で、乳化剤
または分散安定剤を用いることなく安定した水分散体を
形成できる樹脂をいう。
ては、例えば、カルボキシル基、燐酸基、スルホン酸基
などのいわゆる酸性基が挙げられる。これら官能基を含
有する樹脂としては、スチレン系樹脂、(メタ)アクリ
ル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、
エポキシ系樹脂などが挙げられる。この様な中でも、酸
性基を有するスチレン(メタ)アクリル樹脂が好適に用
いられる。
己水分散性となりうるアニオン型スチレン(メタ)アク
リル樹脂としては、スチレン系モノマーを必須成分とし
て酸基を含有した(メタ)アクリル系重合性ビニル単量
体類と、この酸基を含有した重合性ビニル単量体類以外
の、(メタ)アクリル酸エステルに代表される重合性ビ
ニル単量体を、ラジカル開始剤存在下でラジカル重合さ
せて得られるものが使用できる。それを得るための重合
反応は、溶液重合でも、懸濁、乳化重合でも適宜利用で
きる。
性単量体類としては、例えばアクリル酸、メタクリル
酸、クロトン酸、イタコン酸、マレイン酸、フマル酸、
イタコン酸モノブチル、マレイン酸モノブチルなどが挙
げられる。
体類としては、例えば、スチレン系モノマー(芳香族ビ
ニルモノマー)類として、スチレン、ビニルトルエン、
2−メチルスチレン、t−ブチルスチレンもしくはクロ
ルスチレンがある。
クリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸イソプ
ロピル、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸イソブチ
ル、アクリル酸n−アミル、アクリル酸イソアミル、ア
クリル酸n−ヘキシル、アクリル酸2−エチルヘキシ
ル、アクリル酸n−オクチル、アクリル酸デシルもしく
はアクリル酸ドデシル、アクリル酸2−クロルエチル、
アクリル酸フェニル、アルファクロルアクリル酸メチル
が挙げられる。
タクリル酸メチル、メタクリル酸プロピル、メタクリル
酸n−ブチル、メタクリル酸イソブチル、メタクリル酸
n−アミル、メタクリル酸n−ヘキシル、メタクリル酸
2−エチルヘキシル、メタクリル酸n−オクチル、メタ
クリル酸デシル、メタクリル酸ドデシル、メタクリル酸
2−クロルエチル、メタクリル酸フェニル、アルファク
ロルメタクリル酸メチルが挙げられる。
トリル、アクリルアミド等のアクリル酸もしくはメタク
リル酸誘導体、ビニルメチルエーテル、ビニルエチルエ
ーテル、ビニルイソブチルエーテル等のビニルエーテル
類、ビニルメチルケトン、ビニルヘキシルケトン、メチ
ルイソプロペニルケトン等のビニルケトン類、N−ビニ
ルピロール、N−ビニルカルバゾール、N−ビニルイン
ドール、N−ビニルピロリドン等のN−ビニル化合物等
を挙げることができる。
樹脂を得るに際し、溶液重合の場合には、汎用の有機溶
剤を使用できる。具体的には、例えばトルエン、キシレ
ンもしくはベンゼンの如き、各種の芳香族炭化水素;メ
タノール、エタノール、プロパノールもしくはブタノー
ルの如き、各種のアルコール類;セロソルブもしくはカ
ルビトールの如き、各種のエーテルアルコール類;アセ
トン、メチルエチルケトンもしくはメチルイソブチルケ
トンの如き、各種のケトン類;酢酸エチルもしくは酢酸
ブチルの如き、各種のエステル類;またはブチルセロソ
ルブアセテートの如き、各種のエーテルエステル類など
の、いわゆる不活性溶剤である。
慣用の各種の有機過酸化物系の開始剤、アゾ系の開始剤
が使用できる。具体的には、例えばベンゾイルパーオキ
サイド、クメンヒドロパーオキサイド、t−ブチルハイ
ドロパーオキサイド、過硫酸ナトリウム、過硫酸アンモ
ニウム等の過酸化物、アゾビスイソブチロニトリル、ア
ゾビスイソバレロニトリル等のアゾ系化合物が挙げられ
る。
基含有アニオン型樹脂のカルボキシル基の含有量は、特
に制限されるものではないが、スチレン系樹脂、(メ
タ)アクリル系樹脂および好適なスチレン(メタ)アク
リル樹脂においては、好ましくは酸価(樹脂1gを中和
するに必要なKOHのmg数)30〜150である。
脂が使用できるが、それは多価アルコールと、多塩基酸
又はそのエステル形成性誘導体とを反応させたものが使
用できる。
脂は、溶剤の存在下もしくは非存在下において原料の多
塩基酸と多価アルコールとを触媒の存在下に脱水重縮合
を行って製造できる。多塩基酸の一部は、それのエステ
ル形成性誘導体のひとつである、そのメチルエステル化
物を使用して脱メタノール重縮合を行ってもよい。
ジカルボン酸又はそのエステル形成性誘導体を必須成分
として反応させた芳香族ポリエステル系樹脂が好まし
い。乳化法には、それに用いる溶剤に可溶な結着用樹脂
を用いる。
レフタル酸、イソフタル酸、無水フタル酸、無水トリメ
リット酸、ピロメリット酸、ナフタレンジカルボン酸な
どの芳香族カルボン酸類、無水マレイン酸、フマール
酸、コハク酸、アルケニル無水コハク酸、アジピン酸な
どの脂肪族カルボン酸類、シクロヘキサンジカルボン酸
などの脂環式カルボン酸類が挙げられる。これらの多塩
基酸を1種又は2種以上用いることができる。
えばエチレングリコール、プロピレングリコール、ブタ
ンジオール、ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコー
ル、グリセリンなどの脂肪族ジオール類、シクロヘキサ
ンジオール、シクロヘキサンジメタノール、水添ビスフ
ェノールAなどの脂環式ジオール類、ビスフェノールA
のエチレンオキサイド付加物、ビスフェノールAのプロ
ピレンオキサイド付加物などの芳香族系ジオール類が挙
げられる。これらの多価アルコールの1種又は2種以上
用いることができる。
75℃であるのが好ましく、より好ましくは55〜70
℃である。ガラス転移点が50℃未満であるとトナーと
しての耐熱凝集性が不良となり、75℃を越えると定着
性が不良となるので好ましくない。
塩基酸と多価アルコールの配合比と反応率により、ポリ
エステルの末端のカルボキシル基を制御することによっ
て調整することができる。あるいは多塩基酸成分として
無水トリメリット酸を使用することによってポリエステ
ルの主鎖中にカルボキシル基を有するものが得られる。
ポリエステル系樹脂の酸基の含有量は、酸価として1〜
30mg・KOH/gが好適である。
は、特に限定はないが、例えば、水酸化ナトリウム、水
酸化カリウム、水酸化リチウム、水酸化カルシウム、炭
酸ナトリウム、アンモニアなどの無機アルカリや、ジエ
チルアミン、トリエチルアミン、イソプロピルアミンな
どの有機塩基が挙げられる。
記した様なそれ自体で水に分散しない、即ち自己水分散
性を有しない非水溶性樹脂を用いる場合には、樹脂溶液
及び/又はそれと混合する水性媒体(水性媒体とは、水
または水を主成分とした液媒体をいう)に、乳化剤及び
/又は分散安定剤を添加して用いることが必要である。
合物が好ましく、例えばポリビニルアルコール、ポリビ
ニルピロリドン、ヒドロキシエチルセルロース、カルボ
キシメチルセルロースなどが挙げられる。また乳化剤と
しては、例えばポリオキエチレンアルキルフェノールエ
ーテル等のノニオン系、アルキルベンゼンスルホン酸ナ
トリウム等のアニオン系、或いはカチオン系の各種界面
活性剤が挙げられる。勿論、乳化剤の2種以上を併用し
てもよいし、分散安定剤の2種以上を併用してもよい
し、乳化剤と分散安定剤とを併用してもよいが、分散安
定剤を主体にして乳化剤を併用するのが一般的である。
合には、その水性媒体中における濃度は、0.5〜3重
量%程度となる様にするのが適当である。
分散性となりうる樹脂を使用する場合であっても、必要
であれば、本発明の効果を損なわない限りにおいて、乳
化剤及び/叉は分散安定剤を使用してもよい。
は、必要に応じて、含金属アゾ化合物やサリチル酸系金
属錯体等の帯電制御剤(CCA)や、ポリエチレンワッ
クス、ポリプロピレンワックス、パラフインワックスな
どのワックス類(離型剤)、さらにシリコンオイル等の
添加剤を、結着用樹脂に対し0.1〜10重量%程度添
加してもよい。
ては、結着用樹脂の有機溶媒溶液にこれらを添加後、ボ
ールミルや連続式ビーズミルのような一般的な混合・分
散機を用いて十分に粉砕・混合させるなどの方法でよ
い。
樹脂粒子の分散液は、蒸留等の手段により先ず有機溶媒
を除去してから、水性分散液を濾過等の手段で濾別し
て、粒子を乾燥することにより、原体粒子を得る。乳化
剤や分散安定剤を用いて得た着色樹脂微粒子は、より充
分に洗浄して用いることが好ましい。
オン性の親水性基となる、酸性基を有する非水溶性樹脂
を塩基性の中和剤で中和して得た自己水分散性樹脂を用
いて樹脂微粒子を本発明で得る場合においては、有機溶
剤を予め除去した後、例えば塩酸、硫酸、燐酸、酢酸、
蓚酸などの酸性の中和剤で、微粒子表面の、塩基性化合
物でもって中和されて得られた親水性基をもとの官能基
に戻す逆中和処理を行い、微粒子そのものの親水性をよ
り低下させてから、水を除去して濾別乾燥するという方
法を採用することが好ましい。
用できるが、例えばトナー粒子が熱融着や凝集しない温
度で、常圧下又は減圧下で乾燥してもよいし、凍結乾燥
するという方法も挙げられる。また、スプレードライヤ
ー等を用いて、水性媒体からのトナー粒子の分離と乾燥
とを同時に行うという方法もある。特に、トナー粒子が
熱融着や凝集しない温度で加熱しながら、減圧下で、粉
体を撹拌して乾燥するのが効率的で好ましい。
大粒子や微細粒子を除去するための分級が必要な場合に
は、トナー用等に市販されている一般的な乾式分級機を
用いて公知慣用の方法で行ってもよいし、粒径による沈
降性の違いを利用して、球形着色粒子の水スラリーを遠
心分離機を用いて分級する方法で行っても良い。また、
粗大粒子の除去は、球形着色粒子の水スラリーをフイル
ターを使って濾過することによっても効率的に行える。
は次のようである。着色剤を分散させた重合性モノマー
を、液媒体中で重合させて球形着色樹脂粒子を形成後、
液媒体中に分散している該粒子を乾燥粉体として取り出
し、必要あれば分級を行って粒度分布を整え、粒子
(C)を作る。
存在下に、着色剤と、結着剤樹脂を形成しうる反応性モ
ノマーとを液媒体中に懸濁もしくは乳化分散させ、重合
開始剤の存在下、攪拌しながら、ラジカル重合によるポ
リマー化反応を行って、球形の、結着用樹脂中に着色剤
を内包したトナー粒子の水性分散液を得ることができ
る。
具体的には、例えばスチレン、α−メチルスチレン、ク
ロロスチレン、ビニルスチレン等のスチレン類、エチレ
ン、プロピレン、ブチレン、イソブチレン等のモノオレ
フィン類、酢酸ビニル、プロピオンビニル、酪酸ビニ
ル、安息香酸ビニル等のビニルエステル類、アクリル酸
メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、アクリ
ル酸オクチル、アクリル酸ドデシルアクリル酸フェニ
ル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチルメタクリ
ル酸ブチル、メタクリル酸ドデシル等のα−メチレン脂
肪族モノカルボン酸エステル類、エチレングリコールモ
ノアクリレート、プロピレングリコールモノアクリー
ト、テトラメチレンエーテルグリコールモノアクリレー
ト等のグリコールモノ(メタ)アクリル酸エステル、ビ
ニルメチルエーテル、ビニルエチルエーテル、ビニルブ
チルエーテル等のビニルエーテル類、ビニルメチルケト
ン、ビニルヘキシルケトン、ビニルプロペニルケトン等
のビニルケトン類等のアクリルモノマーが挙げられ、こ
れらは、それぞれ単独で、もしくは二種類以上を組み合
わせて使用することができる。
は、重合体のガラス転移温度(Tg)が50〜80℃と
なる様に調製される。
ン性不飽和二重結合を有する反応性モノマーをそれに併
用しても良い。2つ以上のエチレン性不飽和二重結合を
有する反応性モノマーとしては、例えばブタジエン、イ
ソプレン等の共役ジエン、ジビニルベンゼン、ビスフェ
ノールAアルキレンオキサイド付加物のジ(メタ)アク
リレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリ
レート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレ
ート等が挙げられる。
される重合開始剤としては、勿論、通常の油溶性又は水
溶性のものが使用できるが、例えば過酸化ベンゾイル、
ジ−t−ブチルペルオキシド、クメンヒドロペルオキシ
ド、t−ブチルペルオキシドもしくは2−エチルヘキサ
ノエートの如き、各種の過酸化物;またはアゾビスイソ
ブチロニトリルもしくはアゾビスイソバレロニトリルの
如き、各種のアゾ化合物などが挙げることができる。
に不溶かつ単量体可溶の重合開始剤を必須として選択し
て用い、乳化重合に際しては、水溶性重合開始剤を必須
として選択して使用される。重合開始剤の使用量は、特
に制限されないが、全反応性モノマー(総単量体)重量
100重量部当たり、0.01〜5重量部である。
合条件等により任意に調製することができるが、重量平
均分子量として、10,000〜500,000となる
様にするのが好ましい。
剤、ワックスなどは、前記乳化法トナーの場合と同様
で、公知慣用のものを用いることができる。
としては、一般的には、水溶性高分子化合物が用いら
れ、例えばポリビニルアルコール、ポリビニルピロリド
ン、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセ
ルロース、セルロースガム、ラムザンガム等が挙げられ
る。
mの無機微粉末も、懸濁分散安定剤として使用でき、例
えばリン酸三カルシウム、タルク、ベントナイト、カオ
リン、酸化チタン、アルミナ、亜鉛華、水酸化アルミニ
ウム、水酸化マグネシウム、塩基性ケイ酸マグネシウ
ム、水酸化チタン、水酸化第二鉄、硫酸バリウム、シリ
カ、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム等が挙げられ
る。
し、2種以上の併用でもよい。その使用量は、全反応性
モノマー100重量部当たり、通常0.1〜10重量部
である。
は、例えばドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、ラ
ウリル硫酸ナトリウム、ドデシルジフェニルオキサイド
ジスルホン酸ナトリウム等のアニオン性界面活性剤、ポ
リオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレ
ンニニルフェノールエーテル等の非イオン性界面活性剤
等を挙げることができる。これらは単独使用でもよい
し、2種以上の併用でもよい。その使用量は、全反応性
モノマー100重量部当たり、通常0.01〜5重量部
である。
を一部併用してもよいし、乳化重合に当たって、乳化剤
に分散安定剤を一部併用してもよい。また、上記分散安
定剤や乳化剤に代えて、自己乳化性エポキシ樹脂や自己
乳化性ポリウレタン樹脂を用いることもできる。
記単量体不溶の液媒体、前記液媒体に不溶かつ前記単量
体に可溶の重合開始剤を同時に加えて、攪拌して単量体
液滴を重合してもよいが、重合性単量体及び着色剤を、
例えばボールミルやコロイドミル等で、予め充分に混合
して、次いでそれを重合開始剤、分散安定剤を含む前記
液媒体に加えて、例えばホモジナイザー、ローターステ
ーター式ミキサー、スタティックミキサー等により攪拌
を行い、重合性単量体を必須とする単量体液滴を液媒体
中に懸濁させ、攪拌を続けながら、所定の粒子径のトナ
ー粒子が形成されるまで重合を行うことが好ましい。
る液媒体としては、蒸留水、イオン交換水等の水の他、
例えばトルエン、キシレンもしくはベンゼンの如き、各
種の芳香族炭化水素;メタノール、エタノール、プロパ
ノールもしくはブタノールの如き、各種のアルコール
類;セロソルブもしくはカルビトールの如き、各種のエ
ーテルアルコール類;アセトン、メチルエチルケトンも
しくはメチルイソブチルケトンの如き、各種のケトン
類;酢酸エチルもしくは酢酸ブチルの如き、各種のエス
テル類;またはブチルセロソルブアセテートの如き、各
種のエーテルエステル類などが挙げられる。
シェル重合処方、パワーフィード重合処方、グラフト重
合処方を採用することにより、粒子の化学構造・層構造
等に変化をつけることもできる。上記各発明の各懸濁重
合法及び乳化重合法における、反応条件は、特に制限さ
れるものではなく、いずれの方法においても、通常室温
〜80℃で、15分〜24時間である。
分散液は、液媒体を除去し、乾燥することにより、容易
に球形着色樹脂粒子の粉体を得ることができる。尚、前
記分散液中の分散安定剤や乳化剤を除去するために、洗
浄を繰り返し行うことが好ましい。液媒体除去・乾燥工
程を実施するに当たっては、球形着色樹脂粒子を濾別
後、該粒子が融着しない温度で熱風乾燥したり、凍結乾
燥を行うこともできるし、スプレードライヤー等で液媒
体除去と乾燥を同時に行う様にしてもよい。乾燥は、減
圧下でトナー粒子を撹拌しながら加熱乾燥するのが効率
的である。
要あれば乳化法トナーの場合と同様な分級操作を行うこ
とが出来る。
磁性1成分現像法、非磁性1成分現像法等の静電荷像現
像1成分現像法にも、同2成分現像法のいずれにも使用
できる。2成分現像の場合には、本発明の粉体トナーと
キャリアとを組み合わせて用いる。キャリアとしては、
例えばフェライト、マグネタイトや、これらをシリコー
ン樹脂やフッ素樹脂等で被覆した樹脂被覆キャリア等を
用いることが出来る。静電荷像現像2成分現像法におい
ては、通常、キャリア100重量部当たり、トナーを3
〜10部となる様に用いられる。
平均円形度((粒子投影面積と同じ面積の円の周長)/
(粒子投影像の周長)で定義される円形度の平均値)が
0.98以上の粒子(C)で、 着色剤(A)の含有量
が結着用樹脂(B)と着色剤(A)との合計重量に対し
9重量%以上であることを特徴とする、体積平均粒径が
2〜6μmである粉体トナー。
1.25以下で、かつ84%体積粒径/16%体積粒径
の平方根が1.25以下という粒度分布を有し、着色剤
(A)が結着用樹脂(B)に内包されている前記1記載
の粉体トナー。
式で示される量だけ外添されている前記1及び2記載の
粉体トナー。
(μm)、Yは粒子(C)に対する外添量(重量
%)。〕
結着用樹脂(B)がスチレン(メタ)アクリル樹脂であ
る前記1、2及び3記載の粉体トナー。
結着用樹脂(B)がポリエステル系樹脂である前記1、
2及び3記載の粉体トナー。
性の結着用樹脂(B)を必須成分とする有機溶媒溶液
と、水性媒体とを混合し、乳化させて球形着色微粒子を
形成後、液媒体中に分散している該粒子を乾燥粉体とし
て取り出す方法で得られたものである前記1、2、3、
4及び5記載の粉体トナー。
せた重合性モノマーを、液媒体中で重合させて球形着色
微粒子を形成後、液媒体中に分散している該粒子を乾燥
粉体として取り出す方法で得られたものである前記1、
2、3及び4記載の粉体トナー。
により、具体的に説明をする。部および%はすべて重量
基準である。
て80℃にしてから、以下に示されるような割合の混合
物を、約2時間に亘って滴下した。その間、反応は窒素
気流下で行った。
パーブチルOの2部を、反応液に加え、さらに、そのの
ち4時間おきに、パーブチルOの2部を加え、24時間
のあいだ80℃に保持して反応を続行させた。反応終了
後、樹脂固形分が50%となるようにメチルエチルケト
ンで希釈し、重量平均分子量が52,000なる共重合
体の溶液を得た。これは、酸価60、ガラス転移温度7
0℃の、中和によりアニオン型自己水分散性となりうる
樹脂のメチルエチルケトン溶液である。
された樹脂溶液の700部に対して、カーボンブラック
[キャボット社製のエルフテックスー8]の38.8部
を加えて、攪拌混合して分散した。
1規定カセイソーダ(NaOH)水溶液の10部および
イソプロピルアルコールの13部を加え、攪拌しながら
水の150部を滴下し転相乳化させ、球形黒色樹脂粒子
を形成した。
し、水性分散液を得た。これに1規定塩酸水溶液を加え
てPHを2.5とし、水スラリーを遠心分離機で処理し
て微粉を除去し、ついで水スラリーをフイルター(チッ
ソフイルター(株)製)に通過させて粗大粒子を除去し
た。濾過・水洗して得られたウエットケーキを、減圧下
に撹拌しながら加熱乾燥して、スチレン(メタ)アクリ
ル樹脂を結着用樹脂とする球形黒色樹脂粒子(顔料含有
率10%)の粉末を得た。
イザーによる測定で、体積平均粒子径が5.0μmで、
50%体積粒径/50%個数粒径が1.10,84%体
積粒径/16%体積粒径の平方根が1.21という良好
な粒度分布であった。東亜医用電子(株)製フロー式粒
子像分析装置FPIPー1000で測定すると平均円形
度が0.989の球形であった。この粒子を樹脂包埋し
ミクロトームで切削した断面をTEM(透過型電子顕微
鏡)で観察したところ、カーボンブラック顔料は粒子に
内包されて均一に分散していた。
化チタン微粒子MT−150(テイカ製)の1.1部お
よび疎水性シリカWacker HDK SLM506
50の1.3部をヘンシェルミキサーを使用して外添し
トナーを調製した。
された樹脂溶液の700部に対して、カーボンブラック
(エルフテックスー8)の47.7部を加えて、攪拌混
合して分散した。
1規定カセイソーダ水溶液の11部およびイソプロピル
アルコールの13部を加え、攪拌しながら水の160部
を滴下し転相乳化させ、球形黒色樹脂粒子を形成した。
チレンアクリル樹脂を結着用樹脂とする球形黒色樹脂粒
子(顔料含有率12%)の粉末を得た。
3.8μmで、50%体積粒径/50%個数粒径が1.
11,84%体積粒径/16%体積粒径の平方根が1.
20という良好な粒度分布であった。平均円形度は0.
990で、TEM観察から、カーボンブラック顔料は粒
子に内包されて均一に分散していた。
化チタン微粒子MT−150の1.2部および疎水性シ
リカSLM50650の2.8部をヘンシェルミキサー
を使用して外添しトナーを調製した。
0,ガラス転移点が61℃、100℃における溶融粘度
が40000ポイズであるポリエステル樹脂1200部
に、メチルエチルケトンの800部を加え、よく溶解し
た樹脂溶液に、カーボンブラック119部を加えて撹拌
混合して十分に分散した。分散終了後、メチルエチルケ
トンにより、固形分含有量を50%に調整した。
エチルケトン50部、1規定アンモニア水3.5部を加
え、撹拌しながら水225部を一度に添加し転相乳化さ
せ、球形黒色樹脂粒子を形成した。希釈水として水15
0部と、分散安定性を増すために1規定アンモニア水4
部を添加した。
リエステル樹脂を結着用樹脂とする球形黒色樹脂粒子
(顔料含有率9%)の粉末を得た。
5.3μmで、50%体積粒径/50%個数粒径が1.
11,84%体積粒径/16%体積粒径の平方根が1.
19という良好な粒度分布であった。また平均円形度は
0.988で、TEM観察から、カーボンブラック顔料
は粒子に内包されて均一に分散していた。
化チタン微粒子MT−150の1.1部および疎水性シ
リカSLM50650の1.3部をヘンシェルミキサー
を使用して外添しトナーを調製した。
した以外は、実施例1と同じ条件で造粒し、体積平均粒
径が5.0μm、50%体積粒径/50%個数粒径が
1.09,84%体積粒径/16%体積粒径の平方根が
1.18という良好な粒度分布を有する黒色球形樹脂粒
子粉体(顔料含有率6%)を得た。平均円形度は0.9
89で、TEM観察から、カーボンブラック顔料は粒子
に内包されて均一に分散していた。この球形樹脂粒子の
100部に、実施例1と同じ外添を施してトナーを調製
した。
量平均分子量52000,ガラス転移温度70℃のスチ
レンアクリル樹脂の固形物を得た。この樹脂1000部
とカーボンブラック111部を溶融混練してから、粉砕
し、次いで乾式分級機を用いて分級し、体積平均粒径が
5.3μm、50%体積粒径/50%個数粒径が1.3
4,84%体積粒径/16%体積粒径の平方根が1.3
2という粒度分布を有する、平均円形度0.941の黒
色樹脂粒子粉体(顔料含有率10%)を得、これに実施
例1と同じ外添を施してトナーを調製した。
の一成分現像剤としての試験評価は次のように行った。
市販の一成分プリンター(OKIマイクロライン40
0)のトナーカートリッジに試作した粉体トナーを充填
し、現像スリーブ上のトナーの帯電性をE−SPART
アナライザー(ホソカワミクロン社製)を用いて測定
し、また同プリンターで画出しを行い、その画像品質を
評価した(画像濃度はマクベス濃度計を使用して測定し
た)。表ー1参照。
のようにして行った。試作した粉体トナーをシリコン樹
脂コートのフエライトキャリアー(パウダーテック社
製、平均粒径50μm)と混合して二成分現像剤とし、
その帯電性をE−SPARTアナライザーを用いて測定
し、また市販の複写機(リコーイマジオMF−530)
を用いて画出しを行い、その画像品質を評価した。表ー
2参照。
や樹脂種などを変えても、一成分現像・二成分現像のい
ずれにおいても良好な帯電性および画像が得られてい
る。一方、比較例1から明らかなように、着色剤の含有
率が低いトナー処方では、帯電性は良好であるが印刷紙
の画像濃度が低く実用に供するには不十分な性能であ
る。また、比較例2のように、粉砕法で作られた小粒径
トナーは、形状が非球形で、顔料の一部がトナー粒子表
面に露出し、粒度分布もブロードであることから、帯電
性も画像品質も不良であり、実用には供し難い。
を特定範囲となる様にしたので、小粒径トナーであって
も、帯電性や、画像濃度、解像度に優れるという格別顕
著な効果を奏する。さらに粒径分布をより狭くしたもの
は、前記効果の他、カブリも極めて少なくなるという副
次的効果も付加される。
二成分現像剤として用いて、良好な摩擦帯電性を発現し
て高品質な画像形成能を有する、体積平均粒径が2〜6
μmという小粒径の粉体トナーの処方を提供する。
Claims (7)
- 【請求項1】着色剤(A)と結着用樹脂(B)を必須成
分とする平均円形度((粒子投影面積と同じ面積の円の
周長)/(粒子投影像の周長)で定義される円形度の平
均値)が0.98以上の粒子(C)で、 着色剤(A)
の含有量が結着用樹脂(B)と着色剤(A)との合計重
量に対し9重量%以上であることを特徴とする、体積平
均粒径が2〜6μmである粉体トナー。 - 【請求項2】50%体積粒径/50%個数粒径が1.2
5以下で、かつ84%体積粒径/16%体積粒径の平方
根が1.25以下という粒度分布を有し、着色剤(A)
が結着用樹脂(B)に内包されている請求項1記載の粉
体トナー。 - 【請求項3】粒子(C)に、無機酸化物微粒子が次式で
示される量だけ外添されている請求項1あるいは2記載
の粉体トナー。 【式1】 3.5714Xー0.9942 ≦Y≦31.399Xー0.9477 〔ここでXは粒子(C)の体積平均粒径(μm)、Yは
粒子(C)に対する外添量(重量%)。〕 - 【請求項4】着色剤(A)がカーボンブラックで、結着
用樹脂(B)がスチレン(メタ)アクリル樹脂である請
求項1、2あるいは3記載の粉体トナー。 - 【請求項5】着色剤(A)がカーボンブラックで、結着
用樹脂(B)がポリエステル系樹脂である請求項1、2
あるいは3記載の粉体トナー。 - 【請求項6】粒子(C)が、着色剤(A)と非水溶性の
結着用樹脂(B)を必須成分とする有機溶媒溶液と、水
性媒体とを混合し、乳化させて球形着色微粒子を形成
後、液媒体中に分散している該粒子を乾燥粉体として取
り出す方法で得られたものである請求項1、2、3ある
いは4記載の粉体トナー。 - 【請求項7】粒子(C)が、着色剤(A)を分散させた
重合性モノマーを、液媒体中で重合させて球形着色微粒
子を形成後、液媒体中に分散している該粒子を乾燥粉体
として取り出す方法で得られたものである請求項1、
2、3あるいは4記載の粉体トナー。
Priority Applications (2)
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JP23489797A JPH1172960A (ja) | 1997-08-29 | 1997-08-29 | 粉体トナー |
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Publications (1)
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JPH1172960A true JPH1172960A (ja) | 1999-03-16 |
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JP23489797A Pending JPH1172960A (ja) | 1997-08-29 | 1997-08-29 | 粉体トナー |
Country Status (1)
Country | Link |
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