JPH1134544A - テープ入りカードの製造方法 - Google Patents
テープ入りカードの製造方法Info
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- JPH1134544A JPH1134544A JP18961097A JP18961097A JPH1134544A JP H1134544 A JPH1134544 A JP H1134544A JP 18961097 A JP18961097 A JP 18961097A JP 18961097 A JP18961097 A JP 18961097A JP H1134544 A JPH1134544 A JP H1134544A
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- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims abstract description 57
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- BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N Vinyl chloride Chemical compound ClC=C BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 12
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- G03H—HOLOGRAPHIC PROCESSES OR APPARATUS
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、オーバーシートを製造すると同時に
テープの転写及び埋め込み、圧延を同時に行うと共に、
熱プレスの時間を短縮しカードの品質向上と、かつカー
ドの製造工程を短縮し、コスト削減を図ったカードの製
造方法を提供することにある。 【解決手段】4〜5本の加熱されたカレンダーロール部
に、塩化ビニル樹脂等の熱可塑性樹脂を一定量ずつ供給
し、溶融圧延してなるフィルムに複数本のテープを連続
して設けた樹脂フィルムを、センターコアシートにラミ
ネートしてなるテープ入りカードの製造方法であって、
前記カレンダーロール部に、所定の幅にスリットされた
複数本のテープを供給し、前記樹脂フィルムの片面に、
所定の間隔で、かつフィルムの流れ方向と平行に複数本
のテープを貼り込み圧延し、表面を平滑にしてなる樹脂
フィルムを特徴とする。
テープの転写及び埋め込み、圧延を同時に行うと共に、
熱プレスの時間を短縮しカードの品質向上と、かつカー
ドの製造工程を短縮し、コスト削減を図ったカードの製
造方法を提供することにある。 【解決手段】4〜5本の加熱されたカレンダーロール部
に、塩化ビニル樹脂等の熱可塑性樹脂を一定量ずつ供給
し、溶融圧延してなるフィルムに複数本のテープを連続
して設けた樹脂フィルムを、センターコアシートにラミ
ネートしてなるテープ入りカードの製造方法であって、
前記カレンダーロール部に、所定の幅にスリットされた
複数本のテープを供給し、前記樹脂フィルムの片面に、
所定の間隔で、かつフィルムの流れ方向と平行に複数本
のテープを貼り込み圧延し、表面を平滑にしてなる樹脂
フィルムを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気テープ、ホロ
グラムテープ等を設けたプラスチックカードに関し、特
に、予めテープを樹脂フィルム上に埋め込んだフィルム
をラミネートしたテープ入りカードの製造方法に関す
る。
グラムテープ等を設けたプラスチックカードに関し、特
に、予めテープを樹脂フィルム上に埋め込んだフィルム
をラミネートしたテープ入りカードの製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、厚みが0.5mm程度の乳白
色で不透明な塩化ビニル樹脂等からなるセンターコアシ
ートに、文字、絵柄等の印刷を施し、この表裏に、磁気
テープ、ホログラムテープ等を所定の位置に設けた、厚
みが0.1mm程度の透明樹脂フィルムからなるオーバ
ーシートを仮貼りし、熱プレスによりテープとオーバー
シートの表面を平滑にして、さらにこのオーバーシート
をセンターコアシートにラミネートした後、所定の大き
さに型抜きするプラスチックカードがしられている。
色で不透明な塩化ビニル樹脂等からなるセンターコアシ
ートに、文字、絵柄等の印刷を施し、この表裏に、磁気
テープ、ホログラムテープ等を所定の位置に設けた、厚
みが0.1mm程度の透明樹脂フィルムからなるオーバ
ーシートを仮貼りし、熱プレスによりテープとオーバー
シートの表面を平滑にして、さらにこのオーバーシート
をセンターコアシートにラミネートした後、所定の大き
さに型抜きするプラスチックカードがしられている。
【0003】例えば、上記カードの製造方法は、図2
(A)に示すように、所定の大きさのセンターコアシー
ト12の表裏より、透明な連続したオーバーシート1
1,11を仮貼りしてセンターコア12の大きさに合わ
せてシートカットする。さらに、(B)に示すように、
シートカットされた全紙サイズのオーバーシート11の
表面或いは表裏面の所定の位置に、所定の幅にスリット
された複数本の磁気テープ15を仮転写する。次に、
(C)は、テープを仮転写した樹脂フィルム11をセン
ターコア12に仮貼りしたカードの全紙状態を示すもの
で、この段階では樹脂フィルム上のテープ15には段差
がみられる。従って、図示はしないが、テープ15が転
写されたカード全紙を熱プレス機により、テープの樹脂
フィルム11への埋め込みと、この樹脂フィルム11を
センターコア12にラネネートすることが行われてい
た。この熱プレスは、仮貼りされたテープのエッジに生
じる段差をなくすため、オーバーシートに埋め込みこの
表面を平滑にし、かつセンターコアにオーバーシートを
熱により溶融ラミネートし、テープ及びオーバーシート
が剥離しないようにすると共に、所定のカード厚みにす
るものである。さらに、このカード全紙を所定のカード
の大きさに型抜きすることにより、磁気テープ入りのプ
ラスチックカードを得ることができる。
(A)に示すように、所定の大きさのセンターコアシー
ト12の表裏より、透明な連続したオーバーシート1
1,11を仮貼りしてセンターコア12の大きさに合わ
せてシートカットする。さらに、(B)に示すように、
シートカットされた全紙サイズのオーバーシート11の
表面或いは表裏面の所定の位置に、所定の幅にスリット
された複数本の磁気テープ15を仮転写する。次に、
(C)は、テープを仮転写した樹脂フィルム11をセン
ターコア12に仮貼りしたカードの全紙状態を示すもの
で、この段階では樹脂フィルム上のテープ15には段差
がみられる。従って、図示はしないが、テープ15が転
写されたカード全紙を熱プレス機により、テープの樹脂
フィルム11への埋め込みと、この樹脂フィルム11を
センターコア12にラネネートすることが行われてい
た。この熱プレスは、仮貼りされたテープのエッジに生
じる段差をなくすため、オーバーシートに埋め込みこの
表面を平滑にし、かつセンターコアにオーバーシートを
熱により溶融ラミネートし、テープ及びオーバーシート
が剥離しないようにすると共に、所定のカード厚みにす
るものである。さらに、このカード全紙を所定のカード
の大きさに型抜きすることにより、磁気テープ入りのプ
ラスチックカードを得ることができる。
【0004】しかしながら、上述したカードの製造方法
においては、オーバーシートの製造及び仮貼りと、磁気
テープの仮転写は別の工程で行われているため、一回の
熱プレスで、テープをオーバーシートに埋め込み表面を
平滑にすることと、センターコアにオーバーシートを溶
融し、熱ラミネートする工程が行われていたため、プレ
ス時間がかかると共に、カード全紙の厚みにバラツキが
発生し、均一にならない等の問題があった。
においては、オーバーシートの製造及び仮貼りと、磁気
テープの仮転写は別の工程で行われているため、一回の
熱プレスで、テープをオーバーシートに埋め込み表面を
平滑にすることと、センターコアにオーバーシートを溶
融し、熱ラミネートする工程が行われていたため、プレ
ス時間がかかると共に、カード全紙の厚みにバラツキが
発生し、均一にならない等の問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】さらに加えて、磁気テ
ープが仮転写のため、欠け、ゴミの付着等の転写不良の
発生が多かった。また、表裏に磁気テープを設けたカー
ドの場合、仮転写を表裏別々に行う必要があり、工程を
複雑にしていた。そこで本発明は、オーバーシートを製
造すると同時にテープの転写及び埋め込み、圧延を同時
に行うと共に、熱プレスの時間を短縮しカードの品質向
上と、かつカードの製造工程を短縮し、コスト削減を図
ったカードの製造方法を提供することにある。
ープが仮転写のため、欠け、ゴミの付着等の転写不良の
発生が多かった。また、表裏に磁気テープを設けたカー
ドの場合、仮転写を表裏別々に行う必要があり、工程を
複雑にしていた。そこで本発明は、オーバーシートを製
造すると同時にテープの転写及び埋め込み、圧延を同時
に行うと共に、熱プレスの時間を短縮しカードの品質向
上と、かつカードの製造工程を短縮し、コスト削減を図
ったカードの製造方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、4〜5本の加熱されたカレンダーロール部
に、塩化ビニル樹脂等の熱可塑性樹脂を一定量ずつ供給
し、溶融圧延してなるフィルムに複数本のテープを連続
して設けた樹脂フィルムを、塩化ビニルシート等からな
るセンターコアシートにラミネートしてなるテープ入り
カードの製造方法であって、前記カレンダーロール部
に、所定の幅にスリットされた複数本のテープを供給
し、前記樹脂フィルムの片面に、所定の間隔で、かつフ
ィルムの流れ方向と平行に複数本のテープを貼り込み圧
延し、表面を平滑にしてなる樹脂フィルムをラミネート
したことを特徴とするテープ入りカードの製造方法を提
供するものである。
に本発明は、4〜5本の加熱されたカレンダーロール部
に、塩化ビニル樹脂等の熱可塑性樹脂を一定量ずつ供給
し、溶融圧延してなるフィルムに複数本のテープを連続
して設けた樹脂フィルムを、塩化ビニルシート等からな
るセンターコアシートにラミネートしてなるテープ入り
カードの製造方法であって、前記カレンダーロール部
に、所定の幅にスリットされた複数本のテープを供給
し、前記樹脂フィルムの片面に、所定の間隔で、かつフ
ィルムの流れ方向と平行に複数本のテープを貼り込み圧
延し、表面を平滑にしてなる樹脂フィルムをラミネート
したことを特徴とするテープ入りカードの製造方法を提
供するものである。
【0007】また、請求項1に記載のテープ入りカード
の製造方法において、前記貼り込むテープが、磁気テー
プからなることを特徴とする。
の製造方法において、前記貼り込むテープが、磁気テー
プからなることを特徴とする。
【0008】また、請求項1に記載のテープ入りカード
の製造方法において、前記貼り込むテープが、ホログラ
ムテープ又は偽造防止用の紙テープからなることを特徴
とする。
の製造方法において、前記貼り込むテープが、ホログラ
ムテープ又は偽造防止用の紙テープからなることを特徴
とする。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明は、4〜5本の加熱された
カレンダーロール部に、塩化ビニル樹脂等の熱可塑性樹
脂を一定量ずつ供給し、溶融圧延してなるフィルムに複
数本のテープを連続して設けた樹脂フィルムを、塩化ビ
ニルシート等からなるセンターコアシートにラミネート
してなるテープ入りカードの製造方法であって、前記カ
レンダーロール部に、所定の幅にスリットされた複数本
のテープを供給し、前記樹脂フィルムの片面に、所定の
間隔で、かつフィルムの流れ方向と平行に複数本のテー
プを貼り込み圧延し、表面を平滑にしてなる樹脂フィル
ムをラミネートしたことを特徴とするテープ入りカード
の製造方法を提供するものである。また、このテープ
が、磁気テープ又はホログラムテープ又は偽造防止用の
紙テープであることを特徴とするものである。
カレンダーロール部に、塩化ビニル樹脂等の熱可塑性樹
脂を一定量ずつ供給し、溶融圧延してなるフィルムに複
数本のテープを連続して設けた樹脂フィルムを、塩化ビ
ニルシート等からなるセンターコアシートにラミネート
してなるテープ入りカードの製造方法であって、前記カ
レンダーロール部に、所定の幅にスリットされた複数本
のテープを供給し、前記樹脂フィルムの片面に、所定の
間隔で、かつフィルムの流れ方向と平行に複数本のテー
プを貼り込み圧延し、表面を平滑にしてなる樹脂フィル
ムをラミネートしたことを特徴とするテープ入りカード
の製造方法を提供するものである。また、このテープ
が、磁気テープ又はホログラムテープ又は偽造防止用の
紙テープであることを特徴とするものである。
【0010】図に基づき実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明に係わるテープ入りの樹脂シートの製造
工程を示すもので、(A)は、樹脂シートをカレンダー
法により製造し磁気テープを貼り付け圧延する装置の概
略説明図であり、(B)は、完成した磁気テープ入りの
樹脂シートの説明図で、(C)は、磁気テープ入りの樹
脂シートの断面説明図である。
図1は、本発明に係わるテープ入りの樹脂シートの製造
工程を示すもので、(A)は、樹脂シートをカレンダー
法により製造し磁気テープを貼り付け圧延する装置の概
略説明図であり、(B)は、完成した磁気テープ入りの
樹脂シートの説明図で、(C)は、磁気テープ入りの樹
脂シートの断面説明図である。
【0011】従来は、樹脂フィルムに磁気テープを仮貼
りしていたが、本発明は、図1(A)に示すように、4
〜5本の加熱されたカレンダーロール部10に、塩化ビ
ニル樹脂等の熱可塑性樹脂を一定量ずつ、例えばTダイ
13により供給し、一定の厚みになるように調整した熱
ロールにより透明な塩化ビニル樹脂フィルム11を、所
謂、カレンダー法により作製した後、このフィルム11
の片面に、磁気テープ15を複数本(本発明においては
5本で説明する)所定の間隔で、かつフィルム11の流
れ方向と平行に供給して、熱ロールR,Rで磁気テープ
15を塩化ビニルフィルム11に埋め込むと同時に圧延
して、所定の厚みのテープ入り樹脂シート14を得たも
のである。
りしていたが、本発明は、図1(A)に示すように、4
〜5本の加熱されたカレンダーロール部10に、塩化ビ
ニル樹脂等の熱可塑性樹脂を一定量ずつ、例えばTダイ
13により供給し、一定の厚みになるように調整した熱
ロールにより透明な塩化ビニル樹脂フィルム11を、所
謂、カレンダー法により作製した後、このフィルム11
の片面に、磁気テープ15を複数本(本発明においては
5本で説明する)所定の間隔で、かつフィルム11の流
れ方向と平行に供給して、熱ロールR,Rで磁気テープ
15を塩化ビニルフィルム11に埋め込むと同時に圧延
して、所定の厚みのテープ入り樹脂シート14を得たも
のである。
【0012】すなわち、図1(C)に示すように、塩化
ビニル樹脂フィルム11の片面に磁気テープ15が埋め
込まれたテープ入りの樹脂フィルム14となる。従っ
て、この磁気テープ入りの樹脂フィルム14は、樹脂フ
ィルムの作製と同時に表面が平滑に圧延されたものとな
る。なお、この磁気テープ入りの樹脂フィルム14の厚
みは、0.08〜0.12mmの範囲が好ましく、カー
ドにした際に規格に適合する。
ビニル樹脂フィルム11の片面に磁気テープ15が埋め
込まれたテープ入りの樹脂フィルム14となる。従っ
て、この磁気テープ入りの樹脂フィルム14は、樹脂フ
ィルムの作製と同時に表面が平滑に圧延されたものとな
る。なお、この磁気テープ入りの樹脂フィルム14の厚
みは、0.08〜0.12mmの範囲が好ましく、カー
ドにした際に規格に適合する。
【0013】また、本発明は磁気テープ入りの樹脂フィ
ルム14で説明したが、テープとしては、例えばホログ
ラムをテープ状にスリットしたもの、或いは紙層中に金
属片等を抄き込んだ偽造防止策が施された紙テープであ
っても、上記同様に樹脂フィルム11中に埋め込むこと
も可能で、カードに作製した際、偽造防止効果の高いカ
ードを得ることができる。
ルム14で説明したが、テープとしては、例えばホログ
ラムをテープ状にスリットしたもの、或いは紙層中に金
属片等を抄き込んだ偽造防止策が施された紙テープであ
っても、上記同様に樹脂フィルム11中に埋め込むこと
も可能で、カードに作製した際、偽造防止効果の高いカ
ードを得ることができる。
【0014】次に、図示はしないが、従来工程と同様
に、絵柄等の印刷が施されたセンターコア層12(厚み
が0.45〜0.60mmの範囲の塩化ビニルシート)
に、テープ入り樹脂シート14と、樹脂シート11を仮
貼りしてセンターコア12に合わせてシートカットした
後、熱プレス機に入れてこの樹脂シートをラミネートす
ることでカード全紙が得られる。次いで、所定のカード
型により打ち抜くことでプラスチックカードを得ること
ができる。この際、従来に比較して、熱プレス時間は大
幅に短縮されるので、厚さのバラツキが少ない所定の厚
さのカードが得られる。なお、テープ入り樹脂シートは
センターコアシート12の片面だけでなく、両面にラミ
ネートすることも可能である。
に、絵柄等の印刷が施されたセンターコア層12(厚み
が0.45〜0.60mmの範囲の塩化ビニルシート)
に、テープ入り樹脂シート14と、樹脂シート11を仮
貼りしてセンターコア12に合わせてシートカットした
後、熱プレス機に入れてこの樹脂シートをラミネートす
ることでカード全紙が得られる。次いで、所定のカード
型により打ち抜くことでプラスチックカードを得ること
ができる。この際、従来に比較して、熱プレス時間は大
幅に短縮されるので、厚さのバラツキが少ない所定の厚
さのカードが得られる。なお、テープ入り樹脂シートは
センターコアシート12の片面だけでなく、両面にラミ
ネートすることも可能である。
【0015】すなわち、従来はセンターコアへの印刷、
センターコアへの樹脂シートの仮貼り、樹脂シートへの
テープ仮転写(裏面へのテープ仮転写)、テープの埋め
込み熱プレス、センターコアへのラミネート熱プレス、
カードに型抜きする工程が必要であったが、本発明は、
センターコアへの印刷、テープ入り樹脂シートの作製、
センターコアへのテープ入りシート及び樹脂シートの仮
貼り、ラミネート熱プレス、カードの型抜き、の工程で
カードを得ることができた。
センターコアへの樹脂シートの仮貼り、樹脂シートへの
テープ仮転写(裏面へのテープ仮転写)、テープの埋め
込み熱プレス、センターコアへのラミネート熱プレス、
カードに型抜きする工程が必要であったが、本発明は、
センターコアへの印刷、テープ入り樹脂シートの作製、
センターコアへのテープ入りシート及び樹脂シートの仮
貼り、ラミネート熱プレス、カードの型抜き、の工程で
カードを得ることができた。
【0016】
【発明の効果】本発明は以上の構成であるから、下記に
示す如き効果がある。すなわち、テープ入りカードの製
造工程は、樹脂シートの製造と、テープ転写、埋め込み
圧延を一工程で行うことと、ラミネートのための熱プレ
ス時間のみにする等の製造工程を削減することにより、
カードの製造コストを低減することが可能となった。ま
た、熱プレス工程の削減及び熱プレス時間を短縮するこ
とで、カードの品質向上が可能となる。さらに加えて、
磁気テープの代わりに、ホログラムや偽造防止用の紙テ
ープを樹脂シートに埋め込むことで、樹脂シート、或い
はカードに偽造防止効果を付与することができる、等の
優れた種々の効果を奏する。
示す如き効果がある。すなわち、テープ入りカードの製
造工程は、樹脂シートの製造と、テープ転写、埋め込み
圧延を一工程で行うことと、ラミネートのための熱プレ
ス時間のみにする等の製造工程を削減することにより、
カードの製造コストを低減することが可能となった。ま
た、熱プレス工程の削減及び熱プレス時間を短縮するこ
とで、カードの品質向上が可能となる。さらに加えて、
磁気テープの代わりに、ホログラムや偽造防止用の紙テ
ープを樹脂シートに埋め込むことで、樹脂シート、或い
はカードに偽造防止効果を付与することができる、等の
優れた種々の効果を奏する。
【図1】本発明のテープ入りカードの製造工程における
テープ入りの樹脂シートの製造工程を示すもので、
(A)は、樹脂シートをカレンダー法により製造し磁気
テープを貼り付け圧延する工程の概略説明図であり、
(B)は、完成した磁気テープ入りの樹脂シートの説明
図で、(C)は、磁気テープ入りの樹脂シートの断面説
明図である。
テープ入りの樹脂シートの製造工程を示すもので、
(A)は、樹脂シートをカレンダー法により製造し磁気
テープを貼り付け圧延する工程の概略説明図であり、
(B)は、完成した磁気テープ入りの樹脂シートの説明
図で、(C)は、磁気テープ入りの樹脂シートの断面説
明図である。
【図2】従来のテープ入りカードの製造工程を示すもの
で、(A)は、センターコアの両面に樹脂フィルムを仮
貼りする工程の説明図であり、(B)は、仮貼りされた
樹脂フィルムにテープを仮貼りする工程の説明図で、
(C)は、仮貼りされた樹脂フィルムにテープが仮貼り
された熱プレス前の状態を示す説明図である。
で、(A)は、センターコアの両面に樹脂フィルムを仮
貼りする工程の説明図であり、(B)は、仮貼りされた
樹脂フィルムにテープを仮貼りする工程の説明図で、
(C)は、仮貼りされた樹脂フィルムにテープが仮貼り
された熱プレス前の状態を示す説明図である。
10‥‥カレンダーロール部 11‥‥樹脂フィルム 12‥‥センターコア 13‥‥Tダイ 14‥‥テープ入り樹脂シート 15‥‥テープ(磁気テープ、ホログラムテープ、紙テ
ープ) R ‥‥熱ロール
ープ) R ‥‥熱ロール
Claims (3)
- 【請求項1】4〜5本の加熱されたカレンダーロール部
に、塩化ビニル樹脂等の熱可塑性樹脂を一定量ずつ供給
し、溶融圧延してなるフィルムに複数本のテープを連続
して設けた樹脂フィルムを、塩化ビニルシート等からな
るセンターコアシートにラミネートしてなるテープ入り
カードの製造方法であって、前記カレンダーロール部
に、所定の幅にスリットされた複数本のテープを供給
し、前記樹脂フィルムの片面に、所定の間隔で、かつフ
ィルムの流れ方向と平行に複数本のテープを貼り込み圧
延し、表面を平滑にしてなる樹脂フィルムをラミネート
したことを特徴とするテープ入りカードの製造方法。 - 【請求項2】前記貼り込むテープが、磁気テープからな
ることを特徴とする請求項1に記載のテープ入りカード
の製造方法。 - 【請求項3】前記貼り込むテープが、ホログラムテープ
又は偽造防止用の紙テープからなることを特徴とする請
求項1に記載のテープ入りカードの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18961097A JPH1134544A (ja) | 1997-07-15 | 1997-07-15 | テープ入りカードの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18961097A JPH1134544A (ja) | 1997-07-15 | 1997-07-15 | テープ入りカードの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1134544A true JPH1134544A (ja) | 1999-02-09 |
Family
ID=16244196
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18961097A Pending JPH1134544A (ja) | 1997-07-15 | 1997-07-15 | テープ入りカードの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1134544A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103886354A (zh) * | 2014-03-14 | 2014-06-25 | 罗后帅 | 一种自动裱膜点焊机的点切磁条机构 |
CN103935055A (zh) * | 2014-03-14 | 2014-07-23 | 罗后帅 | 一种自动裱膜点焊机 |
-
1997
- 1997-07-15 JP JP18961097A patent/JPH1134544A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103886354A (zh) * | 2014-03-14 | 2014-06-25 | 罗后帅 | 一种自动裱膜点焊机的点切磁条机构 |
CN103935055A (zh) * | 2014-03-14 | 2014-07-23 | 罗后帅 | 一种自动裱膜点焊机 |
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