JPH1170591A - 完全なタイヤカーカスの形成方法 - Google Patents
完全なタイヤカーカスの形成方法Info
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- JPH1170591A JPH1170591A JP10160577A JP16057798A JPH1170591A JP H1170591 A JPH1170591 A JP H1170591A JP 10160577 A JP10160577 A JP 10160577A JP 16057798 A JP16057798 A JP 16057798A JP H1170591 A JPH1170591 A JP H1170591A
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- carcass
- bead
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29D—PRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
- B29D30/00—Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
- B29D30/06—Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
- B29D30/08—Building tyres
- B29D30/10—Building tyres on round cores, i.e. the shape of the core is approximately identical with the shape of the completed tyre
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Tyre Moulding (AREA)
- Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】側壁(7)とビード(8)の振動の危険を伴わ
ないでタイヤの完全なカーカスを形成したい。 【解決手段】内側のカーカス(5)のビード(8)を支
持する取り外し可能な形成用装置(2)に形成されたタ
イヤの内側のカーカス(5)が、取り外し可能な形成用
装置(2)と共に、外側のカーカス(9)を内部に支持
するトロイダルボディ(19)内に挿入されていて;完
全なカーカスを形成するように外側のカーカス(9)に
接着して形成されていて;側方でトロイダルボディ(1
9)に適合され2つのビード(8)を支持してクランプ
する1対の固定リングによってトロイダルボディ(1
9)に関してクランプされていて;そして、形成用装置
(2)をトロイダルボディ(19)から取り外して引き
出すことにより形成用装置(2)から離される。
ないでタイヤの完全なカーカスを形成したい。 【解決手段】内側のカーカス(5)のビード(8)を支
持する取り外し可能な形成用装置(2)に形成されたタ
イヤの内側のカーカス(5)が、取り外し可能な形成用
装置(2)と共に、外側のカーカス(9)を内部に支持
するトロイダルボディ(19)内に挿入されていて;完
全なカーカスを形成するように外側のカーカス(9)に
接着して形成されていて;側方でトロイダルボディ(1
9)に適合され2つのビード(8)を支持してクランプ
する1対の固定リングによってトロイダルボディ(1
9)に関してクランプされていて;そして、形成用装置
(2)をトロイダルボディ(19)から取り外して引き
出すことにより形成用装置(2)から離される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、完全なタイヤカー
カス(tire carcass)を形成する方法に関
する。
カス(tire carcass)を形成する方法に関
する。
【0002】より詳細には本発明は内側のカーカスを、
トレッド好ましくは、補強されたトレッドベルトを有す
る外側のカーカスに接続することによって完全なカーカ
スを形成する方法に関する。
トレッド好ましくは、補強されたトレッドベルトを有す
る外側のカーカスに接続することによって完全なカーカ
スを形成する方法に関する。
【0003】
【従来の技術】外側のカーカスをトロイダルボディの内
面に形成し;内側のカーカスを離隔して特別の形成用装
置に形成し;完全なカーカスを形成するために、内側の
カーカスをトロイダルボディ内に、外側のカーカスの内
面上に挿入し;内側のカーカスを形成用装置から離し;
そして形成用装置をトロイダルボディから分離すること
によって生成されるラジアルタイヤが知られている。
面に形成し;内側のカーカスを離隔して特別の形成用装
置に形成し;完全なカーカスを形成するために、内側の
カーカスをトロイダルボディ内に、外側のカーカスの内
面上に挿入し;内側のカーカスを形成用装置から離し;
そして形成用装置をトロイダルボディから分離すること
によって生成されるラジアルタイヤが知られている。
【0004】トロイダルボディは、硬化工程の前に、通
常、タイヤの側壁を支持する1対の側方板によって閉成
される形成用モールドの中央部分を規定する。
常、タイヤの側壁を支持する1対の側方板によって閉成
される形成用モールドの中央部分を規定する。
【0005】内側のカーカスは、中心軸と;中心軸に適
合され、内側のカーカスの中間的部分を支持する取り外
し可能な環状の要素と;そして、中心軸との関係で内側
のカーカスの2つの可撓性の側壁と協同する2つのビー
ドをクランプする径方向に移動可能なアームの2つのリ
ングとを有する装置を用いて形成されることもまた知ら
れている。
合され、内側のカーカスの中間的部分を支持する取り外
し可能な環状の要素と;そして、中心軸との関係で内側
のカーカスの2つの可撓性の側壁と協同する2つのビー
ドをクランプする径方向に移動可能なアームの2つのリ
ングとを有する装置を用いて形成されることもまた知ら
れている。
【0006】上述の装置は、内側のカーカスをトロイダ
ルボディ内に挿入し、完全なカーカスを規定するために
内側のカーカスを外側のカーカスに接着するように環状
の要素を径方向に拡大し、そして、環状の要素を取り外
しビードを支持しているアームを引っ込めることによっ
て完全なカーカスを離するために設けられている。
ルボディ内に挿入し、完全なカーカスを規定するために
内側のカーカスを外側のカーカスに接着するように環状
の要素を径方向に拡大し、そして、環状の要素を取り外
しビードを支持しているアームを引っ込めることによっ
て完全なカーカスを離するために設けられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述のタイヤ形成方法
は、次のような事実によって幾つかの欠点を有してい
る。すなわち、完全なカーカスを形成用装置から取り外
し、タイヤが硬化する前に側板をトロイダルボディに設
けるまでの間、ビードが、内側のカーカスの側壁の硬さ
が弱いために、軸方向の振動に対し自由であるというこ
とである。
は、次のような事実によって幾つかの欠点を有してい
る。すなわち、完全なカーカスを形成用装置から取り外
し、タイヤが硬化する前に側板をトロイダルボディに設
けるまでの間、ビードが、内側のカーカスの側壁の硬さ
が弱いために、軸方向の振動に対し自由であるというこ
とである。
【0008】本発明の目的は、上述の公知の方法で上述
の欠点を除去することである。
の欠点を除去することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、完全な
タイヤカーカスの形成方法を提供することであって;内
側のカーカスと外側のカーカスとを有する完全なカーカ
スであって;内側のカーカスは、環状の中間的部分と、
2との可撓性の側壁と、前記中間的部分の両側に設けら
れ、それぞれが前記各側壁に接続された2つの環状のビ
ードとを有し;内側のカーカスは、前記ビードと前記中
間的部分とを支持するための取り外し可能な支持手段を
有する形成用装置に形成されていて;外側のカーカス
は、形成用モールドの中央のトロイダルボディに形成さ
れていて;内側のカーカスを前記形成用装置によって前
記トロイダルボディ内に挿入する工程と、完全なカーカ
スを形成するために前記中間的部分を前記外側のカーカ
スに接着する工程と、前記支持手段を外すことにより完
全なカーカスを形成用装置から離す工程と、前記形成用
装置を前記トロイダルボディから引き出す工程とを備
え、前記形成用装置をトロイダルボディから引き出す前
に、前記トロイダルボディに関し、前記ビードを固定位
置にクランプする工程をさらに有する。
タイヤカーカスの形成方法を提供することであって;内
側のカーカスと外側のカーカスとを有する完全なカーカ
スであって;内側のカーカスは、環状の中間的部分と、
2との可撓性の側壁と、前記中間的部分の両側に設けら
れ、それぞれが前記各側壁に接続された2つの環状のビ
ードとを有し;内側のカーカスは、前記ビードと前記中
間的部分とを支持するための取り外し可能な支持手段を
有する形成用装置に形成されていて;外側のカーカス
は、形成用モールドの中央のトロイダルボディに形成さ
れていて;内側のカーカスを前記形成用装置によって前
記トロイダルボディ内に挿入する工程と、完全なカーカ
スを形成するために前記中間的部分を前記外側のカーカ
スに接着する工程と、前記支持手段を外すことにより完
全なカーカスを形成用装置から離す工程と、前記形成用
装置を前記トロイダルボディから引き出す工程とを備
え、前記形成用装置をトロイダルボディから引き出す前
に、前記トロイダルボディに関し、前記ビードを固定位
置にクランプする工程をさらに有する。
【0010】上述の好ましい実施例によれば、前記ビー
ドを固定位置にクランプする工程は、前記トロイダルボ
ディを、ビードをトロイダルボディに取着するための固
い径方向のアームを有する1対の環状の要素と側方で適
合することによって達成される。
ドを固定位置にクランプする工程は、前記トロイダルボ
ディを、ビードをトロイダルボディに取着するための固
い径方向のアームを有する1対の環状の要素と側方で適
合することによって達成される。
【0011】本発明を、添付した図面に関する例を参照
して説明するが、これに限定されるものではない。
して説明するが、これに限定されるものではない。
【0012】
【発明の実施の形態】図1において、1は、ラジアルタ
イヤ(図示せず)を形成するための、共通の軸線4によ
って互いに同軸的に結合された形成装置2、3を有する
組立品を示している。装置2は、内側のカーカス5を形
成するためのものとして公知の装置であり、図3と5に
示したように、中間的な環状の部分6と、2つの可撓性
の側壁7とを有していて、これらは各ビード8を合体し
ている。装置3は、外側のカーカス9(図3と5)を形
成し移すための装置であって、通常補強されたトレッド
ベルト(図示せず)と環状のトレッド(図示せず)を有
している。
イヤ(図示せず)を形成するための、共通の軸線4によ
って互いに同軸的に結合された形成装置2、3を有する
組立品を示している。装置2は、内側のカーカス5を形
成するためのものとして公知の装置であり、図3と5に
示したように、中間的な環状の部分6と、2つの可撓性
の側壁7とを有していて、これらは各ビード8を合体し
ている。装置3は、外側のカーカス9(図3と5)を形
成し移すための装置であって、通常補強されたトレッド
ベルト(図示せず)と環状のトレッド(図示せず)を有
している。
【0013】図3と5とを参照すると、装置2は、軸線
4と同軸でモータ(図示せず)によって軸線の周りで回
転する中心軸10と、軸線4の周りに設けられた2つの
アーム12のリング11とを有していて、このリング1
1は、外された休止位置(図5)と拡大した位置(図
3)との間で移動可能であって、リング11のアーム1
2は、軸線4に関し各ビード8を支持している。最終的
に、装置2は複数のセグメント13を有していて、この
セグメント13は図2と3とに示された引き出された位
置において、軸10と同軸で内側のカーカス5の環状の
部分6を支持するための環状のボディ14を規定してい
る。
4と同軸でモータ(図示せず)によって軸線の周りで回
転する中心軸10と、軸線4の周りに設けられた2つの
アーム12のリング11とを有していて、このリング1
1は、外された休止位置(図5)と拡大した位置(図
3)との間で移動可能であって、リング11のアーム1
2は、軸線4に関し各ビード8を支持している。最終的
に、装置2は複数のセグメント13を有していて、この
セグメント13は図2と3とに示された引き出された位
置において、軸10と同軸で内側のカーカス5の環状の
部分6を支持するための環状のボディ14を規定してい
る。
【0014】セグメント13は公知の方法で各アクチュ
エータ(図示せず)に適合されていて、これによってセ
グメント13は、上記引き出された位置と引っ込んだ位
置との間で移動し、セグメント13は、ビード8の内側
の半径よりも小さい半径の環状のボディ15と16とを
規定する2つのグループに分割される。アクチュエータ
(図示せず)は、また、引き出された位置を越えるセグ
メント13の付加的な移動のために公知の方法で設計さ
れている。
エータ(図示せず)に適合されていて、これによってセ
グメント13は、上記引き出された位置と引っ込んだ位
置との間で移動し、セグメント13は、ビード8の内側
の半径よりも小さい半径の環状のボディ15と16とを
規定する2つのグループに分割される。アクチュエータ
(図示せず)は、また、引き出された位置を越えるセグ
メント13の付加的な移動のために公知の方法で設計さ
れている。
【0015】図1を参照すると、装置3は、各水平面で
公知の方法(図示せず)で移動可能なプラットフォーム
17と、幅方向に調整可能でプラットフォーム17に支
持されたローラーサドル18と、外側のカーカス9を収
容し、軸線4と同軸の各軸線の周りで回転するようにサ
ドル18に支持されたトロイダルボディ19とを有して
いる。
公知の方法(図示せず)で移動可能なプラットフォーム
17と、幅方向に調整可能でプラットフォーム17に支
持されたローラーサドル18と、外側のカーカス9を収
容し、軸線4と同軸の各軸線の周りで回転するようにサ
ドル18に支持されたトロイダルボディ19とを有して
いる。
【0016】ボディ19は、タイヤ(図示せず)を硬化
するためのモールド(図示せず)の中央部分によって公
知の方法で規定されていて、内側のトロイダル表面20
(図3と5)を有している。トロイダル表面20は、外
側のカーカス9の外表面に接触していて、次いで、硬化
用モールド(図示せず)を閉成するための各側板(図示
せず)の外表面部分を収容する2つの側方の環状の溝2
1(図7により詳細に示す)を有している。
するためのモールド(図示せず)の中央部分によって公
知の方法で規定されていて、内側のトロイダル表面20
(図3と5)を有している。トロイダル表面20は、外
側のカーカス9の外表面に接触していて、次いで、硬化
用モールド(図示せず)を閉成するための各側板(図示
せず)の外表面部分を収容する2つの側方の環状の溝2
1(図7により詳細に示す)を有している。
【0017】ボディ19は、また、図1に示したよう
に、ボディ19の対向する軸端部から径方向外方へ延在
し、サドル18のローラーに各溝23を係合するための
2つの環状のフランジ22を有している。
に、ボディ19の対向する軸端部から径方向外方へ延在
し、サドル18のローラーに各溝23を係合するための
2つの環状のフランジ22を有している。
【0018】組立品1は、また、ビード8を固定するた
めの1対の環状の要素24を有していて、この環状の要
素24は、側板(図示せず)に適合される前に、溝21
内でボディ19に側方から適合される。各要素24は、
各溝21を係合する円形の外側のボディ25と、各外側
のボディ25の内方へ延在し、各リング11のアーム1
2の数に等しい複数の放射状のアーム26とを有してい
る(図2に示す)。図7にさらに詳細に示したように、
各アーム26の自由端部は、ボディ19に関してビード
8をクランプするために、各ビード8の各部分によって
係合するフック27を有している。
めの1対の環状の要素24を有していて、この環状の要
素24は、側板(図示せず)に適合される前に、溝21
内でボディ19に側方から適合される。各要素24は、
各溝21を係合する円形の外側のボディ25と、各外側
のボディ25の内方へ延在し、各リング11のアーム1
2の数に等しい複数の放射状のアーム26とを有してい
る(図2に示す)。図7にさらに詳細に示したように、
各アーム26の自由端部は、ボディ19に関してビード
8をクランプするために、各ビード8の各部分によって
係合するフック27を有している。
【0019】図7に示したように、各要素24は、ラジ
アルスプリングピン28によってボディ19に軸的にま
た着脱可能に固定されていて、各溝21の底部に形成さ
れた環状の溝29に各係合している。
アルスプリングピン28によってボディ19に軸的にま
た着脱可能に固定されていて、各溝21の底部に形成さ
れた環状の溝29に各係合している。
【0020】図6に示したように、各要素24は、4つ
の同一のセクター30によって規定されている。各セク
ター30は、離隔してボディ19に適合していて、1対
のアーム26と外側のボディ25の部分25aを有して
いる。
の同一のセクター30によって規定されている。各セク
ター30は、離隔してボディ19に適合していて、1対
のアーム26と外側のボディ25の部分25aを有して
いる。
【0021】実際の使用において、内側のカーカス5と
外側のカーカス9とは、公知の方法で各装置2、3に離
隔して形成されている。より詳細に述べると、内側のカ
ーカス5を形成する場合、装置2は、内側のカーカス5
の部分6を支持する上記引き出された位置でセグメント
13と、また、ビードを支持する記引き出された位置で
アーム12とセットされる。
外側のカーカス9とは、公知の方法で各装置2、3に離
隔して形成されている。より詳細に述べると、内側のカ
ーカス5を形成する場合、装置2は、内側のカーカス5
の部分6を支持する上記引き出された位置でセグメント
13と、また、ビードを支持する記引き出された位置で
アーム12とセットされる。
【0022】一旦、内側のカーカス5と外側のカーカス
9とが形成されると、装置2と3は、軸線4に沿って調
整され、装置2は、内側のカーカス5がトロイダルボデ
ィ19の中央の内側ある位置に軸的に移動される。装置
2のボディ19内への挿入は、内側のカーカス5の外径
を減少するために、セグメント13をわずかに引っ込め
ることによって助けられる。
9とが形成されると、装置2と3は、軸線4に沿って調
整され、装置2は、内側のカーカス5がトロイダルボデ
ィ19の中央の内側ある位置に軸的に移動される。装置
2のボディ19内への挿入は、内側のカーカス5の外径
を減少するために、セグメント13をわずかに引っ込め
ることによって助けられる。
【0023】一旦、内側のカーカス5がボディ19内に
位置すると、セグメント13のアクチュエータ(図示せ
ず)は、上記付加的移動を達成するために作動され、セ
グメント13をその十分に引き出された位置に移動し、
セグメント13は、完全なカーカス31を形成するため
に、内側のカーカスの部分6を外側のカーカス9の内面
に押圧する。
位置すると、セグメント13のアクチュエータ(図示せ
ず)は、上記付加的移動を達成するために作動され、セ
グメント13をその十分に引き出された位置に移動し、
セグメント13は、完全なカーカス31を形成するため
に、内側のカーカスの部分6を外側のカーカス9の内面
に押圧する。
【0024】完全なカーカス31の形成により、内側の
カーカス5はボディ19と一体になり、それ故、装置2
から離れる。しかしながら、内側のカーカス5の側壁7
が自由に振動し、そしてビード8が軸線4に沿って振動
するのを阻止できるようにするために、内側のカーカス
5を装置2から離す前に、ビード8はボディ19にクラ
ンプされる。
カーカス5はボディ19と一体になり、それ故、装置2
から離れる。しかしながら、内側のカーカス5の側壁7
が自由に振動し、そしてビード8が軸線4に沿って振動
するのを阻止できるようにするために、内側のカーカス
5を装置2から離す前に、ビード8はボディ19にクラ
ンプされる。
【0025】その目的のために、アーム12が引っ込め
られる前に、環状の要素24のセクター30が溝21内
にクリックされ、アーム26のフック27が関連するビ
ード8に掛けられる。より詳細に説明すると、各セクタ
ー30は、第1に各アーム26のフック27を関連する
ビード8に掛け、そして、次ぎに各部分25aを関連す
る溝21の内側へクリックすることによって組み立てら
れる。アーム26は、関連するビード8の自由な部分に
「掛かる」ように、装置2のアーム12に関して角度を
成して偏倚される(図2に示したように)。
られる前に、環状の要素24のセクター30が溝21内
にクリックされ、アーム26のフック27が関連するビ
ード8に掛けられる。より詳細に説明すると、各セクタ
ー30は、第1に各アーム26のフック27を関連する
ビード8に掛け、そして、次ぎに各部分25aを関連す
る溝21の内側へクリックすることによって組み立てら
れる。アーム26は、関連するビード8の自由な部分に
「掛かる」ように、装置2のアーム12に関して角度を
成して偏倚される(図2に示したように)。
【0026】装置2は、次いで、ボディ14を外すため
に、セグメント13を引っ込めることによって、内側の
カーカス5から離され、そして最終的に、装置2と3を
互いに関して軸線4に沿って軸的に移動することによ
り、ボディ19から引っ込められる。
に、セグメント13を引っ込めることによって、内側の
カーカス5から離され、そして最終的に、装置2と3を
互いに関して軸線4に沿って軸的に移動することによ
り、ボディ19から引っ込められる。
【0027】
【発明の効果】完全なカーカス31は、装置3によって
固定方法で支持され、その構成部品、特に側壁7とビー
ド8の振動の危険を伴わずに、引き続く処理ステーショ
ンに容易に移動されるであろう。
固定方法で支持され、その構成部品、特に側壁7とビー
ド8の振動の危険を伴わずに、引き続く処理ステーショ
ンに容易に移動されるであろう。
【図1】本発明の方法によって完全なタイヤカーカスを
形成するための形成組立て品の斜視図。
形成するための形成組立て品の斜視図。
【図2】明瞭にするために部品を除去した図1の形成組
立て品の正面図。
立て品の正面図。
【図3】明瞭にするために部品を除去した図2のIII
−III線に沿った拡大断面図。
−III線に沿った拡大断面図。
【図4】異なった操作位置における図2の組立て品を示
す図。
す図。
【図5】図4のV−V線に沿った拡大断面図。
【図6】図1の詳細を示す分解斜視図。
【図7】図5の詳細を示す拡大図。
1……組立品 2、3……(形成用)装置 5……内側のカーカス 6……環状の部分 7……(可撓性の)側壁 8……(環状の)ビード 9……外側のカーカス 10……中心軸 11……リング 14……ボディ 19……(トロイダル)ボディ 31……完全なカーカス
Claims (6)
- 【請求項1】 内側のカーカス(5)と外側のカーカス
(9)とを有する完全なカーカス(31)であって、内
側のカーカス(5)は、環状の中間的部分(6)と、2
つの可撓性の側壁(7)と、前記中間的部分(6)の両
側に設けられそれぞれが前記各側壁(7)に接続された
2つの環状のビード(8)とを有し、内側のカーカス
(5)は、前記ビード(8)と前記中間的部分(6)と
を支持するための取り外し可能な支持手段(11、1
4)を有する形成用装置(2)に形成されていて、外側
のカーカス(9)は、形成用モールドの中央のトロイダ
ルボディ(19)に形成されていて、内側のカーカス
(5)を前記形成用装置(2)によって前記トロイダル
ボディ(19)内に挿入する工程と、完全なカーカス
(31)を形成するために前記中間的部分(6)を前記
外側のカーカス(9)に接着する工程と、前記取り外し
可能な支持手段(11、14)を外すことにより完全な
カーカス(31)を形成用装置(2)から離す工程と、
前記形成用装置(2)を前記トロイダルボディ(19)
から引き出す工程とを備え、前記形成用装置(2)をト
ロイダルボディ(19)から引き出す前に、前記トロイ
ダルボディ(19)に関し、前記ビード(8)を固定位
置にクランプする工程をさらに有することを特徴とする
完全なタイヤカーカスを形成する方法。 - 【請求項2】 前記ビード(8)を固定位置にクランプ
する工程は、前記トロイダルボディ(19)と、ビード
(8)をトロイダルボディ(19)に取着するためにビ
ード(8)に接続可能な固い径方向のアーム(26)を
有する1対の環状の要素(24)とを側方で適合するこ
とによって達成されることを特徴とする請求項1記載の
完全なタイヤカーカスを形成する方法。 - 【請求項3】 前記トロイダルボディ(19)が1対の
側方の円周状の溝(21)を有していて、前記各環状の
要素(24)が前記トロイダルボディ(19)への備品
用円周状のボディ(25)を有していて、前記アーム
(26)が前記円周状のボディ(25)から径方向内方
へ突出していて関連する前記ビード(8)を係合するた
めの各係合手段(27)を有していて、円周状のボディ
(25)を前記溝(21)内に挿入することを特徴とす
る請求項2記載の完全なタイヤカーカスを形成する方
法。 - 【請求項4】 前記環状の要素(24)が前記トロイダ
ルボディ(19)に着脱可能にクリックされていること
を特徴とする請求項3記載の完全なタイヤカーカスを形
成する方法。 - 【請求項5】 前記各環状の要素(24)が前記トロイ
ダルボディ(19)に離隔して次々に適合したセクター
(30)に分割されていることを特徴とする請求項3ま
たは4記載の完全なタイヤカーカスを形成する方法。 - 【請求項6】 前記取り外し可能な手段(11、14)
が前記中間的部分(6)を支持するための環状の支持ボ
ディ(14)と、前記ビード(8)を支持するための支
持アーム(12)の2つのリング(11)とを有し、前
記各環状の要素(24)の径方向のアーム(26)が関
連するアーム(12)に関し角度をなして偏倚して位置
していることを特徴とする請求項3から5いずれか1項
記載の完全なタイヤカーカスを形成する方法。
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