[go: up one dir, main page]

JPH113929A - ウェーハ姿勢合わせ装置及び該装置を具備した半導体製造装置 - Google Patents

ウェーハ姿勢合わせ装置及び該装置を具備した半導体製造装置

Info

Publication number
JPH113929A
JPH113929A JP16960297A JP16960297A JPH113929A JP H113929 A JPH113929 A JP H113929A JP 16960297 A JP16960297 A JP 16960297A JP 16960297 A JP16960297 A JP 16960297A JP H113929 A JPH113929 A JP H113929A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wafer
cassette
transfer
receiving table
transferring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16960297A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukinori Yuya
幸則 油谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokusai Denki Electric Inc
Original Assignee
Kokusai Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kokusai Electric Co Ltd filed Critical Kokusai Electric Co Ltd
Priority to JP16960297A priority Critical patent/JPH113929A/ja
Publication of JPH113929A publication Critical patent/JPH113929A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ウェーハの姿勢合わせをウェーハカセットが水
平姿勢のまま行える様にし、更にウェーハ姿勢合わせ装
置の小型化を図り、又ウェーハの大口径化に対応したウ
ェーハ姿勢合わせ装置を提供する。 【解決手段】帯状の台板10の先端部にウェーハ受載テ
ーブル15を回転自在に設けると共に該ウェーハ受載テ
ーブルに従動プーリ17を設け、前記台板の基部にオリ
エンテーションモータ22を設け、該オリエンテーショ
ンモータに設けた駆動プーリと前記従動プーリとにベル
ト24を掛回し、前記台板に姿勢合わせ用センサ26を
設け、前記ウェーハ受載テーブルに受載された周縁部を
検出する様構成し、オリエンテーションモータの駆動に
よりベルト、従動プーリを介してウェーハ受載テーブル
を回転し、該ウェーハ受載テーブルの回転によりウェー
ハが回転し、該ウェーハの周縁部を検出している姿勢合
わせ用センサによりオリエンテーションフラット、或は
ノッチが検知され、該オリエンテーションフラット、或
はノッチの検知で前記ウェーハ受載テーブルの回転を停
止してウェーハの姿勢合わせが行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は被処理基板であるウ
ェーハの姿勢を整えるウェーハ姿勢合わせ装置、及び該
ウェーハ姿勢合わせ装置を具備した半導体製造装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体製造装置に設けられたウェーハ姿
勢合わせ装置としては特開平7−22495で開示され
たものがある。図10、図11に於いて該ウェーハ姿勢
合わせ装置を略述する。
【0003】図10に示す様に半導体製造装置1の内部
正面側にはカセット授受装置2が設けられている。該カ
セット授受装置2は外部搬送装置(図示せず)と半導体
製造装置1間でのウェーハカセット3の授受を行うもの
であり、前記カセット授受装置2は外部搬送装置より垂
直姿勢のウェーハカセット3を受取り、垂直姿勢のウェ
ーハカセット3を外部搬送装置に受渡す様になってい
る。又、前記カセット授受装置2は図11に示すウェー
ハ姿勢合わせ装置8を具備している。
【0004】オリエンテーションローラ4はウェーハカ
セット3内のウェーハ5に対して垂直な軸心を有し、ウ
ェーハカセット3の底部より露出するウェーハ5の下周
縁にに当接可能であり、前記オリエンテーションローラ
4はモータ6により回転される。
【0005】該オリエンテーションローラ4は昇降シリ
ンダ7により昇降可能であり、昇降シリンダ7により上
昇された状態で、前記ウェーハ5の下端に当接する様に
なっている。ウェーハ5には姿勢合わせを行う為のオリ
エンテーションフラット(円形の一部を切除し円周より
後退した直線)が形成されており、前記オリエンテーシ
ョンローラ4を回転させることによりウェーハ5が回転
し、オリエンテーションフラットが下側に来るとウェー
ハ5がオリエンテーションローラ4と非接触となり、ウ
ェーハ5の回転が停止し、ウェーハカセット3内のウェ
ーハ5はオリエンテーションフラットが下側位置となっ
た状態に姿勢合わせされる。
【0006】半導体製造装置内部ではウェーハ5は水平
姿勢で搬送され、或は処理される為、前記カセット授受
装置2はウェーハカセット3を内部の機構に受渡す場合
にウェーハカセット3を水平姿勢とする為、ウェーハカ
セット3を90度回転させている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記した様に、従来の
ウェーハ姿勢合わせ装置ではウェーハの姿勢合わせをす
る為、カセット授受装置2が回転機構を具備していなけ
ればならず、カセット授受装置2の機構が複雑に、又大
きな占有スペースを必要としていた。又、ウェーハ姿勢
合わせ装置をカセット授受装置2以外の場所、特に半導
体製造装置内部に設けようとした場合は、前記した様に
ウェーハカセット3を垂直姿勢としなければならない
為、回転機構が必要となる。機構が複雑で且大きな占有
スペースを必要とするので、半導体製造装置内に設置す
ることは困難であった。更に、近年ウェーハ5は増々大
口径化し、ウェーハ5の大口径化に伴いウェーハカセッ
ト3も大型化しており、ウェーハカセット3を回転させ
ること自体が機械的に大きな負担となっている。
【0008】本発明は斯かる実情に鑑み、ウェーハの姿
勢合わせをウェーハカセットが水平姿勢のまま行える様
にし、更にウェーハ姿勢合わせ装置の小型化を図り、半
導体製造装置内の任意な場所での設置を可能とし、設置
上の制約を受けない様にすると共にウェーハの大口径化
に対応したウェーハ姿勢合わせ装置、及びウェーハ姿勢
合わせ装置を具備した半導体製造装置を提供しようとし
するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、帯状の台板の
先端部にウェーハ受載テーブルを回転自在に設けると共
に該ウェーハ受載テーブルに従動プーリを設け、前記台
板の基部にオリエンテーションモータを設け、該オリエ
ンテーションモータに設けた駆動プーリと前記従動プー
リとにベルトを掛回し、前記台板に姿勢合わせ用センサ
を設け、前記ウェーハ受載テーブルに受載された周縁部
を検出する様構成したウェーハ姿勢合わせ装置に係り、
又帯状の台板の先端部にウェーハ受載テーブルを回転自
在に設けると共に該ウェーハ受載テーブルに従動プーリ
を設け、前記台板の基部にオリエンテーションモータを
設け、該オリエンテーションモータに設けた駆動プーリ
と前記従動プーリとにベルトを掛回し、前記台板に姿勢
合わせ用センサを設け、前記ウェーハ受載テーブルに受
載された周縁部を検出する様構成したウェーハ姿勢合わ
せ装置を具備する半導体製造装置に係り、又ウェーハカ
セットを授受するカセット授受装置と、ウェーハカセッ
トを収納するカセット棚と、ウェーハを保持するボート
と、前記カセット授受装置とカセット棚間でウェーハカ
セットを移載するカセット移載機と、カセット棚とボー
ト間でウェーハの移載を行うウェーハ移載機とを少なく
とも有し、前記カセット棚の1区画にウェーハ姿勢合わ
せ装置を設けた半導体製造装置に係り、又ウェーハカセ
ットを授受するカセット授受装置と、ウェーハカセット
を収納するカセット棚と、ウェーハを保持するボート
と、前記カセット授受装置とカセット棚間でウェーハカ
セットを移載するカセット移載機と、カセット棚とボー
ト間でウェーハの移載を行うウェーハ移載機とを少なく
とも有し、前記カセット移載機にウェーハ姿勢合わせ装
置を併合させ設けた半導体製造装置に係り、又ウェーハ
カセットを授受するカセット授受装置と、ウェーハカセ
ットを収納するカセット棚と、ウェーハを保持するボー
トと、前記カセット授受装置とカセット棚間でウェーハ
カセットを移載するカセット移載機と、カセット棚とボ
ート間でウェーハの移載を行うウェーハ移載機とを少な
くとも有し、該ウェーハ移載機のウェーハ保持プレート
に代えウェーハ姿勢合わせ装置を設けた半導体製造装置
に係り、又更にウェーハを移載するウェーハ搬送ロボッ
トを有するウェーハ搬送室と、該ウェーハ搬送室に連設
されカセットが搬入搬出されるカセット室と、前記ウェ
ーハ搬送室に連設された反応室と、前記ウェーハ搬送室
に連設されウェーハ姿勢合わせ装置を具備する姿勢合わ
せ室とを具備する半導体製造装置に係るものである。
【0010】オリエンテーションモータの駆動によりベ
ルト、従動プーリを介してウェーハ受載テーブルを回転
する。該ウェーハ受載テーブルの回転と共にウェーハが
回転し、該ウェーハの周縁部を検出している姿勢合わせ
用センサによりオリエンテーションフラット、或はノッ
チが検知され、該オリエンテーションフラット、或はノ
ッチの検知で前記ウェーハ受載テーブルの回転を停止し
てウェーハの姿勢合わせを行う。
【0011】半導体製造装置内のウェーハカセットの収
納場所、ウェーハの収納場所にウェーハ姿勢合わせ装置
が設けられ、ウェーハの姿勢合わせが行われ、或は半導
体製造装置内のカセット移載機に併合して、ウェーハ移
載機の構成要素の一部としてウェーハ姿勢合わせ装置が
組込まれ、ウェーハカセットに収納された状態でウェー
ハの姿勢合わせが行われ、或はウェーハの移載動作途中
でウェーハの姿勢合わせが行われる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施の形態を説明する。
【0013】帯板状の台板10の上面側から該台板10
の外形に沿って周回する長円状のベルト収納溝11を刻
設し、該ベルト収納溝11の先端半円部に連続して円形
を完成する半円弧溝12を刻設する。該ベルト収納溝1
1の先端半円部、半円弧溝12の中心部に残置された円
形の突出部は従動側軸部13を形成し、該従動側軸部1
3には軸受14を介してウェーハ受載テーブル15が回
転自在に嵌合する。該ウェーハ受載テーブル15の従動
側軸部13との嵌合部分16は円環状に突出し、該嵌合
部分16には従動プーリ17が外嵌している。
【0014】先端側と同様、前記ベルト収納溝11の基
端半円部に連続して円形を完成する半円弧溝18を刻設
し、中心部には駆動側軸部19を残置形成する。モータ
台21を介して前記駆動側軸部19の同軸上にオリエン
テーションモータ22を設け、該オリエンテーションモ
ータ22の出力軸に駆動プーリ23を嵌着すると共に該
駆動プーリ23を前記駆動側軸部19に軸受(図示せ
ず)を介して回転自在に外嵌する。前記駆動プーリ23
と前記従動プーリ17間にはベルト24が掛回され、前
記オリエンテーションモータ22の駆動により駆動プー
リ23、ベルト24、従動プーリ17を介して前記ウェ
ーハ受載テーブル15が回転される。
【0015】前記ウェーハ受載テーブル15にはウェー
ハ5が載置され、ウェーハ5が前記ウェーハ受載テーブ
ル15の回転によって回転される様になっている。前記
台板10のウェーハ周縁近傍位置には凹部25が形成さ
れ、該凹部25にはオリエンテーションフラット検出用
の姿勢合わせ用センサ26が固着されている。
【0016】該姿勢合わせ用センサ26には凹部が形成
されており、該凹部に前記ウェーハ5の縁部が通過する
様になっていると共に前記凹部を挾んで透過型光センサ
(図示せず)が設けられている。前記ウェーハ5の周縁
部は前記透過型光センサの光軸を遮り、オリエンテーシ
ョンフラットは該光軸から外れる様になっている。
【0017】ウェーハ5の姿勢合わせは、前記台板10
をウェーハ5の下側に進入させ、ウェーハ受載テーブル
15の中心と前記ウェーハ5の中心とが一致した位置で
前記台板10を上昇させ、前記ウェーハ受載テーブル1
5にウェーハ5を受載する。前記オリエンテーションモ
ータ22を駆動して前記ウェーハ受載テーブル15を回
転させ、前記姿勢合わせ用センサ26によりオリエンテ
ーションフラットを検出する。該姿勢合わせ用センサ2
6によりオリエンテーションフラットを検出した位置で
オリエンテーションモータ22を停止し、ウェーハ受載
テーブル15の回転を停止させれば、ウェーハ5の姿勢
合わせが完了する。
【0018】尚、オリエンテーションモータ22の回転
停止を確実にウェーハ受載テーブル15に伝達する為に
は前記ベルト24はタイミングベルトであることが好ま
しい。又、前記姿勢合わせ用センサ26は反射型光セン
サであっても、透過型或は反射型の超音波センサであっ
てもよい。
【0019】図4、図5は複数枚のウェーハ5(図示で
は3枚)を同時に姿勢合わせする様にした実施の形態を
示すものである。
【0020】該実施の形態では上述したウェーハ姿勢合
わせ装置を1つのユニット27として上下に3段配設
し、且前記オリエンテーションモータ22が干渉しない
様に、平面的には前記ウェーハ受載テーブル15の中心
を中心として放射状に配置した構成を有する。下段のモ
ータ台21に上段の台板10を固着して上下のユニット
を一体化する。各ユニット27,27,27の構成、作
動については前述した通りであるので説明は省略する。
【0021】図6で示す実施の形態は図4で示した実施
の形態と同様、複数枚のウェーハ5(図示では3枚)を
同時に姿勢合わせする様にしたものである。該実施の形
態では前述した台板10をくの字状に屈曲させ、オリエ
ンテーションモータ22の干渉を避けたものである。屈
曲箇所には前記ベルト24をガイドする為のガイドプー
リ(図示せず)が設けられていることは言う迄もない。
【0022】尚、図示していないがオリエンテーション
モータ22を前記台板10の下側に取付ける構成とすれ
ば、更に3組のユニット27を重ね合わせることがで
き、上述した構成で最大6組のユニットを一体化でき、
6枚のウェーハを同時に姿勢合わせすることができる。
尚、図5で示した台板10の形状を適宜変更し、オリエ
ンテーションモータの干渉を避ける様にすれば更に多数
のユニット27を一体化できることは勿論である。
【0023】図7は姿勢合わせ用センサ26の変形を示
すものであり、ウェーハ5間のピッチが狭くて前記姿勢
合わせ用センサ26では上側のウェーハ5に干渉する場
合に使用される。
【0024】投光側、受光側にそれぞれ光ファイバーが
用いられ、上側の光ファイバ(図示するものは投光側光
ファイバ)28を短くした斜型ファイバセンサ30で
は、光ファイバで導いた光を上側光ファイバ28の先端
より検出光として斜に投射し、下側光ファイバ29の先
端で受光し、図示しない受光素子迄導く様にしたもので
あり、前述した姿勢合わせ用センサ26と同様ウェーハ
5の縁部が光軸を遮るか否かで前記オリエンテーション
フラットを検出する様にしたものである。
【0025】図8は上記したウェーハ姿勢合わせ装置が
バッチ式の半導体製造装置に装備される状況を示すもの
である。先ず、図8で示される半導体製造装置について
略述する。
【0026】半導体製造装置の内部前面側に設けられた
カセット授受装置2と対峙してカセット棚32、該カセ
ット棚32の上方にはバッファカセット棚33が設けら
れ、更に該バッファカセット棚33の背面側にはボート
34が配設され、該ボート34は図示しないボートエレ
ベータに昇降可能に支持されている。
【0027】前記カセット授受装置2とカセット棚32
との間にはカセット授受装置2とカセット棚32、バッ
ファカセット棚33との間で、或はカセット棚32とバ
ッファカセット棚33との間でウェーハカセットを移載
するカセット移載機35が設けられ、前記カセット棚3
2と前記ボート34との間でウェーハ5を移載するウェ
ーハ移載機36が設けられている。前記ボート34には
ウェーハ5が水平姿勢で多段に装填され、ボート34に
保持された状態で図示しない反応炉に装入され、薄膜の
生成、不純物の拡散、或はアニール処理等所要の処理が
なされる。
【0028】外部搬送装置より搬入されたウェーハカセ
ット3はカセット授受装置2に受渡され、前記カセット
移載機35によりカセット棚32、或はバッファカセッ
ト棚33に移載される。前記カセット授受装置2では姿
勢合わせは行われないので、カセット授受装置2はウェ
ーハカセットを90度回転する必要がなく機構が簡略化
される。
【0029】前記カセット移載機35は、横行可能な昇
降ガイド38に沿って昇降可能な昇降ステージ39に2
組の移載アーム41が設けられた構成であり、前記昇降
ステージ39の昇降、移載アーム41の進退でウェーハ
カセットの移載を行う。
【0030】上述したウェーハ姿勢合わせ装置の設置箇
所は、前記カセット棚32の一区画、例えば図8中ハッ
チングを付した部分に設け、姿勢合わせを必要とするウ
ェーハカセットをハッチングを付した部分に移載する様
にしてもよい。或は、カセット移載機35に併合して設
けてもよい。即ち、前記昇降ガイド38に図1、図4、
図6で示したウェーハ姿勢合わせ装置を昇降可能に設
け、カセット移載機35がウェーハカセットの移載を行
わない場合に昇降ステージ39を待避させ、ウェーハ姿
勢合わせ装置を昇降、カセット棚32に対し進退させ、
前記ウェーハ受載テーブル15に所定のウェーハ5を受
載後、該ウェーハ5をウェーハカセット3より僅かに浮
かせ、ウェーハを引出すことなく姿勢合わせを行う様に
してもよい。
【0031】又、図示される如く前記ウェーハ移載機3
6は、1枚毎にウェーハを受載プレート42に保持して
移載を行う様になっているが、ウェーハ移載機36の受
載プレート42を前記台板10、ウェーハ受載テーブル
15に置換し、ウェーハ移載機36の構成の一部として
上述したウェーハ姿勢合わせ装置を組込むことも可能で
ある。この場合、ウェーハの移載と同時にウェーハ姿勢
合わせを行うことができるのでウェーハ姿勢合わせの時
間が短縮若しくは省略できるのでスループットの向上が
図れる。
【0032】図9は前記ウェーハ姿勢合わせ装置を具備
した枚葉式の半導体製造装置を示している。
【0033】枚葉式半導体製造装置の概略を説明する。
【0034】気密なウェーハ搬送室45に対して放射状
にカセット室46,47及び姿勢合わせ室48,49、
更に反応室51,52がそれぞれゲート弁53,54及
びゲート弁55,56、更にゲート弁57,58を介し
て気密に連設されている。前記ウェーハ搬送室45内部
にはウェーハ搬送ロボット59設けられており、前記姿
勢合わせ室48,49内部には前述したウェーハ姿勢合
わせ装置(図8中では符号50で示す)が設けられてい
る。
【0035】ウェーハが装填されたウェーハカセット3
が外部よりカセット室46,47のいずれが一方に、例
えばカセット室46に搬入される。前記ゲート弁53、
ゲート弁55が開かれ、ウェーハ搬送ロボット59がウ
ェーハ5を受載し、姿勢合わせ室48のウェーハ姿勢合
わせ装置50に受載する。ウェーハ姿勢合わせ装置でウ
ェーハの姿勢合わせが行われ、姿勢合わせが完了すると
前記ウェーハ搬送ロボット59によりウェーハ5がウェ
ーハ姿勢合わせ装置50から取出される。ゲート弁5
3,55が閉じられ、ゲート弁57が開かれ、前記ウェ
ーハ搬送ロボット59により反応室51内に移載され
る。ゲート弁57が閉じられ、ウェーハに所要の処理が
行われると前記ゲート弁57,53が開かれ、前記ウェ
ーハ搬送ロボット59により反応室51からカセット室
46にウェーハ5の移載が行われる。
【0036】尚、前記姿勢合わせ室48,49はウェー
ハの予熱室、或は冷却室を兼ねてもよい。
【0037】該枚葉式半導体製造装置に於いてもウェー
ハの姿勢を変更する機構が省略できるので、機構が大幅
に簡略化できると共に半導体製造装置の設置スペースも
倹約できる。
【0038】尚、上記実施の形態ではオリエンテーショ
ンフラットについて説明したがウェーハにノッチが形成
されている場合にも同様に実施できることは言う迄もな
い。
【0039】
【発明の効果】以上述べた如く本発明によれば、ウェー
ハが水平姿勢で姿勢合わせが行えるので、カセット回転
機構が不要であり、機構が簡単になり、特に大径のウェ
ーハを処理する場合に有効であり、更にカセット移載
機、ウェーハ移載機等の他の機構部に一体に組込むこと
が可能であり、省スペース化が図れると共に姿勢合わせ
とウェーハカセットの移載等他の動作との併合が可能と
なり、作動時間を短縮できスループットを向上させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す平面図である。
【図2】同前実施の形態を示す立断面図である。
【図3】図2のA部拡大図である。
【図4】本発明の他の実施の形態を示す平面図である。
【図5】同前他の実施の形態を示す立断面図である。
【図6】本発明の更に他の実施の形態を示す平面図であ
る。
【図7】本発明に使用される姿勢合わせ用センサの一例
を示す説明図である。
【図8】本発明をバッチ式の半導体製造装置に実施した
実施の形態を示す斜視説明図である。
【図9】本発明を枚葉式の半導体製造装置に実施した実
施の形態を示す平面図である。
【図10】従来の半導体製造装置を示す部分斜視図であ
る。
【図11】従来のウェーハ姿勢合わせ装置を示す斜視図
である。
【符号の説明】
1 半導体製造装置 2 カセット授受装置 3 ウェーハカセット 5 ウェーハ 10 台板 15 ウェーハ受載テーブル 17 従動プーリ 22 オリエンテーションモータ 23 駆動プーリ 24 ベルト 26 姿勢合わせ用センサ 35 カセット移載機 36 ウェーハ移載機 48 姿勢合わせ室 49 姿勢合わせ室 50 ウェーハ姿勢合わせ装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯状の台板の先端部にウェーハ受載テー
    ブルを回転自在に設けると共に該ウェーハ受載テーブル
    に従動プーリを設け、前記台板の基部にオリエンテーシ
    ョンモータを設け、該オリエンテーションモータに設け
    た駆動プーリと前記従動プーリとにベルトを掛回し、前
    記台板に姿勢合わせ用センサを設け、前記ウェーハ受載
    テーブルに受載された周縁部を検出する様構成したこと
    を特徴とするウェーハ姿勢合わせ装置。
  2. 【請求項2】 帯状の台板の先端部にウェーハ受載テー
    ブルを回転自在に設けると共に該ウェーハ受載テーブル
    に従動プーリを設け、前記台板の基部にオリエンテーシ
    ョンモータを設け、該オリエンテーションモータに設け
    た駆動プーリと前記従動プーリとにベルトを掛回し、前
    記台板に姿勢合わせ用センサを設け、前記ウェーハ受載
    テーブルに受載された周縁部を検出する様構成したウェ
    ーハ姿勢合わせ装置を具備することを特徴とする半導体
    製造装置。
  3. 【請求項3】 ウェーハカセットを授受するカセット授
    受装置と、ウェーハカセットを収納するカセット棚と、
    ウェーハを保持するボートと、前記カセット授受装置と
    カセット棚間でウェーハカセットを移載するカセット移
    載機と、カセット棚とボート間でウェーハの移載を行う
    ウェーハ移載機とを少なくとも有し、前記カセット棚の
    1区画にウェーハ姿勢合わせ装置を設けた請求項2の半
    導体製造装置。
  4. 【請求項4】 ウェーハカセットを授受するカセット授
    受装置と、ウェーハカセットを収納するカセット棚と、
    ウェーハを保持するボートと、前記カセット授受装置と
    カセット棚間でウェーハカセットを移載するカセット移
    載機と、カセット棚とボート間でウェーハの移載を行う
    ウェーハ移載機とを少なくとも有し、前記カセット移載
    機にウェーハ姿勢合わせ装置を併合させ設けた請求項2
    の半導体製造装置。
  5. 【請求項5】 ウェーハカセットを授受するカセット授
    受装置と、ウェーハカセットを収納するカセット棚と、
    ウェーハを保持するボートと、前記カセット授受装置と
    カセット棚間でウェーハカセットを移載するカセット移
    載機と、カセット棚とボート間でウェーハの移載を行う
    ウェーハ移載機とを少なくとも有し、該ウェーハ移載機
    のウェーハ保持プレートに代えウェーハ姿勢合わせ装置
    を設けた請求項2の半導体製造装置。
  6. 【請求項6】 ウェーハを移載するウェーハ搬送ロボッ
    トを有するウェーハ搬送室と、該ウェーハ搬送室に連設
    されカセットが搬入搬出されるカセット室と、前記ウェ
    ーハ搬送室に連設された反応室と、前記ウェーハ搬送室
    に連設されウェーハ姿勢合わせ装置を具備する姿勢合わ
    せ室とを具備する請求項2の半導体製造装置。
JP16960297A 1997-06-11 1997-06-11 ウェーハ姿勢合わせ装置及び該装置を具備した半導体製造装置 Pending JPH113929A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16960297A JPH113929A (ja) 1997-06-11 1997-06-11 ウェーハ姿勢合わせ装置及び該装置を具備した半導体製造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16960297A JPH113929A (ja) 1997-06-11 1997-06-11 ウェーハ姿勢合わせ装置及び該装置を具備した半導体製造装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH113929A true JPH113929A (ja) 1999-01-06

Family

ID=15889546

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16960297A Pending JPH113929A (ja) 1997-06-11 1997-06-11 ウェーハ姿勢合わせ装置及び該装置を具備した半導体製造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH113929A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002151576A (ja) * 2000-07-27 2002-05-24 Applied Materials Inc ウェハ処理ロボット用の、基板搬送時の中心検出及びノッチ整列装置
JP2006303249A (ja) * 2005-04-21 2006-11-02 Ebara Corp ウエハ受渡装置、ポリッシング装置、及びウエハ受け取り方法
JP2011146600A (ja) * 2010-01-15 2011-07-28 Kawasaki Heavy Ind Ltd アライナ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002151576A (ja) * 2000-07-27 2002-05-24 Applied Materials Inc ウェハ処理ロボット用の、基板搬送時の中心検出及びノッチ整列装置
JP2006303249A (ja) * 2005-04-21 2006-11-02 Ebara Corp ウエハ受渡装置、ポリッシング装置、及びウエハ受け取り方法
JP2011146600A (ja) * 2010-01-15 2011-07-28 Kawasaki Heavy Ind Ltd アライナ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5474410A (en) Multi-chamber system provided with carrier units
JP3288200B2 (ja) 真空処理装置
JP3963846B2 (ja) 熱的処理方法および熱的処理装置
JP4524132B2 (ja) 真空処理装置
US20130180448A1 (en) Substrate transfer device and substrate processing system
EP1866958B1 (en) High speed substrate aligner apparatus
JP2002520860A (ja) ウェハーを極小接触でハンドリングするためのウェハーキャリア及び方法
WO1999052143A1 (fr) Mecanisme d'alignement et dispositif de traitement de semi-conducteurs utilisant ce mecanisme
JPH0555342A (ja) ウエーハチヤツクおよびウエーハ搬送装置
EP2346073B1 (en) Prealigner
JP7418241B2 (ja) 位置決め装置、処理システム及び位置決め方法
JP3485990B2 (ja) 搬送方法及び搬送装置
JP2004022805A (ja) 熱的処理装置および熱的処理方法
JPH113929A (ja) ウェーハ姿勢合わせ装置及び該装置を具備した半導体製造装置
JP2004146714A (ja) 被処理体の搬送機構
JP2002299421A (ja) ノッチ整列方法及びノッチ整列機構並びに半導体製造装置
JPH0525642A (ja) 熱処理装置
JP7623023B2 (ja) ウェーハアライナー
JP3138291B2 (ja) 半導体ウエハの熱処理方法
JP2000323549A (ja) 真空処理装置
JP3260160B2 (ja) 板状体の配列ピッチ変換装置
JP3218549B2 (ja) 筐体搬入・搬出機構及び処理装置
JP3273694B2 (ja) 処理装置及び処理方法
JP4446816B2 (ja) 基板角度位置補正装置
JP2000349134A (ja) 処理装置